JP4255764B2 - ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルの製法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、風味の改善されたポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルの製法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルは、ソルビトール及び/又はその無水物と脂肪酸との部分エステルの混合物であるソルビタン脂肪酸エステル(モノエステル、トリエステル)にエチレンオキサイドを付加させたもので、非イオン界面活性剤として有用であり、化粧品、洗浄剤等に広く使用されている。
【0003】
また、2003年には新規指定の食品添加物として、ポリソルベート20(ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノラウリン酸エステル)、ポリソルベート60(ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアリン酸エステル)、ポリソルベート65(ポリオキシエチレン(20)ソルビタントリステアリン酸エステル)、ポリソルベート80(ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノオレイン酸エステル)が指定される予定である。
【0004】
品質の良好なポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルの製造法としては、例えば特許文献1に、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルに対して、特定のリン酸化合物を添加することにより、加熱着色が改良されることが記載されている。しかし、これら従来の製造法で得られるポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルは、風味が悪く、食品添加物としては不十分である。
【0005】
また、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルの風味を改善する製造方法についてもこれまで報告されていない。
【0006】
【特許文献1】
特開平4−108781号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、風味に優れたポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルを、従来に比べ特別な設備や工程を設けることなく、高収率かつ低コストで製造できる製造法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ソルビタン脂肪酸エステルにエチレンオキサイドを付加して得られる反応粗製物を、脱色処理及び/又は中和処理した後、反応粗製物100重量部に対して水蒸気を6〜20重量部吹き込んで水蒸気処理を行うか、又は水を6〜20重量部添加して蒸留処理を行う、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルの製法を提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルの製造原料であるソルビタン脂肪酸エステルは、ソルビトール及び/又はソルビタンと、脂肪酸とを、窒素ガス気流下、通常160〜280℃の温度で、生成水を留去させながら反応させることにより合成することができる。より具体的には、特開2002−284773号に記載の方法等が利用できる。
【0010】
ソルビトールはエステル化反応時にソルビトール自身の分子内脱水反応が起こり、水1分子の脱水でソルビタンに、水2分子の脱水でソルバイドになる。従って、本発明で対象となるポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルは、ソルビトールエステル、ソルビタンエステル、ソルバイドエステルの混合物にエチレンオキサイドを付加反応させたものである。
【0011】
ソルビタン脂肪酸エステルの原料の脂肪酸は、炭素数6〜22、特に8〜18の飽和又は不飽和の直鎖脂肪酸、これらを主成分とする混合脂肪酸、あるいは炭素数8〜36の分岐鎖脂肪酸が好ましい。具体的には、例えば、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、ヤシ脂肪酸、牛脂脂肪酸、2−エチルヘキサン酸、イソステアリン酸等が挙げられ、特に好ましくは、ラウリン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸である。
【0012】
ソルビタン脂肪酸エステルを得る際の脂肪酸の使用量は、ソルビトール及び/又はソルビタンに対してモル比で、脂肪酸:ソルビトール及び/又はソルビタン=(0.5〜5):1が好ましく、(0.8〜3.5):1が特に好ましい。
【0013】
本発明において、ソルビタン脂肪酸エステルへエチレンオキサイドを付加する前、即ちソルビトール及び/又はソルビタンと脂肪酸との反応後に、有機カルボン酸を添加することにより乳化性能を改善することもできる。
【0014】
本発明に用いられる有機カルボン酸としては、ギ酸、酢酸、カプロン酸、乳酸等の短鎖脂肪族モノカルボン酸、アクリル酸、リノール酸、エルカ酸、リシノール酸、ドコサヘキサエン酸等の不飽和カルボン酸、シュウ酸、コハク酸、リンゴ酸、アジピン酸、クエン酸等の多価カルボン酸、安息香酸、サリチル酸等の芳香族モノカルボン酸、フタル酸、テレフタル酸、イソフタル酸等の芳香族多価カルボン酸等が挙げられる。これらの中では、安定な乳化性能を得る観点から、ソルビタン脂肪酸エステルの製造原料として用いた、脂肪酸、即ち炭素数6〜22、特に8〜18の飽和又は不飽和の直鎖脂肪酸、これらを主成分とする混合脂肪酸、あるいは炭素数8〜36の分岐鎖脂肪酸が好ましい。
【0015】
有機カルボン酸の添加量は、ソルビタン脂肪酸エステルに対し、0.5〜10重量%が好ましく、1〜7重量%が更に好ましい。
【0016】
ソルビトール及び/又はソルビタンと脂肪酸との反応で得られるソルビタン脂肪酸エステルは、ソルビトール及び/又はソルビタンと脂肪酸との部分エステルの混合物であるが、これらの中で本発明に用いるソルビタン脂肪酸エステルは、平均エステル化度においてモノエステル又はトリエステルが好ましい。また、本発明では、ソルビタン脂肪酸エステルとして市販品を用いることもできる。具体的には例えば、エマゾールS−10V、エマゾールO−10V、エマゾールL−10(F)、エマゾールS−30V(いずれも花王(株)製)等が挙げられる。
【0017】
本発明のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルは、ソルビタン脂肪酸エステルにエチレンオキサイドを付加させることにより得られる。エチレンオキサイドの平均付加モル数は、1〜50が好ましく、特に食品添加物として用いる場合は3〜30が更に好ましく、15〜25が特に好ましく、20が最も好ましい。
【0018】
ソルビタン脂肪酸エステルへのエチレンオキサイド付加反応は、従来から知られる触媒を使用することができ特に限定されないが、例えば水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、ナトリウムメチラート等のアルカリ金属触媒、脂肪酸石鹸類等が使用される。
【0019】
エチレンオキサイド付加反応の反応温度は80〜200℃が好ましく、140〜180℃が更に好ましい。また、反応圧力は0.1〜0.8MPaが好ましく、0.1〜0.6MPaが更に好ましい。
【0020】
本発明では、エチレンオキサイド付加反応後に得られる反応粗製物に対し、まず脱色処理及び/又は中和処理を行う。脱色処理は、一般に過酸化水素等の脱色剤を用いて行う。脱色剤の添加量は、35%過酸化水素水の場合、反応粗製物100重量部に対し、0.01〜1.0重量部が好ましく、0.05〜0.5重量部が更に好ましい。脱色処理の温度は、70〜100℃が好ましく、処理時間は0.5〜2時間が好ましい。この脱色処理では同時に反応粗製物が中和される。本発明ではこの脱色処理の代わりに、あるいは脱色処理と併用して、中和処理を行うこともできる。中和処理に用いられる中和剤は特に限定されないが、例えばリン酸、硫酸等の鉱酸、あるいは酢酸、乳酸、クエン酸等の有機酸を使用することができ、これら2種以上を混合あるいは併用してもよい。中和剤は、反応粗製物のpHが5〜8となるように添加することが好ましい。
【0021】
本発明では、反応粗製物を脱色処理及び/又は中和処理後、水蒸気を吹き込んで水蒸気処理を行うか、又は水を添加して蒸留処理を行うが、泡立ちや効率面から、水蒸気処理が好ましい。
【0022】
本発明の水蒸気処理とは、ソルビタン脂肪酸エステルにエチレンオキサイドを付加して得られる反応粗製物に水蒸気を流通等で接触させることにより該反応粗製物中の不純物等を水蒸気と共に系外へ除去することを意味する。
【0023】
また、本発明の蒸留処理とは、ソルビタン脂肪酸エステルにエチレンオキサイドを付加して得られる反応粗製物に水を添加して該反応粗製物中の不純物等を水と共に蒸留により系外へ除去することを意味する。
【0024】
水蒸気処理又は蒸留処理で使用する水蒸気又は水の量は、反応粗製物100重量部に対して6〜20重量部、好ましくは8〜12重量部である。水蒸気又は水の量が6重量部以上の場合、風味改善の効果が大きく、20重量部以下で、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルの風味を改善させる水蒸気又は水の量としては十分であり、また処理工程に長時間を要さず経済的である。
【0025】
水蒸気処理又は蒸留処理の温度は、処理を効率良く行い、工業的に設備にかかる負荷を小さくする観点から、60〜200℃が好ましく、80〜160℃が更に好ましい。水蒸気処理は常圧又は減圧下で行うことができるが、一般的には減圧下で行う方が効率的であり、その場合の圧力は27kPa以下が好ましく、7kPa以下が更に好ましい。また、蒸留処理は、減圧下で行い、圧力は27kPa以下が好ましく、7kPa以下が更に好ましい。
【0026】
本発明においては、水蒸気処理又は蒸留処理の後、濁り成分を溶解させたり外観を良好なものにするため、必要であれば水あるいはエタノール等の溶剤を添加してもよい。また、保存時の劣化を抑制するために、BHTやハイドロキノン等の酸化防止剤を添加してもよい。
【0027】
【実施例】
例中の「%」は、特記しない限り「重量%」である。
【0028】
実施例1
ソルビタンモノステアリン酸エステル(エマゾールS−10V、花王(株)製)500.0gと48%水酸化ナトリウム0.5gをオートクレーブにとり、110℃、2.7kPa(20Torr)で脱水した後、155℃でエチレンオキサイド997gを0.4MPaで圧入しながら付加反応を行った。
【0029】
反応終了後、同一温度で熟成を行った後、90℃まで冷却した。後処理として、得られた反応粗製物に35%過酸化水素水溶液3.8gを加えて1時間処理した。水蒸気処理は、115℃、6kPaの条件で水蒸気154g(反応粗製物100重量部に対して10重量部)を吹き込んで行った。最後に製品中の水分量が2.7%となるように水を加えて、ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアリン酸エステル(以下ポリソルベート60という)を含む製品を得た。
【0030】
比較例1
実施例1において、水蒸気処理の水蒸気量を77g(反応粗製物100重量部に対して5重量部)とした以外は実施例1と同様の操作を行い、ポリソルベート60を含む製品を得た。
【0031】
実施例2〜4
実施例1において、後処理に用いる35%過酸化水素水溶液のかわりにリン酸、クエン酸又は乳酸を加えて5%水溶液のpHが5〜8となるように調整した以外は、実施例1と同様の操作を行い、ポリソルベート60を含む製品を得た。
【0032】
比較例2〜4
比較例1において、後処理に用いる35%過酸化水素水溶液のかわりにリン酸、クエン酸又は乳酸を加えて5%水溶液のpHが5〜8となるように調整した以外は、比較例1と同様の操作を行い、ポリソルベート60を含む製品を得た。
【0033】
実施例5
ソルビタンモノオレイン酸エステル(エマゾールO−10V、花王(株)製)500.0gと48%水酸化ナトリウム0.4gをオートクレーブにとり、110℃、2.7kPa(20Torr)で脱水した後、155℃でエチレンオキサイド1011gを0.4MPaで圧入しながら付加反応を行った。
【0034】
反応終了後、同一温度で熟成を行った後、90℃まで冷却した。後処理として、得られた反応粗製物に35%過酸化水素水溶液2.7gを加えて1時間処理した。水蒸気処理は、115℃、6kPaの条件で水蒸気155g(反応粗製物100重量部に対して10重量部)を吹き込んで行った。最後に製品中の水分量が2.7%となるように水を加えて、ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノオレイン酸エステル(以下ポリソルベート80という)を含む製品を得た。
【0035】
比較例5
実施例5において、水蒸気処理の水蒸気量を78g(反応粗製物100重量部に対して5重量部)とした以外は実施例1と同様の操作を行い、ポリソルベート80を含む製品を得た。
【0036】
実施例6〜8
実施例5において、後処理に用いる35%過酸化水素水溶液のかわりに、リン酸、クエン酸又は乳酸を加えて5%水溶液のpHが5〜8となるように調整した以外は、実施例5と同様の操作を行い、ポリソルベート80を含む製品を得た。
【0037】
比較例6〜8
比較例5において、後処理に用いる35%過酸化水素水溶液のかわりに、リン酸、クエン酸又は乳酸を加えて5%水溶液のpHが5〜8となるように調整した以外は、比較例5と同様の操作を行い、ポリソルベート80を含む製品を得た。
【0038】
実施例9
ソルビタンモノラウリン酸エステル(エマゾールL−10(F)、花王(株)製)500.0gと48%水酸化ナトリウム0.7gをオートクレーブにとり、110℃、2.7kPa(20Torr)で脱水した後、155℃でエチレンオキサイド1276gを0.4MPaで圧入しながら付加反応を行った。
【0039】
反応終了後、同一温度で熟成を行った後、90℃まで冷却した。後処理として、得られた反応粗製物に35%過酸化水素水溶液3.8gを加えて1時間処理した。水蒸気処理は、115℃、6kPaの条件で水蒸気182g(反応粗製物100重量部に対して10重量部)を吹き込んで行った。最後に製品中の水分量が2.7%となるように水を加えて、ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノラウリン酸エステル(以下ポリソルベート20という)を含む製品を得た。
【0040】
比較例9
実施例9において、水蒸気処理の水蒸気量を91g(反応粗製物100重量部に対して5重量部)とした以外は実施例9と同様の操作を行い、ポリソルベート20を含む製品を得た。
【0041】
実施例10
ソルビタントリステアリン酸エステル(エマゾールS−30V、花王(株)製)500.0gと48%水酸化ナトリウム3.3gをオートクレーブにとり、110℃、2.7kPa(20Torr)で脱水した後、155℃でエチレンオキサイド440gを0.4MPaで圧入しながら付加反応を行った。
【0042】
反応終了後、同一温度で熟成を行った後、90℃まで冷却した。後処理として、得られた反応粗製物に35%過酸化水素水溶液1.4gを加えて1時間処理した。水蒸気処理は、115℃、6kPaの条件で水蒸気97g(反応粗製物100重量部に対して10重量部)を吹き込んで行った。最後に製品中の水分量が2.7%となるように水を加えて、ポリオキシエチレン(20)ソルビタントリステアリン酸エステル(以下ポリソルベート65という)を含む製品を得た。
【0043】
比較例10
実施例10において、水蒸気処理の水蒸気量を48g(反応粗製物100重量部に対して5重量部)とした以外は実施例10と同様の操作を行い、ポリソルベート65を含む製品を得た。
【0044】
実施例11
実施例1において、水蒸気処理の条件が、125℃、6kPaとした以外は、実施例1と同様の操作を行い、ポリソルベート60を含む製品を得た。
【0045】
実施例12
実施例1において、水蒸気処理の条件を、115℃、4kPaとした以外は、実施例1と同様の操作を行い、ポリソルベート60を含む製品を得た。
【0046】
実施例1〜12及び比較例1〜10で得られた製品について、以下の方法で風味を評価した。結果を表1に示す。
【0047】
<風味の評価方法>
パネラー3人が、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルの0.5%水溶液3mLを口に含み、約10秒間味わった時に口内で感じた苦味やえぐみで風味を評価した。風味の評価は下記基準の点数で表すこととし、風味を悪化させる苦味やえぐみの強度を各サンプル(同じ化合物同士)で相対的に評価した。すなわち、点数が小さくなるほど風味が改善されていることを示している。なお、評価結果はパネラー3人(n=3)の平均値を使用した。
【0048】
評価基準
風味の評価基準は、市販のポリソルベート60(花王(株)製、レオドールTW−S120V)を0点、試験中、最も風味が悪いサンプルを5点とし、相対的な点数付けを行った。尚、市販品より風味が良いものはマイナス点とした。
【0049】
【表1】
【0050】
【発明の効果】
本発明の製造法により、従来に比べ特別な設備や工程を設けることなく、風味が改善されたポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルを得ることができる。
Claims (2)
- ソルビタン脂肪酸エステル(脂肪酸は炭素数6〜22の飽和又は不飽和の直鎖脂肪酸)にエチレンオキサイドを付加して得られる反応粗製物を、過酸化水素による脱色処理及び/又は鉱酸あるいは有機酸による中和処理を行った後、60〜200℃の温度で、反応粗製物100重量部に対して水蒸気を6〜20重量部吹き込んで常圧又は減圧下で水蒸気処理を行うか、又は水を6〜20重量部添加して減圧下で蒸留処理を行う、エチレンオキサイドの平均付加モル数が1〜50のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルの製法。
- 水蒸気処理又は蒸留処理を、27kPa以下の減圧下で行う、請求項1記載の製法。
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