JP7203307B2 - スクリーン印刷装置およびスクリーン印刷方法 - Google Patents

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Description

本開示は、基板などのワークにペーストを印刷するスクリーン印刷装置およびスクリーン印刷方法に関する。
電子部品製造分野においては、基板上にクリーム半田や導電性ペーストなどを印刷する方法としてスクリーン印刷が広く用いられている。印刷対象のワークが小サイズの個片基板である場合には、複数の個片基板がハンドリング用のキャリアに配置された状態で印刷作業が行われる。このようなスクリーン印刷において用いられるキャリアとして、矩形の板状部材にワークである個片基板を保持するためのワーク載置部を有する構成のキャリアが知られている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1においては、まずキャリア(パレット)に載置された複数のワークのうち印刷対象となるワークをバックアップ装置によってキャリアから上昇させる。次いでこのワークをスクリーンマスクの開口部に正しく位置合わせするための位置検出を行い、位置検出結果に基づいてワークをスクリーンマスクの開口部に位置合わせするアライメント作業を実行する。その後、このワークをスクリーンマスクに当接させてスクリーン印刷を実行する。
国際公開第2017/022127号
本開示は、印刷後のワークを正しい位置精度でキャリアに配置することができるスクリーン印刷装置およびスクリーン印刷方法を提供する。
本開示のスクリーン印刷装置は、マスクプレートと、キャリア支持部と、バックアップ部と、昇降部と、整列部と、重ね合わせ部と、印刷ヘッドと、を有する。マスクプレートには、配列された複数のパターン孔群が形成され、パターン孔群はそれぞれ、1以上のパターン孔で構成されている。キャリア支持部は、上下に貫通した複数の第1の開口が設けられたキャリアを支持する。キャリアには、第1の開口のそれぞれを覆うように複数のワークが配置される。バックアップ部は、複数のワークを下方から支持するとともに複数の第1の開口にそれぞれ挿入可能なサイズの複数のワーク支持部を有する。昇降部は、キャリア支持部とバックアップ部とを相対的に昇降させる。整列部は、キャリアをマスクプレートに対して位置合わせするとともに、複数のワーク支持部によって持ち上げられた複数のワークを複数のパターン孔群の配列に合わせて整列させる。重ね合わせ部は、複数のワーク支持部で持ち上げた複数のワークとマスクプレートを位置合わせして重ねるように、バックアップ部とマスクプレートを相対的に移動させる。印刷ヘッドは、複数のワーク支持部上の複数のワークに対し、マスクプレートの上面から複数のパターン孔群を介してペーストを印刷する。昇降部は、キャリア支持部に対してバックアップ部を相対的に上昇させることにより、複数の第1の開口に複数のワーク支持部を下方から挿入して複数のワークをキャリアから持ち上げ、キャリア支持部に対してバックアップ部を相対的に下降させることにより、持ち上げた複数のワークをキャリアに戻す。
本開示のスクリーン印刷方法は、キャリア搬入工程と、持ち上げ工程と、整列工程と、アライメント工程と、印刷工程と、戻し工程とを含む。キャリア搬入工程では、マスクプレートの下方にキャリアを配置する。マスクプレートには配列された複数のパターン孔群が形成され、パターン孔群はそれぞれ、1以上のパターン孔で構成されている。キャリアには、上下に貫通した複数の第1の開口が設けられ、これら複数の第1の開口の各々を覆うように複数のワークが配置されている。持ち上げ工程では、複数の第1の開口の下方から複数のワーク支持部を挿入することにより、複数のワークを複数のワーク支持部で支持するともにキャリアから持ち上げる。整列工程では、キャリアをマスクプレートに対して位置合わせするとともに、複数のワーク支持部によって持ち上げられた複数のワークを、複数のパターン孔群の配列に合わせて整列させる。アライメント工程では、整列した複数のワークとマスクプレートとを位置合わせして重ねるように複数のワーク支持部とマスクプレートとを相対的に移動させる。印刷工程では、マスクプレートの上面で印刷ヘッドを移動させることにより、整列した複数のワークに対し、複数のパターン孔群を通じてペーストを印刷する。戻し工程では、印刷工程の後、複数のワーク支持部を複数の第1の開口から下方へ引き抜くことにより複数のワークをキャリアに戻す。
本開示によれば、印刷後のワークを正しい位置精度でキャリアに配置することができる。
本開示の実施の形態に係るスクリーン印刷装置の正面図 図1に示すスクリーン印刷装置の側面図 図1に示すスクリーン印刷装置の印刷対象となるワークを保持するキャリアの斜視図 図3に示すキャリアによるワーク保持の説明図 図1に示すワーク支持部におけるワークの吸着保持の説明図 図1に示すスクリーン印刷装置の制御構成を示すブロック図 本開示の実施の形態に係るスクリーン印刷方法を示すフローチャート 本開示の実施の形態に係るスクリーン印刷方法の動作を示す動作説明図 図8に示す動作に続く動作の説明図 図9に示す動作に続く動作の説明図 図10に示す動作に続く動作の説明図 本開示の一実施の形態のスクリーン印刷方法の動作の説明図 図12Aに示す動作に続く動作の説明図 図12Bに示す動作に続く動作の説明図 図12Cに示す動作に続く動作の説明図 図13Aに示す動作に続く動作の説明図 図13Bに示す動作の説明図 本開示の実施の形態に係るスクリーン印刷方法におけるワークとマスクプレートとの位置合わせの説明図 図14に示す動作に続く動作の説明図 図16に示す動作に続く動作の説明図 図17Aに示す動作に続く動作の説明図 図17Bに示す動作に続く動作の説明図 図18に示す動作に続く動作の説明図 図19に示す動作に続く動作の説明図 本開示の実施の形態に係るスクリーン印刷装置の変形例におけるキャリアおよびバックアップ部の斜視図 本開示の実施の形態に係るスクリーン印刷方法の変形例における動作の説明図 図22Aに示す動作に続く動作の説明図 図22Bに示す動作に続く動作の説明図
本開示の実施の形態の説明に先立ち、本開示に至った経緯を説明する。特許文献1に示された技術では、キャリアの取り扱いに起因して、ワークとキャリアとの位置関係にずれが生じ、スクリーン印刷後のワークをキャリアに正しく戻し入れすることができない場合が生じる。すなわち、搬入されたキャリアはストッパによる機械的な位置合わせが行われるのみであり、個々のキャリアによって位置がばらついている。これに対し、ワークについてはカメラによる画像認識によりスクリーンマスクの開口基準で位置補正が行われるようになっている。しかしながらこの手法では、キャリアとワークとの相対位置は必ずしも一定せず、位置ずれが生じる場合がある。そしてこのような位置ずれが生じたままスクリーン印刷が実行されると、印刷後のワークをキャリアのワーク収納部に再び戻す際に、ワークを正しくキャリアに配置することができない。そしてこの課題は、寸法精度が必ずしも保証されていない安価なキャリアを使用する場合には特に顕著である。
また、印刷後のワークの姿勢は必ずしも所定範囲内にあるとは限らず、位置ずれがばらついている場合が多い。このため、印刷後のワークをキャリアに戻す際に、ワーク収納部に正常に収納できないことがある。特に、上述のような安価なキャリアを採用している場合には、この不具合も顕著に発生する。
このような不具合に対処するため、本実施の形態においては搬入されたキャリアの位置ずれ状態を検出して正しい姿勢に位置補正する。
次に図面を参照して本開示の実施の形態を説明する。まず図1、図2を参照して、スクリーン印刷装置1の全体構成を説明する。スクリーン印刷装置1は基板などのワークにクリームはんだなどのペーストを印刷する機能を有する。基台1aのX方向の両側端部にはそれぞれ支持フレーム11が立設されており、1対の支持フレーム11の間にスクリーン印刷装置1を構成する以下の要素が配設されている。なお本実施の形態においては、図1における左右方向、すなわち印刷作業の対象となるワーク10が配置されたキャリア9を搬送するワーク搬送方向をX方向と定義し、X方向に直交する方向をY方向と定義している。
図3に示すように、矩形状のキャリア9の上面の対角位置には一対の位置認識用の認識マーク9aが形成されている。図3に示す例では、両対角位置(4カ所)に認識マーク9aが設けられているが、2カ所でもよい。キャリア9には、矩形平板形状のワーク10を配置するためのワーク収納部9bが所定の規則配列(ここでは2×4の格子配列)で複数配置されている。ワーク10の上面には、図4に示すように、複数の接続用の電極10aとともに一対の位置認識用の認識マーク10mが対角位置に形成されている。
図4に示すように、ワーク収納部9bの平面形状はワーク10の収容・取り出しを容易にするためにワーク10の外形形状寸法よりも幾分大きめに設定されて、いわゆる「遊び」を有する状態となっている。このような「遊び」の存在により、印刷作業の過程などにおいてワーク10が正規姿勢から位置ずれを生じた場合にあっても、その位置ずれが「遊び」の範囲内であれば印刷後のワーク10をワーク収納部9bに収容することができる。
ワーク収納部9bが上面に開口した開口部の周縁には、ワーク10を収納した状態においてワーク10の下面が当接するワーク受け部9dが設けられている。ワーク受け部9dの内側にはキャリア9を上下に貫通する第1の開口9cが設けられている。それぞれのワーク収納部9bには、1つのワーク10が第1の開口9cを覆う状態で配置される。すなわち本実施の形態に示すキャリア9は、上下に貫通した複数の第1の開口9cを有し、それぞれの第1の開口9cを覆うように複数のワーク10が配置される。なお、ワーク収納部9bにおいてワーク10が第1の開口9cを覆うように配置され、且つワーク収納部9bによってワーク10の位置が保持されていれば、ワーク10の上面がワーク収納部9bから幾分突出していても差し支えない。
図1、図2に示すように、1対の支持フレーム11の間の基台1aの上面には、印刷ステージ移動機構3によって移動する印刷ステージ2が配設されている。印刷ステージ移動機構3は、印刷ステージテーブル3xyθと、その上に設けられた第2の昇降機構3zとを有する。印刷ステージテーブル3xyθを駆動することにより印刷ステージ2はX方向、Y方向、θ方向の少なくともいずれか1つに沿って水平移動し、第2の昇降機構3zを駆動することにより印刷ステージ2は昇降する。なお図示していないが、θ方向は所定の中心周りに印刷ステージテーブル3xyθが回転する方向を意味している。またX方向、Y方向、θ方向の少なくともいずれか1つに沿って移動させることを、以下の説明では、XYθ方向へ移動させると称す。
印刷ステージ2は、印刷対象のワーク10が配置され、上流側から搬入されるキャリア9(図3参照)を支持するとともに、キャリア9によって搬入されてバックアップ部5のワーク支持部5aによって持ち上げられたワーク10を、以下に説明するスクリーン印刷機構に対して位置合わせして重ね合わせるアライメント動作を行う。
このとき、印刷ステージ移動機構3を構成する印刷ステージテーブル3xyθを駆動することにより、ワーク10をマスクプレート22に対してXYθ方向に位置合わせし、第2の昇降機構3zを駆動することによりワーク10をマスクプレート22の下面に当接させて重ね合わせる。したがって印刷ステージテーブル3xyθは、バックアップ部5をXYθ方向へ移動させるアライメント機構を構成する。
スクリーン印刷機構は、マスクプレート22と印刷ヘッド13とを含む。図15に示すように、マスクプレート22には、配列された複数のパターン孔群22Aが形成されている。パターン孔群22Aはそれぞれ、1以上のパターン孔22aで構成されている。印刷ヘッド13は、マスクプレート22上でスキージング動作を行う。印刷ステージ2は、第2の昇降機構3zの上面に結合された昇降テーブル4を有している。昇降テーブル4の上面の両端には支持部材4aが立設されており、図2に示すように、支持部材4aの上端部にはそれぞれX方向に延びた保持ブロック4bが結合されている。保持ブロック4bのそれぞれの内側面にはワーク10を搬送する駆動ベルトを有した印刷ステージコンベア6bが設けられている。
印刷ステージコンベア6bの上流側、下流側の支持フレーム11には、それぞれに設けられた開口部を貫通して搬入コンベア6a、搬出コンベア6cが配置されている。印刷ステージ移動機構3を駆動することにより、印刷ステージコンベア6bと、搬入コンベア6aと、搬出コンベア6cとを連動してキャリア9を搬送することができる。搬入コンベア6aによって搬入(矢印a)されたキャリア9は、印刷ステージコンベア6bに受け渡されて印刷ステージ2によって保持される。印刷ステージ2においてワーク10を対象とするスクリーン印刷が終了した後、キャリア9は、印刷ステージコンベア6bから搬出コンベア6cに受け渡されて搬出される。
昇降テーブル4の上面には、第1の昇降機構5bによって昇降駆動されるバックアップ部5が配置されている。バックアップ部5の上面には、複数のワーク支持部5aが、キャリア9におけるワーク収納部9bの配列(図3参照)に対応した配置で設けられている。ワーク支持部5aは、上面でワーク10を下方から支持するとともに、ワーク収納部9bにおける第1の開口9cに下方から挿入可能な平面サイズとなっている。
印刷ステージコンベア6bにキャリア9が搬入された状態で、第1の昇降機構5bを駆動してバックアップ部5を上昇させることにより、バックアップ部5のワーク支持部5aがキャリア9の第1の開口9cに下方から挿入される。挿入されたワーク支持部5aは、キャリア9に配置されたワーク10を下面側から持ち上げて、上述のスクリーン印刷機構による印刷高さ位置に支持する。スクリーン印刷機構による印刷が終了した後には、再び第1の昇降機構5bを駆動してバックアップ部5を下降させ、持ち上げた複数のワーク10をキャリア9に戻す。
すなわち第1の昇降機構5bは、キャリア9を支持するキャリア支持部とバックアップ部5とを相対的に昇降させることにより、複数の第1の開口9cに複数のワーク支持部5aを下方から挿入して、複数のワーク10をキャリア9から持ち上げ、持ち上げた複数のワーク10をキャリア9に戻す昇降部として機能する。
1対の保持ブロック4bの上面にはそれぞれサイドクランプ7が設けられている。サイドクランプ7はサイドクランプ駆動機構7a(図6参照)によって相互に開閉自在となっており、バックアップ部5がキャリア9を下から受けた状態でサイドクランプ7に閉動作を行わせることにより、印刷ステージ2においてキャリア9は両側面をサイドクランプ7によって挟まれてクランプ支持される。この構成において、搬入されたキャリア9が載置される印刷ステージコンベア6bおよびこの状態のキャリア9を挟んでクランプするサイドクランプ7は、印刷ステージ2において前述構成のキャリア9を支持するキャリア支持部として機能している。
このキャリア支持部に支持されたキャリア9のワーク収納部9bには複数のワーク10が「遊び」がある状態で配置されている。したがってこれら複数のワーク10の位置は正規の状態から位置ずれした状態にある。このため同一のキャリア9に配置され複数のワーク支持部5aによって同時に持ち上げた複数のワーク10を対象として、同一のマスクプレート22によって一括して印刷を実行する作業形態では、複数のワーク10の配列をマスクプレート22のパターン孔群22Aの配列に合致させる整列処理を行う。
このためスクリーン印刷装置1は、キャリア9をマスクプレート22に対して位置合わせするとともに、キャリア9からワーク支持部5aによって持ち上げられた状態の複数のワーク10を、マスクプレート22のパターン孔22aの配列に合わせて整列させる整列処理を実行する整列部を有している。すなわち、整列部によって、複数のワーク10の配列がパターン孔群22Aの配列に一致する。スクリーン印刷の実行に際しては、このようにして整列された複数のワーク10とマスクプレート22のパターン孔群22Aとを位置合わせして重ねる重ね合わせ動作が実行される。
そしてこのようにして整列された複数のワーク10に重ね合わされたマスクプレート22の上面で、以下に説明するスクリーン印刷部の印刷ヘッド13にスクリーン印刷動作を行わせることにより、複数のワーク支持部5a上の複数のワーク10に、マスクプレート22の上面からパターン孔22aを通じて印刷ヘッド13によりペーストPが印刷される。そしてマスクプレート22に対して位置合わせされたキャリア9に印刷後のワーク10を戻し入れることにより、ワーク10はワーク収納部9bからはみ出すことなく、正しい姿勢でキャリア9に収納される。
図1において、1対の支持フレーム11の上端には、印刷ヘッド13を支持する印刷ヘッド支持ビーム12が直動ガイド機構12aを介してY方向に沿って移動自在に配置されている。印刷ヘッド支持ビーム12の一端部は、図2に示す構成の印刷ヘッド移動機構14を介して一方の支持フレーム11に結合されている。印刷ヘッド移動機構14は、印刷ヘッドモータ14aによって回転駆動される送りねじ14bが螺合するナット部14cを、印刷ヘッド支持ビーム12に結合した構成となっている。印刷ヘッドモータ14aを正逆駆動することにより、印刷ヘッド支持ビーム12によって支持された印刷ヘッド13は、スキージング方向であるY方向に沿って往復移動する。
図2に示すように、印刷ヘッド13は印刷ヘッド支持ビーム12から下方に延出して設けられた1対の後スキージ13b、前スキージ13cを有している。印刷ヘッド支持ビーム12の上面に設けられたスキージ駆動部13aを駆動することにより、スキージング方向に応じて後スキージ13b、前スキージ13cのいずれかが下降してマスクプレート22に摺接する。
マスクプレート22には、印刷対象のワーク10における印刷パターン(図15参照)に対応して、印刷用のパターン孔22aが形成されている。図17Aに示すように、スクリーン印刷装置1におけるスクリーン印刷では、まずマスクプレート22の上面に印刷用のペーストPを供給する。次いでキャリア9に配置された状態の複数のワーク10をワーク支持部5aによって持ち上げて支持し、マスクプレート22の下面に印刷対象のワーク10を当接させる。
そしてこの状態で、図17Bに示すように、マスクプレート22の上面で後スキージ13b、前スキージ13cのいずれかを摺動させるスキージング動作を行わせる。これにより印刷対象のワーク10には、パターン孔22aを介してペーストPが所定の印刷パターンで印刷される。すなわち印刷ヘッド13は、バックアップ部5のワーク支持部5a上の複数のワーク10に、マスクプレート22の上面からパターン孔22aを通じてペーストPを印刷する。
図1に示すように、印刷ステージ2の上面とマスクプレート22の下面との間には、第1のカメラ18、第2のカメラ19およびワークピックアップ部20が取り付けられた移動部材17が配設されている。また、X方向およびY方向に沿って移動部材17を移動させる移動機構(図6に示すカメラ移動機構16に相当)が配設されている。この移動機構は、カメラX軸移動機構16XおよびカメラY軸移動機構16Yより構成される。カメラX軸移動機構16Xは、移動部材17をカメラX軸ビーム15に沿ってX方向において移動させる。カメラY軸移動機構16Yは、カメラX軸ビーム15をY方向に沿って移動させる。
カメラX軸ビーム15のY方向に沿った移動は、支持フレーム11の内側面に配置された直動ガイド機構15cによってガイドされる。すなわち上述の移動機構は、マスクプレート22とキャリア支持部である印刷ステージコンベア6bの間の空間で移動する移動部材17を有し、第1のカメラ18、第2のカメラ19およびワークピックアップ部20は移動部材17に装着されている。
カメラX軸移動機構16Xは、図1に示すカメラX軸モータ15a、送りねじ15bおよび図2に示すナット部15dより構成される。カメラX軸モータ15aを駆動することにより、ナット部15dに結合された移動部材17はX方向に沿って移動する。なお図2においては、カメラX軸モータ15aの図示を省略している。カメラY軸移動機構16Yは、図2に示すように、カメラY軸モータ16a、送りねじ16bおよびカメラX軸ビーム15に結合されたナット部16cより構成される。カメラY軸モータ16aを駆動することにより、ナット部16cに結合されたカメラX軸ビーム15がY方向に沿って移動する。
ここで第1のカメラ18、第2のカメラ19およびワークピックアップ部20の機能を説明する。第1のカメラ18は、撮像方向を下方に向けて配置されており、印刷ステージ2においてキャリア9およびキャリア9に保持されたワーク10を撮像する。ここではキャリア9に形成された認識マーク9aおよびワーク10に形成された認識マーク10m(図4参照)が撮像対象となる。
本実施の形態においては、キャリア9はワーク10を保持して印刷ステージ2へ搬入し、印刷後のワーク10を同様に保持して搬出する機能を担っている。したがってキャリア9については、印刷後のワーク10を正しく収納可能なように、マスクプレート22に対して位置合わせする必要がある。本実施の形態においては、キャリア9に形成された認識マーク9aの位置認識結果に基づいて、キャリア9をマスクプレート22に対して整列させるようにしている。
第1のカメラ18による撮像で得られた画像をキャリア認識部33(図6参照)の処理機能によって認識処理することにより、キャリア9の位置ずれが検出される。したがって第1のカメラ18およびキャリア認識部33は、搬入されたキャリア9の位置ずれを検出するキャリア位置検出部に相当する。また第1のカメラ18による撮像で得られた画像をワーク認識部34(図6参照)の処理機能によって認識処理することにより、ワーク10の位置ずれや方向の正否に加えて、ワーク10における電極10aの位置が検出される。したがって第1のカメラ18およびワーク認識部34は、複数のワーク支持部5a上の複数のワーク10を第1のカメラ18によって撮像して位置を検出して、それぞれのワーク10の理想の位置(配置されるべき設定位置)からの位置ずれを検出するするワーク位置検出部に相当する。
第2のカメラ19は撮像方向を上方に向けて配置されており、マスクプレート22に形成されたマスク認識マーク22m(図15参照)を撮像する。この撮像で得られた画像をマスク認識部32(図6参照)の処理機能によって認識処理することにより、マスクプレート22におけるマスク中心MCやパターン孔22aの位置が認識される(図15参照)。したがって第2のカメラ19およびマスク認識部32は、マスクプレート22を第2のカメラ19によって撮像して位置を検出するマスク位置検出部に相当する。なおマスク認識マーク22mは、キャリア9における認識マーク9aに対応して形成されている。キャリア9をマスクプレート22に対して整列させる際には、マスク認識マーク22mの位置が参照される。
ワークピックアップ部20は真空吸着によりワーク10を保持する機能を有する吸着保持ツールであり、本実施の形態においてはワーク支持部5aに支持された複数のワーク10の中の少なくとも一つをワーク支持部5aからピックアップするために用いられる。これにより、ワーク支持部5aにおいて位置ずれ状態で配置されたワーク10を一時的にピックアップし、位置ずれを補正した状態のワーク10をワーク支持部5aに戻すワーク整列動作を行うことが可能となっている。
このワーク整列動作は、前述のワーク位置検出部で検出したワーク10の位置(位置ずれ状態)に基づいて、ワークピックアップ部20でピックアップされたワーク10に対して、検出された位置ずれ状態を補正するのに必要な補正量だけ、ワーク支持部5aを有した印刷ステージ2を、印刷ステージテーブル3xyθによって水平方向に相対的に移動させることにより行われる。
すなわち印刷ステージ2を水平方向に相対的に移動させる印刷ステージテーブル3xyθは、印刷ステージ2を水平方向に相対的に移動させる。印刷ステージテーブル3xyθは、前述のワーク位置検出部により検出したワーク10の位置ずれに基づいて、ワークピックアップ部20とワーク支持部5aとをXYθ方向へ相対的に移動させるワーク整列機構として機能している。また、印刷ステージテーブル3xyθは、前述のキャリア位置検出部により検出したキャリア9の位置ずれに基づいて、マスクプレート22と以下に説明するキャリア支持部に支持されたキャリア9とをXYθ方向へ相対的に移動させるキャリア整列機構として機能している。
そして本実施の形態においては、キャリア9をマスクプレート22に対して整列させるとともに、ワーク支持部5aによって持ち上げられた複数のワーク10をマスクプレート22のパターン孔22aの配列に合わせて整列させる整列部は、前述のワーク位置検出部、ワークピックアップ部20、上述のワーク整列機構およびキャリア整列機構を含む構成となっている。
この整列動作の実行に際しては、第1のカメラ18およびワークピックアップ部20をマスクプレート22と印刷ステージ2に設けられたキャリア支持部(印刷ステージコンベア6bおよびサイドクランプ7)の間の空間で移動させることが必要となる。前述のカメラX軸移動機構16XおよびカメラY軸移動機構16Yより成るカメラ移動機構16(図6参照)は、第1のカメラ18とワークピックアップ部20をマスクプレート22とキャリア支持部の間の空間で移動させる移動機構となっている。本実施の形態においては、マスクプレート22とキャリア支持部の間の空間で、カメラX軸移動機構16XおよびカメラY軸移動機構16Yによって移動する移動部材17を有する構成となっており、第1のカメラ18とワークピックアップ部20はこの移動部材17に装着されている。
上述構成において、重ね合わせ部は、複数のワーク支持部5aで持ち上げた複数のワーク10とマスクプレート22を位置合わせして重ねるためにバックアップ部5とマスクプレート22を相対的に移動させる。この重ね合わせ部は、印刷ステージ移動機構3を構成するアライメント機構である印刷ステージテーブル3xyθを含んでいる。そして本実施の形態では、このアライメント機構が、前述のワーク整列機構として機能している。すなわちここでは、アライメント機構がキャリア整列機構およびワーク整列機構を兼務している。
このように、本実施の形態では、印刷ステージ2を移動させる既存のアライメント機構である印刷ステージテーブル3xyθを、前述機能を有するキャリア整列機構およびワーク整列機構として利用することにより、既存機構を有効に活用して設備コストを抑えることが可能となっている。なお前述機能を有するキャリア整列機構およびワーク整列機構の構成例としては、本実施の形態に示す構成例のほかにも、既存機構に新規機能を適宜付加することにより本実施の形態に示す構成例と同等の機能を実現する各種のバリエーションが可能である。
例えば、バックアップ部5とキャリア支持部とをXYθ方向に相対移動させるワーク整列機構の構成例(1)として、XY方向については印刷ステージテーブル3xyθのXYテーブルを利用し、θ方向については印刷ステージテーブル3xyθのθテーブルを利用する。またワーク整列機構の構成例(2)として、XY方向については移動部材17を移動させる移動機構(図6に示すカメラ移動機構16参照)を利用し、θ方向についてはワークピックアップ部20に新たに設けたθ回転機構を利用する。
次に構成例(3)として、XY方向については構成例(2)と同様に移動部材17を移動させる移動機構(カメラ移動機構16)を利用し、θ方向については印刷ステージテーブル3xyθのθテーブルを利用する。さらに構成例(4)として、XY方向については構成例(1)と同様に印刷ステージテーブル3xyθのXYテーブルを利用し、θ方向についてはワークピックアップ部20に新たに設けたθ回転機構を利用する。
次に図5を参照して、バックアップ部5におけるワーク10の真空吸着による保持について説明する。バックアップ部5の上面に形成された複数のワーク支持部5aには、上面に開口した吸引路5cが設けられている。ワーク10をワーク支持部5aの上面によって持ち上げて保持した状態では、吸引路5cはワーク10の下面に当接する。ワーク収納部9bの各々に対応した吸引路5cは、制御バルブ23を介して負圧発生源24に接続されている。
制御バルブ23は負圧発生源24と吸引路5cとの間の吸引回路25を断接するオンオフ弁の機能と負圧状態の吸引回路25内へ大気を導入する真空破壊弁としての機能を有している。制御バルブ23を制御部30(図6)によって個別に制御することにより、キャリア9に設けられた複数のワーク収納部9b毎に吸引路5cへの負圧の導入と遮断を選択することが可能となっている。
ワーク10をワーク支持部5aの上面によって持ち上げた状態で、負圧発生源24を作動させ且つ制御バルブ23を開状態とすることにより、吸引回路25を介して吸引路5cから真空吸引する。これにより、ワーク支持部5aの各々によって持ち上げられたワーク10は、ワーク支持部5aに真空吸着により拘束保持される。ワーク10のワーク支持部5aへの真空吸着を解除するときは、吸引回路25が負圧発生源24に対して閉状態となり且つ大気開放状態となるように制御バルブ23を制御する。
すなわち上記構成において、複数のワーク支持部5aを有するバックアップ部5に形成された吸引路5c、吸引路5cと負圧発生源24とを接続する吸引回路25、吸引回路25に介設された制御バルブ23および負圧発生源24は、それぞれのワーク支持部5aが有し負圧でワーク10を保持するワーク吸引部を構成する。そしてこのワーク吸引部は、ワーク支持部5a毎に負圧の導入と遮断を選択可能に構成されている。
そして少なくともワークピックアップ部20は、負圧が遮断されたワーク支持部5aのワーク10を持ち上げるようになっている。このような構成により、同一のキャリア9のワーク収納部9bのそれぞれに配置されて搬入され、さらにワーク支持部5aによって一括して持ち上げられた複数のワーク10のうち、任意の1つのワーク10をワーク支持部5aからワークピックアップ部20によって持ち上げ、またワーク支持部5aに戻して吸着保持させることが可能となっている。
次に図6を参照して、スクリーン印刷装置1の制御系の構成を説明する。図6において、制御部30には、印刷ヘッド13、印刷ヘッド移動機構14、第1のカメラ18、第2のカメラ19、ワークピックアップ部20、カメラ移動機構16、制御バルブ23、第1の昇降機構5b、第2の昇降機構3z、印刷ステージテーブル3xyθ、サイドクランプ駆動機構7a、印刷ステージコンベア6b、搬入コンベア6aおよび搬出コンベア6cが接続されている。
また制御部30は内部処理機能として、整列処理部31、マスク認識部32、キャリア認識部33、ワーク認識部34、印刷処理部35を有している。さらに制御部30はこれらによる制御処理に必要な情報を記憶するための記憶部36を有している。記憶部36はマスクパターン位置記憶部36aを有している。マスクパターン位置記憶部36aは、マスクプレート22におけるマスク認識マーク22m、パターン孔22aの位置情報を記憶する。
整列処理部31は、キャリア9をマスクプレート22に対して整列させるとともに、印刷ステージ2に設けられたキャリア保持部に保持されたキャリア9に配置されている複数のワーク10を、マスクプレート22のパターン孔22aの配列に合わせて正しく整列させる処理を行う。マスク認識部32は、第2のカメラ19による撮像で得られた画像を認識処理することにより、マスク認識マーク22m、パターン孔22aの位置を検出する。キャリア認識部33は、第1のカメラ18による撮像で得られた画像を認識処理することにより、キャリア9の位置を検出する。ワーク認識部34は、第1のカメラ18による撮像で得られた画像を認識処理することにより、キャリア9に配置されたワーク10の位置を検出する。
整列処理部31による整列処理においては、ワークピックアップ部20によってワーク10を持ち上げた状態で、ワーク認識部34によって検出されたワーク10の位置ずれに基づいて印刷ステージテーブル3xyθを駆動することにより、ピックアップされたワーク10に対してバックアップ部5のワーク支持部5aを相対的に移動させるワーク整列動作が実行される。
印刷処理部35は、スクリーン印刷装置1の各部を制御して、ワーク支持部5aに保持された状態の複数のワーク10に対してスクリーン印刷を実行させる処理を行う。印刷処理部35が制御バルブ23、第1の昇降機構5b、第2の昇降機構3z、印刷ステージテーブル3xyθ、サイドクランプ駆動機構7a、印刷ステージコンベア6b、搬入コンベア6aおよび搬出コンベア6cを制御することにより、以下の各処理が実行される。
すなわち、1つ目の処理では、印刷対象のワーク10が配置されたキャリア9を印刷ステージ2へ搬入する。2つ目の処理では、印刷ステージコンベア6bとサイドクランプ7よりなるキャリア支持部によりキャリア9を保持する。3つ目の処理では、バックアップ部5のワーク支持部5aによってキャリア9から持ち上げられた複数のワーク10をマスクプレート22へ重ね合わせる。4つ目の処理では、印刷ヘッド13、印刷ヘッド移動機構14により、ワーク10へペーストPを印刷する。5つ目の処理では、スクリーン印刷後のキャリア9を搬出する。これらの各動作が実行される。
次に図7に示す処理フローおよび各図を参照して、スクリーン印刷装置1によって実行されるスクリーン印刷方法について説明する。まずスクリーン印刷作業の実行に先立つ準備段階において、マスク認識工程が実行される。すなわち図8に示すように、マスクプレート22の下方でカメラ移動機構16によって第2のカメラ19を移動させて(矢印b)、マスクプレート22のマスク認識マーク22m(図15参照)を第2のカメラ19によって撮像する。
そしてこの撮像で得られた画像をマスク認識部32によって認識処理することによりマスクプレート22の位置とパターン孔22aの配列を検出し、検出結果を記憶部36のマスクパターン位置記憶部36aに記憶する。これにより、マスクプレート22のマスク中心MC(図15参照)の位置座標とマスクプレート22のθ方向の向きが検出されて記憶される。以下のスクリーン印刷作業においては、マスクパターン位置記憶部36aに記憶されたマスクプレート22の位置情報に基づいてキャリア9の位置補正およびワーク10の位置合わせが行われる。
スクリーン印刷作業が開始されると、キャリア搬入が実行される(ST1)。ここではまず図9に示すように、印刷ステージ移動機構3を駆動して印刷ステージ2を上流側へ移動させて(矢印c)、印刷ステージコンベア6bを搬入コンベア6aと連結状態にする。次いで印刷ステージコンベア6b、搬入コンベア6aを駆動して、ワーク10が配置されて予め搬入コンベア6a上で待機状態にあったキャリア9を印刷ステージコンベア6bに乗り移らせる(矢印d)。
次に図10に示すように、印刷ステージ移動機構3を駆動して印刷ステージ2をマスクプレート22の中央の印刷位置に移動させ(矢印e)、ワーク10が配置されたキャリア9をマスクプレート22の下方に配置する。すなわち、このキャリア搬入工程では、印刷用の複数のパターン孔22aが形成されたマスクプレート22の下方で、上下に貫通した複数の第1の開口9cを有しそれぞれの第1の開口9cを覆うように複数のワーク10が配置されたキャリア9を配置する(図4参照)。
次いでキャリア保持が実行される(ST2)。ここでは、印刷ステージコンベア6bに設けられた搬送ストッパなどのキャリア位置決め機構(図示省略)を作動させてキャリア9を搬送方向に位置決めするとともに、サイドクランプ駆動機構7a(図6参照)を駆動してサイドクランプ7によってキャリア9を挟み込んでクランプする。これにより、キャリア9は印刷ステージコンベア6bおよびサイドクランプ7よりなるキャリア支持部によって位置保持された状態となる。
図12Aは、このようにして配置されたキャリア9を示しており、キャリア9のワーク収納部9bにおいて第1の開口9cを覆ってワーク10が配置されたキャリア9は、バックアップ部5の上方に位置している。そしてそれぞれのワーク支持部5aは、キャリア9において第1の開口9cの下方に位置している。
次に印刷ステージ2にて位置が保持されたキャリア9に対して、バックアップ部5を上昇させる(ST3)。すなわち、図11および図12Bに示すように、第1の昇降機構5bを駆動してバックアップ部5を上昇させ(バックアップ部上昇:矢印f、h)、複数の第1の開口9c(図4参照)の下方から複数のワーク支持部5aを挿入する。これにより、複数のワーク10を複数のワーク支持部5aで支持するともに、キャリア9から持ち上げる(持ち上げ工程:矢印i)。次いでワーク吸引が実行される(ST4)。すなわち、負圧発生源24を駆動して吸引路5cから真空吸引する(矢印j)ことにより、ワーク支持部5aの上面にワーク10を吸着により拘束する。
そしてこのようにしてバックアップ部5のワーク支持部5aによって持ち上げられたワーク10を対象として、以下に説明する整列工程が実行される。すなわち、キャリア9をマスクプレート22に対して整列させるとともに、複数のワーク支持部5aによって持ち上げられた複数のワーク10の配列とマスクプレート22における複数のパターン孔22aの配列とが一致するように、複数のワーク10を整列させる(整列工程)。
この整列工程は以下のようにして実行される。まずキャリア位置検出が行われる(ST5)。すなわち印刷ステージコンベア6bおよびサイドクランプ7よりなるキャリア支持部によって位置保持されたキャリア9の認識マーク9a(図3参照)を第1のカメラ18によって撮像する。すなわち図12Bに示すように、第1のカメラ18をキャリア9の上方で移動させて(矢印k1)、キャリア9の対角位置に形成された認識マーク9a(図3参照)を撮像する。そして撮像で得られた画像をキャリア認識部33によって認識処理して、キャリア9の位置を検出する。
次いで、複数のワーク支持部5aによって持ち上げられた複数のワーク10の位置を検出するワーク位置検出が実行される(ST6)(ワーク位置検出工程)。すなわち図11に示すように、カメラ移動機構16を駆動してカメラX軸ビーム15に沿って移動部材17を移動させる。これにより、図12Cに示すように、複数のワーク支持部5aによって持ち上げられた複数のワーク10の上方に、第1のカメラ18を順次移動させ(矢印k2)、ワーク10に形成された2つの認識マーク10m(図4参照)を撮像する。そしてこの撮像で得られた画像をワーク認識部34によって認識処理することにより、それぞれのワーク10の位置ずれ状態が検出される。
次いでキャリア位置補正が行われる(ST7)。ここでは、(ST5)のキャリア位置検出によって求められたキャリア9の認識マーク9aとマスクプレート22のマスク認識マーク22mとの位置関係が一致するように、キャリア9の位置を補正する。この位置補正は、図13Aに示すように、印刷ステージ移動機構3の印刷ステージテーブル3xyθを駆動する(矢印n1)ことにより行われる。なお本実施の形態では、(ST3)のバックアップ部上昇によってワーク10を持ち上げた後に(ST5)のキャリア位置検出および(ST7)のキャリア位置補正を行うようにしているが、ワーク10を持ち上げる前にキャリア位置検出およびキャリア位置補正を行うようにしてもよい。
図13Bは、バックアップ部5の複数のワーク支持部5aの全てに保持されたワーク10についてワーク位置検出が完了した後に実行される、ワーク位置修正(ワーク整列動作)を示している。すなわち(ST6)に示すワーク位置検出工程の検出結果を承けて、以下に説明するワーク位置修正量計算が実行される(ST8)。そしてこのワーク位置修正量計算の結果に基づいて、バックアップ部5におけるワーク10の配列をマスクプレート22におけるパターン孔22aの配列に合わせるワーク位置修正(ワーク整列動作)(ST9)が実行される。
この整列動作においては、図13B、図14に示すように、ワークピックアップ部20によってワーク10をワーク支持部5aからピックアップし(矢印m)、ワーク10についてのワーク位置修正量計算結果に基づいて、印刷ステージ移動機構3を駆動することによりXYθ方向の位置修正(矢印n2)を行う(位置修正工程)。そして位置修正が終了した後には、ワークピックアップ部20でピックアップされたワーク10をワーク支持部5aに載置して戻す載置工程が実行される。
ここで上述のワーク位置修正量について、図15を参照して説明する。図15の(a)はマスクプレート22の平面を示している。マスクプレート22にはマスク面の中心位置を示すマスク中心MCおよびマスクプレート22における位置の基準となる一対のマスク認識マーク22mが設けられている。マスクプレート22には印刷対象のワーク10における電極10aの配列パターンに対応したパターン孔22aが、キャリア9におけるワーク10の個数に対応して複数組形成されている。
図15の(a)にて破線枠で示すワーク外形10*は、ワーク10の電極10aをパターン孔22aに正確に位置合わせした場合のワーク10の外形を示しており、パターン中心10*cはワーク外形10*の中心を示している。これらのマスクパターンデータは、作業開始前に準備段階で予め取得され、マスクパターン位置記憶部36aに記憶されている。
図15の(b)はこの整列工程においてワーク位置検出を実行した結果を示している。すなわち図12Cに示す第1のカメラ18によるワーク10の位置検出では、ワーク10の各々はキャリア9におけるそれぞれの配置状態に応じて個別に異なる位置ずれ状態にある。このワーク位置検出では、ワーク10の各々において一対の認識マーク10mの位置を認識することにより、個々のワーク10の中心を示すワーク中心10cのパターン中心10*cに対する中心位置ずれとともに、平面内におけるワーク10の方向を示すワーク基準方向のマスク基準方向に対するずれ角度を示す回転位置ずれθが検出される。
したがって、キャリア9に配置された複数のワーク10をマスクプレート22の下面に当接させて、これらのワーク10に対して一括してペーストPを正しくスクリーン印刷するには、上述のキャリア9におけるワーク10の中心位置ずれと回転位置ずれを補正する整列操作を行う必要がある。(ST8)におけるワーク位置修正量計算では、この中心位置ずれと回転位置ずれを補正するために必要な位置修正量が、整列処理部31の演算処理機能によってワーク10毎に個別に求められる。
図15の(c)は、このようにして求められたワーク位置修正量を適用して、ワーク10の位置を個別に修正した整列処理後のワーク10の配列状態を示している。すなわちこの状態では、ワーク10の配列とパターン孔22aとが一致しており、ワーク10のワーク中心10cとマスクプレート22におけるパターン中心10*cとが一致するとともに、ワーク10相互の間隔やワーク10のワーク基準方向とマスクプレート22のマスク基準方向が一致した状態となっている。
次に、(ST9)が終了して全てのワーク10について整列処理が終了したと判断されたならば、キャリア9に整列状態で配置されたワーク10の配列状態が正しいか否かを検査するワーク整列状態検査を実行する(ST10)。すなわち、整列工程を終えてワーク支持部5aに戻されて載置された全てのワーク10を、第1のカメラ18を移動させながら順次撮像することにより、ワーク10の整列状態を検査、すなわち設定位置からの位置ずれ量を検出する。
そして検出された位置ずれ量を、記憶部36に記憶された判定閾値と比較することにより、位置ずれが許容範囲であってワーク整列状態が合格であるか否かを判定する(ST11)。ここでワーク整列状態が合格であると判定された場合には、(ST14)に進む。これに対し、(ST11)にてワーク整列状態が不合格であると判定された場合には不合格の回数が確認される。ここで不合格の回数が予め設定された所定回数未満であると判定された場合には、[1]に戻って(ST6)以降の処理が反復実行される。この場合、(ST7)は不要でありスキップされる。なお(ST12)にて不合格回数が所定回数に達している場合には、何らかの不具合が生じていると判断してエラー報知する(ST13)。
(ST14)では、アライメントが実行される。すなわち整列した複数のワーク10とマスクプレート22を位置合わせするためにワーク支持部5aが設けられた印刷ステージ2とマスクプレート22とを相対的に移動させ、マスクプレート22にワーク10を重ねる(アライメント工程)。すなわち図16に示すように、印刷ステージ移動機構3を駆動して、ワーク支持部5aに整列状態のワーク10が載置された状態の印刷ステージ2をマスクプレート22に対して位置合わせする。
ここでは印刷ステージテーブル3xyθによって印刷ステージ2を水平方向の位置を調整する。これにより、マスクプレート22のパターン孔22aにワーク10の電極10aを位置合わせする。その後、第2の昇降機構3zによって印刷ステージ2を上昇させて(矢印o)、ワーク10をマスクプレート22の下面に当接させる。
この後、スクリーン印刷が実行される。すなわちマスクプレート22の上面で印刷ヘッド13を移動させることにより、整列した複数のワーク10にマスクプレート22の上面からパターン孔22aを通じてペーストPを印刷する(印刷工程)。この印刷工程では、パターン孔22aにペーストを充填するペースト充填工程と、マスクプレート22からワーク10を離隔させる版離れとが実行される(印刷ヘッド移動(ペースト充填工程):ST15)。
印刷ヘッド移動では、まず図17Aに示すように、印刷ヘッド13を所定のスキージング開始位置に位置させ、スキージ駆動部13aを駆動して2つの後スキージ13b、前スキージ13cのいずれか(ここに示す例では前スキージ13c)を、ペーストPが供給された状態のマスクプレート22の上面に対して下降させ(矢印p)、前スキージ13cの下端部をマスクプレート22に摺接させる。このとき印刷対象のワーク10は、ワーク支持部5aによって下受けされた状態でマスクプレート22の下面に当接している。
次に印刷ヘッド移動機構14(図1,図2参照)を駆動することにより、図17Bに示すように、印刷ヘッド支持ビーム12とともに印刷ヘッド13をスキージング方向に移動させる(矢印q)。これにより、マスクプレート22の上面において前スキージ13cは、ペーストPをマスクプレート22に形成されたパターン孔22aに充填させながら摺動し、ペーストPをワーク10の電極10aに印刷する。
この後、印刷ステージ2を下降させる版離れが実行される(ST16)。すなわち図18に示すように、印刷ステージ移動機構3の第2の昇降機構3zを駆動して印刷ステージ2を下降させる(矢印r)。これにより、ワーク10の上面の印刷面をマスクプレート22の下面から離隔させる版離れが行われる。そしてワーク支持部5aにおいて吸引路5cからの真空吸引を解除することにより、ワーク10のワーク支持部5aへの吸引を解除する(ST17)。
次いで、印刷工程の後、バックアップ部5を下降させて(矢印s)、ワーク10の下受け状態を解除する(バックアップ部下降)(ST18)。すなわち図19に示すように、複数のワーク支持部5aを複数の第1の開口9cから下方へ引き抜くことにより、複数のワーク10をキャリア9のワーク収納部9bに戻す(戻し工程)。この戻し工程において、キャリア9はマスクプレート22に対して整列された状態にあることから、ワーク10はワーク収納部9bに正しく収納される。次いでサイドクランプ7によるキャリア9のクランプを解除することにより、キャリア保持を解除する(ST19)。これにより、キャリア9は印刷ステージコンベア6bに保持された状態となる。
そしてこの後、キャリア搬出が実行される(ST20)。すなわち図20に示すように、印刷ステージ移動機構3を駆動して印刷ステージ2を下流側へ移動させ(矢印t)、印刷ステージコンベア6bと搬出コンベア6cとを連結状態とする。そしてこの状態で印刷ステージコンベア6b、搬出コンベア6cを駆動することにより、印刷後の複数のワーク10が配置されたキャリア9を印刷ステージコンベア6bから搬出コンベア6cへ乗り移らせる(矢印u)。これにより、複数のワーク10が配置されたキャリア9を対象とするスクリーン印刷処理が終了する。
上述の処理フローにて(ST5)~(ST9)は前述の整列工程を構成している。この整列工程は、ワーク位置検出工程(ST6)と、ワークピックアップ工程と、位置修正工程と、載置工程とを含んでいる。ワーク位置検出工程では、複数のワーク支持部5a上の複数のワーク10の位置を検出してそれぞれのワーク10の設定位置からの位置ずれを求める。ワークピックアップ工程では、ワーク位置検出工程を終えた少なくとも一つのワーク10をワークピックアップ部20によってワーク支持部5aからピックアップする。位置修正工程では、ワーク位置検出工程で検出したワーク10の位置ずれに基づいてワークピックアップ部20とワーク支持部5aとを相対的に移動させる。載置工程では、位置修正工程の後、ワークピックアップ部20によってピックアップされたワーク10をワーク支持部5aに載置する。
さらに、整列工程において、位置ずれ検出工程における位置ずれが許容範囲内か否かを判断し、許容範囲内であるワーク10についてはワークピックアップ工程と位置修正工程をスキップするようにしている。これにより、位置ずれ状態が良好のワーク10について不必要な位置修正作業を実行することによる生産性の低下を防止することができる。
さらに、整列工程の後、ワーク整列状態検査のための位置ずれ検出工程を再度実行し、全てのワーク10の位置ずれが許容範囲内であって合格と判定された場合にはアライメント工程へ移行し、不合格と判定された場合には許容範囲を超えているワーク10に対して整列工程を行うようにしている。これにより、位置ずれ補正のための整列動作の実行を位置ずれが許容範囲を超えた不合格のワークに限定することが可能となる。
そして(ST16)にてアライメントを実行するアライメント工程では、整列工程の後にワーク整列状態検査のための位置ずれ検出工程を行い、この位置ずれ検出工程で得られた複数のワーク10の位置に基づいてワーク支持部5aとマスクプレート22とを相対的に移動させるようにしている。これにより、整列状態が不良のまま印刷が実行されることを防止して、印刷品質を確保することができる。
上記説明したように、本実施の形態に示すスクリーン印刷においては、マスクプレート22の下方で複数のワーク支持部5aで持ち上げられた複数のワーク10を保持する。そして、印刷用のパターン孔22aが形成されたマスクプレート22に対してキャリア9を位置決めするとともに、ワーク支持部5a上の複数のワーク10をパターン孔22aの配列に合わせて整列させる。さらに、整列した複数のワーク10とマスクプレート22とを位置合わせするように、ワーク支持部5aとマスクプレート22を相対的に移動させるアライメントを実行する。そして、マスクプレート22の上面から整列した複数のワーク10にパターン孔22a(パターン孔群22A)を介してペーストPを印刷する。最後に、ワーク支持部5aを下降させて複数のワーク10を整列した状態のキャリア9に戻す。
これにより、位置ずれ状態が異なる複数のワーク10が配置されたキャリア9を作業対象とするスクリーン印刷において、位置ずれの補正を個別のワーク10毎に行うとともに、印刷作業において最も作業時間を要するスキージング作業を複数のワーク10を対象として一括行うことが可能となっている。したがってキャリア9に載置されたワーク10の位置ずれを補正して印刷精度を確保しつつ、高い生産性を確保することができる。またワーク10を載置したキャリア9の位置を認識してマスクプレート22に整列させるようにしていることから、搬入された個々のキャリアの位置がばらついている場合にあっても、印刷後のワークをキャリアに再び戻す際に、ワークを正しくキャリアに配置することができる。
さらに本実施の形態においては、印刷時にはワーク10をキャリア9から持ち上げるようにしていることから、キャリアに載置した状態で印刷を行う従来技術と比較して、以下のような利点がある。まず、キャリアに載置した状態で印刷を行う場合には、ワークの厚みやワーク収納部9bの深さなどによってはマスクプレートとワークとの間にギャップを生じて、にじみなどの印刷不良を生じるおそれがある。これに対し、本実施の形態では、ワーク10はキャリア9から完全に持ち上げられていることから、このようなギャップが生じることがない。
さらに従来技術では、キャリアに載置された状態で位置認識を行った後のワークをキャリアから持ち上げる際に、キャリアの収納凹部の内壁面とワークが擦れることによるワークの位置ずれが発生していた。これに対し、本実施の形態では、ワーク10をキャリア9から持ち上げた状態で位置認識を行い、この位置認識結果に基づいて位置補正を行うことから、ワーク10の持ち上げによる位置ずれの発生がなく、良好な印刷位置精度を得ることができる。
本実施の形態は以上であるが、本開示はその趣旨を逸脱しない範囲で、以下に例示するように、実施の形態を変更して実施することができる。例えば、ワークピックアップ部20を移動させる専用の移動機構を有し、ワークピックアップ部20専用の移動機構を単独で駆動して、もしくは印刷ステージテーブル3xyθの両方を上述のアライメント機構として機能させてもよい。さらに、マスクプレート22の下面をクリーニングするクリーニング機構を有している場合には、ワークピックアップ部20をクリーニング機構に取り付けてもよい。この場合、クリーニング機構が上述のアライメント機構としての機能の全部あるいは一部を担う。
次に図21、図22A~図22Cを参照して、本実施の形態に示すスクリーン印刷装置1において、マスクプレート22の下面を支持するマスクプレート支持部を追加して有した変形例について説明する。図21は、この変形例において使用されるキャリア9Aとバックアップ部5Aとを示している。キャリア9Aは、図3、図4に示すキャリア9と同様に、複数のワーク10を配置してキャリア支持部である印刷ステージコンベア6bに、一対の対向する縁部を下から支持されて用いられる。ワーク10は図4に示すものと同様であり、上面には複数の接続用の電極10aおよび一対の位置認識用の認識マーク10mが形成されている。
キャリア9Aの上面には、キャリア9と同様に位置認識用の認識マーク9a並びにワーク10を配置するためのワーク収納部9bが所定配列で複数形成されている。ワーク収納部9bは図4にて示すものと同様構成であり、ワーク収納部9bが上面に開口した開口部の周縁には、ワーク10を収納配置した状態においてワーク10の下面が当接するワーク受け部9dが設けられている。ワーク受け部9dにはキャリア9を上下に貫通する第1の開口9cが設けられている。それぞれのワーク収納部9bには、1つのワーク10が第1の開口9cを覆うワーク10状態で配置される。またキャリア9Aには、複数の第2の開口9eがそれぞれのワーク収納部9bを両側から挟む配置で、キャリア9Aを上下方向に貫通して形成されている。
上述構成のキャリア9Aは、バックアップ部5Aと組み合わせて使用される。図21において、バックアップ部5Aは図1、図2におけるバックアップ部5と同様に、第1の昇降機構5bによって昇降する(矢印v)。バックアップ部5Aの上面には、図5におけるバックアップ部5の上面に設けられたものと同様構成のワーク支持部5aが、キャリア9Aにおけるワーク収納部9bの配列に対応して設けられている。ワーク支持部5aには図5と同様に吸引路5cが設けられており、ワーク支持部5aの上面に載置されたワーク10を吸着保持することができるようになっている。
またバックアップ部5Aの上面において1つのワーク支持部5aの両側には、キャリア9Aにおける第2の開口9eの配置に対応して、マスクプレート支持部5dが設けられている。マスクプレート支持部5dは、キャリア9に上下に貫通した少なくとも1つの第2の開口9eを貫通する位置に配置されており、第2の開口9eを上下に挿通可能な形状・サイズで形成されている。マスクプレート支持部5dは、スクリーン印刷動作においてマスクプレート22の下面の一部を支持する機能を有している。
ここで、昇降ベースであるバックアップ部5Aにおけるマスクプレート支持部5dの高さは、複数のワーク支持部5aの上面の高さよりもワーク10の厚さtに相当する分だけ高くなるよう、高さ差ΔHが設定されている(図22A参照)。すなわち本実施の形態に示すスクリーン印刷装置1は、少なくとも印刷ヘッド13がワーク10に印刷を行うときにマスクプレート22の下面の一部を支持する少なくとも1つのマスクプレート支持部5dを有している。
図22Aは、第1の開口9cを塞ぐようにワーク10がワーク収納部9bに載置されたキャリア9を、バックアップ部5Aの上方に位置合わせした状態を示している。この状態では、バックアップ部5A上のワーク支持部5aの各々の上方に、第1の開口9cを覆った状態のワーク10が位置している。またマスクプレート支持部5dの上方には、第2の開口9eが位置している。
図22Bは、バックアップ部5Aを上昇(矢印x)させた状態を示している。この状態では、第1の開口9cを挿通したワーク支持部5aによってワーク10が持ち上げられており、マスクプレート支持部5dは第2の開口9eを挿通して上方に突出している。すなわち、マスクプレート支持部5dと複数のワーク支持部5aは、キャリア支持部に対して相対的に昇降する昇降ベースとしてのバックアップ部5Aに装着されている。そして複数のワーク支持部5aが複数のワーク10をキャリア9Aから持ち上げると、マスクプレート支持部5dの上面はキャリア9Aの上面よりも上に突出するようになっている。
図22Cは、複数のワーク支持部5aによって持ち上げられた複数のワーク10を対象として、印刷ヘッド13の前スキージ13cによって一括して印刷動作を行う際のマスクプレート22の支持状態を示している。この状態ではマスクプレート22の下面にワーク10が当接するとともに、少なくとも印刷工程の間はマスクプレート支持部5dによってマスクプレート22の下面22bを支持する。
これにより、下受けされていない状態のマスクプレート22に印刷ヘッド13の印圧が作用することによるマスクプレート22の撓みが軽減される。このためワーク10のエッジがマスクプレート22に片当たりすることなどに起因する印刷不良を抑制することができ、多数枚取り方式において印刷不良を防止しつつ生産性を向上させることができる。
本開示のスクリーン印刷装置およびスクリーン印刷方法は、印刷後のワークを正しい位置精度でキャリアに配置することができるという効果を有し、基板などのワークにペーストを印刷するスクリーン印刷分野において有用である。
1 スクリーン印刷装置
2 印刷ステージ
3 印刷ステージ移動機構
3xyθ 印刷ステージテーブル
3z 第2の昇降機構
4 昇降テーブル
4a 支持部材
4b 保持ブロック
5,5A バックアップ部
5a ワーク支持部
5b 第1の昇降機構
6a 搬入コンベア
6b 印刷ステージコンベア
6c 搬出コンベア
7 サイドクランプ
9,9A キャリア
9b ワーク収納部
9c 第1の開口
9e 第2の開口
10 ワーク
10* ワーク外形
10*c パターン中心
11 支持フレーム
12 印刷ヘッド支持ビーム
12a,15c 直動ガイド機構
13 印刷ヘッド
14 印刷ヘッド移動機構
14a 印刷ヘッドモータ
14b,15b,16b 送りねじ
14c,15d,16c ナット部
15 カメラX軸ビーム
15a カメラX軸モータ
16 カメラ移動機構
16a カメラY軸モータ
16X カメラX軸移動機構
16Y カメラY軸移動機構
17 移動部材
18 第1のカメラ
19 第2のカメラ
20 ワークピックアップ部
22 マスクプレート

Claims (16)

  1. それぞれが1以上のパターン孔で構成され、配列された複数のパターン孔群が形成されたマスクプレートと、
    上下に貫通した複数の第1の開口が設けられたキャリアを支持するキャリア支持部と、ここで前記キャリアには、前記複数の第1の開口の各々を覆うように複数のワークが配置される、
    前記複数のワークを下方から支持するとともに、前記第1の開口に各々挿入可能なサイズの複数のワーク支持部を有するバックアップ部と、
    前記キャリア支持部と前記バックアップ部とを相対的に昇降させる昇降部と、
    前記キャリアを前記マスクプレートに対して位置合わせするとともに、前記複数のワーク支持部によって持ち上げられた前記複数のワークを、前記複数のパターン孔群の配列に合わせて整列させる整列部と、
    前記複数のワーク支持部で持ち上げた前記複数のワークと前記マスクプレートを位置合わせして重ねるように前記バックアップ部と前記マスクプレートを相対的に移動させる重ね合わせ部と、
    前記複数のワーク支持部上の前記複数のワークに対し、前記マスクプレートの上面から前記複数のパターン孔群を介してペーストを印刷する印刷ヘッドと、を備え、
    前記昇降部は、前記キャリア支持部に対して前記バックアップ部を相対的に上昇させることにより、前記複数の第1の開口に前記複数のワーク支持部を下方から挿入して前記複数のワークを前記キャリアから持ち上げ、前記キャリア支持部に対して前記バックアップ部を相対的に下降させることにより、持ち上げた前記複数のワークを前記キャリアに戻し、
    前記印刷ヘッドが前記複数のワークに印刷を行うときに前記マスクプレートの下面の一部を支持するマスクプレート支持部をさらに備え、
    前記キャリア支持部に対して相対的に昇降する昇降ベースをさらに備え、
    前記マスクプレート支持部と前記複数のワーク支持部とは、前記昇降ベースに装着され、
    前記複数のワーク支持部が前記複数のワークを前記キャリアから持ち上げると前記マスクプレート支持部の上面は前記キャリアの上面よりも上に突出する、スクリーン印刷装置。
  2. 前記整列部は、
    前記複数のワーク支持部上の前記複数のワークを撮像するカメラを有し、前記カメラで撮影された画像から前記複数のワークの位置を検出して、前記複数のワークの各々が配置される設定位置からの前記複数のワークの前記位置のずれを検出するワーク位置検出部と、
    前記複数のワーク支持部上の前記複数のワークの中の少なくとも一つをピックアップするワークピックアップ部と、
    前記ワーク位置検出部により検出された前記ずれに基づいて、前記ワークピックアップ部と前記複数のワーク支持部とを相対的に移動させるワーク整列機構と、を含む、請求項1に記載のスクリーン印刷装置。
  3. 前記マスクプレートと前記キャリア支持部との間の空間で前記ワークピックアップ部を移動させる移動機構をさらに備えた、請求項2に記載のスクリーン印刷装置。
  4. 前記移動機構は、前記マスクプレートと前記キャリア支持部との間の前記空間で移動する移動部材を有し、前記カメラと前記ワークピックアップ部は前記移動部材に装着されている、請求項3に記載のスクリーン印刷装置。
  5. 前記重ね合わせ部が、少なくとも前記バックアップ部を移動させるアライメント機構を含み、前記アライメント機構が前記ワーク整列機構として機能する、請求項2から4のいずれか一項に記載のスクリーン印刷装置。
  6. 前記複数のワーク支持部の各々は、負圧でワークを保持するワーク吸引部を有する、請求項1から5のいずれか一項に記載のスクリーン印刷装置。
  7. 前記ワーク吸引部は前記複数のワーク支持部の各々で負圧の導入と遮断を選択可能に構成され、少なくとも前記ワークピックアップ部は、負圧が遮断された前記複数のワーク支持部の少なくとも1つに載置された前記複数のワークの少なくとも1つを持ち上げる、請求項6に記載のスクリーン印刷装置。
  8. 前記昇降ベースにおいて、前記マスクプレート支持部は、前記複数のワーク支持部の各々の上面よりも、前記複数のワークの各々の厚さに相当する分だけ高い、
    請求項1から7のいずれか一項に記載のスクリーン印刷装置。
  9. 前記キャリアには、上下に貫通した少なくとも1つの第2の開口が設けられ、
    前記マスクプレート支持部は、前記少なくとも1つの第2の開口を貫通する位置に配置されている、請求項からのいずれか一項に記載のスクリーン印刷装置。
  10. それぞれが1以上のパターン孔で構成され、配列された複数のパターン孔群が形成されたマスクプレートの下方で、上下に貫通した複数の第1の開口が設けられるとともに前記複数の第1の開口の各々を覆うように複数のワークが配置されたキャリアを配置するキャリア搬入工程と、
    前記複数の第1の開口の下方から複数のワーク支持部を挿入することにより、前記複数のワークを前記複数のワーク支持部で支持するともに前記キャリアから持ち上げる持ち上げ工程と、
    前記キャリアを前記マスクプレートに対して位置合わせするとともに、前記複数のワーク支持部によって持ち上げられた前記複数のワークを、前記複数のパターン孔群の配列に合わせて整列させる整列工程と、
    整列した前記複数のワークと前記マスクプレートとを位置合わせして重ねるように前記複数のワーク支持部と前記マスクプレートとを相対的に移動させるアライメント工程と、
    前記マスクプレートの上面で印刷ヘッドを移動させることにより整列した前記複数のワークに対し、前記複数のパターン孔群を通じてペーストを印刷する印刷工程と、
    前記印刷工程の後、前記複数のワーク支持部を前記複数の第1の開口から下方へ引き抜くことにより前記複数のワークを前記キャリアに戻す戻し工程と、を備え
    前記戻し工程に先立ち、前記複数のワーク支持部によって前記複数のワークが持ち上げられた状態で、前記キャリアの認識マークと前記マスクプレートのマスク認識マークとの位置関係が一致するように前記キャリアの位置が補正され、
    前記戻し工程において、前記複数のワークは、位置が補正された前記キャリアに戻される、スクリーン印刷方法。
  11. 前記整列工程は、
    前記複数のワーク支持部上の前記複数のワークの位置を検出して前記複数のワークの各々が配置される設定位置からの前記複数のワークの前記位置のずれを求めるワーク位置検出工程と、
    前記ワーク位置検出工程を終えた前記複数のワーク支持部上の前記複数のワークの中の少なくとも一つをワークピックアップ部によりピックアップするワークピックアップ工程と、
    前記ワーク位置検出工程において検出した前記ずれに基づいて前記ピックアップ部と前記ワーク支持部とを相対的に移動させる位置修正工程と、
    前記位置修正工程の後、前記ワークピックアップ部によりピックアップされた前記複数のワークの中の前記少なくとも一つのワークを前記複数のワーク支持部の少なくとも一つに戻す載置工程と、を含む、
    請求項10に記載のスクリーン印刷方法。
  12. 前記ワーク位置検出工程にて検出された前記複数のワークの各々の前記ずれが許容範囲内か否かを判断し、前記複数のワークのうち、前記ずれが前記許容範囲内であるワークに対する前記ワークピックアップ工程と前記位置修正工程とをスキップする、請求項11に記載のスクリーン印刷方法。
  13. 前記整列工程の後、再度前記ワーク位置検出工程を実行し、検出された前記複数のワークの各々の前記ずれが許容範囲内か否かを判断し、前記複数のワークの各々の前記ずれがいずれも前記許容範囲内であれば前記アライメント工程へ移行し、前記複数のワークのうち、前記ずれが前記許容範囲を超えているワークがある場合は、前記ずれが前記許容範囲を超えている前記ワークに対して前記整列工程を再度行う、請求項11に記載のスクリーン印刷方法。
  14. 前記アライメント工程において、前記整列工程の後に再度行った前記ワーク位置検出工程で得られた前記複数のワークの位置に基づいて、前記複数のワーク支持部と前記マスクプレートとを相対的に移動させる、請求項13に記載のスクリーン印刷方法。
  15. 少なくとも前記印刷工程の間は前記マスクプレート支持部で前記マスクプレートの下面を支持する、
    請求項10から14のいずれか一項に記載のスクリーン印刷方法。
  16. それぞれが1以上のパターン孔で構成され、配列された複数のパターン孔群が形成されたマスクプレートと、
    上下に貫通した複数の第1の開口が設けられたキャリアを支持するキャリア支持部と、ここで前記キャリアには、前記複数の第1の開口の各々を覆うように複数のワークが配置される、
    前記複数のワークを下方から支持するとともに、前記第1の開口に各々挿入可能なサイズの複数のワーク支持部を有するバックアップ部と、
    前記キャリア支持部と前記バックアップ部とを相対的に昇降させる昇降部と、
    前記キャリアを前記マスクプレートに対して位置合わせするとともに、前記複数のワーク支持部によって持ち上げられた前記複数のワークを、前記複数のパターン孔群の配列に合わせて整列させる整列部と、
    前記複数のワーク支持部で持ち上げた前記複数のワークと前記マスクプレートを位置合わせして重ねるように前記バックアップ部と前記マスクプレートを相対的に移動させる重ね合わせ部と、
    前記複数のワーク支持部上の前記複数のワークに対し、前記マスクプレートの上面から前記複数のパターン孔群を介してペーストを印刷する印刷ヘッドと、を備え、
    前記昇降部は、前記キャリア支持部に対して前記バックアップ部を相対的に上昇させることにより、前記複数の第1の開口に前記複数のワーク支持部を下方から挿入して前記複数のワークを前記キャリアから持ち上げ、前記キャリア支持部に対して前記バックアップ部を相対的に下降させることにより、持ち上げた前記複数のワークを前記キャリアに戻し、
    前記複数のワーク支持部によって前記複数のワークが持ち上げられた状態で、前記キャリアの認識マークと前記マスクプレートのマスク認識マークとの位置関係が一致するように前記キャリアの位置が補正され、
    前記複数のワーク支持部によって持ち上げられた前記複数のワークは、位置が補正された前記キャリアに戻される、スクリーン印刷装置。
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