JPH0453144A - 高出力GaAsFET - Google Patents
高出力GaAsFETInfo
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- JPH0453144A JPH0453144A JP15825290A JP15825290A JPH0453144A JP H0453144 A JPH0453144 A JP H0453144A JP 15825290 A JP15825290 A JP 15825290A JP 15825290 A JP15825290 A JP 15825290A JP H0453144 A JPH0453144 A JP H0453144A
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- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 17
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 25
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は高出力GaAsFETの構造に関し、特に広帯
域の増幅を可能とした高強度のGaAsFETの構造に
関する。
域の増幅を可能とした高強度のGaAsFETの構造に
関する。
従来、この種の高出力GaAsFETとして、第2図に
示すものがある。このGaAsFETは、矩形チップ状
に形成されたGaAs基板11で構成され、その裏面に
は金属メッキ膜12が形成されている。また、表面には
ゲート、ソース、ドレイン等の電極が形成され、さらに
その周辺部にはS i 02 、 S 13 Na等
の絶縁膜13が形成されている。
示すものがある。このGaAsFETは、矩形チップ状
に形成されたGaAs基板11で構成され、その裏面に
は金属メッキ膜12が形成されている。また、表面には
ゲート、ソース、ドレイン等の電極が形成され、さらに
その周辺部にはS i 02 、 S 13 Na等
の絶縁膜13が形成されている。
しかしながら、このようなGaAsFETでは、ピンセ
ット等でチップを取り扱った際に、ピンセットが露出し
ているGaAs基板11に触れるとGaAs基板11に
クランクが生じる等、機械的な強度が弱いという問題が
ある。
ット等でチップを取り扱った際に、ピンセットが露出し
ているGaAs基板11に触れるとGaAs基板11に
クランクが生じる等、機械的な強度が弱いという問題が
ある。
これは、この種のGaAsFETを製造する工程で、第
3図に示すように、ウェハWを石英等の支持板21にチ
ップ表面を貼付側22で貼り付けておき、裏面に形成し
た厚い金属メッキ膜12をマスクにしてGaAs基板1
1をエツチングし、各チップに分離させる工程を採用し
ているため、GaAs基板11の側面に金属メッキ膜1
2を形成することができないためである。
3図に示すように、ウェハWを石英等の支持板21にチ
ップ表面を貼付側22で貼り付けておき、裏面に形成し
た厚い金属メッキ膜12をマスクにしてGaAs基板1
1をエツチングし、各チップに分離させる工程を採用し
ているため、GaAs基板11の側面に金属メッキ膜1
2を形成することができないためである。
このため、従来では側面に金属メッキ膜を施した第4図
に示すようなものが提案されている。このGaAsFE
Tは、チップを構成するGaAs基板11の裏面および
側面に5μm以上の厚さの金属メッキ膜14が形成され
、その機械的な強度が増大されている。
に示すようなものが提案されている。このGaAsFE
Tは、チップを構成するGaAs基板11の裏面および
側面に5μm以上の厚さの金属メッキ膜14が形成され
、その機械的な強度が増大されている。
〔発明が解決しようとする課題]
しかしながら、この改良されたGaAsFETでは、そ
のプロセス上の制約により、チップ表面の周辺部に金属
膜15が形成されなければならないという制約が生して
いる。
のプロセス上の制約により、チップ表面の周辺部に金属
膜15が形成されなければならないという制約が生して
いる。
すなわち、このGaAsFETでは、チップの側面に金
属メッキ膜14を形成するためには、第5図に示すよう
に、支持板21に貼付剤22を用いてウェハを支持させ
、GaAs基板11を各チップに分離した後に、チップ
裏面および側面にメッキ用電流バスとしての導電膜23
を蒸着等により形成する。その後、各チップの間に金属
メッキ層が形成されないようにフォトレジスト24等を
選択的に形成し、しかる上で導電膜23を利用してメッ
キ処理を行い、各チップの裏面および側面に金属メッキ
膜14を形成している。
属メッキ膜14を形成するためには、第5図に示すよう
に、支持板21に貼付剤22を用いてウェハを支持させ
、GaAs基板11を各チップに分離した後に、チップ
裏面および側面にメッキ用電流バスとしての導電膜23
を蒸着等により形成する。その後、各チップの間に金属
メッキ層が形成されないようにフォトレジスト24等を
選択的に形成し、しかる上で導電膜23を利用してメッ
キ処理を行い、各チップの裏面および側面に金属メッキ
膜14を形成している。
このとき、フォトレジスト240選択形成時に貼付剤2
2が溶解されることで導電膜23が破れ、均一な導電が
できなくなって均一な金属メッキ層14が形成できない
ことがある。このため、チップ間の領域に予め導電性の
補強板25を形成し、かつ各チップの表面周辺部にも金
属膜15を形成し、これら補強板25と金属膜15とを
接触させた状態にしておくことで、各チップの電気接続
を確保している。
2が溶解されることで導電膜23が破れ、均一な導電が
できなくなって均一な金属メッキ層14が形成できない
ことがある。このため、チップ間の領域に予め導電性の
補強板25を形成し、かつ各チップの表面周辺部にも金
属膜15を形成し、これら補強板25と金属膜15とを
接触させた状態にしておくことで、各チップの電気接続
を確保している。
しかしながら、このようにチップ表面の周辺部に金属膜
15が存在していると、このチップを実装する際にボン
ディング線が金属膜15にショートしないようにボンデ
ィング線を高く持ち上げたループ状にする必要があり、
そのためボンディング線が必然的に長くなる。高出力G
aAsFETでは通常位相整合のためゲート電極に接続
されるボンディング線をチップコンデンサに接続してイ
ンピーダンスを整合するが、このゲート電極のボンディ
ング線が長いと回路のQ値が大きくなり、周波数の広帯
域でフラットなRF特性が得られなくなるという問題が
生じる。
15が存在していると、このチップを実装する際にボン
ディング線が金属膜15にショートしないようにボンデ
ィング線を高く持ち上げたループ状にする必要があり、
そのためボンディング線が必然的に長くなる。高出力G
aAsFETでは通常位相整合のためゲート電極に接続
されるボンディング線をチップコンデンサに接続してイ
ンピーダンスを整合するが、このゲート電極のボンディ
ング線が長いと回路のQ値が大きくなり、周波数の広帯
域でフラットなRF特性が得られなくなるという問題が
生じる。
本発明の目的は機械的強度を確保する一方で、広帯域で
のRF特性を改善した高出力GaAsFETを提供する
ことにある。
のRF特性を改善した高出力GaAsFETを提供する
ことにある。
本発明の高出力GaAsFETは、矩形チップ状をした
GaAs基板からなるチップの表面の周辺部の少なくと
も一部が絶縁膜で構成され、かつチップの裏面および4
つの側面が金属メッキ膜で構成された構成としている。
GaAs基板からなるチップの表面の周辺部の少なくと
も一部が絶縁膜で構成され、かつチップの裏面および4
つの側面が金属メッキ膜で構成された構成としている。
この場合、チップ表面のゲート電極に対応する周辺部が
絶縁膜で構成されている。
絶縁膜で構成されている。
〔作用]
本発明によれば、チップの裏面および周面に形成した金
属メッキ膜によりチップの機械的強度が高められ、かつ
チップ表面の周辺部を絶縁膜で構成することでボンディ
ング線とのショートを防止し、ボンディング線を短くし
てそのRF特性を改善する。
属メッキ膜によりチップの機械的強度が高められ、かつ
チップ表面の周辺部を絶縁膜で構成することでボンディ
ング線とのショートを防止し、ボンディング線を短くし
てそのRF特性を改善する。
次に、本発明を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の高出力GaAsFETの一実施例を示
し、同図(b)は平面図、同図(a)は同図(b)のA
−A線に沿う拡大断面図である。
し、同図(b)は平面図、同図(a)は同図(b)のA
−A線に沿う拡大断面図である。
これらの図において、高出力GaAsFETは60μm
以下の厚さGaAs基板lにより矩形のチップ状に形成
されており、その裏面および4つの側面には厚さ5μm
以上の金属メッキ膜2を形成している。また、チップの
表面にはゲート電極G。
以下の厚さGaAs基板lにより矩形のチップ状に形成
されており、その裏面および4つの側面には厚さ5μm
以上の金属メッキ膜2を形成している。また、チップの
表面にはゲート電極G。
ドレイン電極り、ソース電極Sが形成されているが、こ
れら以外の領域、特にチップの周辺部は絶縁膜3で覆わ
れている。
れら以外の領域、特にチップの周辺部は絶縁膜3で覆わ
れている。
このような構造のGaAsFETを形成するためには、
第5図に示したメッキ法が採用されるが、このとき、支
持板21に貼付剤22で貼り付けたウェハWの各チップ
間に設ける補強板25を絶縁材で構成し、代わりにメッ
キ用導電パスとしての導電膜23を比較的に厚(形成す
ることで実現可能となる。
第5図に示したメッキ法が採用されるが、このとき、支
持板21に貼付剤22で貼り付けたウェハWの各チップ
間に設ける補強板25を絶縁材で構成し、代わりにメッ
キ用導電パスとしての導電膜23を比較的に厚(形成す
ることで実現可能となる。
すなわち、補強板25を絶縁材で構成しても、フォトレ
ジストの選択形成時に貼付剤22が露呈されることが防
止できるため、導電膜23の破れが防止でき、かつ導電
膜23を比較的に厚く形成することでその破れを更に効
果的に防止できる。
ジストの選択形成時に貼付剤22が露呈されることが防
止できるため、導電膜23の破れが防止でき、かつ導電
膜23を比較的に厚く形成することでその破れを更に効
果的に防止できる。
したがって、各チップの導電バスが損傷されることはな
く、各チップの表面の周辺部に金属層を形成する必要が
なくなるためである。
く、各チップの表面の周辺部に金属層を形成する必要が
なくなるためである。
なお、この実施例では、補強板25として厚さ2000
人〜1μmのS r OzやS i s N 4膜等の
絶縁膜を用いている。
人〜1μmのS r OzやS i s N 4膜等の
絶縁膜を用いている。
したがって、この高出力GaAsFETでは、裏面およ
び側面が金属メッキ膜2で被覆されているため、ビンセ
ット等が触れた場合でもGaAs基板1にクラックが生
じることはなく、機械的強度を増大することができる。
び側面が金属メッキ膜2で被覆されているため、ビンセ
ット等が触れた場合でもGaAs基板1にクラックが生
じることはなく、機械的強度を増大することができる。
また、チップの実装時においても、ゲート電極Gから、
はぼ水平にボンディング線をひき出しても、周辺部に設
けた絶縁膜3によってGaAs基板lとのショートが防
止できるため、ボンディング線を短くすることができ、
広帯域におけるRF特性を改善することが可能となる。
はぼ水平にボンディング線をひき出しても、周辺部に設
けた絶縁膜3によってGaAs基板lとのショートが防
止できるため、ボンディング線を短くすることができ、
広帯域におけるRF特性を改善することが可能となる。
なお、ボンディング線長を短かくする必要があるのは、
ゲート電極に接続されるボンディング線であるため、チ
ップ表面のゲート電極G側の周辺部のみを絶縁膜で構成
すれば、他の3つの周辺部は金属膜で覆うように構成し
てもよい。
ゲート電極に接続されるボンディング線であるため、チ
ップ表面のゲート電極G側の周辺部のみを絶縁膜で構成
すれば、他の3つの周辺部は金属膜で覆うように構成し
てもよい。
以上説明したように本発明は、チップの裏面および側面
を金属メッキ膜で構成しているので、ピンセット等が触
れた場合でもチップにクラックが生じることはなく、そ
の機械的強度を増大することができる。また、チップ表
面の周辺部を絶縁膜で構成しているので、ボンディング
線とGaAs基板とのショートを防止でき、ボンディン
グ線を短くして広帯域におけるRF特性を改善すること
ができる効果がある。
を金属メッキ膜で構成しているので、ピンセット等が触
れた場合でもチップにクラックが生じることはなく、そ
の機械的強度を増大することができる。また、チップ表
面の周辺部を絶縁膜で構成しているので、ボンディング
線とGaAs基板とのショートを防止でき、ボンディン
グ線を短くして広帯域におけるRF特性を改善すること
ができる効果がある。
第1図は本発明の一実施例を示し、同図(b)は平面図
、同図(a)は同図(b)のA−A線に沿う拡大断面図
、第2図は従来のGaAsFETの一例の断面図、第3
図は第2図のGaAs FETの製造方法を説明するた
めの図、第4図は従来のGaAsFETの他の例の断面
図、第5図は第4図のGaAsFETの製造方法を説明
するための図である。 1・・・GaAs基板、2・・・金属メッキ膜、3・・
・絶縁膜、11・・・CyaAs基板、12・・・金属
メッキ膜、13・・・絶縁膜、14・・・金属メッキ膜
、15・・・金属膜、21・・・支持板、22・・・貼
付剤、23・・・導電膜、24・・・フォトレジスト、
25・・・補強板。 (a) 第1図 A、J 第2 図 第3 図 第4 図 第5 図
、同図(a)は同図(b)のA−A線に沿う拡大断面図
、第2図は従来のGaAsFETの一例の断面図、第3
図は第2図のGaAs FETの製造方法を説明するた
めの図、第4図は従来のGaAsFETの他の例の断面
図、第5図は第4図のGaAsFETの製造方法を説明
するための図である。 1・・・GaAs基板、2・・・金属メッキ膜、3・・
・絶縁膜、11・・・CyaAs基板、12・・・金属
メッキ膜、13・・・絶縁膜、14・・・金属メッキ膜
、15・・・金属膜、21・・・支持板、22・・・貼
付剤、23・・・導電膜、24・・・フォトレジスト、
25・・・補強板。 (a) 第1図 A、J 第2 図 第3 図 第4 図 第5 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、厚さが60μm以下のGaAs基板からなる矩形チ
ップ状をした高出力GaAsFETにおいて、チップ表
面の周辺部の少なくとも一部が絶縁膜で構成され、かつ
チップの裏面および4つの側面が金属メッキ膜で構成さ
れていることを特徴とする高出力GaAsFET。 2、チップ表面のゲート電極に対応する周辺部が絶縁膜
で構成されてなる特許請求の範囲第1項記載の高出力G
aAsFET。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15825290A JPH0453144A (ja) | 1990-06-16 | 1990-06-16 | 高出力GaAsFET |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15825290A JPH0453144A (ja) | 1990-06-16 | 1990-06-16 | 高出力GaAsFET |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0453144A true JPH0453144A (ja) | 1992-02-20 |
Family
ID=15667570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15825290A Pending JPH0453144A (ja) | 1990-06-16 | 1990-06-16 | 高出力GaAsFET |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0453144A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003532291A (ja) * | 2000-04-26 | 2003-10-28 | テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン(パブル) | 半導体装置における導電性塗料の形成方法 |
-
1990
- 1990-06-16 JP JP15825290A patent/JPH0453144A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003532291A (ja) * | 2000-04-26 | 2003-10-28 | テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン(パブル) | 半導体装置における導電性塗料の形成方法 |
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