JPH05504351A - L―α―グリセリルホスホリル―D―ミオイノシトール及びその塩の調製方法 - Google Patents

L―α―グリセリルホスホリル―D―ミオイノシトール及びその塩の調製方法

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 し−α−グリセリルホスホリル−D−ミオイノシトール及びその塩の調製方法 本発明はL−α−グリセリルホスホリル−〇−ミオイノシトール及びその塩を粗 または部分精製リン脂質より調製する方法に関する。
L−α−グリセリルホスホリル−D−ミオイノシトール(GPI)およびその薬 学的に許容される塩の調製方法はこれまで開示されていなかった。
ブラウン(J、 Chew、 Soc、、 3774.1959)及びプロッカ ロンU、 AIl、 Chew、 Soc、、 2591.1959)は純粋な ホスファチジルイノシトール(PI)をアシル化することによりシクロヘキシル アンモニウム塩としてGPrを得ている。この物質は商業的に入手することがで きないし、工業的に実施することができないような困難な工程によってしか得ら れない。
ラフアジ(J、 AIl、 Chem、 Soc、、 3713.1960>は 粗とうもろこしリン脂質をアシル化してシクロヘキシルアンモニウム塩としてG PIを得ている。しかし濃度勾配溶出により強塩基性イオン交換樹脂を用いて精 製を行っているが、得られたシクロヘキシルアンモニウム塩は純粋ではなく、精 製を行うために繰り返し再結晶を行わなければならなかった。
純度の高くないPIを出発物質として純粋なGPTを得ることが困難であること はホースロンによって証明されている(Bi。
cheIl、 J、、 195.1959)。ホースロンはバリュウム塩として GPIを単離しているが、蟻酸アンモニウムとテトラホウ酸ナトリウム混合物の 濃度勾配溶出による強塩基性イオン交換樹脂によるクロマトグラフィーと精製P Iを用いた場合にのみ純粋なGPrが得られるとの興味深い知験を得ている。
本発明は、一般式(1)で示されるGPIのフリーの酸及びその塩を簡単でかつ 経済的な工程で、粗または部分精製リン脂質より調製する方法を提供する。
(GPI−)n X” (I ) 但しGPIはグリセリルホスホリルミオイノシトールアニオンであり、 χはNa、 Ca、 Mg、 AI、 Zn、 NHaであり、nは1ないし3 の整数である。
本方法の特徴は特に、蟻酸や酢酸のような有機酸の希釈水溶液を用いて、弱塩基 性樹脂で粗GPIを精製する所に存在する。まず初めにGPIよりも弱酸性の不 純物[L−α−グリセリルホスホリルエタノールアミン(GPE)、N−アシル GPE等] は有機酸の希釈水溶液で樹脂から溶出され、GPIは溶出されない 。
次いで純粋なGPIがより高い濃度の有機酸水溶液で溶出され、GPIよりも強 酸性の不純物[L−α−グリセリルホスホリルセリン(GPS) 、グリセロリ ン酸等の不純物] は溶出されない、これらの不純物は有機酸水溶液では溶出さ れないが食塩水溶液を用いた場合にのみ溶出することができる。
強塩基性樹脂を用いた場合は、GPHの完全な排出は非常に困難なことであり、 特に、有機酸水溶液で樹脂を洗浄してGPIを回収することができないため、こ の単純な精製を達成することができない。実際、この場合には食塩水溶液が用い られるが、酸性不純物からGPIを分離するため厄介なりロマトグラフィー操作 を使う必要がある。
本発明方法は以下に要約することができる。
粗または部分精製リン脂質混合物のアルコール(好適には、メタノールもしくは エタノール)懸濁液をアルカリ金属アルコキシド(好適には、ナトリウムまたは カリウムメトキシド、メトキシド、ターシャリーブトキンド)を用いて処理する 。
反応終了後、不溶性残渣を濾過し、反応溶液中に再び懸濁させ、この懸濁液を鉱 酸(好適には、塩酸、硫酸、リン酸)もしくは有機酸(好適には、蟻酸、酢酸、 プロピオン酸等)を用いて、中性もしくは弱酸性(pH4−7)にpHを調整す る。次いで、再度濾過する。粗GPI NaまたはGPI K(使用したアルコ キシドに由来)を含有する固形物を、水に懸濁しく水/固形物比はν/鰐で好適 には1−2とし)、次いで懸濁液にアルコールを添加する(好適には、メタノー ル、エタノール、イソプロパーノールのいずれかを水を用いておよその容量比V /νで1.5=3)、濾過を行い、沈澱は懸濁液を調製したと同様の加水アルコ ール混合液で洗浄する。得られた水和アルコール抽出物からアルコールを蒸発さ せ、次いで水溶液は、最初に酸性型にした陽イオン樹脂に流下させる0次いで弱 酸型樹脂(好適には、ハイドロオキサイド、アセテート、ホルメート型にした) を通す。樹脂は最初に水で洗浄し、ついで1−3χW/Vの濃度にした有機酸水 溶液(好ましくはギ酸、酢酸、プロピオン酸)で洗浄する。その後精製GPIは 5−10χ−/V濃度に調製した上述の有Q!i酸水溶液で樹脂を洗浄して回収 する。上記1゜χ−/V fi度より′a縮したGPI 41i物を得るため、 回収溶液は減圧下で少量に濃縮する1次いでGPIを半固形で回収するため、ア セトン中にall動物注ぐ、上清の水を静かに容器を傾けて除き、沈澱はアルコ ール(好適には、メタノール、エタノール、イソプロパツール)中に移し、固形 酸GPIを単離する。
一般式(I)の塩は、所望の塩に対応する金属の炭酸塩、炭酸水素化物、オキサ イド、ハイドロオキサイドで、得られた酸GPIの水溶液を処理し、その後溶液 を濃縮し、最後にアルコール(望ましくはメタノール、エタノール、イソプロパ ツール)で沈澱物として得ることができる。
1 : GPIの= 1 脱オレイン化大豆レシチン(1,22kg)をナトリウムメトキシド(60g) を含むメタノール(4,51)に懸濁した溶液を室温で4時間攪拌した。残渣( 乾燥物の600gに相当量)を濾過し、メタノール0.51で2回洗浄し、次い でメタノール1.31に再度懸濁した。木酢M(およそ54m1)でpH4,5 に調整した。残渣は再度濾過し、メタノール300m1で2回、濾過物を洗浄し 、次いで真空下で40°Cで乾燥し、約10χのGPI Naを含有する乾燥物 400gを得た。
残渣は8001mlの水に懸濁させ、この混合物に、メタノール1.61を緩や かに加え、30分間攪拌した。濾過後、メタノール/水、2:1の混合液300 m1で2回フィルター上の残渣を洗浄した。水和アルコール溶液は集め、メタノ ールを減圧下で蒸発させ、水溶液は脱色のため、活性炭10gとケイソウ±Lo gの混合物で2回処理を行った。溶液は濾過し、そしてIR−120H樹脂30 抛lに通し、樹脂は600m l の水で洗浄した。得られた?8液はIR−9 30)!樹脂200m1に通し、最初に樹脂を水で洗浄した0次いで3χW/V 酢酸水溶液で不純物が完全に溶出してこなくなるまで洗浄した(T、L、C1で 確認する)、樹脂はGPIを完全に回収するまで8χ−/V酢酸水溶液で洗浄し た。溶液は真空下で濃縮(約300m1まで)した、ついで攪拌しながらアセト ン41中に注いだ。混合溶液は6時間室温で攪拌し、その後上清の水を静かに容 器を傾けて除いた。エタノール600m lを添加し、混合液は室温で5時間撹 拌し、その後上清の水を静かに容器を傾けて除いた。エタノール300m1 を さらに添加し、室温で18時間混合液を攪拌し、生成物を濾過し、エタノールで 洗浄し、無水リン酸上に1き、30゛cで減圧下で乾燥した。GPl 31gを 得た。
C,H+qOxP (M、讐、−334,23)計夏イ直 C=32.34χ  H=5.73χ実測値C=32.19χ H=5.83に’)I−NMII ( DzO): δppm: 3.20−3.75 (6H,濡); 3.75−4 .10 (41,m);4.20 (IH,m) ; Mass: 333・[M−11: 259= [(M−1)−C3H,O□];241・[ (M−1) −C2H,O□−1(,01;163= [CJl +Osl α。−−17,36(c・2水中) ■、p、 145÷150’C(分解)2:GPIシクロヘキシルアンモニウム dのU精製酸GPI(実施例1で得た)15gを15抛lの水に溶解した溶液に 、シクロヘキシルアミンを添加し、pH8に調整した。次いで約30IIIまで 4縮し、さらにエタノール約200m1を加え希特表千5−504351 (3 ) 釈した。濾過後得られた沈澱をエタノール中で再結晶させそして無水リン酸上4 0℃で真空下で乾燥させた。 GPI シクロヘキシルアンモニウム塩14.5 gを得た。
C+5HzzO++P (M、W、−433,4)計算値C=41.57χ H −7,44χ N・3.23χ実測値C−41,611H−7,427,N−3 ,20χ’H−NMR(0,0) δppm: 1.00−1.20 (m;  4H; シクロヘキシル);L、33−1.48 (@; 2H; シクロヘキ シル); 1.4B−1,60(m; 2)i;シクoヘキシ/Lz); 1. 67−1.80 (a+; 2H; シクロヘキシル);2.80−3.00  (ra; CH−10); 3.08 (dd: CH−5; Js−4−Js −h−9,382);3.29 (dd; CM−3; J+−x−2,70) [z; Jz−4”9.30 )lz); 3.34−3.44Caa: CH −4+ CHz−9); 3.50 (dd; CM−6; Jb−s−Jh− +@9.30 Hz);3.60−3.78 (m; CH−1+ CL8 +  CHz−7); 4.00 (dd; CH−2; Jz−x−J、−、−2 ,70); 4.60 (s; Dllo);”C−NMR(020) (fu lly decoupled):δppII: 26.19 (s; C−12 +C−14); 26.68 (s; C−13); 32.72 (s; C −11+C45); 52.74(S; C−10); 64.43 (s;  C−9); 68.70 (d; C−7; JC−0−P=5.72Hz);  73.02 (d; C−8); 73.10 (s: C−3); 73. 65 (m; C−2+C−6)ニア4.58 (s; C−4); ppn+  76.32 (s、C−5); 78.60 (d、C−1; JC−0−P =5.9 Hz); α。= 13.2 (c−2,09水中)3 : (GPI) zCaのi11 精製酸GPI(実施例1で得た)15gを150m1の水にi8解した溶液に炭 酸カルシウムを添加しpH5,5に調整した。この混合液を濾過、次いでこの溶 液を真空下で約30m1までfA縮し、さらにメタノール約150m1中に攪拌 しながら入れた。室温で1時間攪拌した後、濾過して得られた沈澱をメタノール で洗浄した。そして40°Cで真空下で乾燥させた。純粋な(GPI)zCa  (殆ど水に不溶解性の固体)15gを得た。
C+eHユaOz*PzCa(M、W、=706.5)計算値C=30.60χ  )I−5,13χ Ca−5,67χ実測値C,30,56X 1(、=5. 12χ Ca−5,58χ’)I−N?Ill (D、0)δppm: 3.3 7 (dd、 CH−5: Js−4□Js−a□9.21 Hz);3.58  (dd、 CH−3; Jz−z=2.788Z; Jff−=9.21 H z); 3.65−3.75(m; CH−4+ CHz−9); 3.79  (dd、CH−6; Jb−s=Jb−+=9.27 Hz);3.90−4. 10 (m; CH−1+ CH−8+ CHz−7); 4.3Hdd、CH −2; Jz−z=Jz−+−2,78Hz); 4.80 (s; DHO) ”C−NMR(IhO) (fully decoupled)δppm: 6 9.03 (s;C−9);73.34 (d; C−7; Jc−o−p=5 .6 Hz); 77.60 (d; C−8): 77.71(s; C−3 ); 78.25 (m; C−2+C−6); 79.16 (s; C−4 ); 80.88 (s;C−5); 83.13 (d; C−1; Jc− o−p=5.90 )1z);α−= −15,46(c=2.07 水中)実 施例3に説明したと同様の方法で炭酸マクプシウムまたは炭酸バリウムを用いて 以下の様な(GPI)Jgおよび(GPI) 、Baをそれぞれ得た。
CIJhhOoPJg (MJ、=690.74)計算値C=31.30χ H =5.25χ Mg・3.52χ実測値C−31,35m 1(=5.21X  Mg−3,502α。・−15,68(c・3.1 水中)(+sHsiOzz PJa(MJ、 = 803.78)計算値C・26.89χ H−4,51χ 実測値C−26,74X H=4.69mα。−−14,8(e−3,79水中 )実施例3に説明したと同様の方法で水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸 化アンモニウム、炭酸水素塩、または炭酸塩を用い溶液のpHを4.5−5に調 整して、以下の様なGPI Na。
GPr KおよびGPI NH,をそれぞれ得た。
CqH+mOt+PNa (M、L=356.21)計X[C=30.35χ  H,5,09χ実測イ直 C−30,28χ H=5.18χαo = 14. 9 (c−3,3水中)CJ+*O++PKa (M、W、J63.32)計算 値C−29,75X H=4.99X実測値C・29.84χ H=5.05χ an □ 15.1 (c=2.3 水中)CqHImOxPNHa (M、W 、=351.25)計算値C・30.77χ H−6,31χ N・3.98χ 実測値C・30.84χ H・6.45χ N=3.85χαり・−16、l  (c−1,4水中)上記の塩は実施例3に示したように実施例1の酸GPIの水 溶液を直接処理して得ることが可能である。
4:。\ 1ホスフアチジルイノシトールか゛の(GI’I) M■週1 脱オレイン化大豆レシチン(1kg)をメタノール(21)に懸濁した溶液を室 温で2時間攪拌し、次いで濾過した。残渣はメタノール800m1で洗浄し、次 いでメタノールに再度懸濁し、室温で1時間攪拌した。濾過し、残渣をメタノー ル50抛lで洗浄し、ナトリウムメトキシド(40g)を含むメタノール(2, 51)に懸濁し、実施例1、実施例3のように処理した。(GPI)zMg25 gを得た。
5: リン2 から(GPI) zBaの霊。+1約lOχPI、10χps、 30χpc、30χPEを含有したリン脂質500gをナトリウムメトキシド3 0gを含有するメタノール(31)に懸濁した溶液を実施例1.実施例3に従い 、処理を行い、9.6gの(GP I) Jaを得た。本工程の収量は一般的な 粗リン脂質中のPI含有量と顕著に異なっており、含有量の変更を示すものであ る。
要 約 書 水和アルコール溶液で租税アシル化リン脂質の混合物を抽出し、次にコントロー ルされた条件下で弱塩基性樹脂上で溶出することによってL−α−グリセリルホ スホリル−D−ミオイノシトール及びその塩を調製する方法。
国際調査報告

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.次の一般式(I)で示される酸L−α−グリセリルホスホリル−D−ミオイ ノシトール及びその塩を粗または部分精製リン脂質の脱アシル化により調製する 方法であって、以下の工程からなる調製方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼(I)但しGPIはグリセリルホスホリルミ オイノシトールアニオンであり、 XはNa,Ca,Mg,AI,Zn,NH4であり、nは1ないし3の整数であ る。 a)水和アルコール混合物よりなる粗脱アシル化混合物の不溶解性残渣からCP INaまたはGPIKを抽出する工程。 b)金属イオンを除去した後、得られる粗GPIを弱塩基性樹脂を用いて精製す る際に、最初に有機酸水溶液で樹脂を洗浄し、GPIより弱い中性、酸性不純物 を除去し、ついでより濃度の高い有機酸水溶液で樹脂を洗浄し、純GPIを回収 する工程。
  2. 2.工程a)において使用するアルコール/水のV/V比が1.5ないし3であ りアルコールがメタノール、エタノール、イソプロパノールである請求項1記載 の方法。
  3. 3.工程b)において蟻酸、酢酸またはプロピオン酸を濃度1ないし3%w/v で使用して不純物を除き、次いで蟻酸、酢酸またはプロピオン酸を濃度5ないし 10%w/vで使用してGPIを回収する請求項1記載の調製方法。
  4. 4.出発物質として粗もしくは部分精製リン脂質を用いるものである請求項1− 3記載の調製方法。
  5. 5.固形物としてのグリセルホスホリルミオイノシトールおよびその塩。
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