JP3004863B2 - 生地の柄合せ装置 - Google Patents
生地の柄合せ装置Info
- Publication number
- JP3004863B2 JP3004863B2 JP6009430A JP943094A JP3004863B2 JP 3004863 B2 JP3004863 B2 JP 3004863B2 JP 6009430 A JP6009430 A JP 6009430A JP 943094 A JP943094 A JP 943094A JP 3004863 B2 JP3004863 B2 JP 3004863B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pattern
- cloth
- pattern matching
- detected
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Image Analysis (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は生地の柄合せ装置に係
り、模様を有する生地を所定の供給位置から撮影位置に
移動し、生地をカメラで撮影し、得られた画像データに
対する画像処理に基づき生地の柄の位置を検出し、検出
した柄の位置に基づき生地の位置を補正して所定位置に
移動する柄合せ装置に関するものである。
り、模様を有する生地を所定の供給位置から撮影位置に
移動し、生地をカメラで撮影し、得られた画像データに
対する画像処理に基づき生地の柄の位置を検出し、検出
した柄の位置に基づき生地の位置を補正して所定位置に
移動する柄合せ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、裁断装置により、柄を有する
生地を複数枚積層した状態で裁断する場合に、この生地
の柄がずれた状態で裁断されてしまうと、次の縫製工程
において、各生地の柄がずれた縫製が行なわれてしまう
ため、前記生地の柄合せを行ない次工程である裁断装置
に柄合せされた生地を供給するための柄合せ装置が開発
されている。
生地を複数枚積層した状態で裁断する場合に、この生地
の柄がずれた状態で裁断されてしまうと、次の縫製工程
において、各生地の柄がずれた縫製が行なわれてしまう
ため、前記生地の柄合せを行ない次工程である裁断装置
に柄合せされた生地を供給するための柄合せ装置が開発
されている。
【0003】このような従来の生地の柄合せ装置におい
ては、本体の上部に所定の柄生地を積層載置する生地テ
ーブルが配設されるとともに、この生地テーブルの一側
に前記生地テーブルの下面側に退避自在とされた撮像テ
ーブルが配設されており、前記生地テーブルおよび撮像
テーブルの上方には、前記生地テーブル上の生地を1枚
ずつ前記撮像テーブルの上面に搬送する搬送ユニットお
よび前記撮像テーブルの上面に載置された生地を押え針
を突き刺して保持する針押えユニットがそれぞれ配設さ
れている。
ては、本体の上部に所定の柄生地を積層載置する生地テ
ーブルが配設されるとともに、この生地テーブルの一側
に前記生地テーブルの下面側に退避自在とされた撮像テ
ーブルが配設されており、前記生地テーブルおよび撮像
テーブルの上方には、前記生地テーブル上の生地を1枚
ずつ前記撮像テーブルの上面に搬送する搬送ユニットお
よび前記撮像テーブルの上面に載置された生地を押え針
を突き刺して保持する針押えユニットがそれぞれ配設さ
れている。
【0004】前記搬送ユニットには、前記生地テーブル
の上面に載置された生地を1枚づつ把持し、この生地が
前記撮像テーブルの上面に搬送された後、解放するピッ
クアップが配設されている。また、前記撮像テーブルの
上方には、前記生地の柄を検出するためのカメラユニッ
トが配設されており、前記撮像テーブルの下方には、基
台上に前記カメラユニットにより検出される生地の柄に
応じて位置調整可能とされた柄合せテーブルを配設して
なる補正ユニットが前記本体の端部位置まで移動自在に
配設されている。
の上面に載置された生地を1枚づつ把持し、この生地が
前記撮像テーブルの上面に搬送された後、解放するピッ
クアップが配設されている。また、前記撮像テーブルの
上方には、前記生地の柄を検出するためのカメラユニッ
トが配設されており、前記撮像テーブルの下方には、基
台上に前記カメラユニットにより検出される生地の柄に
応じて位置調整可能とされた柄合せテーブルを配設して
なる補正ユニットが前記本体の端部位置まで移動自在に
配設されている。
【0005】そして前記従来の柄合せ装置においては前
記生地テーブルの上面に複数枚の生地を載置し前記ピッ
クアップユニットにてこの生地を1枚把持しその後前記
搬送ユニットを移動させることにより、この生地を前記
撮像テーブルの上方に搬送し、その後、この生地は上面
に載置される。
記生地テーブルの上面に複数枚の生地を載置し前記ピッ
クアップユニットにてこの生地を1枚把持しその後前記
搬送ユニットを移動させることにより、この生地を前記
撮像テーブルの上方に搬送し、その後、この生地は上面
に載置される。
【0006】この状態で、前記カメラユニットにより前
記生地の柄を撮影してこの柄のずれを検出し、この柄ず
れに応じて補正ユニットの柄合せテーブルを位置合せす
るとともに、前記針押えユニットにより、前記生地を撮
像テーブル上に保持させ、その後、前記撮像テーブルを
退避させることにより、生地を柄合せテーブルに載置す
る。このような動作を繰り返し行ない、生地テーブル上
のすべての生地についての柄合せが終了したら、前記補
正ユニットの基台を本体の端部に移動させ、この生地テ
ーブル上の柄合せ後の積層生地を次工程の裁断装置に搬
送するようになっている。
記生地の柄を撮影してこの柄のずれを検出し、この柄ず
れに応じて補正ユニットの柄合せテーブルを位置合せす
るとともに、前記針押えユニットにより、前記生地を撮
像テーブル上に保持させ、その後、前記撮像テーブルを
退避させることにより、生地を柄合せテーブルに載置す
る。このような動作を繰り返し行ない、生地テーブル上
のすべての生地についての柄合せが終了したら、前記補
正ユニットの基台を本体の端部に移動させ、この生地テ
ーブル上の柄合せ後の積層生地を次工程の裁断装置に搬
送するようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の生地の柄合せ装置においては、生地を前記カメラユ
ニットにて撮像しその撮像データにより生地端位置を検
出し図4に示すように、その生地端位置を基準として生
地端位置よりw(たとえば48mm)の距離を中心に所
定の検索範囲にある柄の検索を行ない生地端より距離w
の位置に最も短い柄の柄合せを行なっている。したがっ
て柄合せしたい特定の柄の柄合せができない、又複数の
縫製部品を1つの柄合せ対象生地にまとめて柄合せした
場合、生地端より距離w付近にある縫製部品の柄合せ精
度に比べ他の位置にある縫製部品の柄合せ精度が低下す
る等の問題を有している。
来の生地の柄合せ装置においては、生地を前記カメラユ
ニットにて撮像しその撮像データにより生地端位置を検
出し図4に示すように、その生地端位置を基準として生
地端位置よりw(たとえば48mm)の距離を中心に所
定の検索範囲にある柄の検索を行ない生地端より距離w
の位置に最も短い柄の柄合せを行なっている。したがっ
て柄合せしたい特定の柄の柄合せができない、又複数の
縫製部品を1つの柄合せ対象生地にまとめて柄合せした
場合、生地端より距離w付近にある縫製部品の柄合せ精
度に比べ他の位置にある縫製部品の柄合せ精度が低下す
る等の問題を有している。
【0008】本発明の課題は、所望の柄を指定して、そ
の柄を基準として正確に柄合せを行なえる柄合せ装置を
提供することにある。
の柄を基準として正確に柄合せを行なえる柄合せ装置を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明においては、模様を有する生地をカメラで
撮影し、得られた画像データに対する画像処理に基づき
生地の柄の位置を検出し、検出した柄の位置に基づき生
地の位置を補正する柄合せ装置において、画像処理によ
り検出すべき柄の特性を指定する入力手段と、この入力
手段により指定された特性の柄を画像処理により検出
し、検出した柄の位置に基づき生地の位置を補正する制
御手段を設けた構成を採用した。
めに、本発明においては、模様を有する生地をカメラで
撮影し、得られた画像データに対する画像処理に基づき
生地の柄の位置を検出し、検出した柄の位置に基づき生
地の位置を補正する柄合せ装置において、画像処理によ
り検出すべき柄の特性を指定する入力手段と、この入力
手段により指定された特性の柄を画像処理により検出
し、検出した柄の位置に基づき生地の位置を補正する制
御手段を設けた構成を採用した。
【0010】
【作用】上記構成によれば、画像処理により検出すべき
柄の特性を指定し、指定された特性の柄を画像処理によ
り検出し、検出した柄の位置に基づき生地の位置を補正
することにより柄合せを行なうことができる。
柄の特性を指定し、指定された特性の柄を画像処理によ
り検出し、検出した柄の位置に基づき生地の位置を補正
することにより柄合せを行なうことができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図3、図9
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0012】図1乃至図3は本発明に係る生地の柄合せ
装置の一実施例を示したもので、柄合せ装置の枠状の本
体10の上面一側には、複数枚の生地11を積層載置す
るための生地テーブル12が配設されており、この生地
テーブルは上方へ約45°の角度をもって開くことが可
能となっている(図示せず)。又、柄情報等を設定する
操作パネル40が配設されている。前記本体10の他側
には、撮像テーブル13が図示しない駆動機構により前
記生地テーブル12の下面側に退避移動自在に配設され
ている。
装置の一実施例を示したもので、柄合せ装置の枠状の本
体10の上面一側には、複数枚の生地11を積層載置す
るための生地テーブル12が配設されており、この生地
テーブルは上方へ約45°の角度をもって開くことが可
能となっている(図示せず)。又、柄情報等を設定する
操作パネル40が配設されている。前記本体10の他側
には、撮像テーブル13が図示しない駆動機構により前
記生地テーブル12の下面側に退避移動自在に配設され
ている。
【0013】また、前記本体10の上面の両端部には、
一対のガイドレール14が配設されており、このガイド
レール14には、両端部が前記各ガイドレール14に保
持された把持搬送ユニット15が前記ガイドレール14
に沿って往復動自在に配設されている。
一対のガイドレール14が配設されており、このガイド
レール14には、両端部が前記各ガイドレール14に保
持された把持搬送ユニット15が前記ガイドレール14
に沿って往復動自在に配設されている。
【0014】また、この把持搬送ユニット15には、複
数(本実施例においては4つ)のピックアップ1が前記
把持搬送ユニット15の長手方向に沿って所定間隔を有
するように上下に揺動自在に配設されており、前記生地
11を把持することができるようになされている。
数(本実施例においては4つ)のピックアップ1が前記
把持搬送ユニット15の長手方向に沿って所定間隔を有
するように上下に揺動自在に配設されており、前記生地
11を把持することができるようになされている。
【0015】また、前記ガイドレール14には、両端部
が前記各ガイドレール14に保持された針押えユニット
20が前記ガイドレール14に沿って往復動自在に配設
されており、この針押えユニット20には、複数(本実
施例においては8つ)の針押え機構21が前記針押えユ
ニット20の長手方向に沿って所定間隔を有するように
配設されている。この針押え機構21には、図示しない
シリンダ等の駆動機構により上下に昇降動作自在とされ
た押え針22が配設されている。
が前記各ガイドレール14に保持された針押えユニット
20が前記ガイドレール14に沿って往復動自在に配設
されており、この針押えユニット20には、複数(本実
施例においては8つ)の針押え機構21が前記針押えユ
ニット20の長手方向に沿って所定間隔を有するように
配設されている。この針押え機構21には、図示しない
シリンダ等の駆動機構により上下に昇降動作自在とされ
た押え針22が配設されている。
【0016】さらに、前記本体10の前記撮像テーブル
13の一側上方位置には、カメラ移動枠23が配設され
ており、このカメラ移動枠23には、前記撮像テーブル
13の上面に位置する生地11を撮影する、例えば、C
CDカメラ等のカメラユニット24がこの移動枠23に
沿って往復動自在に配設されている。また、前記カメラ
ユニット24は、図示しない所定の検出制御ユニットに
接続されるようになされており、この検出制御ユニット
には、前記カメラユニット24からの画像情報に基づい
て前記生地11の柄の検出を行なう画像認識部を設け、
柄のずれを検出するようになされている。制御系の構成
については後述する。
13の一側上方位置には、カメラ移動枠23が配設され
ており、このカメラ移動枠23には、前記撮像テーブル
13の上面に位置する生地11を撮影する、例えば、C
CDカメラ等のカメラユニット24がこの移動枠23に
沿って往復動自在に配設されている。また、前記カメラ
ユニット24は、図示しない所定の検出制御ユニットに
接続されるようになされており、この検出制御ユニット
には、前記カメラユニット24からの画像情報に基づい
て前記生地11の柄の検出を行なう画像認識部を設け、
柄のずれを検出するようになされている。制御系の構成
については後述する。
【0017】前記本体10の下部には、補正ユニット2
5が配設されており、この補正ユニット25は、前記撮
像テーブル13の下方位置と前記本体10の一側との間
で移動自在とされた基台26を有している。この基台2
6の上面には、昇降装置27が配設されており、この昇
降装置27の一側面には、上下方向に延在する昇降ガイ
ドレール28が形成されている。
5が配設されており、この補正ユニット25は、前記撮
像テーブル13の下方位置と前記本体10の一側との間
で移動自在とされた基台26を有している。この基台2
6の上面には、昇降装置27が配設されており、この昇
降装置27の一側面には、上下方向に延在する昇降ガイ
ドレール28が形成されている。
【0018】また、この昇降ガイドレール28には、昇
降台29が昇降ガイドレール28に沿って昇降自在に装
着されている。前記昇降台29の上部には上面が平滑面
とされた柄合せテーブル31が配設されており、この柄
合せテーブル31は、図示しない回転駆動装置により、
この柄合せテーブル31の平面内で回動動作可能とされ
ている。さらに、前記柄合せテーブル31の下面には、
この柄合せテーブル31の上面に載置される生地11を
保持する、例えば、針止め装置からなる生地保持機構
(30)が配設されている。
降台29が昇降ガイドレール28に沿って昇降自在に装
着されている。前記昇降台29の上部には上面が平滑面
とされた柄合せテーブル31が配設されており、この柄
合せテーブル31は、図示しない回転駆動装置により、
この柄合せテーブル31の平面内で回動動作可能とされ
ている。さらに、前記柄合せテーブル31の下面には、
この柄合せテーブル31の上面に載置される生地11を
保持する、例えば、針止め装置からなる生地保持機構
(30)が配設されている。
【0019】図5は検出制御ユニットの構造を示してお
り、図示のように検出制御ユニットは画像認識部60お
よび画像認識部60の処理結果に応じて各機構を制御す
るコントロール部50から成る。コントロール部50は
RAM52およびROM53と接続されたCPU51を
有し、このCPU51は駆動回路15a〜25a、30
aを介して把持搬送ユニット15、撮像テーブル13、
針押え機構21、カメラユニット24、補正ユニット2
5および生地保持機構30を制御する。
り、図示のように検出制御ユニットは画像認識部60お
よび画像認識部60の処理結果に応じて各機構を制御す
るコントロール部50から成る。コントロール部50は
RAM52およびROM53と接続されたCPU51を
有し、このCPU51は駆動回路15a〜25a、30
aを介して把持搬送ユニット15、撮像テーブル13、
針押え機構21、カメラユニット24、補正ユニット2
5および生地保持機構30を制御する。
【0020】画像認識部60は、RAM62およびRO
M63と接続されたCPU61を有し、カメラユニット
24で撮影され、A/D変換器64によりデジタル化さ
れ、画像メモリ65に格納された画像データに対して後
述の画像処理を行なうことにより、生地の柄および生地
端を検出し、その検出結果に応じてコントロール部50
が前述の各機構を制御する。
M63と接続されたCPU61を有し、カメラユニット
24で撮影され、A/D変換器64によりデジタル化さ
れ、画像メモリ65に格納された画像データに対して後
述の画像処理を行なうことにより、生地の柄および生地
端を検出し、その検出結果に応じてコントロール部50
が前述の各機構を制御する。
【0021】上記構成において、運転開始前に柄情報
(対象柄位置、柄太さ、柄検索範囲、生地の地に対する
柄の明暗タイプ)を操作パネル40より入力し運転開始
スイッチを押すと、まず、前記生地テーブル12の上面
に所定の柄の生地11を複数枚積層して載置し、前記把
持搬送ユニット15のピックアップ1を動作させて最上
部の生地11を把持し保持させる。
(対象柄位置、柄太さ、柄検索範囲、生地の地に対する
柄の明暗タイプ)を操作パネル40より入力し運転開始
スイッチを押すと、まず、前記生地テーブル12の上面
に所定の柄の生地11を複数枚積層して載置し、前記把
持搬送ユニット15のピックアップ1を動作させて最上
部の生地11を把持し保持させる。
【0022】その後、前記把持搬送ユニット15をガイ
ドレール14に沿って移動させることにより、前記生地
11を1枚ずつ撮像テーブル13の上方に搬送する。
ドレール14に沿って移動させることにより、前記生地
11を1枚ずつ撮像テーブル13の上方に搬送する。
【0023】そして、前記把持搬送ユニット15が撮像
テーブル13の上方に位置した状態で、把持搬送ユニッ
ト15を下降させ、この生地11は、前記撮像テーブル
13の上面に載置される。
テーブル13の上方に位置した状態で、把持搬送ユニッ
ト15を下降させ、この生地11は、前記撮像テーブル
13の上面に載置される。
【0024】この状態で、前記カメラユニット24を前
記移動枠23に沿って移動させながら前記カメラユニッ
ト24を動作させることにより、一定距離単位で生地1
1を撮影し、図5に示す前記検出制御ユニットに生地1
1の画像情報を取り込む。図6の検出制御ユニットでは
一定距離単位で、各画像情報に対し次の処理を行なう。
記移動枠23に沿って移動させながら前記カメラユニッ
ト24を動作させることにより、一定距離単位で生地1
1を撮影し、図5に示す前記検出制御ユニットに生地1
1の画像情報を取り込む。図6の検出制御ユニットでは
一定距離単位で、各画像情報に対し次の処理を行なう。
【0025】すなわち、カメラユニット24で検出した
画像信号をA/D部にて量子化し画像メモリ65に保存
する。画像認識部のCPU61は画像データをもとに生
地端位置を検出する。
画像信号をA/D部にて量子化し画像メモリ65に保存
する。画像認識部のCPU61は画像データをもとに生
地端位置を検出する。
【0026】CPU61は前記の生地端位置を基準にあ
らかじめ操作パネル40より設定された前記柄合せ対象
となる柄の位置を中心に前記柄検索範囲において次のよ
うにして柄位置を検出する。
らかじめ操作パネル40より設定された前記柄合せ対象
となる柄の位置を中心に前記柄検索範囲において次のよ
うにして柄位置を検出する。
【0027】図6に示すように、画像データについて画
像上の予め決められた端部から対向する端部に向けて、
予め定めた角度の線(φ、θ)に沿ってメモリアドレス
上の値を順次読み出して加算する。この処理はこの角度
の線に平行な予め定められた複数の線上についても行な
う。
像上の予め決められた端部から対向する端部に向けて、
予め定めた角度の線(φ、θ)に沿ってメモリアドレス
上の値を順次読み出して加算する。この処理はこの角度
の線に平行な予め定められた複数の線上についても行な
う。
【0028】これらの複数の加算された値を縦軸に取
り、横軸に端部の横方向の座標を取ることで波形データ
を生成すると、図6の下部のようなものになる。ここで
は、角度φおよびθに沿ってプロジェクションを取って
いるが、角度φのほうが、より柄の方向に一致している
ために、角度θよりも波形のピーク部分が大きく、また
峻鋭になる。
り、横軸に端部の横方向の座標を取ることで波形データ
を生成すると、図6の下部のようなものになる。ここで
は、角度φおよびθに沿ってプロジェクションを取って
いるが、角度φのほうが、より柄の方向に一致している
ために、角度θよりも波形のピーク部分が大きく、また
峻鋭になる。
【0029】したがって、この波形データを端部から端
部までの角度毎に複数生成し、その波形データ1つ1つ
について、それぞれの最大値、最小値、そのレンジ値
(最大値−最小値)、及び波形データの平均値に対する
分散を求めれば、レンジ値及び分散が最大となる波形の
時の角度をその柄の角度と認識することができる。
部までの角度毎に複数生成し、その波形データ1つ1つ
について、それぞれの最大値、最小値、そのレンジ値
(最大値−最小値)、及び波形データの平均値に対する
分散を求めれば、レンジ値及び分散が最大となる波形の
時の角度をその柄の角度と認識することができる。
【0030】さらに、本実施例では、操作パネル40よ
り柄の種別、および柄の検索範囲を指定し、しかも検索
範囲内で指定した種別の柄を検出させることができる。
り柄の種別、および柄の検索範囲を指定し、しかも検索
範囲内で指定した種別の柄を検出させることができる。
【0031】たとえば、図8に示すように生地端よりw
1(49〜90mm程度)を中心として、柄検索範囲w2
(11〜40mm程度)において特定の柄(たとえば、
柄太さは1〜5mm)を検出させるものとし、w1、w2
の値は、操作パネル40から所定の方法で入力する。
1(49〜90mm程度)を中心として、柄検索範囲w2
(11〜40mm程度)において特定の柄(たとえば、
柄太さは1〜5mm)を検出させるものとし、w1、w2
の値は、操作パネル40から所定の方法で入力する。
【0032】また、柄の種別は、次のように生地の地に
対する柄の明暗のタイプで設定される。
対する柄の明暗のタイプで設定される。
【0033】F1: 平織り 太さ1mm D1: ドビー 太さ1mm F2: 平織り 太さ2mm D2: ドビー 太さ2mm F3: 平織り 太さ3mm D3: ドビー 太さ3mm F4: 平織り 太さ4mm D4: ドビー 太さ4mm F5: 平織り 太さ5mm D5: ドビー 太さ5mm ここで、FまたはDは生地の地に対する柄の明暗タイプ
で、Fは地に対して暗い柄を、Dは地に対して明るい柄
を示し、これらのアルファベットに続く数字は上記に示
した柄の太さである。
で、Fは地に対して暗い柄を、Dは地に対して明るい柄
を示し、これらのアルファベットに続く数字は上記に示
した柄の太さである。
【0034】図10に、F1、F4、D3、D1の各柄
のタイプを例示する。F1〜F5ないしD1〜D5の各
タイプも、操作パネル40から入力する。
のタイプを例示する。F1〜F5ないしD1〜D5の各
タイプも、操作パネル40から入力する。
【0035】上記のようにして指定対象柄位置w1、柄
検索範囲w2、および柄のタイプが操作パネル40から
入力された場合、これらの条件を満足する柄を画像処理
により検出する。
検索範囲w2、および柄のタイプが操作パネル40から
入力された場合、これらの条件を満足する柄を画像処理
により検出する。
【0036】このために、CPU61は図7に示すよう
に、上述のようにして得た波形データ(柄の角度に一致
したものを用いる)のレンジ値、つまり、波形ピークの
最小値Pminから、波形ピークの最大値Pmaxまでの範囲
を32分割し、所定の方向に波形データを検索する。
に、上述のようにして得た波形データ(柄の角度に一致
したものを用いる)のレンジ値、つまり、波形ピークの
最小値Pminから、波形ピークの最大値Pmaxまでの範囲
を32分割し、所定の方向に波形データを検索する。
【0037】図7の上部は生地の地に対して柄が暗部と
なる生地(たとえば平織りの場合)を、また、下部は生
地の地に対して柄が明部となる生地(たとえばドビー)
の場合を示しており、ここでは便宜上、地の明度に近い
側のピーク絶対値の小さい値を波形ピークの最小値Pmi
nと考える。図7の上部の波形を前提とするか下部の波
形を前提とするかは、操作パネル40から入力された柄
のタイプにより決定するのはいうまでもない。
なる生地(たとえば平織りの場合)を、また、下部は生
地の地に対して柄が明部となる生地(たとえばドビー)
の場合を示しており、ここでは便宜上、地の明度に近い
側のピーク絶対値の小さい値を波形ピークの最小値Pmi
nと考える。図7の上部の波形を前提とするか下部の波
形を前提とするかは、操作パネル40から入力された柄
のタイプにより決定するのはいうまでもない。
【0038】そして、図7の波形データが明度データと
してメモリ上の1次元配列に格納されているとすると、
図の一方の端部(たとえば左側)に相当するアドレスか
ら順次メモリを検索し、その明度データと、図中の水平
線に相当する波形ピークの最小値Pminから波形ピーク
の最大値Pmaxまでの32個のうち、1つのしきい値と
を比較する。波形データを一回走査したら、次のしきい
値を用いて同様に比較を行なう。
してメモリ上の1次元配列に格納されているとすると、
図の一方の端部(たとえば左側)に相当するアドレスか
ら順次メモリを検索し、その明度データと、図中の水平
線に相当する波形ピークの最小値Pminから波形ピーク
の最大値Pmaxまでの32個のうち、1つのしきい値と
を比較する。波形データを一回走査したら、次のしきい
値を用いて同様に比較を行なう。
【0039】この32回の比較のそれぞれについて、波
形の端部からデータを処理する過程で、しきい値よりも
明度データが小さい状態から大きい状態に変化した画
素、およびしきい値よりも明度データが大きい状態から
小さい状態に変化した画素、つまり、波形がしきい値と
交差する変化点を検索する。この変化点は、図中の黒丸
で示してあり、たとえば図7の上部、下部のいずれの場
合も波形ピークの最小値Pminでは、変化点は6個あ
る。
形の端部からデータを処理する過程で、しきい値よりも
明度データが小さい状態から大きい状態に変化した画
素、およびしきい値よりも明度データが大きい状態から
小さい状態に変化した画素、つまり、波形がしきい値と
交差する変化点を検索する。この変化点は、図中の黒丸
で示してあり、たとえば図7の上部、下部のいずれの場
合も波形ピークの最小値Pminでは、変化点は6個あ
る。
【0040】つまり、波形データの端部から、その波形
データのレンジ値を所定数に分割して得たしきい値と順
次比較し、波形を切る特定点を検索するわけである。
データのレンジ値を所定数に分割して得たしきい値と順
次比較し、波形を切る特定点を検索するわけである。
【0041】これを波形ピークの最大値Pmax側にしき
い値を増やしながら続けると、g1、g1、ないしg2、
g2のように変化点が2つになる。この変化点g1〜g
1、ないしg2〜g2の距離(画素間の距離)が柄の太さ
であり、また、変化点g1〜g1の中心の座標、g2〜g2
の中心の座標を柄の中心と考えることができる。
い値を増やしながら続けると、g1、g1、ないしg2、
g2のように変化点が2つになる。この変化点g1〜g
1、ないしg2〜g2の距離(画素間の距離)が柄の太さ
であり、また、変化点g1〜g1の中心の座標、g2〜g2
の中心の座標を柄の中心と考えることができる。
【0042】この柄の太さ、および中心が、操作パネル
40より設定された柄の太さ以下でしかも操作パネル4
0により設定された所定の検索範囲内で検出された時、
その柄の中心の座標を柄合せすべき柄の位置とする。
40より設定された柄の太さ以下でしかも操作パネル4
0により設定された所定の検索範囲内で検出された時、
その柄の中心の座標を柄合せすべき柄の位置とする。
【0043】要するに、カメラにより撮影した画像につ
いて、操作パネルから入力された条件を満足する柄を画
像処理により検出する場合、所定方向に沿って累積した
画像の明度の波形データの端部から、その波形データの
レンジ値を所定数に分割して得たしきい値と順次比較
し、波形を切る特定点を検索する。
いて、操作パネルから入力された条件を満足する柄を画
像処理により検出する場合、所定方向に沿って累積した
画像の明度の波形データの端部から、その波形データの
レンジ値を所定数に分割して得たしきい値と順次比較
し、波形を切る特定点を検索する。
【0044】この処理を指定された柄のタイプに相当す
る方向にしきい値を変化させながら続けると、この特定
点の数が所定の数になった際の特定点を柄の位置および
太さに相当するものとして検出する。検出した柄の位置
および太さが、指定された条件を満足すれば指定の柄を
検出したことになる。
る方向にしきい値を変化させながら続けると、この特定
点の数が所定の数になった際の特定点を柄の位置および
太さに相当するものとして検出する。検出した柄の位置
および太さが、指定された条件を満足すれば指定の柄を
検出したことになる。
【0045】以上のようにして、たとえば、図9のよう
に、生地端より検索範囲中心w3にある柄を柄合せすべ
き柄として検出すれば、図9右側のように1枚目の生地
のこの柄に対して2枚目以降の同じ柄を合せることがで
きる。
に、生地端より検索範囲中心w3にある柄を柄合せすべ
き柄として検出すれば、図9右側のように1枚目の生地
のこの柄に対して2枚目以降の同じ柄を合せることがで
きる。
【0046】このように、操作パネル40より柄の種
別、および柄の検索範囲を指定し、しかも検索範囲内で
指定した種別の柄を検出させるようにすれば、生地端か
ら所定の距離にある所望の柄について柄合せを行なうこ
とができる。
別、および柄の検索範囲を指定し、しかも検索範囲内で
指定した種別の柄を検出させるようにすれば、生地端か
ら所定の距離にある所望の柄について柄合せを行なうこ
とができる。
【0047】つまり、従来不可能であった柄合せすべき
柄の絶対的な指定が可能となり、これにより、たとえ
ば、ワイシャツなどの縫製品の所定の部位に所望の柄を
合せることができるようになる。
柄の絶対的な指定が可能となり、これにより、たとえ
ば、ワイシャツなどの縫製品の所定の部位に所望の柄を
合せることができるようになる。
【0048】また、異なる種類の柄を有する数種類の生
地の中で指定される柄のタイプが類似しておりかつ生地
端位置よりほぼ同一の位置で検索範囲の中にある柄を有
する生地どうしでも、柄合せが行なえる。
地の中で指定される柄のタイプが類似しておりかつ生地
端位置よりほぼ同一の位置で検索範囲の中にある柄を有
する生地どうしでも、柄合せが行なえる。
【0049】上記の画像処理は、1枚の生地について、
カメラユニット24で順次取得した1画像ごと行なわ
れ、最終画面の前記動作が完了した後に生地全体の柄の
位置及び角度が検出され正規位置に対する柄のずれが検
出される。
カメラユニット24で順次取得した1画像ごと行なわ
れ、最終画面の前記動作が完了した後に生地全体の柄の
位置及び角度が検出され正規位置に対する柄のずれが検
出される。
【0050】その後、前記検出制御ユニットにより、前
記生地11の柄のずれに応じて前記補正ユニット25の
基台26を移動させて図1において左右方向の位置合せ
を行なうとともに、柄合せテーブル31を回転動作させ
て回転方向の位置合せを行なった後、前記昇降台29を
昇降ガイドレール28に沿って上昇させ、前記柄合せテ
ーブル31を前記撮像テーブル13の下面近傍に位置さ
せる。そして、前記針押えユニット20をガイドレール
14に沿って前記撮像テーブル13に載置された生地1
1の一側上方に移動させ、この状態で、前記針押え機構
21の押え針22を下降させてこの押え針22を前記生
地11に突き刺し、前記生地11を撮像テーブル13の
上面に固定する。
記生地11の柄のずれに応じて前記補正ユニット25の
基台26を移動させて図1において左右方向の位置合せ
を行なうとともに、柄合せテーブル31を回転動作させ
て回転方向の位置合せを行なった後、前記昇降台29を
昇降ガイドレール28に沿って上昇させ、前記柄合せテ
ーブル31を前記撮像テーブル13の下面近傍に位置さ
せる。そして、前記針押えユニット20をガイドレール
14に沿って前記撮像テーブル13に載置された生地1
1の一側上方に移動させ、この状態で、前記針押え機構
21の押え針22を下降させてこの押え針22を前記生
地11に突き刺し、前記生地11を撮像テーブル13の
上面に固定する。
【0051】この状態で、前記撮像テーブル13を生地
テーブル12の下面側に退避動作させることにより、前
記撮像テーブル13の上面に位置する生地11を前記柄
合せテーブル31の上面に載置させ、この生地11は、
生地保持機構により柄合せテーブル31の上面に保持さ
れる。このとき、前記生地11を押え針22により保持
しているので、前記撮像テーブル13の退避動作および
柄合せテーブル31への載置動作時に前記生地11の位
置ずれが生じることがない。
テーブル12の下面側に退避動作させることにより、前
記撮像テーブル13の上面に位置する生地11を前記柄
合せテーブル31の上面に載置させ、この生地11は、
生地保持機構により柄合せテーブル31の上面に保持さ
れる。このとき、前記生地11を押え針22により保持
しているので、前記撮像テーブル13の退避動作および
柄合せテーブル31への載置動作時に前記生地11の位
置ずれが生じることがない。
【0052】このような動作を生地テーブル12に積層
された各生地11について、繰り返し行なうことによ
り、前記柄合せテーブル31の上面に柄合せされた生地
11を順次積層して載置し、生地テーブル12に載置し
たすべての生地11の柄合せが終了して柄合せテーブル
31の上面に載置されたら、前記柄合せテーブル31が
本体10の端部から突出する直前位置まで基台26を移
動させる。
された各生地11について、繰り返し行なうことによ
り、前記柄合せテーブル31の上面に柄合せされた生地
11を順次積層して載置し、生地テーブル12に載置し
たすべての生地11の柄合せが終了して柄合せテーブル
31の上面に載置されたら、前記柄合せテーブル31が
本体10の端部から突出する直前位置まで基台26を移
動させる。
【0053】この状態で、前記生地保持機構の動作を解
除させ、その後生地テーブルを上方へ開くとセンサー
(図示せず)が働き前記柄合せテーブル31のほぼ半分
の長さが本体10の端部から突出する位置まで基台26
を移動させ、柄合せテーブル31の上面の積層された生
地11を所定の裁断装置に送るようになっている。この
場合に、本実施例においては、前記柄合せテーブル31
の上面を平滑に形成しているので、柄合せテーブル31
を前記裁断装置の裁断テーブルに近接させた状態で、前
記生地11を滑らせることにより、前記積層された生地
11の移動を円滑に行なうことができ、積層された生地
11の位置ずれを確実に防止することができるものであ
る。
除させ、その後生地テーブルを上方へ開くとセンサー
(図示せず)が働き前記柄合せテーブル31のほぼ半分
の長さが本体10の端部から突出する位置まで基台26
を移動させ、柄合せテーブル31の上面の積層された生
地11を所定の裁断装置に送るようになっている。この
場合に、本実施例においては、前記柄合せテーブル31
の上面を平滑に形成しているので、柄合せテーブル31
を前記裁断装置の裁断テーブルに近接させた状態で、前
記生地11を滑らせることにより、前記積層された生地
11の移動を円滑に行なうことができ、積層された生地
11の位置ずれを確実に防止することができるものであ
る。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像処理により検出すべき柄の特性を指定し、指定され
た特性の柄を画像処理により検出し、検出した柄の位置
に基づき生地の位置を補正することにより柄合せを行な
うようにしているので、所望の柄について柄合せを行な
うことができる。
画像処理により検出すべき柄の特性を指定し、指定され
た特性の柄を画像処理により検出し、検出した柄の位置
に基づき生地の位置を補正することにより柄合せを行な
うようにしているので、所望の柄について柄合せを行な
うことができる。
【0055】したがって、従来不可能であった柄合せす
べき柄の絶対的な指定が可能となり、これにより、たと
えば、縫製部品の所定の部位に所望の柄を合せることが
できるようになり、また、複数の縫製部品を1つの柄合
せ対象生地にまとめて柄合せした場合に部品と部品の中
間にある柄を指定して柄合せすることにより部品位置に
よる柄合せ精度の低下が防止できる、などの優れた効果
がある。
べき柄の絶対的な指定が可能となり、これにより、たと
えば、縫製部品の所定の部位に所望の柄を合せることが
できるようになり、また、複数の縫製部品を1つの柄合
せ対象生地にまとめて柄合せした場合に部品と部品の中
間にある柄を指定して柄合せすることにより部品位置に
よる柄合せ精度の低下が防止できる、などの優れた効果
がある。
【図1】本発明に係る生地の柄合せ装置の一実施例を示
す概略正面図である。
す概略正面図である。
【図2】図1の装置の概略側面図である。
【図3】図1の装置の概略平面図である。
【図4】従来の柄合せ処理を示した説明図である。
【図5】本発明による検出制御ユニットのブロック図で
ある。
ある。
【図6】本発明における柄の角度検出方法を示した説明
図である。
図である。
【図7】本発明における柄の位置検出方法を示した説明
図である。
図である。
【図8】本発明における柄指定のための情報を示した説
明図である。
明図である。
【図9】本発明による指定柄合せを示した説明図であ
る。
る。
【図10】本発明において使用される柄の種別を示した
説明図である。
説明図である。
1 ピックアップ 10 本体 11 生地 12 生地テーブル 13 撮像テーブル 14 ガイドレール 15 把持搬送ユニット 20 針押えユニット 21 針押え機構 22 押え針 23 移動枠 24 カメラユニット 25 補正ユニット 27 昇降装置 28 昇降ガイドレール 29 昇降台 31 柄合せテーブル 40 操作パネル 50 コントロール部 60 画像認識部 64 A/D変換器 65 画像メモリ 51 CPU 61 CPU 52 RAM 53 ROM 62 RAM 63 ROM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 7/00 D05B 21/00 D05B 35/00 D05B 69/00 D06H 7/00
Claims (2)
- 【請求項1】 模様を有する生地をカメラで撮影し、得
られた画像データに対する画像処理に基づき生地の柄の
位置を検出し、検出した柄の位置に基づき生地の位置を
補正する柄合せ装置において、 画像処理により検出すべき柄の特性を指定する入力手段
と、 この入力手段により指定された特性の柄を画像処理によ
り検出し、検出した柄の位置に基づき生地の位置を補正
する制御手段を設けたことを特徴とする柄合せ装置。 - 【請求項2】 前記入力手段により指定される柄の特性
として、生地端位置からの柄位置、柄の太さ、柄検索範
囲、ないし、柄が生地の地に対して明るいか暗いかとい
う明暗タイプの少なくとも1つを指定可能であることを
特徴とする請求項1に記載の柄合せ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6009430A JP3004863B2 (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 生地の柄合せ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6009430A JP3004863B2 (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 生地の柄合せ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07220080A JPH07220080A (ja) | 1995-08-18 |
JP3004863B2 true JP3004863B2 (ja) | 2000-01-31 |
Family
ID=11720124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6009430A Expired - Lifetime JP3004863B2 (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 生地の柄合せ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3004863B2 (ja) |
-
1994
- 1994-01-31 JP JP6009430A patent/JP3004863B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07220080A (ja) | 1995-08-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2561061B2 (ja) | マーカー位置決め装置及び方法 | |
JP7029587B2 (ja) | スクリーン印刷装置およびスクリーン印刷方法 | |
JP7203307B2 (ja) | スクリーン印刷装置およびスクリーン印刷方法 | |
KR20180071320A (ko) | 다이 픽업 장치 | |
JP3004863B2 (ja) | 生地の柄合せ装置 | |
JPH07265569A (ja) | 柄合せ装置 | |
JP2670491B2 (ja) | 柔軟布の合流装置 | |
JPH0246708B2 (ja) | ||
JP6904674B2 (ja) | ミシン、刺繍枠判定方法およびプログラム | |
JP3004862B2 (ja) | 生地の位置合せ装置 | |
JPH05184748A (ja) | 縫製装置に対する加工布位置決め移送方法 | |
JP2560042B2 (ja) | 半導体ウエハのマウント装置 | |
JPH11221690A (ja) | レーザ加工装置およびレーザ加工方法 | |
JP3651718B2 (ja) | スクリーン印刷装置及び印刷方法 | |
JP2880393B2 (ja) | 柄合せ装置 | |
JPH0712517A (ja) | 部品実装機の制御装置 | |
JPH11311506A (ja) | 電子部品位置検出方法およびその装置 | |
JPH08102599A (ja) | 基板位置検出装置 | |
JP3342196B2 (ja) | 画像認識装置及び画像認識方法 | |
JPH0826511B2 (ja) | 生地の柄合わせ方法及びその装置 | |
JPH0797700B2 (ja) | プリント基板へのクリ−ム半田印刷方法 | |
JPH0683945A (ja) | 物品認識装置 | |
JP4097892B2 (ja) | 電子部品実装方法 | |
JP2538514B2 (ja) | 自動裁断機における柄合せ方法およびその装置 | |
JP3056004B2 (ja) | 生地の柄検出方法及びその装置 |