JPH0454068Y2 - - Google Patents

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JPH0454068Y2
JPH0454068Y2 JP13742685U JP13742685U JPH0454068Y2 JP H0454068 Y2 JPH0454068 Y2 JP H0454068Y2 JP 13742685 U JP13742685 U JP 13742685U JP 13742685 U JP13742685 U JP 13742685U JP H0454068 Y2 JPH0454068 Y2 JP H0454068Y2
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JP
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bottom plate
seat
cushion body
rear fender
opening
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JP13742685U
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  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車輌、特にバギー車等の不整地走行用
車輌のシート構造に関する。
(従来技術及びその問題点) レジヤー及び実用車として鞍乗り型バギー車が
あり、この鞍乗り型バギー車は前輪が1又は2
輪、後輪が2輪の三輪又は四輪車輌で不整地地形
走行を可能とし、乗員が重心を移動させて操向す
るようにした車輌で、このようなバギー車は例え
ば実公昭57−39259号公報等に開示されているよ
うに公知である。
かかるバギー車においては、第5図及び第6図
に示すようにリヤフエンダ1の中央部上面にシー
ト2が載置固定されており、該シート2は底板3
上に発泡ウレタン樹脂等よりなるクツシヨン本体
4を表皮5によつて被覆して成る。底板3の底部
3aは第6図に示すように断面が凹凸をなす波形
状をなし、この凸部所定箇所にはエア抜き用の孔
6が複数個穿設され、乗員がシート2着座時に該
孔6からエア抜きするようになつている。
ところで、バギー車は湿地や泥地、軟弱地等の
走行環境の劣悪な場所を走行するため、走行時に
前輪、後輪が跳上げる泥水等が前記リヤフエンダ
1やシート2に巻き上げられてリヤフエンダ1と
底板3との間に達することがある。前記従来例で
は、これらの水が底板3に形成した孔6からクツ
シヨン本体4に浸入するのを防ぐため、上述のよ
うに該孔6を凸部(高部位)に形成しているが、
乗員の乗り心地等からこの凹凸に高低差をつける
ことにも限度があつた。
(考案の目的) 本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、悪
路走行時等においても水が浸入することを防ぐ車
輌のシート構造を提供することを目的とする。
(考案の概要) 上記目的を達成するために本考案においては、
左右一対の後輪の上方を覆うリヤフエンダの中央
部上面に配設され、前部が燃料タンク後端に沿つ
て斜め上方に傾斜する底板上にクツシヨン本体を
配設して成るシートの該底板前端にエア抜き用の
開口部を設けた構成とするものである。
(考案の実施例) 以下本考案の一実施例を添付図面に基づいて説
明する。
第1図は本考案を適用した不整地走行用の三輪
バギー車を示し、該バギー車10のフレームボデ
イ11の前部には前車軸12を介して低圧バルー
ンタイヤを装着する前輪13が軸支され、後部に
は後車軸(図示せず)を介して一対の低圧バルー
ンタイヤを装着する後輪14(左側のみ図示)が
軸支され、中央部にはエンジン15が装備されて
いる。フレームボデイ11の前方上部には燃料タ
ンク16が、後方上部には一対の後輪14を覆蓋
するようにカバー兼用のリヤフエンダ17が夫々
固定されている。該リヤフエンダ17の上部略中
央にはシート18が載置固着され、該シート18
の前端は燃料タンク16の後端上面を覆うように
斜め上方に張出して形成されている。
該シート18は第2図に示すように、略舟形を
なす底板20と、該底板20上に載置されるクツ
シヨン本体21と、該クツシヨン本体21を覆う
表皮22等により構成される。
底板20は硬質の剛性樹脂部材で形成されてお
り、リヤフエンダ17上に載置される底部20a
とタンク16後端上面を覆うように斜め上方に張
出した前部20bとから成る。この前部20bの
前端近傍の、例えばリヤフエンダ17から高さ方
向に距離Lだけ高部位において、幅方向略中央に
開口部20cが穿設されている。この開口部20
cは、シート18に乗員が着座した際、クツシヨ
ン本体21のエア抜き用に形成されたものであ
る。該開口部20cの前端には略長方形状のリブ
20dが延設され、その端面20d′が燃料タンク
16の対向面とごくわずかな間隙をなして離隔対
向するように形成されている。このリブ20dは
前記底部20a方向にごくわずかに彎曲形成さ
れ、開口部20cを斜め上方から覆うようになつ
ている。
クツシヨン本体21は発泡ウレタン樹脂等の合
成樹脂部材で形成され、表皮22によつて全面的
に覆われている。
表皮22は、例えばビニール等の防水性を有す
る合成樹脂部材で形成され、その周縁は底板20
の周縁に沿つて上方に巻き上げられている。この
表皮22の周縁と底板20の周縁との間には合成
樹脂部材で形成された防水性を有するテープ部材
24が全周に亘つて介装され、前記表皮22及び
テープ部材24は、止め金25によつて一体的に
底板20に固着されている。
上述のように、エア抜き用の開口部20cがリ
ヤフエンダ17よりも距離Lだけ高部位に穿設さ
れているので、例えば燃料タンク16とリヤフエ
ンダ17との間の間隙Aに跳上げられた水が該開
口部20cからクツシヨン本体21内へ浸入する
ことを防ぐことができる。また、リブ20dが形
成されているため、例えば燃料タンク16とシー
ト18の前端との間の間隙Bから水が浸入しても
リブ20dによつて、これらの水が該開口部20
cからクツシヨン本体21内部に浸入することを
防ぐことができる。
更に、底板20の周縁部にはその全周に亘つて
防水性を有するテープ部材24を介して表皮22
の周縁部が固着されているため、この周縁部から
の水の浸入を防ぐことができる。
(考案の効果) 以上詳述した如く本考案によれば、左右一対の
後輪の上方を覆うリヤフエンダの中央部上面に配
設され、前部が燃料タンク後端に沿つて斜め上方
に傾斜する底板上にクツシヨン本体を配設して成
るシートの該底板前端にエア抜き用の開口部を設
けたので、該開口部の形成部位がリヤフエンダか
ら高部位にあり、悪路走行時でもシート本体内へ
の水の浸入を防止することができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用したバギー車の外観図、
第2図は本考案に係るシートの断面図、第3図は
第2図の−矢視図、第4図は第2図の−
矢視図、第5図は従来例を示す図、第6図は第5
図の−矢視図である。 16……燃料タンク、17……リヤフエンダ、
18……シート、20……底板、20c……開口
部、21……クツシヨン本体、22……表皮。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右一対の後輪の上方を覆うリヤフエンダの中
    央部上面に配設され、前部が燃料タンク後端に沿
    つて斜め上方に傾斜する底板上にクツシヨン本体
    を配設して成るシートの該底板前端にエア抜き用
    の開口部を設けたことを特徴とする車輌のシート
    構造。
JP13742685U 1985-09-10 1985-09-10 Expired JPH0454068Y2 (ja)

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JP13742685U JPH0454068Y2 (ja) 1985-09-10 1985-09-10

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JP13742685U JPH0454068Y2 (ja) 1985-09-10 1985-09-10

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Publication Number Publication Date
JPS6246283U JPS6246283U (ja) 1987-03-20
JPH0454068Y2 true JPH0454068Y2 (ja) 1992-12-18

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JP13742685U Expired JPH0454068Y2 (ja) 1985-09-10 1985-09-10

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2697496B2 (ja) * 1992-07-13 1998-01-14 ブラザー工業株式会社 ホトインタラプタ

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Publication number Publication date
JPS6246283U (ja) 1987-03-20

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