JPH0449069Y2 - - Google Patents

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JPH0449069Y2
JPH0449069Y2 JP1985118683U JP11868385U JPH0449069Y2 JP H0449069 Y2 JPH0449069 Y2 JP H0449069Y2 JP 1985118683 U JP1985118683 U JP 1985118683U JP 11868385 U JP11868385 U JP 11868385U JP H0449069 Y2 JPH0449069 Y2 JP H0449069Y2
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JP
Japan
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bottom plate
height
plate
plastic container
foamed
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JP1985118683U
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JPS6228726U (ja
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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、スーパーマーケツト等における持ち
帰り家庭用食品の収納に用いるプラスチツク簡易
容器の改良に関する。
〔従来の技術〕
かかるプラスチツク製簡易容器としては、例え
ば実公昭59−11888号公報に枠材を発泡プラスチ
ツクで形成し、その下端に無発泡のプラスチツク
薄底板を溶着したものが軽さ、強度、簡便さ、収
容容量の大きさの点から重用されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、かかる構造の簡易プラスチツク
容器を例えば、米飯のみを収納するために使用す
る場合のように、底板としては仕切り板を設けな
いフラツトなものを使用して縁枠に接合した際に
は、第4図に示すように底板11に上下に反り1
2を生じ、商品価値を著しく損じる。図中13
は、印刷紙14を張設した板枠、15は底板11
の内周縁突部、16は板枠13の底部と接着した
底板11の外周縁部を示す。
通常、収容物の仕切りのために深いリブを底板
に設けたプラスチツク容器はかかる現象が現れな
いことが知られている。このため、例えば米飯を
入れるフラツト板を使用する容器を作成するに当
たつて、第5図に示すように低いリブ17を有す
る底板11によつて反り12の発生の防止を試み
たが、溶着に際しての反り12の発生は却つて著
しくなつた。この現象は、リブを下面に張り出し
たように形成しても、また、底板の左右方向に形
成しても反りの現象を抑えることはできなかつ
た。
本考案の目的は、かかる簡易プラスチツク容器
の製造に使用する仕切りなし平板状底板の反りの
問題を解決することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
以下、第1〜3図に示す実施例に基づいて本考
案を説明する。
第1図は本考案の簡易プラスチツク容器を一部
切欠いて斜視図で示すものである。
第2図は同じく第1図−線における側面断
面図で示すものである。第3図は同じく第1図
−線における正面断面図で示すものである。
本考案の簡易プラスチツク容器は例えば発泡ポ
リスチレン等の発泡プラスチツク製の板枠1と、
上記板枠の底部2に外周縁部4を溶着した例えば
ポリスチレン、ポリプロピレン等の無発泡あるい
は1.5〜5倍程度の低発泡のプラスチツク製の薄
底板3とからなるものである。
薄底板3は板枠1の内壁に沿い連続的に設けた
内周縁突部5を有する。この点については、例え
ば第4図及び第5図で示した従来のプラスチツク
容器と特に異なるところはない。本考案の簡易プ
ラスチツク容器の従来の容器と異なる点は、薄底
板3の内周縁突部5に連続して、且つ底面を横切
つて、その高さが上記突部の高さを越えない1条
またはそれ以上の中高リブ6を有することであ
る。この例では薄底板3には上記底板の長手方向
に直角方向、即ち短辺に並行に、内周縁突部5と
端部6bが交差、連続し、さらに中間部6aが中
高となつた3条の中高リブ6が突設されている。
第2図及び第3図で示すように、中高リブ6の中
高となつた中間部6aの高さは内周縁突部5の高
さより低くそれを越えない5mm程度の高さであ
る。
また、容器自体が長方形の場合には、中高リブ
6は短辺に並行に設けると、その接着に際しての
反り発生の防止効果は極めて顕著である。
本考案は、上述したように底板を横切つて一定
高さのリブを設けたのでは、第5図で示したよう
に反りの発生するのを防止できないのに対し、第
1〜3図で示すように、高さは低くても、中間部
6aが中高となつた中高リブ6を設けることによ
つて、薄底板3の外周縁部4を板枠1の底部2に
溶着しても薄底板3に反りを生じないことを種々
試作の結果確認したことによる。
薄底板3の素材であるプラスチツクシートは成
形工程における配向性を有する上に加熱成形によ
る歪みを生じており、板枠1に対する溶着により
薄底板の中心方向に歪を緩和するための応力が作
用すると思われるが、中間部6aを中高とするこ
とによつてこれらの応力に対して反り等の歪を生
じさせない十分の抵抗性、即ち保形性を有するた
めと思われる。中高リブ6は、弁当箱、しゆうま
い箱程度の寸法の簡易プラスチツク容器におい
て、例えば幅2mm、中間部6aの高さ2.5〜3mm、
端部6bの高さ1〜2mm程度であり、内周縁突部
5と同一高さに形成することもできるが、これを
越えない高さで十分である。
中高リブ6は低く形成されているため、例えば
飯等を容器全体に一様に盛るのに適しており、食
事の際に上記リブによつて飯粒等食品の一部がた
まるような角部を生ぜず、箸を使うのに支障を来
すようなこともない。
薄底板3に設ける中高リブ6の数は、この例で
は3条設けたが、それ以上とすることもできる。
要は、溶着時における反りを生じない程度、薄底
板の材質、厚さ、容器の寸法に応じて決めるのが
好ましい。
図中7は発泡プラスチツク製の板枠1に貼着し
た印刷紙である。
〔考案の効果〕
本考案によれば、比較的薄い素材の底板を用い
て底部に変形を有しない外観の良いプラスチツク
容器を供給することができる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の簡易プラスチツク容器を一部
切欠いて示す斜視図、第2図は第1図−線に
おける正面断面図、第3図は第1図−におけ
る正面断面図、第4図は板枠に沿つて内周縁突部
を有する従来の簡易プラスチツク容器の一例側面
断面図、第5図は内周縁突部と共にそれを横切る
横リブを設けた従来の簡易プラスチツク容器の一
例側面断面図である。 1……板枠、2……底部、3……薄底板、4…
…外周縁部、5……内周縁突部、6……中高リ
ブ、7……印刷紙、11……底板、12……反
り、13……板枠、14……印刷紙、15……内
周縁突部、16……外周縁部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発泡プラスチツク製の板枠と、同板枠の底部外
    周縁部に接着した無発泡または低発泡プラスチツ
    ク製の長方形の薄底板とからなるプラスチツク容
    器において、前記薄底板の周縁に連続する周縁突
    部を設けると共に、同周縁突部にその端部を連続
    せしめ、且つ長方形の短辺に並行に底板を横切つ
    て、その最高部が前記周縁突部の高さよりも低い
    中高部を有する中高リブを設けてなることを特徴
    とする簡易プラスチツク容器。
JP1985118683U 1985-07-31 1985-07-31 Expired JPH0449069Y2 (ja)

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JP1985118683U JPH0449069Y2 (ja) 1985-07-31 1985-07-31

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Publication Number Publication Date
JPS6228726U JPS6228726U (ja) 1987-02-21
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JP1985118683U Expired JPH0449069Y2 (ja) 1985-07-31 1985-07-31

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS603074U (ja) * 1983-06-22 1985-01-10 ヤマハ株式会社 メモリ装置付き印刷物

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS603074U (ja) * 1983-06-22 1985-01-10 ヤマハ株式会社 メモリ装置付き印刷物

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Publication number Publication date
JPS6228726U (ja) 1987-02-21

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