JPH0881414A - ポリオール脂肪酸エステルの製造方法 - Google Patents

ポリオール脂肪酸エステルの製造方法

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JPH0881414A
JPH0881414A JP6244655A JP24465594A JPH0881414A JP H0881414 A JPH0881414 A JP H0881414A JP 6244655 A JP6244655 A JP 6244655A JP 24465594 A JP24465594 A JP 24465594A JP H0881414 A JPH0881414 A JP H0881414A
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JP
Japan
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fatty acid
polyol
reaction
ester
acid
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JP6244655A
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Yumiko Nagaai
由美子 永合
Yoshikazu Tsuchiya
芳計 土屋
Susumu Tomidokoro
進 富所
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Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 水酸基を4個以上有するポリオールと炭素数
6〜22の飽和または不飽和脂肪酸メチルエステルとを
アルカリを触媒の存在下で、グリセリンを共存させてエ
ステル化反応することを特徴とするポリオール脂肪酸エ
ステルの製造方法。 【効果】 ポリオールと脂肪酸メチルエステルとの反応
において、色調にすぐれかつ不快臭のない高品質のエス
テル化物を高収率で製造する方法を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリオールと脂肪酸エ
ステルとを原料とするアルカリ触媒によるポリオール脂
肪酸エステルの製造方法に関する。更に詳しくは、食品
関連用、香粧品・化粧品関連用、繊維関連用などに巾広
く利用され、安全性が極めて高いポリオール脂肪酸エス
テルを工業的に製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ポリオール脂肪酸エステルは
安全性が高いため広範囲にわたり使用されている。特
に、この中のソルビトール脂肪酸エステルは、可食用界
面活性剤として、食品添加剤の他、乳化剤、洗浄剤の成
分に活用されている。このソルビトール脂肪酸エステル
の合成法としては、ソルビトールと脂肪酸とを原料と
し、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどのアルカリ
触媒を用いて製造する方法(米国特許第2322820
号明細書)、硫酸またはパラトルエンスルホン酸などの
酸触媒を用いて製造する方法(米国特許第243449
0号明細書)、ソルビタンと脂肪酸を原料として前記と
同様のアルカリ触媒でエステル化を行い製造する方法
(特開昭57−45139号公報)などが知られている
が、いずれの方法も副生物が多く、着色度、臭気が著し
いなどの欠点を有していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ポリオール
と脂肪酸低級アルキルエステルとを反応させてポリオー
ル脂肪酸エステルを製造するに際して、色調に優れ、か
つ不快臭のない高品質のエステル化合物を高収率で製造
する方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決するために鋭意研究を重ねた結果、ポリオールと
脂肪酸低級アルキルエステルとのアルカリ触媒によるエ
ステル化反応において、グリセリンを共存させて反応さ
せることにより、高収率でかつ高品質のポリオール脂肪
酸エステルを製造し得ることを見出し、本発明を完成す
るに至った。
【0005】すなわち、本発明のポリオール脂肪酸エス
テルの製造方法は、水酸基を4個以上有するポリオール
と炭素数6〜22の飽和または不飽和脂肪酸の低級アル
キルエステルとを、アルカリ触媒の存在下で、グリセリ
ンを共存させてエステル化反応することを特徴とする。
【0006】本発明によれば、グリセリンと脂肪酸低級
アルキルエステルによりエステル化物が生成され、この
エステル化物とポリオールのエステル交換反応により速
やかにポリオール脂肪酸エステルが生成される。このた
め、従来は反応しにくかったものが迅速に反応すること
により反応時間が短縮され、反応率も向上した。更にこ
の反応過程でポリオールと前記エステル化物との相溶性
が増加して反応が促進されるため、ポリオールの加熱に
よる副生物の生成、生成物の着色および異臭の発生など
が抑制された。
【0007】
【発明の実施態様】本発明で使用されるポリオールは、
水酸基を4個以上、好ましくは4〜9個有するアルコー
ル類である。具体的には例えば、ジグリセリンで代表さ
れるポリグリセリン(重合度(n)=2〜10が好まし
い)、グルコース、メチルグルコシド、マルチトース、
マンニトール、ソルビタン、ソルビトールが挙げられ
る。
【0008】本発明において原料として用いる脂肪酸低
級アルキルエステルは、例えば、次の化1の一般式
(I)で表わされるものが好ましく用いられる。
【0009】
【化1】R1COOR2 …(I)
【0010】前記式中、R1は直鎖または分岐鎖の炭素
数5〜21、好ましくは7〜17のアルキル基、アルケ
ニル基、R2は直鎖または分岐鎖の炭素数1〜3のアル
キル基、アルケニル基を示す。
【0011】この脂肪酸低級アルキルエステルは、直鎖
または分岐した炭素数6〜22、好ましくは8〜22の
飽和もしくは不飽和脂肪酸と炭素数1〜3の低級アルコ
ールとのエステルである。この場合、脂肪酸は1価脂肪
酸でもよく、多価脂肪酸でもよい。
【0012】このように、本発明において「脂肪酸」と
は、カルボキル基を1個以上もつ鎖式構造のカルボン酸
を示し、カルボキシル基を2個以上有するジカルボン酸
等も包含するものである。また、使用される脂肪酸低級
アルキルエステルは、単独あるいは2種以上の混合物と
して使用することができる。
【0013】本発明で用いられる脂肪酸低級アルキルエ
ステルの具体例としては、例えば、カプロン酸、ソルビ
ン酸、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチ
ン酸、ステアリン酸、アラキジン酸、ベヘン酸、ジメチ
ルオクタン酸、ブチルヘプチルノナン酸、メチルヘンエ
イコサン酸、オクテン酸、デセン酸、ドデセン酸、オク
タデセン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレンイ酸、
エライジン酸、イコセン酸、エルカ酸、ドコセン酸、ア
ジピン酸、スペリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、デ
カメチレンジカルボン酸、オクタデカメチレンジカルボ
ン酸、エイコサメチレンジカルボン酸、牛脂脂肪酸、椰
子油脂肪酸、大豆油脂肪酸、綿実油脂肪酸、菜種油脂肪
酸、パーム油脂肪酸、パーム核油脂肪酸、魚油脂肪酸な
どの脂肪酸のメチルエステル、エチルエステル、プロピ
ルエステルなどのエステルが挙げられる。なお、不飽和
脂肪酸としては立体異性体がシス体またはトランス体の
いずれであっても、あるいはその両者の混合物であって
も良い。
【0014】本発明で用いるグリセリンとしては、従来
公知のものが用いられる。本発明で用いられる触媒とし
ては、一般的なアルカリ触媒を用いることができる。具
体的には例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、
水酸化マグネシウム、酸化マグネシウムなどの1種ない
しはその混合物が挙げられる。
【0015】本発明のポリオール脂肪酸エステルの製造
方法は、反応容器にポリオールを入れて、撹拌しながら
窒素ガスを吹き込みおよび/または減圧下で脂肪酸メチ
ルエステル、グリセリン及びアルカリ触媒を加えて、反
応温度160℃〜230℃に加熱して、低級アルコール
の留出が完了するまでエステル化を行う。残存する微量
の未反応低級アルキルエステルは常法のトッピングによ
り除去する。次いで反応生成物を60℃付近まで冷却
後、硫酸水溶液により触媒を中和する。この生成物は、
必要に応じて更に溶媒・水溶液により精製する。また、
所定の条件で脂肪酸メチルエステルとグリセリンとをア
ルカリ触媒存在下反応させた後、ポリオールを添加して
反応を続行することもできる。上記反応において反応温
度は、160℃〜200℃が好適である。この温度が1
60℃を超えない場合は反応が遅く、一方、200℃を
超えると反応生成物が着色し、しかも臭気が悪くなる。
本発明の反応は、実質的に非水系であるので、ポリオー
ル、触媒を水溶液で反応に供する場合は、同反応器に入
れ、あらかじめ加熱・脱水して反応させる必要がある。
【0016】本発明の脂肪酸低級アルキルエステルとポ
リオールとのモル比は、通常1.0〜3.0程度であ
る。
【0017】本発明のグリセリンの使用量は、脂肪酸低
級アルキルエステルに対して0.5〜10重量%であ
り、好ましくは1.0〜5重量%である。この使用量が
0.5重量%未満の場合は、ポリオールとの相溶性が不
足して反応速度が遅くなり、また結果として、ポリオー
ルの加熱による着色とカラメル臭などの異臭を発生す
る。一方、10重量%を超えても効果は同じで経済的で
なく、しかもグリセリンエステルが副生物として反応生
成物のなかに残存し好ましくない。
【0018】本発明のアルカリ触媒の使用量は、脂肪酸
低級アルキルエステルに対して0.1〜3.0重量%で
あり、好ましくは0.5〜1.0重量%である。この使
用量が0.1重量%未満の場合は反応速度が遅くなり、
一方、3.0重量%を超えても効果は同じで経済的でな
く、しかも反応生成物のなかに残存し、それだけ後処理
に負荷がかかるので好ましくない。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、不快臭(異臭)が極度
に少なく、色相も良好な高品質のポリオール脂肪酸エス
テルを高収率で製造することができる。従って、本発明
で得られたポリオール脂肪酸エステルは、特別の精製処
理を要することなく、食品関連用、香粧品・化粧品関連
用、繊維関連用などに巾広く利用され、安全性が極めて
高い基剤として利用される。特にこの基剤は、ソルビタ
ン、ソルビトールおよびグリセリンなどを出発原料とし
て得られた反応生成物がそれ自体食品添加物であること
から食品用の用途展開が期待されている。
【0020】
【実施例】次に、本発明について実施例および比較例を
示して具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に制
限されるものではない。なお、製品の色調及び臭気の評
価は下記の方法で行った。
【0021】(1)色調の評価 反応物3gをメタノール水溶液(メタノール67重量%
含有)7gに溶解してガードナーチューブに入れ、ガー
ドナーヘリーゲ測定器(ORBECO HELLIGE
製)による色調を測定した。
【0022】(2)臭気の評価 100mlのビーカーに試料を10gを取り、80℃の
湯浴上で1時間放置し、室温でさらに30分間放置した
のち臭気を評価した。別の100mlビーカーに0.5
gの牛脂脂肪酸(日本油脂製、「牛脂脂肪酸0号」)を
取って比較対照品として、以下の基準で比較対照した。 ○:比較対照品より臭気が弱い △:比較対照品と臭気が同等である ×:比較対照品より臭気が強い
【0023】(3)反応率の測定 反応率は、次のガスクロマトグラフィーの条件により未
反応メチルエステルを測定して、反応率を算出した。 ・カラム:ウルトラ−2(ヒューレットパッカード社
製)、5m×0.35mm、5%フェニルメチルシリコ
ン ・測定温度:70℃〜320℃、昇温速度 10℃/m
in. ・未反応メチルエステル分の測定:内部標準法
【0024】合成例1 撹拌記、温度計、ガス導入管、および副生アルコール留
去装置を備えた1000mlの4つ口フラスコに60%
ソルビトール水溶液614gを入れ、加熱・脱水し、最
終的に120℃、30mmHgで1時間保持し、脱水を
完成させた。次いで窒素ガスを0.1リットル/mi
n.の速度で流しながらラウリン酸メチル428g、グ
リセリン6.4gおよび炭酸水素ナトリウム4.3gを
加えて、190℃に加熱し、メタノールの留出が完了す
るまで6時間エステル化を行わせた。微量の未反応メチ
ルエステルはトッピングによる除去した。更に反応生成
物を60℃まで冷却し、50%の硫酸水溶液で触媒を中
和した。
【0025】合成例2 実施例1と同様の装置を持った4つ口フラスコに、ラウ
リン酸メチルを214g、グリセリン6.3gを入れ、
窒素ガスを0.1リットル/min.の速度で流しなが
ら、水酸化カリウム3.0gを粉末状で加えてから温度
を190℃に加熱し、8時間この温度を維持した。次い
で粉末状のマルチトール172gを新たに加えて、同温
度を維持しながら反応系内を50mmHgに減圧して、
メタノールを留去した以外は合成例1と同様の条件で処
理した。
【0026】実施例1〜12 表1,表2,表3,表4および表5に示した脂肪酸エス
テル、ポリオールを同表に示した条件で反応させる以外
は、合成例1に準じて反応を行った。反応結果を表1,
表2,表3,表4および表5に示す。
【0027】実施例13〜19 表6および表7に示した脂肪酸エステル、ポリオールを
表6および表7に示した条件で反応させる以外は、合成
例2に準じて反応を行った。反応結果を表6および表7
に示す。
【0028】
【表1】 表1:反応条件および反応結果(合成例1)に準拠 実 施 例 1 2 3 反応条件 脂肪酸エステル(ME) Lau-Me*3 Lau-Me*3 Lau-Me*3 ポリオール ソルビタン ソルビトール ジグリセリン モル比 1.0 1.0 1.0 グリセリン添加量(wt%)/ME*1 1.5 1.5 1.5 触媒*2:添加量(wt%)/ME*1 1.0 1.0 1.0 反応温度(℃) 190 190 190 反応時間(hrs) 8.0 8.0 8.0 反応結果 反応率(%) 97.5 96.9 98.7 色調(G/H) 2 2 3 臭気 ○ ○ ○ *1)対脂肪酸エステル(ME)添加量 *2)触媒としては、炭酸水素ナトリウムを使用 *3)ラウリル酸メチルエステル
【0029】
【表2】 表2:反応条件および反応結果(合成例1)に準拠 実 施 例 4 5 6 反応条件 脂肪酸エステル(ME) Lau-Me*3 Lau-Me*3 Lau-Me*3 ポリオール マルチトール メチルグルコシド ソルビトール モル比 2.0 1.0 1.0 グリセリン添加量(wt%)/ME*1 3.0 5.0 0.6 触媒*2:添加量(wt%)/ME*1 1.0 1.0 1.0 反応温度(℃) 190 190 190 反応時間(hrs) 8.0 8.0 8.0 反応結果 反応率(%) 93.7 91.6 95.2 色調(G/H) 3 4 3 臭気 ○ ○ ○ *1)対脂肪酸エステル(ME)添加量 *2)触媒としては、炭酸水素ナトリウムを使用 *3)ラウリル酸メチルエステル
【0030】
【表3】 表3:反応条件および反応結果(合成例1)に準拠 実 施 例 7 8 9 反応条件 脂肪酸エステル(ME) Lau-Me*3 Lau-Me*3 Lau-Me*3 ポリオール ソルビトール ソルビトール ソルビトール モル比 1.0 1.0 1.0 グリセリン添加量(wt%)/ME*1 0.8 5.0 7.0 触媒*2:添加量(wt%)/ME*1 1.0 1.0 1.0 反応温度(℃) 190 190 190 反応時間(hrs) 8.0 6.0 6.0 反応結果 反応率(%) 95.8 96.7 97.1 色調(G/H) 3 2 2 臭気 ○ ○ ○ *1)対脂肪酸エステル(ME)添加量 *2)触媒としては、炭酸水素ナトリウムを使用 *3)ラウリル酸メチルエステル
【0031】
【表4】 表4:反応条件および反応結果(合成例1)に準拠 比 較 例 1 2 3 反応条件 脂肪酸エステル(ME) Lau-Me*3 Lau-Me*3 Lau-Me*3 ポリオール ソルビタン ソルビトール メチルグルコシド モル比 1.0 1.0 1.0 グリセリン添加量(wt%)/ME*1 0.3 11.0 0.3 触媒*2:加量(wt%)/ME*1 1.0 1.0 1.0 反応温度(℃) 200 190 190 反応時間(hrs) 10.0 8.0 8.0 反応結果 反応率(%) 87.2 98.0*4 75.6 色調(G/H) 7 3 10 臭気 △ △ △ *1)対脂肪酸エステル(ME)添加量 *2)触媒としては、炭酸水素ナトリウムを使用 *3)ラウリル酸メチルエステル *4)グリセリンエステル15%減
【0032】
【表5】 表5:反応条件および反応結果(合成例1)に準拠 実 施 例 比較例 10 11 12 4 反応条件 脂肪酸エステル(ME) Pam-Me*3 Pam-Me*3 Pam-Me*3 Pam-Me*3 ポリオール ソルビ ソルビ ソルビ ソルビ タン タン タン タン モル比 1.0 1.0 1.0 1.0 グリセリン添加量(wt%)/ME*1 0.2 3.0 5.0 0.05 触媒*2:添加量(wt%)/ME*1 1.0 1.0 1.0 1.0 反応温度(℃) 200 200 200 220 反応時間(hrs) 14.0 12.0 12.0 14.0 反応結果 反応率(%) 90.1 97.4 98.1 86.3 色調(G/H) 7 5 5 10 臭気 ○ ○ ○ × *1)対脂肪酸エステル(ME)添加量 *2)触媒としては、炭酸水素ナトリウムを使用 *3)パルミチン酸メチルエステル
【0033】
【表6】 表6:反応条件および反応結果(合成例2)に準拠 実 施 例 13 14 15 16 反応条件 脂肪酸エステル(ME) Oct-Me*2 Dec-Me*3 Oct-Me*2 Myr-Me*4 ポリオール ソルビ ソルビ ジグリ ジグリ タン トール セリン セリン モル比 1.0 1.0 1.0 1.0 グリセリン添加量(wt%)/ME*1 1.0 1.0 1.0 1.5 触媒:添加量(wt%)/ME*1 KOH/MgO:0.5*5 重曹:1.0 KOH:1.0 KOH:1.0 反応温度(℃) 160 180 160 190 反応時間(hrs) 6.0 6.0 6.0 10.0 反応結果 反応率(%) 98.1 97.5 96.9 98.7 色調(G/H) 1 1 3 1 臭気 ○ ○ ○ ○ *1)対脂肪酸エステル(ME)添加量 *2)カプリル酸メチルエステル *3)カプリン酸メチルエステル *4)ミリスチン酸メチルエステル *5)KOH/MgO:50/50対重量
【0034】
【表7】 表7:反応条件および反応結果(合成例2)に準拠 実 施 例 17 18 19 反応条件 脂肪酸エステル(ME) Ste-Me*2 Ole-Me*3 Ole-Me*3 ポリオール ソルビトール マルチトール ソルビトール モル比 1.0 2.0 1.0 グリセリン添加量(wt%)/ME*1 5.0 5.0 5.0 触媒:添加量(wt%)/ME*1 LiOH・H2O:0.5 LiOH・H2O:0.5 KOH:1.0 反応温度(℃) 200 200 200 反応時間(hrs) 14.0 14.0 14.0 反応結果 反応率(%) 98.1 98.5 98.5 色調(G/H) 4 5 6 臭気 ○ △ △ *1)対脂肪酸エステル(ME)添加量 *2)ステアリン酸メチルエステル *3)オレイン酸メチルエステル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C07B 61/00 300

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水酸基を4個以上有するポリオールと炭
    素数6〜22の飽和または不飽和脂肪酸の低級アルキル
    エステルとを、アルカリ触媒の存在下で、グリセリンを
    共存させてエステル化反応することを特徴とするポリオ
    ール脂肪酸エステルの製造方法。
  2. 【請求項2】 ポリオールがジグリセリン、ポリグリセ
    リン、グルコース、メチルグルコシド、マルチトース、
    マンニトール、ソルビタン、ソルビトールの少なくとも
    1種である請求項1に記載のポリオール脂肪酸エステル
    の製造方法。
  3. 【請求項3】 グリセリンの使用量が、前記脂肪酸低級
    アルキルエステルに対して0.5〜10重量%の範囲で
    ある請求項1または2に記載のポリオール脂肪酸エステ
    ルの製造方法。
JP6244655A 1994-09-12 1994-09-12 ポリオール脂肪酸エステルの製造方法 Pending JPH0881414A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003512343A (ja) * 1999-10-15 2003-04-02 ダニスコ カルター アメリカ,インコーポレイテッド 脂肪酸によるソルビトールの直接エステル化方法
WO2010058918A3 (ko) * 2008-11-19 2010-07-29 (주)에스엠피오티 폴리올 에스테르 제조 방법
CN102172267A (zh) * 2011-03-25 2011-09-07 河南兴泰科技实业有限公司 一种新型乳化剂糖醇脂肪酸酯及其制备方法和应用
CN115057772A (zh) * 2022-07-12 2022-09-16 中国石油天然气集团有限公司 一种钻井液润滑剂及其制备方法

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