JPH04505337A - 脂肪酸アルキレンジアミン、脂肪酸エステル並びに金属石鹸の混合物およびプラスチックの添加剤としてのその使用 - Google Patents
脂肪酸アルキレンジアミン、脂肪酸エステル並びに金属石鹸の混合物およびプラスチックの添加剤としてのその使用Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
脂肪酸アルキレンジアミン、脂肪酸エステル並びに金属石鹸の混合物およびプラ
スチックの添加剤としてのその使用本発明は、淡色ビス(cm〜C!を脂肪酸)
アルキレンジアミンおよびC1〜C0脂肪酸エステル並びに適当な場合にはC,
〜C!を脂肪酸の金属石鹸も含む混合物を調製する方法に関する。
ビス(C,〜C,J肪酸)アルキレンジアミド、例えばエチレンジアミンジステ
アレートがプラスチック工業において添加剤として用いられる。それらは、例え
ば硬質可塑化PvC組成物の加工においてスリップ剤として用いられ、最終生成
物、例えばフィルムに優れた粘着防止特性を付与する。また、それらは、ポリス
チレン系のプラスチックのスリップ剤および離型剤としても使用される。それら
は他の熱可塑性プラスチック、例えばポリエステルおよびポリアミドの加工にも
使用される。他のスリ7プ剤および離型剤と比べて、それらは高い融点(約14
0°C)を有する。従って、それらは、処理するプラスチックの熱変形温度に好
ましくない影響を与えない。生理的に許容し得ると評価することのできるその特
性故に、それらは、食品包装、薬剤包装、玩具および医用管材料用のPvC組成
物の調製に用いられる。
以下に脂肪酸アルキレンジアミドとして記載されているビス(C。
〜C1f脂肪酸)アル牛レンジアミドのための出発物質、例えば、エチレンジア
ミンまたはへキサメチレンジアミンは、脂肪酸との反応に必要な反応温度(約1
70℃)において非常に酸化され易く、従って脂肪酸との反応は保護ガスの存在
下または空気もしくは酸素を排除して都合良く行われる。脂肪酸アルキレンジア
ミンも、噴霧またはフレー牛ングによる調製に用いる場合、同様に酸化され易い
。通常、すなわち空気または酸素の存在下において、これにより変色が起こり、
茶色の最終生成物が得られる。脂肪酸アルキレンジアミンを粉砕により小さな粒
子の適当な生成物に変えることもできるが、これは労力を要し費用のかかる方法
である。
上記理由数に、脂肪酸アルキレンジアミドの調製に特別の装置が必要とされる。
一般的な工業装置(エステル化装置または噴霧塔)においてそれらを適当な品質
で調製することはできない。
本発明は、アルキレンジアミンおよび脂肪酸アルキレンジアミドが酸化され易い
という上記不利益は、脂肪酸アルキレンジアミド、脂肪酸エステルおよび適当な
場合には脂肪酸の金属石鹸を含む混合物を脂肪酸含有メルト中で調製すると避け
ることができることに基づく。混合物中に存在する脂肪酸アルキレンジアミドは
、プラスチック用添加剤としてのその作用において純粋な脂肪酸アルキレンジア
ミドに相当する。
すなわち、本発明は、淡色ビス(CS〜ct!脂肪酸)アルキレンジアミンおよ
びC8〜C1を脂肪酸エステル並びに適当な場合にはC1〜C0脂肪酸金属石鹸
も含む混合物を調製する方法であって、炭素原子数8〜22の脂肪酸を含むメル
ト中、脂肪酸の一部を式: NH,−R−NH。
〔式中、Rは炭素原子数2〜12の直鎖状、分岐状または環式のアルキレン基を
表す。〕
で示されるジアミンと縮合反応させて相当する脂肪酸ジアミドを得、脂肪酸の一
部を炭素原子数8〜22の脂肪アルコール及び/又は炭素原子数が2〜15であ
り水酸基数が2〜6である多官能アルカノールによりエステル化し、適当な場合
には、脂肪酸の一部を二価金属の塩基性化合物と反応させて相当する金属石鹸を
得ることを含んでなり、脂肪アルコール及び/又は多官能アルカノールによる脂
肪酸のエステル化の前に脂肪酸とジアミンとの縮合反応を行うことを特徴とする
方法に関する。
本発明の方法の利点の一つは、アミド化が過剰の脂肪酸中で行われることに基づ
く。この反応において、アミド化およびエステル化並びに適当な場合の金属石鹸
の形成に必要な脂肪酸はメルトとして用いられる。このことは、アミド化時間が
長くなっても迅速な反応が起こり、溶融酸が脂肪酸アルキレンジアミドのための
希釈剤および保護媒体として作用するという利点を有する。反応混合物中に遊離
アミンが残らないようにアミド化を非常に迅速に終わらせることも可能である。
それにも拘わらず、アミド化工程を保護ガスの存在下に好ましく行うことができ
る。他方において、エステル化工程および石鹸の形成を通常の条件下、すなわち
保護ガスを用いないで行うことができる。反応混合物を、標準的な条件下に困難
なく霧化およびフレーキングすることができ、その場合、存在する脂肪酸エステ
ルおよび適当な場合は金属石鹸が、大気中酸素との反応により形成されたアミド
ロウを保護する。
本発明の方法に好適なC8〜C0脂肪酸は、合成または特に天然起源のものであ
り、例えば、植物性および動物性油脂、特にパーム油、パーム核油、ヤシ油、大
豆油、ナタネ油、ヒマワリ油、牛脂およびラードから得ることができる。脂肪化
学において一般的であるように、この種の脂肪酸は大部分の場合工業用混合物と
して使用される。この種の脂肪酸の典型例は、カプリル酸、カプリン酸、ラウリ
ン酸、ミリスチン酸、バルミチン酸、ステアリン酸、アラキン酸およびベヘン酸
である。上記列記物質からの工業用混合物を含む、炭素原子数16〜22の飽和
脂肪酸を使用することが好ましい。
本発明で用いるジアミンの典型例は、エチレンジアミン、プロピ ルンジアミン
、ブチレンジアミン、ヘキシレンジアミン、ジアミノシクロヘキサン、ビス−メ
チルアミノルシクロヘキサン、オクチレンジアミン、デシレンジアミンおよびド
デシレンジアミンであり、エチレンジアミン、テトラメチレンジアミンおよびヘ
キサメチレンジアミンが好ましい。
本発明の方法で用いることのできる炭素原子数8〜22の脂肪アルコールは上述
の脂肪酸から誘導することができ、その脂肪アルコールの典型例は、カプリル、
カプリン、ラウリル、ミリスチル、七チル、ステアリル、アラキシルおよびベヘ
ニルアルコールであり、それらの工業用混合物が含まれる。ここで、本発明のこ
れらの混合物中において高温でも固体であるので、炭素原子数12〜22の飽和
脂肪アルコールが好ましい。
本発明の方法において、上述の脂肪アルコールの代わりにまたはそれと共に、炭
素原子数2〜15、特に2〜12、および水酸基数2〜6の多官能アルカノール
を用いることもできる。この種の多官能アルカノールの好ましい例は、エチレン
グリコール、プロピレングリコール、グリセロール、ジメチロール、トリメチロ
ール、テトラグリセロール、トリメチロールプロパン、ジメチロールプロパン、
ペンタエリスリトールおよびジペンタエリスリトールであるが、ネオペンチルグ
リコール、トリペンタエリスリトール等のような他の多官能アルカノールの使用
も可能である。本発明により多官能アルカノールカ脂肪酸と反応して全エステル
または部分エステルが得られる。
本発明の方法で用いることのできる記述すべき二価金属の塩基性化合物は、特に
、マグネシウム、カルシウム、バリウム、カドミウム、亜鉛および鉛の酸化物、
水酸化物および炭酸塩であり、カルシウム及び/又は亜鉛のそれら化合物が好ま
しい。
本発明の好ましい態様において、縮合反応において、ジアミン1モル当たり2.
2〜10モル、特に2.5〜4モルのメルト中に存在する脂肪酸が使用される。
ここで脂肪酸の過剰量は、本発明により調製すべき混合物中における脂肪酸エス
テル、および適当な場合には金属石鹸の含量に依存し、脂肪酸エステルの含量を
できるだけ低く維持しようとする努力がなされる。
本発明のもう一つの有利な態様において、脂肪酸を含むメルト中、脂肪酸ジアミ
ド、脂肪酸エステルおよび適当な場合の金属石鹸は、相互重量比4〜6:1〜2
コ2〜4で調製される。
本発明の方法において、メルト中に存在する脂肪酸は溶媒として作用するので、
不活性溶媒を添加する必要がない。
本発明のもう一つの有利な態様において、脂肪酸とジアミンは140〜190°
C1特に160〜180℃のメルト温度において縮合反応に付される。この方法
において放出される反応水は反応混合物から連続的に除去され、反応を僅かな減
圧下に行うことが有利であり得、エステル化および石鹸形成工程にも同じことが
あてはまる。
縮合反応は、好ましくは、アミン価が1より低くなつたときに停止する。アミン
価は、反応混合物1gに含まれた塩酸を中和するのに必要な水酸化カリウムのミ
リグラム数として定義される。
本発明のもう一つの有利な態様において、脂肪酸と脂肪アルコールまたは多官能
アルカノールをエステル化触媒の存在下に150〜190℃の温度で反応させる
。この目的に適当なエステル化触媒は、当業者に良く知られており、その典型例
は錫触媒、特にシュウ酸銀である。
本発明のもう一つの有利な態様において、金属石鹸を提供するための脂肪酸の反
応は150〜160℃のメルト温度において行われる。反応混合物中に脂肪酸ジ
アミドおよび脂肪酸エステルがあらかじめ存在している場合、副反応を避けるた
めに、アミド化およびエステル化のための反応温度より低い温度を選択すること
が好ましい。
アミド化、エステル化および石鹸形成の工程の順序にとって唯一の重要な因子は
、アミド化をエステル化の前に行うべきことである。
他方において、金属石鹸の形成はアミド化の前及び/又は後およびエステル化の
前及び/又は後に行い得る。通常、脂肪酸を含むメルト中、最初にアミド化、次
にエステル化および続いて石鹸形成を行うことが有利である。しかしながら、亜
鉛石鹸を含む混合物を調製する場合、比較的高い亜鉛含量において溶解性の問題
が生じ得る。
従って、そのような混合物の調製において、脂肪酸の亜鉛石鹸を、アミド化およ
びエステル化および適当な場合は石鹸形成の前に脂肪酸メルトに添加する、また
は、この混合物中において例えば酸化亜鉛の導入により調製することが有利であ
る。驚くべきことに、上記の溶解性の問題はこの場合には起こらず、その後のア
ミド化およびエステル化に関しても不利益が存在しない。次に、混合石鹸系を得
るために、存在し得る遊離脂肪酸を、ZnO以外の塩基性金属化合物、例えば、
CaOと反応させて相当する金属石鹸を得ることができる。さらに、本発明で適
当な全ての他の金属石鹸の場合において、第1段階における脂肪酸/金属石鹸混
合物調製の上記プロセス原理を用いることもできる。しかしながら、好ましい態
様において、脂肪酸および適当な場合には亜鉛石鹸も含むメルト中において、脂
肪酸ジアミドおよび脂肪酸エステルおよび適当な場合にはMg、Ca、Ba、C
dおよびPbからなる群より選択される金属の石鹸、特にCa石鹸が順次形成さ
れる。
脂肪酸アルキレンジアミドおよび適当な場合の金属石鹸以外に脂IFIJEと多
官能アルカノールとのエステルを含む本発明の混合物の調製において、適当な混
合比を選択することにより、エステルが部分エステルまたは全エステルとして任
意の数値比で存在するように反応を行うことができる。脂肪酸部分エステエルを
含む混合物を調製する場合、存在する脂肪酸カルボキシル基に対して過剰の○H
基が使用される。この場合、反応混合物中の遊離脂肪酸の割合が急激に低下し得
るので、もはや石鹸を形成する可能性のある適当な脂肪酸を利用することができ
ない。これらの場合、石鹸の形成に充分な量の脂肪酸を利用できるように、アミ
ド化およびエステル化の後に、炭素原子数8〜22の脂肪酸を反応混合物に更に
添加することが好ましい。
通常、本発明により得られる混合物は酸価が5より小さい、すなわち、それらは
遊離脂肪酸を少量にしか又は全く含まない。しかしながら、混合物中の特定量の
遊離脂肪酸は問題を起こさず、PvC系のプラスチック組成物の添加剤としてこ
の混合物を用いる場合は特定の環境下において有利でさえあり得るので、本発明
の方法において酸価が5〜20の混合物(このことは混合物全体において遊離脂
肪酸の割合が約3〜10重量%であることに相当する)も難なく得ることができ
る。亜鉛石鹸を含む系の場合、遊離脂肪酸を含むこの種の混合物は特に好ましい
。何故なら、この系は遊離脂肪酸の存在下において完全に均質な状態で得ること
ができるからである。
本発明は、淡色ビス(C,〜C!ffi脂肪酸)アルキレンジアミドおよびC,
〜C□脂肪酸と炭素原子数8〜22の脂肪アルコール及び/又は炭素原子数2〜
15および水酸基数2〜6の多官能アルカ/−ルとのエステル、および適当な場
合にはC8〜C0脂肪酸の金属石鹸を、相互重量比4〜6:l〜2:2〜4で含
んでなる、本発明の方法により得られる混合物にも関する。最後に、本発明は、
特にPvCまたはそのコポリマー系のプラスチックの添加剤としての、淡色ビス
(C,〜C,J肪酸)アルキレンジアミドを含む上記混合物の使用に関する。
本発明を、好ましい実施例により以下に詳細に説明する。
実施例において使用する試薬を以下に記載する(%は重量基準)。
■、工業用ステアリン酸
市販品質、酸価206〜210、鎖長分布:4%〈C88,45%C36,2%
C+t、47%C11,1%C0,(モノ不飽和)および1%〉C16、ヨウ素
価的10
2 ラウリン酸
市販品質、酸価276〜28o1鎖長分布二〈1%C3゜、〉93%CItおよ
び4〜6%CI4゜
3、ベヘン酸
市販品質、酸価164〜168、鎖長分布:〈2%C80、〈3%C1s、<1
0%Ct。、>aO%Co1および〈2%Ct4゜4、獣脂アルコール
市販品質、ヒドロキシル価215〜222、鎖長分布:〈2%CI2.3〜7%
CI4.26〜33%C36,60〜65%C1,および〈2%C2゜。
5、ヘキサメチレンジアミン(HMDA)およびエチレンジアミン(EDA)
市販品質
友凰烈上
ステアリン酸カルシウム、ビス(ステアリン酸)へキサメチレンジアミン/エチ
レングリコールステアレートの混合物。 −最初に工業用ステアリン酸728.
5g(2,70モル)を反応器に仕込んで100°Cに加熱し、ヘキサメチレン
ジアミン86g(0,74モル)を添加した。メルトを保護ガス存在下に170
’cに加熱し、縮合反応水を連続的に留去した。反応混合物のアミン価が1より
低くなった時、エチレングリコール50.4g(0,81モル)を添加し、19
0℃に昇温した。シニウ酸銀0.1g添加後、エステル化を行い、反応水を僅か
な減圧下に除去した。反応混合物の酸価が5より低くなった時、反応を終了した
。
カルシウム石鹸を形成するために、反応混合物に工業用ステアリン酸358.0
g(1,33モル)を添加した。次に反応混合物の温度を150〜155℃に調
節し、続いて水酸化カルシウム49.0g(0,66モル)を15分かけて少し
ずつ添加し、反応水を水流ポンプ減圧下に除去した。2時間の反応時間後、圧力
を22hPaに設定し、酸価を5に低下させた。メルトを凝固前にパンに注入し
た。標記混合物を、融点が130℃でカル/ラム含量が2.25%の僅かに黄色
がかったロウ状塩として得た。混合物は、スレアリン酸カルシウム33重量%、
ビス(ステアリン酸)へキサメチレンジアミド38重量%およびエチレングリフ
ールモノ/ジステアレート29重量%を含んでいた。
実施例2
ステアリン酸亜鉛、ビス(ステアリン酸)へキサメチレンジアミドおよびエチレ
ングリコールステアレートの混合物最初に工業用ステアリン酸472.4g(1
,75モル)を反応器に仕込んで150°Cに加熱し、酸化亜鉛23.5g(0
,29モル)を10分かけて少しずつ添加した。形成された中和水を水流ポンプ
減圧下に除去し、1.5時間で圧力を30hPaにした。次に保護ガスの存在下
、ヘキサメチレンジアミン37.4g(0,32モル)を添加し、続いて170
’Cに昇温した。酸価により反応プロセスを制御した。
酸価が48(理論的には50)になったとき、エチレングリコール21.9g(
0,35モル)およびシュウ酸銀0,1gを添加した。450h応時間は2.5
時間であった。反応水を連続的に除去した。次にメルトを冷却し、凝固させるた
めに150℃でパンに注入した。これにより、融点が135℃であり亜鉛含量が
3.6%の僅かに黄色がかったロウ状塩が得られた。生成物の組成は、ステアリ
ン酸亜鉛34重量%、ビス(ステアリン酸)へキサメチレンジアミン38重量%
およびエチレングリフールモノ/ジステアレート28重量%であった。 実施例
3
ビス(ステアリンM)へキサメチレンジアミンおよびエチレングリコールステア
レートの(1: 111量比)混合物工業用ステアリン酸く分子量270)56
5.8g(2,1モル)を撹拌下に110°Cに加熱し、保護ガスの存在下にヘ
キサメチレンジアミン58g(0,5モル)を添加した。170℃に昇温し、反
応水を連続的に除去した。アミン価が1より低くなった時、縮合反応を停止した
。エチレングリコール33.9g(0,55モル)およびシュウ酸銀0.2gを
同じ温度で添加し、続いて、190°Cに昇温した。反応は減圧下に行い、反応
水を連続的に除去した。圧力が25hPaに低下したとき、混合物を150℃に
冷却した。融点が127℃の黄色がかったロウ状塩を得た。
実施例4
ビス(ステアリン酸)へキサメチレンジアミンおよびエチレングリコールステア
レートの(3:1重1比)i合m最初に工業用ステアリン酸891.7g(3,
30モル)を反応器に仕込んで100℃に加熱し、保護ガスの存在下にヘキサメ
チレンジアミン140.3g(1,21モル)を添加した。保護ガスの存在下に
170℃に昇温し、アミン価が1より低くなった時、縮合反応を停止した。エチ
レングリコール27.4g(0,44モル)および混合物全体に対して0.02
重量%のシニウ酸銀を添加した。190℃に昇温し、減圧下にエステル化を行っ
た。3時間後に酸価が10より小さくなった。メルトを冷却し150℃でパンに
注入した。融点が135℃の黄色がかっ九ロウ状の塊を得た。
実施例5
ビス(ステアリン酸)へキサメチレンジアミンおよびステアリン酸ジグリセリド
の(1:3重量比)混合物工業用ステアリン酸559g(2,06モル)を撹拌
下に100℃に加熱し、エチレンジアミン46.3g(0,53モル)を15分
かけて少しずつ添加した。次に保護ガスの存在下、温度を170°Cに昇温した
。6時間の反応時間後、アミン価が低下して1より小さくなった。次にグリセロ
ール36.3g(0,50モル)およびシニウ酸銀0゜2gを添加した。減圧下
に190℃で、酸価が5より小さくなるまで遊離ステアリン酸をエステル化した
。混合物を150’Cでパンに注入した後、融点が127℃の僅かに黄色がかっ
た塊を得た。
実施例6
ビス(ラウリン酸)へキサメチレンジアミドよびエチレングリコールラウレート
の(1:1重量比)混合物工業用ラウリン酸443.0g(2,21モル)を1
00’C1m加熱し、ヘキサメチレンジアミン60.4g(0,52モル)を保
護ガスの存在下、少しずつ添加した。縮合反応を行うために、170℃に昇温し
、アミン価が1より小さくなるまで維持した。エチレングリコール36、4g(
0,585モル)およびシュウ酸銀0.2gを添加し、減圧下190’Cで遊離
ラウリン酸をエステル化した。圧力が25hPaに低下したときに、メルトを1
50℃に冷却し、パンに注入した。凝固点が128°Cのページ二色のロウ状塩
を得た。
実施例7
ビス(ベヘン酸)へキサメチレンジアミドおよびエチレングリコールベヘネート
の(1:1重量比)混合物ベヘン酸464.5g(1,,37モル)を100℃
に加熱し、保護ガスの存在下、ヘキサメチレンジアミン38.2g(0,33モ
ル)を少しずつ添加した。170℃に昇温してアミン価が1より小さくなるまで
維持した。次にエチレングリコール22.0g(0,355モル)およびシニウ
酸銀0.2gを添加した。減圧下190℃でエステル化を行った。圧力が25h
Paに低下したときに、反応混合物を150℃に冷却し、パンに注入した。凝固
後、融点が133.5℃のベージュ色のロウ状塩を得た。
実施例8
ビス(ステアリン酸)エチレンジアミドおよびステアリン酸獣脂脂肪アルコール
エステル(3: 1 重l比)最初に工業用ステアリン339.9g(1,26
モル)を反応器に仕込んで100℃に加熱し、エチレンジアミン31.9g(0
,532モル)を保護ガスの存在下、15分かけて少しずつ添加した。170℃
において6時間の反応時間後、アミン価が1より小さくなった。
次に獣脂脂肪アルコール80g(0,195モル)およびシュウ酸銀0゜1gを
添加し、減圧下190℃で遊離ステアリン酸のエステル化を行った。圧力が25
hPaに低下したときに、反応混合物を150℃に冷却し、パンに注入した。凝
固後、融点が135.5°Cの黄色力(かったロウ状塩を得た。
国際調査報告
Claims (18)
- 1.淡色ビス(C8〜C22脂肪酸)アルレンジアミンおよびC8〜C22脂肪 酸エステル並びに適当な場合にはC8〜C22脂肪酸金属石鹸も含む混合物を調 製する方法であって、炭素原子数8〜22の脂肪酸を含むメルト中、脂肪酸の一 部を 式:NH2−R−NH2 〔式中、Rは炭素原子数2〜12の直鎖状、分岐状または環式のアルキレン基を 表す。〕 で示されるジアミンと縮合反応させて相当する脂肪酸ジアミドを得、脂肪酸の一 部を炭素原子数8〜22の脂肪アルコール及び/又は炭素原子数が2〜15であ り水酸基数が2〜6である多官能アルカノールによりエステル化し、適当な場合 には、脂肪酸の一部を二価金属の塩基性化合物と反応させて相当する金属石鹸を 得ることを含んでなり、脂肪アルコール及び/又は多官能アルカノールによる脂 肪酸のエステル化の前に脂肪酸とジアミンとの縮合反応を行うことを特徴とする 方法。
- 2.炭素原子数16〜22の飽和脂肪酸またはそれらの混合物を使用する請求項 1記載の方法。
- 3.エチレンジアミン、テトラメチレンジアミンおよびへキサメチレンジアミン からなる群より選択されるジアミンを使用する請求項1または2記載の方法。
- 4.ジアミン1モル当たり2.2〜10モル、特に2.5〜4モルの量でメルト 中に存在する脂肪酸を縮合反応において使用する請求項1〜3のいずれかに記載 の方法。
- 5.脂肪酸ジアミド、脂肪酸エステルおよび適当な場合には金属石鹸をメルト中 、相互重量比4〜6:1〜2:2〜4で調製する請求項1〜4のいずれかに記載 の方法。
- 6.脂肪酸とジアミンを140〜190℃、特に160〜180℃の温度で縮合 反応させる請求項1〜5のいずれかに記載の方法。
- 7.反応混合物のアミン価が1より低い値に達したときに縮合反応を停止する請 求項1〜6のいずれかに記載の方法。
- 8.脂肪酸と脂肪アルコール及び/又は多官能アルカノールを、エステル化触媒 の存在下に150〜190℃のメルト温度で反応させる請求項1〜7のいずれか に記載の方法。
- 9.炭素原子数12〜22の飽和脂肪アルコールを脂肪酸のエステル化に使用す る請求項1〜8のいずれかに記載の方法。
- 10.エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセロール、ジグリセロ ール、トリグリセロール、テトラグリセロール、トリメチロールプロパン、ジ− トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトールおよびジ−ペンタエリスリトー ルからなる群より選択される多官能アルカノールをエステル化に使用し、これら のアルカノールを脂肪酸と反応させて全エステルまたは部分エステルを得る請求 項1〜9のいずれかに記載の方法。
- 11.金属石鹸を得るための反応を150〜160℃のメルト温度で行う請求項 1〜10のいずれかに記載の方法。
- 12.マグネシウム、カルシウム、バリウム、カドミウム、亜鉛および鉛からな る群より選択される一種またはそれ以上の金属、特にカルシウム及び/又は亜鉛 の酸化物、水酸化物及び/又は炭酸塩を、脂肪酸の金属石鹸の形成に使用する請 求項1〜11のいずれかに記載の方法。
- 13.縮合反応およびエステル化並びに適当な場合における金属石鹸の形成の前 に、脂肪酸の亜鉛石鹸を脂肪酸を含むメルトに添加するか、またはこのメルト中 で形成する請求項1〜12のいずれかに記載の方法。
- 14.脂肪酸ジアミドおよび脂肪酸エステル、並びに適当な場合にはマグネシウ ム、カルシウム、バリウム、カドミウムおよび鉛からなる群より選択される金属 の石鹸、特にカルシウム石鹸を、脂肪酸および適当な場合には亜鉛石鹸を含むメ ルト中で順次調製する請求項1〜13のいずれかに記載の方法。
- 15.二価金属の塩基性化合物と反応させる前に、脂肪酸ジアミドおよび脂肪酸 の多官能アルカノールエステルを含むメルトに、更にC8〜C22脂肪酸を添加 する請求項1〜14のいずれかに記載の方法。
- 16.脂肪酸、亜鉛石鹸または塩基性亜鉛化合物、適当な場合には他の二価金属 の塩基性化合物、並びにジアミンおよび脂肪アルコールまたは多官能アルカノー ルを、混合物中の酸価が5〜20となるような相互モル比で反応させる請求項1 〜15のいずれかに記載の亜鉛石鹸含有混合物を調製するための方法。
- 17.種々のアルキレンジアミド対脂肪酸エステル重量比の淡色ビス(C8〜C 22脂肪酸)アルキレンジアミドおよびC8〜C22脂肪酸エステル、並びに適 当な場合には金属石鹸を相互重量比4〜6:1〜2:2〜4で含む、請求項1〜 16のいずれかに記載の方法により得られる混合物。
- 18.請求項1〜16のいずれかに記載の方法により得られる淡色ビス(C8〜 C22脂肪酸)アルキレンジアミンを含む混合物または請求項17記載の混合物 の、プラスチック、特にPVCまたはそのコポリマー系のプラスチックの添加剤 としての使用。
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