JPH0646644B2 - 半導体フレームの送り装置 - Google Patents

半導体フレームの送り装置

Info

Publication number
JPH0646644B2
JPH0646644B2 JP7645388A JP7645388A JPH0646644B2 JP H0646644 B2 JPH0646644 B2 JP H0646644B2 JP 7645388 A JP7645388 A JP 7645388A JP 7645388 A JP7645388 A JP 7645388A JP H0646644 B2 JPH0646644 B2 JP H0646644B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chuck
lead frame
claws
closing
claw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP7645388A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01251623A (ja
Inventor
裕一 佐藤
Original Assignee
東芝精機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東芝精機株式会社 filed Critical 東芝精機株式会社
Priority to JP7645388A priority Critical patent/JPH0646644B2/ja
Publication of JPH01251623A publication Critical patent/JPH01251623A/ja
Publication of JPH0646644B2 publication Critical patent/JPH0646644B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、半導体組立機(ペレットボンディング装置、
ワイヤボンディング装置等)における半導体フレーム
(リードフレーム、基板等)の送り装置に関する。
[従来の技術] 従来の半導体フレームの送り装置として、半導体フレー
ムをガイドするガイドレールと、ガイドレールによる半
導体フレーム送りラインの上下に設けられる上下のチャ
ック爪と、上下のチャック爪を開閉させてそれらチャッ
ク爪間に半導体フレームをチャックするチャック開閉装
置と、上下のチャック爪をガイドレールに沿って移動さ
せるチャック移動装置とを有してなるものがある。
ここで、上記従来の半導体フレームの送り装置を構成す
るチャック開閉装置は、カムを用いて上下のチャック爪
を開閉動作させている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来のチャック開閉装置にあって
は、閉じ位置に設定させる上下のチャック爪がそれぞれ
の開き方向に自由に逃げることができるようになってい
る。このため、上下のチャック爪が挟圧することにて定
める半導体フレームの送りラインレベルを特定の定位置
に安定的に定めることができない。したがって、例えば
半導体フレームの厚みが変化する時、場合によっては、
半導体フレームを上下のチャック爪で挟圧することによ
って、半導体フレームをガイドレールのレール面に押し
付けてしまい、結果として半導体フレームの下面がガイ
ドレールのレール面にこすられながら送られる等の不都
合を招くおそれがある。
本発明は、上下のチャック爪が定める半導体フレームの
送りラインレベルを安定的に定め、両チャック爪による
半導体フレームのチャックおよび送り動作を安定化する
ことを目的とする。
[課題を解決しようとする手段] 本発明は、半導体フレームをガイドするガイドレール
と、ガイドレールによる半導体フレーム送りラインの上
下に設けられる上下のチャック爪と、上下のチャック爪
を開閉させてそれらチャック爪間に半導体フレームをチ
ャックするチャック開閉装置と、上下のチャック爪をガ
イドレールに沿って移動させるチャック移動装置とを有
してなる半導体フレームの送り装置において、チャック
開閉装置が、上下のチャック爪を開閉動作させるカムを
有し、下チャック爪の閉じ位置はカムによって定め、上
チャック爪の閉じ位置は上記下チャック爪の閉じ位置を
基準として定めるように構成するようにしたものであ
る。
[作用] 本発明によれば、下チャック爪の閉じ位置レベルが基準
となり、これによって両チャック爪が定める半導体フレ
ームの送りラインレベルが安定的に定められる。したが
って、下チャック爪の閉じ位置レベルをガイドレールの
レール面レベルと同一に設定しておくことにより、半導
体フレームの厚みが変化しても、上下のチャック爪によ
る挟圧時に、半導体フレームをガイドレールのレール面
に押し付けてしまうことがない。さらに下チャック爪の
閉じ位置レベルをガイドレールのレール面レベルより高
く設定しておけば、両チャック爪が定める半導体フレー
ムの下面レベルをガイドレールのレール面レベルより所
定量持ち上げることができ、結果として両チャック爪に
より半導体フレームのチャックおよび送り動作を安定化
できる。
なお、本発明にあっては、上チャック爪の閉じ位置が下
チャック爪の閉じ位置を基準として定められるから、上
チャック爪の閉じ位置は下チャック爪に支持される半導
体フレームの上面レベルの変化に自在に追従して設定さ
れることになる。したがって、半導体フレームの厚みが
変化しても、両チャック爪の閉じ状態下でのギャップ調
整を必要とせず、常に、半導体フレームにダメージを与
えることなく確実にチャックできる。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例を模式的に示す正面図、第2
図は第1図の平面図、第3図は第1図の側面図、第4図
はチャック移動装置の一例を示す平面図、第5図はチャ
ック開閉装置の一例を示す側面図、第6図は第5図のVI
−VI線に沿う矢視図、第7図は第5図の要部を模式的に
示す側面図、第8図は偏心回転軸を示す断面図、第9図
は本発明のチャック開閉装置を示す模式図である。
送り装置10は、ペレットボンディング装置、ワイヤボ
ンディング装置等の半導体組立機の一部を構成し、例え
ば第1図の如く、基台11の上部において、リードフレ
ーム供給装置12とリードフレーム排出装置13の間に
配置され、リードフレーム供給装置12から供給される
リードフレーム14をボンディング位置15(第2図参
照)に設定し、ボンディング後のリードフレーム14を
リードフレーム排出装置13に排出する。
(A)送り装置10は、基台レール部16の上部に相対
する可動台17、18を架設し、これらの可動台17、
18の相対する上縁部にリードフレーム14をガイドす
る一対のガイドレール19、20を固定している。ここ
で、両可動台17、18は左ねじと右ねじを備えた不図
示の間隔調整ねじを介して連結され、この間隔調整ねじ
の螺動により相互に接近/離隔し、両ガイドレール1
9、20の間隔を今回送り対象としてのリードフレーム
14の幅に適合する間隔に設定替えできるようになって
いる。
(B)一方の可動台17には以下の如くのチャック移動
装置が配設されている。(第3図、第4図参照)。
すなわち、可動台17の水平床部17Aにはチャック移
動モータ21(例えばDCサーボモータからなる)が設
置され、このモータ21の出力軸には送りねじ軸22が
連結され、送りねじ軸22の延在端は可動台17に設置
されている軸受23に支持されている。送りねじ軸22
の中間部には従動ナット24が螺着され、このナット2
4の下面部に設けられているローラー25は水平床部1
7Aに設けられている一対のレール26に挟まれてガイ
ドされるようになっている。送りねじ軸22とレール2
6は前述のガイドレール19、20と平行に設定されて
いる。
他方、可動台17の垂直壁部17Bには前述のガイドレ
ール19、20と平行な直線移動軸受27が固定され、
この軸受27にはチャック移動台28が滑動自在に結合
されている。この時、チャック移動台28はローラー2
9を備え、前記従動ナット24の正面部に設けられてい
る一対のローラー30が上記ローラー29を挟み、これ
により前記従動ナット24とチャック移動台28とがガ
イドレール19、20に沿う方向に連動可能に結合され
る。
すなわち、チャック移動モータ21の駆動時に、従動ナ
ット24がレール26に沿って移動すると、この移動力
がチャック移動台28に伝えられ、チャック移動台28
は直線移動軸受27に沿ってガイドレール19、20と
平行に移動することとなる。
(C)次に、上記チャック移動台28のガイドレール1
9に沿う長手方向の2位置で、ボンディング位置15を
挟む2位置には、それぞれ、チャック支持台31が固定
され、各チャック支持台31には以下の如く、上下のチ
ャック爪32、33が設けられている(第1図、第2
図、第3図、第5図、第6図参照)。
すなわち、チャック支持台31は支軸34を備え、支
軸34の両側外周部には上チャック爪支持アーム35が
揺動可能に支えられ、支持アーム35の正面部には上チ
ャック爪32が固定されている。また、支軸34の中
間外周部には下チャック爪支持アーム36が揺動可能に
支えられ、支持アーム36の正面部には下チャック爪3
3が固定されている。この時、上下のチャック爪32、
33は前述のガイドレール19、20によるリードフレ
ーム14の送りラインの上下に設定される。
(D)次に、一方の可動台17には以下の如くのチャッ
ク開閉装置が配設されている(第1図、第2図、第3
図、第5図、第7図、第8図参照)。
すなわち、ガイドレール19に沿う2位置で、前述のチ
ャック移動台28とともに移動する上下のチャック爪3
2、33の移動ストロークに対応する2位置には、それ
ぞれ、上下の偏心回転軸(カム)37、38が設置され
ている。各偏心回転軸37、38は、第7図、第8図に
示す如く、可動台17に設けられる軸受39に支持され
る中心軸部40と、中心軸部40と一体化されて支軸部
を構成するとともに該中心軸部40に対して偏心量eだ
け偏心している偏心軸部41と、偏心軸部41の外周部
にボール軸受42を介して回動自在に被冠されているフ
リーローラー43とからなる。両偏心回転軸37、38
の上記軸受39から突出する端部には歯付プーリ44、
45が固定されている。また、可動台17にはチャック
開閉モータ46(例えばステッピングモータ)が設置さ
れ、モータ46の出力軸に固定されている歯付プーリ4
7と上記両歯付プーリ44、45には歯付ベルト48が
巻き回されている。すなわち、チャック開閉モータ46
の駆動時に、偏心回転軸37、38は連動して偏心回転
する。
他方、上チャック爪32の支持アーム35には上従動回
転子49が回動自在に設けられ、下チャック爪33の支
持アーム36には下従動回転子50が回動自在に設けら
れ、各従動回転子49、50はそれぞれチャック支持台
31との間に設けられるばね51、52の弾発力により
前述の上偏心回転軸37、下偏心回転軸38のフリーロ
ーラー43に常時当接せしめられている。従動回転子4
9、50は、チャック爪32、33が前述のチャック移
動台28とともに移動する時、対応する偏心回転軸3
7、38の軸長方向に沿ってそれらのフリーローラー4
3に当接しながら転動する。
したがって、前述のチャック開閉モータ46が駆動する
時、偏心回転軸37、38は自らの中心軸部40のまわ
りにそのフリーローラー43を偏心回転し、これによ
り、フリーローラー43が定める従動回転子49、50
の設定位置を調整することにより、チャック爪32、3
3を第7図(A)、(B)に示す如く開閉動作できるこ
ととなる。
なお、上下のチャック爪32、33はチャック開閉モー
タ46の駆動による偏心回転軸37、38の偏心回転に
より互いに接近/離隔する如く対向移動して開閉する。
ところで、この実施例のチャック開閉装置は第9図
(A)に模式的に示す如く構成され、下従動回転子5
0の開き方向への逃げを下偏心回転軸38により阻止
し、結果として下チャック爪33の閉じ位置を下偏心回
転軸38によって定め、上従動回転子49の開き方向
への逃げを自在とし、結果として上チャック爪32の閉
じ位置を、上記の下チャック爪33の閉じ位置を基準
として定めるようになっている。そしてこの実施例にお
いては、下チャック爪33の閉じ位置レベルが、ガイド
レール19(20)のレール面レベルより所定量高くな
るように設定される。
次に、上記送り装置10の動作について説明する。
上下のチャック爪32、33が開いた状態で待機して
いる時、リードフレーム供給装置12の内部のリードフ
レーム14が不図示のプッシャもしくはチャック装置に
よりガイドレール19、20に沿って引き出される。リ
ードフレーム14の引き出され端がボンディング位置1
5よりリードフレーム供給装置12の側に位置している
両チャック爪32、33の間に送り込まれる。この時、
センサ53がリードフレーム14の通過を検出し、この
検出結果によりリードフレーム14の上記送り込み量の
適否が判定される。
次に、チャック開閉モータ46が一時駆動され上下の
チャック爪32、33が閉じてリードフレーム14をガ
イドレール19、20のレール面より所定量持ち上げた
状態でチャックするとともに、チャック移動モータ21
が正転駆動され上下のチャック爪32、33が上記リー
ドフレーム14をチャックした状態でガイドレール1
9、20に沿って移動し、リードフレーム14の被ボン
ディング部位を前述のボンディング位置15に位置決め
する。この時、センサ54がリードフレーム14の送り
量を検出し、この検出結果によりチャック移動モータ2
1の駆動量が補正されてリードフレーム14を正確にボ
ンディング位置15に位置決めすることとしている。そ
して以後上下のチャック爪32、33の開閉動作と、ガ
イドレール19、20に沿う往復動作とが交互に行なわ
れ、リードフレーム14の被ボンディング部位を順次ボ
ンディング位置15に位置決めする。
なお、ボンディング位置15に位置決めされた被ボンデ
ィング部位には、ペレットボンディングもしくはワイヤ
ボンディングされる。
リードフレーム14のピッチ動が進み、ボンディング
位置15よりリードフレーム排出装置13の側に位置し
ている上下のチャック爪32、33の移動範囲にリード
フレーム14の先端が到達すると、以後のリードフレー
ム14のピッチ動は、このチャック爪32、33にて与
えられる。
リードフレーム14の1つの被ボンディング部位にボ
ンディング作業が行なわれている時間内において、チャ
ック移動モータ21は逆転駆動し、チャック爪32、3
3は待機位置に一度復帰する。そしてリードフレーム供
給装置12の側に位置している上下のチャック爪32、
33は、上記と同様に引き出された後続のリードフレ
ーム14の引き出され端をチャックするとともに、チャ
ック駆動モータ21の正転駆動により、後続のリードフ
レーム14の先端をボンディング位置15の手前位置ま
で移動させ、これにより後続のリードフレーム14を待
機させておく。
さて上記の作業が終了すると、リードフレーム排出
装置13の側のチャック爪32、33はの動作を続行
する。
1枚のリードフレーム14におけるすべての被ボンデ
ィング部位に対してボンディング作業が終了すると、そ
のリードフレーム14をリードフレーム排出装置13の
側に位置しているチャック爪32、33がチャックして
ボンディング位置15から移動させるとともに、待機し
ていた後続のリードフレーム14を、リードフレーム供
給装置12の側に位置しているチャック爪32、33が
チャックし、その最初の被ボンディング部位をボンディ
ング位置15に位置決めする。以後はと同様となる。
また、ボンディングの終了したリードフレーム14
は、後続のリードフレーム14の1つの被ボンディング
部位にボンディング作業が行なわれている時間を利用し
てリードフレーム排出装置13に送り込まれる。これは
チャック移動モータ21が正転、逆転駆動を複数回くり
返すとともに、タイミングをとりながらリードフレーム
排出装置13の側に位置するチャック爪32、33が開
閉動作を行なうことでリードフレーム14をリードフレ
ーム排出装置13の方に移動させ、最終的に閉じた状態
のチャック爪32、33にてリードフレーム14の後端
を押し込むことにより行なわれる。
上記が終了すると、リードフレーム供給装置12の
側に位置するチャック爪32、33は、上記の作業に
おけるリードフレーム14のピッチ動を続行する。以上
により順次リードフレーム14の送りが行なわれる。な
お、リードフレーム14のピッチ動毎にチャック爪3
2、33は開くとともに、ボンディング位置15に位置
決めされたリードフレーム14は、図示省略の位置決め
装置ならびにフレーム押さえ等にて位置決め保持され
る。
次に、上記実施例の作用について説明する。
上記実施例によれば、チャック開閉モータ46によっ
て偏心回転軸37、38を回転させることにより、偏心
回転軸37、38のフリーローラー43に接する従動回
転子49、50の当接位置を調整し、結果として開閉チ
ャック爪32、33を開閉動作し、チャック移動モー
タ21により、上下のチャック爪32、33をガイドレ
ール19、20に沿って移動する時、該チャック爪3
2、33に設けられている従動回転子49、50を偏心
回転軸37、38の軸長方向に沿って該偏心回転軸3
7、38のフリーローラー43に当接しながら移動せし
めることにより、上記にて定められる開閉チャック爪
32、33の開閉位置を保持しながらそれらチャック爪
を移動可能とすることとなる。
しかして、上記実施例によれば、下チャック爪33の閉
じ位置レベルが基準となり、これによって両チャック爪
32、33が定めるリードフレーム14の送りラインレ
ベルが安定的に定められる。したがって、下チャック爪
33の閉じ位置レベルをガイドレール19、20のレー
ル面レベルより所定量高く設定したことにより、リード
フレーム14の厚みが変化しても、常に、両チャック爪
32、33が定めるリードフレーム14の下面レベルを
ガイドレール19のレール面レベルより所定量持ち上げ
ることができる。このため両チャック爪32、33にチ
ャックされたリードフレーム14は、その下面がガイド
レール19、20のレール面にこすられることなく移動
させられ、結果として両チャック爪32、33によるリ
ードフレーム14のチャックおよび送り動作を安定化で
きる。
なお、上記実施例にあっては、上チャック爪32の閉じ
位置が下チャック爪33の閉じ位置を基準として定めら
れるから、上チャック爪32の閉じ位置は下チャック爪
33に支持されるリードフレーム14の上面レベルの変
化に自在に追従して設定されることになる。したがっ
て、リードフレーム14の厚みが変化しても、両チャッ
ク爪32、33の閉じ状態下でのギャップ調整を必要と
せず、常に、リードフレーム14にダメージを与えるこ
となく確実にチャックできる。
また、実施例においては、下チャック爪33の閉じ位置
レベルをガイドレール19(20)のレール面レベルよ
り所定量高く設定し、チャック移動時にリードフレーム
14の下面がレール面と非接触状態となるように構成し
た。しかし上下のチャック爪32、33がリードフレー
ム14をチャックする時に、リードフレーム14がレー
ル面に押し付けられるのを防止するという点からみる
と、下チャック爪33の閉じ位置レベルをレール面レベ
ルと同一に設定すれば充分である。
第9図(B)は本発明の変形例を示す模式図である。こ
の変形例は、下チャック爪33の側のばね52のばね力
F2が上チャック爪32の側のばね51のばね力F1よ
り大きく設定され、これにより、下チャック爪33の閉
じ位置を下偏心回転軸38によって定め、上チャック爪
32の閉じ位置を、上記下チャック爪33の閉じ位置を
基準として定めるように構成している。
第9図(C)も本発明の変形例を示す模式図である。こ
の変形例は、単一のカム100を用いて、下チャック爪
33の閉じ位置をカム100によって定め、上チャック
爪32の閉じ位置を、上記下チャック爪33の閉じ位置
を基準として定めるように構成している。
なお、第9図(A)、(C)の例にあっては、下チャッ
ク爪33の開き方向への自由な移動がカム(38、10
0)によって完全に阻止されているから、下チャック爪
33の上面に下向きの力を加えても該下チャック爪33
は変位しない。したがって、下チャック爪33の爪の平
行度等を測定しやすい。この測定は、例えば上チャッ
ク爪32を開いた状態下で、下チャック爪33の上面に
ダイヤルゲージを当てながら該ゲージをフレーム送り方
向に移動させ、ゲージの針の振れをみることにて測定で
き、あるいは下チャック爪33のチャック面の中間部
に、該チャック面と平行をなす如くに設けた逃げ面に上
記ダイヤルゲージを当てて同様に測定できる。
また、本発明の実施において、チャック爪はカムによっ
て直接駆動されるものでなく、カムとチャック爪との間
に連動機構を介在させるものであってもよい。また、カ
ムは偏心軸以外の任意のカム曲線からなるものであって
もよい。また、カムの開閉動作は、回転移動に限らず、
直線移動するものであってもよい。さらに上下のチャッ
ク爪の開閉動作は回転運動に限らず直線運動するもので
あってもよい。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、上下のチャック爪が定
める半導体フレームの送りラインレベルを安定的に定
め、両チャック爪による半導体フレームのチャックおよ
び送り動作を安定化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を模式的に示す正面図、第2
図は第1図の平面図、第3図は第1図の側面図、第4図
はチャック移動装置の一例を示す平面図、第5図はチャ
ック開閉装置の一例を示す側面図、第6図は第5図のVI
−VI線に沿う矢視図、第7図は第5図の要部を模式的に
示す側面図、第8図は偏心回転軸を示す断面図、第9図
は本発明のチャック開閉装置を示す模式図である。 10……送り装置、 14……リードフレーム(半導体フレーム)、 19、20……ガイドレール、 21……チャック移動モータ、 22……送りねじ軸、 28……チャック移動台、 31……チャック支持台、 32、33……チャック爪、 37、38……偏心回転軸(カム)、 40……中心軸部、 41……偏心軸部、 43……フリーローラー、 46……チャック開閉モータ、 49、50……従動回転子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体フレームをガイドするガイドレール
    と、ガイドレールによる半導体フレーム送りラインの上
    下に設けられる上下のチャック爪と、上下のチャック爪
    を開閉させてそれらチャック爪間に半導体フレームをチ
    ャックするチャック開閉装置と、上下のチャック爪をガ
    イドレールに沿って移動させるチャック移動装置とを有
    してなる半導体フレームの送り装置において、チャック
    開閉装置が、上下のチャック爪を開閉動作させるカムを
    有し、下チャック爪の閉じ位置はカムによって定め、上
    チャック爪の閉じ位置は上記下チャック爪の閉じ位置を
    基準として定めるように構成したことを特徴とする半導
    体フレームの送り装置。
JP7645388A 1988-03-31 1988-03-31 半導体フレームの送り装置 Expired - Fee Related JPH0646644B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7645388A JPH0646644B2 (ja) 1988-03-31 1988-03-31 半導体フレームの送り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7645388A JPH0646644B2 (ja) 1988-03-31 1988-03-31 半導体フレームの送り装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01251623A JPH01251623A (ja) 1989-10-06
JPH0646644B2 true JPH0646644B2 (ja) 1994-06-15

Family

ID=13605569

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7645388A Expired - Fee Related JPH0646644B2 (ja) 1988-03-31 1988-03-31 半導体フレームの送り装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0646644B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3026016U (ja) * 1995-12-19 1996-07-02 株式会社田窪工業所 吊下げ棚

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3026016U (ja) * 1995-12-19 1996-07-02 株式会社田窪工業所 吊下げ棚

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01251623A (ja) 1989-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5989108A (en) Double side grinding apparatus for flat disklike work
US10233045B2 (en) Sheet delivery system and sheet delivery method using same
TWI409867B (zh) 黏著帶切斷方法及利用此方法之黏著帶貼附裝置
KR950000515B1 (ko) 탭테이프에의 반도체소자 접합방법 및 초음파 본딩장치
KR100244688B1 (ko) 웨이퍼 반송장치
JP2505930B2 (ja) スライシングマシンの切断方法
JPH0646644B2 (ja) 半導体フレームの送り装置
JPH0625956Y2 (ja) 半導体フレームの送り装置
JPS6151407A (ja) コンベア装置
CN208374420U (zh) 自动送料机构及焊锡丝自动送料装置
KR101849352B1 (ko) 트레이 공급 배출장치
US20020182985A1 (en) Polishing method for removing corner material from a semi-conductor wafer
JPH0646643B2 (ja) 半導体フレームの送り装置
JPH0646642B2 (ja) 半導体フレームの送り装置
JPH08188319A (ja) シート送り装置とシート送り方法
JP4868588B2 (ja) 板体の姿勢制御搬送方法とその装置
JPH0626997B2 (ja) 半導体フレームの送り装置
JPS6047064B2 (ja) 上面研削式ベルトサンダ−機
JPS5831538B2 (ja) 疲労試験機における除荷装置
US3526398A (en) Cloth laying machine with seam detection means
JPH0686884A (ja) ミシンの布端制御装置
JP2969424B2 (ja) ベルトサンダー機の研削装置
JPH089088Y2 (ja) プリンタにおける用紙姿勢矯生装置
JPH0746692B2 (ja) ボンデイング装置
JP2615377B2 (ja) スライシングマシンの切断装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees