JPH0451572A - 薄膜半導体装置 - Google Patents
薄膜半導体装置Info
- Publication number
- JPH0451572A JPH0451572A JP16152990A JP16152990A JPH0451572A JP H0451572 A JPH0451572 A JP H0451572A JP 16152990 A JP16152990 A JP 16152990A JP 16152990 A JP16152990 A JP 16152990A JP H0451572 A JPH0451572 A JP H0451572A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- layer
- electric charges
- crystallinity
- ion beam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000010409 thin film Substances 0.000 title claims abstract description 12
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims abstract description 10
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 25
- 229910021420 polycrystalline silicon Inorganic materials 0.000 claims abstract description 6
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 4
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 claims abstract description 4
- 239000010703 silicon Substances 0.000 claims abstract description 4
- 239000013078 crystal Substances 0.000 abstract description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 9
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 6
- 238000010884 ion-beam technique Methods 0.000 abstract description 6
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 abstract description 3
- 238000005229 chemical vapour deposition Methods 0.000 abstract description 2
- 229920005591 polysilicon Polymers 0.000 abstract 2
- 239000010408 film Substances 0.000 description 7
- 238000000151 deposition Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000005468 ion implantation Methods 0.000 description 4
- 230000008021 deposition Effects 0.000 description 3
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 3
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 229910021417 amorphous silicon Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000000137 annealing Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 229910021419 crystalline silicon Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 description 1
- 238000005530 etching Methods 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 239000010453 quartz Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Thin Film Transistor (AREA)
- Recrystallisation Techniques (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は、結晶化度の良い半導体薄膜を絶縁性基板上に
形成して得られた薄膜半導体装置に関する。
形成して得られた薄膜半導体装置に関する。
石英ガラス等の絶縁性基板上に形成できる半導体薄膜は
、結晶シリコン基板上に形成する半導体素子に比べ、基
板が安価であり、大面積化が容易であるという利点を持
っている。中でも、完全密着型の等倍センサや、液晶デ
イスプレィの駆動用として薄膜トランジスタ(TPT)
を一体型で構成する用途に特に適している。
、結晶シリコン基板上に形成する半導体素子に比べ、基
板が安価であり、大面積化が容易であるという利点を持
っている。中でも、完全密着型の等倍センサや、液晶デ
イスプレィの駆動用として薄膜トランジスタ(TPT)
を一体型で構成する用途に特に適している。
これらの従来技術においては、一般に石英などのガラス
基板上に直接多結晶シリコン(poly−5i)膜がC
VD法により堆積される。スタガ型TFTではこのpo
ly−5iが活性層として用いられる。この活性層に用
いるρoly−5iの移動度μはTPT特性に大きく寄
与する。一方、μはpoly−5iの結晶粒径と相関が
あり、粒径の増大はμの向上に寄与する。
基板上に直接多結晶シリコン(poly−5i)膜がC
VD法により堆積される。スタガ型TFTではこのpo
ly−5iが活性層として用いられる。この活性層に用
いるρoly−5iの移動度μはTPT特性に大きく寄
与する。一方、μはpoly−5iの結晶粒径と相関が
あり、粒径の増大はμの向上に寄与する。
しかし、ガラス基板上に直接CVD法等でpoly−3
iを形成した場合、特に基板に垂直な膜厚方向に結晶粒
径のムラがあり、特にガラス基板界面近傍はほとんどア
モルファスの状態であることがわかってきた(第50回
込物講演会、1989年秋、2?p−C−3)。また、
この状態の膜を高温(約1000℃)でアニールしても
界面近傍のアモルファス部は大部分がアモルファスの状
態を保っている。
iを形成した場合、特に基板に垂直な膜厚方向に結晶粒
径のムラがあり、特にガラス基板界面近傍はほとんどア
モルファスの状態であることがわかってきた(第50回
込物講演会、1989年秋、2?p−C−3)。また、
この状態の膜を高温(約1000℃)でアニールしても
界面近傍のアモルファス部は大部分がアモルファスの状
態を保っている。
アモルファス部は結晶化部に比べ移動度μが小さいため
、TPT特性向上の障害となる。また堆、積されたpo
ly−5j膜の膜厚が薄いほど、結晶化部分が少ないこ
とがわかってきた。このため、均質なρoly−5iで
あれば活性層の膜厚を薄くすることでTPTの特性向上
が図れるが、実際は薄膜化するほど特性の劣るアモルフ
ァスSiの影響が犬になるため、その効果が充分活かさ
れない。
、TPT特性向上の障害となる。また堆、積されたpo
ly−5j膜の膜厚が薄いほど、結晶化部分が少ないこ
とがわかってきた。このため、均質なρoly−5iで
あれば活性層の膜厚を薄くすることでTPTの特性向上
が図れるが、実際は薄膜化するほど特性の劣るアモルフ
ァスSiの影響が犬になるため、その効果が充分活かさ
れない。
結晶化度を向上させる技術としては、堆積後のアニール
処理(の改善策)〔特開昭60−66471号〕〔特開
昭60−134413号〕が主要な方策であるが、界面
付近の結晶化度の向上には必ずしも有効と言えず、また
、レーザーや電子線を使うといった技術においては処理
の均一性、制御性、他のプロセスとの整合性、コスト高
などの問題がある。
処理(の改善策)〔特開昭60−66471号〕〔特開
昭60−134413号〕が主要な方策であるが、界面
付近の結晶化度の向上には必ずしも有効と言えず、また
、レーザーや電子線を使うといった技術においては処理
の均一性、制御性、他のプロセスとの整合性、コスト高
などの問題がある。
本発明の目的は、poly−5i薄膜の堆積時に薄膜方
向に、特に絶縁性基板界面近傍のpoly−5iの結晶
化度を向上させて得られる薄膜半導体装置を提供するに
ある。
向に、特に絶縁性基板界面近傍のpoly−5iの結晶
化度を向上させて得られる薄膜半導体装置を提供するに
ある。
本発明は、絶縁性基板、その上に形成された電荷を持っ
たシリコン層、さらにその上に形成された多結晶シリコ
ン層より構成されていることを特徴とする薄膜半導体装
置に関する。
たシリコン層、さらにその上に形成された多結晶シリコ
ン層より構成されていることを特徴とする薄膜半導体装
置に関する。
従来技術はpoly−5iの堆積後に結晶化度の向上を
図る処理を施すが、本発明ではpoly−5iの堆積前
に絶縁基板上にpoly−3i堆積時のpoly−5i
の結晶化度を向上させる処理を施している点が大きく相
違する。
図る処理を施すが、本発明ではpoly−5iの堆積前
に絶縁基板上にpoly−3i堆積時のpoly−5i
の結晶化度を向上させる処理を施している点が大きく相
違する。
本発明は、具体的には、単結晶上へのSi結晶成長(エ
ピタキシャル成長)の原理を応用している。
ピタキシャル成長)の原理を応用している。
すなわち、絶縁性基板上に電荷を持ったSi層を形成し
、擬似的に単結晶表面に近い状態を形成する。本発明の
電荷を持ったSi層は単結晶の原子配列とは全く違った
配列(アモルファスに近い)なので、単結晶上のSiの
エピタキシャル成長と全く同じ効果は期待できないが、
電荷を持ったSi層は、表面ポテンシャルに関して見る
と、石英ガラス表面のポテンシャルに比較して、より単
結晶表面に近いポテンシャル場を持つ。
、擬似的に単結晶表面に近い状態を形成する。本発明の
電荷を持ったSi層は単結晶の原子配列とは全く違った
配列(アモルファスに近い)なので、単結晶上のSiの
エピタキシャル成長と全く同じ効果は期待できないが、
電荷を持ったSi層は、表面ポテンシャルに関して見る
と、石英ガラス表面のポテンシャルに比較して、より単
結晶表面に近いポテンシャル場を持つ。
このポテンシャル場によって、基板界面近傍のpoly
−5iの結晶化度が改善される。本発明の効果は堆積さ
れるpoly−5iの膜厚が薄いほど有効となる。
−5iの結晶化度が改善される。本発明の効果は堆積さ
れるpoly−5iの膜厚が薄いほど有効となる。
前記電荷を持ったシリコン層の厚みはイオン注入条件に
よっても異なるが、通常lO〜3000A好ましくは5
0〜1000人である。
よっても異なるが、通常lO〜3000A好ましくは5
0〜1000人である。
実施例1
第1図、第3図を使って説明する。石英ガラス等の絶縁
性基板2上にイオンビームを用いて電荷を持ったSi層
1を形成する。大面積に処理する場合は、クラスターイ
オンビーム法が適する。また基板の一部に処理を施す場
合は、集束イオンビーム法が適している。いずれも5〜
30kVでイオンを引き出した後、加速電極で減速させ
20〜300eV程度で基板に照射する。こうして第1
図の構成が形成される。
性基板2上にイオンビームを用いて電荷を持ったSi層
1を形成する。大面積に処理する場合は、クラスターイ
オンビーム法が適する。また基板の一部に処理を施す場
合は、集束イオンビーム法が適している。いずれも5〜
30kVでイオンを引き出した後、加速電極で減速させ
20〜300eV程度で基板に照射する。こうして第1
図の構成が形成される。
この後、CVD法によってpoly−5i 3が電荷を
持ったSi層上に形成される(第3図)。
持ったSi層上に形成される(第3図)。
活性層の膜厚の薄いほど本発明の効果が有効となる。
第3図のような構成で形成されたTPTの移動度のデー
タを第4図に示す。
タを第4図に示す。
実施例2
第2図に示すように、絶縁性基板2にイオン注入法によ
りSi4を注入する。イオン注入後。
りSi4を注入する。イオン注入後。
1′に相当する部分をエツチングすることにより第1図
と同じ構成を実現できる。
と同じ構成を実現できる。
イオン注入条件として、エネルギー10keV、ドーズ
量5 X 10”/cdの場合、表面から約1000人
をエツチング除去する。また20kaV、ドーズ量5
X 101s/c#)場合、表面カラ約2000人ヲx
ッチング除去する。
量5 X 10”/cdの場合、表面から約1000人
をエツチング除去する。また20kaV、ドーズ量5
X 101s/c#)場合、表面カラ約2000人ヲx
ッチング除去する。
(1)絶縁性基板上のSiを主成分とする半導体薄膜の
結晶化度を向上できる。
結晶化度を向上できる。
(2)活性層のうすいTFTを作成する場合は、特にT
PT特性の向上に有効である。
PT特性の向上に有効である。
第1図、第2図は、本発明の装置の中間体を示す断面図
であり、第3図は1本発明装置の断面図である。第4図
は、TPT特性データを示す。 1・・・電荷を持ったSi層 1′・・・除去される電荷を持ったSi層2・・・絶縁
性基板 3・・・poly−5i層 第2 第3
であり、第3図は1本発明装置の断面図である。第4図
は、TPT特性データを示す。 1・・・電荷を持ったSi層 1′・・・除去される電荷を持ったSi層2・・・絶縁
性基板 3・・・poly−5i層 第2 第3
Claims (1)
- 1、絶縁性基板、その上に形成された電荷を持ったシリ
コン層、さらにその上に形成された多結晶シリコン層よ
り構成されていることを特徴とする薄膜半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16152990A JPH0451572A (ja) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | 薄膜半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16152990A JPH0451572A (ja) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | 薄膜半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0451572A true JPH0451572A (ja) | 1992-02-20 |
Family
ID=15736824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16152990A Pending JPH0451572A (ja) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | 薄膜半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0451572A (ja) |
-
1990
- 1990-06-20 JP JP16152990A patent/JPH0451572A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4748485A (en) | Opposed dual-gate hybrid structure for three-dimensional integrated circuits | |
US5397718A (en) | Method of manufacturing thin film transistor | |
JPH03280435A (ja) | 薄膜半導体装置の製造方法 | |
JPH061786B2 (ja) | 薄膜トランジスタの製造方法 | |
JPH0451572A (ja) | 薄膜半導体装置 | |
JPH0412629B2 (ja) | ||
JPH0282578A (ja) | 薄膜トランジスタの製造方法 | |
JP3019405B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPS6146069A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JP2716036B2 (ja) | 薄膜半導体装置の製造方法 | |
JPH01136373A (ja) | 薄膜型半導体装置の製法 | |
JP2554055B2 (ja) | 低抵抗多結晶シリコン薄膜の形成方法 | |
JP2556850B2 (ja) | 薄膜トランジスタの製造方法 | |
JP3166263B2 (ja) | 薄膜トランジスタの製造方法 | |
JPH0571193B2 (ja) | ||
JPS6037719A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPH0824103B2 (ja) | 薄膜トランジスタの製造方法 | |
JPH0320084A (ja) | 薄膜トランジスタの製造方法 | |
JPH08107214A (ja) | 薄膜トランジスタの製造方法 | |
JPH0396223A (ja) | Soi構造の形成方法 | |
JPH02222547A (ja) | Mos型電界効果トランジスタの製造方法 | |
JPH06236894A (ja) | 薄膜トランジスタの製造方法 | |
JPH04107918A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPH0555261A (ja) | 薄膜トランジスタの製造方法 | |
JPH07335848A (ja) | 半導体基板の製造方法 |