JPH0450327Y2 - - Google Patents

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JPH0450327Y2
JPH0450327Y2 JP15786184U JP15786184U JPH0450327Y2 JP H0450327 Y2 JPH0450327 Y2 JP H0450327Y2 JP 15786184 U JP15786184 U JP 15786184U JP 15786184 U JP15786184 U JP 15786184U JP H0450327 Y2 JPH0450327 Y2 JP H0450327Y2
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foundation
metal fitting
bolt
fitting body
mounting
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  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
  • Floor Finish (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は大引や根太掛け等の横材を基礎に固定
するための構造に関する。
従来の技術 例えば、床組を構成する大引1を支持する際に
は、従来においては、第2図に示されるように、
基礎2に天端から側壁部に跨る切り込み3を設
け、この切り込み3に大引端部1aを嵌め込んで
固定するとともに、更に、強度を確保するため
に、床束4を基礎2に隣接して設置し、上記大引
端部1aを支えるようにしていた。
考案が解決しようとする問題点 従来のような施工法では、上記切り込み3の存
在により、該切り込み3部分の天端ならしが均一
に行なえず、天端レベルの精度が得られなくな
り、したがつて、大引1の高さが一定しないとい
う問題点があつた。しかも、作業工程が多く施工
性に難があつた。
問題点を解決するための手段 本考案はこのような問題点を解決するためにな
されたものであり、基礎8に埋設したボルト(埋
込ボルト9)の螺子部(取付用螺子部10)を、
該基礎8側方に突出させ、金具本体6に形成した
上下方向に長い長穴22へ、前記ボルト螺子部1
0を挿通させ、更に、その外側から座金プレート
11を介して前記螺子部10へナツト12を螺合
して、この金具本体6を締め付け固定するととも
に、該金具本体6には横材(例えば、大引26)
の受部(例えば、大引保持片7)を設け、かつ、
これら金具本体6と座金プレート10の接触面
に、金具本体6のずれ落ちを防止する多数の凹凸
(凹凸条23,24)を形成してあることを特徴
とする。
実施例 第3図において、5は、本考案の一実施例を示
す大引受金具であり、基本的には、側面形状が概
略L字形をした金具本体6と、後述のように、該
金具本体6の上部に設けられた大引保持片7とか
ら構成されている。この大引受金具5は、基礎8
に埋設された埋込ボルト9の該基礎8側方に突出
する取付用螺子部10に、座金プレート11を介
してナツト12を螺合させ、ボルト締めの手段に
よつて取り付けるのである。
次に、上記大引受金具5の具体的な構造の説明
に入る前に、前記埋込ボルト9の設置方法のあら
ましを説明しておくことにする。
先ず、第6図に示すような埋込ボツクス13を
準備する。この埋込ボツクス13のボツクス本体
14は、基礎8側壁面に取付用凹部15を形成す
るために底面壁16が図の前方に深皿状に膨出し
ており、平板状となつた該底面壁16には、埋込
ボルト9,9を取り付けるためのボルト孔17,
17が貫設されている。一方、ボツクス本体14
上縁には取付フランジ18が設けられている。そ
して、第7図のように、一方のメタルフオーム1
9に沿つて前記埋込ボツクス13を装着し、取付
フランジ18を浮き上がり防止金具20によつて
抑え付け、しかる後、コンクリートを図の2点鎖
線の位置まで流し込んで基礎8を形成するのであ
る。
その際に、ボツクス本体14内に前記取付用螺
子部10が突出するように、底面壁16のボルト
孔17を貫通して埋込ボルト9を取り付け、ナツ
ト20によつて固定しておく。そうすると、メタ
ルフオーム19を取り外した後には、第3図のよ
うに、埋込ボルト9の取付用螺子部10が、前記
取付用凹部15内において、基礎8側方に突出し
た状態で露出するのである。
さて、第1図に示す21は、金具本体6を構成
する取付プレートであり、第4図及び第5図にも
示すように、垂直方向に配向して基礎8に取り付
けられる。この取付プレート21中央部分が手前
側に屈曲状に膨出するとともに、両側部分には、
上下方向に延びる長穴22,22が形成されてい
る。これら長穴22,22周囲の、前記座金プレ
ート11との接触面側には、水平方向に延びる多
数の凹凸条23が刻設されている。座金プレート
11の片側の面にも、上記凹凸条23と適合する
凹凸条24が刻設されている。一方、25は、前
記取付プレート21の上部側を手前側に屈曲して
形成した支持プレートであり、この支持プレート
25の略中央部分も下向きに屈曲条に膨出してお
り、手前側の両側部分には、大引26の受部とし
ての左右一対の大引保持片7,7が対向配置して
いる。
しかして、このような構造の大引受金具5を、
前記金具本体6の長穴22,22内に、基礎8側
方に前記取付用螺子部10,10が挿通するよう
にして取付用凹部15内に取付け、取付プレート
21,21の凹凸条23,21と座金プレート1
1,11の凹凸条25,25とが適合するように
あわせて、ナツト12,12を締め付けて固定す
る。そして、対向配置した大引保持片7,7間に
大引26を落とし込んで固定するのである。
実施例 2 第8図及び第9図は、本考案の別の実施例を示
すものであり、前記金具本体6の支持プレート2
5の手前側の両側部分に、基礎8の長手方向に沿
うように断面略L字形の根太掛保持片27,27
を並列に取り付けて根太掛受金具28としたもの
である。この場合、前記と同様にして、基礎8側
壁部分に形成した取付用凹部15に、金具本体6
の取付プレート21を配置し、該取付プレート2
1に形成した長穴22,22に、上記取付用凹部
15から基礎8側方に突出する埋込ボルト9,9
の取付用螺子部10,10が挿通するようにして
取り付け、座金プレート11,11を介してナツ
ト12,12を締め付けるようにする点は前記と
同様である。ただ、基礎8側壁部分と、根太掛保
持片27,27との間に、根太掛け29が基礎8
長手方向に沿つて配置される点が異なつている。
考案の効果 本考案は以上のように、基礎に埋設したボルト
の螺子部を、該基礎側方に突出させ、金具本体に
形成した上下方向に長い長穴へ、前記ボルト螺子
部を挿通させ、更に、その外側から座金プレート
を介して前記螺子部へナツトを螺合して、この金
具本体を締め付け固定するとともに、該金具本体
には横材の受部を設け、かつ、これら金具本体と
座金プレートの接触面に、金具本体のずれ落ちを
防止する多数の凹凸を形成してあることを特徴と
するものであるから、長穴に沿つて金具本体を上
下方向に調節することができ、基礎天端レベルの
変化に対応して大引等の横材のレベル調節が大き
な範囲にわたつて行なえるとともに、急激な衝撃
を受けても金具本体と座金プレートとの接触面に
形成された凹凸がバリヤーとなり、金具本体のず
れ落ちが防止されるのである。しかも、上記凹凸
を設けたことにより、ナツトを締め付ける際に金
具本体の位置がずれることなく所定の位置に納ま
るという効果もある。更に、基礎に埋設したボル
トの螺子部を該基礎側方に突出させ、この螺子部
に金具本体を取り付けて大引等の横材を支えるよ
うにしているから、基礎の天端に第2図従来例で
示すような切欠部を設ける必要がなくなり、切欠
部の天端レベルの調整という困難な作業がなく、
施工が容易となり、かつ、大引自身が安定すると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である大引受け金具
を基礎に装着した状態を示す正面図と、各1個の
座金プレートとナツトの配置状態を示す分解斜視
図を合成した合成図、第2図は従来例を示す斜視
図、第3図は大引受金具の装着方法を示す概念
図、第4図は同じく大引受金具を装着した状態を
示す平面図、第5図は第1図のA−A線断面図、
第6図は基礎に取付用凹部を形成する際に使用す
る埋込ボツクスの全体斜視図、第7図は埋込ボツ
クスをメタルフオームに装着した状態を示す断面
図、第8図は本考案の別の実施例である根太掛受
金具を基礎に装着した状態を示す側面図、第9図
は同じく正面図である。 6……金具本体、7……大引保持片、8……基
礎、9……埋込ボルト、10……取付用螺子部、
11……座金プレート、12……ナツト、22…
…長穴、23,24……凹凸条、26……大引。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基礎に埋設したボルトの螺子部を、該基礎側方
    に突出させ、金具本体に形成した上下方向に長い
    長穴へ、前記ボルト螺子部を挿通させ、更に、そ
    の外側から座金プレートを介して前記螺子部へナ
    ツトを螺合して、この金具本体を締め付け固定す
    るとともに、該金具本体には横材の受部を設け、
    かつ、これら金具本体と座金プレートの接触面
    に、金具本体のずれ落ちを防止する多数の凹凸を
    形成してあることを特徴とする横材支持構造。
JP15786184U 1984-10-18 1984-10-18 Expired JPH0450327Y2 (ja)

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JP15786184U JPH0450327Y2 (ja) 1984-10-18 1984-10-18

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JP15786184U JPH0450327Y2 (ja) 1984-10-18 1984-10-18

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JPS6173703U JPS6173703U (ja) 1986-05-19
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JP6844961B2 (ja) * 2016-06-30 2021-03-17 株式会社キャステム 建築物の補強装置

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JPS6173703U (ja) 1986-05-19

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