JP2560098Y2 - 吸引装置 - Google Patents

吸引装置

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JP2560098Y2
JP2560098Y2 JP1990110046U JP11004690U JP2560098Y2 JP 2560098 Y2 JP2560098 Y2 JP 2560098Y2 JP 1990110046 U JP1990110046 U JP 1990110046U JP 11004690 U JP11004690 U JP 11004690U JP 2560098 Y2 JP2560098 Y2 JP 2560098Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、主に電気掃除機に用いられる吸引装置の改
良に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の吸引装置は、特開昭49−130066号公報、特開昭
50−56757号公報に開示されるように、インペラーから
排出される気体は、何度も方向転換された後に排気され
るようになっていたので、排気抵抗が大きく、吸気効率
が低下するという問題があった。
また、後方に排気する装置としては、実願昭52−5204
3号(実開昭53−145376号)のマイクロフィルム及び実
願昭54−67526号(実開昭55−167774号)のマイクロフ
ィルムに開示されるものがあるが、前者は、インペラー
の後方に仕切壁が位置するので、インペラーから排出さ
れた気体は後方に方向変換された後、さらにこの仕切壁
によって方向変換されて排気されることとなり、後方へ
の排気抵抗が大きくなって吸気効率が低下するという問
題があった。また、後者についても、インペラーの後方
に内側に屈曲したケースが位置するために、インペラー
から排出された気体は後方に方向変換された後、さらに
このケースによって方向変換させて排気されることとな
り、後方への排気抵抗が大きくなって吸気効率が低下す
るという問題があった。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は、上記の点に鑑みてなされたものであって、
その目的とするところは排気抵抗を少なくして吸引効率
の低下を防止することができる吸引装置を提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために提案された本考案の構成は
次の通りである。すなわち、 請求項(1)の吸引装置は、電動機インペラーの吸気
側に配設するとともに、電動機の駆動軸をインペラーの
側板の中央に形成された吸気口を介してインペラーの主
板中央に取着し、気体をインペラーの吸気口に導く吸気
ダクトをインペラーの吸気口の近接して配設し、吸気ダ
クト内に電動機を収納して吸気ダクトと電動機との間に
吸気路を形成し、吸気口内に電動機を収納して吸気ダク
トと電動機との間に吸気路を形成し、ケースのうち、イ
ンペラーの外周に位置する排気口と相対向する部位に排
出口を設け、吸気路からインペラー内に流入した気体
は、インペラー内部でインペラーの軸芯に対する遠心方
向に方向変換された後、ケースの排出口を通って当該遠
心方向に排出されるように構成したことを特徴とするも
のである。
請求項(2)の吸引装置は、電動機をインペラーの吸
引側に配設するとともに、電動機の駆動軸をインペラー
の側板の中央に形成された吸気口を介してインペラーの
主板中央に取着し、気体をインペラーの吸気口に導く吸
気ダクトをインペラーの吸気口の近接して配設し、吸気
ダクト内に電動機を収納して吸気ダクトと電動機との間
に吸気路を、ケースのうち、方向変換手段によって方向
変換される気体の排出方向の延長線上に排出口を設け、
吸気路からインペラー内に流入した気体は、インペラー
内部でインペラーの軸芯に対する遠心方向に方向変換さ
れ、さらに方向変換手段によって方向変換された後、ケ
ースの排出口を通って当該方向変換手段によって方向変
換された方向に排出されるように構成し、さらにインペ
ラーの排気口に気体の排気方向をエンペラー軸と平行に
かつ吸気ダクトとは反対側に方向変換させる方向変換手
段を形成したことを特徴とするものである。
〔作用〕
請求項(1)の吸引装置によれば、吸気される気体は
吸気ダクトの吸気路を通ってインペラーの吸気口からイ
ンペラー内に吸引され、インペラーの内部で90度方向変
換されてインペラーの排気口からインペラー軸に対して
遠心方向に排出される。
請求項(2)の吸引装置によれば、吸気される気体は
吸気ダクトの吸気路を通ってインペラーの吸引口からイ
ンペラー内に吸引され、インペラーの内部で90度方向変
換されてインペラーの排気口からインペラー軸に対して
遠心方向に排出される。さらに気体は方向変換手段にて
エンペラー軸と平行にかつ吸気ダクトとは反対側に排気
方向を変換される。
〔実施例〕
以下、本考案を図示の実施例に基づいて説明する。
第1図および第2図は本考案の第1実施例を示してい
る。吸引装置Aは、電動機1とインペラー2と吸気ダク
ト3とで構成されている。
インペラー2は羽根2aを有する主板2bと、中央に吸気
口2cを有する側板2dと、主板2bと側板2dの両周縁部の間
に形成される排気口2eとで構成されている。
電動機1はインペラー2の吸気側に配設されており、
電動機1の駆動軸1aはインペラー2の吸気口2cの側から
インペラー2の主板2bの中央に形成された取付孔2fに取
着されている。
吸気ダクト3はインペラー2の吸気口2cに近接して配
設されており、吸気ダクト3内に電動機1を収納して吸
気ダクト3と電動機1との間は吸気路4が形成されてい
る。
以上のようにして構成される吸引装置Aは、電動掃除
機本体(ケースの一例)5に内蔵されて使用するもので
あり、吸引装置Aの前方にはフィルターボックス6が配
設されており、また電機掃除機本体5の先端部には吸引
口5aが形成されており、電機掃除機本体5の後端部の外
周面のうち吸引装置Aのインペラー2の排気口2eに対応
する部位に排出口5bが形成されている。
したがって、電動機1を駆動させてインペラー2を回
転させると、外部空気が吸引管5cを通って吸引口5aから
電機掃除機本体5内のフィルターボックス6に吸引さ
れ、その後、吸気ダクト3の吸気路4を通って電動機1
のインペラー2の吸気口2cからインペラー2内に吸引さ
れ、インペラー2の内部ではコーナー部A1で90度方向変
換された後、インペラー2の排気口2eからインペラー2
の軸芯に対して遠心方向に排出され、最後に電機掃除機
本体5の排出口5bから外部に排出されることとなる。
第3図は本考案の吸引装置の第2実施例を示してい
る。本実施例はガイドケース(方向変換手段)7がイン
ペラー2の外周に配設されており、それ以外の構成は第
1実施例と同じである。したがってガイドケース7以外
の構成は第3図に同符号を付して説明を省略する。ガイ
ドケース7は、インペラー2軸と平行に位置する円管体
部7aにインペラー2軸と直角に位置する中央孔付き円板
部7bを一体化して構成されており、ガイドケース7の円
板部7bは吸気ダクト3に接合されている。
吸引装置Aは、第1実施例と同様に、電機掃除機本体
5に内蔵されて使用されるものであり、電機掃除機本体
5の排出口5bは、電機掃除機本体5の後端面に形成され
ている。
したがって、電動機1を駆動させてインペラー2を回
転させると、第1実施例と同様に、外部空気が吸引口5a
から電機掃除機本体5内のフィルターボックス6および
吸気路4を通ってインペラー2の吸気口2cからインペラ
ー2内に吸引され、インペラー2の内部ではコーナー部
A1で90度方向変換され、インペラー2の排気口2eからイ
ンペラー2の軸芯に対して遠心方向に排出される。さら
にガイドケース7にてインペラー2の軸芯と平行にかつ
吸気ダクト3とは反対側に排気方向が変換され、最後に
電機掃除機本体5の排出口5bから外部に排出されること
となる。
なお、第2実施例の応用例として、インペラー2の排
気口2eを90度に曲げ、この屈曲部を方向変換手段7とし
て構成しても良い。
〔考案の効果〕
上記の説明からも明らかなように本考案の請求項
(1)の吸引装置によれば、インペラーの排気口から排
出された気体はそのままインペラー軸に対して遠心方向
に排出されるので、排気抵抗が小さくなって吸引効率が
低下することがなくなるという効果を奏する。
また請求項(2)の吸引装置によれば、インペラーの
排気口から排出された気体はそのままインペラー軸に対
して遠心方向に排出された後、エンペラー軸と平行にか
つ上記吸気ダクトとは反対側に排出されるので、排気抵
抗が小さくなって吸引効率の低下を防止できるととも
に、インペラーの背方に排出することができるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の吸引装置を内蔵した電機掃除機の実施
例を示す一部破断した斜視図、第2図は同上の断面図、
第3図は本考案の他の実施例を示す断面図である。 (符号の説明) A……吸引装置 1……電動機 1a……電動機の駆動軸 2……インペラー2 2b……主板 2c……吸気口 2d……側板 3……吸気ダクト 4……吸気路 7……方向変換手段(ガイドケース)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−143030(JP,A) 特開 昭61−41426(JP,A) 実開 昭61−6349(JP,U) 実開 昭59−73254(JP,U) 実開 昭57−48842(JP,U) 実開 昭54−74166(JP,U) 実公 昭48−33024(JP,Y1) 実公 昭47−10446(JP,Y1) 実公 昭34−9581(JP,Y1) 実公 昭46−14310(JP,Y1)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケース内に電動機及びインペラーを収納し
    て構成される吸引装置において、電動機をインペラーの
    吸気側に配設するとともに、電動機の駆動軸をインペラ
    ーの側板の中央に形成された吸気口を介してインペラー
    の主板中央に取着し、気体をインペラーの吸気口に導く
    吸気ダクトをインペラーの吸気口に近接して配設し、吸
    気口内に電動機を収納して吸気ダクトと電動機との間に
    吸気路を形成し、ケースのうち、インペラーの外周に位
    置する排気口と相対向する部位に排出口を設け、 吸気路からインペラー内に流入した気体は、インペラー
    内部でインペラーの軸芯に対する遠心方向に方向変換さ
    れた後、ケースの排出口を通って当該遠心方向に排出さ
    れるように構成したことを特徴とする吸引装置。
  2. 【請求項2】ケース内に電動機及びインペラーを収納し
    て構成される吸引装置において、電動機をインペラーの
    吸気側に配設するとともに、電動機の駆動軸をインペラ
    ーの側板の中央に形成された吸気口を介してインペラー
    の主板中央に取着し、気体をインペラーの吸気口に導く
    吸気ダクトをインペラーの吸気口に近接して配設し、吸
    気口内に電動機を収納して吸気ダクトと電動機との間に
    吸気路を形成し、さらにインペラーの排気口に気体の排
    気方向をインペラー軸と平行にかつ吸気ダクトとは反対
    側に方向変換させる方向変換手段を形成し、ケースのう
    ち、方向変換手段によって方向変換される気体の排出方
    向の延長線上に排出口を設け、 吸気路からインペラー内に流入した気体は、インペラー
    内部でインペラーの軸芯に対する遠心方向に方向変換さ
    れ、さらに方向変換手段によって方向変換された後、ケ
    ースの排出口を通って当該方向変換手段によって方向変
    換された方向に排出されるように構成したことを特徴と
    する吸引装置。
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JPH0468751U JPH0468751U (ja) 1992-06-18
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3866263A (en) * 1973-04-17 1975-02-18 Hoover Co Cleaner with auxiliary air flow
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JPS53145376U (ja) * 1977-04-20 1978-11-16
JPS55167774U (ja) * 1979-05-19 1980-12-02

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