JPH04505013A - L―アルファ―グリセリルホスホリルコリンおよびl―アルファ―グリセリルホスホリルエタノールアミンの製造法 - Google Patents

L―アルファ―グリセリルホスホリルコリンおよびl―アルファ―グリセリルホスホリルエタノールアミンの製造法

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JPH04505013A JP2506592A JP50659290A JPH04505013A JP H04505013 A JPH04505013 A JP H04505013A JP 2506592 A JP2506592 A JP 2506592A JP 50659290 A JP50659290 A JP 50659290A JP H04505013 A JPH04505013 A JP H04505013A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 L−アルファーグリセリルホスボリルコリンおよびL−乙ムヱL二l」コ=!J Jz*、頌九Lyヱ五ノノ二ノ弓5辷と4製造法 本発明は出発物質として源泉の異なるレシチン類を用いる、非常に高い収率およ び純度の、L−α−グリセリルホスホリルコリン(GPC)およびL−α−グリ セリルホスホリルエタノールアミン(GPE)の製造法に関連する。
GPCの公知の製造法は、結晶化による精製に関連する困難さのため、工業的応 用には適さないかまたはGPCを得るのに非常に高いコストがかかる。
GPCの結晶化は事実上確かであり、生成物自体がすでに非常に純粋である時に だけ良好な収率を与えるが、そうでなければBioches、 Prepara tiong 6.16.1958にも報告されているように、GPCは精製する ことができないかまたは結晶化の収率が非常に低い。上記引用文献では、例えば 著者達は粗製の卵レシチンを使用しているが、塩化カドミウムとの錯体を結晶化 することによりGPCを精製している。
非常に有毒なCdC1*の除去?こは、多量のイオン交換樹脂上の処理が必要で あり、これによって純粋なGPCの収量が著しく低下し、大規模な適用がさまた げられる。
シー・カプレロ(C,Cubrero)外は、Cbss、 Phyg。Lip− によって純粋なGPcを得ている。
この方法は、非常に費用がかさみ工業的に応用することが困難であって、ケイ酸 をともなって不純なGPCを与える。
G B 2058792には高純度で大l!摸操作に適するGPCの製造方法が 開示されている。
この方法は、出発物質として非常に純粋なホスファチジルコリンを用いて、・G PC精製のむずかしさを妨げている。得られたGPCの精製は行われない(ホス ファチジルコリンの脱アシル化で放出される脂肪酸エステルの除去を除く)が、 非常に純粋で高価なホスファチジルコリンの使用により、粗製の大豆または卵レ シチンについてはもちろん使用することができず、または他のホスファチド順あ るいは他の中性または酸性の水溶性(hydrosoluble)不純物を全く 含まないホスファチジルコリンについてさえ使用することができないこの方法の 実用性は制限される。
E P −A −217765には、粗製の、または脱オレイン酸エステル化さ れた( deoleated)大豆レシチンまたは粗製の卵レシチンから、純粋 な式(nG P C+ mG PE) ZnC1,(式中りおよびmは0ないし lの値を有し、m + n=1である)の錯体を通って、GPCおよびGPEを 製造する方法が開示されている。次に塩化亜鉛を水に不溶性の錯体ZnCItP yt(Py・ピリジン)によって除去してn G P C+ m G P Eの 水溶液を得て、このものを次にイオン交換樹脂上で分離する。非常に純粋なGP Cを得るためには、しかしながら、粗製または脱オレイン酸エステル化された大 豆レシチンのエタノール抽出物の脱アシル化を実施して、約62%の収率(この 脱すレイン酸エステル化された大豆レシチン中に存在するホスファチジルコリン 含量について計算して)でGPCを得ることが必要である。
もし脱アシル化をメタノール抽出物または直接粗製または脱すレイン酸エステル 化レシチンのメタノール懸濁液について実施するならば、より高い収率(約95 %)が得られるが、得られた生成物は製薬用には適さない純度を有し、再びわず られしい手順によって精製されねばならない。
本発明の方法によれば、非常に純粋なGPCおよびGPEをメタノール抽出物ま たは@濁液からも高収率でしシル化段階からの粗製溶液の無水溶媒中に平衡させ た酸の形の陽イオン樹脂上で溶出させ、この樹脂を最初は溶媒で、そして次に水 で洗浄することより成る。
非水媒質中の粗製の脱アシル化溶液の溶出中に、GPC,GPEおよびその他の 塩基性物質は樹脂上に固定され、次にこれを溶媒で完全に洗浄して、GPCおよ びGPEを溶出させることなく、すべての中性および酸性不純物を完全に除去す ることができる。
樹脂を水で洗浄するときは、GPCおよびGPEは非常に弱い塩基であるので、 遊離塩基および樹脂に結合した塩基の間の平衡は、はとんど完全にj!離塩基側 に移動し、そのためCP、CおよびGPEは容易にしかも定量的に溶出される。
エタノールアミンおよびコリンの痕跡のようなGPCおよびGPEよりもさらに 塩基性の不純物もまた、酸の形の陽イオン樹脂を用いると、酸性または塩基性の 溶離剤を用いるときだけこれらが溶出されるが、水では溶出されないため、除去 される。
酸型の陽イオン上の粗製GPC/GPE混合物の精製は知られておらず、それな しでは安定な結合G P C/GPE−樹脂を得ることが不可能であり、そして GPC/GPEが一般に酸の形の強陽イオン樹脂上の非水媒質中で受ける強い分 解(時には完全な)を避けることが不可能である、特定の操作条件を必要とし、 −力水媒質中の上記の樹脂を用いると、分解が非常に少ないかまたはないが、安 定な結合を得て、精製を実施することは不可能である。
例えば、G B 20511792においては、純粋なGPCのメタノール溶液 は、弱酸性樹脂上で溶出されるがナトリウムイオンを除去するためだけであり、 この中で後に説明するように、使用する組み合わせ樹脂/溶媒がGPC/GPE の塩基仕度に依存することを許さず、そしてそのため粗製脱アシル化混合物の精 製を許さないので、GPCは定量的かつ不可逆的に樹脂に結合はされない。
もし、水溶液の代わりに、粗製GPCおよび/またはGPEのメタノール溶液を 用いるならば、カルボン酸樹脂$1 (esrboxylic resins) はGPCおよび混合物GPC/GPEが安定にこの樹脂に結合されないが不純物 とともに溶出されるので、精製を許さず、一方スルホン酸樹脂1g (5uHo nic resins)は、GPC/GPE−樹脂の間の安定な結合の形成を許 すが、一般に、p−o結合の開袋のたh’Vc、 p cの非常に高い分解(完 全な分解まで)をひき起こす。2つのヒドロキシ基が上記の分解に関与しており 、事実この分解は、これらの基をエステルまたは環状ケタールとして保護すると きは起こらない。
しかしながら、弱陽イオン樹脂をエタノール中で使用するか、または数種のマク ロ孔質構造を有するスルホン酸樹脂をメタノール、エタノールまたはこれらの混 合物中で使用するときは、これらの条件におけるGPCおよびGPEまたは混合 物n G P C+ m G P Eはこれらの樹脂上に不可逆的に結合され、 (nにPC+mGPE) ” p 樹脂〔式中、 nはGPCのミリモル数を表して、0ないし1の範囲であり:mはGPEのミリ モル数を表して、0ないし1のa′Mであり;n+m3=1であり: pは樹脂の−g当量を表して、強陽イオン樹脂については3ないし6の@囲であ り、弱陽イオン樹脂については6ないし8の@囲であるコ として仮に表わすことができる混合物を形成する。
さらに、強酸樹脂が用いられるとき見られる分解は樹脂上に吸着された混合物G PC+GPEを短期間保つことによって避けることができ、このため本発明の方 法に従う精製を可能にするが、この方法は一般的に下記のように記述することが できる。
粗製の卵レシチンまたは粗製あるいは脱オレイン酸エステル化大豆レシチンの懸 濁液またはアルコール溶液(好ましくはメタノールまたはエタノール溶1ll) をアルカリ金属アルコキシド(好ましくはナトリウムまたはカリウムメチラート またはエチラート)で処理する。
混合物nGPc+mGPE(nおよびmは上記の定義の通りである)を含有する アルコール溶液を、有1118(好ましくは酢酸またはプロピオン酸)または無 機酸(好ましくは塩酸、リン酸またはスルホン酸)を用いて、または少量の酸相 指上の溶出によって、中和する。
濃縮した後、大部分の脂肪酸エステルを、得られた2相を分離することによって 除去し、混合物nGPc+mGPEを含有するアルコール溶液をアルコール(好 ましくはメタノール、エタノールまたはその混合物)中に平衡させた酸陽イオン 樹脂(好ましくはマクロ孔質型のスルホン酸樹脂またはカルボン酸相II)上に 装入する。
樹脂にこのように結合した混合物n G P C+ rn G P Eを、次に 出発物質の脱アシル化混合物中に存在する不純物が完全に除去されるまでアルコ ールIt(好ましくはメタノール、エタノールまたはその混合物)で洗浄すると 、この段階ではGPCおよびGPEの溶出は起こらない。
次に樹脂を水で洗浄して、非常に純粋なnGPc+mGPEm液を得て、これを 塩基樹脂上の溶出によって分離する。駿樹脂のlは水:アルコール、好ましくは 実施例8に示したようなCs−C1アルコールを用いる抽出によって粗製の脱ア シル化混合物の予備的部分精製を行うことにより、かなり減少させることができ る。
純粋なGPCのみが望ましいときはナトリウムまたはカリウムアルコラードを用 いる処理の前に、塩基樹脂上の溶出によつてレシチンのアルコール抽出物からホ スファチジルエタノールアミン(PE)を除去するのが便利である。純粋なGP Cは実施例7に示すように、粗製の脱アシル化混合物の精製後にこのようにして 得られる。たとえGPEの除去に付加的な樹脂上の溶出が包含されるとしても、 比較的低い量の酸相脂が用いられ、しかも水媒質中のGPC/GPEの分離はも はや必要ないので、普通に得られるものよりもはるかに高濃度の純粋なGPC水 溶液を得ることができる。このことが、事実上アルコールの総容量を変えること なく最終的なGPCの濃縮段階をより容易にする。もちろん、記載される方法は 合成のGPCおよびGPEの精製にも使用することができる。
実 施 例 l 脱すレイン酸エステル化された大豆レシチンの製造粗製の大豆レシチン1kgを 5℃に冷却したアセトン3゜5eに懸濁させ、この懸濁液を5℃で30分間かく はんした後濾過した。残留物をアセトン2gに懸濁させて5℃で2時間かくはん してから濾過し残留物を室温でIffのアセトンで洗浄した。固体を35℃で真 空乾燥させた680gの大豆脱オレイン酸エステル化レシチンを得た。
実 施 例 2 脱オレイン酸エステル化された大豆レシチンのメタノール中の脱アシル化による GPCの製造CHsONa (24g)を含有する無水メタノール(2g)中の 脱すレイン酸エステル化した大豆レシチン(0,5kg)の懸濁液を、室温で約 3時間かくはんした。混合物を濾過し、残留物をメタノール(3X 50 ml )で洗浄し:濾液を酢酸(約25m1)で中和しくpH=6 ) した後濃縮し て約500m1として、脂肪酸を分離した。
2gの活性炭で脱色した後、メタノール溶液をメタノール中で平衡させたアンバ ーリスト(Asberlyst)(商It 名)15樹脂(酸の形で550m1 )上に装入した。この樹脂を不純物の除去(TLC)まで(約7今)メタノール (1゜5Q)で洗浄し、次に樹脂を水(約1.2Q)で洗浄した。
水溶液を活性炭(2g)で2回処理し、この水溶液(約44gのn G P C + m G P Eを含む)を、最初は水中で平衡させたOH形の!R93樹脂 (120ml)で溶出させ、次に水中で平衡させたlR401樹脂(O)I形で 120m1)上で、そして最後に水中で平衡させたIRC50樹f1(樹形14 0@l)上で溶出させた。得られた溶液を濃縮して、26gの純粋なGPC(含 水率l011%、酢酸中のlIcl0.を用いた滴定量99.8%)を得た。
下記の特性を有する非常に吸湿性の固体を、エタノールからの結晶化によって得 た。
[α]、=−2.92 (C=10%水中)P%= 12.18%(計算値12 .15%)N%=5.49%(計算値5,58%)実 施 例 3 粗製大豆レシチンからのメタノール中の脱アシル化によるGPCの製造 C[liOIIg (48g)を含有するメタノール(4Q)中の粗製大豆レシ チン(1kg)の懸濁液を室温(20−22℃)で4時間かくはんし、次にこれ を実施例2に記載したように処理した。
21gのGPC(含水率15.3%)を、実施例2および3で得たと同様の純度 で得た(粗製大豆レシチンから得ることができるGPCの量は、出発物質レシチ ンの種類に大きく依存する)。
実 施 例 4 脱オレイン酸エステル化大豆レシチンのメタノール抽出物の脱アシル化によるG PCの製造メタノール(250g+1)中の脱オレイン酸エステル化大豆レシチ ン(125g)の懸濁液を室温で2時間かくはんし、次にこれを濾過して?l留 物をメタノール(25■l)で洗浄した。残留物をメタノール(25曽l)中に 懸濁させ、室温で2時間かくはんし、濾過して残留物をメタノール(25■l) で洗浄した。3回目の抽出をメタノール125m1を用いて実施した。メタノー ル溶液を合わせて、これにCtlSONa(1、6g)および珪藻土(2g)を 加え、混合物を室温で4時間かくはんした。濾過後メタノール溶液を酢酸(pH −w!6)で中和し、次に少容量(約125m1)になるまで濃縮した。上部の 脂肪相を分離してメタノール溶液を活性炭(0,5g)で処理した後、残留容量 40−1となるまで濃縮した:分離した脂肪を捨てた後、140■lのアンバー リスト(Amberlyst) + 5.30−1のlR93,301のlR4 01および121のIRC50を用いて実施例2の手順に従った。純粋なGPC 6g(含水率8.1%)を得た。大豆レシチンの代わりに粗製大豆レシチン25 0gを使用し実施例5のように操作して、5.3gのGPC(、含水率15.1 %)を同様の純度で得た。
実 施 例 5 脱すレイン酸エステル化大豆レシチンのエタノール抽出物の脱アシル化によるG PCの製造エタノール(365■l)中の脱すレイン酸エステル化大豆(140 g)の懸濁液を室温で2時間かくはんし、その後混合物を濾過じて残留物をエタ ノール(40■l)ルを用いて実施した。エタノール溶液をプールし、cus。
1m(1,5g) 、珪藻土(2g)をこれに加えて混合物を室温で4時間かく はんした。濾過後エタノール溶液を酢酸で中和しくpH約6)、次に約350m 1まで濃縮した。
このエタノール溶液を活性炭(0,5g)で脱色した後、エタノール中で平衡さ せた酸形のIRC50樹脂(70■l)上で溶出させた。樹脂を溶出したエタノ ール中に不純物が完全に除去されるまで(TLC)エタノール(約200■l) で洗浄し、次に樹脂を水(150■l)で洗浄した。水溶液(n ” 0 、7 5およびm=0.25である。
G P C+ m G P E約5.8gを含有する)を、前書コ記述したよう に処理した。4.9gの純粋なGPCを得た(含水率12.2%)。粗製大豆レ シチン280gを用−1で同様の純度を有する純粋なGPC(含水率16,1% )2.5g粗粗製−レシチン脱アシル化によるGPCの製造1.8gのC■sO !laを含有するメタノール150m1中の粗製卵レシチン75gの溶液を、実 施例5のように処理しメタノール中に平衡させたアンバーリスト(Amberl yst)15樹脂80露1を用いて8.6gの純粋なGPC(含水率16%)を 得た。1.8gのCH3011aを含有するエタノール200m1中の粗製卵レ シチン75gの溶液を使用し、ともにエタノール中で平衡させたアンバーリスト (Amberlyst)t5樹脂160g+1.またはIRC50樹脂!601 を用いて、次にエタノールで洗浄して8.1gの純粋なGPC(含水率12.5 %)を得た。
実 施 例 7 GPCの製造 メタノール(520■l)中の脱オレイン酸エステル化大豆レシチン(260g )の懸濁液を、室温で1時間かくはんし、濾過して、残留物をメタノール(30 @l)で洗浄した。残留物を260■lのメタノールで2回抽出し、メタノール 抽出をプールした。混合物を2gの活性炭で脱色した後、メタノール中で平衡さ せた酸形のIRI 20樹* (100m1)上で、次にメタノール中で平衡さ せたOH形のlR401樹脂(300■l)上で、そして最後にメタノール中で 平衡させた酸形のIRC50(30■l)上で溶出させ、これらの樹脂を連続し て300m1のメタノールで洗浄し:3gのCH3011aをこのメタノール溶 液に加え、混合物を室温で4時間かくはんし、酢酸で中和(pH!6)した*j lllL、上部の脂肪相を捨てた。不純なGPCを含有するメタノール相をメタ ノール中で平衡させた酸形のアンバーリスト(Asberlyst) 15樹脂 (18Q ml)上で溶出させた。樹脂i出したメタノール中の不純物が完全に 除去されるまでメタノール(約200會l)で洗浄し、次に樹脂を水(250■ l)で洗浄した。水溶液を活性炭で2回処理しく 2 x 1 g)、水を減圧 下で蒸発させて、先の実施例で得たものと同様の純度をもつGPC(含水率11 .1%)13.2gを得た。
実 施 例 8 GPCの製造 実施例2に従って得た脂肪相から分離した脱アシル化メタノール溶液を少容量ま で濃縮した。
残留物に水(150■l)を加え、残留メタノールを蒸留して除いた。水溶液に 100m1のn−ブタノールを、かくはんしながらそして室温で添加し、30分 後書こ混合物を3時間放置した。低い方の相を分離して5gづつの活性炭で2回 脱色した後、濃縮して油性残留物を得た。
この残留物を、最終溶液中の含水率が2%より低くなるような容量のメタノール に溶解させ、この溶液をアンノ(−リスト(Amberlyst) 15樹脂M 400111を用(1て実施例2のよう(こ処理して26.5gの純粋なGPC (含水率14.9%)を得た。
害−一施 例 9 純粋なGPHの製造 GPCの分離後、分離GPC/GPEのために使用した塩基樹脂を5%酢酸水溶 液で溶出させ、その後、減圧下で溶媒を蒸発させることにより純粋なGPEを得 る。
実施例2の製法から、25.6gの純粋なGPE (含水率16.1%)を得た 。 酢酸中のHC1O4を用いた滴定量=99.5%(軒練*”it t &マ ヒ工3)。
固体生成物はメタノール/水の結晶化によって得たとき、下記の特性を有してい た: [α]o= 3.1 (Hto中でC=5%)−実施例3の製造例から2.8g のGPE(含水率!2゜5%)を得た。
−実施例4の製造例から6,5gのGPE(含水率18゜1%)を得た。
−実施例5の製造例から1.3gのGPE (含水率15%)を得た。
−実施例6の製造例から3.5gのGPE (含水率16゜3%)を得た。
補正書の写しく翻訳文)提出書 (特許法第184条の8) 平成3年11月6日図

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.a)式: (nGPC+mGPE)+p樹脂(III)[式中: nは、GPCのミリモル数を表わし、そして0ないし1の値を有し; mは、GPEのミリモル数を表わし、そして0ないし1の値を有し; n+m=1であり; Pは、樹脂のmg当量を表わし、そして弱陽イオン樹脂については3ないし6の 値を有し、弱陽イオン樹脂については6ないし8の値を有する] の樹脂上に支持された混合物nGPC+mCPEを得ること; b)支持された混合物IIIをアルコールまたは水/アルコールで洗浄すること ; c)支持された混合物IIIを水で洗浄することによって純粋な混合物nGPC +mGPEを得ること;d)塩基樹脂上の溶出によりnGPC+mGPE混合物 を分離して純粋なGPCおよびGPEを得ること;を特徴とする、粗製または脱 オレイン酸エステル化大豆または卵レシチンあるいはそのアルコール抽出物の脱 アシル化によって得られた粗製の脱アシル化混合物からのグリセリルホスホリル コリン(GPC)およびグリセリルホスホリルエタノールアミン(CPE)の精 製方法。
  2. 2.粗製の脱アシル化混合物を、その水溶液をアルコールで処理し、続いて得ら れる相を処理することによって部分精製することを特徴とする、請求の範囲第1 項に記載の方法。
  3. 3.アルコールがプロパノール、イソプロパノール、ローブタノール、gec− ブタノール、ter−ブタノールから選択される、請求の範囲第2項に記載の方 法。
  4. 4.脱アシル化混合物が、塩基樹脂上の溶出によってホスファチジルエタノール アミンから,前もって精製されたホスファチジルコリンのアルコラートで処理す ることによって得られる、請求の範囲第1項に記載の方法。
  5. 5.陽イオン樹脂が酸形で用いられることを特徴とする、前記請求の範囲のいず れか1つに記載の方法。
  6. 6.マクロ孔質型の陽イオンカルボン酸樹脂またはスルホン酸樹脂が用いられる ことを特徴とする、請求の範囲第5項に記載の方法。
  7. 7.式IIIの支持きれた混合物が、低級アルコール中で操作して得られること を特徴とする、前記請求の範囲のいずれか1つに記載の方法。
  8. 8.GPCの溶出後に、酢酸の希釈水溶液で溶出させることによって純粋なGP Eを回収することを特徴とする、前記請求の範囲のいずれか1つに記載の方法。
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