JP3026016U - 吊下げ棚 - Google Patents
吊下げ棚Info
- Publication number
- JP3026016U JP3026016U JP1995013449U JP1344995U JP3026016U JP 3026016 U JP3026016 U JP 3026016U JP 1995013449 U JP1995013449 U JP 1995013449U JP 1344995 U JP1344995 U JP 1344995U JP 3026016 U JP3026016 U JP 3026016U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hanging
- mounting base
- shelf
- fixed
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Assembled Shelves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 吊下げ棚を取付対象物に対して着脱が容易
で、取外し可能で移設が簡単であって、しかも取付状態
が安定し動揺がしない吊下げ棚を提供する。 【解決手段】 棚板の両側を支持させた両吊枠の上端に
水平状の取付台を設け、該両取付台の前端部に取付対象
物の前端部に挿嵌できる挿込み具を固着し、取付台の後
端部に取付対象物の下面に固着する固定具を着脱自在に
設け、前記挿込み具と固定具とにより取付台を取付対象
物の下面に固着して棚を吊設する。 【効果】 取付対象物に対して吊下げ棚が着脱自在に取
付けられ、移設が容易であって、取付状態が安定して動
揺しなく、棚上の載置物品が安全である。
で、取外し可能で移設が簡単であって、しかも取付状態
が安定し動揺がしない吊下げ棚を提供する。 【解決手段】 棚板の両側を支持させた両吊枠の上端に
水平状の取付台を設け、該両取付台の前端部に取付対象
物の前端部に挿嵌できる挿込み具を固着し、取付台の後
端部に取付対象物の下面に固着する固定具を着脱自在に
設け、前記挿込み具と固定具とにより取付台を取付対象
物の下面に固着して棚を吊設する。 【効果】 取付対象物に対して吊下げ棚が着脱自在に取
付けられ、移設が容易であって、取付状態が安定して動
揺しなく、棚上の載置物品が安全である。
Description
【0001】
この考案は、吊戸棚等の下面へ吊設する吊下げ棚の構造に関する。
【0002】
従来から吊戸棚の下面に取付けて吊設する吊下げ棚が各種考案されて実用化さ れているが、その取付手段は、吊り枠の上端部に設けた取付台を木ねじで螺着す るか又は、吊戸棚の底板下面に固定具を介して取付台を係合固定するかの手段を 採用しており、それらは取付け状態が固定的であって取り外しが困難なことが多 い。
【0003】
本願考案においては、前記事情に鑑みて、吊下げ棚を取付対象物に対して着脱 が容易なように構成し、取り外し可能で他所への移設が簡単であってしかも取付 状態が安定して動揺がしない吊下げ棚を提供するを目的とする。
【0004】
棚板の両側部を支持する吊枠の上端に水平状の取付台を設け、該取付台の前端 部に吊戸棚の底板前端部に挿嵌できる挿込み具を付設し、後端部に吊戸棚の底板 下面へ固定する固定板を付設し、前記前端挿込み具と後端固定具とにより取付台 を吊戸棚の底板下面へ固着して吊設するようにした吊下げ棚であって、前記挿込 み具は、側面形をほぼコの字形に形成した曲板で構成し、該曲板の下片部を取付 台の前端部上面において開口を後ろ向きに配し取付台の下方から螺挿した押ねじ により螺着し、該押ねじの捻回で挿込み具を引下げることにより挿込み具を取付 台前端部と共に固定するようにしてある。また、前記取付台は、両縁部に段差を 設けた両折曲縁を形成し、該両折曲縁の下面に係合する一対の係合片を本体から 切り出し形成した固定板をその両係合片により取付台の後端部に摺動可能に係着 してあり、前記固定板は、上面を吊戸棚の底板下面に接着又は粘着するか更に木 ねじ等で螺着できるようにしてある。 なおまた、前記取付台は、吊枠の前後両吊杆の上端部に雌ねじ孔を設けたブッ シュを挿着固定し、取付台の上側からねじを挿通してブッシュの雌ねじ孔に螺挿 することにより吊枠の上端に固着してある。
【0005】
左右両吊枠により支持された吊下げ棚を吊戸棚の下側に配し、両吊枠上端の取 付台前端部に螺着した挿込み具を吊戸棚の底板前端から挿嵌し、後端の固定板を 吊戸棚の底板下面に接着又は粘着により固着し、前端部下側で押ねじを捻回する ことでこの吊下げ棚が吊設されて安定を保持する。なお、後端固定具は予め固着 位置を取付台に合わせて決めてから底板下面に貼付け、更にねじ止めしておいて その両係合片間へ取付台の後端部を前方から挿入して両折曲縁を両係合片に係合 することもできる。
【0006】
添付図面に従って本願考案の一実施例を説明する。 図1は、一実施例における吊下げ棚Aを吊戸棚Bの底板下面に吊設した状態を 示す斜視図であって、矢印の指すFは前面方向を示す。 この吊下げ棚Aは、伸縮可能な丸管製の棚桟1を六本並列に配してその両側端 を夫夫側桟2で連結してなる簀子状の棚板3を上下二段に配しその両側桟を外面 部で締付けねじイにより支持した吊枠4の上端部に設けた取付台5、5を吊戸棚 Bの底板6の下面に固着することにより吊設してあり、前記取付台5の固着状態 をしめす拡大断面図が図2に図示されてあり、同図を参照すると、取付台5の前 端部上面には側面形がコの字形の挿込み具7が配されて下側から挿通した押ねじ 8により下片7bで螺着されてあり、押ねじ8を捻回して挿込み具7を下方へ引 き下げることにより挿込み具7の上片7aが吊戸棚の底板6の前端部上面に圧着 して固定されてあり、取付台5の後端部は図5に示す固定具10により底板6の 下面に固着されている。なお、前記吊杆4は前吊杆4aと後吊枠4bとを両下端 において円弧状の曲杆部4cにより連結させてU字状に形成している。 図中の符号9は吊戸棚Bの開き扉、11はその取手を夫夫示す。
【0007】 図2において、吊枠4の丸管製の前吊杆4aと後吊杆4bの各上端には夫夫雌 ねじ孔を設けたブッシュ12が挿着固定されてあり、該ブッシュ12の雌ねじ孔 へ取付台5の上側から挿入されたねじ13を螺挿することにより吊枠4の上端部 へ取付台5が固着されてある。図3に前記吊枠4と取付台5及び挿込み具7等を 分離した拡大分解斜視図が示されてある。
【0008】 図3において、取付台5は長方形箱状の曲板で構成し、左右両側縁部に段差を 設けて直角に折曲げた水平折曲縁5a,5aを形成してあり、この両折曲縁5a ,5aが固定具10の両係合片10bに係合するようにしてあり、底壁5bの中 心線上に三個のねじ挿通孔ロ…が所定間隔で列設されてあり、前端のねじ挿通孔 には押ねじ8を下方から挿通して挿込み具7の下片7bの螺孔ハへ螺挿し、後部 二個のねじ挿通孔には夫夫ねじ13を上方から挿通してブッシュ12へ螺挿する 。前吊杆4a及び後吊杆4bの下部に設けた小孔ニは棚板3の側桟2へ螺挿する 締付けねじイを挿通する孔である。(図4を参照。) 挿込み具7の上片7aの基部は段差による上段面7cを形成してあり、該上段 面7cを介して上片7aを低段部に形成することにより、底板6への挿着を容易 にすると共に、押ねじ8で挿込み具を引下げた場合においてこの低段部の上片7 aの底板6への密着状態を良好にして底板との摩擦抵抗を増して圧着力を強くす る。
【0009】 図4において、締付けねじイ,イは前吊杆4aと後吊杆4bの各ねじ挿通孔ニ へ挿通してから側桟2の外面部へ螺挿する。 側桟2は、合成樹脂を型抜き加工により形成したもので、内部空洞内に棚桟1 の端部を挿着するための円筒状の挿入筒2aを六個等間隔に列設してあり、それ ら挿通筒の間に二個の突起2bがあり、該突起2bの中心に前記締付けねじイを 螺挿するための螺孔を設けてある。
【0010】 図5において、固定具10は矩形板片の両端部寄りに夫夫本体から切出して下 方へ押出した係合片10a,10aをその開口を向合い状に形成し、両係合片間 の中心部に木ねじ挿通孔ホを設け、上面には接着層又は粘着層10bを貼設して あり、吊戸棚の底板6の下面に対して接着又は粘着により貼り付けて固定し、な お念のために孔ホから木ねじを底板6に螺入することで固定を確実にする。そし て両係合片間に取付台5を挿入してその両折曲縁5a,5aを両係合片に係合さ せることにより取付台の後端部を底板6に固着するよう構成してある。 その固着部の固着状態を図6に縦断面図で図示してある。
【0011】 図7は、前記取付台5の底板6への固着手段につき他の実施例として使用する 摺動レールを下方から示した斜視図であって、この摺動レール14を底板6の下 面に貼り付けて左右対設しておき、該両摺動レールに吊下げ棚Aの両側取付台5 ,5を挿入することにより棚が吊設されるようにしたものであって、該レールは 帯板14aの両縁部にコの字形の折曲げ縁部14b,14bを形成することによ り摺動溝14cを設けると共に、上面には接着層又は粘着層14dを貼着し、両 端部寄りに木ねじ挿通孔ヘを対設してある。そしてこれを接着層又は粘着層によ り底板下面に貼り付けてから木ねじで固着し、両縁の摺動孔14cに取付台5の 両縁部の折曲縁5aを摺動させて挿入することで棚を吊設する。
【0012】 なお、本願考案における吊下げ棚は、前記実施例図では棚板3を丸管製棚桟の 連結体で示したが、この棚板は丸管製棚桟の連結体に限定することなく、他形状 の棚桟で例えば角管棚桟又は溝形棚桟の連結体その他各種の材料による棚板で構 成することも含まれるものである。
【0013】
【考案の効果】 左右両取付台の前端部に設けた挿込み具を吊戸棚底板の前端部に挿嵌し、両 取付台の後端部を固定具へ挿入係合する操作により吊下げ棚を吊設できるから 棚の吊設が容易迅速であり、かつ取外しも容易であって棚の移設も自由に行い 得られ、なお、取付台の前後部で確実に固着されるので棚の取付状態が安定し 吊設棚が動揺することがないので、棚上への載置物品が脱落することなく安全 であり、信頼性の高い吊下げ棚を提供できる。 棚の各構成部材を夫夫分離して梱包できるから運搬に便利であり、需要者に おいて組立てることも容易である。 吊戸棚の下側ばかりでなく、屋内の他の場所で棚状の部材に対しても挿込み 具により容易に取付けられるから、利用範囲が広い吊下げ棚として提供できる 。
【図1】 本願考案の一実施例の吊下げ棚の吊設状態を
示す斜視図
示す斜視図
【図2】 前記実施例における吊下げ要部を示す拡大縦
断面図
断面図
【図3】 同要部の拡大分解斜視図
【図4】 同実施例における吊杆と棚板側端部を分解し
て示す拡大分解斜視図
て示す拡大分解斜視図
【図5】 同実施例における取付台の後端部と固定具を
示す拡大分解斜視図
示す拡大分解斜視図
【図6】 同要部の底板への固着状態を示す拡大縦断面
図
図
【図7】 取付台の固着手段につき他の実施例のレール
を示す拡大斜視図
を示す拡大斜視図
A…吊下げ棚 B…吊戸棚 1…棚桟 2…側桟 3…棚板 4…棚枠 4a…前吊杆 4b…後吊杆 4c…曲杆部 5…取付台 5a…折曲縁 5b…底壁 6…底板 7…挿込み具 7a…上片 7b…下片 8…押ねじ 9…開き戸 10…固定具 11…取手 12…ブッシュ 13…ねじ 14…摺動レール 14a…帯板 14b…折曲げ縁部 14c…摺動溝 14d…接着層又は粘着層 イ…締付けねじ ロ…螺孔 ハ…螺孔 ニ…ねじ挿通孔 ホ…木ねじ挿通孔 ヘ…木ねじ挿通孔
Claims (4)
- 【請求項1】 棚板の両側部を吊枠で支持し吊枠の上端
に設けた取付台を吊戸棚の底板下面に固定して吊設する
吊下げ棚において、取付台の前端部に吊戸棚の底板前端
部に挿嵌する挿し込み具を付設し、後端部に吊戸棚の底
板下面へ固定する固定板を付設し、前記挿し込み具と固
定板により取付台を底板下面に固着して吊設するように
した吊下げ棚。 - 【請求項2】 挿込み具を側面ほぼコの字形に形成した
曲板で構成し、該曲板の下片部を取付台の前端部上面に
おいて下方から螺挿した押ねじにより螺着し、該押ねじ
で挿込み具を引き下げることにより取付台前端部と共に
挿込み具を吊戸棚底板に固定するようにした請求項1記
載の吊下げ棚。 - 【請求項3】 取付台の両縁部に段差を設けた折曲縁を
対設し、該両折曲縁下面に係合する係合片を本体から切
出し形成した固定板を取付台の後端部に係着した請求項
1又は2記載の吊下げ棚。 - 【請求項4】 吊枠の前後両吊杆の上端部に雌ねじ孔を
設けたブッシュを挿着固定し、取付台の上側からねじを
挿通して前記ブッシュの雌ねじ孔に螺挿することにより
吊枠上端に取付台を固着した請求項1又は2又は3記載
の吊下げ棚。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995013449U JP3026016U (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 吊下げ棚 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995013449U JP3026016U (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 吊下げ棚 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3026016U true JP3026016U (ja) | 1996-07-02 |
Family
ID=43161195
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995013449U Expired - Lifetime JP3026016U (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 吊下げ棚 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3026016U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190019541A (ko) * | 2017-08-18 | 2019-02-27 | 미래시스템 주식회사 | 친환경 양식을 위한 살균 처리 장치 |
KR102181001B1 (ko) * | 2020-04-28 | 2020-11-19 | 주식회사 기재 | 주방용 선반 |
KR200493885Y1 (ko) * | 2020-12-21 | 2021-06-22 | 주식회사 나래 | 상부장 하부에서 전후 이동이 가능한 식기 건조대용 레일장치 |
KR102303742B1 (ko) * | 2021-03-16 | 2021-09-17 | 주식회사 나래 | 위치이동형 식기건조선반의 거치장치 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0634147A (ja) * | 1992-07-21 | 1994-02-08 | Toshiba Corp | 加熱調理器の取付装置及び取付方法 |
JPH0646644B2 (ja) * | 1988-03-31 | 1994-06-15 | 東芝精機株式会社 | 半導体フレームの送り装置 |
-
1995
- 1995-12-19 JP JP1995013449U patent/JP3026016U/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0646644B2 (ja) * | 1988-03-31 | 1994-06-15 | 東芝精機株式会社 | 半導体フレームの送り装置 |
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KR102303742B1 (ko) * | 2021-03-16 | 2021-09-17 | 주식회사 나래 | 위치이동형 식기건조선반의 거치장치 |
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