JPH0338093Y2 - - Google Patents

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JPH0338093Y2
JPH0338093Y2 JP1986119798U JP11979886U JPH0338093Y2 JP H0338093 Y2 JPH0338093 Y2 JP H0338093Y2 JP 1986119798 U JP1986119798 U JP 1986119798U JP 11979886 U JP11979886 U JP 11979886U JP H0338093 Y2 JPH0338093 Y2 JP H0338093Y2
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JP
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edge
wall
grooves
circumferential
flat plate
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JP1986119798U
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JPS6326521U (ja
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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、分解組み立ての容易な組み立て箱
に関するものである。さらに詳しくは、本願考案
は少ない形状(三組)の部品からなる製作容易な
組み立て箱に関するものである。またこの容器に
物品をいれない場合には、各部品をコンパクトに
分解し輸送することができる組み立て箱を提供す
るものである。
(従来の技術ならびに問題点) 従来、発泡合成樹脂製組み立て箱に関しては
種々の考案が提案されている(実公昭54−9559)。
しかしながら、これらの組み立て箱はいずれも製
作に複雑な金型を必要とし、製品のコストが高く
なるなどの問題点があつた。
(問題を解決する為の手段) 本考案の組み立て箱は、 立方六面体の各面に分解できる発泡合成樹脂製
組み立て箱において、上下面部材1,2各2面、
左右側面部材3,4各2面および前後側面部材
5,6各2面は、それぞれ同一形状で且つ実質的
に平板状であり、 該上下面部材1,2にはその片面の四周縁に周
縁溝7a,7b,7c,7dが設けられており、
該周縁溝で囲まれた方形部分は溝の外周縁堤部と
ほぼ同高の肉厚部からなり、 該左右側面部材3,4は最大厚みが上記周縁溝
7a,7b,7c,7dおよび外周縁堤部の幅の
和とほぼ等しく、〓状の外側壁部と板状内壁部が
一体化された構造をしており、その内壁部面側の
上下には該周縁溝7a,7cに嵌挿することがで
きる突縁8a,8bを有し、〓状の外側壁部は、
平板の左右の両端から直角に延びる突縁部が設け
られた構造であり、該突縁部の端面は板状内壁部
と面がほぼ同一平面上にあり、該突縁部と内壁面
との間には、側縁溝8c,8dが設けられてお
り、 該前後側面部材5,6は一枚の平板よりなる内
壁と、これより小さい一枚の平板よりなる外壁が
一体化された構造で、且つ最大厚みが上記周縁溝
および外周縁堤部の幅の和とほぼ等しく、その内
壁面側の上下には該周縁溝7b,7dに嵌挿する
ことができる上突縁9aと下突縁9bが設けら
れ、さらに該内壁面側の左右には該側縁溝8c,
8dに嵌挿することができる右突縁9cと左突縁
9dとを有する構造である、ことを特徴とするも
のである。
(実施例) 以下に本考案の実施例を、図面を参照して説明
する。
本考案にかかる組み立て箱は、上下、左右、前
後の6面が、それぞれ等しい2面ずつの面部材に
分解できる。すなわち、1と2、3と4、5と6
とはそれぞれ全く同じ形状をしており、それぞれ
を取り替えても組み立てには全く支障はない。ま
た、それぞれの面部材は上下に対称かつ左右にも
対称であるので、組み立てに際して面部材の方向
を気づかう必要が少ない。
上下面部材1および2には、その片面の四周縁
に周縁溝7a,7b,7cおよび7dがもうけら
れている。これらの溝には左右側面部材および前
後側面部材の突縁部8a,8b、ならびに9a,
9bを嵌挿することができる。
左右側面部材3,4のそれぞれは、組み立て箱
の左右側面を構成する壁部8と上下面部材の周縁
溝に嵌挿する突縁部8a,8b、ならびに溝8
c,8dを有している。溝8c,8dには、前後
側面部材の突縁部9c,9dを嵌挿することがで
きる。
前後側面部材5および6は、前後側面を構成す
る壁9と上下突縁9a,9bおよび左右突縁9
c,9dとからなつている。9a,9bは上下面
部材1,2の周縁溝7に嵌挿することができ、9
c,9dは左右側面部材8の溝8c,8dに嵌挿
することができる。
これらを逐次組み立てたときは、第4図に示す
ように、各部材が緊密に集合した容器本体部10
と蓋部1が作り上げられる。
(考案の効果) 本考案による組み立て箱は、上述のように構成
されているので、これに物品をいれて蓋をすると
きは、簡単には壊れない容器となる。比較的重い
物を入れるときは、せいぜい底部にガムテープを
貼つて補強するくらいで充分使用にたえる。
本考案の組み立て箱に使用される材質は、合成
樹脂の発泡体であり、ポリスチレン、ポリエチレ
ン、ポリプロピレンなどが用いられる。その中で
も特にポリスチレンは、高い発泡倍率がえられる
こと、発泡成形が容易なことおよび発泡体の剛性
が高いことなどの理由から好ましいものである。
本考案の組み立て箱は、部材の種類もきわめて
少なく僅か3種類であり、これを製造するために
は発泡体ブロツクをスライスし、これを切削加工
することにより、きわめて安価に製造することが
でる。またこの考案にかかる組み立て箱は、軽量
発泡合成樹脂から成るものであり、断熱性、保温
性に優れ、冷凍食品や生鮮食品さらには果物類な
どの容器として有用である。従来の合成樹脂製の
型物発泡成形容器は、軽量ではあるがカサ高であ
り、空の容器を運搬することはきわめて不経済で
あつた。本考案にかかる組み立て箱は、分解した
ときすべての部材が実質的に平板状の部材になつ
てしまうので、きわめてコンパクトな形となり輸
送にも便利となる。
なお各面部材の形に応じた金型で各面部材を製
作することも可能である。この場合も、形状が比
較的簡単であり、また金型の種類も少ないので安
価に製造することができる。
またこの考案にかかる組み立て箱は、断熱性、
保温性に優れ、冷凍食品や生鮮食品さらには果物
類などの容器として有用である。また本考案の組
み立て箱は発泡体であるので緩衝性に優れてお
り、IC部品や工具部品のための容器としても優
れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は上下面部材の内側面を示す。 第2図は左右側面部材の内側面を示す。 第3図は前後側面部材の外側面を示す。 第4図は本考案の組み立て箱を組み立てて、蓋の
み外した状態を示す。 1は上面部材、2は下面部材、3は左側面部
材、4は右側面部材、5は前側面部材、6は後側
面部材である。7a,7b,7cおよび7dは周
縁溝、8aおよび8bは突縁部、8cおよび8d
は溝、9aおよび9bは上下突縁、9cおよび9
dは左右突縁を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 立方六面体の各面に分解できる発泡合成樹脂製
    組み立て箱において、上下面部材1,2各2面、
    左右側面部材3,4各2面および前後側面部材
    5,6各2面は、それぞれ同一形状で且つ実質的
    に平板状であり、 該上下面部材1,2にはその片面の四周縁に周
    縁溝7a,7b,7c,7dが設けられており、
    該周縁溝で囲まれた方形部分は溝の外周縁堤部と
    ほぼ同高の肉厚部からなり、 該左右側面部材3,4は最大厚みが上記周縁溝
    7a,7b,7c,7dおよび外周縁堤部の幅の
    和とほぼ等しく、〓状の外側壁部と板状内壁部が
    一体化された構造をしており、その内壁部面側の
    上下には該周縁溝7a,7cに嵌挿することがで
    きる突縁8a,8bを有し、〓状の外側壁部は、
    平板の左右の両端から直角に延びる突縁部が設け
    られた構造であり、該突縁部の端面は板状内壁部
    と面がほぼ同一平面上にあり、該突縁部と内壁面
    との間には、側縁溝8c,8dが設けられてお
    り、 該前後側面部材5,6は一枚の平板よりなる内
    壁と、これより小さい一枚の平板よりなる外壁が
    一体化された構造で、且つ最大厚みが上記周縁溝
    および外周縁堤部の幅の和とほぼ等しく、その内
    壁面側の上下には該周縁溝7b,7dに嵌挿する
    ことができる上突縁9aと下突縁9bが設けら
    れ、さらに該内壁面側の左右には該側縁溝8c,
    8dに嵌挿することができる右突縁9cと左突縁
    9dとを有する構造である、ことを特徴とする組
    み立て箱。
JP1986119798U 1986-08-06 1986-08-06 Expired JPH0338093Y2 (ja)

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JPS6326521U JPS6326521U (ja) 1988-02-22
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ID=31007510

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Families Citing this family (2)

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JP2502753Y2 (ja) * 1989-12-07 1996-06-26 日鐵ドラム株式会社 角型容器
JP5882589B2 (ja) * 2011-02-23 2016-03-09 東罐興業株式会社 組立式コンテナ

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JPS4119404Y1 (ja) * 1964-09-18 1966-09-10

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JPS5966723U (ja) * 1982-10-26 1984-05-04 積水化成品工業株式会社 組立容器

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JPS4119404Y1 (ja) * 1964-09-18 1966-09-10

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6326521U (ja) 1988-02-22

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