JPH0999187A - 編目の検出方法および装置 - Google Patents

編目の検出方法および装置

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JPH0999187A
JPH0999187A JP28439495A JP28439495A JPH0999187A JP H0999187 A JPH0999187 A JP H0999187A JP 28439495 A JP28439495 A JP 28439495A JP 28439495 A JP28439495 A JP 28439495A JP H0999187 A JPH0999187 A JP H0999187A
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JP
Japan
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stitch
knitted fabric
needle
knitting
knitted
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Pending
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JP28439495A
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English (en)
Inventor
Hiroki Yamazaki
宏喜 山崎
Morikazu Yamazaki
守一 山崎
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Tsudakoma Corp
Original Assignee
Tsudakoma Corp
Tsudakoma Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 編地用リンキング装置における目拾い動
作を正確かつ安定にすることにある。 【解決手段】 編目検出方法は、異なる色糸を用いて編
成された少なくとも2つの編成部をウエール方向に隣接
して有する編地をテレビカメラで撮像する第1の工程
と、テレビカメラから出力される画像信号を基に、編地
のコース方向に離れた少なくとも2つの撮像ウインドウ
であってそれぞれが両編成部を含む少なくとも2つの撮
像ウインドウに対応する画像信号を両編成部の濃度の間
の値を境にして2値化する第2の工程と、得られた2値
化信号を基に、編成部に関する2次元位置情報を撮像ウ
インドウ毎に算出し、算出した両2次元位置情報を基
に、編地の傾きを決定する第3の工程と、決定した傾き
を基に、先に検出された編目位置を通りかつ傾きと平行
な基準線を求め、求めた基準線および先に検出された編
目位置を基に、次の編目位置を決定する第4の工程とを
含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異なる色糸を用い
て編成された少なくとも2つの編成部をウエール方向に
隣接して有する編地の編目を検出する方法および装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】2枚の編地を自動的に縫製する自動リン
キング装置の1つとして、特公平3−49477号公
報、特公平3−49478号公報、特開平7−1243
51号公報等に記載された装置がある。これらの自動リ
ンキング装置は、針列毎の編地案内装置により編地の位
置を修正しつつリンキングライン上の編目を針刺し位置
に順次案内し、複数のポイント針を針列毎に針刺し位置
において編目に順次刺し通し、各編地を針とともにさら
に移動させるとともに両針列の針を順次接近させて一方
の針列の編地の編目を目移し位置において他方の針列の
針に移し、同じ針を刺し通された2枚の編地をさらに移
動させて両編地を縫合位置においてミシンにより縫い合
わせる。
【0003】編地案内手段は、編地の端を編地端センサ
により検出し、その検出結果を基に粗調整用のローラを
編地を押えながら軸線方向へ移動させることにより編地
の位置を修正し、修正された編地の状態をテレビカメラ
により撮像し、その出力画像信号を基に編目の位置を画
像処理装置により求め、求めた位置情報を基に編目の位
置を微調整用のローラを編地を押えながら軸線方向へ移
動させること、または一対のハンドを編地を押えながら
移動させることにより修正し、もって編目をポイント針
による針刺しすなわち目拾いのために針刺し位置へ案内
する。
【0004】上記の自動リンキング装置において、画像
処理装置は、テレビカメラの出力に得られた画像信号を
2値化し、得られた2値化信号を基に各編目の重心位置
を算出し、算出した各編目のうち、針刺し位置からの角
度誤差が所定の許容範囲内にありかつ針刺し位置に最も
近い編目を検出してその編目を次に針刺しすべき編目と
決定する。編地案内装置は、検出された編目の位置すな
わち編目位置を基に、その編目が針刺し位置にへ到達す
るように、すなわち目拾いをされるように、編地を案内
する。
【0005】しかし、上記従来の画像処理装置では、編
地のリンキングラインが基準線X0−X0'に対し所定の
角度誤差θ0 以内となるように、編地が粗調整手段によ
り調整されているものとした上で、次に針刺しすべき編
目を決定している。このため、粗調整手段による編地の
位置修正が不正確であると、すなわち、基準線X0 −X
0'に対する編地のリンキングラインの角度が誤差θ0 よ
り大きいと、本来針刺しをすべき編目と異なる編目を次
に針刺しをすべき編目であるものとして検出してしま
う。このため、従来の画像処理装置を用いた自動リンキ
ング装置では、本来針刺しをすべき編目を飛び越した次
の編目または基準線から大きく離れた編目が針刺し位置
に到達するように編地が案内され、その結果正しい目拾
い動作が行われない。
【0006】
【解決しようとする課題】本発明の目的は、目拾い動作
を正確かつ安定にすることにある。
【0007】
【解決手段、作用、効果】本発明は、異なる色糸を用い
て編成された少なくとも2つの編成部をウエール方向に
隣接して有する編地の編目を検出する方法において、前
記編地をテレビカメラで撮像する第1の工程と、前記テ
レビカメラから出力される画像信号を基に、前記編地の
コース方向に離れた少なくとも2つの撮像ウインドウで
あってそれぞれが前記両編成部を含む少なくとも2つの
撮像ウインドウに対応する画像信号を前記両編成部の濃
度の間の値を境にして2値化する第2の工程と、得られ
た2値化信号を基に、前記編成部に関する2次元位置情
報を前記撮像ウインドウ毎に算出し、算出した両2次元
位置情報を基に、前記編地の傾きを決定する第3の工程
と、決定した傾きを基に、先に検出された編目位置を通
りかつ前記傾きと平行な基準線を求め、求めた基準線お
よび前記先に検出された編目位置を基に、次の編目位置
を決定する第4の工程とを含むことを特徴とする。
【0008】本発明は、また、異なる色糸を用いて編成
された少なくとも2つの編成部をウエール方向に隣接し
て有する編地の編目を検出する装置において、前記編地
を撮像するテレビカメラと、前記テレビカメラから出力
される画像信号を基に、前記編地のコース方向に離れた
少なくとも2つの撮像ウインドウであってそれぞれが前
記両編成部を含む少なくとも2つの撮像ウインドウに対
応する画像信号を、前記両編成部の濃度の間の値を境に
して2値化処理する2値化手段と、得られた2値化信号
を基に、前記編成部に関する2次元位置情報を前記撮像
ウインドウ毎に算出し、算出した両2次元位置情報を基
に、前記編地の傾きを決定する傾き検出手段と、検出し
た傾きを基に、先に検出された編目位置を通りかつ前記
傾きと平行な基準線を求め、求めた基準線および前記先
に検出された編目位置を基に、次の編目位置を決定する
編目決定手段とを含むことを特徴とする。
【0009】検出された編目位置は、その編目が針刺し
位置において針刺しされるように、編地案内装置による
編目の位置の修正に用いられる。次の編目位置の決定に
用いる基準線は、2値化信号を基に得た傾きと平行であ
るとともに、先に検出された編目位置を通るから、目的
とするリンキングラインとほぼ一致する。したがって、
たとえ編地が傾いていたとしても、その傾きが検出さ
れ、求められた傾きに平行な基準線に基づいて次の編目
位置が検出されることになるから、編地の傾き度合いに
関係なく、正確な編目位置の検出が可能となる。たとえ
ば、先に検出された編目位置から許容範囲内にある編目
のうち、基準線に近い編目を針刺しをする編目として検
出することにより、実際のリンキングラインが基準線ひ
いては目的とするリンキングラインから大きく外れるこ
とが防止されるとともに、本来針刺しすべき編目が確実
に針刺し位置に案内される。
【0010】このため、本発明によれば、次の編目位置
検出の基となる基準線が実際のリンキングラインと大き
く異なることがなく、本来針刺しすべき編目が確実に針
刺し位置に案内され、したがって目拾い動作が正確なる
とともに安定化する。
【0011】編目位置の決定は、前記2値化信号を基
に、前記基準線と前記先に検出された編目位置とに最も
近い編目を求めることが好ましい。これにより、実際の
リンキングラインが基準線から大きく外れることがより
確実に防止されるとともに、本来針刺しすべき編目がよ
り確実に針刺し位置に案内され、目拾い動作がより正確
になるとともに安定化する。
【0012】編目位置の決定は、また、前記テレビカメ
ラから出力される画像信号を基に、前記少なくとも2つ
の撮像ウインドウに対応する画像信号を前記編目の濃度
と前記編成部の濃度との間の値を境にして別途2値化
し、両2値化信号を基に、前記基準線と前記先に検出さ
れた編目位置とに最も近い編目を求めることが好まし
い。これにより、次の編目をより正確に検出することが
できる。
【0013】好ましい実施例において、2次元位置情報
は、編目の色に対応する複数の画像領域のうち、次いで
最大面積の画像領域の重心を撮像ウインドウ毎に求め、
次いで撮像ウインドウの上端から重心までの距離の2倍
の値の位置を撮像ウインドウ毎に求めることを含み、編
地の傾きは、両位置を結ぶ仮想線を求め、次いで水平線
に対する仮想線の角度すなわち傾きを求めることを含
む。
【0014】好ましい他の実施例において、2次元位置
情報は、撮像ウインドウの上部から最初の画像領域の外
接矩形を前記撮像ウインドウ毎に求め、次いで外接矩形
の下側の一側点を撮像ウインドウ毎に求めることを含
み、編地の傾きは、水平線に対する、両位置側点を結ぶ
仮想線の角度すなわち傾きを求めることを含む。
【0015】編地の一方の編成部は付属編のような主編
部であり、他方の編成部は主編部にウエール方向に続く
捨て編部であってもよい。これの代わりに、一方の編成
部は主編部にウエール方向に続く捨て編部であり、他方
の編成部は捨て編部内に捨て編部の糸の色と異なる色の
糸により編み込まれた複数コースの補助編部であっても
よい。後者の場合、編地の傾きは、補助編成部の重心を
撮像ウインドウ毎に求め、次いで水平線に対する、重心
位置を結ぶ仮想線の角度すなわち傾きを求めることを含
む。
【0016】両撮像ウインドウは、同じ大きさの寸法を
有していてもよい。また、両撮像ウインドウは、ウエー
ル方向の寸法は同じ値であるが、コース方向の寸法は異
なる値としてもよい。
【0017】本発明の編目の検出方法および装置は、編
地の位置を修正しつつ編目を針刺しのために針刺し位置
に順次案内する編地案内装置、特に自動リンキング装置
用編地案内装置に適用すると、好適である。
【0018】
【発明の実施の形態】図1および図2を参照するに、編
目検出装置は、編目をポイント針による針刺しすなわち
目拾いのために針刺し位置へ案内する編地案内装置10
に、針刺しすべき編目を検出するための装置の一部とし
て組み込まれている。編地案内装置10は、2つの編地
を自動的に縫合するリンキング装置に組み込まれる。
【0019】編地案内装置10は、編地12の縫合部の
側の端を検出する複数の編地端センサ14と、センサ1
4の検出結果を基に編地12を案内してその位置を修正
する複数のローラ16と、ローラ16により修正された
編地の撓みを検出する撓みセンサ18と、センサ18の
検出結果を基に編地の撓みを修正する1以上のローラ2
0と、ローラ20により修正された編地の針刺し位置B
の周りの状態を撮像するテレビカメラ22と、その出力
に得られる画像信号を基に針刺しすべき編目の位置情報
を算出する画像処理装置24と、針刺し位置Bの手前に
配置された一対の平行ハンド26と、編地を針刺し位置
Bにおいて押える一対の押えハンド28とを含む。
【0020】複数のローラ16、1以上のローラ20、
一対の平行ハンド26および一対の押えハンド28は、
その順に、編地12の移動方向上流側から下流側に順次
配置されている。一対の平行ハンド26は、針刺し位置
の手前に配置されており、また針刺しすべき編目の移動
路に関して互いに対向されている。一対の押えハンド2
8は、針刺し位置Bに配置されており、また針刺しすべ
き編目の移動路に関して互いに対向されている。
【0021】ローラ16は、編地12の送り方向(矢印
A方向)に回転されつつ、編地12を押圧しながらロー
ラ16の軸線方向(Y方向)へ移動することにより、編
地12ひいては針刺しをすべき編目の位置の粗調整をす
る。ローラ16の軸線方向への移動量が制限値に達した
ときは、必要に応じて上昇(Z方向)し、軸線方向(Y
方向)へ戻った後に下降(Z方向)することにより、編
地に対する押圧位置を変更する。このような複数のロー
ラ16は、編地12ひいては針刺しをすべき編目のため
の粗調整手段すなわち粗調整機構として作用する。
【0022】ローラ20は、編地12の送り方向に積極
的に回転されつつ、ローラ20に隣り合うローラ16間
における編地の撓みをなくし、また編地12に適度な張
力を与え、さらに編地12をその移動方向(X方向)と
直角の方向(Y方向)へ移動させることにより、編地1
2ひいては針刺しをすべき編目の位置の微調整をする。
このため、ローラ20は、編地12ひいては編目のため
の微調整手段すなわち微調整機構の一部として作用す
る。
【0023】一対の平行ハンド26は、X,YおよびZ
方向へ移動される。すなわち、一対の平行ハンド26
は、編地を押えつつ互いに離されることにより、針刺し
をすべき編目を拡張し、また編地12を押えつつ編目を
拡張しながら所定の方向へ移動されることにより、針刺
しをすべき編目の位置決めをする。それゆえに、一対の
平行ハンド26も、また、編地ひいては針刺しをすべき
編目のための微調整手段すなわち微調整機構の一部とし
て作用する。一対の平行ハンド26の代わりに、それら
ハンドと同様に動作する一対のローラを用いてもよい。
【0024】一対の押えハンド28は、針刺し位置Bに
Z方向へ移動可能であり、針刺しの際に、針刺しをすべ
き編目を針刺し位置に一時的に固定する。それゆえに、
一対の押えハンド28も、また、編地12ひいては針刺
しをすべき編目のための微調整手段すなわち微調整機構
の一部として作用する。
【0025】テレビカメラ22は、針刺し位置とその近
傍を映し出し、その画像信号を画像処理装置24に供給
する。画像処理装置24は、テレビカメラ22から供給
される画像信号を基に、針刺しをすべき編目の位置を検
出または算出し、その情報を制御装置30に供給する。
画像処理装置24による編目位置の算出法は、後に詳細
に説明する。
【0026】制御装置30は、センサ14および18の
出力信号を基にそれぞれローラ16の移動およびローラ
20の回転を制御するとともに、画像処理装置24から
供給される位置情報を基に、ローラ20の移動、平行ハ
ンド26および押えハンド28を制御する制御信号を駆
動回路32に出力する。
【0027】編地案内装置10において、粗調整機構と
しての機能を有する編地端センサ14およびローラ16
は、編地12の端が編地端センサ14に対して所定の位
置にくるように編地12を案内することにより、編地の
位置決めをする編地端位置決め手段すなわち編地端位置
決め装置として作用する。これに対し、微調整機構とし
ての機能を有する、撓みセンサ18、ローラ20、平行
ハンド26および押えハンド28は、針刺しをすべき編
目を拾う目拾い手段すなわち目拾い装置として作用す
る。このように、編地12は、編地案内装置10による
移動力を直接受けて移動される。
【0028】図3および図4に示すように、編地12
は、互いに異なる色の糸を用いて編成された編成部34
と複数の編成部36,38とをウエール方向に隣接して
有する。図示の例では、編成部34は黒色(または白
色)系の糸により編成された衿編地のような主編部であ
り、編成部36,38は白色(または黒色)系の糸によ
り編成された捨て編部である。
【0029】編地12は、裏側のリンキングライン40
と表側のリンキングライン42とにおいて、身頃編地の
ような他の編地の衿ぐりような縫合部に挟み付けた状態
で縫合される。図示の例では、縫合後にセータの裏側に
くる方のリンキングライン40は編成部34内に、詳し
くは編成部34,36の境界から数コース分内側でコー
ス方向に沿って設定されている。これに対し、表側にく
る方のリンキングライン42は、編成部34,36の境
界上に、詳しくは編成部34における最終編成コース上
に設定されている。しかし、いずれのリンキングライン
40,42も、編成部34における他のコース上に設定
してもよい。
【0030】編地案内装置10は、編地12のリンキン
グライン40および42のいずれかのライン上の編目を
所定の針刺し位置に案内する装置として用いられる。し
かし、いずれのライン上の編目を針刺し位置に案内する
装置として用いる場合でも、編地案内装置10の動作は
同じである。よって、以下、編地案内装置10を編地1
2の表側のリンキングライン42上の編目を所定の針刺
し位置に案内する装置として用いる場合について説明す
る。
【0031】編成部34,36,38は、検出すべき編
目に対応する画像詳細には編目空間を示す画像がその周
りの編成部に対応する画像詳細には編目を形成している
編糸を示す画像と区別し得るような色であることが好ま
しい。よって、検出すべき編目に対応する画像が、一般
に、高輝度の像であることから、以下、編成部34が黒
色系の糸、編成部38が白色系の糸によりそれぞれ編成
されたものとして説明する。
【0032】図2を参照するに、画像処理装置24は、
テレビカメラ22から出力される画像信号を基に複数の
撮像ウインドウ44,46(図4参照)に対応する画像
信号を2値化する2値化手段50と、2値化手段50に
おける2値化処理のための境界値を設定する設定器52
と、2値化手段50により得られた2値化信号を利用し
て編地12の傾きθを決定する傾き検出手段すなわち傾
き決定手段54と、傾き決定手段54により決定した傾
きθを利用して次の編目の位置を決定する編目位置検出
手段すなわち編目決定手段56と、編目決定手段56に
より決定した編目位置を制御装置30に出力する出力手
段58とを含む。
【0033】検出用ウインドウすなわち撮像ウインドウ
44,46は、図4に示すように、互いに編地12のコ
ース方向に所定の距離だけ離されかつ編成部34および
38をともに含むように設定される。撮像ウインドウ4
4および46は、互いに同一の長方形状をなしかつ同一
の面積を有するものとする。このような撮像ウインドウ
44,46は、撮像ウインドウに対応する開口を有する
光学的マスクを編地12とテレビカメラ22との間に配
置することにより、光学的に設定することができる。し
かし、撮像ウインドウ44,46は、テレビカメラ22
の出力信号を電気的に処理する等、電気的な値として設
定することが好ましい。電気的な設定は、たとえば、テ
レビカメラ22の出力信号から撮像ウインドウ44,4
6に対応する信号を抽出し、他の領域に対応する信号に
電気的なマスキングをすることにより行うことができ
る。
【0034】図4において、符号60,62,64およ
び66は、それぞれ、編地12の編成方向、編成部34
の最終編成コース、ニードルループおよびシンカールー
プを示す。目的とするリンキングライン42は編成部3
4の最終編成コース62であり、先に検出された編目7
0および次に検出されるべき編目72は両者とも最終編
成コース62内のニードルループ64の1つである。
【0035】2値化手段50は、テレビカメラ22から
出力される画像信号のうち、撮像ウインドウ44,46
に対応する画像信号を設定器52に設定された値を境に
して2値化する。設定器52に設定された値は、両編成
部34,38の濃度の間の値、すなわち両編成部34,
38に対応する画像信号の電圧レベルの中間の値であ
る。
【0036】設定器52への設定値は、両編成部34,
38に対応する画像信号のレベルの中間の値であるのみ
ならず、編成部34に対応する画像信号のレベルと編目
すなわちニードルループに対応する画像信号のレベルと
の中間の値とすることが好ましい。これにより、編成部
34に対応する黒画素レベルの信号と、両編成部34,
38および編目64に対応する白画素レベルの信号とに
2値化された図5に示す画像信号が2値化手段50から
傾き決定手段54に出力される。
【0037】図5において、黒画素レベルの信号部すな
わち黒画素領域74は編成部34に対応し、白画素レベ
ルの信号部すなわち白画素領域761 ,762 ,763
・・・76n はそれぞれ編成部38および編目すなわち
ニードルループ64またはシンカーループ66に対応す
る。
【0038】傾き検出手段すなわち傾き決定手段54
は、2値化手段50から供給される2値化信号を基に、
撮像ウインドウ44,46における編成部に関する2次
元位置情報を撮像ウインドウ毎に算出し、算出した両2
次元位置情報を基に、編地12の傾きθを決定する。
【0039】2次元位置情報は、たとえば、編目の色に
対応する複数の白画素領域761 〜76n にラベリング
により符号を付し、次いでそれらの白画素領域のうち、
最大面積の白画素領域761 の重心44a,46aを撮
像ウインドウ毎に求め、次いで撮像ウインドウの上端か
ら重心44a,46aまでの距離hの2倍の値(2h)
の位置44b,46bを撮像ウインドウ毎に求めること
により得ることができる。
【0040】位置44bおよび46bは、それぞれ、撮
像ウインドウ44および46内における編成部34,3
6の境界位置の平均位置であり、また撮像ウインドウ4
4および46の上端の一辺に対する垂直線であって重心
44a,46aを経る線上に存在する。重心44a,4
6aは、公知の手法により求めることができ、たとえ
ば、輪郭線で囲まれる閉区間の座標の合計またはその閉
区間の面積を求め、次いで求めた座標の合計または面積
を数学的に処理することにより得ることができる。
【0041】編地12の傾きθは、両位置44b,46
bを結ぶ傾き線すなわち仮想線80を求め、次いでテレ
ビカメラの水平走査線のような水平線82に対する仮想
線80の傾きθを求めることにより得ることができる。
【0042】編目決定手段56は、図6に示すように、
傾きθを基に、先に検出された編目70の位置すなわち
基準点70a(図示の例では編目70の重心)を通りか
つ傾きθと平行な基準線84を求め、求めた基準線84
と基準点70aとを基に、次の編目72の位置72aを
決定する。基準線84は、仮想線80と平行の線として
得ることができる。
【0043】次の編目72は、図6および図7に示すよ
うに、基準点70aから編地の送り方向後方に編目のピ
ッチPだけ離れた位置を中心にして±の許容値+R1 ,
−R2 の範囲内に存在する複数の編目の重心を求め、次
いでそれらの重心と基準線84との距離L1 ,L2 ,L
3 を求め、次いでそれらの編目のうち重心が基準線84
に最も近い編目を判定することにより得ることができ
る。次の編目72の位置72aは、基準線84に最も近
い編目、好ましくは基準点70aおよび基準線84に最
も近い編目の重心の位置として得ることができる。
【0044】許容範囲+R1 は編目のピッチPとほぼ同
じにすることができ、許容範囲−R2 は編目のピッチP
の2分の1とほぼ同じにすることができる。しかし、許
容範囲+R1 および許容範囲−R2 は、他の値であって
もよい。編目72の位置72aひいては編目の重心位置
は、2次元座標値とすることができる。
【0045】上記のようにして得られた編目位置72a
は、図2に示すように、出力手段58から制御装置30
に出力される。制御装置30は、供給される編目位置7
2aを基に、目的とする編目が針刺し位置Bへ案内され
るように、図1に示すハンド26を駆動させる制御信号
を駆動回路32に出力する。
【0046】編目72が針刺し位置Bへ案内されたと
き、針刺し位置Bに対応するポイント針が突出して編目
72に刺し通される。その状態で、ポイント針が編地と
ともに矢印A方向に所定量だけ移動される。その後、同
様の方法で新たな傾きθが検出され、針刺しされた編目
72に重心を通りかつ新たに求められた傾きθと平行な
基準線に基づいて、次に針刺しすべき編目位置を求め
る。
【0047】なお、基準点70aを通る基準線84を用
いて次の編目位置72aのみを求めることに限らず、次
回以降に針刺しすべき複数(たとえば、3つ)の編目位
置を一度に求めてもよい。詳細には、上記次の編目72
の重心位置が得られたとき、その位置から編地の送り方
向後方に編目のピッチPだけ離れた位置を中心として±
の許容値+R1 ,−R2 の範囲内に存在する複数の編目
の重心を求め、次いでそれらの重心と基準線84との距
離L1',L2',L3'を求め、さらにそれらの編目のうち
重心が基準線84に最も近い編目を判定することによ
り、次の編目72のさらに次の編目の位置を求めること
ができる。このような演算を繰り返して次回以降に針刺
しすべき複数の編目の一を1つの基準線84に基づいて
求めることができる。そして得られた各編目の位置情報
に基づいて各編目がハンド26によって順に針刺し位置
Bへ案内されてポイント針を刺し通される。
【0048】上記のようにして編目位置72aを求める
と、次の編目位置の決定に用いる基準線84が、2値化
信号を基に得た傾きθと平行であるとともに、先に検出
された編目位置70aを通り、リンキングライン42と
ほぼ一致する。したがって、粗調整機構による編地の位
置決めが不正確であることにより、あるいは粗調整機構
を省略することにより、編地が傾いたとしても、その傾
きの状態に応じた基準線が決定され、これに基づいて次
の編目位置が検出されるから、本来針刺しすべき編目7
2が確実に針刺し位置に案内され、その結果目拾い動作
が正確なるとともに安定化する。
【0049】本発明は、上記の編地12のように、編成
部34と編成部36,38とを異なる色の糸で編成した
編地以外の編地、たとえば、一方の編成部が主編部にウ
エール方向に続く捨て編部であり、他方の編成部が捨て
編部内に捨て編部の糸の色と異なる色の糸により編み込
まれた連続した複数コースの補助編部である編地の編目
の検出にも適用することができる。
【0050】上記のような編地の一例を図9に示す。図
9において、編地102は、編成部36および38内に
それぞれ編成部36および38と異なる色の糸により編
み込まれた複数コースの補助編部104および106を
有する。編地102の場合、編成部36,38は白色
(または黒色)系の糸で編成され、補助編部104,1
06は黒色(白色)系の糸で編成される。
【0051】編地102の編目は、2次元位置情報、編
地の傾き、基準線および編目の重心を、図3に示す編地
12と同様の手法でまたは他の手法で求めることによ
り、検出することができる。編成部36,38が白色系
の糸で編成され、編成部34および補助編部104,1
06が黒色系の糸で編成されるものとして、2次元位置
情報、編地の傾き、基準線および編目の重心を編地12
と同様の手法で求める手法を以下に説明する。なお、以
下の説明においては、リンキングライン42上の編目を
検出するものとする。
【0052】図10は、白画素レベルを利用する一実施
例を示す。図10において、先ず、撮像ウインドウ4
4,46内の画像信号に対応する2値化信号を基に、編
成部38の色に対応する複数の白画素領域(白画素レベ
ルの信号部)1081 ,1082 ,1083 ・・・10
8n にラベリングにより符号を付し、次いでそれらの白
画素領域のうち、最初の白画素領域1081 の重心44
c,46cを撮像ウインドウ毎に求め、次いで撮像ウイ
ンドウの上端から重心44c,46cまでの距離hの2
倍の値(2h)の位置44d,46dを撮像ウインドウ
44,46毎に求める。これにより、2次元位置情報が
得られる。
【0053】次いで、両位置44d,46dを結ぶ傾き
線すなわち仮想線80を求め、次いでテレビカメラの水
平走査線のような水平線82に対する仮想線80の傾き
θを求める。これにより、編地102の傾きθが得られ
る。
【0054】その後は、図6および図7に関連して説明
したと同様の手法で、基準線84を求め、次の編目72
の位置72aを決定する。基準線84は、図6に示すよ
うに、求めた傾きθを基に、先に検出された編目70の
位置すなわち基準点70a(図示の例では編目70の重
心)を通りかつ傾きθと平行な線を求め、その線を基準
線84とすることにより得ることができる。次の編目7
2の位置72aは、図6および図7に示すように、基準
点70aから編地の送り方向後方に編目のピッチPだけ
離れた位置を中心にして±の許容値+R1 ,−R2 の範
囲内に存在する複数の編目の重心を求め、それらの重心
と基準線84との距離L1 ,L2 ,L3を求め、それら
の編目のうち重心が基準線84に最も近い編目を判定す
ることにより、検出することができる。
【0055】本実施例のように、捨て編部である編成部
36,38内に、捨て編部の糸の色と異なる色の糸によ
り補助編部を編成する場合、編成部36,38および補
助編部の各糸の色は、濃度に差が生じるように自由に設
定することができる。したがって、2値化処理後の画像
信号において両編部を明瞭に表すことができることとな
る。
【0056】図2に示す実施例においては、2次元位置
情報、編地の傾き、基準線および編目の重心を、同じ2
値か手段の出力に得られる2値化信号を用いて求めてい
る。編成部34である衿編地の色の濃度が濃い場合は、
図2に示す実施例の方法で問題はないが、編編地の色が
薄い場合には、2値化信号における衿編地に関し、編目
と糸との区別が不明になる。そのため、編目の重心が正
確に求められないおそれがある。これに対し、画像信号
を異なる境界値で2値化することにより、2つの2値化
画像信号を求め、編地の傾きおよび基準線と、編目の重
心とを、それぞれ対応する2値化画像信号を基にして求
めればよい。
【0057】図8は、2つの2値化手段50,90と2
つの設定器52,92とを用いている。設定器52への
設定値は、図3に示す実施例であれば、両編成部34,
38に対応する画像信号のレベルの中間値である。ま
た、図9に示す実施例であれば、編成部38および補助
編部106に対応する画像信号のレベルの中間値であ
る。これに対し、設定器92への設定値は、図3および
図9に示す実施例ともに、編成部34および編目に対応
する画像信号のレベルの中間値である。
【0058】2値化手段50は、テレビカメラ22の出
力に得られる画像信号のうち、撮像ウインドウ44,4
6内の画像に対応する信号を設定器52に設定された値
を境界にして2値化する。2値化手段50の出力信号
は、傾き決定手段54において、撮像ウインドウ44,
46における編成部に関する2次元位置情報を撮像ウイ
ンドウ毎に算出し、算出した両2次元位置情報を基に編
地の傾きを決定することに用いられる。
【0059】これに対し、2値化手段90は、テレビカ
メラ22の出力に得られる画像信号のうち、撮像ウイン
ドウ44,46内の画像に対応する信号を設定器92に
設定された値を境界にして2値化する。2値化手段90
の出力信号は、編目検出手段56において、編目の重心
の検出に用いられる。
【0060】図11は、黒画素レベルを利用する一実施
例を示す。図11において、先ず、撮像ウインドウ4
4,46内の画像信号に対応する2値化信号を基に、補
助編部106の色に対応する複数の黒画素領域(黒画素
レベルの信号部)1101 ,1102 ,1103 ・・・
110n にラベリングにより符号を付し、次いでそれら
の黒画素領域を上方から検索して最初のすなわち最も上
方の黒画素領域1101の重心44e,46eを撮像ウ
インドウ44,46毎に求める。これにより、2次元位
置情報が得られる。
【0061】次いで、両位置44e,46eを結ぶ傾き
線すなわち仮想線80を求め、次いでテレビカメラの水
平走査線のような水平線82に対する仮想線80の傾き
θを求める。これにより、編地102の傾きθが得られ
る。その後は、図6および図7に関連して説明したと同
様の手法で、基準線84を求め、次の編目72の位置7
2aを決定する。
【0062】図12は、白画素レベルを利用する他の実
施例を示す。図12において、先ず、撮像ウインドウ4
4,46内の画像信号に対応する2値化信号を基に、編
成部38の色に対応する複数の白画素領域(白画素レベ
ルの信号部)1121 ,1122 ,1123 ・・・11
2n にラベリングにより符号を付し、次いでそれらの白
画素領域を上方から検索して最初のすなわち最も上方の
白画素領域1121 の外接矩形44f,46fを撮像ウ
インドウ44,46毎に求め、次いで各外接矩形の下辺
の一端の位置たとえば左端の位置44g,46gを撮像
ウインドウ毎に求める。これにより、2次元位置情報が
得られる。
【0063】次いで、両位置44g,46gを結ぶ傾き
線すなわち仮想線80を求め、次いでテレビカメラの水
平走査線のような水平線82に対する仮想線80の傾き
θを求める。これにより、編地102の傾きθが得られ
る。その後は、図6および図7に関連して説明したと同
様の手法で、基準線84を求め、次の編目72の位置7
2aを決定する。
【0064】図13〜図18に示すリンキング装置20
0は、編地202の環状の縫合部すなわち第1の編地部
分を帯状または環状の編地204により挟み付けて縫合
する装置として用いられる。それゆえに、編地204
は、一方の縁部と他方の縁部とにおいて編地202に縫
合される。たとえば、編地202は前身頃と後身頃とを
縫合した身頃編地とし、編地204は図3または図9に
示す編地のような付属編地とすることができ、また編地
202の縫合部を衿ぐり部分とし、編地204の縫合部
を衿編地とすることができる。衿編地は、その両端を編
地の幅の半分に渡って予め縫い合わせておくことにより
環状とする。
【0065】リンキング装置200は、それぞれが互い
に縫合すべき編目を拾いかつその編目にポイント針を刺
し通す一対の目拾い針刺し装置206,208と、第
1、第2および第3の編地案内装置と、両編地202,
204を移動させる共通の編地移動装置とを含む。
【0066】針移動装置すなわち目拾い針刺し装置20
6および208は、ポイント針210,212の往復移
動の方向がほぼ直交するように、それぞれ針210およ
び212を円形に配列すなわち並設している。図16お
よび図18に示すように、目拾い針刺し装置206およ
び208の針列は、それぞれ、針回転移動装置のドラム
214および216に保持されており、また針の並設方
向Aへドラム214および216とともに回転可能であ
る。ドラム214は、ドラム216の前面に一体的に形
成されている。目拾い針刺し装置206の針210の移
動経路上には、第1の針刺し位置B1と第3の針刺し位
置B3とが設定されている。目拾い針刺し装置208の
針212の移動経路上には、第2の針刺し位置B2が設
定されている。
【0067】針210は、後述する針往復移動装置とし
ての固定ガイド236や、針刺しのための針駆動装置と
しての針駆動部材220により、第1の針刺し位置B1
と第3の針刺し位置B3との2箇所に分けて2段階に突
出され、縫合位置Dを通過した後、元の位置に復帰す
る。ドラム214は、図18に示すように、固定フレー
ム222に中空軸224においてベアリング226およ
び溝カム218を介して回転可能に支持されており、ま
たモータ228および歯車230,232により所定の
速度でA方向へ回転移動される。ドラム214には、こ
れの半径方向に延在する複数の溝234が円周方向に等
ピッチで形成されている。各針210は、ドラム214
の内部においてドラム214の半径方向に摺動自在に溝
234に受けられており、ドラム214の回転にともな
って固定ガイド236によりドラム214の半径方向す
なわち針の進退方向に駆動すなわち往復移動される。
【0068】固定ガイド236は、第1の針刺し位置B
1において突出された針210を第3の針刺し位置B3
でさらに突出させ、縫合位置Dを通過した後、針210
を後退させる。針駆動装置の長尺の針駆動部材220
は、針210を第1の針刺し位置B1において突出させ
るために、定位置の支点ピン238に揺動自在に支持さ
れており、またクランクロッド240によりクランクピ
ン242に連結されている。
【0069】駆動軸244は、中空軸224に回転可能
に支持されており、またモータ246および歯車24
8,250により回転される。後退されている針210
がドラム214の回転にともなって第1の針刺し位置B
1に到達すると、針駆動部材220は、その位置B1に
到達した針210を突き上げるように移動され、それに
よりその針210は編地204に刺し通される。
【0070】目拾い針刺し装置208の針212は、図
18に示すように、ドラム216に形成された複数の孔
に各々挿通されてドラム216の軸線方向へ進退自在に
ドラム216に保持されており、またフレーム222に
固定された溝カム218に回転自在に受けられており、
さらにモータ228および歯車230,232によりド
ラム214,214とともに所定の速度で送り方向Aへ
回転移動される。
【0071】リンキング装置200は、編目の位置を修
正すべく編地を案内するように3箇所の針刺し位置B
1,B2,B3毎に設けられた第1、第2および第3の
編地案内装置を含む自動リンキング装置である。第1の
編地案内装置は編地204の縫合すべき2つの縁部の一
方を第1の針刺し位置B1へ案内し、第2の編地案内装
置は編地204の縫合すべき2つの縁部の他方を第2の
針刺し位置B2へ案内し、第3の編地案内装置は編地2
02を第3の針刺し位置B3へ案内する。
【0072】第1の編地案内装置は、図13および図1
5に示すように、第1の針刺し位置B1の上流側におい
て編地204の一方の端を検出する一対の編地端センサ
252と、両編地端センサ252の出力信号を基に編地
204の一方の縁部の位置を調整する一対のローラ25
4とを備える。この第1の編地案内装置は、編地位置調
整機構である一対のローラ254が、それぞれ回転する
とともに、編地を押圧しながら軸線方向へ移動すること
によって、編地204の一方の縁部の位置が一対の編地
端センサ252の間となるように調整しつつ、その縁部
の編目を第1の針刺し位置B1へ案内する。それゆえ
に、第1の編地案内装置は、編地204の一方の縁部の
ための編地端位置決め手段すなわち編地端位置決め機構
として作用する。
【0073】第2の編地案内装置は、図13および図1
5に示すように、第2の針刺し位置B2の上流側におい
て編地204の他方の端を検出する一対の編地端センサ
256と、両編地端センサ256の出力信号を基に編地
204の他方の縁部の位置が一対の編地端センサ256
の間となるように調整する一対のローラ258とを備え
る。この第2の編地案内装置は、ローラ254と同様の
一対のローラ258が編地204の他方の縁部の位置を
調整しつつ、その縁部の編目を第2の針刺し位置B2へ
案内する。それゆえに、第2の編地案内装置は、編地2
04の他方の縁部のための編地端位置決め手段すなわち
編地端位置決め機構として作用する。
【0074】第3の編地案内装置は、図13〜図15に
示すように、第3の針刺し位置B3の上流側において編
地202端を検出する一対の編地端センサ260と、両
編地端センサ260の出力信号を基に編地204の縁部
の位置を調整するローラ262とを備える。この第3の
編地案内装置は、ローラ254と同様のローラ262が
編地202の縫合部分の位置を調整しつつ、その縫合部
分の編目を第3の針刺し位置B3へ案内する。それゆえ
に、第3の編地案内装置は、編地202のための編地端
位置決め手段すなわち編地端位置決め装置として作用す
る。なお、各編地案内装置は、図14には示されていな
い。
【0075】各編地案内装置は、図1に示す、撓みセン
サ18、1以上のローラ20および一対の押えハンド2
8を備えることが好ましい。また、図示してはいない
が、少なくとも第2の編地案内装置は、さらに図1に示
すテレビカメラ22、撓みセンサ18、ローラ20、一
対の平行ハンド26および一対の押えハンド28を備え
る。テレビカメラ22の出力に得られる画像信号は、図
2または図8に示す画像処理装置24において、次の編
目の位置を検出するために用いられる。次の編目の位置
は、図2または図8に示す制御装置30において、ハン
ド26を制御する制御信号を作成するための信号として
用いられる。
【0076】編地移動装置は、送りローラ264と、編
地202,204を送りローラ264と共同して挟む従
動ローラ266と、送りローラ264を編地案内装置の
ローラ254,258,262の回転またはドラム21
4,216の回転と同期して回転させる駆動機構(図示
せず)とを備える。
【0077】編地202は、縫合部を送りローラ264
と円筒状のカバー268とにかけられる。これに対し、
編地204は、送りローラ264と、目拾い針刺し装置
206および208の両ドラム214,216とにかけ
られている。両編地202,204は、送りローラ26
4と両ドラム214,216とが同期して回転されるこ
とにより、移動される。
【0078】編地202,204のセット時、環状の編
地204の一方の縁部は、目拾い針刺し装置206の側
の突出している全ての針を刺し通される。また、編地2
04の他方の縁部は、目拾い針刺し装置208の側の突
出している全ての針を刺し通される。編地202は、目
拾い針刺し装置206の側の突出している針のうち、第
3の針刺し位置B3より下流側の全ての針を刺し通され
る。
【0079】編地204は、L字状に曲げられたガイド
270によりL字状に曲げられ、その状態で、針回転移
動装置の回転にともなって、一方の縁部を第1の編地案
内装置により第1の針刺し位置B1に案内されるととも
に他方の縁部を第2の編地案内装置により第2の針刺し
位置B2に案内される。これにより、両縁部の編目は、
第1または第2の針刺し位置B1またはB2に正しく案
内される。
【0080】ガイド270の垂直な壁部分は、図13お
よび図14に示すように第2の針刺し位置B2まで伸び
ている。ガイド270の水平な板部分は、図14に示す
ように、第1の針刺し位置B1から狭い幅となってお
り、ドラム216の側の針列とドラム214との間に位
置し、第1の針刺し位置B1からドラム214の円周方
向に半周以上延在している。
【0081】編地204は、第1の針刺し位置B1にお
いて針210を一方の縁部の編目に刺し通され、第2の
針刺し位置B2において針212を他方の縁部の編目に
刺し通された後、さらに刺し通された針210,212
とともに第3の針刺し位置B3へ向けて移動される。針
210は、編地204の一方の縁部の編目に刺し通され
た後、第3の針刺し位置B3の直前まで移動される間に
編地204の一方の縁部とともに弧状のガイド272の
内側を通過する。
【0082】ガイド272は、カバー268に取り付け
られている。第3の編地案内装置のセンサ260および
ローラ262は、カバー272の外側に配置されてい
る。
【0083】編地202は、縫合すべき縁部を第3の編
地案内装置により第1および第3の針刺し位置B1,B
3間においてガイド272の外側に重ねられつつ、第3
の針刺し位置B3に案内される。ガイド272は、第3
の針刺し位置B3の直前で終了している。このため、編
地202は、第3の針刺し位置B3において、編地20
4の一方の縁部に漸次重ねられ、ここで針210がさら
に突出されて編目に刺し通される。これにより、針21
0は、編地202の編目と編地204の一方の縁部の編
目とに刺し通される。
【0084】針210のさらなる突出により、針21
0,212は、先端部を突き合わされるすなわち接触さ
れる。図13には正確には示されていないが、針210
は、図17に示す固定ガイド236の形状からも明らか
なように、第3の針刺し位置B3の直前からドラム21
4の半径方向外方へ移動し始め、第3の針刺し位置B3
において針210の先端がガイド272の外側面よりも
突出することにより編地202に刺し通され、さらに第
3の針刺し位置B3を通過した直後に完全あ突出状態と
なる。ガイド272は、針210の突出および突出状態
での移動を許容するように、一端が開放されたスリット
をドラム214の円周方向に形成している。リンキング
装置200の動作の開始にあたり、第1,第2および第
3の針刺し位置B1,B2およびB3において行う最初
の針刺しは、人手により行ってもよいし、自動的に行っ
てもよい。
【0085】編地204は、針212を刺し通された編
目が第3の針刺し位置B3から目移し位置Cへ移動する
間に、針212を刺し通された縁部を編地ガイド274
により目拾い針刺し装置208の側に漸次曲げられる。
針212を刺し通された編目は、また、針回転移動装置
の回転にともなって、目移し位置Cにおいて針210に
目移しをされる。
【0086】編地204は、針212を刺し通された編
目が第3の針刺し位置B3から、第3の針刺し位置B3
の下流側の目移し位置Cへ移動する間に、漸次U字状に
曲げられて、針212を刺し通された縁部をガイド27
4により針212の先端へ向けて変位させられる。これ
により、針212を刺し通された編目は、ドラム21
4,216の回転にともなって、目移し位置Cにおいて
ガイド276により針210に目移しをされる。なお、
ガイド274は、ドラム216の針212の並設方向す
なわち配列方向に延在し、かつ、針の移動方向に沿って
徐々に針212の後端から先端に向かう傾斜した案内面
を有している。
【0087】編地14は、ドラム214,216の回転
にともなって、ガイド276により針210の後端側へ
変位されて、他方の縁部を編地202の外側に重ねら
れ、その状態で編地202とともに縫合位置Dに移動さ
れる。ガイド276は、ドラム214側の針210の並
設方向に延在し、かつ、針210の移動方向に沿って針
210の先端から後端に向かう傾斜した案内面を有して
いる。ガイド276の案内面は、ガイド274の案内面
と連続するように設けられている。
【0088】針210に目移しされた編地204は、針
回転移動装置の回転にともなって、ガイド276により
さらに曲げられて、他方の縁部を編地202の外側に重
ねられ、その状態で縫合位置Dに移動され、縫合位置D
に配置されたミシンのような縫合装置280により縫合
される。縫合装置280は、縫い針282と、ルーバー
284と、縫糸286とにより、2枚の編地202,2
04のかがり縫いをする。
【0089】縫合位置Dにおいて実際に縫合する編目
は、針210が刺し通された編目であることが好ましい
が、他の編目、たとえば針210が刺し通された編目に
最も近い編目であってもよい。縫合装置280は、セッ
ト時に針刺し位置B1において人手により針刺しをされ
た編目が縫合位置Dに到達した後に可動を開始し、編地
202,204を縫合する。
【0090】針210は、針回転移動装置の回転にとも
なって、縫合位置Dを通過した後、漸次後退される。縫
合された編地202,204は、ドラム214およびロ
ーラ264の回転により、ローラ264の側に引き寄せ
られ、その途中において編目を針210から完全に外さ
れる。
【0091】本発明は、上記のリンキング装置200の
ように2組の針列の針をそれらに角度をもって突き合わ
せる装置のみならず、2組の針列の針をそれらに角度を
与えることなくほぼ平行の状態で突き合わせる装置、た
とえば特公平3−49477号公報、特開平7−125
341号公報等、他のリンキング装置にも適用すること
ができる。また、第2の編地案内装置は、粗調整機構と
しての編地端センサ256および一対のローラ258を
省略して、テレビカメラ22や一対のハンド26等の微
調整機構のみとしてもよい。
【0092】本発明は、また、図1に示すハンド26ま
たは該ハンドと同様の動作をするローラ等の駆動のため
のみならず、ハンド26を備えない場合ローラ16を制
御するために用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の編目検出装置を組み込んだ編地案内装
置の一実施例を示す概略的な斜視図である。
【図2】編目検出装置の電気回路の一実施例を示すブロ
ック図である。
【図3】編地の一実施例を示す図である。
【図4】編地の縫合部分を拡大した図である。
【図5】編目の検出法の第1の実施例を説明するための
図である。
【図6】編目の検出法を説明するための図5に続く工程
を示す図である。
【図7】編目の検出法を説明するための図6に続く工程
を示す図である。
【図8】編目検出装置の電気回路の他の実施例を示すブ
ロック図である。
【図9】編地の他の実施例を示す図である。
【図10】編目の検出法の第2の実施例を説明するため
の図である。
【図11】編目の検出法の第3の実施例を説明するため
の図である。
【図12】編目の検出法の第4の実施例を説明するため
の図である。
【図13】編目検出装置を用いるリンキング装置の一実
施例を示す正面図である。
【図14】図13のリンキング装置の概略的な平面図で
ある。
【図15】図13のリンキング装置の概略的な側面図で
ある。
【図16】図13のリンキング装置における一方の針の
駆動部分の断面図である。
【図17】図13のリンキング装置における一方の針を
移動させるカム部分の正面図である。
【図18】図13のリンキング装置における他方の針の
駆動部分の断面図である。
【符号の説明】
200 リンキング装置 12,202,204 編地 206,208 目拾い針刺し装置 210,212 ポイント針 14,252,256,260 編地案内装置の編地端
センサ 16,20,254,258,262 編地案内装置の
ローラ 18 編地案内装置の撓みセンサ 22 編地案内装置のテレビカメラ 26,28 編地案内装置のハンド 200 リンキング装置 50 縫合装置 B,B1,B2,B3 針刺し位置 C 目移し位置 D 縫合位置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる色糸を用いて編成された少なくと
    も2つの編成部をウエール方向に隣接して有する編地の
    編目を検出する方法であって、前記編地をテレビカメラ
    で撮像する第1の工程と、前記テレビカメラから出力さ
    れる画像信号を基に、前記編地のコース方向に離れた少
    なくとも2つの撮像ウインドウであってそれぞれが前記
    両編成部を含む少なくとも2つの撮像ウインドウに対応
    する画像信号を前記両編成部の濃度の間の値を境にして
    2値化する第2の工程と、得られた2値化信号を基に、
    前記編成部に関する2次元位置情報を前記撮像ウインド
    ウ毎に算出し、算出した両2次元位置情報を基に、前記
    編地の傾きを決定する第3の工程と、決定した傾きを基
    に、先に検出された編目位置を通りかつ前記傾きと平行
    な基準線を求め、求めた基準線および前記先に検出され
    た編目位置を基に、次の編目位置を決定する第4の工程
    とを含む、編目の検出方法。
  2. 【請求項2】 前記第4の工程は、前記第2の工程によ
    り得られた2値化信号を基に、前記基準線と前記先に検
    出された編目位置とに最も近い編目を求めることを含
    む、請求項1に記載の編目の検出方法。
  3. 【請求項3】 さらに、前記テレビカメラから出力され
    る画像信号を基に、前記少なくとも2つの撮像ウインド
    ウに対応する画像信号を前記編目の濃度と前記編成部の
    濃度との間の値を境にして2値化する第5工程を含み、
    前記第4の工程は、前記第5の工程により得られた2値
    化信号を基に、前記基準線と前記先に検出された編目位
    置とに最も近い編目を求めることを含む、請求項1に記
    載の編目の検出方法。
  4. 【請求項4】 異なる色糸を用いて編成された少なくと
    も2つの編成部をウエール方向に隣接して有する編地の
    編目を検出する装置であって、前記編地を撮像するテレ
    ビカメラと、前記テレビカメラから出力される画像信号
    を基に、前記編地のコース方向に離れた少なくとも2つ
    の撮像ウインドウであってそれぞれが前記両編成部を含
    む少なくとも2つの撮像ウインドウに対応する画像信号
    を、前記両編成部の濃度の間の値を境にして2値化処理
    する2値化手段と、得られた2値化信号を基に、前記編
    成部に関する2次元位置情報を前記撮像ウインドウ毎に
    算出し、算出した両2次元位置情報を基に、前記編地の
    傾きを決定する傾き検出手段と、検出した傾きを基に、
    先に検出された編目位置を通りかつ前記傾きと平行な基
    準線を求め、求めた基準線および前記先に検出された編
    目位置を基に、次の編目位置を決定する編目決定手段と
    を含む、編目の検出装置。
  5. 【請求項5】 前記編目決定手段は、前記2値化手段に
    より得られた2値化信号を基に、前記基準線と前記先に
    検出された編目位置とに最も近い編目を求める手段を含
    む、請求項4に記載の編目の検出装置。
  6. 【請求項6】 さらに、前記テレビカメラから出力され
    る画像信号を基に、前記少なくとも2つの撮像ウインド
    ウに対応する画像信号を、前記編目の濃度と前記編成部
    の濃度との間の値を境にして2値化処理する第2の2値
    化手段を含み、前記編目決定手段は、前記第2の2値化
    手段により得られた2値化信号を基に、前記基準線と前
    記先に検出された編目位置とに最も近い編目を求める手
    段を含む、請求項4に記載の編目の検出装置。
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