JPH0453703Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0453703Y2 JPH0453703Y2 JP1987000856U JP85687U JPH0453703Y2 JP H0453703 Y2 JPH0453703 Y2 JP H0453703Y2 JP 1987000856 U JP1987000856 U JP 1987000856U JP 85687 U JP85687 U JP 85687U JP H0453703 Y2 JPH0453703 Y2 JP H0453703Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hook
- connecting portion
- engagement hole
- edge
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Assembled Shelves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は棚板、吊戸棚等の被着体取付用フツク
の固定装置に関するものである。
の固定装置に関するものである。
このフツクは通常下向きに形成され、これを支
柱等の支持部材に穿設した係合孔に係止して取付
けられるが、取付けた際、フツクの上縁と係合孔
の上縁との間に間隙があるため、振動、衝撃等に
よりフツクが上下してガタ付きを生じ、また上方
に押上げられた際、フツクが外れる等のおそれが
ある。
柱等の支持部材に穿設した係合孔に係止して取付
けられるが、取付けた際、フツクの上縁と係合孔
の上縁との間に間隙があるため、振動、衝撃等に
よりフツクが上下してガタ付きを生じ、また上方
に押上げられた際、フツクが外れる等のおそれが
ある。
本考案はかかるガタ付き等を防止するためなさ
たもので、先端にフツクを有し、基部に管状の連
結部を有するフツク部材の上記連結部の上部開口
後縁に底部がフツクの上縁に連接する嵌合溝を形
成してこれに各棒状の固定具5を出入自在に嵌装
し、フツクを支持部材の係合孔に係止した後、固
定具を突出しフツクの上縁と係合孔の上縁間の間
隙に嵌合せしめてフツク部材を支持部材に固定
し、この連結部を介して被着体を取付けるように
したもので、上記固定具によりフツクの上方への
移動が防止され、また上部をカバー板で塞がれた
嵌合溝によりフツクが傾斜したり外れたりするこ
となく常に正常位置に保持され、またカバー板を
取外すことにより固定具を係合孔から引抜きフツ
クを取外すことができるので取付位置の変更等も
簡単に行い得る等の利点を有している。
たもので、先端にフツクを有し、基部に管状の連
結部を有するフツク部材の上記連結部の上部開口
後縁に底部がフツクの上縁に連接する嵌合溝を形
成してこれに各棒状の固定具5を出入自在に嵌装
し、フツクを支持部材の係合孔に係止した後、固
定具を突出しフツクの上縁と係合孔の上縁間の間
隙に嵌合せしめてフツク部材を支持部材に固定
し、この連結部を介して被着体を取付けるように
したもので、上記固定具によりフツクの上方への
移動が防止され、また上部をカバー板で塞がれた
嵌合溝によりフツクが傾斜したり外れたりするこ
となく常に正常位置に保持され、またカバー板を
取外すことにより固定具を係合孔から引抜きフツ
クを取外すことができるので取付位置の変更等も
簡単に行い得る等の利点を有している。
次にその詳細を図示の実施例について説明する
と、第1図および第2図において、1は支柱、2
は棚板、3はカバー板兼用のブラケツト、4はフ
ツク部材で、フツク部材4は第3図に示すごとく
二枚の板を重ね合せて先端部に下向きのフツク4
a,4aを形成すると共に基部において該板を折
曲げ上下方向に開口を有する角管状の連結部4b
を形成し、その上部開口4cの後縁には底部が上
部フツク4aの上縁と同一面となるよう連接する
嵌合溝4dを形成してこれに角棒状の固定具5を
該連結部4bから出入自在に嵌装してある。また
連結部4bの側壁内面にはナツト6,6が固定さ
れており、上記嵌合溝4dと対向する側には内方
に突出る突出縁4eが形成されている。上記固定
具5は、先端部5aをくさび状に形成すると共に
基部に鍔部5bを設け、その上部後縁に凹陥部5
cを設けてある。
と、第1図および第2図において、1は支柱、2
は棚板、3はカバー板兼用のブラケツト、4はフ
ツク部材で、フツク部材4は第3図に示すごとく
二枚の板を重ね合せて先端部に下向きのフツク4
a,4aを形成すると共に基部において該板を折
曲げ上下方向に開口を有する角管状の連結部4b
を形成し、その上部開口4cの後縁には底部が上
部フツク4aの上縁と同一面となるよう連接する
嵌合溝4dを形成してこれに角棒状の固定具5を
該連結部4bから出入自在に嵌装してある。また
連結部4bの側壁内面にはナツト6,6が固定さ
れており、上記嵌合溝4dと対向する側には内方
に突出る突出縁4eが形成されている。上記固定
具5は、先端部5aをくさび状に形成すると共に
基部に鍔部5bを設け、その上部後縁に凹陥部5
cを設けてある。
而して上記フツク4a,4aを支柱1に所定間
隔に列設した係合孔7,7の下縁に係止せしめた
後、固定具5を嵌合溝4dから突出せしめ、フツ
ク4aと係合孔7上縁間の間隙に嵌入させてフツ
ク部材4を支柱1に固定する。この際、固定具5
は、先端部を係合孔7に嵌合し、凹陥部5cにポ
ンチ等を当ててハンマーで軽く打込むことにより
一層緊密に係合孔7に嵌合し、使用中のガタ付き
等を完全に防止することができる。この状態では
鍔部5bは、上記連結部4b内の突出縁4eに対
向するので万一緩みが生じても固定具5は、突出
縁4eに係止され、係合孔7から固定具5が抜け
落ちることはない。このフツク部材の連結部4b
に断面下向きコ字状のカバー板兼用のブラケツト
3を被嵌して連結部4bの上部開口4cを塞ぎ、
ブラケツト3の基部に対応穿設した取付孔3aを
貫通して上記連結部4bのナツト6に螺着せしめ
たボルト8,8をもつてブラケツト3をフツク部
材4に固定し、このブラケツト3に棚板2は取付
けられている。この棚板2は図示の如く側部の折
曲線2aをブラケツト3にねじ止め9,9しても
よく、その他適宜の方法で取付けることができ
る。ブラケツト3は角管状のものを連結部4bに
被嵌固定してもよい。
隔に列設した係合孔7,7の下縁に係止せしめた
後、固定具5を嵌合溝4dから突出せしめ、フツ
ク4aと係合孔7上縁間の間隙に嵌入させてフツ
ク部材4を支柱1に固定する。この際、固定具5
は、先端部を係合孔7に嵌合し、凹陥部5cにポ
ンチ等を当ててハンマーで軽く打込むことにより
一層緊密に係合孔7に嵌合し、使用中のガタ付き
等を完全に防止することができる。この状態では
鍔部5bは、上記連結部4b内の突出縁4eに対
向するので万一緩みが生じても固定具5は、突出
縁4eに係止され、係合孔7から固定具5が抜け
落ちることはない。このフツク部材の連結部4b
に断面下向きコ字状のカバー板兼用のブラケツト
3を被嵌して連結部4bの上部開口4cを塞ぎ、
ブラケツト3の基部に対応穿設した取付孔3aを
貫通して上記連結部4bのナツト6に螺着せしめ
たボルト8,8をもつてブラケツト3をフツク部
材4に固定し、このブラケツト3に棚板2は取付
けられている。この棚板2は図示の如く側部の折
曲線2aをブラケツト3にねじ止め9,9しても
よく、その他適宜の方法で取付けることができ
る。ブラケツト3は角管状のものを連結部4bに
被嵌固定してもよい。
棚板2の取付位置の変更等の場合は棚板2を取
外した後、ボルト8,8を外してカバー板兼用の
ブラケツト3を取外し、固定具5を支柱1の係合
孔7から引抜けばフツク4を支柱1から取外すこ
とができるので位置変更等も極めて容易に行い得
る。吊戸棚等も上記のブラケツト3を介し取付け
てもよく、また図示しないがフツク4a,4aの
間隔を例えば1つおき或いは2つおきの係合孔
7,7に係止するよう連結部4bを上下方向に延
長してその前壁に戸棚の後面をねじ止め等により
固定してもよい。この場合は連結部4bの上部開
口4cには上記固定具5を保持するためのカバー
板を取付ける。
外した後、ボルト8,8を外してカバー板兼用の
ブラケツト3を取外し、固定具5を支柱1の係合
孔7から引抜けばフツク4を支柱1から取外すこ
とができるので位置変更等も極めて容易に行い得
る。吊戸棚等も上記のブラケツト3を介し取付け
てもよく、また図示しないがフツク4a,4aの
間隔を例えば1つおき或いは2つおきの係合孔
7,7に係止するよう連結部4bを上下方向に延
長してその前壁に戸棚の後面をねじ止め等により
固定してもよい。この場合は連結部4bの上部開
口4cには上記固定具5を保持するためのカバー
板を取付ける。
またブラケツト3を使用せず、連結部4bの側
壁を前方に延出してこれに棚板2を取付けるよう
にしてもよい。この場合は棚板2をカバー板兼用
としてもよく、或は嵌合溝4dの上部を覆うカバ
ー板を別に設けてもよい。
壁を前方に延出してこれに棚板2を取付けるよう
にしてもよい。この場合は棚板2をカバー板兼用
としてもよく、或は嵌合溝4dの上部を覆うカバ
ー板を別に設けてもよい。
本考案は以上のように構成され、連結部4bの
嵌合溝4dに嵌合すべき固定具5の先端部5aを
くさび状に形成した係合孔7に嵌合するようにし
たので、嵌合が容易になると共にくさび作用によ
りフツク部材4のゆるみを防止して係合孔7に確
実に固定することができ、また上記連結部4bの
上部開口4cをカバー板3でおおうと共に上記固
定具5の基部に鍔部5bを設け、これを連結部4
bの突出縁4eに対向させるようにしたので、万
一固定具5と係合孔7の係合がゆるんでも固定具
5はカバー板3で上面を押えられると共に鍔部5
bがフツク部材4の突出縁4eに係止され、固定
具5の脱落が防止される等の実用的な効果を有し
ている。
嵌合溝4dに嵌合すべき固定具5の先端部5aを
くさび状に形成した係合孔7に嵌合するようにし
たので、嵌合が容易になると共にくさび作用によ
りフツク部材4のゆるみを防止して係合孔7に確
実に固定することができ、また上記連結部4bの
上部開口4cをカバー板3でおおうと共に上記固
定具5の基部に鍔部5bを設け、これを連結部4
bの突出縁4eに対向させるようにしたので、万
一固定具5と係合孔7の係合がゆるんでも固定具
5はカバー板3で上面を押えられると共に鍔部5
bがフツク部材4の突出縁4eに係止され、固定
具5の脱落が防止される等の実用的な効果を有し
ている。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は組立状
態を示す外観斜視図、以下拡大して示し、第2図
は要部の縦断側面図、第3図は同分解斜視図であ
る。 1……支持部材、2……棚板、3……カバー板
兼用ブラケツト、4……フツク部材、5……固定
具、6……ナツト、7……係合孔、8,9……ボ
ルト。
態を示す外観斜視図、以下拡大して示し、第2図
は要部の縦断側面図、第3図は同分解斜視図であ
る。 1……支持部材、2……棚板、3……カバー板
兼用ブラケツト、4……フツク部材、5……固定
具、6……ナツト、7……係合孔、8,9……ボ
ルト。
Claims (1)
- 先端部に下向きのフツク4aを有し、基部に管
状の連結部4bを備えたフツク部材4の上記連結
部4bの上部開口4c縁に上記フツク4aの上縁
に連接する嵌合溝4dを形成してこれに、先端部
5aをくさび状に形成し基部に鍔部5bを有する
角棒状の固定具5を出入自在に嵌装し、上記フツ
ク4aを支持部材1に穿設した係合孔7の下縁に
係合すると共に該フツク4aと係合孔7上縁間の
間〓に上記固定具5を突出嵌合せしめてフツク部
材4を支持部材1に固定し、上記固定具5の基部
に対向するように上記連結部4b内に突出縁4e
を形成すると共に上記連結部4bの上部開口4c
にはカバー板3を着脱自在に取付けてなる棚板等
取付用フツクの固定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987000856U JPH0453703Y2 (ja) | 1987-01-07 | 1987-01-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987000856U JPH0453703Y2 (ja) | 1987-01-07 | 1987-01-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63108340U JPS63108340U (ja) | 1988-07-13 |
JPH0453703Y2 true JPH0453703Y2 (ja) | 1992-12-17 |
Family
ID=30778218
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987000856U Expired JPH0453703Y2 (ja) | 1987-01-07 | 1987-01-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0453703Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0866290A (ja) * | 1994-08-31 | 1996-03-12 | Kyoei Kogyo Kk | ハンガーロッドの取付装置 |
JP6787586B2 (ja) * | 2018-02-07 | 2020-11-18 | 株式会社デイエムウッドラボ | 壁面ラックの施工方法 |
JP7283996B2 (ja) * | 2019-06-25 | 2023-05-30 | 株式会社大西 | 連結構造体 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS524255U (ja) * | 1975-06-24 | 1977-01-12 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5241455Y2 (ja) * | 1975-03-22 | 1977-09-20 |
-
1987
- 1987-01-07 JP JP1987000856U patent/JPH0453703Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS524255U (ja) * | 1975-06-24 | 1977-01-12 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63108340U (ja) | 1988-07-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS637770B2 (ja) | ||
JPH0453703Y2 (ja) | ||
JPH06235252A (ja) | パネル取付け具 | |
JPH04258433A (ja) | 壁付属品係止用固定具 | |
KR200442741Y1 (ko) | 벽걸이 제품의 벽면 고정구조 | |
JPH04104939U (ja) | 金 具 | |
JPS62177325U (ja) | ||
US4631888A (en) | Device for holding a panel or other generally flat object on a wall | |
JP2848780B2 (ja) | 物品取付具 | |
JPH0755948Y2 (ja) | ブラケットの抜止装置 | |
JPH0634527U (ja) | 机上サイドパネルの取付構造 | |
JP3874382B2 (ja) | 間仕切における天板の支持装置 | |
JPH036461Y2 (ja) | ||
JPH0212903Y2 (ja) | ||
JP3000429U (ja) | 支脚と棚の係着装置 | |
CA1241364A (en) | Toolless mounting arrangement | |
JP2585648Y2 (ja) | 浴槽エプロンの取付構造 | |
JP2519043Y2 (ja) | 間仕切りパネルにおける幅木の取付装置 | |
JPH0529Y2 (ja) | ||
JPS6217613Y2 (ja) | ||
JPH0127731Y2 (ja) | ||
JPH0616794Y2 (ja) | 抽斗のハンガ−レ−ル取付装置 | |
JPH0722100Y2 (ja) | 支柱への側パネルの取り付け構造 | |
JPS6227181Y2 (ja) | ||
JPH0418419Y2 (ja) |