JP2534691Y2 - ケージ付ドリルジャンボ - Google Patents

ケージ付ドリルジャンボ

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JP2534691Y2
JP2534691Y2 JP1990123895U JP12389590U JP2534691Y2 JP 2534691 Y2 JP2534691 Y2 JP 2534691Y2 JP 1990123895 U JP1990123895 U JP 1990123895U JP 12389590 U JP12389590 U JP 12389590U JP 2534691 Y2 JP2534691 Y2 JP 2534691Y2
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drill jumbo
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暁 前田
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Furukawa Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、岩盤地帯のトンネル掘削に用いられる、
附帯作業用のケージを備えたドリルジャンボに関する。
〔従来の技術〕
岩盤地帯のトンネル掘削に用いられるドリルジャンボ
には、トンネル切羽の岩盤へのさく孔作業以外に、装
薬、ロックボルト取付、コンクリート吹付等の作業を行
うためのケージが設けられている。
従来のドリルジャンボは、ケージ11をケージ用ブーム
12の先端に取付け、このケージ用ブーム12をさく孔用ブ
ーム7の取付位置の内側に配置した前後進可能な承台13
で枢支している(第7図、第8図参照)。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、ケージ用ブーム12をさく孔用ブーム7の取付
位置の内側に配置した前後進可能な承台13で枢支するも
のは、ドリルジャンボを後退させケージ用ブーム12を側
方へ旋回し下降させると、ケージ用ブーム12がジャンボ
台車1側部の走行用運転席4等に衝突しケージ11を着地
させることができない。従って、ケージ11への作業者の
昇降や作業用機材工具等の積込みがドリルジャンボの前
方でしかできないため、昇降や積込みを切羽前面で行わ
ねばならず危険が大きかった。
この考案は、ケージ用ドリルジャンボにおけるかかる
問題を解決するものであって、ケージ用ブームを後退さ
せドリルジャンボの側方で作業者の昇降や作業用機材工
具等の積込みができるようにし、作業の安全性を向上さ
せるケージ付ドリルジャンボを提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
この考案では、さく岩機を搭載したガイドシェルを支
持するさく孔用ブームと、ケージを支持するケージ用ブ
ームとを備えたドリルジャンボにおいて、ケージ用ブー
ムを、さく孔用ブームの取付位置より外側に配置した前
後進可能な承台の中心より外側で枢支することにより上
記課題を解決している。
〔作用〕
このドリルジャンボは、さく孔作業時にはケージ用ブ
ームを後退させ、さく孔用ブームを操作して切羽にさく
孔する。附帯作業時には、ケージ用ブームを前進させ、
装薬、ロックボルト取付、コンクリート吹付等の作業を
行う。このような作業に必要な作業用機材工具等を積込
んだり、作業者が昇降したりするときには、ケージ用ブ
ームを後退させ側方へ旋回させてケージを着地させるこ
とにより、ドリルジャンボの側方で行うことができる。
〔実施例〕
この考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、この発明の一実施例であるケージ付ドリル
ジャンボの正面図、第2図はその平面図である。ここで
ジャンボ台車1は車輪2とアウトリガ3とを備えたホィ
ール台車であり、このジャンボ台車1の前部にはさく岩
機5を搭載したガイドシェル6を支持する3台のさく孔
用ブーム7、中央部には走行用運転席4、後部にはエン
ジン8、ケーブルリール9が設けられている。また、こ
のジャンボ台車1の上部には、前後(図上左右)方向に
延びるケージ走行用レール10が、さく孔用ブーム7の取
付位置の左右外側に敷設されており、このケージ走行用
レール10上には、ケージ11を支持するケージ用ブーム12
を枢支した承台13が配置されている。ケージ用ブーム12
は、第3図、第4図に示すように、旋回軸18、俯仰軸19
によって枢支されており、ブームスイングシリンダ20
と、ブームリフトシリンダ21とによって、旋回俯仰可能
である。旋回軸18は承台13の中心より外側に、ブームス
イングシリンダ20は承台13の内側に配置することによ
り、ケージ用ブーム12をジャンボ台車1の外側へ旋回し
下降させるときの障害を少なくし、ケージ11の着地を容
易にすることができる。ケージ11とケージ用ブーム12と
の間に設けたチルトシリンダ22は、ケージ用ブーム12の
俯仰により縮伸するマスタシリンダ23によって伸縮され
ケージ11が水平状態に保持される。承台13には、ケージ
走行用車輪14と走行モータ15とを備えており、第5図に
示すように、走行モータ15の出力軸に設けた歯車16に
は、ケージ走行用レール10に沿って張設されたチェン17
がスプロケット24を介して掛回されており、走行モータ
15を回転させることにより、承台13は前後進可能であ
る。
このドリルジャンボは、作業を開始するとき、第6図
に示すようにジャンボ台車1を切羽まで走行させて所定
位置で停車し、アウトリガ3を伸長して固定する。さく
孔作業時にはケージ用ブーム12を後退させ(第6図A位
置)、さく孔用ブーム7を操作しさく岩機5で岩盤30に
さく孔する。附帯作業時には、ケージ用ブームを前進さ
せ(第6図B位置)、装薬、ロックボルト取付、コンク
リート吹付等の作業を行う。このような作業に必要な作
業用資材工具等を積込んだり、作業者が昇降したりする
ときには、ケージ用ブームを後退させ側方へ旋回させて
ケージを着地させる(第1図、第2図C位置)ことによ
り、ドリルジャンボの側方で行うことができる。
〔考案の効果〕
この考案のケージ付ドリルジャンボは、上述の如く構
成されているので、ケージ用ブームを後退させ側方へ旋
回して下降させ、支障なく着地させることができる。従
って、危険な切羽前面でなく、ドリルジャンボの側方で
ケージへの作業者の昇降や作業用機材工具等の積込みが
できるため、作業の安全性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例であるケージ付ドリルジ
ャンボの正面図、第2図はその平面図、第3図は、ケー
ジ用ブームの取付状態を示す正面図、第4図は、その平
面図、第5図は、承台の説明図、第6図は、ケージ付ド
リルジャンボの作業状態の説明図、第7図、第8図は、
従来のケージ付ドリルジャンボの正面図と平面図であ
る。 図中、1はドリルジャンボ、4は走行用運転席、5はさ
く岩機、6はガイドシェル、7はさく孔用ブーム、10は
ケージ走行用レール、11はケージ、12はケージ用ブー
ム、13は承台である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】さく岩機を搭載したガイドシェルを支持す
    るさく孔用ブームと、ケージを支持するケージ用ブーム
    とを備えたドリルジャンボにおいて、前記ケージ用ブー
    ムを、前記さく孔用ブームの取付位置より外側に配置し
    た前後進可能な承台の中心より外側で枢支することを特
    徴とするケージ付ドリルジャンボ。
JP1990123895U 1990-11-26 1990-11-26 ケージ付ドリルジャンボ Expired - Lifetime JP2534691Y2 (ja)

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JPH0482096U JPH0482096U (ja) 1992-07-16
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