JPH0451879Y2 - - Google Patents

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JPH0451879Y2
JPH0451879Y2 JP1985157938U JP15793885U JPH0451879Y2 JP H0451879 Y2 JPH0451879 Y2 JP H0451879Y2 JP 1985157938 U JP1985157938 U JP 1985157938U JP 15793885 U JP15793885 U JP 15793885U JP H0451879 Y2 JPH0451879 Y2 JP H0451879Y2
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fan
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air
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、空気清浄機、特にその吸気通路及び
排気通路の構造に関するものである。
従来の技術 従来の空気清浄機は、第5図〜第7図に示すよ
うに、回転軸1にシロツコ形のフアン2を固定し
た電動機(図示せず)と、集塵フイルター3と、
放電線4と、対向電極5と、吸気通路6及び排気
通路7を分割する分割板8を内蔵する本内前部9
と、この本体前部9に結合した本体後部10とか
らなつている。本体前部9の前面には吸気口11
と、前記放電線4及び対向電極5を固定した前面
板12を有し、本体後部10には排気口13が形
成されている。14は分割板8と本体後部10と
の嵌合部である。
考案が解決しようとする問題点 しかし、このような空気清浄機の通風路構造の
場合、電動機に電力が供給されてフアン2が回転
を始めることで、空気の流れAが発生し、同空気
は前面板12の吸気口11を通り集塵フイルター
3→吸気通路6→フアン2→排気通路7→排気口
13へと流れるようになる。
ここで、分割板8は吸気通路6と排気通路7を
分割するように本体後部10に嵌合されている
が、嵌合部14は特別シール剤等でシールされて
いないため、少なからず排気通路7から吸気通路
6へ空気の逆流Bが発生することとなる。特に、
従来例における空気清浄機のように、吸気通路と
排気通路を並行して設け、並行する部分以外にあ
るシロツコフアンを通過して空気を流す構成のも
のにおいては嵌合部14において吸気通路6から
排気通路7への空気の流れがないため逆流Bは発
生しやすいものである。このような空気の逆流、
つまり漏れ流Bが発生すると、本来前面板12の
吸気口11から部屋の汚れた浮遊塵埃等を含む空
気を吸気するはずのものが、すでに集塵フイルタ
ー3を通りきれいになつた空気、すなわち排気は
入り込むこととなり、十分に汚れた空気を前面板
12の吸気口11から吸気することができなくな
り、空気を清浄するという効果が低下してしまう
という問題があつた。
本考案はこのような従来の欠点を解消したもの
で、吸気通路への排気流の漏れを防止したもので
ある。
問題点を解決するための手段 本考案は、上記問題点を解決するため、シロツ
コフアンとシロツコフアン駆動用の電動機を内蔵
する本体と、前記シロツコフアンと機外を連通す
る吸気通路および排気通路と、前記本体と一体形
成されてこれら吸気通路および排気通路を分割す
る分割壁と、同分割壁に略平行に対応する本体外
郭の一部に着脱自在に設けられた排気蓋とから成
り、前記シロツコフアンは吸気通路,排気通路お
よび分割壁が略平行に位置する部分以外に設けら
れたものである。
作 用 本考案は、吸気通路と排気通路を分割する壁を
本体に一体形成しているので、排気が吸気側へ入
り込むことを確実に防止でき、これにより集塵効
率の向上が図れるものである。
実施例 以下、本考案の実施例を添付図面にもとづいて
説明をする。
第1図〜第4図において、21は電動機(図示
せず)の回転軸、22は複数の羽根23を略横置
きした両吸込形のシロツコ形のフアンである。こ
のフアン22の中央部には電動機の回転軸21と
固定するための壁22aが形成してある。24は
本体前部25a、本体後部25bとを結合して得
た本体で、その前面には、複数の吸気口26と放
電線27と対向電極28を有する前面板29が取
り付けられている。また本体後部25bの背面に
は排気蓋30が取り付けられている。31は吸気
通路、32は排気通路であり、それら両通路3
1,32は本体後部25bに一体形成された分割
壁25b′によつて分割構成されている。33は集
塵フイルターであり、前面板29と本体後部25
bの間に形成されている。34は本体後部25に
形成した複数の排気口である。排気通路32は分
割壁25b′と排気蓋30によつて形成されてい
る。35は本体後部25aと排気蓋30との結合
面であり、ビス等(図示せず)で結合している。
以上のような構成において、動作説明をする
と、電動機へ電力が供給されるとその回転軸21
に固定したフアン22が回転し始め、空気Xが前
面板29の吸気口26→対向電極28→放電線2
7→集塵フイルター33→吸気通路31→フアン
22→排気通路32→排気口34へと流れること
になる。このように、空気中の汚れた浮遊塵埃等
を含んだ吸気が集塵フイルター33を通過するこ
とによつてきれいな空気になるものである。とこ
ろで、空気の流れまたは風量というものは空気清
浄機の性能上重要な特性である。
そこで排気通路32を形成する分割壁25b′と
排気蓋30はビス等での結合とはいえ結合面35
にはいくらかの隙間があり、排気Yの漏れが発生
するものである。しかしながらこの排気Yの漏れ
は本体外部、つまり大気中に対してなされるもの
であり、本来排気口34から排気されるのと同じ
であり空気清浄機の特性上何ら影響を及ぼすもの
ではない。また、フアン22は排気通路に設けら
れていないため、排気蓋30と本体後部25bと
の隙間からのフアン回転音の漏れもわずかで問題
とはならない。これは従来が排気通路から吸気通
路へ空気が逆流していて特性の低下の発生してい
たのに比べ、そのような空気の逆流のないよう分
割壁25aを本体後部25と一体形成したためで
ある。
このように本考案の実施例によれば、容易に空
気清浄機の特性(集塵性能)の低下防止を可能に
するものである。
さらに、上記では吸気通路31と排気通路32
が前面板29に対し略平行となるよう形成してあ
るが、そのような配置以外でも同様の効果があ
り、また分割壁25b′を本体後部25bの代りに
本体前部25aと一体形成しても同様の効果が得
られる。
また、排気蓋30が本体背面から容易に取り外
せるために排気通路32の清掃も簡単に行なえる
効果もある。
考案の効果 このように本考案によれば、吸気通路および排
気通路と、前記本体と一体形成されてこれら吸気
通路および排気通路を分割する分割壁と、同分割
壁に略平行に対応する本体外郭の一部に排気蓋と
を設けるとともにシロツコフアンは吸気通路,排
気通路および分割壁の略平行に対応する部分以外
に設けたことにより、排気通路から吸気通路への
空気流の逆流が防止でき、また排気蓋を容易に取
り外せるため排気通路の清掃も行いやすく、性能
面、メンテナンス面共に優れた空気清浄機を提供
できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における空気清浄機
の側断面図、第2図は第1図のイ−イ断面図、第
3図は要部の拡大断面図、第4図は外観斜視図、
第5図は従来の空気清浄機の側断面図、第6図は
第5図のロ−ロ断面図、第7図は分割板と本体後
部の結合部の拡大断面図である。 22……フアン、24……本体、25b′……分
割壁、30……排気蓋、31……吸気通路、32
……排気通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シロツコフアンとシロツコフアン駆動用の電動
    機を内蔵する本体と、前記シロツコフアンと機外
    を連通する吸気通路および排気通路と、前記本体
    と一体形成されてこれら吸気通路および排気通路
    を分割する分割壁と、同分割壁に略平行に対応す
    る本体外郭の一部に着脱自在に設けられた排気蓋
    とから成り、前記シロツコフアンは吸気通路,排
    気通路および分割壁が略平行に位置する部分以外
    に設けられた空気清浄機。
JP1985157938U 1985-10-16 1985-10-16 Expired JPH0451879Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985157938U JPH0451879Y2 (ja) 1985-10-16 1985-10-16

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985157938U JPH0451879Y2 (ja) 1985-10-16 1985-10-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6266746U JPS6266746U (ja) 1987-04-25
JPH0451879Y2 true JPH0451879Y2 (ja) 1992-12-07

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ID=31080951

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JP1985157938U Expired JPH0451879Y2 (ja) 1985-10-16 1985-10-16

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JP (1) JPH0451879Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5524549A (en) * 1978-08-09 1980-02-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd Electrical dust precipitator

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5524549A (en) * 1978-08-09 1980-02-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd Electrical dust precipitator

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6266746U (ja) 1987-04-25

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