JP3026673U - 吊下げ棚 - Google Patents

吊下げ棚

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JP3026673U
JP3026673U JP1996000026U JP2696U JP3026673U JP 3026673 U JP3026673 U JP 3026673U JP 1996000026 U JP1996000026 U JP 1996000026U JP 2696 U JP2696 U JP 2696U JP 3026673 U JP3026673 U JP 3026673U
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JP
Japan
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shelf
mounting base
hanging
groove
shaped
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Application number
JP1996000026U
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English (en)
Inventor
芳一 田窪
Original Assignee
株式会社田窪工業所
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取付手段が簡易であって着脱自在であり、し
かも安定よく吊設でき、棚上への載置物品を安定させて
脱落し難い吊下げ棚を得ること。 【解決手段】 棚の両側部において夫夫、一端に挿しこ
み固定具を設けた水平状の取付基台の前後部から一対の
吊杆を垂設し、該両吊杆を棚板の一側部に螺着して棚を
吊持させる。棚板は、溝形桟を複数本並列に配してその
両側部を同じ溝形桟材でなる吊杆で吊持させるもので、
挿しこみ固定具は側面コ字形の曲板を溝形の取付基台の
前端部に嵌合し、下側から締付けねじで螺着する。 【効果】 挿しこみ固定具の底板への挿着と締付けねじ
の螺締とにより吊戸棚の下側等へ吊設することが簡易で
あって着脱自在な取付手段を提供する。吊設した吊下げ
棚が安定して動揺がなく、棚板上面が平面状であるので
載置物品が安定し脱落し難い。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、天袋、吊戸棚その他の棚の下側へ吊設する吊下げ棚に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から吊戸棚等の下側に取付けて吊設する吊下げ棚が各種考案されて実用化 されているが、その取付手段は、吊り枠の上端部に設けた取付台を木ねじ等で螺 着するか又は、吊戸棚等の底板下面に固定具を介して取付台を係合固定するかの 手段を採用しており、それらは皆取付け状態が固定的であって取り外し移設が困 難なことが多いものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本願考案においては、前記事情に鑑みて、吊下げ棚の取付け手段において簡易 であってしかも取付対象物に対して着脱が自在で吊設状態が安定し、移設が簡単 であり、棚自体においても物品載置面が平面的で載置物品が着脱し難く安定を保 持できる吊下げ棚を構成することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
複数の桟材を並列状に配しその両側端部を側桟で連結し、簀子状に形成した棚 板を一段又は二段に配し、その両側部を夫夫前後一対の吊杆で吊持したものを吊 戸棚の下側部等へ吊設する吊下げ棚であって、棚の両側部において夫夫、一端部 に挿しこみ固定具を設けた水平状の取付基台の前後部から一対の吊杆を垂設し、 該前後両吊杆で棚板の一側部を吊持させるよう両吊杆を棚板の一側部に螺着して なる吊下げ棚であり、前記簀子状の棚板は、溝形桟材を複数本並列に配しその両 側端を側桟の内側部に挿着固定して一体的に連結したものであり、該棚板を一段 又は二段に配してその両側桟の外側部に夫夫前記桟材と同形の溝形桟材でなる前 後両吊杆を螺着し、該両吊杆の上端間に、一端部に挿しこみ固定具を設けた水平 状の取付基台を架着したもので、前記挿しこみ固定具は、側面コ字形の曲板で構 成し、取付基台は溝形の曲板で構成し、コ字形曲板の開口を後向きにしてその下 片部を取付基台の前端部溝内へ嵌合し、取付基台の下側から締付けねじを前記下 片部へ螺着し、コ字形曲板の上片部と取付基台との間に取付対象板を挿入して締 付けねじで螺締することによりこの吊下げ棚を取付対象板の下側へ吊設するよう にした吊下げ棚である。
【0005】
【作用】 挿しこみ固定具を取付基台と共に底板の前端から挿しこみ、下側部の締付け ねじを螺締することにより、挿しこみ固定具の上片部が底板の上面に圧接し、 取付基台の上端縁が底板の下面に圧接して上下から底板を挟んで固定する。 溝形の複数桟材を並列に配しその両側部を側桟で連結した棚板による吊下げ 棚であるから、棚板の上面が平面的に形成されるので、載置物品が安定し脱落 し難い。
【考案の実施の形態】
【0006】 添付図面に従って本願考案の一実施例の形態を説明する。 図1は、一実施例における吊下げ棚Aを吊戸棚Bの底板下側に吊設した状態を 示す斜視図であって、矢印の指すFを前面方向として図示する。 この吊下げ棚Aは、断面形を溝形に曲成した溝形桟材1六本を並列に配してそ の両側端を夫夫側桟2の内側部に挿着して一体的に連結してなる簀子状の棚板3 を上下二段状に配し、その各左右両側桟2,2の外側面前後部に夫夫前記溝形桟 材1と同形桟でなる吊杆4,4を配して止めねじ5,5で各側桟2に螺着し、左 右各一対宛を対設した前後両吊杆4,4の上端間に溝形曲板でなる取付基台6, 6を架着してあり、該左右両取付基台6,6を吊戸棚Bの底板7の下面に当接し 、前端部で締付けねじ8,8により底板7へ締付け固定してあり、このようにし て吊戸棚の下側に吊設されてある。前記取付基台6の前端部には挿しこみ固定具 が嵌着されてあるが、その構成については図2、図3により後述する 図中の符号9は、吊戸棚Bの開き戸、10はその取手を夫夫示す。
【0007】 図2は、前記吊下げ棚Aの吊戸棚Bへの取付け状態(吊下げ状態)における要 部縦断面図であって、取付基台6の前端部内側には断面コ字形の曲板でなる挿し こみ固定具11が嵌入されており、該曲板の下片部11aに取付基台6の下側か ら締付けねじ8が螺挿されてあり、該締付けねじ8を捻回することにより曲板の 下片部を引き下げて上片部11bを底板7の上面へ圧接させると共に取付基台の 左右両折曲縁6a,6bを底板7の下面に圧接する作用があり、その圧接作用に より取付基台6を底板7に固定して吊杆4,4により棚板を吊持させる。 図中の符号イは吊杆4の上端を取付基台6の下面部に螺着したビスであり、ロ は吊杆4に棚板側桟2を止め付ける止めねじの挿通孔である。
【0008】 図3は、前記挿しこみ固定具11,取付基台6,締付けねじ8及び吊杆4,4 を分解拡大して示す分解斜視図であって、挿しこみ固定具11は、コ字形曲板の 下片部11aの中心部に螺孔ハを設け、上片部11bの曲部寄りの前端部を高段 部11cに段設してあり、この高段部の存在により上片部11bの底板7への圧 接度を良好にする。
【0009】 図3において、取付基台6は、長矩形箱形状の溝形曲板でなり、溝開口の両側 縁部を外方向きの両側折曲縁6a,6bに形成し、底片6dの中心線上にL形舌 片6c,6cを下向きに対設し、両L形舌片に螺孔ニを設け、底板6dの前端寄 り中心部に透孔ホを設けてある。 吊杆4,4は前記溝形桟材1と同形の長い溝形曲板でなり、上端部にビス挿通 孔ヘを設け、下部に止めねじ挿通孔ロを設けてあり、ビス挿通孔へからビスイを 挿通して前記舌片6cの螺孔ニへ螺挿することにより吊杆4を取付基台6の下面 部へ螺着固定して垂設する。 また、締付けねじ8を透孔ホから挿通して挿しこみ固定具11の下片部の螺孔 ハへ螺挿することにより取付基台6の前端部に挿しこみ固定具11が嵌着する。
【0010】 図4は、前記吊杆4,4と棚板3の側桟2及び溝形桟材1…を分解して示した 拡大分解斜視図であって、側桟2は合成樹脂材でなり、四角棒状体の内側面2a に溝形桟材1の挿入孔トを門形に穿設して六個を並列状に設けてあり、該各挿入 孔トに溝形桟材1の側端部を挿着することにより棚板3を構成する。また、該側 桟2の外側面前後部には二個一対宛の切込み孔チを対設し、その下方部に螺孔リ を設けてあり、切込み孔チに吊杆4の前後両側折曲縁4a,4bを挿入し、止め ねじ5を挿通孔ロから螺孔リへ螺挿することにより吊杆4を側桟2の外側部に固 定する。
【0011】
【考案の効果】 取付基台の前端部に嵌着した挿しこみ固定具により吊下げ棚を吊戸棚の底板 又は他の棚板等へ着脱自在に簡易な操作で取付けられ、移設も容易である。 挿しこみ固定具を取付け対象板に挿入して下側から締付けねじを螺締するこ とにより、押しこみ固定具の上片部が対象板の上面に圧接すると共に取付基台 の上端縁全体が対象板の下面に密着し圧着固定して吊下げ棚を安定させる。 溝形桟材を複数本並列状に配してその両側端を側桟で連結した棚板を形成す るから、棚板の上面が平面状になるので、載置物品を安定させる。 棚板を構成する複数の桟材と棚板の両側を吊持する複数の吊杆とを同じ溝形 桟材で構成するから、使用部材を統一してコストを低減し、安価な棚を作るこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施例の吊下げ棚の吊設状態を示す斜視図
【図2】 前記吊下げ棚の吊設状態における要部拡大縦
断面図
【図3】 前記吊下げ棚の要部拡大分解斜視図
【図4】 同吊下げ棚の棚板と吊杆との拡大分解斜視図
【符号の説明】
A…吊下げ棚 B…吊戸棚 F…前面 1…溝形桟材 2…側桟 3…棚板 4…吊杆 4a…前側折曲片 4b…後側折曲片 5…止めねじ 6…取付基台 6a…左側折曲縁 6b…右側折曲縁 7…底板 8…締付けねじ 9…開き戸 10…取手 11…挿しこみ固定具 11a…下片部 11b…上片部 11c…高段部 イ…ビス ロ…挿通孔 ハ…螺孔 ニ…螺孔 ホ…透孔 ヘ…ビス挿通孔 ト…桟材挿入孔 チ…切込み孔 リ…螺孔

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棚の両側部において夫夫、一端に挿しこ
    み固定具を設けた水平状の取付基台の前後部から一対の
    吊杆を垂設し、該前後両吊杆で棚板の一側部を吊持させ
    るよう両吊杆を棚板の一側部に螺着してなる吊下げ棚。
  2. 【請求項2】 断面溝形に形成した溝形桟材を複数本並
    列に配してその両側端を側桟に挿着固定してなる簀子状
    の棚板を設け、該棚板を一段又は二段に配してその両側
    桟の外側部に夫夫前記桟材と同形の溝形桟材でなる前後
    両吊杆を螺着し、該両吊杆の上端間に、一端部に挿しこ
    み固定具を設けた水平状の取付基台を架着してなる吊下
    げ棚。
  3. 【請求項3】 挿しこみ固定具を側面コ字形の曲板で構
    成し、取付基台を溝形の曲板で構成し、コ字曲板の開口
    を後向きにしてその下片部を取付基台の前端部溝内へ嵌
    合し、取付基台の下側から締付けねじを前記下片部へ螺
    挿し、コ字形曲板の上片部と取付基台との間に取付対象
    板を挿入して締付けねじで螺締するよう構成した請求項
    1又は2記載の吊下げ棚。
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