JPH044910Y2 - - Google Patents

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JPH044910Y2
JPH044910Y2 JP1986144945U JP14494586U JPH044910Y2 JP H044910 Y2 JPH044910 Y2 JP H044910Y2 JP 1986144945 U JP1986144945 U JP 1986144945U JP 14494586 U JP14494586 U JP 14494586U JP H044910 Y2 JPH044910 Y2 JP H044910Y2
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crawler
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JP1986144945U
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JPS6348679U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、履帯式建設機械の昇降用ステツプに
関するものである。
従来の技術 履帯式建設機械のクローラフレーム側部には、
運転者が運転室に昇るためのステツプが設けられ
ている。第4図は従来技術油圧シヨベルの全体側
面図であるが、図において、1′は履帯式油圧シ
ヨベル、2′は下部走行体、3は上部旋回体、4
は運転室、5′はクローラフレーム、6′はクロー
ラフレーム5′の外側部板に固着されたステツプ
である。第5図は従来技術ステツプ6′の斜視図
である。第6図は油圧シヨベル1′の正面図であ
るが、図において、7は標準幅履帯、8は運転室
4に設けられている把手である。それで、運転者
が運転室4内に昇る場合には、先ず左手で把手8
をつかみ、片足をステツプ6′に掛けて、次に他
の片足を履帯7の上面側に掛けて昇つてゆく。
考案が解決しようとする問題点 従来技術の履帯式建設機械においては、昇降用
ステツプが通常溶接にてクローラフレーム側部に
固着されている。それで第6図の如く、そのステ
ツプ6′のクローラフレーム5′外側部板より突出
している長さlは、標準幅履帯7の幅W内に収納
される如く設定されている。これはステツプが履
帯幅端面より突出していると、直接ステツプが岩
石土砂に当たり破損することがあるからである。
一方、油圧シヨベルは軟湿地などの作業に従事す
ることがあるので、履帯の幅がW′,W″などの広
幅履帯に交換して巻装せしめることがある。しか
しそのとき、クローラフレーム側部に固着してあ
るステツプはそのままにしていることが多かつ
た。そのために運転者が広幅履帯を巻装した油圧
シヨベルの運転室に昇る場合には、広幅履帯に妨
げられてステツプに足を引つ掛けることができな
い。したがつて、運転者は広幅履帯の上面に直接
片足をのせなければならないので、無理な姿勢を
しなければならないし、その労力も大きく健康面
および安全面からみて不具合であつた。
また、クローラフレーム側部には同じ形状のス
テツプが複数箇所固着されているが、標準幅履帯
を広幅履帯に交換したときには標準幅履帯用ステ
ツプをガス切断して、新たに突出長さの大なる広
幅履帯用ステツプに取付け直していた。そのため
に、上記改造工事に大なる手間と加工費を要して
いた。
課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために講じた本考案の手
段は、 イ クローラフレームの外側部板にガイド穴を有
するガイド部を設け、そのガイド部のガイド穴
に、平面視がコ字形のステツプをクローラフレ
ームの側方方向に突出又は引込移動可能に嵌挿
し、 ロ また、ステツプの底部に複数個の溝を形成
し、 ハ 一方、上記外側部板の外面側で、ガイド穴の
下部の位置にストツパプレートを脱着自在に設
け、 ニ ステツプ底部の複数個溝のうちいずれかの溝
を選択してその溝に対してストツパプレートを
嵌合かつ固定することにより、ステツプの突
出・引込調整を行うように構成した。
作 用 イ クローラフレーム外側部板に設けたガイド部
にステツプを嵌挿して、そのステツプの複数個
溝のうちいずれかを選択し、その溝にストツパ
プレートを嵌着して固定するようにした。それ
により、クローラフレーム外側部板の外側に突
出固定するステツプの長さを変更可能とするこ
とができた。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。第1図は本考案の要部を示す履帯を巻
装したクローラフレームの断面図である。図にお
いて、5はクローラフレーム、6はステツプ、7
は標準幅履帯、7′,7″はそれぞれ広幅履帯、
9,9′,9″はステツプ6の底部下面に設けられ
た複数個の溝、10は溝9,9′,9″に嵌込可能
なストツパプレート、11はストツパプレート1
0固定用の締付ボルト、12はクローラフレーム
5の外側部板、13は外側部板12に設けられた
ガイド部、14はガイド部13のガイドプレート
である。第2図は第1図のA−Aより見た平面図
であるが、15は外側部板12に穿設されたガイ
ド部13のガイド穴である。第3図は第2図のB
より見た正面図である。それでステツプ6の底部
下面に設けられた複数個の溝9,9′,9″におい
て、溝9と溝9′との間隔をP1とすると、 P1=1/2(W′−W) ここで、W′……広幅履帯の幅 W ……標準履帯の幅 また、溝9と溝9″との間隔をP2とすると、 P2=1/2(W″−W) ここで、W″……広幅履帯の幅 となる如く設定している。
次に本考案ステツプの構造および機能を第1図
〜第3図について述べる。先ずクローラフレーム
5に標準幅履帯7を巻装する場合には、ステツプ
6をガイド部13に嵌挿し、そのステツプ6の溝
9にストツパプレート10を嵌込み、締付ボルト
11にてそのストツパプレート10を外側部板1
2に締付ける。そうすると、クローラフレーム外
側部板12の外側に突出しているステツプ6の突
出長さはlとなり、ステツプ6は標準幅履帯7の
幅W内に収納される状態で固定される。
次に、クローラフレーム5に巻装してある標準
幅履帯7を広幅履帯7′に交換して巻装せしめた
場合のステツプ6について述べる。前述の如く、
ステツプ6の突出長さはlの状態であるので、締
付ボルト11を緩めて、締付ボルト11およびス
トツパプレート10を取外す。そうするとステツ
プ6はガイド部13内を移動させることができる
ので外側方向へ引出し、そのステツプ6の溝9′
にストツパプレート10を嵌込み、再び締付ボル
ト11にてそのストツパプレート10を外側部板
12に締付ける。そうすると、クローラフレーム
外側部板12の外側に突出しているステツプ6の
突出長さはl′となり、ステツプ6は広幅履帯7′
の幅W′内に収納される状態で固定される。
なお、さらに幅の広い広幅履帯7″を巻装した
場合も上記と同様の手順にて、ステツプ6の溝
9″にストツパプレート10を嵌込んで固定する。
そうすると、ステツプ6の突出長さはl″となり、
ステツプ6は広幅履帯7″の幅W″内に収納される
状態で固定される。
考案の効果 前述のように本考案の昇降用ステツプは、建設
機械のクローラフレーム外側部板にガイド部を設
け、そのガイド部に複数個溝を有するステツプを
移動可能に嵌挿し、かつ、上記ステツプを外側部
板の外側に突出せしめるとともに、ステツプの複
数個溝のいずれかにストツパプレートを嵌着固定
可能に構成した。
従来技術の履帯式建設機械においては、昇降用
ステツプが通常溶接にてクローラフレーム側部に
固着されていた。それで建設機械が巻装している
履帯を、標準幅履帯から広幅履帯に、または広幅
履帯からさらに幅の広い広幅履帯に、あるいは広
幅履帯から標準幅履帯に交換したときには、その
都度固着しているステツプを切断して、新たにそ
の時点にて巻装されている履帯に合わせて取付け
直していた。そのために、その改造工事に大なる
手間と加工費を要していた。
しかし本考案の昇降用ステツプでは、そのステ
ツプの底部下面に設けた複数個溝のうち巻装した
履帯幅に合う溝を選択し、その溝にストツパプレ
ートを嵌着して固定すればよい。
したがつて建設機械が作業現場付近にて履帯交
換を行なつた場合でも、従来技術の場合における
ステツプのガス切断および取付工事は不要となる
のでコストダウンが可能になるとともに、交換し
た履帯の幅に合わせてステツプの突出長さを短時
間に変更できるので、作業性および安全性の向上
をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の要部を示すクローラフレーム
の断面図、第2図は第1図のA−Aより見た平面
図、第3図は第2図のBより見た正面図、第4図
は従来技術油圧シヨベルの全体側面図、第5図は
従来技術ステツプの斜視図、第6図は従来技術油
圧シヨベルの正面図である。 5,5′……クローラフレーム、6,6′……ス
テツプ、7……標準幅履帯、7′,7″……広幅履
帯、9,9′,9″……溝、10……ストツパプレ
ート、12……外側部板、13……ガイド部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 履帯を支持するクローラフレームの外側部板の
    外面に昇降用ステツプをそなえている建設機械で
    あつて、クローラフレームの外側部板にガイド穴
    を有するガイド部を設け、そのガイド部のガイド
    穴に、平面視がコ字形のステツプをクローラフレ
    ームの側方方向に突出又は引込移動可能に嵌挿
    し、またステツプの底部に複数個の溝を形成し、
    一方、上記外側部板の外面側で、ガイド穴の下部
    の位置にストツパプレートを脱着自在に設け、ス
    テツプ底部の複数個溝のうちいずれかの溝を選択
    してその溝に対してストツパプレートを嵌合かつ
    固定することにより、ステツプの突出・引込調整
    を行うようにしたことを特徴とする履帯式建設機
    械の昇降用ステツプ。
JP1986144945U 1986-09-19 1986-09-19 Expired JPH044910Y2 (ja)

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JPS6348679U JPS6348679U (ja) 1988-04-02
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59127444U (ja) * 1983-02-18 1984-08-28 株式会社クボタ コンバイン

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