JPH045040A - 表装材の製造方法 - Google Patents

表装材の製造方法

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JPH045040A
JPH045040A JP10697590A JP10697590A JPH045040A JP H045040 A JPH045040 A JP H045040A JP 10697590 A JP10697590 A JP 10697590A JP 10697590 A JP10697590 A JP 10697590A JP H045040 A JPH045040 A JP H045040A
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JP
Japan
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vinyl chloride
chloride resin
film
aluminum sheet
laminating
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JP10697590A
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JPH0470139B2 (ja
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Yasuyuki Usuba
薄羽 保之
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AKURIMIRAA KK
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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AKURIMIRAA KK
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、曲げ加工が容易であり且つ鏡面平滑性に優れ
た表面を有する表装材の製造方法に関する。(従来技術
) 硬質塩化ビニル樹脂層上に軟質アルミニウムシトが積層
され、さらにこの軟質アルミニウムシトの少なくとも一
方の面にポリエステルフィルムをベースとする表装フィ
ルムが積層された層構成の表装材は、本出願人が既に出
願している(特開平1−314160号公報、および実
開平2〜2930号公報参照)。
(発明が解決しようとする問題点) 上記の表装材は、曲げ加工、切削加工等の成形加工が容
易であり、また難燃性に優れているという利点を有して
いるが、その表面の鏡面平滑性において更に改善の余地
が残されていた。
従って本発明は、表面の鏡面平滑性が極めて優れており
、良好な装飾効果を発揮する表装材の製造方法を提供す
ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明によれば、硬質塩化ビニル樹脂層を芯層とし、こ
の両面に軟質アルミニウムシートを積層し、さらにこの
軟質アルミニウムシートの少なくとも一方の面にポリエ
ステルフィルムをベースとする表装フィルムを積層する
ことから成る表装材の製造方法において、 前記表装フィルムと軟質アルミニウムシートとの積層一
体化を、両者の間に塩化ビニル樹脂フィルムを介在させ
た状態での加熱プレスによって行なうことを特徴とする
表装材の製造方法が提供される。
即ち、前述した先行技術の表装材において鏡面平滑性が
不満足となる理由は、軟質アルミニウムシートの表面が
粗面となっており、この粗面上に直接表装フィルムが積
層されるために、ポリエステルフィルムをベースとする
表装材表面に該粗面が転写された形となり、その結果と
して表装材の鏡面平滑性が損なわれるものと考えられる
。しかして本発明によれば、表装フィルムと軟質アルミ
ニウムシートとの間に塩化ビニル樹脂フィルムを介在さ
せた状態でこれらの積層一体化を行なうことにより、軟
質アルミニウムシートの粗面性が緩和され、表装材表面
に良好な鏡面平滑性を付与することが可能となったもの
である。
(発明の好適態様) 以下、本発明を添付図面に示す具体例に基づいて詳細に
説明する。
表呈lツリ1貫戦 本発明により製造される表装材の積層構成を示ず第1A
図及び第1B図において、この表装材は、硬質塩化ビニ
ル樹脂シートlの両面に、それぞれ軟質アルミニウムシ
ート2.2が積層され、この軟質アルミニウムシート2
上にポリエステルフィルムをベースとする表装フィルム
3が設けられている。この表装フィルム3は、第1B図
に示すように、一方の軟質アルミニウムシート2のみに
設けられていてもよいし、また第1A図に示すようにそ
の両方に設けられていてもよい。
硬質塩化ビニル樹脂シートlは芯材層となるものであり
、その厚みは、通常、0.5ないし5mmの範囲にある
。この硬質塩化ビニル樹脂シート1は、難燃性に優れて
おり、また曲げ加工や切断加工が容易である特性を有し
ている。
上記硬質塩化ビニル樹脂シート1の両面に積層される軟
質アルミニウムシート2は、厚みが10Oないし200
u程度であり、焼きなましした伸びの大きい軟質のもの
が使用される。かかる軟質アルミニウムシートを硬質塩
化ビニル樹脂シートと組み合わせで使用することにより
、得られる表装材は、折り曲げたり、曲面加工が容易に
行なわれるものとなる。この軟質アルミニウムシート2
と硬質塩化ビニル樹脂シート1との間には、必要により
、イソシアネート系接着剤等の接着剤樹脂層(図示せず
)が設けられる。
表装材フィルム3は、ポリエチレンテレフタレート等の
ポリエステルフィルムの一方側表面に、たとえばアルミ
ニウム、ニッケル、クロム等の金属の蒸着層3′が形成
されたものである。また表装フィルム3は、その蒸着層
3゛が内面となるように、薄膜の塩化ビニル樹脂フィル
ム4を介して軟質アルミニウムシート2上に積層される
。この表装フィルム3には、適当な印刷が施されていて
もよいし、また蒸着層3゛が形成されていない表面には
硬化皮膜が形成されていてもよい。塩化ビニル樹脂フィ
ルム4は、軟質アルミニウムシート2の表面の微細凹凸
が表装フィルム3の金属蒸着面に表われて、その外観が
損なわれるのを防止するためのものであって、軟質また
は硬質の塩化ビニル樹脂のフィルムを使用することがで
きるが、作業性および成形後の鏡面平滑性を保つ上で硬
質の塩化ビニル樹脂フィルムが好適に使用され、その厚
みは、通常、50ないし300u程度でよい。なお、図
中5は裏面を構成する他のフィルムである。
友)]痕λ鼠画 本発明の製造方法の好適例を示す第2八図ないし第2C
図において、先ず、表面材A及び裏面材Bの作成を行な
う。なお、この例は第1B図の表装材を製造する例であ
る。
表面材Aは、軟質アルミニウムシート10の両面に透明
な硬質塩化ビニル樹脂フィルム11.11をラミネート
するするとともに、一方の硬質塩化ビニル樹脂フィルム
ll上に表装フィルムI2をその蒸着面側が内側となる
ようにラミネートすることによって作成される(第2A
図参照)。アルミニラムシート上への硬質塩化ビニル樹
脂フィルムのラミネートは、通常イソシアネート系接着
剤等の接着剤を用いて行なうことができるが、硬質塩化
ビニル樹脂を溶融状態で押出しながらコートすることに
よっても行なわれる。表装フィルム12のラミネートは
、通常イソシアネート系接着剤等の接着剤を用いて行な
われる。
裏面材Bは、軟質アルミニウムシート13の一方側の面
に透明な硬質塩化ビニル樹脂フィルム14をラミネート
し、他方の面に例えば黒色等に着色された硬質塩化ビニ
ル樹脂フィルム15をラミネートすることによって作成
される(第2B図参照)。これらフィルムのラミネート
は、表面材Aの場合と同様の手段によって行なうことが
できる。また第2B図には示されていないが、着色され
た硬質塩化ビニル樹脂フィルム15上にさらに表装フィ
ルムを設けることもできる。
次いで、表面材A及び裏面材Bを所定の大きさに切断し
た後、第2C図に示すように、プレス用鏡面板16.1
6の間に芯材となる透明な硬質塩化ビニル樹脂シート1
7、及び該シート17の両側に、それぞれ表面材A及び
裏面材Bを配置し、この状態で加熱プレスを行なうこと
によって、目的とする表装材が製造される。加熱プレス
は、加熱盤を用いる方法、加熱ローラを用いる方法、鏡
面ベルトを用いる方法等によって行なわれる。
具体的には、例えば、前記表装材を、最初から積層形成
する方法の他に、芯層面を境にして表面層と裏面層を別
々に形成し、それぞれをロール状に巻き取っておき、あ
とで両者を加熱ローラ等によって一体化する方法などが
例示される。
また加熱プレスの条件は、−Hに、130ないし170
℃の温度範囲、プレス圧30ないし70Kg/cm2、
及び30ないし60分の加熱時間が採用され、加熱プレ
ス後には、5ないし40℃の温度で30ないし60分間
の冷却が行なわれる。
かくして第1A図または第1B図に示される層構成の表
装材が得られる。
尚、上述した製造法においては種々の変更が可能であり
、例えば裏面材Bにおいて、硬質塩化ビニル樹脂フィル
ム】4を必ずしも着色する必要はな(、目的とする表装
材に応じて該フィルムは透明であってもよい。
また、表装フィルム3は、上述したように金属蒸着層や
印刷層を形成したものの他に、和紙や不織布をラミネー
トしたものを使用することも可能である。
(発明の効果) 本発明の製造方法によれば、軟質アルミニウムシートと
表装フィルムとの間に塩化ビニル樹脂フィルムを介在さ
せて加熱プレスを行なうことにより、軟質アルミニウム
シート表面の微小凹凸(即ち粗面)が、表装材表面に全
(表われず、得られる表装材は鏡面平滑性に優れ、装飾
効果が極めて大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1A[g及び第1B図は、本発明の製造方法によって
得られる表装材の層構成の一例を示す図、第2八図ない
し第2C図は、本発明の製造方法の製造工程を示す図で
ある。 硬質塩化ビニル樹脂シート 軟質アルミニウムシート 表装フィルム 金属蒸着層 塩化ビニル樹脂フィルム ・硬質塩化ビニル樹脂フィルム プレス用鏡面板 表面材 裏面材 図中、 1.17: 2.13: 3、I2: 3 : 4 : 11、14.15 ]5 : 八 を示す。 特許出願人 三菱レイヨン株式会社 特許出願人 アクリミラー株式会社 第2A 図 第 A 図 第 B 図 第 C 図 第 1B図 手 続 ネ由 正 1塞l (自発) 6゜ 補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 平成 3年 4月12日 7゜ 補正の内容

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)硬質塩化ビニル樹脂層を芯層とし、この両面に軟
    質アルミニウムシートを積層し、さらにこの軟質アルミ
    ニウムシートの少なくとも一方の面にポリエステルフィ
    ルムをベースとする表装フィルムを積層することからな
    る表装材の製造方法において、 前記表装フィルムと軟質アルミニウムシートとの積層一
    体化を、両者の間に塩化ビニル樹脂フィルムを介在させ
    た状態での加熱プレスによって行なうことを特徴とする
    表装材の製造方法。
JP10697590A 1990-04-23 1990-04-23 表装材の製造方法 Granted JPH045040A (ja)

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