JPH0451094Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0451094Y2 JPH0451094Y2 JP4954688U JP4954688U JPH0451094Y2 JP H0451094 Y2 JPH0451094 Y2 JP H0451094Y2 JP 4954688 U JP4954688 U JP 4954688U JP 4954688 U JP4954688 U JP 4954688U JP H0451094 Y2 JPH0451094 Y2 JP H0451094Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- cowl side
- vehicle
- edge
- door opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 10
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本考案は車両カウルサイドのパネル強化構造に
関する。
関する。
［従来の技術］
セミキヤブオーバ車においては、車両ドア開口
前方にカウルサイドにサスペンシヨンタワーを設
けることが多く、サスペンシヨンより入力する振
動に対して十分な強度を有することが要請されて
いる。
前方にカウルサイドにサスペンシヨンタワーを設
けることが多く、サスペンシヨンより入力する振
動に対して十分な強度を有することが要請されて
いる。
また、カウルサイドはフロントピラーに近接し
ていることから、その強化とともに、この部分の
構造の簡素化も望まれている。
ていることから、その強化とともに、この部分の
構造の簡素化も望まれている。
［考案が解決しようとする課題］
本考案は、セミキヤブオーバ車におけるカウル
サイドの強化と、この構造の簡素化の要請に鑑み
てなされたもので、車両足まわり振動に対して十
分な剛性を有するとともに、フロントドア荷重も
良好に支持して、この部分で大幅な構造の簡素化
を実現した車両のカウルサイド構造を提供するこ
とを目的とする。
サイドの強化と、この構造の簡素化の要請に鑑み
てなされたもので、車両足まわり振動に対して十
分な剛性を有するとともに、フロントドア荷重も
良好に支持して、この部分で大幅な構造の簡素化
を実現した車両のカウルサイド構造を提供するこ
とを目的とする。
［課題を解決するための手段］
本考案のカウルサイド構造は、第１図および第
２図に示す如く、車両のフロントドア開口Ｂ前方
のカウルサイドを、インナパネル１とアウタパネ
ル２とで構成し、アウタパネル２は上記インナパ
ネル１の全周縁外面に環状に接合されて上記周縁
外面との間で閉断面を構成している。上記インナ
パネル１にはサスペンシヨンタワー３１を接合す
るとともに、上記ドア開口Ｂ近傍で上下方向へ延
びる上記アウタパネル２のパネル縁２ａにはドア
ヒンジ取付部４を設けてある。
２図に示す如く、車両のフロントドア開口Ｂ前方
のカウルサイドを、インナパネル１とアウタパネ
ル２とで構成し、アウタパネル２は上記インナパ
ネル１の全周縁外面に環状に接合されて上記周縁
外面との間で閉断面を構成している。上記インナ
パネル１にはサスペンシヨンタワー３１を接合す
るとともに、上記ドア開口Ｂ近傍で上下方向へ延
びる上記アウタパネル２のパネル縁２ａにはドア
ヒンジ取付部４を設けてある。
［作用］
本考案の構造においては、カウルサイドの全周
縁に沿つてインナおよびアウタの両パネルにより
環状閉断面構造が形成されるから、カウルサイド
の剛性は飛躍的に向上し、サスペンシヨンタワー
より入力する足まわり振動に対して十分な耐久性
を発揮する。
縁に沿つてインナおよびアウタの両パネルにより
環状閉断面構造が形成されるから、カウルサイド
の剛性は飛躍的に向上し、サスペンシヨンタワー
より入力する足まわり振動に対して十分な耐久性
を発揮する。
また、剛性の向上した上記カウルサイドは、こ
れに設けたドアヒンジ取付部によりフロントドア
荷重を直接支持することが可能であり、フロント
ピラー部を省略してこの部分の構造を大幅に簡略
化することができる。
れに設けたドアヒンジ取付部によりフロントドア
荷重を直接支持することが可能であり、フロント
ピラー部を省略してこの部分の構造を大幅に簡略
化することができる。
［実施例］
第１図および第２図にはそれぞれ、セミキヤブ
オーバ車のボデーのカウルサイドを外方および内
方より見た斜視図を示す。図において、カウルサ
イドはフロントドア開口Ｂ前方でフロントサイド
ウインドウＷ下方に位置し、前方はフエンダエプ
ロン６に続くとともに下縁はホイールハウスＨ開
口を形成すべく弧状に湾曲している。
オーバ車のボデーのカウルサイドを外方および内
方より見た斜視図を示す。図において、カウルサ
イドはフロントドア開口Ｂ前方でフロントサイド
ウインドウＷ下方に位置し、前方はフエンダエプ
ロン６に続くとともに下縁はホイールハウスＨ開
口を形成すべく弧状に湾曲している。
上記カウルサイドはインナパネル１とアウタパ
ネル２より構成され、インナパネル１はカウルサ
イドの全面に設けられて、上記フロントドア開口
Ｂの開口縁下半部、フロントサイドウインドウＷ
の下縁、フエンダエプロン６との接続縁、および
ホイールハウスＨの開口縁を形成する略台形状を
なしている。
ネル２より構成され、インナパネル１はカウルサ
イドの全面に設けられて、上記フロントドア開口
Ｂの開口縁下半部、フロントサイドウインドウＷ
の下縁、フエンダエプロン６との接続縁、および
ホイールハウスＨの開口縁を形成する略台形状を
なしている。
アウタパネル２は中央に抜き穴２１を有するリ
ング板で、外周は上記インナパネル１に沿う形状
をなし、台形の各辺に沿つて２ａ，２ｂ，２ｃ，
２ｄの各パネル縁を有している。これら各パネル
縁２ａ〜２ｄは、第３図に示す如く、略Ｕ字断面
をなし、その開口縁が上記インナパネル１の周縁
外面に接合されて閉断面構造を形成している。か
くして、カウルサイドは周縁を閉断面構造で強化
され、十分な剛性を有している。
ング板で、外周は上記インナパネル１に沿う形状
をなし、台形の各辺に沿つて２ａ，２ｂ，２ｃ，
２ｄの各パネル縁を有している。これら各パネル
縁２ａ〜２ｄは、第３図に示す如く、略Ｕ字断面
をなし、その開口縁が上記インナパネル１の周縁
外面に接合されて閉断面構造を形成している。か
くして、カウルサイドは周縁を閉断面構造で強化
され、十分な剛性を有している。
上記インナパネル１には内面の下縁にホイール
ハウスパネル３が接合され、該パネル３はホイー
ルハウス部３２と、これより上方へ突出しインナ
パネル１面に接合された（第３図）サスペンシヨ
ンタワー部３１とよりなる。
ハウスパネル３が接合され、該パネル３はホイー
ルハウス部３２と、これより上方へ突出しインナ
パネル１面に接合された（第３図）サスペンシヨ
ンタワー部３１とよりなる。
アウタパネル２の、フロントドア開口Ｂに沿つ
て上下方向へ延びるパネル縁２ａには、背面に沿
つてこれと同形のリインホースメントパネル５が
設けてあり、該リインホースメントパネル５背面
の上下二ケ所には、第４図に示す如く、座板４を
設けてドアヒンジ取付部としてある。
て上下方向へ延びるパネル縁２ａには、背面に沿
つてこれと同形のリインホースメントパネル５が
設けてあり、該リインホースメントパネル５背面
の上下二ケ所には、第４図に示す如く、座板４を
設けてドアヒンジ取付部としてある。
かかるカウルサイド構造によれば、サスペンシ
ヨンタワー部より入力する車両の足まわり振動
は、十分な強度を付与されたカウルサイドにより
確実に受止められる。
ヨンタワー部より入力する車両の足まわり振動
は、十分な強度を付与されたカウルサイドにより
確実に受止められる。
また、強化されたカウルサイドのアウタパネル
縁に直接フロントドアを支持せしめることによ
り、フロントピラーを不要となしてこの部分の構
造を大幅に簡素化することができる。
縁に直接フロントドアを支持せしめることによ
り、フロントピラーを不要となしてこの部分の構
造を大幅に簡素化することができる。
なお、上記実施例において、リインホースメン
トパネルは特には必要としない。
トパネルは特には必要としない。
［考案の効果］
以上の如く、本考案のカウルサイド構造は、十
分な強度を有するとともに構造の簡素化をも実現
できるものである。
分な強度を有するとともに構造の簡素化をも実現
できるものである。
第１図は本考案の一実施例を示す車両ボデーカ
ウルサイドを外方より見た斜視図、第２図はその
内方より見た斜視図、第３図は第１図の−線
断面図、第４図は第１図の−線断面図であ
る。 １……インナパネル、２……アウタパネル、２
ａ……パネル縁、３……ホイールハウスパネル、
３１……サスペンシヨンタワー部、４……座板
（ドアヒンジ取付部）、５……リインホースメント
パネル、Ｂ……フロントドア開口。
ウルサイドを外方より見た斜視図、第２図はその
内方より見た斜視図、第３図は第１図の−線
断面図、第４図は第１図の−線断面図であ
る。 １……インナパネル、２……アウタパネル、２
ａ……パネル縁、３……ホイールハウスパネル、
３１……サスペンシヨンタワー部、４……座板
（ドアヒンジ取付部）、５……リインホースメント
パネル、Ｂ……フロントドア開口。
Claims (1)
- 車両のフロントドア開口前方のカウルサイド
を、インナパネルと、該インナパネルの全周縁外
面に環状に接合されて上記周縁外面との間で閉断
面を構成するアウタパネルとで構成し、上記イン
ナパネルにサスペンシヨンタワーを接合するとと
もに、上記ドア開口近傍で上下方向へ延びる上記
アウタパネルのパネル縁にドアヒンジ取付部を設
けたことを特徴とする車両のカウルサイド構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4954688U JPH0451094Y2 (ja) | 1988-04-13 | 1988-04-13 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4954688U JPH0451094Y2 (ja) | 1988-04-13 | 1988-04-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01152877U JPH01152877U (ja) | 1989-10-20 |
| JPH0451094Y2 true JPH0451094Y2 (ja) | 1992-12-02 |
Family
ID=31275636
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4954688U Expired JPH0451094Y2 (ja) | 1988-04-13 | 1988-04-13 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0451094Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-04-13 JP JP4954688U patent/JPH0451094Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01152877U (ja) | 1989-10-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6230539Y2 (ja) | ||
| JPH0451094Y2 (ja) | ||
| JPH06166384A (ja) | 自動車のアンダボディとサイドボディの結合構造 | |
| JP2574174Y2 (ja) | 自動車の後部車体構造 | |
| JP3498604B2 (ja) | 自動車のリヤサスペンション取付部構造 | |
| JP2542531Y2 (ja) | 自動車のサスペンションタワー部構造 | |
| JPH0415574Y2 (ja) | ||
| JPH092333A (ja) | 自動車の車体構造 | |
| JP2565162Y2 (ja) | サスペンションサポートタワーの補強構造 | |
| JP2563466Y2 (ja) | 自動車のトランクリッド構造 | |
| JPH0687153U (ja) | 車両のリヤサスペンション取付部構造 | |
| JPS6238445Y2 (ja) | ||
| JPH0427746Y2 (ja) | ||
| JPH0537912Y2 (ja) | ||
| JPH0585410A (ja) | 自動車の前部車体構造 | |
| JPH0352618Y2 (ja) | ||
| JPH0649499Y2 (ja) | 車両用ドアおよびステアリングサポートロッドの支持構造 | |
| JPH0453325Y2 (ja) | ||
| JPH0687155U (ja) | 車両のリヤサスペンション取付部構造 | |
| JPH05155359A (ja) | 自動車の下部車体構造 | |
| JPH049274Y2 (ja) | ||
| JPH0547692Y2 (ja) | ||
| JP2541773Y2 (ja) | 自動車のピラー部の構造 | |
| JPS6230838Y2 (ja) | ||
| JPS6010188Y2 (ja) | エンジンサポ−トメンバのボデ−側取付部構造 |