JP2988345B2 - クローラ式車両の昇降用ステップ装置 - Google Patents

クローラ式車両の昇降用ステップ装置

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JP2988345B2 JP7291674A JP29167495A JP2988345B2 JP 2988345 B2 JP2988345 B2 JP 2988345B2 JP 7291674 A JP7291674 A JP 7291674A JP 29167495 A JP29167495 A JP 29167495A JP 2988345 B2 JP2988345 B2 JP 2988345B2
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清明 前川
健一 栃木
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/08Superstructures; Supports for superstructures
    • E02F9/0833Improving access, e.g. for maintenance, steps for improving driver's access, handrails

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  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベル,油
圧クレーン等のクローラ式車両において、オペレータが
運転室に昇降するために、サイドフレームに設けられる
昇降用ステップ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】クローラ式車両の代表的なものとして、
図3に示した油圧ショベルがある。図中において、1は
クローラ式の下部走行体、2は上部旋回体である。下部
走行体1は、駆動輪としてのドライブタンブラ3と、従
動輪としてのアイドラ4とを有し、ドライブタンブラ3
とアイドラ4との間には無限走行軌条を構成する履帯5
が巻回して設けられている。これらドライブタンブラ
3,アイドラ4及び履帯5によって走行ユニットが構成
され、この走行ユニットは車両における左右両側に配置
され、これら左右の走行ユニットはそれぞれ独立の油圧
モータにより駆動される。
【0003】ドライブタンブラ3及びアイドラ4は、サ
イドフレーム6の両端に装着されている。サイドフレー
ム6は、図示は省略するが、センタフレームに連結され
ており、このセンタフレームには旋回輪7を介して上部
旋回体2が旋回可能に設置されている。上部旋回体2に
は、図示は省略するが、ブーム,アーム及びバケット等
からなるフロント作業機構が設けられており、また車両
の走行,上部旋回体2の旋回及びフロント作業機構の作
動等の操作を行うために、オペレータが搭乗する運転室
8が設けられている。
【0004】オペレータが運転室8に昇降するために、
上部旋回体2のフレーム及び運転室8のフレームには適
宜の部位に手すり9が取り付けられている。そして、手
すり9を手で持つが、足場としては履帯5を利用して行
うのが一般的である。即ち、履帯5は接地面からドライ
ブタンブラ3及びアイドラ4の巻回部で反転するが、こ
の反転して、上方に位置する部位におけるドライブタン
ブラ3とアイドラ4との間の部位に足をかけて昇るよう
にする。小型の油圧ショベルであれば、履帯5の上に足
を乗せるのに格別の困難はない。しかしながら、大型の
油圧ショベルでは、履帯5は地面から1m乃至それ以上
の高さに位置しているものもある。このような大型の油
圧ショベルにあっては、オペレータは地面から履帯5に
直接足をかけることができない。サイドフレーム6も足
場として利用できるが、泥よけや強度向上等の見地か
ら、図4に示したように、サイドフレーム6の上面部6
aと外側の側面部6bとの間が傾斜面部6cとなってい
るものにあっては、サイドフレーム6を足場とすること
はできない。
【0005】このために、サイドフレーム6にステップ
を設けるように構成する。地面から履帯5の上面までの
高さが110cm以下であれば、椄地面から70cm乃
至それ以下の位置にステップを1段設ければ、履帯5の
上面までの距離が40cm以下となるから問題ではない
が、それ以上の高さになると、2段ステップを設けなけ
ればならない。
【0006】図4には、従来技術による2段ステップを
有するステップ装置10の一例が示されている。このス
テップ装置10は、サイドフレーム6の側面部6bにボ
ルト等で固定されか、溶接により固着する等により取り
付けられる取付板11を有し、この取付板11に上下2
段にわたってステップ12,13が設けられている。ま
た、上段ステップ13から履帯5の上面までの間隔が大
きい場合には、図5に示したように、取付板11を上方
に突出させるようになし、この上段ステップ13をより
高い位置に配置する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述したステップ装置
10においては、上段及び下段のステップ12,13が
共にサイドフレーム6から外向きに突出しているが、こ
れらステップ12,13に足を載置した時に、その安定
を図るために、ある程度の幅が必要になる。この足が載
置される幅方向の寸法としては、通常、少なくとも15
cm程度であることが要求される。従って、ステップ装
置10にあっては、サイドフレーム6の側面部6bに取
り付けた取付板11から上下2段のステップ12,13
が外方に向けて15cm以上突出することになる。この
ように、ステップ12,13が外方に大きく突出するこ
とは、外観上から好ましいものではないだけでなく、岩
石や構造物等と衝突して、変形したり、損傷したりする
可能性が高くなる。また、これらステップ12,13は
梯子状になっていることから、オペレータが昇降するの
に必ずしも至便なものとは言えない。
【0008】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、ステップがサイドフ
レームの外方向に向けて突出するのを最小限に抑制する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、サイドフレームの外側の側面部に、
取付部材を固定して設け、この取付部材に、下段ステッ
プを外向きに、また上段ステップはサイドフレームの傾
斜面側に向けて設ける構成としたことをその特徴とする
ものである。
【0010】
【発明の実施の形態】ステップが取り付けられるサイド
フレームには、上面部と側面部との間に傾斜面部が介在
していることから、この傾斜面部のスペースをステップ
の配置スペースとして利用する。取付部に取り付けられ
る2段のステップのうち、下段ステップはサイドフレー
ムから外方に向けて延在させる。そして、取付板を傾斜
面部の位置まで突出させて、上段ステップは傾斜面部の
位置において、この傾斜面部の方向に向けて延在させ
る。換言すると、取付板を挟んで、下段のステップと上
段のステップとを反対方向に延在させて、この2段のス
テップを階段状とする。
【0011】これによって、取付板から外方に突出する
のは下段のステップだけとなり、見栄えが良くなると共
に、上段のステップは岩石や他の構造物等と衝突するお
それは殆どなく、損傷や変形のおそれはない。従って、
上段ステップは下段ステップ程は構造的な強度を要求さ
れない。通常、ステップは取付板に一端側が固定されて
はいるものの、片持ち状態となる。そこで、上段ステッ
プの先端をサイドフレームの傾斜面部に当接させるよう
にすれば、この上段ステップをより安定させることがで
きる。さらに、梯子状のものよりは、階段状とする方
が、ステップを昇降する際に便利であり、かつ昇降する
者の身体の安定を保つことができるので、安全に昇降で
きるようになる。
【0012】
【実施例】以下、図1及び図2に基づいて本発明の実施
例について説明する。これらの図において、前述した従
来技術のものと同一または均等な部材については、同一
の符号を付して、その説明を省略する。
【0013】これらの図において、20はステップ装置
を示し、このステップ装置20は、取付板21に上下2
段のステップ22,23を取り付けてなるものである。
そして、このステップ装置20は、ボルト24を用いて
サイドフレーム6の側面部6bに固定される。なお、2
5はボルト24を取り付けるための台座である。以上の
構成については、前述した従来技術のものと格別の差異
はない。
【0014】上下2段設けられているステップ22,2
3のうち、下段ステップ22は取付板21から外方に向
けて、即ちサイドフレーム6から離間する方向に突出し
ているが、上段ステップ23は、下段ステップ22とは
反対方向、即ちサイドフレーム6側に延在されている。
ここで、サイドフレーム6には、上面部6aと側面部6
bとの間に傾斜面部6cが形成されており、この傾斜面
部6cが形成されている分だけスペースが存在する。上
段ステップ23は、このスペースに向けて延在させてい
る。しかも、この上段ステップ23における先端側の下
端部は、傾斜面部6cに当接した状態となっている。
【0015】本実施例は以上のように構成されるもので
ある。このステップ装置20にあっては、ステップが2
段設けられているのにも拘らず、サイドフレーム6の外
側に向けて突出しているのは、下段ステップ22のみで
あるから、両方のステップが外向きに突出しているもの
と比較して、見栄えは良くなる。また、上段ステップ2
3は履帯5の下方に潜り込むように配置されているか
ら、走行中や作業中において、岩石が落下したり、構築
物やその他の障害物と衝突するおそれはない。従って、
上段ステップ23は、サイドフレーム6の外側に突出し
ている下段ステップ22と比較して、変形したり、損傷
したりするおそれは極めて少なくなる。
【0016】オペレータが運転室8に昇降するには、下
段ステップ22に足をかけた状態で、上部旋回体2に設
けた手すり9を手で掴み、もう一方の足を上段ステップ
23にかけるが、この上段ステップ23は下段ステップ
22より上方の前方に位置して、ステップ装置20は階
段状態になっているから、容易に、しかも確実に昇降で
き、昇降の途中でもオペレータの身体が安定する。上段
ステップ23の前方が開放されているから、足の指先の
部分を上段ステップ23より前方に位置させることもで
きるから、その幅を狭くしても、確実に足を乗せること
ができる。しかも、上段ステップ23の先端部分をサイ
ドフレーム6の傾斜面部6cに当接させることによっ
て、この上段ステップ23はより安定した状態に保持さ
れる。
【0017】ステップ装置20を構成する下段ステップ
22及び上段ステップ23は、取付板21にコ字状に曲
成した金属板体の両端を溶接等の手段で固着することに
より形成されるが、下段ステップ22は、ある程度の幅
が必要であり、また岩石等が衝突しても変形や損傷しな
いようにするために、その強度向上の観点から、少なく
とも中間に1枚の金属板体を設ける必要がある。幅が狭
く、岩石等の衝突の可能性が少ない上段ステップ23
は、このような中間の金属板体を設けなくても十分に必
要な強度を持たせることができるので、上段ステップ2
3の構成をより簡単になる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、取付部
材に外向きに下段ステップを設け、上段ステップはサイ
ドフレームの傾斜面側に向けて設ける構成としたので、
ステップがサイドフレームの外方向に向けて突出するの
を最小限に抑制でき、かつステップを階段状に形成でき
る等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すステップ装置をサイド
フレームに装着した状態を示す構成説明図である。
【図2】サイドフレームから分離した状態のステップ装
置の外観図である
【図3】ステップ装置が装着されるクローラ式車両の一
例としての油圧ショベルの外観図である。
【図4】従来技術によるステップ装置をサイドフレーム
に装着した状態の構成説明図である。
【図5】他の従来技術によるステップ装置をサイドフレ
ームに装着した状態の構成説明図である。
【符号の説明】
1 下部走行体 2 上部旋回体 5 履帯 6 サイドフレーム 6a 上面部 6b 側面部 6c 傾斜面部 20 ステップ装置 21 取付板 22 下段ステップ 23 上段ステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E02F 9/16 B60R 3/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サイドフレームの両端に駆動輪及び従動
    輪を設け、この駆動輪と従動輪との間に履帯を巻回させ
    てなる下部走行体を有し、前記サイドフレームの上端部
    が外向きに傾斜した傾斜面部となし、またサイドフレー
    ムの外側の側面部には、上部旋回体に設けた運転室への
    昇降用のステップを備えてなるクローラ式車両におい
    て、前記サイドフレームの側面部に取付部材を固定して
    設け、この取付部材には、下段ステップが外向きに、上
    段ステップは前記サイドフレームの傾斜面側に向けて設
    ける構成としたことを特徴とするクローラ式車両の昇降
    用ステップ装置。
  2. 【請求項2】 前記上段ステップは、前記サイドフレー
    ムの傾斜面部に当接させた状態に設ける構成としたこと
    を特徴とする請求項1記載のクローラ式車両の昇降用ス
    テップ装置。
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KR101069211B1 (ko) * 2008-11-28 2011-09-30 볼보 컨스트럭션 이큅먼트 에이비 굴삭기용 단차형 풋스텝
CN104114776B (zh) * 2013-02-18 2016-01-20 株式会社小松制作所 液压挖掘机

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