JPH02149541A - アルキレングリコールエーテルのカルボン酸エステルの製造方法およびその使用方法 - Google Patents

アルキレングリコールエーテルのカルボン酸エステルの製造方法およびその使用方法

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JPH02149541A
JPH02149541A JP1075236A JP7523689A JPH02149541A JP H02149541 A JPH02149541 A JP H02149541A JP 1075236 A JP1075236 A JP 1075236A JP 7523689 A JP7523689 A JP 7523689A JP H02149541 A JPH02149541 A JP H02149541A
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carboxylic acid
acid ester
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reaction
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Hans Juergen Scholz
ハンス・ユルゲン・ショルツ
Herbert Stuehler
ヘルベルト・シュテューレル
Jochen Meinhard Dr Quack
ヨッヒェン・マインハルト・クアック
Wilfried Schuler
ウイルフリート・シューレル
Manfred Trautmann
マンフレート・トラウトマン
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    • C07C69/66Esters of carboxylic acids having esterified carboxylic groups bound to acyclic carbon atoms and having any of the groups OH, O—metal, —CHO, keto, ether, acyloxy, groups, groups, or in the acid moiety
    • C07C69/67Esters of carboxylic acids having esterified carboxylic groups bound to acyclic carbon atoms and having any of the groups OH, O—metal, —CHO, keto, ether, acyloxy, groups, groups, or in the acid moiety of saturated acids
    • C07C69/716Esters of keto-carboxylic acids or aldehydo-carboxylic acids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D1/00Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
    • C11D1/66Non-ionic compounds
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は次式 %式% 〔式中Pは炭素原子数1〜25のアルキル基または炭素
原子数2〜25のアルケニル基でありそしてR1は炭素
原子数1〜10のアルキル基である。1で表されるカル
ボン酸エステルと、エチレンオキシド、プロピレンオキ
シドおよびブチレンオキシドからなる群に属するアルキ
レンオキシドとを、触媒の存在下で100〜200 ’
Cの温度で反応させてアルキレンオキシドをカルボン酸
エステル中に直接に組入れるアルキレングリコールエー
テルのカルボン酸エステルの製造方法およびこのように
して製造されたカルボン酸エステルの使用方法に関する
(従来の技術および発明が解決しようとする課題)この
ような方法は米国特許第4,022,808号明細書お
よび2つのドイツ連邦共和国特許公開第2.915.0
80号公報および3,008.174号公報に記載され
ている。使用される触媒は、アルミニウム、鉄、チタン
、鉛、スズまたはジルコニウムのハロゲン化物または有
機金属化合物、これと場合によってはアミン、アミド及
びこれらの類似物より成る群に属する有機窒素化合物ま
たは共触媒としての別のを機金属化合物との組み合わせ
からなる。
これらの方法は多くの点に問題がある。
従って反応生成物は使用した触媒および共触媒に由来す
る特に不所望の化合物で汚染され得る。
長い反応時間および高い反応温度の後ですら、反応生成
物は所望のアルキレングリコールエーテル力ルポキシラ
ートだけでなく比較的多量の未反応のカルボン酸エステ
ルをも含有しその結果反応生成物はそのま一−Cに意図
された用途に適さない。
原則的には確かに両方の化合物を留去することが可能で
あるが、とりわけ、特に高沸点脂肪酸エステルの場合に
、これを達成するには必ず困難を伴う。更に得られるア
ルキレングリコールエーテルカルボキシラードの品質に
も問題がある。
脂肪酸グリセリドとエチレンオキシドまたはプロピレン
オキシドとをアルカリ触媒、例えばアルカリ金属−また
はアルカリ土類金属水酸化物、脂肪酸のアルコラードま
たは塩の存在下に反応させることも、同様に、例えば米
国特許第2,678.935号および英国特許第1,0
50,497号明細書から既に公知である。反応の際に
脂肪酸グリセリドの他に多かれ少なかれ多量の水素原子
含有の活性化合物も存在することがこれら両方の文献か
ら判る。同様にこのことから、問題の反応が直接または
すぐにエチレンオキシドを脂肪酸グリセリドに組み入れ
ながら進行するのでなく、上記米国特許第2.678,
935号明細書に記載されているようなエステル交換反
応に依存していることも判っている。
(発明が解決しようとする課題) 本発明の課題は、冒頭に記載の方法を、上記の欠点が生
じず且つそれ故に特に、カルボン酸エステルとアルキレ
ンオキシドとの間の高い転化率及び所望の高品質のアル
キレングリコールエーテル力ルポキシラートの高い枚重
を達成して、反応生成物がそのま−で意図する用途に非
常に適しているように改善することにある。
(課題を解決するための手段) この課題は本発明に従って、カルボン酸エステルとアル
キレンオキシドとを水酸化物、酸化物およびアルコラー
ドからなる群に属するアルカリ金属化合物またはアルカ
リ土類金属化合物を触媒として用いて反応させてアルキ
レンオキシドをカルボン酸エステルに直接的に組み入れ
ることによって解決される。このようなアルカリ触媒は
、確かに、脂肪酸グリセリドおよびアルキレンオキシド
の既知の反応において同様に使用される。しかしながら
、これらの反応においては、既に上述したように、アル
キレンオキシドを脂肪酸グリセリド分子に直接的に組入
れ(付加)ずに行うので、上記反応から、このようなア
ルカリ触媒をカルボン酸エステルとアルキレンオキシド
との反応、特にエステルとアルキレンオキシドとの直接
または即座の反応にも使用するということは実証されて
いないしまた示唆されていない。これは、カルボン酸エ
ステルとアルキレンオキシドとの直接反応に関する比較
的新しい技術水準が金属ハロゲン化物および有機金属化
合物がこの反応に唯一の適当な触媒であると考えられて
いるので、なおさら価値のあることである。
本発明の方法のアルカリ触媒はアルカリ金属またはアル
カリ土類金属の水酸化物、酸化物および/またはアルコ
ラードである。好ましいアルコラードはC1−アルカノ
ール−C1−アルカノールのアルコラードである。目的
上の理由からアルカリ金属はカリウムおよびナトリウム
が特に有利でありそしてアルカリ土類金属としてはバリ
ウムおよびストロンチウムが特に有利であることが実証
されている。触媒量は広い範囲で変えることができる。
触媒量が0.05重量%より少ない場合、非常に長い反
応時間が必要とされ、そして5重量%より多い量は経済
的でない。問題のアルカリおよびアルカリ土類金属化合
物は、従って、本発明によれば0.05〜5重量%、好
ましくは0.1〜3重量%の量で使用される。ここで百
分率はカルボン酸エステルの重量を基準としている。ア
ルカリ金属−およびアルカリ土類金属化合物はそのまま
または20〜50重量%濃度の水溶液またはメタノール
性溶液の形で使用されることができる。
カルボン酸エステルとアルキレンオキシドとのモル比は
特に所望のアルキレングリコールエーテル力ルポキシラ
ートの用途目的に依存する。少数のアルキレンオキシド
単位の付加量だけでなく多くのアルキレンオキシド単位
の付加量でも、本発明による触媒作用により高収率で達
成されることが判っている。それ故、本発明による方法
は、あたかも、アルキレングリコールエーテルの非常に
広範な割合にわたった注文品のアルキレングリコールエ
ーテル力ルポキシラートを製造することを可能にする。
2つの反応成分、即ちカルボン酸エステルおよびアルキ
レンオキシドは、本発明に従って、モル比1:(3〜4
0)、好ましくは1:(5〜25)で使用される。上記
のアルキレンオキシドのうち、本発明によれば、エチレ
ンオキシドまたはエチレンオキシドとプロピレンオキシ
ドを付加するのが好ましい。エチレンオキシドとプロピ
レンオキシドが付加される場合、ブロックとしてまたは
統計的に付加され得る両成分のモル比は(3〜15):
1、好ましくは(4〜10):1であり、要するにエチ
レンオキシドとプロピレンオキシドとの合計で、上で示
した様に、カルボン酸エステル1モルあたり3〜40モ
ル、好ましくは5〜25モル使用される。
本発明による方法において、Rが炭素原子数7〜21.
特に10〜17のアルキル基またはアルケニル基であり
、その際アルケニル基は一般に1〜3個の二重結合を有
しておりそしてR1は炭素原子数1〜4のアルキル基で
ある、上記式で表されるカルボン酸エステルを使用する
のが好ましい。従って本発明による方法は脂肪酸C3−
アルキル−〜C4−アルキルエステルとアルキレンオキ
シドとの反応の溜に使用されるのが好ましい。好ましい
代表例は、従って、CI−アルキル−〜C4−アルキル
エステル、特にカプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、
トリデカン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、マルガリ
ン酸、ステアリン酸、アラキン酸、ベヘン酸、ラウロレ
イン酸、ミリストオレイン酸、オレイン酸、エルカ酸、
リノール酸、リルン酸または工業用脂肪酸、例えば椰子
油脂肪酸、大豆油、獣脂脂肪酸、獣脂脂肪酸等である。
本発明による反応は100〜200℃5好ましくは13
0〜180 ’Cの温度で行われる。100℃以下では
比較的長い反応時間となり、200℃より高い温度では
アルキレンオキシドの分解が起こり得る。本発明による
アルキレンオキシドとカルボン酸エステルとの反応方法
は連続的にまたは不連続的に実施することができ、その
際反応は高められた圧力でまたは上記圧に相当する温度
で進行することが可能である。Q、5 MPaより低い
、好ましくは0.1〜0.2 MPaの圧力を維持する
のが好ましい。不連続的に行う場合、圧力は反応が進行
するに従って低下し反応が完了すると一定のままである
。アルキレンオキシドの添加の完了後、反応混合物は、
一般に、実質的に完全に転化が達成する為に反応温度に
若干時間維持される。アルキレンオキシドとカルボン酸
エステルとの反応は発熱的に進行するので、反応熱を良
好に除去することを可能にする装置が必要である。反応
は、アルキレンオキシド、カルボン酸エステルおよび触
媒を一緒に反応温度に加熱することによってまたは最初
はカルボン酸エステルおよび触媒を導入しそして反応温
度に加熱し、その後アルキレンオキシドを添加するよう
に行うことができる。アルキレンオキシドは全てを一度
に、連続的にまたは回分的に添加することができる。水
または類似の溶剤の不存在を確実にするため、カルボン
酸エステルおよび触媒より成る反応混合物を注意深く脱
水するあるいは乾燥する。これは、例えば、水流ポンプ
による減圧下に約100℃に加熱することによって達成
できる。
水の除去または乾燥は、とりわけ、アルカリ触媒が、上
述したメタノール性溶液または水溶液の形で使用される
場合に、明らかに必要である。反応の完了後(全反応時
間は、一般に、3〜10時間である)、存在する反応生
成物は実質的に完全に所望のアルキレングリコールエー
テル力ルポキシラートからなる。アルキレングリコール
エーテル力ルポキシラートは、アルキレングリコール単
位の点で多かれ少なかれ広範な同族体の混合物であるこ
とは自明なことである。反応生成物の精製は、アルカリ
触媒が反応生成物の大部分の用途で妨害にならず、反応
成分は完全に転化されるので、般に必要でない。精製が
必要または所望である場合に限り、例えば、洗浄、茎留
等によりなし遂げられる。問題のアルキレングリコール
エーテルカルボキンラートは式RCO−(アルキレンオ
キシド)、、−OR’ (式中RおよびR1は上記の意
味を有しそしてnは付加したアルキレンオキシドin位
の数を表す。)に対応する。
本発明による方法は、アルキレンオキシドおよびカルボ
ン酸エステルに関して高い転化率をもたらし、それ故高
収量で所望のアルキレングリコールエーテル力ルポキシ
ラートが得られる。使用したカルボン酸エステルの残留
含有里は非常に僅かしかなく、たとえあってもアルカリ
触媒は殆ど妨害を引き起こさないので、反応生成物それ
自体が実質的に全ての必要条件を満足している。さらに
、反応生成物は無臭で色の点で非常に良好な品質を有し
ている。本発明の方法により得られるアルキレングリコ
ールエーテル力ルポキシラートは特に、洗浄剤の活性成
分として使用するのに適している。
(実施例) 以下、本発明を実施例を用いてより詳細に説明する: 例1 メタノール50dに懸濁されたラウリン酸メチル215
g(1,12モル)および水酸化バリウム7.5g−即
ちカルボン酸エステルに対して3重量%の水酸化バリウ
ム−を先ず1ffiのガラス製オートクレーブ中に最初
に導入する。水を除去しそして乾燥するため、混合物を
90℃に加熱しそしてこの温度で、撹拌しながら、2時
間水流ポンプ減圧下に保つ。乾燥混合物を150℃に加
熱し、その後エチレンオキシド245g(5,57モル
)を150〜160℃で撹拌しながら、回分的に6時間
にわたって配量供給する。
エチレンオキシドの配量供給後、該混合物に窒素を送り
込みそして反応を完了するため150〜160℃に攪拌
しながら2時間保つ(全反応時間は従って8時間である
)。得られる反応生成物を80℃に冷却しそして該生成
物から水流ポンプ減圧により微量に存在する未反応エチ
レンオキシドを除去する。未だ、反応生成物の重量を基
準として未反応ラウリン酸メチル4重量%だけ含有して
いる。僅かに黄色の液体である反応生成物は従って実質
的に平均して5個のエチレンオキシド単位を含有するメ
チル−エチレングリコールラウラートから成る。従って
エチレンオキシドに関してもカルボン酸エステルに関し
ても実質的に完全な転化が達成されている。
例2 例1と同様に、ミリスチン酸メチル220gおよび40
重量%濃度の水酸化ナトリウム水溶液2.7g即ちカル
ボン酸エステルを基準として0.5重量%の水酸化ナト
リウム□を最初に導入し、乾燥しそして110〜120
℃でエチレンオキシド280g (6、36モル)と反
応させる。全反応時間は8時間でありそのうち2時間は
後反応時間である。
反応生成物は出発成分のうち、反応生成物の重量を基準
として2重量%の未反応カルボン酸エステルを未だ含有
している。従ってこの生成物は実質的に完全に、平均し
て7個のエチレンオキシド単位を持つメチル−エチレン
グリコールミリスタートからなる。
例3 例1と同様に、獣脂脂肪酸メチルエステル149g(0
,5モル)および30重量%濃度のナトリウムメチラー
トのメタノール性溶液5g□即ち、カルボン酸エステル
に対してナトリウムメチラート1重量%−を最初に導入
し、乾燥しそしてエチレンオキシド330g (7,5
モル)と150〜160℃で反応させる。全反応時間は
11時間であり、そのうち2時間は後反応時間である。
反応生成物は出発成分のうち未反応カルボン酸エステル
を反応生成物の重量を基準として3重量%しか含まない
。従って実質的に完全に、平均して15工チレンオキシ
ド単位を含むメチル−エチレングリコール牛脂脂肪酸エ
ステルからなる。
例4 例1と同様に、メタノール50Idに懸濁した大豆脂肪
酸エチルエステル112g(0,36モル)および酸化
バリウム1g−即ちカルボン酸エステルに対して1重量
%の酸化バリウム−を最初に導入し、乾燥しそしてエチ
レンオキシド367g (8,34モル)と150〜1
60℃で反応させる。全反応時間は8時間であり、その
うち2時間は後反応時間である。
反応生成物は出発成分のうち、反応生成物の重量を基準
として0.1重量%の未反応カルボン酸エステルしか含
まない。従ってそれは実質的に完全に、平均23個のエ
チレンオキシド単位を含むエチルエチレングリコール大
豆脂肪酸エステルからなる。
例5 例1と同様に、ステアリン酸イソプロピル138g(0
,42モル)および40重量%濃度の水酸化カリウムの
水溶液2.8g□即ちカルボン酸エステルを基準として
水酸化カリウム0.8重量%−を最初に導入し、乾燥し
そしてエチレンオキシド464g(10,55モル)と
150〜160℃で反応させる。
全反応時間は10時間であり、そのうち2時間は後反応
時間である。反応生成物は、出発成分のうち、反応生成
物の重量を基準として1重量%の未反応カルボン酸エス
テルしか含まない。従って、それは実質的に完全に、平
均して25個のエチレンオキシド単位を含むイソプロピ
ル−エチレングリコールステアラートからなる。
例6 例5と同様に行う。但し、ヤシ油脂肪酸メチルエステル
90.8g(0,40モル)、40重量%濃度の水酸化
ナトリウム水溶液1.4g□即ちカルボン酸エステルを
基準として0.6重量%の水酸化ナトリウム□およびエ
チレンオキシド440g(10,1モル)を用いる。例
5と同様に、反応生成物は実質的に完全に、平均して2
5個のエチレンオキシド単位を含むヤシ油脂肪酸のメチ
ル−エチレングリコールエステルからなる。
例7 例1と同様に、ヤシ油脂肪酸メチルエステル134g(
0,6モル)および40重量%濃度の水酸化ナトリウム
水溶液6.7g−即ちヤシ油脂肪酸メチルエステルを基
準として2重量%のNaOH□を最初に導入しそして乾
燥する。この混合物を最初に、例1と同様に、150〜
160 ’Cでエチレンオキシド315g (7,15
モル)と反応させ(エチレンオキシドを8時間にわたっ
て回分的に添加しそして後反応時間は2時間である)次
いで120〜130℃で2時間以内にそして同様に回分
的に、プロピレンオキシド69g(1,28モル)と反
応させ、その後該混合物を120〜130℃で10時間
保ち反応を完了する。反応生成物は出発成分のうち、反
応生成物の重量を基準として1重量%の未反応ヤシ油脂
肪酸メチルエステルしか含まなかった。従って実質的に
完全に、平均して12個のエチレンオキシド単位および
2個のプロピレンオキシド単位をを持つヤシ油脂肪酸の
メチル−エチレングリコール/プロピレン−グリコール
エステルからなる。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中Rは炭素原子数1〜25のアルキル基または炭素
    原子数2〜25のアルケニル基でありそしてR^1は炭
    素原子数1〜10のアルキル基である。]で表されるカ
    ルボン酸エステルと、エチレンオキシド、プロピレンオ
    キシドおよびブチレンオキシドからなる群に属するアル
    キレンオキシドとを、触媒の存在下で100〜200℃
    の温度で反応させてアルキレンオキシドをカルボン酸エ
    ステル中に直接的に組入れるアルキレングリコールエー
    テルのカルボン酸エステルの製造方法において、当該反
    応を、水酸化物、酸化物およびアルコラートからなる群
    に属するアルカリ金属化合物またはアルカリ土類金属化
    合物を触媒として用いて行うことを特徴とする、前記製
    造方法。
  2. (2)アルカリ金属化合物およびアルカリ土類金属化合
    物がカルボン酸エステルの重量を基準として0.05〜
    5重量%の量で使用される、請求項1記載の方法。
  3. (3)カルボン酸エステルおよびアルキレンオキシドが
    モル比1:3〜40で使用される請求項1または2記載
    の方法。
  4. (4)使用されるアルキレンオキシドがエチレンオキシ
    ドまたはエチレンオキサイドとプロピレンオキシドであ
    る請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  5. (5)使用されるカルボン酸エステルが、Rが炭素原子
    数7〜21のアルキル基またはアルケニル基でありそし
    てR^1が炭素原子数1〜4のアルキル基である上記式
    で表されるエステルである請求項1〜4のいずれか1項
    に記載の方法。
  6. (6)使用されるカルボン酸エステルが、Rが炭素原子
    数10〜17のアルキル基またはアルケニル基でありそ
    してR^1が炭素原子数1〜4のアルキル基である上記
    式で表されるエステルである請求項1〜5のいずれか1
    項に記載の方法。
  7. (7)反応が130〜180℃の温度で行われる請求項
    1〜6のいずれか1項に記載の方法。
  8. (8)Rが炭素原子数10〜17のアルキル基またはア
    ルケニル基でありそしてR^1が炭素原子数1〜4のア
    ルキル基である上記式で表されるカルボン酸エステルが
    、エチレンオキシドまたはエチレンオキシドおよびプロ
    ピレンオキシドと0.1〜3重量%の触媒の存在下に1
    30〜180℃の温度で反応せしめられ、その際カルボ
    ン酸エステルおよびアルキレンオキシドはモル比1:5
    〜25で使用される、請求項1記載の方法。
  9. (9)請求項1に記載のアルキレングリコールエーテル
    のカルボン酸エステルを洗浄剤の製造に使用する方法。
JP1075236A 1988-03-30 1989-03-29 アルキレングリコールエーテルのカルボン酸エステルの製造方法およびその使用方法 Pending JPH02149541A (ja)

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