JPH04503016A - 上送り装置を備えたミシン - Google Patents

上送り装置を備えたミシン

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JPH04503016A
JPH04503016A JP2500702A JP50070290A JPH04503016A JP H04503016 A JPH04503016 A JP H04503016A JP 2500702 A JP2500702 A JP 2500702A JP 50070290 A JP50070290 A JP 50070290A JP H04503016 A JPH04503016 A JP H04503016A
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pressure
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クルント クルト
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ゲー エム パフ アクチエンゲゼルシャフト
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
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    • D05B27/02Work-feeding means with feed dogs having horizontal and vertical movements
    • D05B27/04Work-feeding means with feed dogs having horizontal and vertical movements arranged above the workpieces

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 上送り装置を備えたミシン 本発明は、請求の範囲第1項の前提概念に記載のミシンに関するものである。
この種のミシンは、特許出願P3724786.7−26の対象とするミシンで ある。このミシンは、上送りシステムの高さ位置を縫製物のそれぞれの作業高さ に自動的に適合させるための構成を有している。この場合に使用される調節装置 の可能な実施例は液圧式三点調節器である。この調節器は、アイドリングストロ ークを生じさせるため、調節器の調整ピストンと布押え足と上送り足との間に配 置される、予緊張せしめられる弾性システムを有している。この弾性システムは 、液圧装置と協働して三点調節に必要な非感受領域を生じさせる。
この処置は構成が複雑である。機械的な部品と液圧部品とを有しているこの構成 は可動な構成要素を多数有しており、大きな設置場所を要し、液圧に対する密封 が面倒である。
本発明は、この構成を改善するため、調節器の機能が液圧手段により十分に行わ れるようなミシンを提供することを課題とするものである。
この課題は、請求の範囲第1項の特徴部分によって解決される。本発明によれば 、非感受領域を生じさせるために必要な部品は液圧部品である。従って簡潔でコ ンパクトな構成が得られ、密封上の問題はほとんどない。
本発明の有利な構成は請求の範囲第2項と第3項に記載されている。請求の範囲 第2項に記載の構成により、調節装置の構成を簡潔にすることができる。請求の 範囲第3項に記載の構成により、調節器のアイドリングストロークに必要な部品 数を少数にすることができる。
次に、本発明の1実施例を添付の図面を用いて説明する。
第1図は 上送り装置を備えたミシンの部分断面側面図、 第2図は 上送り装置の駆動部品と位置調整部品を示す図、 第3図は 上送り足と布押え足のレベル調整部の拡大断面図、 第4図と 第5図は それぞれ第3図の過圧弁の拡大断面図、である。
第1図はミシンの側面図である。ミシンのケーシング内には、布押え足1を担持 している布押え棒2と、針棒担持体3で支持されている針棒4とが収納されてい る。
針棒4の、糸を案内する針5は、図示していないルーバート協働する。互いに縫 合されるべき縫製物を前進させるため、ミシンは上送り足6を有している。上送 り足6は、v!J示していない下部布送りと協働する。
さらにミシンのケーシング内には、公知の態様で駆動される上軸7(第2図)が 支持されている。上軸7はクランク8と連結棒9とを介して針棒4を駆動する。
連結棒9は、クランク8内に固定されているビン1oで支持されている。
ミシンのケーシング内には、回転ビン11のまわりに揺動する針棒担持体3が支 持されている。針棒担持体3はその背面に連結リンクガイド12を担持している 。連結リンクガイド12内には、揺動軸14と連結されているクランク15のビ ン13が突出している。
第1図に示すように、下端を中空に構成されている布押え棒2内には担持体19 のビン18が固定されている。
担持体19は、布押え足1を支持するための穴付き支持部材20を有している。
布押え足1はこの穴付き支持部材20で回動可能に支持されており、リングプレ ート21を有している。リングプレート21は、下方へ向けられるビン22を取 り囲んでいる。ビン22は担持体19に固定され、ビン18に同軸に延びている 。リングプレート21は、ビン22に設けられる圧縮ばね23と、ビン22の端 部に設けた固定ディスク24で支持されている皿ばね25によって緊張状態で固 定されている。
布押え棒2の上端は、枢着板26を介して三角レバー27に枢着されている。三 角レバー27には、別の枢着板28を介して、針棒担持体3で移動可能に支持さ れている上送り棒29が枢着されている。上送り棒29は穴30を有し、この穴 30で棒部材31が案内されている。
棒部材31の下端には、上送り足6が固定されている。
棒部材31は長穴32を備え、この長穴32を、上送り棒29に横に固定される ビン33が貫通している。棒部材31を軸方向に延長した部分で該棒部材31と 連結されているビン34は、穴30の内側突出部35で支持されている。ビン3 4には、棒部材31と内側突出部35との間にばね36が支持されている。第2 のばね37は、内側突出部35とビン34の上端にねじ込まれているねじ38と の間に設けられている。ばね36と37は上送り足6を所定の中央位置で保持す る。
三角レバー27は、枢着ビン39を介してアーム40と連結されている。アーム 40は、ミシンケーシングに固定されているビンで支持されている。
布押え足1と上送り足6との上下動は、上軸7に固定されている偏心体43(第 2図をも参照)によって生じる。偏心体43は、偏心棒44を介してアングルレ バ−45のアーム45aに連結されている。アングルレバ−45は、ケーシング に固定されるビン46で支持され、他のアーム45bは、連結棒47と支持ビン 48を介して三角レバー27に連結されている。
枢着ビン39は、連結板の対49(図では最前の連結板だけが図示されている) とビン50とを介して枢着部51に連結されている。枢着部51は、ビン51a (第3図)によってピストン棒52に固定されている。ピストン棒52は伝動装 置53の一部分であり、該伝動装置53はケーシング54と、液圧シリンダ55 と、位置調整ピストン56から構成されているサーボ機構57を含んでいる。
ケーシング54はミシンのケーシングにねじ58により固定されている。ケーシ ング54は内側のシリンダ室59を有し、管部材60に連結されている。管部材 60の穴61はシリンダ室59まで延びている。穴61では、位置調整ピストン 56を担持しているピストン棒52が案内されている。位置調整ピストン56は シリンダ室、59内に移動可能に配置され、シリンダ室59を上部シリンダ室5 9aと下部シリンダ室59bに分割させている。
ピストン棒52の下端にはフランジ52aが固定されている。フランジ52aに は、管部材60上で案内されている圧縮ばね62の一端が当接している。圧縮ば ね62の他端は、ケーシング54の下部部分で支持されている。
上方へ延長されているピストン棒52は、シリンダ室59を密閉しているパツキ ンブシュ63によって案内されている。パツキンブシュ63は固定ディスク64 により軸方向に位置固定されている。パッキンブシ:L63及び管部材60の溝 65に挿入されているパツキンリング66により、両シリンダ室59aと59b は上部及び下部にて密閉されている。
両シリンダ室59aと59bはオイルで充填されている。オイルは、シリンダ5 5のケーシング54に固定されている接続バイブ67(第1図に図示されている )により、下部シリンダ室59aの最も下側の部分内に突出している図示してい ない穴を介して、接続バイブ67と連通している図示していない備蓄容器から供 給される。
接続バイブ67は片側で作用するボール弁を有し、従って位置調整ピストン56 の上方への運動の際に生じる負圧のためにオイルが漏れると、備蓄容器から自動 的にオイルが補給される。
位置調整ピストン56の中央部分の外周には、パツキンリング69を備えた環状 溝68が設けられ、位置調整ピストン56が変位したときの該位置調整ピストン 56の外周を介してのオイルの交換を阻止している。
ケーシング54内には、シリンダ59の側方に、該シリンダ59の軸線に平行に 延びている2個の穴70゜70′が設けられている。穴70.70’内にはそれ ぞれ過圧弁71.71’が収納されている。過圧弁71゜71′は同一に構成さ れているが、その機能は逆である。
従って過圧弁71の構成だけを説明することにする。
過圧弁71はスリーブ72を有している。スリーブ72は穴70(第4図)内に 固定され、一端が開口し他端が閉塞している。スリーブ72の開口している端部 は、穴70に同軸に延びているダクト73と、該ダクト73に対して横に延びて いるダクト74とを介して、シリンダ室59aに連通している。
スリーブ72内では、部分的に中空のシリンダ75が案内されている。シリンダ 75を環状溝76がピストン77とピストンガイド78とに分割している。スリ ーブ72の内部の穴は、閉じた端部の領域で狭くなっている。
その結果、スリーブ72の穴72aに対して当接している圧縮ばね79の端部の 案内が改善される。圧縮ばね79の他端はピストン77に当接している。圧縮ば ね79は、ピストン77とダクト73の穴80の間に設けられている球体81を 開口部80のほうへ押している。
従って開口部80とピストン77の間にチェンバー82が生じる。圧縮ばね79 とピストン77と球体81と開口部80は逆止弁Rを形成している。
ピストン77の作業領域には、スリーブ72内に横穴83が次のように配置され ており、即ち球体81が開口部80に載置されるピストン77の1つの端部位置 において横穴83がピストン77の一部によりチェンバー82から切り離される ように配置されている。ピストン77が球体81から離れた状態では、第4図に 図示されているように、ピストン77はチェンバー82から横穴83への経路を 解放する。ピストン77の長さは横穴83の直径よりも短く、従ってピストン7 7が離れた状態ではオイルがチェンバー82から横穴83を介して環状溝76に 流れることができる。スリーブ72は環状溝76の領域に横穴84を有している 。圧縮ばね79とピストン77と横穴83.84により、逆止弁Rに接続される 圧力制限弁りが形成されている。
スリーブ72はその段状の部分に、ピストンガイド78のストロークを制限する ための止め稜72bと、別の横穴85とを有している。横穴85は、ダクト86 を介してチェンバー59bに連通している。ケーシング54内に設けられたねじ 87により、スリーブ72は回転位置を設定した後、内面六角稜88に係合する 適当な工具によって位置固定可能である。さらにスリーブ72は、パツキンリン グ89aを設けた溝89を有している。
上送り足6の移動はステッチ調整装置90(第2図)により行われる。ステッチ 調整装置90は、上軸7に固定される偏心体91に連結されている。ステッチ調 整装置90は、ミシンのケーシングに支持されている調整軸92を有している。
調整軸92は湾曲体93に固定されている。湾曲体93のアームの間には別の湾 曲体94がビン95によって回転可能に支持されている。湾曲体94の両アーム をビン96が連結させている。ビン96には偏心棒97が枢着されている。偏心 棒97によって取り囲まれている偏心体91は、ビン96をビン95のまわりに 揺動させる。
ビン96に一端を枢着されている連結棒98は、他端をレバーアーム99に枢着 されている。レバーアーム99は、ミシンのケーシング内に上軸7に平行に支持 されている揺動軸14の一端に固定されている。
ステッチ調整装置90の調整軸92にはレバーアーム100が固定されている。
レバーアーム100は連結棒101を介して、調整軸102に固定されているク ランク103に連結されている。
ミシンのケーシング内に支持されている調整軸102には調整クランク104が 締め付は固定されている。調整クランク104は、中間部材105と別の調整ク ランク106とを介して、ミシンのケーシング内に支持されている中間軸107 と連結されている。中間軸107にはレバー108が固定されている。レバー1 08は、クランク引張り棒109を介して揺動レバー110の一端に連結されて いる。揺動レバー110は、ミシンのケーシングに固定される軸111のまわり を回動可能である。
揺動レバー110の自由端は球状の突出部112を有し、位置固定可能な位置調 整ホイール114の調整カーブ113のなかへ突出している。位置調整ホイール 114は、ミシンのケーシングに固定される軸115に設けられている。位置調 整ホイール114の調整カーブ113は、例えば1−6−のステッチ長さを上送 り足6に設定することができるように螺旋状に構成されている。中間軸107を 取り囲み一端をミシンのケーシングに固定されているばね116は、揺動レバー 110の突出部112を調整カーブ113の側壁の1つに常時接触させている。
調整軸102は図示していない下部布送りと公知の態様で連結されており、その 結果位置調整ホイール114を調整すると上送り足6も下部布送りも互いに同期 して調整される。
ミシンのケーシングの突出部(第1図)内には軸117が支持されている。軸1 17はノ1ンドレノく−118に連結されている。軸117の、ミシンのケーシ ングの内部に突出している端部には、アーム40の下方にカムセグメント119 が固定されている。
本発明による装置は次のように作動する。
上送り足6(第1図と第2図)と針5の送り量の調整は位置調整ホイール114 を回動させることにより行う。
これにより調整カーブ113は中間軸107を揺動レバー110を介して回動さ せる。
この場合中間軸107は中間部材105を介して調整軸102を調整し、連結棒 101とレバーアーム100とを介して調整軸92を調整する。このような構成 により、位置調整ホイール114を調整すると上送り足6の送り調整を下部布送 りの送り調整と同期させて調整軸102を介して変化させることができる。
偏心体91によって生じる運動は、駆動連結部(偏心棒97.ビン96.連結棒 98.レバーアーム99.揺動軸14.クランク15.ビン13.連結リンクガ イド12)を介して針棒担持体3に伝えられ、針棒担持体13は針棒4及び上送 り足6に対応する送り運動を付与する。
上送り足6の送り運動と同期して、偏心体43を介して偏心棒44が駆動される 。偏心棒44はアングルレ/(−45と連結棒47を介して三角レバー27を、 ミシンのケーシング内に固定されているアーム40によって案内される枢着ビン 39のまわりに回転させる。
三角レバー27の回転揺動により両縫製足(上送り足6と布押え足1)を上下動 させ、縫製物に対する押圧力を生じさせる。この場合押圧力は両縫製足のばね2 3と36の圧力により設定され、以下に詳細に説明するように伝動装置53を介 して伝えられる。
伝動装置53は、圧縮ばね62によって決定される力を連結板の対49を介して 枢着ビン39に作用させ、従って三角レバー27にも作用させる。この力は三角 レバー27から、三角レバー27の揺動位置に応じて縫製足(上送り足6及び布 押え足1)の両方または一方に伝える。ばね23と36は作業ばねとして用いら れ、それぞれ別個にまたは両方共通に強く圧縮され、縫製足を所定の押圧力で縫 製物に対して押圧させる。ばね25と37は、それぞれの縫製足の持ち上げ過程 の際のはね返り衝突を避けるための止めばねである。ミシンを作動させると、両 縫製足に作用するパルス状の反作用力の平均値が生じる。この平均値は、連結板 の対49を介してピストン棒52に伝えられる。両縫製足の、強くパルス状に生 じる反作用力は、伝動装置53をリズミツクにノ(ルス状に運動させる。伝動装 置53はその特殊な構成により強く緩衝される。従って伝動装置53は縫製状態 が一定であれば比較的堅牢であり、縫製足だけが上下動を実施する。
縫製物の厚さが変わることによって障害が生じると、縫製足に対する反作用力が 変化し、従ってばね23と36に対する反作用力も変化する。これに対応してピ ストン棒52に対する力も大きくなる。例えばより厚い縫製物へ移行すると、ま ず縫製足1と6のばね23と36がより強く圧縮され、それによって力は運動機 構を介してピストン棒52へ伝えられる。調整ピストン56は上部チェンバー5 9a内の圧力を増大させる。オイルの圧力は両ダクト74と73(第4図)を介 して開口部80に接している球体81の、該開口部80の内側にある面に伝えら れる。圧縮ばね79の予緊張力に応じて球体81は、所定のオイル圧力及び開口 圧で開口部80から離れる。球体81がわずかに持ち上げられると、オイルの圧 力はピストン77の表面に伝わる。この表面は開口部80の面よりも大きいので 、両面の比に応じたより小さい保持圧力が生じる。即ち過圧弁71を開弁させる ためにまずより高い開弁圧が必要である。この開弁圧はこれよりも低い保持圧力 に低下する。このより低い圧力段階でピストン77が圧縮ばね79の力に抗して さらに移動する。この小さい開弁経路では圧縮ばね79のばね力はほぼ一定とみ なすことができる。この時点でピストン77は、その前稜が横穴83の領域内に 移動するまで変位する(第4図)、この位置でオイルは球体81のまわりに達し 、横穴83を通ってピストン77のまわりに達し、環状溝76と横穴84とを介 してピストンガイド78の内部に達する。ここからオイルは横穴85とダクト8 6とを通って下部チェンバー59bに流動することができる。調整ピストン56 (第3図)は下方からの反作用力の作用を受け上方へ変位する。その結果、下方 からピストン棒52に作用する力の動力学的平均値と圧縮ばね62の対向力との 間にほぼ力の平行が生じる。
ピストン77(第4図)の表面へのオイルの押圧力がばね79の押圧力を下回る と、ばね79はピストン77を変位させ、ピストン77は球体81を介して開口 部80を再び閉塞させる。これにより調整ピストン56は新たな位置で液圧によ りロックされる。
厚い縫製物から薄い縫製物へ移行した場合には、ピストン棒52に対する反作用 力が通常の大きさを下回り、過圧弁71′が作用し、下部チェンバー59bから 上部チェンバー59aへのオイル交換が、過圧弁71の場合に説明した態様と同 じ態様で行われる。
この場合まずピストン77は1球体81を持ち上げるために必要な高い開弁圧が 過圧弁71′に生じるまで上方への運動を阻止されている。この時ピストン棒5 2は減少したピストン力により上方へ移動することができる。
圧力が平行になった後過圧弁71′が再び閉弁する。
過圧弁71と71′のための開弁圧力段階と保持圧力段階との比は、開口部80 の面積とピストン77の面積との比とは逆である。開口部80の面積とピストン 77の面積を異ならせることにより、開弁圧力段階と保持圧力段階との比を可変 にすることができる。さらに圧縮ばね79を交換することにより、それぞれの過 圧弁71と71′の応答圧力を可変にすることができる。従って、逆並列に作動 する両過圧弁71と71′を対称的に応答させることができる一方、両過圧弁7 1と71′を異なる応答の仕方に構成することもできる。
針板上方での下部布送りのストローク運動により、縫製足1と6を介して、ピス トン棒52は鉛直方向にリズミックに最小に変位する。このストローク運動の大 きさは、調整ピストン56によりチェンバー59aと59b内の圧力を選択的に 増大させてミシン作動時の過圧弁71と71′を開弁させるためには十分でない ほど小さい。
縫製足(上送り足6と布押え足1)を持ち上げるため、ハンドレバー118が上 方へ回動せしめられる。それによってカーブセグメント119はアーム40を上 方へ押し、アーム40は連結板の対49とピストン棒52を介してm!1ピスト ン56を同様に上方へ変位させようとする。その際過圧弁71の開口部80に生 じる圧力により過圧弁71が開弁し、それによって両チェンバー59aと59b が上述のように互いに連通し、調整ピストン56がアーム40の終端位置によっ て決定される位置に達するまでオイルの交換が行われる。
縫製足の下降は、ハンドレバー118を下方へ回動させることにより行う。それ によってカーブセグメント119がアーム40を解放させる。この時点で圧縮ば ね62によって形成される予緊張力により、ピストン棒52を調整ピストン56 とともに下方へ押すことができる。それによって両チェンバー59a、59bは 過圧弁71′を介して互いに連通する。縫製足の両方または一方が針板、即ち上 に載置された後、その際に生じるピストン棒52への反作用力により、上述のよ うに過圧弁71′が閉弁する。
Fig、4 Fig、5 国際調査報告 国際調査報告

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.上送リ足を有している上送リ装置と、布押え足を有している布押え装置と、 上送リ足のための昇降・移動駆動装置とを備え、上送リ足の担持体が、ミシンの ケーシングと連結される伝動装置を介して高さ調整可能であり、伝動装置が、液 圧シリンダを備えた液圧調整装置と調整ピストンとを有し、該調整ピストンに、 縫製過程の際に上送リ足と布押え足とに作用する昇降力から生じる反作用力がバ ー連結装置を介して関係づけられ、調整ピストンが液圧シリンダを2つのチェン バーに分割させている、特許出願P3724786.7−26に記載の、上送リ システムを備えたミシンにおいて、 両チェンバ−(59a,59b)が、逆並列に接続される過圧弁(71,71′ )を介して連通していることを特徴とするミシン。
  2. 2.各過圧弁(71,71′)が、弾性的に付勢される逆止弁(R)と該逆止弁 に接続される圧力制限弁(D)とを有していることを特徴とする、請求項1に記 載のミシン。
  3. 3.過圧弁(71,71′)が、液圧シリンダ(59)のケーシング(54)の 穴(70,70′)に固定されているプシュ(72)を有し、該プシュの各端部 が、オイル貫流穴(ダクト73,74または横穴85,ダクト86)を介してチ ェンバ−(59a,59b)の一方と連通していることと、プシュ(72)のな かに、弾性圧の作用を受けているピストン(77)が移動可能に支持されており 、該ピストン(77)が、オイル貫流穴(73)を蔽う球体(81)で支持され ていることと、ピストン(77)が、プシュ(72)の、ピストン(77)の長 さよりも大きな直径を有している横穴(83)への移行領域に配置されているこ とを特徴とする、請求項2に記載のミシン。
JP2500702A 1989-01-27 1989-12-06 上送り装置を備えたミシン Pending JPH04503016A (ja)

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