JPH0450330Y2 - - Google Patents

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JPH0450330Y2
JPH0450330Y2 JP7002185U JP7002185U JPH0450330Y2 JP H0450330 Y2 JPH0450330 Y2 JP H0450330Y2 JP 7002185 U JP7002185 U JP 7002185U JP 7002185 U JP7002185 U JP 7002185U JP H0450330 Y2 JPH0450330 Y2 JP H0450330Y2
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roof
wall
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vertical
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、建物の屋根に関するものである。
従来の技術 実開昭55−10829号公報に示すように、屋根の
一部、又は全部に透光板又は装飾板より成る屋根
板を取付けて、採光できるようにしたり、建物の
外観を良くしたりした屋根が知られている。
前述の公報に示されたものは枠体に屋根板が固
定されているが、枠体に屋根板を開閉可能に取付
けて換気できるようにした屋根も知られている。
考案が解決しようとする問題点 近年、屋根全体に屋根板を取付け、その屋根半
面を固定式、残りの屋根半面を開閉可能にして屋
根全体の外観は調和がとれていて、かつ屋根から
換気のできる屋根が要望されている。
しかしながら、前述の屋根であると固定式屋根
か、開閉可能な屋根のどちらか一方となり、両者
を組み合せることは水密性を確保するため等の理
由で困難であり、前述の要望を満足する屋根が存
在しないのが現況である。
問題点を解決するための手段及び作用 屋根支持材間に複数の屋根ユニツトを架設して
屋根取付開口部を覆い、隣接する屋根ユニツトの
対向する枠材間に跨つて防水シートを着脱自在に
取付け、その防水シートの下方には防水機能を有
するスライドフアスナーを取付けたもので、開閉
可能な屋根ユニツトと固定屋根ユニツトとを配設
して外観調和をよいものにできると共に、隣接す
る屋根ユニツト間の水密機能を優れたものにでき
るようにしたものである。
実施例 第7図は片屋根式の屋根の斜視図であり、建物
外壁Aに固着した棟木1と軒桁2とに亘つて中間
垂木3と端部垂木4とが横架されて屋根取付開口
部Bを形成していると共に、軒桁2は前壁体5に
固着され、端部垂木4には側壁体6が固着してあ
つて、これらにより屋根支持材を構成している。
前記屋根支持材に亘つて開閉可能な屋根ユニツ
トCと固定屋根ユニツトDとが連設して架設さ
れ、前記屋根取付開口部Bを覆つている。
前記開閉可能な屋根ユニツトC及び固定屋根ユ
ニツトDは上枠材10,20と、下枠材11,2
1と左右の竪枠材12,22を方形状に組んだ枠
体13,23に透光板又は装飾板より成る屋根板
14,24を取付けたもので、上枠材10,20
が棟木1に、下枠材11,21が軒桁2に、竪枠
材12,22が中間垂木3、端部垂木4にそれぞ
れ固着されていると共に、開閉可能な屋根ユニツ
トCの屋根板14は、上框15と下框16と左右
の竪框17を方形状に組んだ框体18に装着さ
れ、その上框15が上枠材10にヒンジ部19を
介して上下回動自在に連結されて屋根板14が開
閉できるようにしてある。
前記上枠材10は第3図に示すように、取付縦
壁30と下部横壁31とによつて上向段部32を
有する略L字状の長尺材となり、取付縦壁30は
本体301と補助体302とを連結したもので、本
体301と補助体302とでヒンジ受部191を形
成していると共に、補助体302には受片33が
長手方向に亘つて一体形成され、下部横壁31の
突出端には上向の凹条溝34が形成してあると共
に、取付縦壁30の本体301の上部にはカバー
35が連結してある。
前記下枠材11は縦壁40と下部横壁41とに
よつて上向段部42を形成する断面略L字状の長
尺材で、縦壁40の上部には受片43が長手方向
に亘つて上枠材10の受片33と相対向して一体
形成されていると共に、下部横壁41の突出端に
は上向の凹条溝44が形成され、縦壁40の外面
には水切り片45が係着固定してある。
前記竪枠材12は第1図に示すように縦壁50
と下部横壁51とによつて上向段部52を形成す
る断面略L字状の長尺材となり、縦壁50には受
片53が長手方向に亘つて前記受片43と対向し
て一体形成されていると共に、下部横壁51の突
出端には上向の凹条溝54が形成され、上枠材1
0と下枠材11と竪枠材12は略同一断面形状と
なり、方形状に組んで枠体13とすると各上向段
部32,42,52及び各受片33,43,53
が四周連続すると共に、各凹条溝34,44,5
4が四周連続するようになり、その各凹条溝3
4,44,54に亘つて第1気密材36が四周連
続して装着してある。
前記上框15は第3図に示すように略矩形断面
中空長尺材となり、その上部には凹溝38が形成
されていると共に、ヒンジ片192が一体形成れ、
このヒンジ片192が前記ヒンジ受部191に回動
自在に係合してヒンジ部19を構成していると共
に、上枠材10の受片33と対向する凹条溝39
が下向に形成され、屋根板14の上縁は凹溝38
に挿入してバツクアツプ材46と接着シーラント
47と湿式シール48とで収納支持してある。
前記下框16は第3図に示すように略矩形断面
中空長尺材となり、その上壁16aはクランク型
に折曲して段部16′aと上横片16″aとを形成
し、その段部16′aには屋根板14の下縁側裏
面がセツテングブロツク49、バツクアツプ材4
6、接着シーラント47で貼着してあると共に、
上横片16″aには水切り片55が前記水切り片
45の外側に重り合うように一体形成され、上壁
16aには前記受片43と対向する凹条溝56が
下向に一体形成してあると共に、上横片16″a
には押え部品57がビス等で長手方向に間隔を置
いて複数固着され、この押え部品58と屋根板1
4の下縁表面との間に乾式シール48′が設けら
れている。
前記竪框17は第1図に示すように略矩形断面
中空長尺材となり、その上壁17aには屋根板1
4の側縁裏面がバツクアツプ材46、接着シーラ
ント47、湿式シール48を介して貼着されてい
ると共に、屋根板14の側端面14aは上壁17
aよりも側方に突出して竪枠材12の上壁12a
と略同一位置となつて竪枠材12を覆つている。
そして、竪枠材12の上壁12aに接着した水
切の材58が屋根材14における竪框17より側
方に突出した突出部14′の裏面に圧接している
と共に、竪框17の上壁17aには前記受片53
と対向した凹条溝59が形成され、上框15と下
框16と竪框17とを方形状に組んだ時に各凹条
溝39,56,59が四周連続し、この各凹条溝
39,56,59に第2気密材37が四周連続し
て装着してある。
そして、四周連続した第1気密材36が上框下
壁15b、下框下壁16b、竪框下壁17b、つ
まり框体18の下面に圧接すると共に、四周連続
した第2気密材37が各受片33,43,53、
つまり枠体13の上部に圧接し、枠体13と框体
18との間をシールしていると共に、第1・第2
気密材36,37と枠体13の内周と框体18の
外周との間には四周連続した排水用空間aを形成
し、枠体13と框体18との間に浸入した雨水は
前述の排水用空間a、特に四周連続した上向段部
32,42,52に沿つて流れて下枠材11側に
流れ、下枠材11に形成した排水口11aより排
水されるようにしてある。
第2図は固定屋根ユニツトDの縦断面図であ
り、上枠材20は略矩形断面中空の長尺材で、そ
の上部には内向の凹溝25が長手方向に亘つて形
成されていると共に、上部と建家外壁Aとに亘つ
て前記カバー35が取着したあり、屋根板24の
上縁は凹溝25内に収納されてバツクアツプ材4
6と接着シーラント47と湿式シール48とでシ
ールしてある。
下枠材21は上下壁21a,21bと内・外壁
21c,21dとによつて略矩形断面中空の長尺
材となり、上壁21aは上横片261と縦片262
と下横片263とによつて略クランク型に折曲し
て段部27を形成していると共に、上横片261
には水切り片28が一体形成され、その段部27
に前述と同様にセツテングブロツク49を介して
屋根板24の下縁下面が載置し、バツクアツプ材
46を介して接着シーラント47が装着されて貼
着してあると共に、上横片261には前述と同様
に押え部品57がビス等で長手方向に間隔を置い
て複数固着され、この押え部品57と屋根板24
の下縁上面との間に乾式シール48′が設けてあ
ると共に、下壁21bが軒桁2の上面に固着さ
れ、その外壁21dには水切り片29が固着して
あり、この水切り片29と前記水切り片28とは
雨樋7の上方に位置している。
前記竪枠材22は第1図に示すように、中間垂
木3の上面3aに固着され、その上壁22aには
屋根板24が前述と同様おにバツクアツプ材46
を介して接着シーラント47と湿式シール48で
貼着してある。
前記竪枠材12の外壁12′と竪枠材22の外
壁22′とには、上向の凹溝60が最手方向に亘
つて相対向して形成されていると共に、その凹溝
60の下方には斜めとなつた取付壁面61が長手
方向に亘つて相対向して形成してあり、前記隣接
する凹溝60,60に跨つて防水シート62の両
端縁がそれぞれ着脱自在に嵌合してあると共に、
隣接する取付壁面61,61に跨つて防水機能を
有し、かつ完全に分離するスライドフアスナー6
3がビス64で固着されている。
また、端部無目4の上面4aには竪覆枠材70
が固着され、この竪覆枠材70の内壁70′には
凹溝71と取付壁面72とが上下に離隔して形成
されていると共に、この凹溝71と前記凹溝60
とに跨つて防水シート62が嵌着され、取付壁面
72と前記取付壁面61とに跨つてスライドフア
スナー63がビス64で固着されていると共に、
竪覆枠材70の外壁70″には上水切り片73と
下水切り片74とが設けてある。
前記スライドフアスナー63は第4図、第5図
に示すように、ゴスシートを添着した一対のフア
スナーテープ65の対向端縁に、芯紐66を内設
したフアスナーエレメント67を長手方向に連続
して設け、このフアスナーエレメント67を、下
板68aと上板68bとより成るスライダー68
で噛合、分離するようにしたのであり、その上板
68bの設けた操作環69に操作棒75に係止し
てスライドするようにしてある。
この時には防水シート62を取外しする。
なお、スライドフアスナー63は第6図に示す
ように、胴部74と一対の脚部75,75と爪部
76,76より略コ字状となつたスライダー77
によつてフアスナーエレメント78を噛合、分離
すると共に、一対のフアスナーテープ65,65
の対向縁を圧接するものとしても良い。
以上の実施例においては片屋根式の屋根につい
て述べたが、第8図に示すように両屋根式の屋根
としても良いことは勿論であり、この場合には左
右の上枠材10,20間に亘つて笠木80を取着
して棟木1の上部の雨仕舞を良好とする。
考案の効果 屋根支持材に複数の屋根ユニツトを架設して屋
根取付開口部を覆うことで屋根としてあるので、
開閉可能な屋根ユニツトと固定屋根ユニツトを取
付けて屋根全体の外観の調和をとれると共に、屋
根から換気のできる屋根とすることができる。
また、隣接する屋根ユニツトの対向する枠材間
はスライドフアスナー63で連結してあるから、
スライダーをスライドすることで連結、分離でき
て屋根ユニツトの取付けが簡単となる。
また、スライドフアスナー63は防水機能を有
すると共に、その上には防水シート62が取付け
られてほとんどの雨水は防水シート62を雨樋と
して排出されるから、スライドフアスナー63よ
り内部に雨水が浸入することがなく、隣接する屋
根ユニツト間の水密性が優れたものとなる。
また、防水シート62は着脱自在であるから、
屋根ユニツト取付後に屋根ユニツト内部の保守、
点検を行なえると共に、屋根ユニツト毎に取外し
することもできる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は屋根傾
斜方向と直交する方向の縦断面図、第2図は固定
屋根の傾斜方向の縦断面図、第3図は開閉可能な
屋根の傾斜方向の縦断面図、第4図はスライドフ
アスナー部分の拡大図、第5図はスライドフアス
ナーの断面図、第6図は他のスライドフアスナー
の断面図、第7図は片屋根式の屋根の斜視図、第
8図は両屋根式の屋根の斜視図である。 10は上枠材、11は下枠材、12は竪枠材、
13は枠体、14は屋根板、20は上枠材、21
は下枠材、22は竪枠材、23は枠体、24は屋
根板、62は防水シート、63はスライドフアス
ナー、Bは屋根取付開口部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上枠材10,20と下枠材11,21と左右の
    竪枠材12,22とを方形状に組んで枠体13,
    23とすると共に、この枠体13,23に屋根板
    14,24を取付けて屋根ユニツトを構成し、屋
    根取付開口部Bを構成する屋根支持材間に、前記
    屋根ユニツトを複数架設して屋根取付開口部Bを
    覆うと共に、この隣接する屋根ユニツトの対向す
    る枠材間に跨つて、防水シート62と水密機能を
    有し完全に二つに分離することのできるスライド
    フアスナー63とを、防水シート62が上方位置
    となり、かつ着脱自在となるようにそれぞれ取付
    けたことを特徴とする屋根。
JP7002185U 1985-05-14 1985-05-14 Expired JPH0450330Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7002185U JPH0450330Y2 (ja) 1985-05-14 1985-05-14

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JP7002185U JPH0450330Y2 (ja) 1985-05-14 1985-05-14

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JPS61185824U JPS61185824U (ja) 1986-11-19
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