JPH0542942Y2 - - Google Patents

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JPH0542942Y2
JPH0542942Y2 JP5857388U JP5857388U JPH0542942Y2 JP H0542942 Y2 JPH0542942 Y2 JP H0542942Y2 JP 5857388 U JP5857388 U JP 5857388U JP 5857388 U JP5857388 U JP 5857388U JP H0542942 Y2 JPH0542942 Y2 JP H0542942Y2
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JP
Japan
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vehicle
jack
right sides
jacks
work vehicle
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JP5857388U
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JPH01161162U (ja
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  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、作業車のフロント左右側部のジヤツ
キのインナーポストの側面に複数のステツプ凹部
を形成し、該ステツプ凹部を利用することで、例
えば傾斜地等での作業に際し、高い位置にジヤツ
キアツプされた車輌キヤビン等への昇降が容易に
行い得るようにしたジヤツキを装備した作業車に
関するものである。
〔従来の技術〕
作業車、例えば車体上にターンテーブルを装備
してブームを旋回、起伏、伸縮するタイプの高所
作業車に於いては、安全かつ能率良く所定の高所
作業車を行うに当たり、ブームの操作を最大許容
安全基準内でもつて操作しなければならない。
そのため、上記タイプの高所作業車は、一般に
車体を確実に固定及び水平に保持すべく車体の4
点位置、即ちフロント左右側部及びリヤ左右側部
にジヤツキを装備し、作業現場で各ジヤツキの出
没操作を行い車体の固定及び水平出しを行つてい
るのが実情である。
〔考案が解決しようとする課題〕
然るに、上記の様な高所作業車は、作業現場が
傾斜地等である場合に於いては、作業車を急勾配
の坂道等に停車せしめて、例えばフロント側を坂
下方向に向けた状態で車体の固定及び水平出しを
行うため、フロント左右側部に装備したジヤツキ
を大幅に伸長しなければならない。
そのために、車輌キヤビンは地面から相当高い
位置にジヤツキアツプ保持されることになり、従
つて、車輌キヤビンへの出入りは、車高の低いリ
ヤ側を利用して行うとか或いは携帯用の梯子を車
輌キヤビンの側部に立設して行つているが、かか
る方式乃至手段による車輌キヤビンへの出入りは
非常に効率が悪く、しかも梯子の固定が充分でな
い場合は転倒して思わぬ事故を引き起こす事の問
題があつた。
〔考案の目的及び課題を解決するための手段〕
本考案は、前述した問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、フロント左
右側部に装備するジヤツキ(片側のもの)のイン
ナーポストの側面に複数段のステツプ凹部を形成
することにより、該ステツプ凹部を利用して坂道
等に於いて地上高く固定される車輌キヤビンへの
出入り(乗降)が容易に行い得るジヤツキを装備
した作業車を提供することにあり、そのために車
体のフロント左右側部にジヤツキを装備した作業
車に於いて、前記フロント左右側部に装備したジ
ヤツキの内の少なくとも片側のジヤツキのインナ
ーポストの側部に複数段のステツプ凹部を形成す
る。
〔作用〕
上記の構成を採用することにより、坂道等に於
いて地上高く固定される車輌キヤビンへの出入り
(乗降)を携帯用の梯子等を用いることなく容易
に行いうるようになし、転落事故等を未然に防止
することにある。
〔実施例〕
以下、第1図及び第2図に基づいて本考案に係
るジヤツキを装備した作業車の一実施例を詳細に
説明する。
同図中、1はトラツクマウント構造の作業車
(高所作業車)であり、2は車体、3は車輌キヤ
ビン、4は車体2のフロント左右側部に装備され
たフロントジヤツキ(図では右側のみを示す)、
5は車体2のリヤ左右側部に装備されたリヤジヤ
ツキ(図では右側のみを示す)、6はターンテー
ブル、7はターンテーブル6に基端を枢支したブ
ーム、8は起伏シリンダ、9はブーム7の先端に
装備したバケツト(本実施例ではダブルバケツト
を装備したものを示した)である。
10は前記フロントジヤツキ4のアウターポス
ト4aの内部よりジヤツキダウンされる第1のイ
ンナーポスト4bの一側面に所定の間隔でもつて
形成されてステツプ凹部であり、11は前記アウ
ターポスト4aの一側面に所定の間隔でもつて取
り付けた把手金具である。
4cは前記インナーポスト4bよりさらにジヤ
ツキダウンされる第2のインナーポスト4dの下
端にユニバーサルジヨイントを介して取り付けた
フロートである。
以下、上記の実施例に基づいて本考案に係るジ
ヤツキを装備した作業車の作用を説明する。
即ち、本考案に係るジヤツキを装備した作業車
1は図に示す如く、坂道Gに停車して作業に入る
に際し、車輌キヤビン3側を坂下A方向に向けて
フロント左右側部に装備したフロントジヤツキ4
とリヤ左右側部に装備したリヤジヤツキ5を伸
長、即ちフロント側を長く伸長し、リヤ側を短く
伸長して車体2の固定と水平出しを行う。
上記のセツトにより作業車1の車輌キヤビン3
はジヤツキアツプにより坂道G上の相当高い位置
に保持されることになる。従つて、そのままの状
態では、作業員の車輌キヤビン3への昇降は非常
に困難となるが、本考案では片側のフロントジヤ
ツキ4の第1のインナーポスト4bの側部に複数
段のステツプ凹部10……を形成したので、該ス
テツプ凹部10を利用することにより作業員の車
輌キヤビン3への昇降は極めて容易になる。
また、前記ステツプ凹部10……は第1のイン
ナーポスト4b側面に形成したので、フロントジ
ヤツキ4の格納状態に於いては外部には何らの突
出も無くコンパクトに格納されるため作業車1の
走行につき何らの支障も生じない。
尚、上記の実施例ではアウターポスト4aの一
側面に所定の間隔でもつて把手金具11……を取
り付け、前記ステツプ凹部10……を利用して車
輌キヤビン3に昇降する作業員の上体の安全確保
の便を図つたが、特に上記の実施例に限定するも
のではなく、要するに昇降の際の上体の安全確保
ができる手段であるならばどうのような手段でも
よい。
〔考案の効果〕
本考案は、以上詳細に説明した如く、車体のフ
ロント左右側部にジヤツキを装備した作業車に於
いて、前記フロント左右側部に装備したジヤツキ
の内の少なくとも片側のジヤツキのインナーポス
トの側部に複数段のステツプ凹部を形成したの
で、坂道等に於いて所定の作業を行うに際し、地
上高くジヤツキアツプ固定される車輌キヤビンへ
の出入り(乗降)が前記インナーポストの側部に
形成した複数段のステツプ凹部の利用で非常に容
易となり、しかも転落事故等も皆無となる等種々
の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るジヤツキを装備した作業
車の一実施例を示した側面図、第2図は本考案の
要部拡大斜視図である。 1……トラツクマウント構造の作業車(高所作
業車)、2……車体、3……車輌キヤビン、4…
…フロントジヤツキ(図では右側のみを示す)、
4a……アウターポスト、4b……第1のインナ
ーポスト、4c……フロート、4d……第2のイ
ンナーポスト、5……リヤジヤツキ(図では右側
のみを示す)、6……ターンテーブル、7……ブ
ーム、8……起伏シリンダ、9……バケツト(本
実施例ではダブルバケツトを装備したものを示し
た)、10……ステツプ凹部、11……把手金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体のフロント左右側部にジヤツキを装備した
    作業車に於いて、前記フロント左右側部に装備し
    たジヤツキの内の少なくとも片側のジヤツキのイ
    ンナーポストの側部に複数段のステツプ凹部を形
    成したことを特徴とするジヤツキを装備した作業
    車。
JP5857388U 1988-04-30 1988-04-30 Expired - Lifetime JPH0542942Y2 (ja)

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JP5857388U JPH0542942Y2 (ja) 1988-04-30 1988-04-30

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5857388U JPH0542942Y2 (ja) 1988-04-30 1988-04-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01161162U JPH01161162U (ja) 1989-11-09
JPH0542942Y2 true JPH0542942Y2 (ja) 1993-10-28

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JP5857388U Expired - Lifetime JPH0542942Y2 (ja) 1988-04-30 1988-04-30

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JP5893327B2 (ja) * 2011-10-12 2016-03-23 株式会社タダノ アウトリガ装置

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JPH01161162U (ja) 1989-11-09

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