JPH04504060A - アセチル化異種ポリペプチド類 - Google Patents

アセチル化異種ポリペプチド類

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JPH04504060A JP2505682A JP50568290A JPH04504060A JP H04504060 A JPH04504060 A JP H04504060A JP 2505682 A JP2505682 A JP 2505682A JP 50568290 A JP50568290 A JP 50568290A JP H04504060 A JPH04504060 A JP H04504060A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 アセチル化異種ポリペプチド類 発明の分野 本発明は、微生物学およびタンパク質化学の分野におけるものである。より詳細 には、本発明は組換え異種ポリペプチド、特にウシ・ソマトトロピン(r bS  t)を生産する発酵方法およびそれにより生産された新規rbStに関する。
発明の背景 微生物を培養するための合成的かつ化学的にはっきりとした培地は公知である。
バクテリアを収穫するための通常の栄養培地は異種ポリペプチドを生産する組換 えバクテリアを増殖させるのに用いられてきた。増殖培地中における高価なアミ ノ酸量を減少させると同時に良質の異種ポリペプチドの発現を高レベルに保持す ることは望ましい。該培地における発酵の間に、異種ポリペプチド、例えばrb Stの新規のアセチル化アナログを生産することができる。
天然に存在するウシ・ソマトトロピン(bst)すなわち成長ホルモンは、異種 タンパク質の混合物としてウシの下垂体から精製することができる(バラディニ 、エイ、シー(Paladini、 A、 C,)ら、1983、シー・アール ・シー・クリティカル拳しビ二−ズ・イン・バイオケミストリー(CRCRev iews in Biochem、)、15:25〜56)。天然のウシ下垂体 抽出物を陰イオン交換クロマトグラフィーにより分画した場合、明らかでない電 気泳動的な不均一さが見られる(ハート、アイ・シー(Hart、 1. C, )ら、1984、バイオケミカル・ジャーナル(Biochem、 J、 )、 218.573〜581)。下垂体のウシ・ソマトトロピン(pbSt)は、等 電点(pI)が異なるアイV7t−ム(isoform)で存在し、最多形態の pIは8.2である。bstは脱アミド化が起こりうる部位を有し、その結果、 等電点電気泳動上でpI7.o、6.0および5.5に狭い間隔を隔てるバンド の集合として観察される、低pIの形態数が増加することが公知である(ルイス 、ニー・ジェイ(Lewis、 U、 J、 )ら、1970、ビオシミ力・工 ・ビオフィジカ・アクタ(Biochim、 Biophys、 Acta、  )、214:49B 〜508.セッチ、シー(Secchi、 C,)ら、1 986、インターナショナル・ジャーナル・オブ・ペプタイド・アンド・プロテ ィン・リサーチ(Int、 J、 Peptide Res、 )、28 :  298〜306)。
情報の開示 ウシ・ソマトトロピンのアセチル化、主にリジン残基のε−アミ7基でのアセチ ル化により、該アセチル部分の中性性のため該タンパク質の陽電荷が減少し、し たがってplが減少したbst種が生じる。bstの化学的アセチル化の方法は いくつか報告されているが、そのような方法ではリジン以外の他のいくつかのア ミノ酸と反応するため、多数のアセチル化生成物が生じる(オイカワ、エイ(O ikawa、 A、 )ら、1967、バイオケミカル・ジャーナル(Bioc hem、 J、 )、104:947〜952;デ・ザノツ、ブイ・ビー(De  5atz、 V、 B、)およびジェイ・エイ・サントメ(J、 A、 5a ntoa+e)、1981、インク−ナショナル・ジャーナル・オブ・ベプタイ ド・アンド・プロティン・リサーチ(Int、 J、 Peptide Pro tein Res、 )、18:492〜499)。
天然に存在するタンパク質のアセチル化は公知である。タバコ・モザイク・ウィ ルス由来のジペプチドはアセチル化により修飾されることが最初に示された(ナ リタ、ケイ(Narita、 K、 )、1958、ビオシミカーx−ピオフィ ジカ・アクタ(Biochim、 Biophys、 Acta)、28:18 4〜191)。ついで、オボアルブミン、卵アルブミン、ヘモグロビンおよびヒ ストンを包含する多数のタンパク質がアセチル化アミノ酸を含有することが示さ れている(ハリス、ジェイ・アイ(Harris、 J、 1. )、19S9 、バイオケミカル・ジャーナル(Biocheml、)、71:445〜459 ;ナリタ、ケイ(Narita、 K、 )、1961、バイオケミカル・アン ド・バイオフィジカル・リサーチ・コミュニケーションズ(Bioche+a、  Biophys、 Res、 Comm、 )、5:、160 ′164;シ 、0−ダー、ダブり1御・エイ(Schroeder、 w、 A、 )ら、1 962、ビオシミ力・工・ピオフィジカ・アクタ(Biochim、 Biop hys。
Acta)、63:532〜534;フィリップス、ディー・エム・ビー (P hi 11 ips、 D、 M、 P、 )、1963、バイオケミカル・ジ ャーナル(BiocheIIl、 J、 )、87 : 258〜263)、タ ンパク質のN’−アセチル化は真核および原核生物およびウィルスの間に広く見 られる(トウリーセン、エイチ・ビー・シー(Driessen、 H,P、  C,)ら、1985、シー・アール・シー・クリティカル・レビューズ・イン・ バイオケミストリー(CRCCr1t、 Rev、 Biochem、 )、1 8 : 281〜325)。
例えば、エールリッヒの腹水細胞の可溶性タンパク質の80%がN”−アセチル 化されることが示唆されている(ブラウン、ジェイ・エル(Brown、 J、  L、)およびダブりニー・ケイ・ロバート(W、 K、 Roberts)、 1976、ジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー(J。
Biol、 Chem、 )、251 :1009〜1014)、N”−アセチ ル化はランダムな工程ではないようである。というのはアラニンおよびセリン残 基が主要な標的であり、一方メチオニン、グリシンおよびアスパラギン酸は、少 数のタンパク質においてのみ修飾されているにすぎず、いくつかのアミノ酸はN ’−アセチル化されることが公知ではないからである(ウォルド、エフ(Voi d、F、)、1981 、アン・レブ・バイオケム(Ann、 Rev、 Bi ochem、 )、50 : 783〜814)。
タンパク質の側鎖のアセチル化は、起こる頻度はN”−アセチル化の場合より低 いが、自然に起こることが公知であるもう1つの種類のタンパク質アセチル化で ある。No−アセチラーゼは、リジンのε−アミン基について特異的であり核お よび細胞質ゾル中に存在するが N a−アセチラーゼはリポソームに結合して いるようだから N l−アセチラーゼはN”−アセチラーゼと相違する(シュ テルナー、アール(Sterner、 R,)ら、1979、ジャーナル・オブ ・バイオロジカル・ケミストリー(J、 Biol、 Chew、 )、254  : 11577〜11583;ベスタナ、エイ(Pestana、 A、 ) およびエイチ・シー・ピトット(H,C,Pitot)、1975、バイオケミ ストリー(Biochea+1stry)、14: 1397〜1403;ペス タナ、エイ(Pestana、 A、 )およびエイチ・シー・ピトy ト(H ,C,PitOt)、1975、バイオケミストリー (Biochemist ry)、14:1404〜141.2)、 しかしながら、その両タイプのアセ チラーゼは共に、アセチルCoAからタンパク質へのアセチルの転移を触媒する (ウオルド、エフ(Told、 F、 )、前掲)。
リジン残基のNo−アセチル化は最初、ヒストンH3およびH4で起こることが 示されたくアルフレイ、ブイ・ジー(Allfrey、 V、 G、 )ら、1 964、プロシーデイングズ・オブ・ナショナル・アカデミ−・オブ・サイエン シズ・オブ・ザ・ユナイテイツド・スティソ・オブ・アメリカ(Proc、 N at、 Acad、 Sc i、 u、 s、 A、 )、51ニア86〜79 4)。ヒストンに加えて、ハイ・モビリティ−・グループ(HMG)タンパク質 のような他のDNA結合性タンパク質もN“−アセチル化される(シュテルナー 、アール(Sterner、 R,)ら、同上)。
エシェリヒア・コリ(Escherichia coli)株から得られるタン ノくり質がアセチル化されるという報告はほとんどない。イー・コリ(E。
col i)ピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体は、該タンパク質上のりジン残 基のN“−アミノ基と結合したりボイル残基においてアセチル化される(アダム ソン、ニス・アール(Adamson、 S、 R,)ら、1986、バイオケ ム・セル・バイオ口(BiochetCell Biol、)、64:250〜 255)。イー・コリにおけるタンパク質のアセチル化に関する報告のほとんど は、リポソームタンパク質のアセチル化に集中している。イー・コリのリポソー ムタンパク質L7上のセリン残基のNo−アセチル化(これによりL13タンパ ク質を生成する)およびリポソームタンパク質S5およびS18の上のアラニン 残基のN’−アセチル化が記載されている(プロット、エル(Brot、 N、  )およびエイチ・ワイスバッハ(H,Weissbach)、1972、バイ オケミカル・アンド・バイオフィジカル・リサーチ・コミユニケーションズ(B ioche+a、 Biophys、 Res、 Coma、 )、49 :  673〜679 、ウイットマンーリーボルト、ビー(Wittmann−Li ebold、 B、 )、およびビー・ブロイラー(B、 Greurer)、 1978、エフ・イー・ビー・ニス・しターズ(FEBS Lett、 )、9 5:91〜98;ヤマグチ、エム(Yamaguchi、M、)、1976、エ フ・イー・ビー・ニス・レターズ(FEBS Letl、)、59:217〜2 20)。
宿主微生物、例えばイー・コリにより生産されたアセチル化異種ポリペプチドに ついては未だ報告されておらず、またアセチル化bStについての明確な報告も 未だない。
発明の概要 本発明は一般に、アセチル化された異種ポリペプチド、特に組換え生産されたウ シ・ソマトトロピン(rbSt)のアナログ生産用発酵およびそれにより生産さ れた新規rbsiに関する。
より詳細には本発明は、低濃度のアミノ酸を含有するはっきりとした発酵培地上 で微生物を増殖させることによる、rbStのアセチル化アナログの生産方法に 関する。
より詳細には、本発明はrbStの新規アセチル化アナログに関する。
より詳細には、該微生物は組換え微生物であり、そうして発現されるrbStは 異種ポリペプチドである。
また本発明は、特定のりジン残基をアルギニンおよび/またはグルタミン残基で 置換することによりアセチル化rbStの生産を回避する方法およびそうして生 産される新規rbSt分子に関する。
発明の詳細な説明 形質転換宿主微生物により自然には合成されないポリペプチドを意味する。例え ば、イー・コリ宿主はbs t,インシュリン、インターフェロン等を生産しう る。こうして生産されたポリペプチドは「異種ポリペプチド」と呼ばれる。本発 明の文脈において特に興味深いのは哺乳動物ソマトトロビン、例えばbstから なる異種ポリペプチドである。
本明細書中に使用する「アミノ酸の低濃度」とは、培養微生物により「アミノ酸 の最小濃度」にまで減少できるのに十分に低い濃度を意味し、「アミノ酸の最小 濃度」とは、アミノ酸生合成酵素の生合成を抑制しまたはその活性を有効にフィ ードバノク阻害するほどに低い外因性アミノ酸の濃度と定義される。そのような 「アミノ酸の低濃度」から「アミノ酸の最小濃度」への減少は異種ポリペプチド の生合成の間および少し前に起こる。例えば、本明細書中の実施例におけるイー ・コリ宿主およびrbStポリペプチドでは、0、1%酵母二牛ス補足の場合、 「アミノ酸の低濃度」とは、それぞれ約0.50mM以下を意味する。「アミノ 酸の低濃度」は、それぞれ約0.05mM以下である「アミノ酸の最小濃度」に 減少する。
本発明で使用する組換え宿主微生物は、当業者にはよく知られており、例えば、 本明細書中に参照文献として合体させる「モレキユラー・クローニング(Mol ecular Cloning)J (テ4−− 7 ニアテイス(7J11i atis)ら、コールド・スプリング・ハーバ−・ラボラトリ−(Cold S pring Harbor Laboratory) ( 1 9 8 2)  )および「ア・プラクティクカル・ガイド・トウー・モレキュラー・クローニン グ(A Practical Guide to Molecular Clo ning)J (バーパル、ビー(Perbal. B. )、ジョン・ウィリ ー・アンド・サンズ(John Wiley&Sons)(1984))に記載 された組換えDNA技術によりつくる。有用な宿主微生物は、異種の遺伝子のク ローニングおよび発現に適するよく知られた宿主のいずれも包含し、例えば、バ シルス、サツカロミセスおよびストレプトミセス株を包含する。
異種のポリペプチドを生産しり組換え微生物は液体栄養培地中で培養する。該培 地は、微生物の細胞増殖要件を満たす過剰の通常の栄養物質からなり、それによ り該微生物は予め設定した細胞密度にまで増殖できる。この物質は炭素源、窒素 源および硫黄、リン、マグネシウム、カリウム、銅、亜鉛、マンガンおよび鉄の ような無機物源を包含する。通常、カゼイン、大豆粉、ラクトアルブミン、動物 組織、酵母細胞およびゼラチンのような天然に存在するタンパク様物質を酸また は酵素消化に付すことにより得られるタンパク質の加水分解物の形態でアミノ酸 を加えてもよい。また、純アミノ酸の混合物を加えてもよい。
また、酸素を該培地に供給する。最大培養密度を得るために、培養は通常、酸素 /液体の接触面領域を増加させるような方法で行う。
該培養に影響を及ぼす重要な環境要因は、pHおよび温度を包含する。該温度は 最小および最大増殖温度の範囲とする。大部分のバクテリアは相当狭い温度幅で 最大増殖を示す。イー・コリ(E、 coli)のような中温バクテリアでは、 最適温度範囲は約25°C〜約42℃、好ましくは約37°Cである。大部分の 生物は数pH単位の範囲の水素イオン濃度に耐性である。イー・コリのようなバ クテリアでは、耐えうるpHは約6〜8の範囲にあり、好ましくは約6.8であ る。
異種ポリペプチドをコードする遺伝子の発現が抑制しうる発現制御配列の制御下 にある場合、適当なリプレッサー(例えば、発現がトリプトファン・プロモータ ーおよびオペレーターの制御下にある場合にはトリプトファン)を該培地に加え ることにより、該細胞培養が予め決めた増殖レベルに到達するまで、その遺伝子 の発現を特異的に抑制できる。
収穫後、該細胞を加工して異種ポリペプチドを回収する。通常、これは細胞を破 壊するとと、粗異種ポリペプチドを1またはそれ以上の抽出工程によりバクテリ アのタンパク質から分離すること、該ポリペプチドを(その疎水性に依存して) 可溶化すること、適当な場合にスルフヒドリルを酸化して適当なジスルフィド結 合を形成することおよびイオン交換クロマトグラフィー、ゲル濾過、高速液体ク ロマトグラフィーまたは他のタンパク質精製方法により該ポリペプチドを更に精 製することを包含する。
本発明者らは発酵を行って、組換え微生物により異種ポリペプチドを生産した。
例えばイー・コリ K−12株中のrbstである。
これらの発酵は、0.1%の酵母エキスを含有する「低酵母エキス」発酵培地を 包含し、組換え微生物中でのポリペプチドの過剰発現を有効に維持する。
ソマトトロピンの分子の異質性のため、種々のソマトトロピンのアミノ酸残基の 位置番号が相違しうる。「天然の哺乳動物ソマトトロピン」なる語は、これらの 天然に存在する種を包含する。チャート1は、bstの1つの種に特異的なアミ ノ酸配列を示す。アナログが包含される場合には、他のソマトトロピンについて のナンバリングが相違することがある。当業者であれば別の天然の哺乳動物ソマ トトロピンまたはそのアナログにおける対応するアミノ酸配列を容易に位置付け することができる。
pbStは、その個々の等電点が相違するアイソフオーム(isoform)で 存在する。最も豊富な形態は8.2のplを示し、等電点電気泳動上、pl7. o、6.0および5.5に狭い間隔をあけて存在するバンドの一群が明らかであ る。またRb5tは、pl7.0.6.0および5.5の群となる低p1種を含 有することが判明した。O,LM NH4Cot (pH10)のような水性塩 基中、rbStをインキュベートすることにより、低等電点を有する種への大き なシフトが起こる。広範な構造分析により、塩基処理後の修飾は、アミノ酸残基 99(チャート1)に位置するアスパラギンのイソアスパラギン酸およびアスパ ラギン酸への変換を含むことが示された(本明細書中に参照文献として合体させ る1989年2月19日付は同時継続米国特許出願S、N、07/299.l  07参照)。
また、アミノ酸残基99(Asn99)(チャート1)に位置するアスパラギン がセリン(Ser99)で置換され、それによりイソアスパラギン酸の形成を回 避する単離されたrbStは、7.o16.0および5.○のplを有するrb St種を含む。5er99rbStのpl7.0の種は得られるrbStの合計 量の約30%になる。天然rbSt (Asn99)の精製されたpl7.0の 物質の独立した構造分析により、少な(とも4個のpT7.0の種がリジン残基 157.167.171および180(チャート1)をアセチル化することによ り形成されたことが示された。そのような単一のアセチル化がなければ、本来の p I B、 2は5er99 rbStで観察されるであろう。複数のりジン 残基の同時アセチル化により、pi<7.0を示すrbSt種が生じる。他のr  b S−tリジン残基(30,64,70,112,114,139および1 44位、チャート1)のアセチル化は未だ検出されていないが、存在するかもし れない。
タンパク質の過剰発現のための発酵の間における、リジン残基の意図したアセチ ル化により、トリプシンおよびトリプシン様のプロテアーゼおよびリジン特異的 修飾試薬によるタンパク質分解により耐性のあるタンパク質の合成が可能となる 。さらに、ε−アミノ基上のリジン残基のアセチル化によりポリペプチドのpI が1アセチル化当たり1単位減少するため、そのようなペプチドは、該ポリペプ チドを投与した哺乳動物の血液循環から腎臓による除去をより受けにくくなるこ とが予想される。また、低p■は、単離および処方の条件下でrbStの溶解性 を増加させることが予想される。
逆に、リジン残基をアセチル化しないでrbStを生産することが望ましいかも しれない。これは、生成物の精製をしなくて済む均一な生成物の生産を許容する であろう。
rbStの過剰発現のための発酵の間のりジン残基の特異的アセチル化は予想外 のことであり、そのアセチル化の機構は公知でない。
本発明以前には、リジン残基がアセチル化されたrbStを得る公知の発酵方法 は存在しなかった。さらに、rbStの過剰発現の間のりジン残基の特異的アセ チル化を回避するための公知方法も存在しなかった。
バクテリアの培養:イー・コリ(E、coli)株DU45を使用した。
この株はラムダ・プロワ1−ジおよびFプラスミドを取去し、rpoH112の 対立遺伝子を導入することによりイー・コリに−12(ATCCe 23716 )野生型法から得た。ついでこの株を、プラスミドpURA−4由来であり残基 99のアスパラギン(チャート1)がセリンで置換されたbstをコードする遺 伝子を含有する(ここに参照文献として合体させるPCT特許出願P CT/U  58B10032B)温度感受性ランナウェイ複製ベクターであるプラスミド pURA−99Se r−M4で形質転換した(同時継続米国特許出願S、N、  07/299.107)。
培養培地:はっきりとした培地はボーゲルおよびボンナーの培地Eを基礎とした (ボーゲル、エイチ・ジエイ(Vogel、 H,J、 )およびディー・エム ・ボンナー(D、 M、Bonner)、1955、ジャーナル・オブ・バイオ ロジカル・ケミストリー(J、 Biol、 Chem、、218.97〜10 6)。1次種および発酵培地を調製するための組成および方法は以下の通りであ 、る。
Na(N)14)HPO44tO10,90gK、HPo、 2.61g クエン酸・H*0 2. Log MgSO*・7HtOO,99g (NL) tsO* 0.66g 酵母エキス 10.40g グリセロール 5.00g R00,水 1次種培地には、前記成分を水(逆浸透グレード、R,O,)で水和して十分に 1000m12とし、滅菌前に300mg容量に分けた。
該種培地を121°Cで20分間滅菌した。滅菌後、該種培地を冷却し、0.5 m12の滅菌したアンピシリン(NaOHでpHs、oに滴定し無菌濾過(0, 45μm)したR、O,水中25g/(2)を加えた。
Na(NH,)HPO,・H,010,90gKJPO−2,61g クエン酸(無水) 1.92g MgSO4・7HtO0,25g (NHa)yscl+ ’ 0.66g酵母エキス 1.00g 5AG4130 0.75m12 R10,水 250リツトルの発酵槽中、前記成分の量を200倍に増加させそれを165す 、トルのR,O,水中で水和することにより該発酵培地を調製した。ついで、該 発酵培地を121°Cで20分間滅菌した(滅菌の間、蒸気の凝縮のため20リ ツトルの培地容量の増加を見積もった)。滅菌後、該培地のpHを調べ、pH6 ,6〜6.9を確認した。冷却と同時に2つの無菌添加を行って発酵培地を完成 させた。最初の添加は、濾過酸!1(0,45μM)した微量栄養素(最終濃度 : (NH−)e(MOJt4・4HtO112μM; HsBOs、1.6+ nM; CoCQt−6HtO112hM;Cu5Oa、25.5μM; Mn CQt・4H*01319.4μM; ZnSO4・7HtO140,1μM)  200mQ分からなる。2回目の添加は、15リツトルのセレローズ(cer elose)(R,O,水で十分14リツトルにしH,SO,でpH4,0に調 整した8、24kgセレローズ)からなる。接種前に該発酵培地を25%NaO HでpH7,2に調整した。
低酵母エキス発酵培地は、DU45培養については0.1%の発酵エキスを含有 していた。
実施例1 低酵母エキス発酵の間のアセチル化rbStの生産各1次種培養を、 1培養アンプル(約1m&)含量接種し、28℃で培養密度が0.7〜0.8A □。になるまでインキユベートした。
インキュベート後、発酵槽の接種のための使用に先立ち、各1次種培養を氷上に 置いた。すべての1次種培養をアンピシリンで補足して実質的にすべてのプラス ミド産生バクテリアを含有する培養を得た。600m2の接種物を接種すること によりDU45発酵を開始した。無水アンモニアで発酵槽のpHを制御して、p H7,2〜7.4を維持した。発酵槽の撹拌速度および通気速度を320rpm および300s 1mに、背圧(backpressure)を10psigに した。
許容しうる27℃の温度で培養を増殖させた。プラスミド・ランチウェイ複製お よびrbSt合成は自発的に誘導される(PCT特許出願PCT/US8810 03280)から、DtJ45発酵では始終27°Cに保持した。
該1次種および発酵槽から幾度も培養の1部分を取り出し、培養密1!(550 nmでの吸収光度)、バクテリア全乾燥重量、全rbSt濃度、グルコース濃度 、遊離アンモニア濃度、アセテート濃度の定量のための一連の分析手段および顕 微鏡による封入体の同定および定量に付した。
精製rbStの調製物をDU45株の発酵培養から得、等電点電気泳動(IEF )に付して、アセチル化rbSt (Ser99−rbStのp17.0対8. 2)のレベルを定量した。pH7,0のrbStのレベルが増大するほど、モノ アセチル化形態の全rbSt画分は増大した。T5%、C3%の組成の厚さ1m mの水平スラブゲル中で、pHを3.5〜9.5の範囲(LKB PAGプレー ト1804−101)にしてIEFを行った。いずれの変性剤も存在させること なく、最大1500Vおよび10°Cで30Wの定出力でゲルを泳動させた。水 性の11.5%(w/v)l−リクロロ酢酸、3.5%(W/V)スルホサリチ ル酸中、室温で30分間、ゲルを固定した。
25%エタノール、8%酢酸中、0.1%(W/V)コーマシー・ブルーR25 0で60℃にて10分間染色を行った。25%エタノール、8%酢酸中でゲルを 脱色した。IEFゲル中のrbSt種の定量をLKBレーザー・デンシトメータ ーを使用して行った。
低酵母エキス発酵過程の間に発酵サンプルを得、モノアセチル化rbSt (S er99rbStのpH7,oの形態)のレベルをIEFにより定量した。表1 のデータは、rbSt調製におけるrbStのモノアセチル化rbSt種のレベ ルは、発酵過程の間24゜9%〜34.7%の[1分パーセントの範囲となるこ とを示す。さらに、これらのデータは、モノアセチル化rbSt種のレベルが初 期の発酵サンプルにおいて重要であり(例えば、接種後17時間)、発酵の継続 時間を通じて比較的一定であることを示す。
実施例2 99.181および189位がセリン・コドンに置換されたrbSt 遺伝子の157.167.171および180位のリジン・コドンの部位特異的 突然変異誘発1.99.181および189位にセリンのコドンを含有するrb St遺伝子の構築 4個の末端リジンの修飾に使用するrbSt遺伝子をm4と称する。m4遺伝子 の構築は先に記載されている(PCT特許出願PCT/U S 8810 O3 2B)。99.181および189位にセリン・コドンを挿入することにより、 ざらに該m4遺伝子を修飾した。
99位がセリンで置換されたm4遺伝子を含有するベクターpTrp−bGH− m4−99Se rの構築は、同時継続米国特許出願S。
N、07/299,1071m記載されティる。181および189位がセリン で置換されたm4 rbSt遺伝子を含有するベクターpDH−bS t−m4 −Se r 181/9の構築は、本明細書中参照文献として合体させる、19 89年1月31日付は同時継続米国特許出願S、N、 07/304.733に 記載されている。
pTrp−bGH−m4−99Se rおよびpDH−bSt−m4−3 e  r 181/9ベクターをそれぞれ制限酵素EcoRIおよびMs t II  (二a−・イングランド・バイオラブズ(Nev EnglandBiolab s)、ベベアリー(Beverly) 、マサチューセリン(MA)”)で消化 することにより、99.181および189位にセリン・コドンを含有するm4 rbSt遺伝子を構築する。各制限酵素は該ベクターを1回切断し、大ベクター 断片および約814塩基対(b p)の小断片を生成する。pTrp−bGH− m4−99Se r消化物から、先に記載の技術(PCT/lJs 8 B10 032 B)を用いて814bp断片を単離した。この断片は、イー・コリ(E 、coli)のトリプトファン(trp) ・プロモーターの配列、trpLリ ボーム結合部位(r b s)およびコドン175までのrbStm4−99S et遺伝子のコーディング配列を含有する。Mstllの制限配列は、rbSt 遺伝子中、コドン175.176および177にわたって位置する。この断片は 、m4および99Serの変換を含有する。pDH−bS t −m4−S e  r 181/9からのベクター断片を単離した。この断片は、181および1 89のセリン・コドンの修飾のためのrbStコープイン配列を保持する。その 2個の単離した断片を先に記載(PCT/US88100328)(7)通り連 結し、イー・コリ(E、coli)株MC100O(ジ・エクスパーリメンツ・ ウィズ・ジーン・ツージョン・ストレイン・キット(theExperimen ts with Gene Fusion 5train Kit)、コールド ・スプリング+ハーバ−・ラボラトリ−(Cold Spring Harbo r 1aboratory)、コールド・スプリング・ハーバ−(Cold S pring Harbor) 、ニューヨーク(New York)で入手可能 )のコンピテント細胞に形質転換するために使用した。ベクターD N Aを形 質転換細胞から単離し、DNA配列決定により分析して99.181および18 9位のセリン・コドンの存在を確認した。該ベクターの1つをpDH−m4−T S(トリプル・セリン)と称した。
2、pDH−m4−TSからの断片のM13mp9中へのクローニング 用いた部位特異的突然変異誘発法は、標的配列をM13mp9ベクターへクロー ニングすることを要する。M13mp9キットは「部位特異的突然変異誘発キッ ト」 (ベーリンガー・マンハイム・バイオケミカルズ(Boehringer  Mannheim Biochemicalg) 、インディアナポリス(I ndianapolis) 、インディアナ(IN))で供される。M13mp 9 dsDNAおよびpDH−m4−TSベクターを制限酵素PstlおよびB amHIで消化する。各制限酵素はM13mp9およびpDH−m4−TSを1 回切断する。M 13 m p 9の消化により2つの断片が生成し、その1つ はゲル上で検出不可能である。可視のM13mp9断片(約7.230 b p )を単離した。pDH−m4−TSの消化により、約3200および310bp のサイズを有する大きさの2つの断片が生成する。両断片を単離した。その小さ い方の断片は、アミノ酸91〜191に対応するrbStフ−ディング配列を含 有し、157.167.171および180位にリジン・コドンを含む。該31  obp断片およびM13mp9断片を連結しBHM71−18(この株は突然 変異誘発キット(前掲)で提供された。)のコンピテント細胞にトランスフェク トするのに使用した。該トランスフェクション、挿入物を含有するプラークの同 定および1本鎖DNA (s 5DNA)の単離に使用した方法は、既に記載さ れている(メッシング、ジェイ(Messing、J、) 、1983、メノソ ノズ・イン・エンザイモロジ−(Meth、Enzymol、) 101:20 〜98)。β−ガラクトシダーゼ指示薬、X−Ga1およびIPTG(シグマ・ ケミカル・コーポレイション(Sigma Chemicalco、)、セント ルイス(St、Louis) 、ミズリー(MO)から入手可能)の存在下、メ ッシングによる記載(前掲)の通りプラークの形成を行った。s s DNAを 調製し、DNA配列決定により310bpの断片の存在を確認した。該ベクター をM13mp9−181/9Sと称した。
3.157.167.171および180位のリジン・コドンのアルギニン拳コ ドンへの置換 ベーリンガーの「部位特異的突然変異誘発キット」で提供された突然変異誘発法 を使用した。M13mp9 rev dsDNAを制限酵素EcoRIおよびH indlllで消化した。方法を以下に簡単に記載する:提供されたハイブリダ イゼーシッン緩衝液の存在下、M13mp9−181/9Sの5sDNAの約1 .25μgをEcoRI/Hindll!切断M13mp9 rev dsDN Ao、5μgとハイブリダイズさせた。該混合物を4分間100°Cに加熱し、 その後65°Cに徐々に冷却することによりアニーリングを行う。該混合物(4 0u(2)を65℃で2o分間保ち、氷上に置く。これにより、標的DNA配列 にわたって一本鎖のギャップを含有するdsDNA分子が生成する。このギャッ プのある混合物8μgを、少なくとも4μmoQの濃度を有し所望の塩基変化を 含有するキナーゼ・オリゴヌクレオチド2μgに加える。該オリゴヌクレオチド は全部で4個のリジンからアルギニンへの変換を含有し、該一本鏑のギャップ領 域内の配列に相補するように設計されている。アルギニン・コドン変化を有する オリゴヌクレオチドの配列には以下のようにアンダーラインを施す: 5’GAA ACG ACG GGA醇狙CAT AACCCT CAG GT A CGT CTCCGT躯冴ATG CAG GTC空CCG GAA GC A GGA GAG CAG ACCGTA GTT俊GAGCAG CGC 該プライマーを、65°Cで5分間インキュベートし室温まで徐々に冷却するこ とによりアニールさせる。ブライミング後、ギャップのある5sDNA領域の残 りを、dNTP、T4 DNAリガーゼおよびフレノウの存在下、45分間室温 で満たすことによりdsDNAに変換する。EDTAを加え65°Cに10分間 加熱することにより該反応を停止する。該反応混合物はBHM71−18mu  t Sのコンピテント細胞をトランスフェクトすることに使用する。このトラン スフェクトした細胞を、LBジグロス中一夜増殖させ、M13ファージ・ストッ クを上澄みから調製する。ついで、該M13ファージをMK30−3上で平板培 養し、プラークを選択し、5sDNAを調製する。所望の突然変異を有するクロ ーンを配列分析により同定する。
4、リジンからアルギニンへの変換を有するrbSt断片のpURA発現ベクタ ーへのクローニング メノシングによる記載(前掲)の通りにリジンからアルギニンへのM13ファー ジから2本鎖M13DNAを調製する。制限エンドヌクレアーゼPstlおよび BamHIで該DNAを消化する。
これにより7,200および310bpの断片が生成する。310bp断片を単 離し、先に2項で単離したpDH−m4−TSからのPstl/BamHIベク ター断片と連結した。この2断片を連結し、MC1000のコンピテント細胞を 形質転換するのに使用した。
ベクターDNAを個々の形質転換体から調製し、DNA配列決定により特徴付け た。所望の変化(99ser、157arg、167arg、171arg、1 80arg、181serおよび189ser)を有する候補物をpDH−m4 −TS/QAと称した。
修飾遺伝子をpURA発現ベクター(PCT/US8B10○328)にクロー ニングするために、pDH−m4−TS/QAのベクターDNAをEcoRIお よびHindlllで消化して、trpプロモーター、trpL rbsおよび 186位までのrbSt:+−ディング配列を含有する約2,800bpおよび 850bpのベクター断片を得た。該Hindlll制限部位配列は、アミノ酸 186.187および188についてのコドンにわたり生じる。同時継続米国特 許出願S、N、 07/304.733i、1.記載のpURA−BStm4− 181/9ベクターをEcoRlおよびBamHIで消化した。この消化により 約5.000および850bpのベクター断片を得る。該5,0OObp断片を 単離し、pDH−m4−TA/QAからの850bp断片に連結する。該連結を 使用してMC10oOコンピテント細胞を形質転換した。ベクターDNAを単離 し、制限分析および配列分析により分析する。前記酵素による消化後のpURA −BS tm4−181/9ベクターはなお、189位にセリン置換を保持して いるので、最終ベクターは99ser、157arg、167arg、171a rg、180arg、181serおよび189serの変換を含有する。該ベ クターをpURA−m4−TS/QAと称し、発酵評価のためのBST−IC株 (PCT特許出aPCT/US8B100328)1m形質転換する。157. 167.171および180位がアルギニン残基の場合、リジン残基のアセチル 化が回避され低等電点を有するrbStの付随的生成が回避される。
同様の方法を使用して、157.167.171および180位のりジン残基を 他の受容可能なアミノ酸、例えばグルタミンで置換できる。また、同様の方法を 使用して、同様のアセチル化の加工に付される他の異種ポリペプチド中の他のリ ジンを置換できる。このアセチル化された分子は、本明細書中に記載した方法に より決定でチャート 1. ウシ・ソマトトロピンのアミノ酸配列aha pb m pro ala m@セsir lau sar gly lau pbm  aha asn ala vaLpro thr gly lys asn  glu ala gin gln lys sir asp lau gLu  l@usar asp asp ala lau leu lys asn t ry gly 1・u lau sar ays pha国際調査報告 1elt’Mli崗14−iffi#IIMN*、 PCT/US 90100 326

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.低濃度のアミノ酸を有する発酵培地上で宿主微生物を増殖させることを特徴 とする、異種ポリペプチドをコードするDNA配列で形質転換された該宿主微生 物により発現された該異種ポリペプチドをアセチル化する方法。
  2. 2.該微生物が、該異種ポリペプチドをコードする組換えDNA分子で形質転換 されたバクテリアである請求項1記載の方法。
  3. 3.157、167、171および180位のリジンに対応する少なくとも1個 のアミノ酸残基がアセチル化されたbSt。
  4. 4.チャート1に示す天然ソマトトロピンの157、167、171または18 0残基に対応する少なくとも1個のリジン残基がアルギニンで置換された動物ソ マトトロピン。
  5. 5.該動物が哺乳動物である請求項4記載の動物ソマトトロピン。
  6. 6.該哺乳動物がウシである請求項5記載の哺乳動物ソマトトロピン。
  7. 7.該哺乳動物がプタである請求項5記載の哺乳動物ソマトトロピン。
  8. 8.すべてのリジン残基がアルギニンで置換された請求項6記載のソマトトロピ ン。
  9. 9.リジン157、167および171がアルギニンで置換され、リジン180 がグルタミンで置換された請求項6記載のソマトトロピン。
  10. 10.リジン157、167、171および180がアルギニンまたはグルタミ ンのいずれかで置換された請求項6記載のソマトトロピン。
  11. 11.リジン157、167、171および180がすべてグルタミンで置換さ れた請求項6記載のソマトトロピン。
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