JPH04501428A - pH制御膜コーチングを有する徐放性医薬製剤 - Google Patents

pH制御膜コーチングを有する徐放性医薬製剤

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 pH制御膜コーチングを有する徐放性医薬製剤発明の背景 本発明は、pH制御拡散膜により周囲を取り囲まれたコア薬物からなる微粒子の 形態の経口用徐放性医薬製剤に関する。
よく知られているように、多くの医薬製剤、特にアスピリン、アセトアミノフェ ン、プロプラノロール、デキストロメトルファン等の薬物を含有する製剤の有効 性の最長時間は、体内の薬物の生物学的変態及び/又は消失のため、はんの数時 間しかない。従って、薬物の治療濃度を長期間得るために、頻度高く繰り返して 投与をしなければならない。更に、これらの薬物は、普通、消化液に容易に溶解 し、総投与量が直ちに血流中に入ってしまう。最初の高いピーク濃度後、血流中 の薬物濃度は、生物学的消失により、定常的に減少し、かくて、投与と投与との 間の最終時期には治療効果がほとんどないか全くなくなってしまう。結果として 、通常、谷対山比により通常測定されるように、血中の薬物濃度のピーク及び谷 に対応して投与の間で治療効果が絶えず変化する。
一層定常的な薬物濃度を与えるのを試みる一つの共通的なアプローチには、例え ば、アスピリンをカプセル層用材料でマイクロカプセル化し、そうしないアスピ リンよりも溶出速度を一層ゆっくりさせることがある。その点に関する初期の研 究は、米国特許第3.155.590号、第3.341.416号、第3.48 8゜418号及び第3.531.418号各明細書に示されている。とりわけ、 これらの特許明細書は、エチルセルロースを含有するシクロヘキサン熱溶液中に アスピリン粒子を分散させ、次いでブチルゴム又はポリエチレン等の相分離誘導 剤を導入することを開示する。冷却すると、アスピリン粒子はエチルセルロース で被覆されるようになる。次いで、被覆された粒子と錠剤用賦形剤と混合し投与 寸法の錠剤にする。服用されると、錠剤はすぐに崩壊し、カプセル封入されてい るアスピリンの個々の粒子が胃中に分散される。胃液がゆっくりとカプセル壁中 に拡散し、アスピリンを溶解し、そして溶解したアスピリンはゆっくりとカプセ ル壁より体中に拡散し浸出する。得られる血中濃度は測定できる程度に持続する が、アスピリンは、すぐに体中に拡散されて、最初、高血中濃度であり、数時間 以内に急速に減少してしまう。これらの溶出特性は、血中アスピリン濃度対時間 曲線を望ましいものにしない。
ガイ(Guy)氏の米国特許第4..025.613号明細書は多層錠を開示す る。
一つの層は酢酸フタル酸セルロースで被覆したアスピリンからなり、他の層は被 覆しないアスピリンである。上で検討したように、多層のマイクロカプセル化さ れている粒子について、溶出速度は急に減少してしまい、8時間における適切な アスピリン濃度を維持させるために、2〜3時間における血中アスピリン濃度は 、治療濃度を大幅に超えさせなければならない。結果として、溶出速度を調節し 、従って、薬物の徐放性の時間的調節をする努力がなされてきた。例えば、溶出 速度が、塗布されるスプレーコーチング剤のワックス/エチルセルロース比を調 節することによりコントロールされると記載されているベーターズ(Peter s)氏の米国特許第3.492.397号明細書を参照されたい。溶出速度を、 コーチングの厚さを変動させることにより制御できることを記載する米国特許第 4.205.060号及び第3.488.418号各明細書も参照するとよい。
カプセル封入されている医薬組成物を与える別の方法が、公表されている欧州特 許出願第77.956号(1983年5月4日公表)明細書中に検討されている 。欧州特許公開第77.596号明細書は、被覆されている医薬化合物及び食料 等のコア材料を含有するマイクロカプセルの使用を開示する。層形成材料として エチルセルロースを含有する溶液中に、このコア材料を分散させることによりコ ーチングを施す。この分散物を冷却することにより、コア材料の分散物からエチ ルセルロースを相分離させる。この冷却中、エチルセルロースがまだ「ゲル」状 態にある間に、攪拌下で腸溶性ポリマー材料を添加することにより、この腸溶性 ポリマー材料をエチルセルロースコーチング層中に配合する。こうして添加され た腸溶性ポリマー材料はコーチング層中に浸透し且つ分散される。マイクロカプ セルが投与されても、通常、活性化合物の放出が胃中で起こらない。しかし、腸 溶性ポリマー材料は、腸管中では容易に溶解し、それによりマイクロカプセルを 多孔質にする。マイクロカプセルの多孔性は、腸管中での活性化合物の急速な放 出を促進する。
同様なアプローチが特公昭第56−12614号公報明細書(1981年3月2 3日に公告)中に見いだされる。該明細書には、酸性の胃液には容易に溶解しな いが、腸内のpHで急速(数分以内)に溶解する腸溶性保護コーチング組成物が 開示されている。腸溶性コーチング剤は、例えば、ヒドロキシブロピルメチルセ ルロ・−スフタレート、ジアセチンのようなゲル化剤、及びヒドロキシプロピル メチルセルロースの水性分散物である。ヒドロキシプロピルメチルセルロースフ タレートを腸溶性コーチング剤として使用する特公昭第56−11687号公報 明細書(1,981年3月16日に公告)も参照されたい。
上記欧州特許及び日本特許公報明細書に記載されている系は、本質的に「遅延」 放出機構である。背中で薬物放出の遅延があり、しかし、一旦、被覆薬剤が腸に 到達すると薬物の放出が急速におこる。腸内での薬物の徐放はおこらない。更に 、これらの系では、加工の難しさをもたらす「混合されている」層材料を使用す る。
最後に、1987年2月24日に出願された継続出願第017,988号明細書 に言及する(その開示を本明細書に含める)。継続出願には、エチルセルロース 等のマイクロカプセルコントロールコーチングの内層と酢酸フタル酸セルロース 等の腸溶性コーチングの外層とを有する二重に被覆された薬物からなる徐放性医 薬製剤が開示されている。このような二層材料は胃中にある間コア薬物を1時間 当たり約10%未満放出するが、しかし腸内ではコア薬物をゆつ(りと放出して 8時間若しくはそれ以上の間にわたって適当な薬物濃度を与える。これは改良さ れた結果を示すが、pHにより制御した透過性を与えるようにデザインしたフィ ルム形成性ポリマーは所定の薬物の放出プロフィールの増加した柔軟性を与え、 二重層構造の必要性を除去することによる加工の容易性及びより経済性を与える であろう。
従って、pHにより制御された透過性を有するフィルム形成性ポリマーに対する 必要性が依然とあり、該フィルム形成性ポリマーはコア薬物粒子を被覆するのに 使用でき、薬物の遅れた、徐放性を与える微粒子を生じさせることができる。
発明の概要 本発明は、pH制御透過性を有するフィルム形成性ポリマーを使用して徐放性医 薬製剤を提供することにより上記のような必要性を合致させる。このフィルム形 成性ポリマーはpH制御拡散膜を形成するために使用される。pH制御拡散膜は 特にコア薬物粒子のコーチングとして使用され、徐放性医薬微粒子を形成する。
好適なフィルム形成性ポリマーは、腸内のpHで不溶性にするように変成されて いる酢酸フタル酸セルロース(CAP)のような腸溶性ポリマー、又はpH感受 性にするように修正されているメタクリル酸/アクリル酸エステルコポリマー( MAA)のような不溶性拡散バリヤーからなる。
CAP腸溶性ポリマーは、セルロース主鎖へエステル結合により結合されている 一つのカルボキシル基をもつフタル酸を含有し、第二のカルボキシル基は遊離酸 のままであり、その結果、フィルム形成性ポリマーは低いpH値で疎水性であり 、高いpH値で親水性で且つ可溶性である。変成時、変成したフィルム形成性ポ リマーは腸溶性ポリマーに結合されている疎水性ステアリル側鎖を含有し、高い pH値で不溶性のままでいるポリマーをもたらす。変成ポリマーの透過性はpH の関数である。
MAA変成ポリマーはエステル基を部分的に置き換えた酸基を含む。そのポリマ ーは低いpHで低い透過性のフィルムを形成するが、しかし、透過性は高いpH で増加する。何故なら、酸基がより親水性の塩に変換されるからである。
その他のフィルム形成性ポリマーも、コア薬物粒子を被覆するのに使用されると き、一定の特性を有するかぎり使用できる。フィルム形成性ポリマーの好適な特 性は、非毒性でなければならず、フィルム形成能がなければならず、低LNpH での疎水性から中性若しくはアルカリ性pHで親水性に変化する部分を有しなけ ればならず、そして、中性若しくはアルカリ性のpHで無傷なフィルムを維持す るセクションを有しなければならない。
上記した変成CAPに加えて、酢酸トリメリット酸セルロース、ヒドロキシエチ ルセルロースフタレート、酢酸テトロヒドロフタル酸セルロース、ヒドロキシプ ロピルメチルセルロースフタレート及び酢酸フタル酸ポリビニルを長鎖脂肪酸の ような疎水性側鎖の結合により変成でき、その結果、それらは、酸性環境内で低 い透過性であるが、アルカリ性若しくは中性pHで無傷であるが高LA透過性を 有するフィルムを形成する。
同様に、上記した変成MAAに加えて、ポリエチレン無水マレイン酸、ポリスチ レン無水マレイン酸及びその他の関連コポリマーも、pH制御透過性を好適シこ 有するフィルム形成性ポリマーに配合できる。低いpHで疎水性であり且つ中性 pHで親水性である酸基は、これらのポリマー中に含まれる酸無水物基から形成 される。疎水性コポリマーサブユニットは、フィルムを中性又はアルカリ性pH で無傷に保つ。
本発明の徐放性医薬製剤は、pH制御、単一被覆、拡散膜を使用する。好ましく は、徐放性医薬製剤は、pH制御拡散膜により取り囲まれたコア薬物粒子の微粒 子の多単位の形態である。pH制御拡散膜は、コア薬物粒子上に本発明のpH感 受性フィルム形成性ポリマーを被覆することにより形成される。膜の透過性がp H制御されているため、胃中(低いpHに出会う)では有意な量のコア薬物を放 出しないが、腸内(高いpHに出会う)ではゆっ(りで定常的に薬物を放出する 。
コア薬物は、制御膜を通過して腸内でゆっくりと放出されるように消化液中でほ どよく溶解性であるものであるべきである。好ましいものには、アスピリン、ア セトアミノフェン、塩酸ジフェンヒドラミン、塩酸プロプラノロール、臭化水素 酸デキストロメトルファン、燐酸シソビラミド及びフロセミド等がある。消化液 に溶解しつるその他の使用可能な薬物には、種々のビタミン類、ミネラル類、抗 生物質及びその他流用薬物等がある。薬物コアの好ましい寸法は直径約100〜 約2000ミクロン、より好ましくは、概ね500〜1200ミクロンである。
薬物コアは、ノンパレイユ・シード(non−pareil 5eeds)上で 層状の薬物、薬物の結晶、顆粒状の薬物粉末、又は薬物を含有するその他の被覆 可能な粒子であることができる。
pH制御拡散膜は、スプレー被覆法により好適に適用される。コア薬物粒子のフ ィルム形成性変成ポリマーでの被覆量は、好ましくは、総量の約3%〜30%で あり、約5−100ミクロンのpH制御拡散膜の厚さをもたらすコアの寸法及び 薬物の溶解性に依存する。微粒子の総直径はおおよそ110〜2200ミクロン である。これらの微粒子の多単位は、ゼラチンカプセルに合わせるか又は錠剤に 圧縮するかして所望の投与量を達成する。
多単位微粒子は、その他の少量のなにも施していない薬物及び/又は放出時間調 節薬物と混合又はそれで同心円的に被覆してもよい。この混合物を、結合剤、賦 形剤、滑沢剤等のその他の普通の成分と一緒にしてカプセル剤又は錠剤にしても よい・この形態では、なにも施していない薬物は背中で直ちに放出される。pH 制御拡散膜を施した薬物は胃中で薬物を放出しないで、腸内で放出する・薬物は 、上述で検討した機構により、混合物のpH制御拡散膜被覆部からゆっくりと一 定して放出される。従って、混合物は薬物の直後の放出及び遅延した徐放の両方 を与える。
本発明の微粒子がなにも施されていない薬物で包まれているか否かにかかわらず 、次の利点が多単位のこれらの微粒子の使用により得られる。即ち、a)各微粒 子が個々に作用し胃腸管中に分散されて統計学的に利点のある放出を与えるので 、薬物のより均一でより長い徐放があり、b)各微粒子による個々の小さな局在 化された放出のため、薬物による胃腸管の可能性のある刺激が可及的に少なくさ れ、そしてC)小さな個々に放出する微粒子が統計学的な徐放を確実にするので 、多くの非徐放性剤型で起こることが知られている「破裂(burst)J、「 サージング(surge)J又は「ダンプ(dump)J影響による過剰投与の 危険性又は徐放性剤型の欠陥のための早すぎる放出が実質的に除去される。欠陥 のある微粒子による早すぎる放出は、各微粒子が全薬物量のほんの一部のみであ るので、重要でない。
従って、本発明の目的は、コア薬物上に被覆されているpH制御拡散膜を有する 徐放性医薬製剤を提供することである。本発明のこれら及びその他の目的並びに 利点は、下記の好適な実施態様の記載及び添付の請求の範囲の記載から明らかに なるであろう。
好適な実施態様の記述 一実施態様では、本発明の好適なpH感受性フィルム形成性ポリマーは、疎水性 のステアリル側鎖が結合されている酢酸フタル酸セルロース(CAP)である。
この腸溶性ポリマーである酢酸フタル酸セルロースは、この好適な方法では変成 されていて、中性またはアルカリ性pHで不溶性のままであり、pH制御透過性 を有する。
使用できるその他の腸溶性フィルム形成性ポリマーには、酢酸トリメリット酸セ ルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート及び酢酸フタル酸ポ リビニル等がある。これらのポリマーは、長鎖脂肪酸のような疎水性側鎖の結合 により変成されていてもよく、その結果、それらは酸性環境中で低い透過性を有 し、中性又はアルカリ性pHで無傷のままでいるが高い透過性をもつフィルムを 形成する。
別の好適な実施態様では、フィルム形成性ポリマーはメタクリル酸/アクリル酸 エステルコポリマー(MAA)である。soo、oooの平均分子量のメタクリ ル酸/アクリル酸エステルコポリマーは、通常、徐放性医薬製剤について、低透 過性pH独立拡散バリヤーとして使用される。使用されるポリマーの化学構造は : R,R。
、。、 CH2CCH2C,、。
(式中、R8は−H又は−CH3であり、R2は−CH3又は−C2H,である )である。
この構造で、エステル基部位の酸基での置換は、低いpHにおける低い透過性の フィルムを形成するポリマーを生じさせるが、酸基が移動性親水性塩に変換する ので、高いpHにおいて透過性が増す。
使用できる酸性モノマーと疎水性モノマーとのその他のコポリマーには、ポリス チレン無水マレイン酸、ポリスチレン無水マレイン酸及びその他の関連するポリ マーがある。低pHで疎水性であり且つ中性pHで親水性である酸基は、これら のポリマーの酸無水物単位から形成する。疎水性単位は、フィルムを中性又はア ルカリ性pHで無傷に保つ。
好適なpH感受性フィルム形成性ポリマーは、好ましくは、コア薬物粒子上に被 覆され好適な徐放性医薬製剤を生成する。コア薬物として使用できる薬物の例に は、最も好ましくはアスピリン、アセトアミノフェン、塩酸ジフェンヒドラミン 、塩酸プロプラノロール、フロセミド、燐酸シソピラミド、及び臭化水素酸デキ ストロメトルファンがある。これらの類の薬物に加えて、その他のものも使用で きる。例えば、ビタミン類、ミネラル類、抗生物質、及び鎮痛薬をコア薬物とし て使用できる。薬物が腸内でpH制御拡散膜により放出可能であるに足る溶解性 を有する限り、直径約100〜約2000ミクロンであるか若しくはそうできる 限り、そして、薬物粒子に本発明のフィルム形成性変成ポリマーを適用できる限 り、それは使用できる。
pH感受性フィルム形成性ポリマーをコア薬物に適用する好適な方法は流動床ス プレー被覆法である。フィルム形成性ポリマーのコア薬物への被覆量は、好まし くは、約3〜30%であり、より好ましくは約5〜20%である。それにより、 約5〜100ミクロンの厚さのpH制御拡散膜が得られる。約110〜2200 ミクロンの総微粒子寸法が達成される。
膜の透過性はpH制御されているので、胃中でコア薬物の有意量の放出はないが 、しかし腸内でゆっ(りと定常的に薬物を放出する。薬物放出プロフィールは、 透過性におけるpH制御の変化の大きさ及びpH感受性フィルム形成性ポリマー から形成される制御膜の厚さにより制御される。通常、2時間内にpH1,1で 微粒子から0〜15%のコア薬物が放出し、6〜24時間内にpH6,0〜7゜ 5で80〜100%が放出するのが望ましい。このような放出速度は以下の実施 例により例証されている。
実施例1 テネシー州キンゲスポートのイーストマン・ケミカル・プロダクツ・インクから 販売のイーストマンC−A−P15.Ogを、110℃で1時間乾燥し、300 m1のジオキサンに溶解した。1gのピリジンを添加した。15m1のジオキサ ンに溶解した3gの塩化ステアロイルを滴加し、得られた溶液を75℃に加熱し 4時間撹拌した。反応混合物を1リツトルの水に注ぎ、ポリマーを沈澱させた。
得られたポリマーを水で6回洗い、濾過し、110℃で2時間乾燥した。
11.0gのフィルム形成性変成ポリマーと5gのジエチルフタレート可塑剤と を100gのアセトンに溶解した。この溶液50m1を、回転パンコーター中で 、25gのモンサント・アサグラン(Monsanto Asagran) 1 4−40顆粒状アスピリンにスプレーした。10gの生成物を1時間2リツトル の水中で洗浄して未被覆のアスピリンを除去し、得られた生成物を室温で1時間 流動床乾燥器中で乾燥きせた。溶出試験の結果を下記の表1に示す。
表 1 溶解したアスピリン(mg) 1時間 2時間 pH1,110,5mg 23.4mgpH7,573,0mg 136.0m g溶出試験は、米国薬局方バスケット溶出試験法により、600mgの試料を使 用して、5QrpmでpH1,1及びpH7,5緩衝液中で行った。pH1,1 における低い溶出速度及びpH7,5における速いが制御された溶出速度が上記 の医薬製剤のpH制御放出速度を示した。
実施例2 750gの酢酸フタル酸セルロース(テネシー州キンゲスポートのイーストマン ・ケミカル・プロダクツ・インクから販売のイーストマンC−A−P)を、ガラ ス撹拌棒にテフロン製のパドルを備えた4リツトルのガラス容器中で3kgのジ オキサン(ウィスコンシン州ミルウォーキーのアルドリッチ・ケミカル・カンパ ニー類)に溶解させた。200gの塩化ステアロイル(アルドリッチ製)を添加 し、完全に混合した。続いて、100m1のピリジン(アルドリッチ製)を加え 、反応を75〜80℃で12時間行った。粘稠なゲルが形成し、得られたゲルを 、ワーリングブレングー中で30分間で4回水で洗浄し、次いで、5%酢酸で2 回洗浄した。得られた生成物を110℃で2時間乾燥させ、次いで、3時間真空 デシケータ−中で乾燥させた。
得られた生成物400gを3400gのアセトンに溶解させた。200gのフタ ル酸ジエチル(イーストマン類)を加えた。得られた溶液を、キルソン化(ch i 1sonated)アスピリン(ミズリー州セントルイスのモンサンド・カ ンパニーのアサグラン16/40)3.6kgに、フィンチのワスター・インサ ートを備えたブラットGPCG−5を使用してスプレー被覆した。400gのポ リマーと可塑剤をアスピリンに適用して10%被覆量を得た。
この実施例は、フィルム形成性変成ポリマーを使用して、薬物を単一層でマイク ロカプセル化した経口用徐放性医薬製剤を例証する。続いて、米国薬局方を使用 して600mgの得られた微粒子について溶出試験を行った。
I型バスケット装置は50rpmで回転させた。0.IN塩酸750m1中で2 時間溶出を行った。250m1の0. 2モルの燐酸ナトリウム(N a 3p  04)を加えてpHを6.8に変化させ、次いで、もう4時間溶出を行った。
結果を下記の表2に示す。
1時間 1. 1 6. 4% 2時間 1. 1 9. 3% 3時間 6. 8 42. 4% 4時間 6. 8 71. 0% 6時間 6. 8 96. 9% これらの結果は、医薬製剤からの薬物の放出速度がpH制御されていることを再 度例証している。即ち、低いpH(1,1)で溶解するアスピリンの率は小さく 、pHが殆ど中性(6,8)に上昇するとアスピリンの溶解量は増加した。
実施例3 2500mlのアセトンを4リツトルの反応器に入れ、激しく撹拌しながら、5 83gの酢酸フタル酸セルロース(テネシー州キンゲスポートのイーストマン・ ケミカル・プロダクツ・インクから販売のイーストマンC−A−P)を加えた。
総てのポリマーが溶解した後、得られた溶液を還流温度まで加熱した。300m 1の3.ON水酸化ナトリウム及び500m1のアセトンの溶液を反応器に加え て、反応混合物を6時間還流した。ここまで述べた工程は加水分解手順である。
続いて、反応混合物を4の等しい部分に分け、次の方法で総てを処理した。
反応混合物の各部のポリマーを、3000mlの10%酢酸と1g未満の消泡剤 (ミシガン州ミツドランドのダウ・コーニング・コーポレーションから販売の医 薬用消泡エマルジョン)のはいっているブレンターに加え、約10秒間混合する ことにより、ポリマーを沈澱化させた。次いで、ブレンド内容物をブフナー漏斗 に注ぎ、吸引濾過をした。得られた固形物を水で一度洗い、流動床乾燥器体で乾 燥した。続く総ての手順工程をポリマーのエステル化に相当する。
ポリマー■と指定した生成物は、4リツトルの反応器に添加した加水分解済みの ポリマーの一部で調製した。300gの乾燥アセトン(5%W/V比の分子篩を 使用して乾燥)を反応器に加え、次いで還流温度に加熱した。ポリマーが溶解し た後、300m1の乾燥アセトン及び30m1のピリジンに溶解した120m1 の塩化ステアロイル(ウィスコンシン州ミルウォーキーのアルドリッチ・ケミカ ル・カンパニー類)からなる溶液を反応混合物に加えた。この反応混合物を3時 間還流させた。その後、ポリマーを、上述した加水分解手順と同様にして、沈澱 化、濾過、洗浄及び乾燥した。
エステル化前に、加水分解済みのCAPのフタリル内容物を、下記の酢酸フタル 酸セルロースについての修正したNFXVI手順により測定した。遊離フタリル の率は、200m1の三角フラスコ中に3000mgの乾燥ポリマーを入れ、正 確な量を記録することにより測定した。つづいて、フラスコに100m1の1= 1メタノール−水の溶液と撹拌棒とを加えた。混合物を15分間撹拌し、次いで 、固形物を吸引濾過し、追加のメタノール−水の溶液で洗浄した。次いで、液体 を集め、0.lNNaOHでフェノールフタレイン指示薬を使用して滴定した。
次式は目的の率を算定するのに使用した。
遊離フタリル率を決定後、ポリマーに結合されているフタリル率を得ることがで きた。100mgのポリマーを、100m1の三角フラスコに50m1のアセト ンと撹拌棒と共に入れた。得られた混合物を1時間撹拌し、次いで、フェノール フタレイン指示薬を使用してO,]、NのNaOHで滴定した。結合フタリル率 を次式を使用して算定した。
ポリマー■を調製するのに使用した加水分解済みの酢酸フタル酸セルロースは、 25%のフタリル含量であった。
続いて、ワースター流動床法を使用して、薬物粒子に上記ポリマーを適用した。
ポリマーとトリアセチン可塑剤(イーストマン)とをアセトンに加え、8%ポリ マー、2%可塑剤及び90%アセトンを含有する混合物にした。得られた混合物 を1/2時間撹拌し、次いで、40メツシユ篩に通過させた。ワースター・イン サートを備えたグラットCPCG−5流動床スプレー・コーターを使用して、ポ リマーを薬物粒子に被覆し・た。このブラットは、入口を40℃の温度に保ち、 直ちに、被覆しようとする材料を20g/分で流動しているときに溶液をスプレ ーし、生成物を30℃に保つために60g/分に増加させた。充分量の流動空気 を使用して、床を滑らかに流れるようにした(約40cfm)。スプレーが完了 したら、ラインをアセトンですすぎ、生成物温度が34℃に上昇するまで、被覆 した材料を乾燥させた。
2500gのアサグラン[640キルソン化したアスピリン(ミズリー州セント ルイスのモンサンド・ケミカル・カンパ、−−製)]をワースターポールに入ね た。続いて、3090gのトリアセチン可塑剤の入ったポリマー■の溶液をアス ピリンにスプレーして11%被覆の生成物を得た。マイクロカプセル化した薬物 ビーズを米国薬局方バスケット溶出試験方法1 (50rpm、0.IN塩酸中 で2時間:pH6,8で4時間)を使用して分析した。溶出試験の結果を下記の 要時間 媒質 溶解% 1時間 0.IN塩酸 0,0% 2時間 0.IN塩酸 0,5% 3時間 pH6,831,5% 4時間 p)(5,857,2% 6時間 pH6,890,3% 結果は、酸性条件下で2時間薬物を放出せず、中性pHで4時間定常的な速度で 薬物を放出したので、薬物の所望の徐放性を例証している。従って、この製剤か らのアスピリンの放出速度はpHにより制御されている。
実施例3の加水分解済みの酢酸フタル酸セルロースの第二番目の部分を、より高 いフタレート含量をもつポリマーを得るために加水分解反応の間の還流時間を6 時間から4時間にした以外は同一の方法で調製した。得られたポリマーをポリマ ーIIと指定した。ポリマーIIのフタリル含量は28%であった。
ポリマーIの代わりにポリマーIIを使用した以外は実施例3と同様にして、微 粒子を調製して分析した。溶出試験の結果を下記の表4に示す。
1時間 0.IN塩酸 0.3% 2時間 0.IN塩酸 0. 8% 3時間 pH6,836,3% 4時間 pH6,867,8% 6時間 pH6,895,2% これらの結果は、コア薬物をフィルム形成性変成ポリマーの単一被覆でマイクロ カプセル化し、それによりポリマーの透過性をpH制御して、薬物の所望の遅延 した放出と徐放性も例証している。pH6,8における放出速度は実施例3より も実施例4のほうが速い。何故なら、ポリマーIIはポリマー1よりもフタレー ト基を多く含有するからである。フタレート基により親水性になり、膜の透過性 を増加させる。
実施例5 ポリマーIIIとして指定したポリマーは、反応混合物を高度に加水分解させ、 低フタレート含量のポリマーを生じさせることにより調製した。更に、具体的に は、ポリマーIIIは、500gの酢酸フタル酸セルロースを2500 m l のアセトン中に溶解させ、次いで、300m1のアセトンに溶解させた3 00  m lの3.0NNaOHを加えた。反応混合物を6時間還流させた。その後 、加熱を停止し、得られた反応混合物を一夜撹拌した。300m1のアセトンで 希釈した3゜0NNaOHの溶液を加え、再度、反応混合物を5時間還流させた 。残りのポリマー調製手順は変わらなかった。フタリル含量は8,5%であった 。
この実施例は、pH感受性制御膜の厚さを変化させることによる放出速度を調節 する能力を例証する。ポリマーIIIをフィルム形成性変成ポリマーとして使用 し、ジエチルフタレートをトリアセチンと置き換え、そして、被覆厚さを、10 %で採取された試料と比較して14%に増加させた以外は、実施例IIIと同様 にして微粒子を調製し、分析した。結果を下記の表5に示す。
1時間 0.1NHCI 1.7% 0.9%2時間 0.1NHCI 2.6 % 2.0%3時間 pH6,840,7% 27.5%4時間 pH6,87 0,0% 50.2%6時間 pH6,899,7% ss、i%再度これらの 結果は、変成ポリマーのpH制御透過性の結果として、目的の薬物の遅延放出及 び徐放性を例証する。更に、表5は、被覆厚さを変化させることが溶出速度に影 響し、従って、薬物の放出を制御するための別の手段を提供するこの実施例では 、塩酸ジフェンヒドラミンビ・−ズをポリマーIIIで被覆した。
ジフェンヒドラミンビーズは、25/30メツシユのノンパレイユ・シードを別 のジフェンヒドラミンの溶液で、ワースタースプレー被覆法を使用して被覆し、 80%活性成分を生じさせることにより調製した。薬物ビーズはポリマーIII で被覆して28%被覆量であった。これらの微粒子で行った溶出試験の結果を表 1時間 0.IN塩酸 6.5% 2時間 0.IN塩酸 12.3% 3時間 pH5,865,0% 4時間 pH6,879,1% 6時間 pH6,897,2% これらの結果は、フィルム形成性変成ポリマーを使用する徐放性塩酸ジフェンヒ ドラミン製剤が酸性条件下で薬物の放出を遅らせ、中性pH条件下で薬物の実質 的に制御された放出も与えることを例証する。
実施例7 オイドラギツドNE30Dメタクリル酸/アクリル酸エステルコポリマー(西独 、パイテルシュタットのローム・ファルマGMbH製)を、中性のメタクリル酸 アクリル酸エステルコポリマー源として使用した。この樹脂を20%硫酸ナトリ ウム溶液の添加により分散物から沈澱させた。樹脂を水で洗い、流動床中で30 ℃で乾燥させた。
300gの乾燥ポリマーを3リツトルのアセトンに溶解させた。270m1のア セトンに溶解させた162m1の3,0NNaOHを加えた。得られた溶液を穏 やかに1時間還流させた。ポリマーを10%酢酸溶液の添加により沈澱化させ、 水で洗い、流動床中で30℃で乾燥させた。得られたフィルム形成性変成ポリマ ーは、アセトンに溶解させたポリマー試料の酸基の滴定により決定して、約12 %の酸基と88%のエステル基であった。
アセトンに溶解させたこのフィルム形成性変成ポリマーの10%溶液を、アサグ ラン7017キルソン化アスピリン上にワースター法により被覆した。試料を、 5%、6%及び7%被覆量のところで採取した。750mgの試料を用いて米国 薬局方XXIバスケット法で5Orpmを使用して、溶出試験を行った。0.l NHCl中で2時間後、pHを6.8に上げた。結果を、下記の表7に示す。
表 7 被覆アスピリンの溶出 時間 1 2 3 4 6 5%被覆、溶解% 6 11 29 46 736%被覆、溶解% 5 9 2 4 39 667%被覆、溶解% 4 8 17 29 53pH1,11,1 6,86,86,8 表7かられかるように、低いpHにおける溶出速度は低かった。pHが上昇する と、溶出速度が増加し、アスピリンは、被覆量に依存した速度で制御されて放出 をした。
フィルム形成性変成ポリマーを、54m1の3.0NNaOHを162m1の代 わりに使用した以外は実施例7と同様にして調製した。このポリマーは約4%の 酸基と96%のエステル基を含んだ。実施例10と同じ手順により、得られたポ リマーをアスピリンに適用した。溶出試験も実施例10と同様にして行った。
結果を、下記の表8に示す。
表 8 被覆アスピリンの溶出、例2 時間 12346 5%被覆、溶解% 5 10 18 25 38pH1,11,16,86,8 6,8 結果は、pHが増加したとき、溶出速度において僅かしか増加が起こらなかった ことを示す。この実施例のポリマーは、実施例7のポリマーよりもより少ない酸 基しか含有しないので、pHの増加に伴う親水性と透過性の増加が少ない。
実施例9 実施例7の乾燥中性メタクリル酸/アクリル酸エステルポリマーの150gを3 リツトルのアセトンに溶解させた。162m1の3NNaOHを加え、得られた 溶液を2.5時間還流させた。生成物を沈澱化させ、洗浄し、乾燥させた。得ら れたフィルム形成性変成ポリマーは約23%の酸基と77%のエステル基を含有 した。フィルム形成性変成ポリマーをアセトンに溶解させ、ガラス板上にフィル ム状にキャストした。得られたフィルムをO,lNHCl中及びpH6,8緩衝 液中に入れた。フィルムは、6時間、無傷のままであった。
この実施例は、胃液のpHにおいては低い透過性の拡散バリヤーを形成するが、 腸内のpHにおいてはより高い透過性であるフィルム形成性変成ポリマーの概念 を例証する。ポリマーが胃液のpHにおいて低い透過性のフィルムを形成するが 、しかし腸内のpHにおいてより高い透過性である上無傷のままであるような、 均衡のとれたエステル基と酸基とを含有するどのようなアクリル酸ポリマー、メ タクリル酸ポリマー、又はメタクリル酸/アクリル酸コポリマーでも使用できる 。
実施例13に続く、別の実施例を記載する。
実施例10 実施例7の乾燥中性メタクリル酸/アクリル酸エステルポリマーを、3時間の還 流時間を使用した以外は実施例9と同様にして部分的に加水分解した。得られた フィルム形成性変成ポリマーは、約26%の酸基と74%のエステル基を有した 。このポリマーのフィルムを実施例12と同様にして調製した。このフィルムは 領 lNHCl中では溶解しなかったが、6時間後、pH6,8の燐酸緩衝液中 で崩壊し始めた。この実施例は、ポリマーの酸含量が多すぎた場合、ポリマーは 腸内のpHで無傷のままでいる拡散バリヤーを形成しないことを例証している。
本明細書中で記載した生成物及び方法は、本発明の好適な実施態様を構成するが 、本発明はこの正確な生成物及び方法に限定されるものではなく、発明の範囲か ら逸脱することな(変更をなしうることを了解すべきである。
国際調査報告 111mmm++−自−醪ムash−+−−mPCT/IJS90102898 国際調査報告 US 9002898 SA 37887

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.a)水溶性の薬物を含有する顆粒状コア、及びb)低pH値で疎水性であり そしてより高いpH値で親水性であるフイルム形成性ポリマーから形成されてい る、前記コア薬物の回りを取り囲むpH制御されている拡散膜 を含む微粒子の多単位からなる徐放性医薬製剤。
  2. 2.前記コア薬物がアスピリン、アセトアミノフェン、塩酸ジフェンヒドラミン 、塩酸プロプラノロール、臭化水素酸デキストロメトルファン、燐酸ジソピラミ ド及びフロセミドから選択される請求の範囲第1項記載の徐放性医薬製剤。
  3. 3.前記フイルム形成性ポリマーが、腸溶性ポリマーに結合されている疎水性側 鎖を含み、該腸溶性ポリマーが依然としてpHの関数のままで前記フイルム形成 性ポリマーの透過性をもたらすが、pH制御拡散膜は腸内で見いだされるような 中性及びアルカリ性において無傷で残る、請求の範囲第2項記載の徐放性医薬製 剤。
  4. 4.前記腸溶性ポリマーが、酢酸フタル酸セルロース、酢酸トリメリット酸セル ロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート、酢酸フタル酸ポリビ ニル、ヒドロキシエチルエチルセルロースフタレート及び酢酸テトラヒドロフタ ル酸セルロースからなる群から選択される、請求の範囲第3項記載の徐放性医薬 製剤。
  5. 5.前記腸溶性ポリマーが酢酸フタル酸セルロースである、請求の範囲第4項記 載の徐放性医薬製剤。
  6. 6.前記疎水性ステアリル側鎖を、酢酸フタル酸セルロースのヒドロキシル基を 塩化ステアロイルでエステル化することにより形成する、請求の範囲第5項記載 の徐放性医薬製剤。
  7. 7.前記フイルム形成性ポリマーが a)中性又はアルカリ性pHにおいて膜を無傷に保つポリマーの疎水性サブユニ ットまたはセクションを有するフイルム形成性ポリマーとb)遊離酸基を含み、 その結果、前記フイルム形成性ポリマーが低いpHにおいて疎水性であり且つよ り高いpHにおいてフイルム形成性ポリマーが親水性である、ポリマーのサブユ ニットまたはセクションを含む、請求の範囲第2項記載の徐放性医薬製剤。
  8. 8.前記フイルム形成性ポリマーがメタクリル/アクリル酸/エステルコポリマ ー、ポリエチレン無水マレイン酸、及びポリスチレン無水マレイン酸からなる群 から選択される、請求の範囲第7項記載の徐放性医薬製剤。
  9. 9.前記フイルム形成性ポリマーがメタクリル/アクリル酸エステルコポリマー である請求の範囲第2項記載の徐放性医薬製剤。
  10. 10.遊離薬物又は時間一放出薬物を更に含む請求の範囲第1項記載の徐放性医 薬製剤。
  11. 11.前記遊離薬物又は時間一放出薬物が前記微粒子と混合されている請求の範 囲第10項記載の徐放性医薬製剤。
  12. 12.前記遊離薬物又は時間一放出薬物が前記微粒子のまわりを同心円的に被覆 されている、請求の範囲第10項記載の徐放性医薬製剤。
  13. 13.前記微粒子が約110〜2200ミクロンの直径である請求の範囲第1項 記載の徐放性医薬製剤。
  14. 14.前記コア薬物が約100〜2000ミクロンの直径の粒子状であり、前記 pH制御拡散膜が約5〜100ミクロン厚さである、請求の範囲第13項記載の 徐放性医薬製剤。
  15. 15.前記pH制御拡散膜がpH1.1で2時間内に前記コア薬物の0〜15% を放出し、pH6.0〜7.5で6〜24時間内に80〜100%放出する請求 の範囲第1項記載の徐放性医薬製剤。
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