JPH0686884A - ミシンの布端制御装置 - Google Patents

ミシンの布端制御装置

Info

Publication number
JPH0686884A
JPH0686884A JP24060192A JP24060192A JPH0686884A JP H0686884 A JPH0686884 A JP H0686884A JP 24060192 A JP24060192 A JP 24060192A JP 24060192 A JP24060192 A JP 24060192A JP H0686884 A JPH0686884 A JP H0686884A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cloth
work
work cloth
edge
drop point
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24060192A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Suzuki
孝明 鈴木
Yoshiyuki Otsuka
佳行 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP24060192A priority Critical patent/JPH0686884A/ja
Publication of JPH0686884A publication Critical patent/JPH0686884A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 布端を移動させるために加工布を挟持してい
ても、加工布の送りに抵抗がかからないようにする。 【構成】 布送り方向Fに直交するX方向に沿ってパル
スモータ50により移動される支持板14には、開閉シ
リンダ32により開閉可能な一対の第1、第2ローラが
設けられている。両ローラ21,28はX方向(Fに直
交する方向)に平行な軸線のまわりを回動可能且つ軸線
方向に移動不能に支持されている。布端センサー12で
布端位置を検出し、パルスモータ50により両ローラ2
1,28をX方向に移動させて布端制御が行なわれる。
針落下点Pへの加工布の移送は、各ローラ21,18が
従動するために抵抗がかからない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ミシンの布端制御装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の技術としては、例えば特
公昭58−48199号公報に示されているように、針
落下点よりも布送り込み側に加工布の布端を検出するセ
ンサーが配置され、そのセンサーよりも布送り込み側に
は、加工布の送り方向と平行な軸線のまわりを回動可能
で、且つ、加工布をその載置面に向けて押圧可能な回転
輪が配置され、センサーの検出結果に応じて回転輪が回
転されて加工布の布端を布送り方向と直交する方向に移
動させるようにしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術は載置面に向けて加工布を回転輪で押し付けて
加工布の布端を移動させる方式のため、加工布の針落下
点への移動に関しては、加工布は回転輪と載置面との間
を引き出される状態となり、布送りに抵抗がかかること
となる。即ち、布端を移動させるためには加工布と回転
輪との間にすべりが発生しないことが加工布の追従性の
ために好ましいにもかかわらず、布送りに関しては加工
布と回転輪との間にすべりが発生しなければならないの
である。従って、両方の条件を満たすためには、回転輪
の押圧力を微妙に調節しなければならない。このため、
加工布の材質や厚さ等の縫製条件が変化する毎に調節を
行なわなければならず、めんどうである。
【0004】また、加工布は常に引きのばされた状態で
縫製される傾向にあるため、伸縮性のある加工布を縫製
すると、引きのばされた加工布がもとの状態に戻ろうと
するため、縫目の糸じまりがよくない問題もある。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、その目的は、従来のように加工
布の材質や厚さ等の縫製条件が変化してもめんどうな調
節作業が不要で、しかも加工布の材質の変化にかかわら
ず縫目の糸じまりが良好なミシンの布端制御装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1記載のミシンの布端制御装置は、針
落下点よりも布送り込み側に配置され、針落下点に移送
される加工布の布端位置を検出する布端検出手段と、加
工布を挟持可能な挟持部材と加工布の送りに伴って挟持
部材を可動に支持する支持部材とを有し、布送り方向に
略直交する方向に沿って移動可能な加工布操作手段と、
布端検出手段の検出結果に基づき、加工布の布端が針落
下点に対して所定の位置になるように加工布操作手段を
制御する制御手段とを備えている。
【0007】また、本発明の請求項2記載のミシンの布
端制御装置は、挟持部材が布送り方向に直交する軸線の
周りを回動可能な一対のローラで構成されている。
【0008】更に、本発明の請求項3記載のミシンの布
端制御装置は、針落下点よりも布送り込み側に配置さ
れ、針落下点に移送される加工布の布端位置を検出する
布端検出手段と、加工布を挟持可能な挟持部材と、その
挟持部材を前記加工布によって布送り方向に従属可能に
支持すると共に、布送り方向と略直交する方向に移動さ
せる支持部材とを有する加工布操作手段と、布端検出手
段の検出結果に基づき、加工布の布端が前記針落下点に
対して所定の位置になるように加工布操作手段を制御す
る制御手段とを備えている。
【0009】
【作用】上記の構成を有する本発明の請求項1記載に係
るミシンの布制御装置においては、針落下点よりも布送
り込み側に配置された布端検出手段が加工布の布端位置
を検出する。加工布操作手段は加工布を挟持可能で且つ
布送りに伴って可動な挟持部材を有し、布送り方向に略
直交する方向に移動可能に配置されている。そして制御
手段が布端検出手段の検出結果に基づき、加工布の布端
が針落下点に対して所定の位置関係になるように加工布
操作手段を移動させる。よって、加工布の布送り方向に
対する挟持部材による負荷が加工布にかからない。
【0010】また、上記の構成を有する本発明の請求項
2記載に係るミシンの布制御装置においては、加工布操
作手段が加工布を挟持可能で且つ布送り方向に直交する
軸線の回りを回動可能な一対のローラを有し、その軸線
の伸びる方向に移動可能に配置されている。よって、加
工布の布送り方向と前記一対のローラの布送り出し方向
とが一致しているため、加工布には引っぱり力がかから
ない。
【0011】上記の構成を有する本発明の請求項3記載
に係るミシンの布制御装置においては、針落下点よりも
布送り込み側に配置された布端検出手段が加工布の布端
位置を検出する。加工布操作手段は、加工布を挟持部材
により挟持すると共に、その挟持部材が加工布によって
布送り方向に従属可能なように支持される支持部材を布
送り方向と略直交する方向に移動可能させる。そして制
御手段が布端検出手段の検出結果に基づき、加工布の布
端が針落下点に対して所定の位置関係になるように加工
布操作手段を制御させる。よって、加工布の布送り方向
に対する挟持部材による負荷が加工布にかからない。
【0012】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0013】ベッド10上には、図1に示すように、針
落下点Pの布送り込み側に公知の布端センサー12が矢
印X方向(布送り方向Fに直交する方向であり、以下、
単にX方向と称する)に位置調節可能に固定されてい
る。
【0014】図2,3に示すように、布端センサー12
には、ベッド10の上面との間で加工布Wの布端部が通
過可能な隙間を画成する切欠部が形成されており、その
切欠部の加工布対向面Zには、断面形状がV形の溝がX
方向に延びるように形成されている。このV形の溝の一
方の斜面には3個の発光素子12aがX方向に並ぶよう
に固定されており、当該V形の溝の他方の斜面には、前
記発光素子12aの各々に対向する受光素子12bがそ
れぞれ固定されている。また、布端センサー12の切欠
部とベッド10の上面との間隙に、加工布Wが水平に差
し込まれた場合、図2(b)に示すように、光の反射点
の位置が変化すると共に、光は加工布W上で乱反射或は
吸収されるので、あまり受光素子12bに到達しなくな
り、加工布Wが反射点Qに無い場合に比べて受光素子1
2bに到達する光量が少くなる。尚、ベッド10の上面
には、光を反射するように表面加工(反射テープの貼
着)が施されている。
【0015】このように、加工布Wが反射点Qに存在す
るかどうかで、受光素子12bに到達する反射光の光量
が変化し、受光素子12bの出力電圧が光量に比例して
変化する。基準となるしきい値を設け、受光素子12b
の出力電圧がこのしきい値以上の場合は、反射点Qには
加工布Wが存在しないことを意味し、しきい値より下回
っている場合は加工布Wが存在していることを意味す
る。よって、この反射点Qが加工布Wの布端(以下、単
に布端)の位置を検出ための検出点となる。3つの検出
点(反射点)Qのうち、中心の検出点Qが布端の目標位
置を検出するものであり、左側の検出点Qがアウト側へ
の布端のずれを検出するものであって、右側の検出点Q
がイン側への布端のずれを検出するものである。
【0016】つまり、右側(イン側)の受光素子12b
の出力電圧だけが前記しきい値よりも大きい時、加工布
Wの端は目標位置にあると検出可能である。この時布端
が針落下点Pに対して所定の位置(設定縫い代隔たった
位置)にある。右側(イン側)と中央の2つの受光素子
12bの出力電圧がそれぞれ前記しきい値以上あれば、
加工布Wは左側(アウト側)にずれて位置していると検
出可能である。もちろん、全ての受光素子12bの出力
電圧がしきい値以上ある場合も同様、加工布Wは左側
(アウト側)にずれて位置していると検出可能である。
更に、全ての受光素子12bの出力電圧がしきい値未満
であれば、加工布Wは右側(イン側)にずれて位置して
いると検出可能である。尚、図3の斜線部に示す範囲に
布端が位置していれば、加工布Wは目標位置あるものと
する。
【0017】図1に示すように、布端センサー12より
も布送り込み側には、X方向に移動可能に支持板14が
直動ベアリング(図示せず)を介してベッド10上に設
けられており、その左端に固定された第1軸受ブロック
16には、X方向と平行に延びる第1軸20が固定され
ており、その第1軸20には第1ローラ21が回動可能
に、且つ、軸線方向移動不能に軸支されている。
【0018】第1軸受ブロック16には、4個のリンク
22を介して第2軸受ブロック24が連結されており、
第2軸受ブロック24は第1軸受ブロック16に対し平
行に近接及び離間することが可能である。この第2軸受
ブロック24の前記第1ローラ21に対向する側の一端
には、X方向と平行に延びる第2軸26が固定されてお
り、その第2軸26には第2ローラ28が回動可能に、
且つ、軸線方向移動不能に軸支されており、この第2ロ
ーラ28は第1ローラ21と協働して加工布Wを挟持可
能である。
【0019】一方、第2軸受ブロック24の他端には、
連結ブロック30の一端が軸31を中心に回動可能に連
結されており、更に、この連結ブロック30の他端は、
開閉シリンダ32のピストンロッド32aの先端に固定
されている。その開閉シリンダ32の基端は前記支持板
14に固定された連結片34に軸36を中心に回動可能
に連結されている。この開閉シリンダ32のピストンロ
ッド32aの突出により第1ローラ21と第2ローラ2
8による加工布Wの挟持が行なわれ、ピストンロッド3
2aの没入により加工布Wの開放が行なわれる。尚、第
1ローラ21及び第2ローラ28の転がり抵抗はほとん
どないものとする。
【0020】また、支持板14にはラック38が歯面を
上にしてX方向に延びるように固定されている。このラ
ック38の長手方向に沿ってベッド10上には、歯車軸
受ブロック40が固定されており、その歯車軸受ブロッ
ク40には布送り方向Fに平行に延びる貫通孔が形成さ
れている。この貫通孔には、回動軸44が回動可能に挿
入されており、回動軸44の両端は当該歯車軸受ブロッ
ク40から突出している。この回動軸44の一端には、
前記ラック38に噛合するピニオン46が固定されてお
り、この回動軸44の歯車軸受ブロック40から突出す
る他端には、大径歯車48が固定されている。更に、歯
車軸受ブロック40に対向してベッド10上には、パル
スモータ50が固定されており、そのモータ軸50aに
は前記大径歯車48に噛合する小径歯車50bが形成さ
れている。このためパルスモータ50の駆動により支持
板14がX方向に移動される。
【0021】また、図1及び図4に示すように、ベッド
10上には、針板54が着脱可能に取り付けられてお
り、この針板54には、縫針56の針落下点Pである針
孔54aと送り歯(図示しない)の突出する溝54bが
形成されている。この針孔54aのイン側のベッド10
上には、ストッパ60がX方向に移動可能にネジ62に
より固定されている。このストッパ60はベッド10の
上面に垂直な規制部60aと、この規制部60aに直交
すると共にベッド10の上面に当接する固定部60bと
から構成されている。布端が規制部60aの垂直面に当
接することにより、針孔54aと布端部とが一定距離
(縫い代)に保持される。尚、規制部60aのアウト側
の側面(布当接面)は、前記布端センサー12の中央の
発光部12a,受光部12bと一直線上に位置してい
る。
【0022】次に電気的構成について図5を参照して説
明する。
【0023】CPU、ROM、RAM、I/Oポート等
から構成される制御回路64の、入力側にはスタートス
イッチ66,クランプスイッチ68が接続され、出力側
には駆動回路70,72,74を介してそれぞれミシン
モータ76,開閉シリンダ32,パルスモータ50が接
続されている。
【0024】次にその作用を説明する。
【0025】作業者は、まず布端位置を設定するため、
ストッパ60の規制部60aの垂直面が布端と接触する
ように位置調節後、ストッパ60をネジ62を締めて固
定する。次に、布端センサー12をその中心の検出点Q
が布端を検出するように位置調節後、布端センサー12
を固定する。
【0026】この後、加工布Wを第1ローラ21と第2
ローラ28との間に配置し、クランプスイッチ68をオ
ンすると、開閉シリンダ32のピストンロッド32aが
突出動されて第1ローラ21,第2ローラ28により加
工布Wが挟持される。
【0027】次に作業者は、スタートスイッチ66をオ
ンすると制御回路64はミシンモータ76をスタートさ
せて針落下点Pに加工布Wを送り歯の四運動送りにより
移動させる。また、縫製作業中に制御回路64は、布端
センサー12からの布端検出信号に応答してパルスモー
タ50を駆動させる。
【0028】即ち、布端が、図3の斜線部で示す範囲の
基準位置からアウト側(図1中左側)にずれている時
は、布端が基準位置に到達するまで支持板14をイン側
に移動させ、一方、布端が基準位置からイン側(図1中
右側)にずれている時は、布端が基準位置に到達するま
で支持板14をアウト側に移動させるのである。加工布
WがX方向のイン側またはアウト側に移動されるタイミ
ングは、加工布Wに縫い針56が刺さっている時、つま
り、送り歯が加工布Wから離れている時である。このタ
イミングで加工布WをX方向に移動させると、送り歯に
よる負荷を受けずに加工布Wのずれを解消することが可
能である。
【0029】こうして、布端制御が行なわれるが、第
1、第2ローラ21,28は布送り方向Fに移動される
加工布Wに従動して回転されるので布送りが阻害される
ことがなく、加工布Wが従来のように引きのばされて縫
製されることが防止される。
【0030】前記布端センサー12が本発明の布端検出
手段に相当する。また、第1ローラ21,第2ローラ2
8が本発明の挟持部材に相当する。更に、第1軸20,
第2軸26,第1軸受けブロック16,第2軸受けブロ
ック24,リンク22及び支持板14などが本発明の支
持部材に相当する。そして、前記挟持部材,支持部材に
加えて、ラック38,歯車軸受けブロック40,回動軸
44,大径歯車48及びピニオン46及びパルスモータ
50等が本発明の加工布操作手段に相当する。前記制御
回路69が本発明の制御手段に相当する。
【0031】尚、本発明は上述の実施例にのみ限定され
るものではなく、その主旨を逸脱しない範囲内において
のみ種々の変形が可能である。例えば、支持板14が固
定のまま第1、第2ローラ21,28がX方向に移動し
得るようにしてもよい。また、布端の検出も光反射式に
限定されず、光透過式であってもよい。更に、加工布W
が太陽電池の受光面を覆い、太陽電池の受光面面積の変
化によって生じる発電率の変化に基づいて、加工布Wの
位置を検出するようにしても良い。第1,第2ローラ2
1,28が加工布Wに縫製中も常に接触しているので、
ずれを解消する動作の応答性がよく正確にずれを解消で
きる。
【0032】本実施例では、第1、第2ローラ21,2
8が加工布Wを挟持する時に、第1、第2ローラ21,
28の長手方向端部が一致しておらず、各第1、第2ロ
ーラ21,28の端部が加工布Wを挟持していない。し
かし、第1、第2ローラ21,28が加工布Wを挟持す
る時に、第1、第2ローラ21,28の長手方向端部が
一致して、第1、第2ローラ21,28全体で加工布W
を挟持すれば、挟持される加工布Wの面積が増加するの
で、X方向に対する摩擦力も増加して、X方向に確実に
加工布Wを移動させることが可能になる。また、X方向
に対する摩擦力を増加させるために、ローラ21,28
の加工布Wとの接触面に、加工布Wを損傷させないほど
の表面荒さを持たせてもよい。
【0033】また、右側(イン側)と中央の2つの受光
素子12bの出力電圧がそれぞれしきい値以上ある場合
と、全ての受光素子12bの出力電圧がしきい値以上あ
る場合とでは、後者の場合の方が布端がよりアウト側に
位置しているので、後者の場合パルスモータ50を前者
の場合より高速に回転させれば、より迅速に布端を目標
位置に移動させることが可能である。
【0034】更に、第1、第2ローラ21,28が加工
布Wによって従属的にまわされるだけでなく、第1、第
2ローラ21,28の外周が布送り速度と同一で回転さ
せられるようにしても、負荷が加工布Wにかかることが
防止される。ローラ21,28の代わりに板状の部材が
加工布Wを挟持するようにして、その板状の部材が正常
な縫製作業の時には、加工布を挟持したまま布送り方向
Fに沿って布送りと同一速度で移動し、ずれが生じた時
には、加工布Wを挟持したまま矢印F方向に布送りと同
一速度で移動すると共に、矢印X方向に移動するように
しても、負荷が加工布Wにかかることが防止される。
【0035】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明は、従来のように、加工布の材質や布厚等の縫製条
件が変化してもめんどうな調節作業が不要となり、しか
も加工布の材質の変化にかかわらず、縫目の糸じまりが
良いという実用上大変すぐれた利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した一実施例を示す斜視図であ
る。
【図2】布端センサーから発せられる光の進路を表す説
明図である。図2(a)は、加工布が無い場合の光の進
路を表す説明図である。図2(b)は、加工布が有る場
合の光の進路を表す説明図である。
【図3】本実施例の布端センサーの裏面図である。
【図4】本実施例の上面図である。
【図5】その電気的構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 ベッド 12 布端センサー 21 第1ローラ 28 第2ローラ 32 開閉シリンダ 50 パルスモータ 64 制御回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 針落下点よりも布送り込み側に配置さ
    れ、針落下点に移送される加工布の布端位置を検出する
    布端検出手段と、 前記加工布を挟持可能な挟持部材と、前記加工布の送り
    に伴って前記挟持部材を可動に支持する支持部材とを有
    し、布送り方向に略直交する方向に沿って移動可能な加
    工布操作手段と、 前記布端検出手段の検出結果に基づき、加工布の布端が
    前記針落下点に対して所定の位置になるように前記加工
    布操作手段を制御する制御手段とからなることを特徴と
    するミシンの布端制御装置。
  2. 【請求項2】 前記挟持部材が布送り方向に直交する軸
    線の周りを回動可能な一対のローラであることを特徴と
    する請求項1記載のミシンの布端制御装置。
  3. 【請求項3】 針落下点よりも布送り込み側に配置さ
    れ、針落下点に移送される加工布の布端位置を検出する
    布端検出手段と、 前記加工布を挟持可能な挟持部材と、その挟持部材を、
    前記加工布によって布送り方向に従属可能に支持すると
    共に、布送り方向と略直交する方向に移動させる支持部
    材とを有する加工布操作手段と、 前記布端検出手段の検出結果に基づき、加工布の布端が
    前記針落下点に対して所定の位置になるように前記加工
    布操作手段を制御する制御手段とからなることを特徴と
    するミシンの布端制御装置。
JP24060192A 1992-09-09 1992-09-09 ミシンの布端制御装置 Pending JPH0686884A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24060192A JPH0686884A (ja) 1992-09-09 1992-09-09 ミシンの布端制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24060192A JPH0686884A (ja) 1992-09-09 1992-09-09 ミシンの布端制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0686884A true JPH0686884A (ja) 1994-03-29

Family

ID=17061922

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24060192A Pending JPH0686884A (ja) 1992-09-09 1992-09-09 ミシンの布端制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0686884A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102583016A (zh) * 2012-03-07 2012-07-18 江苏海狮机械集团有限公司 工衣折叠机中的挂衣模板旋转送料装置
CN103320981A (zh) * 2013-06-26 2013-09-25 苏州巨康缝制机器人有限公司 一种自动防卷导片器
JP2019001580A (ja) * 2017-06-13 2019-01-10 株式会社タカトリ ワーク端制御装置及び制御方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102583016A (zh) * 2012-03-07 2012-07-18 江苏海狮机械集团有限公司 工衣折叠机中的挂衣模板旋转送料装置
CN103320981A (zh) * 2013-06-26 2013-09-25 苏州巨康缝制机器人有限公司 一种自动防卷导片器
JP2019001580A (ja) * 2017-06-13 2019-01-10 株式会社タカトリ ワーク端制御装置及び制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5787778A (en) Cutting device
KR910007362B1 (ko) 와이어 방전 가공기의 와이어 송출기구
JPH0686884A (ja) ミシンの布端制御装置
US7870986B2 (en) Method and device for clearance adjustment for lead-in roller clearance adjustment mechanism
CA2076835A1 (en) Sheet control mechanism for use in an electrophotographic printing machine
GB2319489A (en) Zero force roll release for high speed press feed units
JP2901009B2 (ja) ミシンの糸張力調整装置
JPS59169736A (ja) 自動ねじ締め機の締付高さ調整装置
JP3572270B2 (ja) 連続ローディング装置
JP4647853B2 (ja) クランプ成形装置
KR20020038518A (ko) 밴딩 포장기 컨트롤러
JPH06154449A (ja) ミシンの布端制御装置
JPH06206653A (ja) 輪転印刷機における紙端位置調整装置
JP3047536B2 (ja) ワイヤ放電加工機のワイヤ位置決め制御装置
JP2762261B2 (ja) 自動ねじ締め機
JP3107962B2 (ja) 圧延材のセンタリング方法
JP3138569B2 (ja) 溶接機における電極ストロ―ク制御装置
KR900010949Y1 (ko) 리이드 프레임 이송장치
JP2597125Y2 (ja) バンド掛け装置
JPS59156776A (ja) 単票インサ−タ
JPS5941814B2 (ja) 長尺材の供給位置決め装置
JPH08155170A (ja) ミシンの自動上糸供給装置
JPH01215597A (ja) 用紙駆動型自動製図機における位置検出装置及び方法
JP3010096B2 (ja) 用紙切断装置
JP2673326B2 (ja) ワイヤ放電加工装置