JP3000429U - 支脚と棚の係着装置 - Google Patents

支脚と棚の係着装置

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JP3000429U
JP3000429U JP1994000952U JP95294U JP3000429U JP 3000429 U JP3000429 U JP 3000429U JP 1994000952 U JP1994000952 U JP 1994000952U JP 95294 U JP95294 U JP 95294U JP 3000429 U JP3000429 U JP 3000429U
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shelf
support leg
supporting leg
piece
groove
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JP1994000952U
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English (en)
Inventor
芳一 田窪
Original Assignee
株式会社田窪工業所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 支脚へ棚の側端部を能率的に確実に係着固定
できて着脱自在な棚の係着装置を提供すること。 【構成】 支脚の外周面に縦方向の条溝を凹設し、条溝
底壁に係止孔を列設し、係止孔に係着具の一側端部の下
向き鉤片を係合し、他側部に設けた立上り片と支脚との
間に形成された空間凹部に棚の側枠を嵌入して抱持挟着
すると共に、係着具の垂片を支脚の係止孔下側の支脚外
周面に当接するよう係着具を形成する。 【効果】 支脚に対して係着具が動揺することなく確実
に係着され、係着具の立上り片で抱持挟着された棚の側
枠がガタ付かず組立て棚の横振れを防止し堅固な組立て
棚を構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 この考案は、支脚の一側へ棚側端部の側枠を係着固定 するようにした支脚と棚の係着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、棚の側端部を支脚へ固定する手段としては、支脚の一 側部に棚側端部を当接し、支脚の外側から支脚を通して棚側端部へ螺具を螺挿す ることにより締付け固定するか又は、支脚へ外側から嵌合する固定具を設け、該 固定具の端部を螺具を介して棚側端部へ締付け固定するかの手段を採用した。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 ところで、前記両固定手段においては、共 に螺具を用いて之を棚側端部へ螺挿しなければならないので、その操作に手間取 って不能率であり、又棚の固定位置を上下調整するのに困難性がある。 そこで、本考案において前記手段を採らず能率的にしかも確実に支脚へ棚側端 部を固定できて、しかも棚が着脱自在に係着できるような棚の係着手段を案出し 、前記問題点を解決したものを提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 支脚の外周面に縦方向の条溝を凹設し、該条 溝の底壁に複数の係止孔を縦列設しておき、前記係止孔へ引掛け手段で係止でき る係止鉤を有する係着具を設け、この係着具の外端部に棚の側枠を嵌着するよう 構成するものであって、前記係着具は、一側部に下向き鉤片を設けて之を支脚の 係止孔から支脚内腔に挿嵌して内腔両側壁に接するよう形成して係止すると共に 、前記鉤片の外側下部に延設した垂片を係止孔の下側で支脚の条溝底壁に当接し て係着具を支脚の一側に係合固定し、前記垂片から上方へ延設して上向きに突設 した立上り片を支脚外周面との間に空間凹部を形成するよう設け、該空間凹部へ 棚の側枠を嵌入することにより棚の側端部を支脚に固定するものであって、この 係着具の垂片内端縁には支脚の条溝底壁に当接する突起を設けると共に、立上り 片の内端縁には尖鋭突起を設けて側枠の係着固定を確実にし棚が動揺せずかつ支 脚から離脱し難いよう構成する。
【0005】
【作用】 係着具の下向き鉤片の両縁が支脚の内腔両壁に当接し、外側下部で 垂片が支脚の条溝底壁へ当接した状態で係着具が支脚に係合するから、その係合 が確実で係合部においてガタ付き動揺がなく、係着具の上部において立上り片と 支脚外周面との間に棚の側枠が密着状に嵌入されて立上り片で抱持されるから同 部においてもガタ付き動揺がないので棚の係着が安定し、棚の横振れを防ぐと共 に脱落を防止する。
【0006】
【実施例】 添付図面図1は、本考案の一実施例における係着要部を断面で示 した縦断面図であって、符号Aは支脚、Bは棚、Cは係着具を夫夫示し、支脚A は、管体1の外周面に複数の縦方向の凸条1aを並設することにより各凸条間に 条溝1bを形成し、条溝1bの上下方向適当間隔で縦長い係止孔1cを列設して あり、該係止孔1cに係着具Cを係止して棚Bを係着する。(図2参照。) 棚Bは、図2及び図3に示すように、複数本のパイプ2…を並列に配列した各 端部において側枠3により連結して簀子状に一体化し棚を構成している。
【0007】 係着具Cは、鋼板又は合成樹脂板等を型抜きして成形されたもので、一側部で 上下中央部に直角状の係止用鉤片4を水平状に突設しその上端縁4aを水平状と し、内端縁4bと係止縁4cとを係止孔1cの下側で管体1の対向両壁に当接さ せるよう形成し、係止縁4cの外側において切込み溝4dを開設してあり、切込 み溝4dの外縁部に続いて延設された垂片5の内端縁5aの上部と下端部とに夫 夫管体1の条溝底壁に当接する突起5b,5cを対設し、垂片5から上方部へ延 設した立上り片6の内端縁6aと管体1の外周面との間に棚の側枠3を嵌入する 空間凹部を形成するよう該立上り片を立設し、内端縁6aに尖鋭突起6bを設け てあり、内端縁6aを棚の側枠3の内面に接して側枠を抱持し、尖鋭突起6bが 側枠3の内面に僅かに食い込み引掛って側枠3の離脱を防止して固定するよう設 けてある。(図1及び図2参照。)
【0008】 図3は、前述の棚の係着装置により左右両支脚間に棚を二段に架設した置棚の 左側部のみを破断図示した斜視図であって、支脚Aは、外周面に複数凸条を並設 した管体を逆U字状に折曲げ形成して前後双脚を構成し、該双脚下端部を水平基 台7上に植立させて棚の一側端部を係着支持するよう構成したものである。
【0009】
【考案の効果】 前記0005段落で述べた作用により、係着具が支脚に対し確実に係着固定 するから、該係着具の立上り片で側枠を抱持挟着された棚は動揺することなく安 定して架設され、棚の組立て体が堅固である。 係着具を支脚へ係着しその立上り片で棚の側枠を抱持挟着させることで棚の 組立てができるので、係着具の係脱操作によりその組立操作が簡潔で能率的であ り、商品の取扱い上において組立分解の作業を容易迅速にする。 支脚の条溝底壁に縦列設した各係止孔により係着具の係止位置を任意に変更 できるから棚の取付け高さを自由に調整でき、その操作に手間がかからない。 係着具の内端縁上下に対設した両突起が支脚の条溝底壁へ密接することによ り係着具のガタ付きを防いで係着具が動揺せず、立上り片と支脚との空間凹部に 棚の側枠を嵌入することで、尚一層係着具を安定させ、かつ立上り片内端縁に設 けた尖鋭突起により棚側枠を支脚に圧着させて側枠の離脱を防止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例における係着要部を断面で示
す縦断面図
【図2】同実施例における係着要部を分解して示す分解
斜視図
【図3】本考案における係着装置により組立構成した二
段状置棚の左側部のみを破断して示す一部斜視図
【符号の説明】
A…支脚 B…棚 C…係着具 1…管体 1a…凸条 1b…条溝 1c…係止孔 2…パイプ 3…側枠 4…係止鉤片 5…垂片 6…立上り片

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支脚の外周面に縦方向の条溝を凹設し、
    該条溝の底壁に複数の係止孔を列設し、係着具の一側部
    に設けた下向き鉤片を前記支脚の係止孔から支脚の内腔
    に挿嵌して内腔両側壁に接するよう形成して係止すると
    共に、前記鉤片の外側下部に延設した垂片を支脚の条溝
    底壁へ当接するよう形成して係着具を支脚に固定し、前
    記垂片から上方へ延設して上向きに突設した立上り片と
    支脚外周面との間に空間凹部を形成し該空間凹部へ棚の
    側枠を嵌入することにより、支脚の一側部へ棚側端部を
    係着固定するよう構成した支脚と棚の係着装置。
  2. 【請求項2】 係着具の垂片の内端縁に支脚の係止孔下
    側で条溝底壁に当接する突起を設けると共に、同係着具
    の立上り片の内端縁に尖鋭突起を設けた請求項1記載の
    支脚と棚の係着装置。
JP1994000952U 1994-01-25 1994-01-25 支脚と棚の係着装置 Expired - Lifetime JP3000429U (ja)

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