JPH0451683B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0451683B2
JPH0451683B2 JP6281184A JP6281184A JPH0451683B2 JP H0451683 B2 JPH0451683 B2 JP H0451683B2 JP 6281184 A JP6281184 A JP 6281184A JP 6281184 A JP6281184 A JP 6281184A JP H0451683 B2 JPH0451683 B2 JP H0451683B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
constant
valve
flow rate
differential pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP6281184A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60208607A (ja
Inventor
Yoshisuke Akita
Ichiro Tenmyo
Kyoshi Hayashi
Kazuyuki Kihara
Akio Mito
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Keiki Inc
Original Assignee
Tokimec Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokimec Inc filed Critical Tokimec Inc
Priority to JP59062811A priority Critical patent/JPS60208607A/ja
Priority to US06/716,377 priority patent/US4630639A/en
Priority to GB8508251A priority patent/GB2157024B/en
Priority to DE19853511637 priority patent/DE3511637A1/de
Publication of JPS60208607A publication Critical patent/JPS60208607A/ja
Publication of JPH0451683B2 publication Critical patent/JPH0451683B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D7/00Control of flow
    • G05D7/03Control of flow with auxiliary non-electric power
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/7722Line condition change responsive valves
    • Y10T137/7758Pilot or servo controlled
    • Y10T137/7759Responsive to change in rate of fluid flow
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/7722Line condition change responsive valves
    • Y10T137/7758Pilot or servo controlled
    • Y10T137/7762Fluid pressure type

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Flow Control (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Safety Valves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、流量調整用可変絞りに対する一次圧
力まは二次圧力が変動しても常に可変絞りの前後
差圧を一定に保つて絞り開度で設定した一定流量
を負荷に供給し同時に二次側圧力も制御できるよ
うにした流量兼圧力制御回路に関する。
(従来技術) 従来、流量制御および圧力制御の両方を行なう
場合には、第1図に示すように流量制御弁FVと
圧力制御弁PVのそれぞれを組合わせて使用して
いる。
しかしながら、流量制御弁FV、圧力制御弁PV
のそれぞれは弁自体が大型であり、特に流量制御
弁は可変絞り1の前後差圧ΔPに変動があると通
過流量が変化する欠点があるため、後述するよう
に定差減圧弁を組合わせており、このため弁自体
の大型化を避けることができなかつた。
まず可変絞りの前後差圧による通過流量の変動
は、絞りを通る流量をQ、絞り部分の流量係数を
c、絞りの開口面積をA、流体の密度をρとする
と、流量Qは次式で与えられ、 Q=cA√2 (1) 絞りの前後差圧ΔPにより流量Qが変化する。
そこで従来の流量制御弁FVでは、前記(1)式に
より絞り前後の差圧ΔPを一定にすれば流量が変
化しないという原理に基づき、絞り弁1と定差減
圧弁2を組み合せ、絞りの前後に圧力変動があつ
ても絞りの前後差圧を一定にして通過流量を設定
流量に保つようにしている。
具体的に説明すると、第1図の流量制御弁FV
は、可変絞り1の入口側の油路に定差減圧弁2を
直列に接続し、定差減圧弁2の一次側パイロツト
室に可変絞り1の入口圧力P1を導入し、また可
変絞り1の出口圧力P2を差圧設定スプリングを
備えた二次側パイロツト室に導入している。
更に第2図の弁構造を参照して詳細に説明する
ならば、ボデイ3の流入口から流出口に至る流路
には、まず、圧力補償スプール4が摺動自在に設
けられ、スプール4の右側のランドと流入通路と
の間で圧力補償オリフイス5を形成し、スプール
4の右側に可変絞り1の入口圧力P1を導入した
一次パイロツト室7を形成し、また左側には、大
径ピストン8を一体に形成し、大径ピストン8の
右側に入口圧力P1を導入すると共に、左側の二
次側パイロツト室9に差圧設定スプリング10を
設け、且つ可変絞り1の出口圧力P2を導入して
いる。
この第1,2図に示す流量制御弁FVの動作は、
流体の流れは流入口から入つて圧力補償オリフイ
ス5および可変絞り1を通つて流出口に至り、こ
の時、可変絞り1の入口圧力P1は小穴を通つて
圧力補償スプール4のA2,A3面積部に作用し、
また出口圧力P2はA1面積部に作用している。従
つて、流体が流れている定常状態で圧力補償スプ
ール4に作用している力のバランスを考えると、 F+A1×P2=(A2+A3)×P1 (但し、Fは差圧設定スプリング10の圧縮
力)となり、A3+A2=A1であるから、 P1−P2=F/A1 (2) となり、可変絞り1の前後差圧(P1−P2)が一
定となる。
具体的には、入口圧力P0が変動した場合、圧
力P0に応じて圧力補償オリフイス5からの流入
量が変化し、可変絞り1の前後差圧が変わつて圧
力補償スプール4に作用する力のバランスがくず
れる。即ち、入口圧力P0が高くなると圧力補償
スプール4は左側に、また入口圧力P0が低くな
ると圧力補償スプール4は右側にバランスする位
置まで移動する。
一方、出口圧力P2が変化した場合にも圧力補
償スプール4のバランスがくずれ、出口圧力P2
が低くなるとスプール4は左側へ、出口圧力P2
が高くなると右側へバランスする位置まで移動す
る。
この結果、圧力補償スプール4の作動で前記第
(2)式のF/A1=一定となるよう定差減圧弁2が
働き、可変絞り1の通過流量を一定とする。
しかしなら、このような従来の流量制御回路圧
力補償スプール4には通常、流体力といわれてい
る流れ力f∝ρQuがスプリング力に対抗する向き
に作用することが知られている(ρ:密度,Q:
流量,u:流速)。そして、これはf∝ρQ√
となり、同一流量でも差圧ΔPが大きいと流体力
が増加する。すなわち、前記(2)は、 P1−P2=F/A−f/A =F/A(1−f/F) となる。このために、可変絞り1を流れる流体の
圧力および流量により定差減圧弁2の圧力補償オ
リフイス5の流量および圧力も変化し、この変化
が圧力補償スプール4の差圧設定スプリング10
に基づくバランスに影響を及ぼし、可変絞り1の
前後差圧が一定値に安定しなくなる。
これを解決するには、圧力補償スプール4の液
圧作用面積A1,A2,A3を大きくし、且つ差圧設
定スプリング10のバネ定数を大きくすればよい
が、使用流量が同じでも制御弁が大型化し、また
スプールの大型化に伴なつて応答性も低下し、更
に差圧設定スプリングを強くすると、定差減圧弁
作動時の最低設定圧力が上昇し、小流量設定時に
前後差圧が変動して通過流量を一定に保てなくな
るという問題があつた。
一方、応答性の低下に対してはパイロツト流路
の流路面積を大きくすることで解決できるが、当
然に前記定差減圧弁の大型化による上述のような
問題を生じる。
(発明の目的) 本発明は、このような従来の問題点に鑑みてな
されたもので、定差減圧弁の圧力補償スプールお
よび差圧設定スプリングを大型化することによつ
て生ずる上述の如き問題点を解決し、可変絞りの
前後差圧を定格流量の範囲内で常に一定に保つこ
とができ、また定格流量も定差減圧弁の差圧設定
スプリングの強さによらず適宜に定めることがで
き、更に定格流量を増しても小流量設定時にも安
定流量を制御でき、更に又、負荷停止時のピーク
圧力の発生等に対し速やかな圧力制御で規定圧力
に整定させることのできる流量兼圧力制御回路を
提供することを目的とする。
(発明の構成及び作用) この目的を達成するため本発明は、流量調整用
可変絞りの流入側に定差減圧弁を直列に配列し、
定差減圧弁の一次側パイロツト室に可変絞りの入
口圧力を導入し、また定差減圧弁の流入側油路と
差圧設定スプリングを備えた二次側パイロツト室
を結ぶ油路に一定流量を流す定流量制御弁を設
け、一方、定差減圧弁の二次側パイロツト室と可
変絞りの出口を結ぶ油路にシーケンス弁を設け、
このシーケンス弁の一次側パイロツト室に可変絞
りの入口圧力を導入すると共にシーケンス圧力設
定スプリングを備え二次側パイロツト室には可変
絞りの出口圧力を導入し、シーケンス弁に流れ方
向を逆にチエツク弁を並列接続し、このチエツク
弁のクラツキング圧力は前記定差減圧弁の差圧と
略同等以上に設定しており、更に前記定流量制御
弁の出口側をリリーフ弁を介してタンクに接続す
る回路構成としたものである。
このような回路構成を持つ流量制御回路によれ
ば、可変絞りの前後差圧はシーケンス弁を作動さ
せるパイロツト圧力として加えられ、前後差圧が
低下した場合には、シーケンス弁を閉じて定流量
制御弁および固定オリフイスを介して流れる流体
により定差減圧弁の二次側パイロツト圧力を上昇
させ、定差減圧弁のスプール開度を大きくして絞
りの通過流量を設定流量に回復させ、一方、前後
差圧が増加した場合には、シーケンス弁を開いて
定差減圧弁の二次側パイロツト圧力を下げること
でスプール開度を絞つて可変絞りの通過流量を設
定流量に押え込む作用が得られる。また負荷停止
時のピーク圧に対しチエツク弁からリリーフ弁を
介して負荷圧力をタンクに抜く回路が形成され、
規定圧力(リリーフ設定圧力)に落ち付かせるま
での整定時間が短い速やかな圧力制御が行なわ
れ、安定した流量制御と同時に応答性の高い圧力
制御が実現される。
一方、本願の他の実施例においては、リリーフ
弁の出口側をタンクに接続した回路構成とするこ
とで、可変絞りを完全に閉じた時に、負荷に対す
る供給流量を零流量とき、零流量から定格流量ま
での範囲で流量を変えられるようにする。
(発明の効果) まず、定差減圧弁のバランス変動を無くすため
にスプールの大型化および差圧設定スプリングを
強くする必要がなく、更に新たに設けた定流量制
御弁、シーケンス弁は定差減圧弁のパイロツト系
統の油路に設けていることから小型のものでよ
く、またチエツク弁もピーク圧力を抜くだけであ
るため小型で良い。
また、定格流量を増加させるためのスプリング
荷重の増加は、シーケンス弁のスプリング荷重の
変更で実現することができるため、定格流量を増
加させても弁構造が大型化せず、定差減圧弁を変
更せずに簡単に定格流量を増加させることができ
る。
更に又、負荷停止時のピーク圧を設定リリーフ
圧に押えて回路を保護し、且つリリーフ弁の作動
で負荷停止状態でもパイロツト系統に小流量を流
して回路の安定性と応答性を向上することができ
る。勿論、リリーフ弁をタンクに接続すること
で、可変絞りによる零流量からの制御を行なうこ
ともでき、負荷の定速駆動を可能にする。
(実施例) 第3図は本発明の一実施例を示した油圧回路図
である。
まず、構成を説明すると、液圧源からシリンダ
等の負荷に接続される主油路11には流量調整用
の可変絞り1が設けられ、可変絞り1の入力側に
定差減圧弁2を直列に配置している。定差減圧弁
2の一次側パイロツト室には可変絞り1の入口圧
力P1がパイロツト油路12で導入される。二次
側パイロツト室には差圧設定スプリング10が組
込まれる。この可変絞り1と定差減圧弁2でなる
回路部は第1,2図に示した従来の流量制御弁
FVと同じ構成を有する。
この構成に加えて本発明では、まず主油路11
から定差減圧弁2の二次側パイロツト室を結ぶ油
路13に定流量制御弁14を設け、定流量制御弁
14で一定のパイロツト小流量q1を流すようにし
ている。定流量制御弁14は流量を決める固定絞
り15と、定差減圧弁16を直列に配置した構造
を持ち、定差減圧弁16は固定絞り15の前後の
圧力をパイロツト圧として導入し、差圧設定スプ
リング17との協働により固定絞り15の前後差
圧を一定に保つように作動する。この定流量制御
弁14を構成する固定絞り15と定差減圧弁16
による前後差圧を一定に保つ制御は、第1,2図
に示した従来の流量制御弁FVと同じ働きによる。
一方、定差減圧弁2の二次側パイロツト室と可
変絞り1の流出側の主油路11を結ぶ油路17に
はシーケンス弁18が設けられ、シーケンス弁1
8の一次側パイロツト室には可変絞りの入口圧力
P1がパイロツト油路19で導入され、また差圧
設定スプリング20を備えた二次側パイロツト室
には可変絞り1の出口圧力P2が導入され、パイ
ロツト圧として可変絞り1の前後差圧が加えられ
ている。更に、シーケンス弁18にはバイパス油
路21をもつてチエツク弁22が流れ方向を逆向
きに並列接続されている。
ここで、定差減圧弁2における設定スプリング
10のスプリング荷重F0は、従来装置と同等若
しくは小さめに設定されており、従つて定差減圧
弁2で用いる圧力補償スプールも従来装置と同等
か若しくはより小型のスプールが使用される。
一方、シーケンス弁18の差圧設定スプリング
20のスプリング荷重F1は可変絞り1の定格流
量(最大流量)に応じて定められ、定格流量を増
す時には充分にスプリング荷重F1の大きい差圧
設定スプリング20を使用する。
更に、チエツク弁22に設けた設定スプリング
によるクラツキング圧力は、定差減圧弁2におけ
る差圧同等若しくはそれ以上のクラツキング圧力
に設定している。
次に、第3図の実施例の動作を説明する。
可変絞り1の開度を設定流量が得られる開度に
開いた状態で主油路11に油を流している時に、
負荷への供給圧力P2が低下したとすると、可変
絞り1の前後差圧も増加する。この可変絞り1の
前後差圧ΔPはシーケンス弁18にパイロツト圧
として加わつており、差圧ΔPによる力が差圧設
定スプリング20のスプリング力F1に達すると
シーケンス弁18が切換つて油路を開き、定流量
制御弁14よりの一定流量q1をシーケンス弁18
を介して負荷側に流す。このため、定差減圧弁2
の二次側パイロツト室の圧力が下がり、定差減圧
弁10の圧力補償スプールを圧力補償オリフイス
を閉じる方向に移動させてバランスし、このため
可変絞り1を流れる流量が絞られて前後差圧ΔP
を設定流量に応じた一定側に押え込むようにな
り、可変絞り1の前後差圧ΔPが常に一定に保つ
ことでシリンダ負荷に対し可変絞り1で設定した
一定の流量を供給することが出来る。
可変絞り1の前後差圧ΔPの設定はシーケンス
弁18の設定スプリング20のスプリング力F1
によつて行われている。
そして、リリーフ弁24は液圧源の吐出圧に向
つて油路13の圧力が上昇した場合(負荷への供
給流量が零になつた場合等)、タンク25へ放流
するため所定圧で制御するもので、この流量q1
タンク25へ放流されていない、即ち、上記異常
圧にならない範囲内(正常時)では、シーケンス
弁18が開弁して定流量制御弁14よりの流量q1
が流路17に流れたときにのみ定差減圧弁2の二
次パイロツト室に、可変絞り弁1の出口側圧力
P2が作用する。そして、この定差減圧弁2の圧
力補償スプール弁4に差圧ΔPが常に正確に作用
して定流量を保つ制御を行うのである。
可変絞り1の差圧はシーケンス弁18のスプリ
ング20が設定する、例えば10Kgf/cm2に設定さ
れ、定差減圧弁2はシーケンス弁18にてパイロ
ツト駆動される。そして定差減圧弁2のスプリン
グ室のスプリング10は油圧が供給されていない
とき、定差減圧弁2を全開させる程度のもので、
定差減圧弁2はP1と上流P0から供給されてスプ
リング室に供給される圧力をP1−P2=constにな
るようにシーケンス弁18が圧抜き閉鎖をして自
動的に調整する。
例えば、定差減圧弁2の径などは従来例と同一
とし、スプリング10を5Kgf、P0=100Kgf/
cm2、P1=10、P2=0とすると、パイロツト油路
19の圧力はパイロツト油路19と油路17との
間が10Kgf/cm2、油路17の圧力が0なので、
P1が10Kgf/cm2になるように、P0から定流量制
御弁14に供給されるパイロツト流量、例えば1
/minを絞る。可変絞り1の開度を従来例と同
一とし、定差減圧弁2には100/min流れると、
流れ力は約50×0.2=10Kgfなので、閉じ方向に
10−5=5Kgfだけ作用する。したがつて、この
例ではスプリング10の室の圧力は5Kgf/5cm2
=1Kgf/cm2だけP1より高くなつている。シー
ケンス弁18はこのようにスプリング室の圧力と
して流れ力に対抗させる圧力を自動的に発生させ
る。もちろんスプリング10のスプリング力を50
Kgfとすれば、50−10=40Kgfが開く方向に作用
する。したがつて、スプリング室は40/5=8Kg
f/cm2だけP1より低くなるように自動的に調整
される。
また、定差減圧弁2の二次側パイロツト圧力は
主油路11から独立して設けたシーケンス弁18
により制御されるため、定差減圧弁2の圧力補償
オリフイスの開度変化による影響をパイロツト圧
力に及ぼすことが無い。このため、差圧設定スプ
リング10を強くしたり圧力補償スプールの液圧
作用面積を増加させることで開度変化によるパイ
ロツト圧力への影響をなくす必要が無く、定差減
圧弁2としては従来と同等若しくは更に小型のも
のを使用することが出来る。
更に、可変絞り1の前後差圧ΔPを一定に制御
できる最大流量に対応した定格流量の設定は、定
差減圧弁2の差圧設定スプリング10によらず、
シーケンス弁18における差圧設定スプリング2
0のスプリング荷重F1を増加させれば良く、シ
ーケンス弁18を設けた油路17には定流量制御
弁14による小流量q1を流すだけであることか
ら、差圧設定スプリング20のスプリング荷重
F1を大きくしても弁構造を大型化する必要は無
く、定格流量を増大させても制御回路は小型で済
む。
更に、また定差減圧弁2の差圧設定スプリング
10としてスプリング荷重F0の小さいものを使
用できるため、可変絞り1により小流量を設定し
ても前後差圧ΔPを常に一定に保つ制御を高精度
で行なうことが出来る。
次に、第3図の実施例における圧力制御につい
て説明する。
定差減圧弁2と可変絞り1を経て設定された一
定流量が負荷シリンダに供給され、シリンダ端に
達した時に負荷への供給流量が零となると回路内
の圧力は液圧源の吐出圧に向つて上昇する。この
ため、油路13の圧力も上昇し、リリーフ圧力設
定スプリング26によるリリーフ設定圧力に達し
た時リリーフ弁24が開き、油路13をタンク2
5に接続する。このため定差減圧弁2の二次側パ
イロツト室への圧力はリリーフ弁24によるリリ
ーフ設定圧力力に維持され、一次側パイロツト室
へは定差減圧弁2の応答遅れによる負荷への流れ
込みによる負荷側のピーク圧力が加わることから
定差減圧弁2が閉じる。同時に、リリーフ弁24
が開くことで負荷の停止でピーク的に生じた出口
圧力P2をチエツク弁22及びリリーフ弁24を
介してタンク25に抜き、負荷停止時のピーク圧
力の上昇を抑える。このチエツク弁22によるピ
ーク圧力の押え込みは、チエツク弁22を除いた
場合や、チエツク弁22の変りに小さい絞りを設
けた場合と対比すると明らかになる。
即ち、チエツク弁22の変りに小さな絞りを設
けていた場合には、リリーフ弁24が開いてもバ
イパス油路21に設けた絞りで負荷側ピーク圧の
タンク25に対する抜きが妨げられ、ピーク圧力
が発生してからリリーフ設定圧力で定まる一定圧
力に落ち着かせるまでの整定時間が長くなる。こ
れに対し本発明では、ピーク圧の発生でチエツク
弁22を開いてタンク25に圧力を逃がすことが
出来、ピーク圧を小さめに押え込むと共に一定圧
力に落ち着くまでの整定時間が短い速やかな圧力
制御の応答性を得ることが出来る。
尚、チエツク弁22のクラツキング圧力は定差
減圧弁2の差圧にほぼ等しいかそれ以上であるこ
とから、チエツク弁22は定常状態では閉鎖して
いる。
第4図は、本発明の他の実施例を示した回路図
であり、この実施例はシーケンス弁18の出口側
をタンク25に接続したことを特徴とし、他の回
路構成は第3図と同じになることから同一番号を
符してその説明を省略する。
この第4図の実施例は可変絞り1の開度を零と
した時に、負荷に対する供給流量を零流量に出来
るようにしたことを特徴とする。即ち、第3図の
実施例では可変絞り1の開度を零に絞り切つて
も、定流量制御弁14による一定流量q1がシーケ
ンス弁18を通つて負荷側に流れ込むため供給流
量を零に絞り込むことが出来ない。これに対し第
4図の実施例では、シーケンス弁18の出口をタ
ンク25に接続しているため、可変絞り1を零流
量に絞つた時にシーケンス弁18が開いて定流量
制御弁14からの一定流量q1はタンク25に流
れ、可変絞り1の出口側に送り込まれないことか
ら負荷への供給流量を完全に零流量とすることが
出来る。このため可変絞り1により零流量からの
流量制御を行なうことが出来る。
尚、第4図の実施例において、主油路11に可
変絞り1を開いて所定流量を流した時の流量制御
は、シーケンス弁18に対するパイロツト圧の供
給が第3図と同じであることから、可変絞り1の
差圧ΔPの増加でシーケンス弁18が開いて油路
13をタンク25に接続して流量q1を流し、これ
によつて定差減圧弁2の二次側パイロツト圧を下
げることで可変絞り1の前後差圧を設定開度に応
じた一定差圧に保つバランス制御が行なわれる。
更に、負荷停止時のピーク圧についても、チエ
ツク弁22からリリーフ弁24を介してタンク2
5へピーク圧を抜くため、負荷停止時のピーク圧
の発生を押え込むと共に規定圧力に落ち着くため
の整定時間を短くすることが出来る。
尚、第3,4図の実施例に示す本発明の流量兼
圧力制御回路は、各弁機構のスプール及び設定ス
プリングが小型で済むことから、単一のボデイ内
に組込んだ一体構造とすることが望ましい。
尚、可変絞り1,リリーフ弁24を半固定の手
動操作式で説明したが、電気的信号で操作する電
磁比例式にすれば、それぞれ電気信号に対する応
答も速やかであるのは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来回路を示した回路図、第2図は従
来の弁構造の一例を示した断面図、第3図は本発
明の一実施例を示した回路図、第4図は本発明の
他の実施例を示した回路図である。 1……可変絞り、2,16……定差減圧弁、1
0,17,20……差圧設定スプリング、11…
…主油路、12,19……パイロツト油路、1
3,17……油路、15……固定絞り、18……
シーケンス弁、21……バイパス油路、22……
チエツク弁、24……リリーフ弁、25……タン
ク、26……リリーフ設定圧力スプリング。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 流量調整用可変絞り1と、 該可変絞り1の入口圧力P1を導入した一次側
    パイロツト室および出口圧力P2を導入した差圧
    設定スプリング10を備える二次側パイロツト室
    を有する定差減圧弁2と、 該定差減圧弁2の流入側油路11と二次側パイ
    ロツト室を結ぶ油路13に設けられ、一定流量q1
    を流す定流量制御弁14と、 前記定差減圧弁2の二次側パイロツト室と前記
    可変絞り1の出口側油路を結ぶ油路17に設けら
    れ、前記可変絞り1の入口圧力を一次側パイロツ
    ト室に、出口圧力を設定スプリング20を備えた
    二次側パイロツト室に導入し前記可変絞り1の前
    後差圧が該スプリング20のスプリング力に達す
    ると開弁するシーケンス弁18と、 前記可変絞り1の出口側油路から前記定差減圧
    弁2の二次側パイロツト室に向かつて油を流す向
    きに設けられ前記定差減圧弁2の差圧と略同等以
    上のクラツキング圧力を有するチエツク弁22
    と、 前記定流量制御弁14の流出側からタンク25
    に至る油路に設けられたリリーフ弁24とを備え
    たことを特徴とする流量兼圧力制御回路。 2 流量調整用可変絞り1と、 該可変絞り1の入口圧力P1を導入した一次側
    パイロツト室および出口圧力P2を導入した差圧
    設定スプリング10を備える二次側パイロツト室
    を有する定差減圧弁2と、 該定差減圧弁2の流入側油路11と二次側パイ
    ロツト室を結ぶ油路13に設けられ、一定流量q1
    を流す定流量制御弁14と、 前記定差減圧弁2の二次側パイロツト室とタン
    クを結ぶ油路に設けられ、前記可変絞り1の入口
    圧力を一次側パイロツト室に、出口圧力を設定ス
    プリング20を備えた二次側パイロツト室に導入
    し前記可変絞り1の前後差圧が該スプリング20
    のスプリング力に達すると開弁するとともに出口
    側をタンクに接続したシーケンス弁18と、 前記可変絞り1の出口側油路から前記定差減圧
    弁2の二次側パイロツト室に向かつて油を流す向
    きに設けられ前記定差減圧弁2の差圧と略同等以
    上のクラツキング圧力を有するチエツク弁22
    と、 前記定流量制御弁14の流出側からタンク25
    に至る油路に設けられたリリーフ弁24とを備え
    たことを特徴とする流量兼圧力制御回路。
JP59062811A 1984-03-30 1984-03-30 流量兼圧力制御回路 Granted JPS60208607A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59062811A JPS60208607A (ja) 1984-03-30 1984-03-30 流量兼圧力制御回路
US06/716,377 US4630639A (en) 1984-03-30 1985-03-26 Apparatus for controlling pressure and flow rate
GB8508251A GB2157024B (en) 1984-03-30 1985-03-29 Apparatus for controlling pressure flow rate
DE19853511637 DE3511637A1 (de) 1984-03-30 1985-03-29 Einrichtung zum regeln eines drucks und einer stroemungsrate

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59062811A JPS60208607A (ja) 1984-03-30 1984-03-30 流量兼圧力制御回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60208607A JPS60208607A (ja) 1985-10-21
JPH0451683B2 true JPH0451683B2 (ja) 1992-08-19

Family

ID=13211093

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59062811A Granted JPS60208607A (ja) 1984-03-30 1984-03-30 流量兼圧力制御回路

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4630639A (ja)
JP (1) JPS60208607A (ja)
DE (1) DE3511637A1 (ja)
GB (1) GB2157024B (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5253672A (en) * 1986-01-30 1993-10-19 Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho Hydraulic pressure control system
US5255705A (en) * 1986-01-30 1993-10-26 Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho Hydraulic pressure control system
DE3709504C2 (de) * 1987-03-23 1995-02-02 Rexroth Mannesmann Gmbh Ventileinrichtung
DE3713824A1 (de) * 1987-04-24 1988-11-03 Rexroth Mannesmann Gmbh Ventilanordnung
JPH07109207B2 (ja) * 1990-10-18 1995-11-22 新キャタピラー三菱株式会社 負荷圧力補償型ロジック弁
US6814837B1 (en) * 1998-10-20 2004-11-09 Advance Micro Devices, Inc. Controlled gas supply line apparatus and process for infilm and onfilm defect reduction
DE10002001B4 (de) * 2000-01-19 2007-06-14 Robert Bosch Gmbh Dosiereinheit, deren Verwendung und Verfahren zur Dosierung flüssiger oder gasförmiger Edukte für ein Brennstoffzellensystem
JP2004278399A (ja) * 2003-03-14 2004-10-07 Bosch Automotive Systems Corp 内燃機関用燃料供給ポンプ
JP2008020102A (ja) * 2006-07-12 2008-01-31 Daihen Corp 流体供給装置
US8678025B2 (en) * 2007-08-30 2014-03-25 Douglas Quinten Kitt Method and apparatus for controlling fluid pressure
CN103089739B (zh) * 2013-02-06 2015-04-15 冯广建 一种应用于钢筋成型机折弯机构的联动伸缩阀

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2230914A (en) * 1938-08-15 1941-02-04 Gayle C Sherman Pressure booster
US2291731A (en) * 1940-01-03 1942-08-04 Milton E Lake Pressure regulating system
US4401009A (en) * 1972-11-08 1983-08-30 Control Concepts, Inc. Closed center programmed valve system with load sense
US4476893A (en) * 1980-07-04 1984-10-16 Barmag Barmer Maschinenfabrik Ag Hydraulic flow control valve

Also Published As

Publication number Publication date
DE3511637A1 (de) 1985-10-03
US4630639A (en) 1986-12-23
GB2157024B (en) 1988-03-23
GB8508251D0 (en) 1985-05-09
JPS60208607A (ja) 1985-10-21
GB2157024A (en) 1985-10-16
DE3511637C2 (ja) 1987-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0451683B2 (ja)
JPS595165B2 (ja) 液圧制御装置
JP3708711B2 (ja) 油圧制御装置
JPH10205501A (ja) 油圧駆動装置
JPH0316524B2 (ja)
US10550862B2 (en) Pressure-controlled 2-way flow control valve for hydraulic applications and valve assembly comprising such a 2-way flow control valve
JPH06185667A (ja) パイロット操作形圧力制御弁
JP2580764B2 (ja) リリーフ弁
KR20030052716A (ko) 건설중장비용 유량 가변제어장치
JPH0381003B2 (ja)
JP2006306507A (ja) フォークリフト用制御回路
JPH0333925B2 (ja)
US20210231135A1 (en) Electronically Adjustable Pressure Compensated Flow Control With Pressure Limiting Relief Valve
JPH0333926B2 (ja)
JPS597070B2 (ja) リユウリヨウチヨウセイベン
JPH0333927B2 (ja)
JPH0381004B2 (ja)
JPS6234961B2 (ja)
JPH0381007B2 (ja)
JPH06300004A (ja) ロードセンシング油圧回路の圧力制御装置
JPH04224301A (ja) 負荷感応形制御装置
JPS598681B2 (ja) サ−ボキコウ
JPS6034502A (ja) 油圧制御装置
JPH01197814A (ja) 流量制御装置
JPS59121202A (ja) 液圧装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term