JP2515276Y2 - 配管支持バンド取付金具 - Google Patents

配管支持バンド取付金具

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JP2515276Y2
JP2515276Y2 JP1993000426U JP42693U JP2515276Y2 JP 2515276 Y2 JP2515276 Y2 JP 2515276Y2 JP 1993000426 U JP1993000426 U JP 1993000426U JP 42693 U JP42693 U JP 42693U JP 2515276 Y2 JP2515276 Y2 JP 2515276Y2
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正博 岡山
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株式会社野島角清製作所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば壁面に沿って配
される配管を抱持支承する配管支持バンドを壁面より突
設状態に取り付けるために壁面に取り付けられる配管支
持バンド取付金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】配管支持バンド取付金具は、取付壁部に
設けられる雌螺子部に螺着する螺子杆を支承基体の一側
に突設状態に止着し、支承基体の反対側に配管支持バン
ドの取付足部を止着する取付体を突設状態に止着した構
成であって、雌螺子部に螺子杆を螺入して取付壁部に支
承基体を当接固定し、支承基体に突設した取付体を取付
壁部より突設状態に設け、この取付体に配管を抱持支承
する縦バンドとも称される配管支持バンドの取付足部を
ボルト止めするものである。
【0003】従来、この配管支持バンド取付金具の構成
は、例えば図4に示すように、取付体20の止着基部側の
縁部左右に係合凸体21を突設し、皿状の支承基体22にこ
の係合凸体21を貫通係合せしめる係合貫通孔23を設けた
構成に過ぎず、支承基体22の一側に螺子杆24となるボル
ト杆のボルト頭部24Aを当接し、反対側から係合凸体21
を係合貫通孔23に貫通係合して取付体20を突設し、この
貫通先端部を点溶接して取付体20を抜け止め止着すると
共に、ボルト杆のボルト頭部24Aを止着した構成であ
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】従って、従来の配管支
持バンド取付金具は、止着する必要上溶接を施さなけれ
ばならない構成であるため、この溶接作業が厄介である
ばかりでなく、この溶接による焼けが表側になる取付体
側の支承基体の表面に表出して体裁が悪く、商品価値が
劣る。
【0005】また、螺子杆は取付安定性及び取付強度を
高めるため、取付体のセンターに併せて支承基体のセン
ターに止着したい要望があったが、従来は単にボルト杆
のボルト頭部を当てがって溶接する構成であるため、止
着に際して位置ずれし易い問題があった。
【0006】本考案は、このような問題点を解決し、製
作作業性に優れ、量産性に適し、螺子杆を支承基体の適
正な位置に容易に止着固定できる配管支持バンド取付金
具を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本考
案の要旨を説明する。
【0008】取付壁部1に設けられる雌螺子部2に螺着
する螺子杆3を支承基体4の一側に突設状態に止着し、
支承基体4の反対側に配管支持バンド5の取付足部6を
止着する取付体7を突設状態に止着した配管支持バンド
取付金具において、前記支承基体4を周縁部に接地平坦
部を有し一側より見れば凹設した中央部に前記螺子杆の
杆部径の2倍以上の広い止着用平坦面を有する皿状板体
に構成し、前記螺子杆3の止着基部に前記支承基体4の
凹設された側の中央の止着用平坦面に面当接する杆部径
の2倍以上の広い板状の当接面部8を設け、この当接面
部8の複数箇所に係合貫通孔9を穿設し、前記支承基体
4の止着用平坦面のこの係合貫通孔9と合致する位置に
挿通孔10を穿設し、この挿通孔10に挿通して前記係合貫
通孔9に貫通係合し得る位置の前記取付体7の止着基部
側の縁部に係合凸体11を形成し、この係合凸体11を貫通
孔10を介して係合貫通孔9に貫通係合し、この貫通先端
部をかしめて抜け止め止着し、支承基体4に螺子杆3と
取付体7とを止着せしめたことを特徴とする配管支持バ
ンド取付金具に係るものである。
【0009】
【作用】支承基体4の凹設された側の中央の広い止着用
平坦面に螺子杆3の止着基部に設けた広い板状の当接面
部8を面当接し、支承基体4の反対側面より取付体7の
止着基部側の縁部に形成した係合凸体11を貫通孔10に貫
通係合し、更に当接面部8に穿設した係合挿通孔9に貫
通係合し、この貫通先端をかしめて抜け止め止着し、支
承基体4に一側には螺子杆3,反対側には取付体7を突
設する。
【0010】
【実施例】支承基体4は、螺子杆3を突設する一側を凹
設した円形皿状に形成し、この支承基体4の一側より見
た水平底部の左右に角形の挿通孔10を形成している。
【0011】螺子杆3はボルト杆の先端に前記支承基体
4の水平底部に面当接する円盤状の当接面部8を一体形
成し、この当接面部8に前記挿通孔10と合致する角形の
係合貫通孔9を形成している。
【0012】取付体7は、配管支持バンド5の取付足部
6により挾持される板状体であって、その中央部に取付
足部6をボルト12止めする止着用の長窓孔14を形成し、
止着基部側の縁部に挿通孔10を介して係合貫通孔9に貫
通係合する角形の係合凸体11を左右に突設形成してい
る。
【0013】本実施例では、この係合凸体11の係合貫通
孔9からの貫通先端をかしめ止着し、取付体7突出側の
支承基体4表面に、溶接では生じてしまう焼けが何ら表
出しないようにしている。
【0014】図面では、水導管13を取付壁部1に沿って
抱持支承する場合を図示している。
【0015】
【考案の効果】本考案は上述のように構成したから、製
作作業性に秀れ量産性に秀れると共に、螺子杆を支承基
体の適正な位置、例えば取付体のセンターに合わせて支
承基体のセンター位置に容易に止着固定でき、溶接によ
り固定しなくても良くこの場合溶接による焼けが表側に
表出しないなど秀れた実用上の効果を発揮する。
【0016】しかも、本考案は単に支承基体の一側に螺
子杆の基部を当接するのではなく、前記支承基体を周縁
部に接地平坦部を有し一側より見れば凹設した中央部に
前記螺子杆の杆部径の2倍以上の広い止着用平坦面を有
する皿状板体に構成し、前記螺子杆の止着基部に前記支
承基体の凹設された側の中央の止着用平坦面に面当接す
る杆部径の2倍以上の広い板状の当接面部を設けて、支
承基体の広い止着用平坦面に螺子杆の基端の広い板状の
当接面部を面接しつつ取付体の係合凸体を支承基体の挿
通孔並びに当接面部の係合貫通孔に係合してかしめるよ
うに構成したため、この止着作業,即ちかしめる前に支
承基体と当接面部とを面接させ、挿通孔,係合貫通孔に
係合凸体を係合させる仮止め作業やかしめ止着する作業
が非常にスムーズに行え、しかもこのかしめ止着は、係
合貫通孔より貫通突出する係合凸体をかしめるもので、
且つこのかしめ止着により広い止着用平坦面に広い板状
の当接面部を押さえつけることができるため、極めて強
固にかしめ止着することができ、垂直度も十分な剛性も
得られる配管支持バンド取付金具となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の分解斜視図である。
【図2】本実施例の使用状態の断面図である。
【図3】本実施例の配管支持バンド止着状態の斜視図で
ある。
【図4】従来例の斜視図である。
【符号の説明】
1 取付壁部 2 雌螺子部 3 螺子杆 4 支承基体 5 配管支持バンド 6 取付足部 7 取付体 8 当接面部 9 係合貫通孔 10 挿通孔 11 係合凸体

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付壁部に設けられる雌螺子部に螺着す
    る螺子杆を支承基体の一側に突設状態に止着し、支承基
    体の反対側に配管支持バンドの取付足部を止着する取付
    体を突設状態に止着した配管支持バンド取付金具におい
    て、前記支承基体を周縁部に接地平坦部を有し一側より
    見れば凹設した中央部に前記螺子杆の杆部径の2倍以上
    の広い止着用平坦面を有する皿状板体に構成し、前記螺
    子杆の止着基部に前記支承基体の凹設された側の中央の
    止着用平坦面に面当接する杆部径の2倍以上の広い板状
    の当接面部を設け、この当接面部の複数箇所に係合貫通
    孔を穿設し、前記支承基体の止着用平坦面のこの係合貫
    通孔と合致する位置に挿通孔を穿設し、この挿通孔に挿
    通して前記係合貫通孔に貫通係合し得る位置の前記取付
    体の止着基部側の縁部に係合凸体を形成し、この係合凸
    体を貫通孔を介して係合貫通孔に貫通係合し、この貫通
    先端部をかしめて抜け止め止着し、支承基体に螺子杆と
    取付体とを止着せしめたことを特徴とする配管支持バン
    ド取付金具。
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