JPH0122795Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 ａ 産業上の利用分野 本考案は鞍乗型三輪車又は鞍乗型四輪等の鞍乗
型後二輪自動車のリヤバンパーに関する。

ｂ 従来の技術 不整地走行用の小型自動車として開発され、低
圧バルーンタイヤ１を装着した鞍乗型四輪車２を
第２図に示す。

このタイプの鞍乗型小型自動車は、不整地を走
行するので、リヤフエンダー３と低圧バルーンタ
イヤ１との間に木や石を巻き込むおそれがあつ
た。このようにして木や石を巻き込むと、低圧バ
ルーンタイヤ１を傷つけ、走行に支障を来すおそ
れがあつた。

ｃ 考案が解決しようとする課題 本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、不
整地走行用の鞍乗型三輪車又は鞍乗型四輪車等の
鞍乗型後二輪自動車において、フートレストと後
輪との間にリヤバンパーを設け、木や石を巻き込
むことを防止したものである。

ｄ 課題を解決するための手段 以下に添付図面に示した実施例を参照しながら
本考案を説明する。

第１図ａ，ｂは本考案に係るリヤバンパーを装
着した鞍乗型四輪車３を示す。図において、５は
前輪、６は後輪、７は低圧バルーンタイヤであ
る。

８は本考案に係るリヤバンバーで、フートレス
ト９と低圧バルーンタイヤ７の間において、車体
フレーム１０に装着されている。リヤバンパー８
は、図に示されるように後輪６，６に装着される
両低圧バルーンタイヤ７，７間の幅よりもその長
さを長く設定している。

なお、リヤバンパー８はパイプ状の部材で構成
することができ、車体フレーム１０にボルト締め
することによつて着脱自在に装着することができ
る。また、リヤバンパー８の地面よりの高さも走
行状況に合わせて任意に設定することができる。

ｅ 作用 上記構成の本考案に係るリヤバンパー８は、走
行中に、木や石がはね上がつても、これをはね返
すことができるので、木や石が低圧バルーンタイ
ヤ７とリヤフエンダー１１との間に巻き込まれる
ことはない。さらに、リヤバンパー８は、両低圧
バルーンタイヤ７，７間の幅よりも長いので、こ
れら両低圧バルーンタイヤ７，７の前面を確実に
カバーする。

なお、リヤバンパー８は直接車体フレーム１０
に装着されており、十分な取付強度を保持する。

ｆ 効果 上記のように本考案に係るリヤバンパーは、木
や石が低圧バルーンタイヤとリヤフエンダーとの
間に巻き込まれることを防止するので、低圧バル
ーンタイヤを傷つけることがなく、実用上その効
果は大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図ａ，ｂは本考案に係るリヤバンパー装着
した鞍乗型四輪車の側面図、平面図、第２図は従
来の鞍乗型四輪車の斜視図である。 １，７…低圧バルーンタイヤ、３，１１…リヤ
フエンダー、５…前輪、６…後輪、８…リヤバン
パー、９…フートレスト、１０…車体フレーム。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 不整地走行用の鞍乗型後二輪自動車において、
   フートレスト９と後輪６の間に位置するように車
   体フレーム１０に着脱自在に装着され、上記後輪
   ６の両低圧バルーンタイヤ７，７間の幅よりもそ
   の長さが長く設定され、両低圧バルーンタイヤ
   ７，７の前面をカバーするようにしたことを特徴
   とする鞍乗型後二輪自動車のリヤバンパー。