JPH04507126A - 内燃機関の電気式に励磁可能な複数の装置の電気的な共通の接続のための接続条片 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 内燃機関の電気式に励磁可能な複数の装置の電気的な共通の接続のための接続条 片 本発明は、内燃機関の電気式に励磁可能な複数の装置、特に燃料噴射弁の電気的 な共通の接続のための接続条片であって、プラグを備えており、プラグが導電性 の第１の接点部材を有しており、接点部材がそれぞれ１つの装置の導電性の第２ の接点部材に差し込みによって結合可能であり、少なくとも２つの導体を備えて おり、導体がプラグの導電性の第１の接点部材を接続条片に一体成形された電気 的な少なくとも１つの接続プラグに電気的に接続していて、かつ接続条片内に配 置されている形式のものに関する。

従来の技術 ドイツ連邦共和国特許出願公開第３７３０５７１号公報により公知の装置におい ては、燃料噴射弁が燃料分配装置部分の個別の受容孔内に受容されていて、−緒 に１つの接続条片を用いて電気的に接続されている。燃料噴射弁の数に相応する 数で、かつ内部に燃料噴射弁の導電性の第２の接点部材と接続可能な導電性の第 ２の接点部材を取り付けられているプラグが接続条片に一緒に配置されている。

接続条片の電気的な接続プラグを導電性の第１の接点部材に接続する導体は接続 条片内に配置されている。接続条片の一体構造の構成では欠点として、導電性の 第１の接点部材及び導体から成るフレキシブルな構成ユニットを例えば射出成形 によってプラスチックから成る接続条片内に組み込むことが著しく費用を必要と してかつ困難である。さらに多くの数の導体が必要であって、共通の接続条片を 用いて接続され電気的に励磁可能な装置が同時にではなく異なる時点で励磁され る場合には、一体構造の接続条片内へのフレキシブルな構成ユニットの組み込み は特に費用がかかりかつ煩雑である。

導電性の第１の接点部材及び導体と接続条片との確実かつ安全な結合は常に保証 されない。そのうえ、導電性の第１の接点部材、導体、及び導体と導電性の接点 部材との間の結合部の損傷のおそれが生じる。

発明の利点 従来の技術に対して請求項１に記載の特徴を有する本発明に基づく接続条片は、 簡単かつ経済的な製造の利点を有している。接続条片の支持部分とカバ一部分に よる２部構造の構成は支持部分への導体の問題のない配置を可能にする。これに よって組み立て費用が著しく減少させられるだけではなく、同時に導体、導電性 の第１の接点部材及びプラグへのアクセスが容易になる。導電性の第１の接点部 材、導体、及び導体と導電性の接点部材との間の結合部の損傷のおそれが簡単な 取り扱い及び組み立てによって著しく減少させられ請求項２以下に記載の特徴に よって請求項１に記載の接続条片の有利な実施態様が可能である。

有利には、プラグが水平方向及び垂直方向で浮遊して運動可能に支持部分に結合 されており、従って一緒に接続され電気的に励磁可能な装置と接続条片との間の 形状及び位置の誤差の補償が可能になる。

特に有利には一緒に接続され電気的に励磁可能な装置と接続条片との間の形状及 び位置の誤差の補償のために、支持部分が支持部分縦軸線に沿ってプラグの数に 相当す数の固定ドームを有しており、固定ドームにプラグがドーム縦軸線の方向 及びこれに対して垂直な方向で浮遊して運動可能に結合されている。

この場合有利には、各固定ドームがドーム縦軸線の方向に延びてドーム自由端部 に設けられたドーム端面及びドーム周囲に向かって開く少な（とも１つの横溝を 有しており、横溝が固定ドーム上へのプラグの差しはめに際して半径方向にドー ム自由端部の弾性的な圧着を許すようになっており、プラグ若しくは固定ドーム に設けられた係止突起が固定ドーム若しくはプラグに設けられた係止溝内に、そ れもプラグを固定ドームに対してドーム縦軸線の方向及びこれに対して垂直方向 に運動可能に係合している。これによってプラグと支持部分との特に簡単に製造 可能な結合部が得られ、このような結合部は同時に支持部分に対するプラグの運 動を許す。

固定ドームへのプラグの簡単な組み込みのために有利には、係止突起及び係止溝 がリング状に構成されて支持部分のできるだけ簡単な構成及び支持部分に配置さ れたプラグにとって有利には、プラグが支持部分に剛性的に結合されて構成され ている。

特に有利には、導体が支持部分の、カバ一部分の底部に向いた端面に配置されて おり、これによって支持部分への導体の簡単な配置、及び導電性の接点部材への 導体の電気的な問題のない接続が行われる。

支持部分への導体の取り付けにとって有利には、導体が支持部分内に形成された 案内溝内に押しはめられており、若しくは導体が保持部材を用いて支持部分に保 持される。従って導体が支持部分に確実かつ安全にかつ簡単に取り付けられる。

特に有利には、支持部分、支持部分に配置され導電性の第１の接点部材を有する プラグ、及び支持部分に配置された導体があらかじめ組み立てられた剛性の構成 ユニットを形成しており、構成ユニットが少なくとも部分的にカバ一部分によっ て覆われている。あらかじめ組み立てられた剛性の構成ユニットは製造の際の高 いフレキシブル性を可能にするだけではな（、導電性の第１の接点部材、導体、 並びに導体と導電性の接点部材との間の結合部の損傷のおそれが減少させられる 。あらかじめ組み立てられた剛性の構成ユニ、ソトの、カバ一部分による少なく とも部分的な被覆が運転中の構成ユニットの保護に役立ち、カバ一部分自体は簡 単に構成されていてよい。

この場合有利には、カバ一部分が支持部分の支持端面を覆っており、支持端面の 近くを導体が延びている。従って導電性の第１の接点部材、導体、並びに導体と 接点部材との間の結合部が運転中に外部の影響に対して保護される。

同じく有利には、カバ一部分がＵ字形に構成されていて、支持部分を３方から覆 っており、これにより導電性の第１の接点部材及び導体だけではなく、支持部分 もプラグと一緒にかつ場合によっては電気的に励磁可能な装置の一部分が導電性 の第２の接点部材と一緒に外部の影響に対して保護されている。

特に有利には、カバ一部分と支持部分とが弾性的な係止結合部によって互いに結 合されており、このような係止結合部は組み込みに際し特に迅速にかつ簡単に製 造される。

カバ一部分と支持部分との特に確実かつ安全な結合にとって有利には、カバ一部 分と支持部分とが超音波溶接によって互いに結合されている。

同じ（特に有利には、カバ一部分が支持部分のプラスチック被覆として構成され ており、これによって特にコンパクトなかつ簡単に製造可能な接続条片が得られ る。

燃料若しくは別の外部の影響が導体に達するのを避けるために、有利には支持部 分がカバ一部分に密接に結合されている。

図面 本発明の実施例が図面に簡単に示してあって、以下に詳細に説明しである。第１ 図は第１実施例の部分平面図、第２図は第１図の■−■線に沿った断面図、第３ 図は第２実施例の断面図、第４図は第３実施例の断面図、第５図は第４実施例の 断面図、及び第６図は第５実施例の断面図である。

実施例の説明 内燃機関、特に燃料噴射弁の電気的に励磁可能な装置の共通な電気接続のための 第１図から第６図に実施例として示した接続条片１は、支持部分２及びカバ一部 分３から構成されている。第１図及び第２図に示した第１実施例においては、支 持部分２にプラグ８を配置してあり、プラグが電気的に励磁可能な装置にそれぞ れ配属されていてかつ該装置の電気的な接続に用いられる。電気的な絶縁材料か ら形成されたプラグ８は、両側に向かって開く段の付けられた例えば２つの開口 ９を有しており、開口内に導電性の第１の接点部材１１が例えば接点部材１１に 設けられた係止突起１０を用いて係合によって取り付けられている。導電性の第 １の接点部材１１は、支持部分２に配置された電気的な導体１２と接着及び又は ろう付けによって導電的に結合されている。接続条片１の長手方向で例えば１つ の端部に接続プラグ１４を配置してあり、この接続プラグに電気的な導体１２が 接続されておりかつ該接続プラグを介して図示してない公知構造の電子制御装置 から電気的に励磁可能な装置のための電気的な制御信号が導入されるようになっ ている。このために、電気的なすべての導体１２は接続プラグ１４から出発して 接続条片１内を個別のプラグ８へ延びそこで導電性の第１の個別の接点部材へ分 岐している。

個別のプラグ８は第１図及び第２図に示しである実施例では水平方向及び垂直方 向で浮いた状態で運動可能に支持部分２に結合されている。これによって、−緒 に接続され電気的に励磁可能な装置と接続条片１との間の形状誤差及び位置誤差 が補償される。それというのは、支持部分２に組み込んだ後にも運動可能なプラ グ８が電気的に励磁可能な装置の導電性の第２の接点部材の位置に相応して支持 部分２に対して整合させられるからである。その結果、導電性の第１の接点部材 １１、導電性の第２の接点部材、電気的に励磁可能な装置、及び／又はプラグ８ の変形及び損傷のおそれが著しく減少される。この目的のために、支持部分２が 実施例では支持体縦軸線１５に沿ってプラグ８の数に相応した数の固定ドーム１ ７を有している。各固定ドーム１７はドーム縦軸線１８の方向に延びるように、 自由なドーム端部１９に設けられたドーム端面２０及びドーム周面２】に向かっ て開いた実施例では４つの横溝２２を有しており、横溝はドーム縦軸線１８の範 囲で交差している。横溝２２は、プラグ８を固定ドーム１７への差しはめに際し てドーム自由端部の弾性的な圧着を可能にし、その結果、例えばプラグ８に設け られているリング状の係止突起２５が例えば固定ドーム１７に設けられているリ ング状の係止溝２６内に、プラグ８を固定ドーム１７に対してドーム縦軸線１８ の方向及びこれに対して垂直な方向に遊びを以て運動可能に係合している。この ために、係止溝２６のドーム端面２０に向けられた溝側面２３とプラグ８の係止 突起２５の、カバ一部分３のカバー底部２８に向けられた突起肩部２４との間に 軸線方向の間隔が設けられており、これによってプラグ８が固定ドーム１７に対 して、ひいては支持部分２に対して遊びを以て運動可能である。カバー底部２８ に支持端面２９が向けられている。半径方向の間隔２７はプラグ８のカバー底部 ２８に向いたプラグ端面３１と支持部分２の支持端面２９に対して逆向きの支持 肩部３４との接触によって制限される。

プラグ８を別の形式で水平方向及び垂直方向で浮遊状態で運動可能に支持部分２ に結合することも可能である。

半径方向で係止溝２６の溝底部４７と係止突起２５の内のり幅４８との間に半径 方向の遊び４９が設けられている。さらに半径方向の遊び５０がプラグ付加部５ ２の内のり幅５１とドーム周面２１との間に設けられている。これによってプラ グ８が固定ドーム１７に対して、ひいては支持部分２に対して半径方向若しくは 垂直方向に自由に運動可能である。

係止突起２５を固定ドーム１７にかつ係止溝２６をプラグ８に設けることも可能 である。

電気的な導体１２が第１図及び第２図に示した第１実施例では支持部分２の支持 端面２９内に形成された案内溝３０内に押し込まれ、直接的には導電性の第１の 接点部材１１の電気的な接触に用いられない。

支持部分２、この支持部分に配置され導電性の第１の接点部材１１を有するプラ グ８、及び支持部分２に配置された電気的な導体１２があらかじめ組み立てられ た剛性の構成ユニットを形成し、この構成ユニットは製造に際して高いフレキシ ブル性を可能にする。さらに、導電性の第１の接点部材１１、電気的な導体１２ 、並びに導電性の第１の接点部材１１と電気的な導体１２との間の結合部の損傷 のおそれが少なくなる。

カバ一部分３は第１実施例ではＵ字形に構成されていて、支持部分１２を３方か ら覆っている。これによって導電性の第１の接点部材１１及び電気的な導体１２ だけではなく、支持部分２がプラグ８を含めて全体的に、並びに電気的に励磁可 能な装置の導電性の第２の接点部材を備えたヘッドが外部の影響に対して保護さ れる。カバ一部分３の広い範囲にわたって互いに平行に延びる両方の側壁３２で 、側壁３２の互いに向き合わされた内側の端面３３にそれぞれ１つの弾性的な係 止突起３５を形成してあり、係止突起が支持部分２の支持肩部３４と協働して迅 速かつ簡単な係止結合を行う。弾性的な係止突起３５を支持部分２の、内側の端 面３３に向いた支持フランジ４０にかつ係止溝をカバ一部分３の内側の端面３３ 内に構成することも可能である。

接続条片１を内燃機関の例えば燃料分配部分、吸い込み管若しくはシリンダヘッ ドに接続するために、支持部分２内に製造に際し、金属材料から成りかつ縦孔３ ６を備えた固定ブツシュ３７を形成してあり、固定ブツシュ３７が少なくとも支 持部分２のカバー底部２８と逆の底部面３８で開いている。固定ブツシュ３７は 雌ねじを備えていてよい。さらに支持部分２の底部面３８に、軸線方向の間隔を 置いて底部面３８から突出する少な（とも２つの案内アーム３９が有利には支持 部分２の製造に際して一緒に形成されている。案内アーム３９は接続条片１の簡 単かつ正確な組み立てのために役立ち、この場合には内燃機関の燃料分配部分、 吸い込み管若しくはシリンダヘッドが案内アーム３９のための受容部を有してい る。

プラグ８の、カバ一部分３のカバー底部２８と逆のプラグ端面４１に、第１図か ら第４図及び第６図で横断面多角形の４つの位置決め突起４２を一体成形されて おり、位置決め突起は間隔を置いて配置されており、それぞれ２つが支持体縦軸 線１５の一方の側に、それも導電性の第１の接点部材１１を通る線■−■に対° して対称的に位置している。位置決め突起４２は実施例では直角の形を成してい て、接続条片１の長手方向で平行な面４．３をかっこれに対して垂直な平行な面 ４４を有している。プラグ８には結合ウェブ４５を形成してあり、結合ウェブが 支持体縦軸線１５の一方の側に位置する２つの位置決め突起４２を支持体縦軸線 １５と逆の端部で結合しており、その結果一方の側に位置する位置決め突起の両 方の面４４が支持体縦軸線１５の他方の側を延びる面４４よりも短（なっており 、支持体縦軸線の他方の側を延びる面はプラグ８の端部で開いて終わっており、 すなわち接続条片１の支持体縦軸線１５に関連して面４４、ひいては位置決め突 起４２が支持体縦軸線１５の異なる側に対して互いに非対称的に構成されている 。

プラグ８の、結合ウェブ４５によって規定され支持体縦軸線１５に対して非対称 的な構成、並びに電気的に励磁可能な装置の上側のケーシング部分の、位置決め 突起４２の係合する切欠きによって特徴付けられた適当な構成が電気的に励磁可 能な装置の有効な磁極保護を行い、その結実装置が１８０６回動させられずにプ ラグ８若しくは接続条片１に結合される。

第３図には本発明に基づ（第２実施例が示してあり、この場合同じでかつ同じ作 用を生ぜしめる部分は第１図及び第２図とほぼ同じ符号で示しである。接続条片 １の第３図には示してない接続プラグ１４をプラグ８の導電性の第１の接点部材 １１に接続する電気的な導体１２は支持部分２の支持端面２９に、支持部分２に 結合された保持部材６０を用いて取り付けられている。従って、製造に際して場 合によってはフレキシブルに電気的な複数の導体１２に応動させることが可能で ある。

第４図は、支持部分２の支持端面２９の近（に埋め込まれた導体１２を備える本 発明に基づく第３実施例を示している。この実施例は支持部分２に対する導体１ ２の特に確実かつ安全な配置を可能にする。同じでかつ同じ作用を生せしめる部 分は第１図から第３図とほぼ同じ符号で示しである。

プラグ８が支持部分２と剛性的に結合して構成されており、その結果本発明に基 づ（支持部分２が例えば共通のプラスチック射出成形品として簡単に製造される 。支持部分２内に組み込まれたプラグ８のプラグ端面４１に４つの位置決め突起 ４２を一体成形してあり、位置決め突起が接続条片１と励磁可能な装置との相互 の位置決めに役立つ。

第１図及び第２図に示した第１実施例とは逆に、支持部分２を３つの側から覆う Ｕ字形のカバ一部分３は第３図に示された第２及び第４図に示された第３実施例 においては内側の端面３３に係止突起３５を有していない。そのかわりに、支持 部分２、導電性の第１の接点部材１１を有するプラグ８、並びに導体１２から成 りあらかじめ組み立てられた構成ユニットは、超音波溶接によってカバ一部分３ に結合されている。あらかじめ組み立てた剛性の構成ユニットをカバ一部分３と して構成されたプラスチック被覆によって部分的に取り囲むことも可能であり、 従って特にコンパクトかつ簡単に製造可能な接続条片が得られる。

第５図及び第６図は本発明の別の実施例を示しており、この場合同じでかつ同じ 作用を生せしめる部分は第１図から第４図とほぼ同じ符号で示しである。

第５図に示された第４実施例においては、支持部分２、導電性の第１の接点部材 １１を有するプラグ８、及び導体１２から成るあらかじめ組み立てられた構成ユ ニットがカバ一部分３によって支持部分２の支持端面２９の範囲だけ覆われてい る。支持部分２の外側の両方の側面６５で支持端面２９に向いた端部にそれぞれ 保持段部を形成してあり、この保持段部がカバー縦軸線１６若しくはドーム縦軸 線１８に対して平行に構成された保持側面６７を有している。両方の保持側面６ ７間の間隔は支持部分２の外側の両方の側面６５間の間隔よりも小さくなってい る。カバ一部分３がカバー側部６８に形成されたそれぞれ１つのカバー縁部６９ で以て支持部分２の保持側面６７を取り囲んでいる。カバ一部分３はカバ一段部 ７３のカバー縁部６９に形成されたそれぞれ１つの支持面７２で以て支持部分２ の支持端面２９に接している。カバ一部分３と支持部分２とは超音波溶接によっ て互いに密接に結合されている。

カバ一部分３のカバー底部２８に実施例では４つの縦ウェブ７０を形成してあり 、縦ウェブのそれぞれ２つが導電性の第１の接点部材１１を取り囲んでおり、従 ってこの接点部材及び導体１２が外からの影響に対して十分に保護されている。

この場合、縦ウェブ７０が支持部分２に向けられた端面７１で以て支持端面２９ に接触することも可能である。導体１２は、導電性の第１の接点部材１１の接続 に直接に用いられないかぎり例えば支持部分２の支持端面２９の近くに埋め込ま れ、その位置に特に確実かつ安全に固定されている。プラグ８が支持部分２と剛 性的に結合された状態で構成されており、従って支持部分２とプラグ８とが例え ば共通のプラスチック射出成形部分として特に簡単かつ安価に製造される。プラ グ端面４１における結合ウェブ４５及び位置決め突起４２が第４実施例では省略 されている。

第６図に示しである第５実施例ではプラグ８が、第１図及び第２図に示された実 施例におけるように支持部分２に結合されていて、プラグ端面４１に位置決め突 起４２及び結合ウェブ４５を有しており、位置決め突起及び結合ウェブが電気的 に励磁可能な装置に対する接続条片１の位置決めのために役立つ。支持部分２が この場合にはプラグ８の数に相応する数の固定ドーム１７を有しており、固定ド ーム上にプラグ８が固定ドーム１７に対してドーム縦軸線１８の方向及びこれに 対して垂直な方向に運動可能に差しはめられて固定されている。支持部分２、導 電性の第１の接点部材１１を有するプラグ８、及び導体１２から成るあらかじめ 組み立てられた構成ユニットは、カバ一部分３によって支持部分２の支持端面２ ９の範囲のみ覆われている。第４実施例について述べであるように、カバ一部分 ３はカバー側部６８に形成されたそれぞれ１つのカバー縁部６９で以て支持部分 ２の保持側面６７に係合している。カバ一部分３はカバ一段部７３のカバー縁部 ６８に形成された支持面７２で以て支持部分２の支持端面２９に接している。カ バ一部分３と支持部分２とは例えば超音波溶接によって互いに密接に結合されて いる。導体１２は実施例では支持部分２の支持端面２９の近くに埋め込まれて、 その位置に確実に固定されている。導体１２を支持部分２の保持溝内にクリップ 止めし若しくは保持部材を用いて支持部分２の支持端面２９に保持することも可 能である。

支持部分２とカバ一部分３による本発明に基づ（接続条片の２部構造が簡単かつ 安価な製造を可能にする。導体１２が確実かつ安全に、しかもわずかな組み込み 費用で支持部分２に固定され、従って導電性の第１の接点部材１１、導体１２及 び導体１２と導電性の第１の接点部号１１との間の結合部の損傷のおそれが著し く減少される。

接続条片１を燃料噴射弁の電気的な接続のために用いると、燃料噴射弁が例えば 燃料分配装置部分内に、吸い込み管内に、若しくは燃料供給のための接続片及び 管路の設けられている場合に直接にシリンダヘッド内に配置され得る。燃料の噴 射は吸い込み管内にも、直接に内燃機関のシリンダ内にも行われる。

本発明の接続条片１はもちろん、外部点火式の内燃機関の点火プラグ若しくは自 己着火式の内燃機関の予熱プラグの電気的な接続にも適している。

要　約　書 公知の接続条片においては、導電性の第１の接点部材及び導体から成るフレキシ ブルな構成ユニットがプラスチックから成る一体に構成された接続条片内に配置 されている。特に導体の数の多い場合には、公知の接続条片の製造は著しく困難 でかつ費用がかかる。

新規な接続条片（１）は支持部分（２）及びカバ一部分（３）から構成されてい る。導電性の第１の接点部材（１１）を備えたプラグ（８）及び導体（１２）が 支持部分（２）に配置されている。接点部材（１１）の２部構造が、支持部分（ ２）の支持端面（２９）の近く、例えば案内溝（３０）内への導体（１２）の問 題のない組み込みを可能にする。

接続条片の構成が電気的に作動可能な燃料噴射弁の電気的に共通の接続に特に適 している。

国際調査報告 国際調査報告

Claims (17)

【特許請求の範囲】
1. １．内燃機関の電気式に励磁可能な複数の装置、特に燃料噴射弁の電気的な共通 の接続のための接続条片であって、プラグを備えており、プラグが導電性の第１ の接点部材を有しており、接点部材がそれぞれ１つの装置の導電性の第２の接点 部材に差し込みによって結合可能であり、少なくとも２つの導体を備えており、 導体がプラグの導電性の第１の接点部材を接続条片に一体成形された電気的な少 なくとも１つの接続プラグに電気的に接続していて、かつ接続条片内に配置され ている形式のものにおいて、接続条片（１）が支持部分（２）とカバー部分（３ ）とから構成されており、プラグ（８）並びに導体（１２）が支持部分（２）に 配置されていることを特徴とする、内燃機関の電気式に励磁可能な複数の装置の 電気的な共通の接続のための接続条片。
2. ２．支持部分（２）、支持部分に配置され導電性の第１の接点部材（１１）を有 するプラグ（８）、及び支持部分（２）に配置された導体（１２）があらかじめ 組み立てられた剛性の構成ユニットを形成しており、構成ユニットが少なくとも 部分的にカバー部分（３）によって覆われている請求項１記載の接続条片。
3. ３．カバー部分（３）が支持部分（２）の支持面（２９）を覆っており、支持面 の近くを導体（１２）が延びている請求項２記載の接続条片。
4. ４．カバー部分（３）がＵ字形に構成されていてかつ支持部分（２）を３方から 覆っている請求項２記載の接続条片。
5. ５．カバー部分（３）と支持部分（２）とが弾性的な係止結合部によって互いに 結合されている請求項１から４のいずれか１項記載の接続条片。
6. ６．支持部分（２）とカバー部分（３）とが超音波溶接によって互いに結合され ている請求項１から５のいずれか１項記載の接続条片。
7. ７．カバー部分（３）が支持部分（２）のプラスチック被覆として構成されてい る請求項１若しくは２記載の接続条片。
8. ８．支持部分（２）がカバー部分（３）に密接に結合されている請求項１から７ のいずれか１項記載の接続条片。
9. ９．プラグ（８）が水平方向及び垂直方向で浮遊して運動可能に支持部分（２） に結合されている請求項１から８のいずれか１項記載の接続条片。
10. １０．支持部分（２）が支持部分縦軸線（１５）に沿ってプラグの数に相応する 数の固定ドーム（１７）を有しており、固定ドームにプラグ（８）がドーム縦軸 線（１８）の方向及びこれに対して垂直な方向に浮遊状態で運動可能に結合され ている請求項９記載の接続条片。
11. １１．各固定ドーム（１７）がドーム縦軸線（１８）の方向に延びてドーム自由 端部（１９）に設けられたドーム端面（２０）及びドーム周面（２１）に向かっ て開くすくなくとも１つの横溝（２２）を有しており、横溝が固定ドーム（１７ ）上へのプラグ（８）の差しはめに際して半径方向にドーム自由端部（１９）の 弾性的な圧着を許すようになっており、プラグ（８）若しくは固定ドーム（１７ ）に設けられた係止突起（２５）が固定ドーム（１７）若しくはプラグ（８）に 設けられた係止溝（２６）内に、それもプラグ（８）を固定ドーム（１７）に対 してドーム縦軸線（１８）の方向及びこれに対して垂直方向に連動可能に係合し ている請求項１０記載の接続条片。
12. １２．係上溝（２６）及び係止突起（２５）がリング状に構成されている請求項 １１記載の接続条片。
13. １３．プラグ（８）が支持部分（２）に剛性的に結合して構成されている請求項 １から８のいずれか１項記載の接続条片。
14. １４．導体（１２）が支持部分（２）の、カバー部分（３）のカバー底部（２８ ）に向けられた支持端面（２９）に配置されている請求項１から１３のいずれか １項記載の接続条片。
15. １５．導体（１２）が支持部分（２）内に形成された案内溝（３０）内に押しは められている請求項１から１４のいずれか１項記載の接続条片。
16. １６．導体（１２）が支持部分（２）内に埋め込まれている請求項１から１４の いずれか１項記載の接続条片。
17. １７．導体（１２）が保持部材（６０）を用いて支持部分（２）に保持されてい る請求項１から１４のいずれか１項記載の接続条片。