JP2009506735A - ピエゾアクチュエータを備えたアッセンブリ - Google Patents

ピエゾアクチュエータを備えたアッセンブリ Download PDF

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Abstract

ピエゾアクチュエータを備えたアッセンブリであって、たとえばピエゾインジェクタとしてまたは機械的な構成部材を操作するために提案されていて、ピエゾ素子(5)として保持体(2)に保持されている複数のピエゾ層の多層構造が設けられていて、この場合、ピエゾ素子(5)に接触エレメント(16,17)と内部電極(14,15)との交番的な接触接続部が設けられている。複数のピエゾ層と保持体(2)の内側の切欠き(4)の壁との間に、アクチュエータベース(9;21,22)が設けられている。保持体(2)を通って電気的な線路(12,13)が、接触エレメント(16,17)に案内されている。線路(12,13)が、アクチュエータベース(21,22;40)の領域で、アクチュエータベース(21,22;40)の外側から接近可能な結合個所に案内されている。この結合個所において、線路(12,13)の互いに向かい合う端部(12a,12b)を、電気的且つ機械的に結合することができる。

Description

本発明は、たとえばピエゾインジェクタとして、または弁等の機械的な構成部材を操作するためのピエゾアクチュエータと、ピエゾアクチュエータのベース部分を介してピエゾ素子を制御するための電気的な接続部とを有する、独立請求項の上位概念部の特徴部記載のアッセンブリに関する。
背景技術
前記ピエゾアクチュエータの組立てのために、いわゆるピエゾ効果の利用下で弁等のニードルストロークの制御を行うことができるように、ピエゾ素子を使用できるということは自体公知である。ピエゾ素子は適切な結晶構造を備えた所定の材料から構成されていて、その結果、外側の電圧の印加時にピエゾ素子の機械的な反応が引き起こされる。機械的な反応とは、結晶構造と電圧の印加範囲とに関連した、予め規定可能な方向での押圧または引張のことである。この種のピエゾアクチュエータは、たとえばストローク運動が高い操作力および高いクロック周波数下で実行される使用事例に適している。
たとえばDE10026005A1から、内燃機関の燃焼室に燃料を噴射するためのインジェクタにおいてノズルニードルを制御するために使用することができるピエゾアクチュエータが公知である。このピエゾアクチュエータではピエゾ素子は、既述したように、電気的に互いに連結されたピエゾセラミックス製の層の積層体として構成されている。この積層体はプリロード下で2つのストッパの間で保持されている。ピエゾセラミックス製の各層は、ピエゾ層として2つの内部電極の間で囲われている。これらの内部電極を介して外側から電圧を印加することができる。この場合、この電圧に基づきピエゾセラミックス製の層は、それぞれ電圧降下の方向で小さなストローク運動を行う。このストローク運動はピエゾアクチュエータの全ストロークに加算される。この全ストロークは印加された電圧の高さを介して変更可能であり、機械的な作動部材に伝達されることがある。
前記ピエゾアクチュエータでは、種々異なるポテンシャルのアプローチのために、内部電極の相互的な側方の接触接続が外側の電極を介して行われる。これらの電極では、導電性の面がピエゾ素子のそれぞれ1つの側面に取り付けられている。導電性の面はそれぞれ内部電極と接触接続されている。これに対してDE10335019A1から、接触エレメントと内部電極との接触接続が行われるピエゾアクチュエータが公知である。接触エレメントはそれぞれピエゾ素子の内側の切欠きに位置している。
さらにEP1174615A3にも、内燃機関の噴射インジェクタのニードルストロークを直接制御するためのアクチュエータであるピエゾ素子が設けられているピエゾアクチュエータが記載されている。アクチュエータであるピエゾ素子とニードルとの間には、伸張調整のためのハイドロリックな変換作用を備えたただ1つのカプラが位置している。ピエゾ素子を作動させると共に、この場合には噴射ノズルを閉鎖するためにプレロード下に保持されているニードルは、ノズル開口から離れる方向で運動する。なぜならばニードルは、直に変換されてアクチュエータの運動に従うからである。
冒頭で述べた先行技術であるDE10026005には、外側の電極の延長部による外部の電圧源へのピエゾ素子の電気的な接続は、ピエゾアクチュエータのベース部分を通して行われる。この延長部をさらにコネクタにまで案内することができ、その結果、それに伴い延長部は機械的に問題とならない領域で接触接続される。この場合、延長部は電気的に絶縁されて、たとえば鋼からなるアクチュエータベースを抜けて案内することができる。このアクチュエータベースにピエゾ素子が接触しているか、または固定されている。さらにこの先行技術から、延長部が外側電極の位置固定および引張り負荷軽減のために封止用質量体において保持されているということが公知である。封止用質量体はアクチュエータベースの切欠き内に、場合によっては鋼またはポリマから成る成形部分によって取り囲まれて挿入されている。
前記ピエゾアクチュエータの場合には、製造プロセスでの電気的な接続は、簡単にまた運転中に確実に行われることが望まれるということに注意されたい。この場合、付加的に電気的に絶縁するために、多くの適用でも弁機能によって液体に対する十分なシーリングを保証していなければならない。特に、ピエゾアクチュエータを、いわゆるコモンレールシステム(CR)において燃料用の噴射インジェクタとしての適用では、燃料を高圧で使用する際に安全な構造が必要である。
発明の開示
本発明は冒頭で述べた、ピエゾ素子のピエゾ層の多層構造を有するピエゾアクチュエータから出発する。ピエゾ素子は保持体内で保持されている。この場合、ピエゾ素子には接触エレメントと内部電極との交番的な接触接続部が設けられている。さらに、ピエゾ層と保持体との間にアクチュエータベースが設けられている。このアクチュエータベースを通って接触エレメントへの電気的な線路が案内されている。本発明によれば有利な形式で、アクチュエータベースの領域にある線路は、アクチュエータベースの外側から接近可能で、アクチュエータベースの切欠き内に位置する結合個所に案内されている。この結合個所では線路の相対する端部を電気的且つ機械的に結合することができる。このようなアッセンブリは、たとえば自動車の燃料噴射用のニードルのストロークを制御するために使用可能であり、しかも一段式の変換部も2段式の変換部も備えている。
この場合、製造または製造コンセプトにおいて使用される組付け装置または自動化度に応じて、結合個所の切欠きの形状または輪郭を選択することができる。有利な構成では、結合個所は、アクチュエータベースの切欠き内に位置する。この切欠きは、結合個所を露出させておくために溝として形成されているか、または焼結、研削または適切な加工により製造されたその他の輪郭で形成されている。この場合、アクチュエータベースは特に有利な形式で、結合個所を有している電気的に絶縁している高圧密のセラミックス部分と、ピエゾアクチュエータのケーシングに接触するために働く、有利には金属から成る接続部分とから成っていてよい。
この場合、線路は、接続部の絶縁部において、およびセラミックス部分のガラス溶融部またははんだ付け部において案内することができる。この場合、セラミックスアクチュエータベースは、ワイヤが直接セラミックス内にガラス溶融されるか、またははんだ付けされることにより、同時にシール機能も発揮する。しかし高圧シール部を常に接続部分またその他の構成部材にもいつでも供給することができる。この場合、一般的なガラス溶融部は、提供された構成スペースに応じて使用することができる。
別の構成によればアクチュエータベースは、結合個所の領域でも唯一の金属部分、有利には鋼から成る。この場合、線路はアクチュエータベースでは、絶縁部、有利にはセラミックス管またはセラミックス挿入体に位置していて、絶縁部、有利にはセラミックスキットで封止されている。
本発明によって簡単な形式で、特に内部接触接続されるピエゾ素子は、できる限り簡単で確実にコモンレールシステムの燃料インジェクタにおいて電気的に接触接続することができ、この場合、コモンレール圧力の高圧シール部を外方に高い安全性をもって保証することができることが可能になる。これまでは内部電極の接触接続の実施は極めて手間がかかった。なぜならば剛性な高圧シール部(たいていは圧入されたガラス溶融部)により、接触部または接触個所の後からのずらしが、たとえばアクチュエータベース等の支持体において、あるいはまたはピエゾアクチュエータにおいて可能ではないからである。
たとえばディーゼル燃料または水成分等の液体を使ったインジェクタ運転中に、金属製の構成部材における電気的な漏れ電流を遮断するために、通常露出している接触個所は、再び閉鎖される必要がある。このことは、たとえば半割シェルといったスリットを備えた別体の構成部材により頻繁に行われる。半割シェルは線路の端部の結合プロセス後に、コンタクト個所の周囲に接合する必要がある。たいていこのような構造には、大きなスペース需要が必要とされる。このスペース需要は現行の使用構成には存在しない。
さらにこれまで記載したピエゾ素子は、とりわけ接触個所の平坦性、粗度、平行性および剛性に関連した、アクチュエータケーシングへの接続部分の高い精密さを要求する。このことはこれまで使用されたスリットを備えた構成部材によって達成することはできないので、この場合、板片、挿入部材等の付加的な構成部材が必要である。構成部材複合体でのこれら付加的な構成部材の案内もしくは位置決めは、所望のサイズシリーズ製造を考慮すると、極めて手間がかかりコスト高である。
既に述べたように、従来のシステムでも付加的な構成スペースが必要である。なぜならば前記構成部材は高い固有剛性を有している必要があり、ピエゾアクチュエータの負荷下で砕けることは許されないからである。本発明によればこの問題の有利な解決手段は簡単な形式で、通常ワイヤである電気的な線路の両端部の結合のために、極めて簡単に接近可能な結合個所が、アクチュエータベースの窓である切欠きを介して外側から到達可能にされることにより達成されている。
有利には線路端部の結合部は、線路の少なくとも一方の端部がスプーン状、円錐状、U字形またはその他の輪郭により予め型押し成形されていて、こうして、他方の端部が確実に後続の結合プロセスのためにこの輪郭に位置するようになっている。なぜならば僅かな構成スペースでは正確な位置決めが極めて重要であるからである。簡単な結合プロセスとしてここでは溶接、抵抗溶接、はんだ付け、圧着、縁曲げ加工またはこれらの組合せが考慮される。
結合個所を収容するための切欠きが、シール栓体を収容するための輪郭を有していると有利でもある。この場合、コモンレールシステム内の燃料に存在する圧力が、アクチュエータベースでのシール栓体の接触およびシール性をサポートする。しかし結合個所を、射出成形によりプラスチックまたはセラミックスキットによって電気的に常に絶縁して埋めることもできる。
本発明によれば、結合個所に設けられた切欠きは、電気的に絶縁するために、たとえば簡単な形式でセラミックス、セラミックススリーブ、セラミックスキット、プラスチックシール栓体またはプラスチック射出成形体によって閉鎖することもできる。アクチュエータベースにおける線路を、一方で結合個所へと外方に折り曲げ、再び逆に曲げ戻して案内することができるか、または他方で真っ直ぐに結合個所に案内し、またさらに真っ直ぐ案内することもできる。
本発明に係るピエゾアクチュエータを備えたアッセンブリは、ピエゾアクチュエータを備えたアッセンブリにおいて、ピエゾ層の多層構造体が設けられており、ピエゾ層が、1つのピエゾ素子として保持体内において保持されており、ピエゾ素子に、接触エレメントと内部電極との交番的な接続接触部が設けられており、複数のピエゾ層と保持体との間に、アクチュエータベースが設けられており、該アクチュエータベースを通って電気的な線路が、接触エレメントに案内されている形式のものにおいて、線路が、アクチュエータベースの領域において、アクチュエータベースの外側から接近可能な結合個所に案内されており、該結合個所において線路の互いに向かい合っている端部が、電気的且つ機械的に結合可能であることを特徴とする。
本発明に係るアッセンブリは、有利には、前記結合個所が、アクチュエータベースの切欠きに位置しており、該切欠きが、前記結合個所を露出せるために、溝として形成されているか、または焼結または研削または適切な加工により製造された他の輪郭において形成されている。
本発明に係るアッセンブリは、有利には、アクチュエータベースが、前記結合個所を有する電気的に絶縁している、高圧密なセラミックス部分と、ピエゾアクチュエータのケーシングに接触するために働く、好ましくは金属から成る接続部分とから成る。
本発明に係るアッセンブリは、有利には、線路が、接続部分において絶縁部内に案内されていて、セラミックス部分においてガラス溶融部またははんだ付け部内に案内されている。
本発明に係るアッセンブリは、有利には、アクチュエータベースが、全体的に、前記結合個所を有する金属部分から成っている。
本発明に係るアッセンブリは、有利には、線路が、アクチュエータベースにおいて絶縁部、好ましくはセラミックス管またはセラミックス挿入体内に案内されていて、絶縁部、好ましくはセラミックスキットで封止されている。
本発明に係るアッセンブリは、有利には、線路の少なくとも一方の端部が、スプーン状、または円錐状、またはU字形、またはその他の輪郭によって予め型押し成形されており、他方の端部が、後続の結合プロセスのために前記輪郭内において確実に位置するようになる。
本発明に係るアッセンブリは、有利には、結合プロセスが、溶接、または抵抗溶接、またははんだ付け、または圧着、または縁曲げ加工、またはこれらの組合せである。
本発明に係るアッセンブリは、有利には、前記結合個所の収容のための切欠きが、シール栓体を収容するために所定の輪郭を有している。
本発明に係るアッセンブリは、有利には、線路が、アクチュエータベースにおいて外方に曲げられて前記結合個所に案内されていて、再び反対方向に曲げられて戻し案内されている。
本発明に係るアッセンブリは、有利には、線路が、アクチュエータベースにおいて前記結合個所に真っ直ぐに案内されていて、同様にさらに真っ直ぐに案内されている。
本発明に係るアッセンブリは、有利には、ピエゾアクチュエータが、内部電極の、内側に位置する接触接続部を備えており、燃料噴射用のニードルのストロークを制御するために、自動車において使用可能である。
図面の簡単な説明
本発明によるアッセンブリの実施例を図面につき説明する。
発明の実施例
図1には、ピエゾアクチュエータを備えた一段式のピエゾインジェクタ1である、アッセンブリの原理的な構造が示されている。ピエゾインジェクタ1は、たとえば燃料のための噴射システムでのニードルストローク制御のために、内燃機関において使用することができる。上側の部分には保持体2が設けられている。この保持体2の幾何学的な寸法は、実質的に特別な使用場所に適合することができる。コネクタ部分3を見て取ることができる。このコネクタ部分3により、同様に特有に適用事例に適合されたコネクタ構成と、ピエゾアクチュエータを制御するための電圧とを接続することができる。保持体2における、電気的な線路の案内と、ピエゾアクチュエータによって制御しようとする燃料の必要な場合の供給とは、この場合、保持体2には見て取ることはできず、本発明の機能にとっても重要ではない。
ピエゾインジェクタ1の内室4には、ピエゾアクチュエータの構成要素であるピエゾ素子5が配置されている。このピエゾ素子5は操作時に、カプラ6を備えたここでは垂直に下方に位置する機械的なアッセンブリを介してノズルニードル7に作用し、これによって、ここでノズル開口8の開放を行うことができる。従って内室4を通ってピエゾインジェクタ1の内室に案内された燃料を、内燃機関(図示せず)の燃焼室内に噴射することができる。
ピエゾ素子5のピエゾ層は、図1によればアクチュエータベース9を介して上方で、内室4の凸状のシール座部に接触している。この場合、ピエゾ素子5もしくはピエゾアクチュエータは、良好なシール座部をもたらすためにばね10によって押し付けられる。特に冒頭で述べたコモンレール(CR)システムの場合、ここでは電気的な接続空間11に対する高圧シール部が必要である。この接続空間11を通って2つの電気的な線路12,13(概略的に図示)が、ピエゾ素子5に案内されている。
図2からは、封止用コンパウンド内にある電気的な線路12,13の、先行技術DE10026005A1から既に公知のアッセンブリが、アクチュエータベース9に見て取ることができる。ここには自体公知の形式でピエゾ素子5にはピエゾ層が重なって積層されている。ピエゾ層は適切な結晶構造体を備えたセラミックス製のピエゾシートから構成されていて、これによって冒頭で述べた形式でいわゆるピエゾ効果の利用下では、符号を備えたここでは例示的な内部電極14,15への外側の電圧の印加時に、ピエゾ素子5の機械的な反応が積層構造の方向で行われる。電圧の異なる極への供給は、ここではそれぞれ一方の側から外側の接触エレメント16,17もしくは接触面18,19を介して行われる。接触面18,19は、それぞれピエゾ素子5の各ピエゾ層の内部電極14,15に交互に案内されている。
図3には本発明による実施例が、たとえばワイヤから成る線路12の図で示されている。ワイヤはここでは結合しようとする端部12a,12bを有している。アクチュエータベース20はここでは、たとえば鋼といった金属とから成る接続部分21と、ピエゾ素子5に載置しているセラミックス部分22とから成る。線路12の端部12a,12bは、ここでは曲げられてセラミックス部分22を通って切欠き23に導出されている。この切欠き23は外側から接近可能である。線路12には、金属製の接続部分21において絶縁部24もしくはその他のケーブルガイド、またはシール部が少なくとも部分的に備え付けられていて、高圧密に絶縁しているセラミックス部分22では、線路12は高圧密にはんだ付け部またはガラス溶融部25を介して埋め込まれていて、ピエゾ素子5において線路12は、内部電極の接触接続の形式に応じて絶縁されずに、または部分的に絶縁されて案内することができる。
図3のセラミックス部分22は接続部分21に、同様に高圧密の接着部またははんだ付け部を介して結合されている。セラミックス部分22は、ピエゾアクチュエータのケーシングの一枚のプレートまたは一部分から成っていてよい。線路12の両端部12a,12b結合部は、たとえば溶接、抵抗溶接、はんだ付けまたは圧着等により製造することができる。図4aおよび図4bから、端部12a,12bの型押し成形部のヴァリエーションを見て取ることができる。この場合、図4aでは、切欠きである長手方向溝23における端部12a,12bの結合個所の配置が示されていて、図4bには、半円形状の切欠き26を備えた構成が示されている。端部12aはここでは例示的にスプーン状の型押し成形部を有している。スプーン状の型押し成形部は、結合中の端部12bの収容および案内のために役立つ。
図5a、図5b、図6a、図6b、図7a、図7b、図8aおよび図8bから、端部12bと結合するための端部12aの型押し成形部の複数の実施例を見て取ることができる。これらの実施例は種々異なる図面、図5aおよび図5bではスプーン状の型押し成形部、図6aおよび図6bでは楔形に曲げられた型押し成形部、図7aおよび図7bではU字形の型押し成形部を有している。図8aおよび図8bには、端部12aが、別の端部12bを中心にして縁曲げされて、はんだ付けまたは溶接によって電気的に確実に結合することができるような、端部12aのU字形の型押し成形部が示されている。
たとえば燃料の高圧下での本発明によるピエゾアクチュエータの運転中の漏れ電流を回避するために、結合個所で露出している、電気的な線路12または13の接触個所は、図9a〜9dによれば、シール栓体によってカバーされているか、または射出成形によってプラスチックにより埋められているかもしくはセラミックスキットで充填され得る。
図9aの構成では、プラスチックまたはエラストマから成るシール栓体30が、線路12a,12bの結合個所の上方に位置している。この場合、いわゆるシール栓体30の鳩尾形部が、支持面31において支持される。この支持面31は同時にシール面を拡大してもいる。図9bの構成は、かしめ締結輪郭32内でピン・溝結合として位置しており、付加的にさらに取外し輪郭33を有しているシールストッパ30を示している。
図9cの横断面からは、焼結または研削されたかしめ締結輪郭34を見て取ることができる。この場合、このかしめ締結輪郭34内に適切なシール栓体35が挿入可能である。図9dの構成は、シール栓体35のより良好な案内および位置正確性のための真っ直ぐな壁を有していて、運転中にシール部のずれを防ぐ輪郭36を示している。図5aの端部12a,12bの結合部は、端部12aのスプーン状の型押し成形部によってもたらされる。
図10aおよび図10bには、線路12の端部12a,12bの真っ直ぐに案内された結合部を備えた実施例が示されている。この場合、図3の構成の実施例のように、ここでも端部は高圧シール部35を介してセラミックス部分22において保持されている。結合プロセス中の良好な保持のために、対応受け45が設けられていて、付加的な支持輪郭37がシール栓体(図示せず)のために設けられている。図7bには図7aの線A−Aに沿った断面図が示されている。
完全に金属、たとえば鋼から成るアクチュエータベース40を有する実施例が、図11a、図11b、図11c、図12a、図12bおよび図12cに示されている。ここでは線路12もしくは端部12a,12bを絶縁するために、線路12もしくは端部12a,12bには、たとえばセラミックス管および/またはセラミックス挿入体41が備え付けられていて、さらにたとえば溶接後にさらにセラミックスキットに埋め込むことができる、ということが必要不可欠である。この場合、図12bおよび図12cによれば、埋込みは、結合個所に設けられた拡張部42で行うことができる。
商業上の利用可能性
本発明は、燃料の噴射インジェクタのために、自動車の内燃機関のいわゆるコモンレールシステム(CR)において使用可能なピエゾアクチュエータにおいて商業的に利用可能である。
原則的な構造を説明するための、燃料噴射システムのノズルニードルを制御するためのピエゾアクチュエータを備えた従来の一段式のアッセンブリの縦断面図である。 先行技術である図1のピエゾアクチュエータのピエゾ素子に設けられた電極の電気的な接触接続部を備えたアクチュエータベースの部分断面図である。 曲げられた線路案内部を備えたピエゾ素子の内部電極の接触接続のための線路の本発明による結合個所の部分断面図である。 図4aおよび図4bは、図3の結合個所の構成の横断面図である。 図5aおよび図5bは、結合個所に設けられた線路の型押し成形部の概略図である。 図6aおよび図6bは、結合個所に設けられた線路の型押し成形部の概略図である。 図7aおよび図7bは、結合個所に設けられた線路の型押し成形部の概略図である。 図8aおよび図8bは、結合個所に設けられた線路の型押し成形部の概略図である。 図9a〜図9dは、シールストッパを収容するための切欠きの種々異なる輪郭を備えた、シールストッパを有する結合個所の領域における部分断面図および横断面図である。 図10aおよび図10bは、真っ直ぐに案内された線路を備えた結合個所の領域の部分断面図である。 図11a、図11bおよび図11cは、金属から成るアクチュエータベースにおける線路の結合個所の領域の横断面図である。 図12a、図12bおよび図12cは、金属から成るアクチュエータベースにおける線路の結合個所の領域の縦断面図である。

Claims (12)

  1. ピエゾアクチュエータを備えたアッセンブリにおいて、
    −ピエゾ層の多層構造体が設けられており、ピエゾ層が、1つのピエゾ素子(5)として保持体(2)内において保持されており、ピエゾ素子(5)に、接触エレメント(16,17)と内部電極(14,15)との交番的な接続接触部が設けられており、
    −複数のピエゾ層と保持体(2)との間に、アクチュエータベース(9;21,22)が設けられており、該アクチュエータベース(9;21,22)を通って電気的な線路(12,13)が、接触エレメント(16,17)に案内されている形式のものにおいて、
    線路(12,13)が、アクチュエータベース(21,22;40)の領域において、アクチュエータベース(21,22;40)の外側から接近可能な結合個所に案内されており、該結合個所において線路(12,13)の互いに向かい合っている端部(12a,12b)が、電気的に機械的に結合可能であることを特徴とする、ピエゾアクチュエータを備えたアッセンブリ。
  2. 前記結合個所が、アクチュエータベース(21,22;40)の切欠き(23:26;34;36;42)に位置しており、該切欠き(23:26;34;36;42)が、前記結合個所を露出せるために、溝として形成されているか、または焼結または研削または適切な加工により製造された他の輪郭において形成されている、請求項1記載のアッセンブリ。
  3. アクチュエータベース(21,22)が、前記結合個所を有する電気的に絶縁している、高圧密なセラミックス部分(22)と、ピエゾアクチュエータのケーシングに接触するために働く、好ましくは金属から成る接続部分(21)とから成る、請求項1または2記載のアッセンブリ。
  4. 線路(12,13)が、接続部分(21)において絶縁部(24)内に案内されていて、セラミックス部分(22)においてガラス溶融部またははんだ付け部(25)内に案内されている、請求項3記載のアッセンブリ。
  5. アクチュエータベース(40)が、全体的に、前記結合個所を有する金属部分から成っている、請求項1または2記載のアッセンブリ。
  6. 線路(12,13)が、アクチュエータベース(40)において絶縁部、好ましくはセラミックス管またはセラミックス挿入体(41)内に案内されていて、絶縁部、好ましくはセラミックスキットで封止されている、請求項5記載のアッセンブリ。
  7. 線路(12,13)の少なくとも一方の端部(12a)が、スプーン状、または円錐状、またはU字形、またはその他の輪郭によって予め型押し成形されており、他方の端部(12b)が、後続の結合プロセスのために前記輪郭内において確実に位置するようになる、請求項1から6までのいずれか一項記載のアッセンブリ。
  8. 結合プロセスが、溶接、または抵抗溶接、またははんだ付け、または圧着、または縁曲げ加工、またはこれらの組合せである、請求項7記載のアッセンブリ。
  9. 前記結合個所の収容のための切欠きが、シール栓体(30;35)を収容するために所定の輪郭を有している、請求項1から8までのいずれか一項記載のアッセンブリ。
  10. 線路(12,13)が、アクチュエータベース(21,22;40)において外方に曲げられて前記結合個所に案内されていて、再び反対方向に曲げられて戻し案内されている、請求項1から9までのいずれか一項記載のアッセンブリ。
  11. 線路(12,13)が、アクチュエータベース(21,22;40)において前記結合個所に真っ直ぐに案内されていて、さらに同様に真っ直ぐに案内されている、請求項1から9までのいずれか一項記載のアッセンブリ。
  12. ピエゾアクチュエータが、内部電極の、内側に位置する接触接続部を備えており、燃料噴射用のニードル(7)のストロークを制御するために、自動車において使用可能である、請求項1から11までのいずれか一項記載のアッセンブリ。
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