JPH04504962A - 模様に即して布を縫合するための方法及びミシン - Google Patents

模様に即して布を縫合するための方法及びミシン

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JPH04504962A
JPH04504962A JP1506139A JP50613989A JPH04504962A JP H04504962 A JPH04504962 A JP H04504962A JP 1506139 A JP1506139 A JP 1506139A JP 50613989 A JP50613989 A JP 50613989A JP H04504962 A JPH04504962 A JP H04504962A
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フランク マンフレート
イェーレ フリッツ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 模様に即して布を縫合するための方法 及びミシン 本発明は、請求項1または5の前提概念に記載の方法及びミシンに関するも゛の である。
ドイツ特許公開第3738893号公報から、ミシン用の模様整向装置が知られ ている。この模様整向装置の機能は、方法に関する本願の請求項1の前提概念に 対応している。この公知の模様整向装置を用いると、表面構造または模様が同一 の2枚の布を模様に即して縫合させることができる。この場合模様とは例えば市 松模様であり、1枚の布の、縫い目ラインに対して横方向に延びる模様ラインは 、他の布の対応する模様ラインと整列させねばならず、また一方の布の、縫い目 ラインに平行に延びる模様ラインは、他方の布の対応する模様ラインの場合と同 じ横方向の間隔で縫い目ラインから離れていなければならない。
縫い目ラインに平行に延びるように模様ラインを整向するための条件は、まず一 方の布の稜をステッチ形成位置から所定の間隔で整向させねばならないことであ る。
このために、布積の間隔を検出する稜センサが設けられている。間隔実際値が間 隔目標値からずれると、目標値と実際値のずれが小さくなるように稜案内装置の 整向手段が付勢される。このとき他方の布は、もし横方向においてずれがある場 合には、このずれに関して相互相関分析の際に得られたデータに基づき、稜案内 装置の他の整向手段によって模様に即して整向される。
この公知の模様整向装置は、ザツコに背面中央縫い目(Rueekenm日te l+ahj )を形成させるため1こ主(こ使用される。この縫い目の申し分の ない外観は、ザツコの全体的な品質を判断する際の極めて重要な決め手になる。
その際市松模様の場合、左側部分と右側部分の横方向の模様ラインが互いに正確 に整列し、縦方向に延びる模様ラインがそれぞれ縫い目ラインに対して正確に等 間隔で延びていることが極めて重要である。しかしながら、ザツコの場合肩の領 域が比較的広いので、縫い目ラインに平行に延びる模様ラインがこの肩の領域で 縫い目ラインに対して鋭角を成して延びてしまう。縦方向に延びる模様ラインの 相互の間隔が面センナの幅を越えているような特定の模様の場合には、肩の領域 において、斜めに延びる縦ラインが面センナの測定領域からはみだすことがある 。その結果、一定の時間だけ縦ラインを検知することができず、縦ラインの横方 向の間隔を表わす信号が得られなくなる。このような状況を淋消するために、大 きさを適当に選定した面センナを使朋することができるが、このような面センナ は極めて高価である。
本発明の課題は、この種の模様を簡単に処理することができ、縦方向に延びる模 様ラインまたは構造因子が比較的大きな相互間隔を有するように、布を模様に即 して縫合するための方法及びミシンを提供することである。
この課題は、本発明によれば、請求項1及び5の特徴部分によって解決される。
縦方向に延びている模様ラインまたは構造因子が面センナによって検知できるか どうかを迅速に確定するため、請求項2と3によれば、マスクイメージのりロケ ーションの後に行なわれる計算操作は、常に新たに計算される計算量を統一する ことによって簡単になり、2枚の布のオーバーラツプの度合いを正確に検出する ために必要な面倒な正確な計算方法はその都度興味の対象となるイメージ領域に 限定され、従って相互相関分析のための計算時間が著しく短縮される。
請求項4に記載された放物線近似方法により、イメージポイントが比較的大きな 場合でも、2枚の布の相互のずれを非常に正確に確定することができる。
相互相関分析の時間を短縮させることは、縦方向に延びている模様ラインが検知 可能であるかどうか、縫合されるべき2枚の布を横方向で合わせるために使用で きるかどうかを迅速に確定するために用いられるばかりでなく、模様のずれがあ った場合にこのずれを正確に検出して調整しながら縫製速度を高めるためにも用 いられる。
ミシンの構成に関する請求項の中では請求項6が特に有利である。この請求項6 によれば、稜走査七ンサは対応するマトリックスカメラの面センナの構成要、素 である。
このように構成すると、稜の走査のために別個のセンサを使用する必要がなくな る。
次に、本発明の実施例を添付の図面を用いて説明する。
第1図は 2つのマトリックスカメラを備えたミシンの側面図。
第2図は 信号処理装置の構成図。
第3図は サーチイメージとマスクイメージのイメージフォーマットの図、 第4図は 構造比較のための領域と両測定のための領域とから成るイメージフィ ールド全体の布に対する位置を表わす図、 である。
第1図に一部を図示したミシンは、基板1とヘッド2とを有している。ヘッド2 内には、通常の布押え3を担持する布押え棒4と針棒5とが収納されている。針 棒5の、糸を案内する針6は、図示していないルーパーと協働する。互いに縫合 されるべき2枚の布7,8を移動させるため、ミシンは上送す9と乍送り10と を有している。
下送り10は担持体11によって担持されている。担持体11のフォーク状に構 成される端部は偏心輪12と係合している。偏心輪12は、基板1内に支持され ている軸13に取り付けられ、1回のステッチ形成過程につき下送り10に対し l@のストローク運動を与える。m特休11の他端はクランク14に連結され、 該クランク14は同様に基板1内に支持されている軸15に固定されている。
軸15の駆動は、図示していない位置調整可能な駆動機構により行なわれる。こ の駆動機構は、ドイツ特許第3346163号公報の第3図に図示されている、 符号15を付された軸のための駆動機構と同一に構成されており、機能も同一で ある。
布押え棒4は、その下端に、ビン17を担持している横木部16を備えている。
ビン17には連結棒18が支持されている。連結棒18は、枢着ビン19によっ て上送り9に枢着されている。上送り9はバネ付勢される球体20によって常時 下方へ押されており、そのストローク運動は、横木部16に回動可能に支持され ているレバー21によって与えられる。レバー21の自由端は、上送り902つ の側部支持板によって担持されているローラ22に係合している。レバー21の 他端は、中間部材23を介してアングルレバ−24に連結されている。
アングルレバ−24は、図示していない偏心駆動装置に連結されている。この偏 心駆動装置は、ドイツ特許第3346163号公報の第3図に図示された、アン グルレバ−48を駆動するための傷心駆動装置に相当しており、ステッチ形成周 期で上送り9を持ち上げるために用いる。
上送り9を駆動するため、ビン19には中間連結棒25が係合している。中間連 結棒25は枢着ビン26によって揺動レバー27に連結されている。揺動レバー 27は図示していない駆動機構と連結されている。この駆動機構は、ドイツ特許 第33461634+公報の第3図に図示された、揺動レバー58を駆動するた めの駆動機構と同一に構成され、その機能も同一である。
下送り10に対する上送り9の送り量を可変にするため、位置調整装置28が設 けられている゛。この位置調整装置28は、ドイツ特許第3346163号公報 に開示された位置調整装置80と同一に構成され、ここでは図示していないステ ッピングモータを有している。
布押え3の前方には、中間板29によって互いに分離されている2枚の布7,8 を互いに稜を一致させて案内するた・めに、稜案内装置30が設けられている。
この稜案内装置30は、ドイツ実用新案登録第8516184号公報に開示され ている案内装置石に相当している。稜案内装置30は上部ガイドホイール31と 下部ガイドホイール32とを有している。両ガイド本イール31゜32は、その ホイール本体の周面に、ホイール面に対して横に回転自在に配置される多数のロ ーラ33を有している。上部ガイドホイール31は首付きベルト伝動装置34を 介してステッピングモータ35に連結されている。
下部ガイドホイール32は、歯付きベルト伝動装置36を介してステッピングモ ータ37と駆動連結している。
ヘッド2の前面に固定される担持体38には、CCDマトリックスカメラ39と 照明装置40とが設けられている。
ステッチ形成位置の前方で針板41に挿入されているガラス板42の下方には、 該ガラス板42に対して間隔を持って光誘導束43が設けられている。光誘導束 43は、これに対して絶縁されている光誘導束44によって取り囲まれている。
内側の光誘導束43はCCDマトリックスカメラ45に接続され、外側の光誘導 束44はリング状の照明装置46に接続されている。ガラス板42の下方には、 図示していない光学系が配置されている。
この光学系は測定面を目的に応じて照明し、該測定面を内側の光誘導束43の端 面に結像させる。
CCDマトリックスカメラ39は、デジタルイメージデータな記録するためのイ メージメモリ47(第2図)に接続されている。イメージメモリ47は、アドレ スに応じて、2つの異なった大きさの部分に分割されている。
より大きな部分は相関モジュール48に接続され、より小さな部分は稜評価モジ ュール49に接続されている。
CCDマトリックスカメラ45は、デジタルイメージデ−タを記録するためのイ メージメモリ50に接続されている。イメージメモリ50もイメージメモリ47 と同様に2つの異なった大きさの部分に分割されており、より大きな部分は相関 モジュール48に、より小さな部分は相関モジュール48と稜評価モジュール4 9とは、ずれ修正モジュール51に接続されている。ずれ修正モジュール51に は調整モジュール52が接続している。調整モジュール52は、ステッピングモ ータ制御回路53と導線54,55.56とを介して、位置調整装置28の図示 していないステッピングモータに、及び稜案内装置30のステッピングモータ3 5.37に接続されている。イメージメモリ47.50と相関モジュール48と 稜評価モジュール49とずれ修正モジュール51と調整モジュール52とは信号 処理装置57を形成している。
作動態様 CCDマトリックスカメラ39.45によって検知可能な、それぞれの布7また は8上のイメージフィールドFは、はぼ45X15omwである。この面積は、 イメージポイントが0.44X0.44+mwoの場合、104列×32行のマ トリックスフィールドを与える。このマトリックスフィールドには全部で332 8個のイメージポイントが含まれている。第4図に示すように、両イメージフィ ールドFは2つの機能的に異なる領域に分割されテイル。85列(Sp)と32 行(2)(第3図)から成る部分Aでは、送り方向■とこの方向に対して横方向 における布7,8の模様ずれが検出され、19列と32行から成る部分Bでは、 形成される縫い目Nに隣接する稜にの針6に対する位置が検出される。
図示していないCCDtンサの、イメージフィールドFの各イメージポイントに 関係づけられる個々の行では、入射してくるフォトンによって電荷担体がフリー になる。
電荷担体の数は、それぞれのイメージポイントに冶ける像の明るさに対応してい る。電荷担体は各カメラの回路部分で1バイトのデジタルイメージデータに変換 される。
この場合、各イメージポイントの明るさはOないし255の間の数値で表わされ る。
両市7,8の模様ずれを検出するため、下部のCCDマトリックスカメラ45の 、マスクイメージMと呼ばれる像が、上部のCCDマトリックスカメラ39の、 サーチイメージSと呼ばれる像に対し列と行に関しリロケーションされる。マス クイメージMがサーチイメージSから突出しないようにするため、マスクイメー ジMはリロケーション範囲に比例して、部分Aに対応するサーチイメージSより も小さく選定される。
リロケーション範囲は、模様を整向する前の最大許容模様ずれに依存している。
許容模様すれか±1.5+msの場合、リロケーション範囲は縦横10イメージ ポイントである。各リロケーション方向において10イメージポイントだけりロ ケーションすると11個の異なる合同状態(Deekungs!uslaend e )が生じ(出発位置+101m1のりロケーション)、また精度を高めるた めに関数値間に補関し、このためにフィールドを各境界において1関数値だけ拡 げるので、最終的には13X13個のg数値のフィールドが得られる。従ってマ スクフィールドMはサーチフィールドSに対し列方向及び行方向においてそれぞ れ12イメージポイントだけより小さく選定される。
布7.8の模様または表面構造の延在態様を再生する2つの関数の類似性は、規 格化された二次元の相互相関関数KKFによって正確に算出することができる。
KKF係数pは次の式によって得られる。
p =相互相関係数、値の範囲(−1,、、、、+1)S、=イメージ1 (サ ーチイメージ)の1つのイメージポイントのグレイ値 M、=イメージ2(マスクイメージ)の1つのイメージポイントのグレイ値 S =サーチイメージの一部分からの平均値M =マスクイメージの平均値 1j=イメージ座標における行、列の制御変数KKF係数は、比較された関数の 類似性を表わす量であり、(−1,、、、、、+1)の範囲の値である。この場 合、 p=+1:最大類似 p=0 :類似性なし p=−1:最大“逆”類似 を示している。
襟準的な処置では、KKF係数はそれぞれの可能なずれに対しずれの範囲内で算 出される。これにより、2つのりロケーションファクタを変数とする二次元関数 が得られる。2つのイメージが最大に一致する範囲では、この二次元関数は最大 値を示す。最大値の大きさは、類似性の度合いを示す量である。
規格化されたKKFを使用する場合、それぞれのりロケーションを行なった後、 正確な算出のために次の項がすべてのイメージベアを評価するために、13X1 3干169のKKF係数が決定される。各KKF係数を算出する場合に行及び列 ごとにサーチフィールドSのイメージポイントのグレイ値S1にマスクフィール ドMのイメージポイントのグレイ値M口を乗積し、さらに上記項が算出されるの で、1つのイメージペア全体のKKF分析に対しては700000以上の計算操 作が生じる。従って20MHzでクロックされるコンピュータを使用する場合、 計算時間は約37分である。データを記録し。
カメラから評価システムに伝送するために記録に約5分、調整量の算出するため に約10分を要するので、純粋な計算時間にこれらを加えると、全体の時間は5 0分を越えるものになる。このような比較的長い時間はミシンがゆっくり作動す る場合に生じる。
回転数が6000回/分のミシンを使用するためには、計算時間をかなり短縮さ せねばならない。このために精度をわずかに落しても、上記の項1は模様比較を 行なう各サーチイメージ部分によって算出されない。その代わリサーチイメージ S全体によって平均値が1回だけめられ、その結果は各リロケーションステップ ごとに使用される。
計算時間をさらに短縮させるため、KKFが最大値に達するようなりロケーシツ ンに対してのみ上記の項4と5が算出される。というのも、この最大値は模様に 関係づける場合にだけ有益だからである。規格化されていない最大値を決定する ため、には、KKF係数をめるための方程式を算する演算器で項を算出すること によって、マスクイメージMのリロケーション後にKKF合計を出す。次にKK F合計を量に応じて分類し、それによってKKF合計の規格化されていない最大 値がめられる。
明るい布または模様の場合にKKF合計は高い値を示し、暗い布またはS*の場 合に低い値を示すので、KKF合計の最大値は、関数の実際の類似性、即ち模様 ずれの実際の状態を表わすものではない。関数最大値のための規格化されたKK F係数を算出した後に2つの模様の類似性の度合いがあかり、測定値をずれの調 整のために参考にできるかどうかを決定することができる。しかし時間のかかる 計算はきわたった最大値、即ち一際突出した少数の最大値に対してしか適用され ないので、この処置によって計算時間をほぼ部分の−に短縮させることができる 。このようにして、回転数が6000回/分の高速ミシンにも簡単な二次元のK KF分析を適用することができる。ただし、布7.8の第3番目の搬送中断時間 内に、CCDマトリックスカメラ39.45により撮影を行なう。
最大類似性の幾何学的状態を正確に確定するため、KKFj大値似近いKKF合 計を用いて、行ごとに及び列ごとに放物線近似方法が用いられる。この場合、最 大類似性の正確な状態は計算によりめられる放物線の底点から得られる。
また、KKFの最大類似性の幾何学的状態は、送り方向V及びこれに対して横の 方向での模様または表面構造に関する2枚の布7,8の相互のずれを表わす量で もある。この量は、相関モジュール48かもずれ修正モジュール51へ送られる 。
イメージフィールドFの部分Bによって、布7.8と中間板29との間のグレイ 値の違いが検出される。この場合、送り方向Vに延びるイメージ列Spの合計値 が評価される。イメージ列Spの幾何学的位置が一義的に決定されているので、 蔽われていないイメージ列spの数量から、各型7.8の稜にのその時の位置を 簡単に検出することができる。このようにして検出される針6に対する稜にの間 隔は稜評価モジュール49によって同様にずれ修正モジュール51に入力される 。
次に、模様ずれデータと8!間隔データとはずれ修正モジュール51で処理され る。それによって、下の布8の所定の稜間隔を維持するための修正データと、2 枚の布7.8の閏で模様のずれが生じている場合にこのずれを除去するための修 正データとが形成される。これらの修正データは、調整モジュール52とステッ ピングそ一夕制御回路53において、ステッピングモータ35.37と位置調整 装置28の図示していないステッピングモータとのための制御データに変換され る。ステッピングモータ37と案内稜32とによって下の布8の稜を整向してい る閏に、上の布7の下の布8に対する模様の整向が送り方向Vにおいては位置* *装置28と上送り9とによって行なわれるとともに、送り方向Vに対して横の 方向においてはステッピングモータ35とガイドホイール31とによって行なわ れる。
送り方向Vに延びている構造または模様ラインがCCDマトリックスカメラ39 .45によって検出されている限りは、上の布7を整向させる上で眼上の布7の 稜間隔は重要でない。なぜなら、上の布7は、KKF分析の際に得られる修正デ ータにより、送り方向Vにおいても、送り方向Vに対して横の方向においても、 下の布8に対して整向されるからである。この場合、上の布7の模様と下の布8 の模様とを一致させる際、上の布7が所定の稜間隔に調整された下の布8とは異 なる稜間隔を持っていてもよい。
送り方向Vに延びる構造または模様ラインが一時的に検知されない場合には、最 後に行なった模様合わせの際に形成された上の布7の稜間隔を、送り方向Vに延 びる構造または模様ラインを次に検知するまでに行なわれる上の布7の稜間隔調 整のための目標値として用いる。
最初のKKF分析の後に整向運動を実施して模様のずれを少なくさせることによ り、CODマトリックスカメラ39.45による次の撮影の時点で模様のずれを 実際に少なくさせるので、先行するKKF分析による予知によって計算時間を著 しく短縮させることができる。この場合、KKF合計を得るための計算操作は前 もって算出されたずれの値にすぐ隣接している領域に限定される。
F々・1 国際調査報告 国際調査報告

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ミシンを備えた自動縫製機を用いて表面構造が同一の2枚の布を模様に即し て二次元的に縫合させるための方法であって、ミシンが、少なくとも1つの位置 調整装置によって送り量を相対的に変えられる上送り及び下送りと、2枚の布に 付設され送り方向に対して横方向に作用する稜案内装置であって、第1の整向手 段と第2の整向手段により整向運動を実施可能な稜案内装置と、形成されるべき 縫い目に隣接している布稜とミシンのステッチ形成位置との横方向の間隔を検出 する少くとも1つの面センサであって、検出した間隔を予め設定可能な間隔目標 値と比較し、そのずれに応じて稜案内装置の対応する前記整向手段を付勢するよ うにするための少なくとも1つの面センナと、各布を検知するための面センサと 、信号処理装置とを有し、該信号処理装置が、各布の平坦部分に行列状に配置さ れるイメージポイントからデジタルイメージデータを生じさせ、サーチイメージ 及び行列状にリロケーションされるマスクイメージのデジタルイメージデータを 二次元の相互相関分析によって、2枚の布の任意に延びる構造因子の相互のずれ を決定し、縦方向のずれの大きさに応じて位置調整装置を付勢し、横方向のずれ の大きさに応じて稜案内装置の他の整向手段を付勢させるように構成されている ミシンを備えた自動縫製機を用いて表面構造が同一の2枚の布を模様に即して二 次元的に縫合させるための方法において、 形成されるべき縫い目に隣接している各布の稜とミシンのステッチ形成位置との 横方向の間隔を決定し、縦方向に延びる構造因子が一時的に検知されないときに 、それ以前に稜の整向を行なわなかった布の、送り方向に対して横方向の模様の 整向を中断させてこの布の稜の整向を行ない、その際模様の整向から稜の整向へ の交替以前における、この布稜とミシンのステッチ形成位置との間隔を間隔目標 値として使用することを特徴とする方法。
  2. 2.サーチイメージ全体の平均値を1回だけ検出し、その結果をリロケーション ステップの演算のたびに使用するようにして、規格化された簡単な相互相関関数 を算出することにより、縦方向に延びる構造因子が検知可能であるかどうかを確 認することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 3.マスクイメージを最初にリロケーションする前にして該マスクイメージの行 と列をリロケーションした後に、サーチイメージとマスクイメージの個々のイメ ージポイントの、互いに対応しているデジタルイメージデータを乗積し、乗積結 果を相互相関合計に付加させ、この相互相関合計から最大値を算出し、この最大 値から、この最大値のクオリティを決定する相互相関係数を算出することを特徴 とする、請求項2に記載の方法。
  4. 4.相互相関関数が比較的大まかに得られたときに、放物線近似により、前記最 大値の幾何学的位置を決定する際の精度を向上させることを特徴とする、請求項 1または2に記載の方法。
  5. 5.各布に、ミシンによって制御されるマトリックスカメラであってイメージメ モリに接続され面センサを備えたマトリックスカメラが付設されている、請求項 1に記載の方法を実施するためのミシンにおいて、形成されるべき縫い目(N) に隣接している2枚の布(7,8)の稜(K)とステッチ形成位置(6)との横 方向の間隔を検出するための稜走査センサがそれぞれ1つずつ設けられているこ とを特徴とするミシン。
  6. 6.稜走査センサが、対応するマトリックスカメラ(39;45)の面センサの 構成要素であることを特徴とする、請求項5に記載のミシン。
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