JPH0447845Y2 - - Google Patents

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JPH0447845Y2
JPH0447845Y2 JP19430584U JP19430584U JPH0447845Y2 JP H0447845 Y2 JPH0447845 Y2 JP H0447845Y2 JP 19430584 U JP19430584 U JP 19430584U JP 19430584 U JP19430584 U JP 19430584U JP H0447845 Y2 JPH0447845 Y2 JP H0447845Y2
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JP
Japan
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cover
clip
housing
hole
shaft
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JP19430584U
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JPS61113315U (ja
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  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、車両用灯具例えばリアコンビネーシ
ヨンランプのハウジング背面に位置するカバーの
取付構造に関するものである。
〔従来技術〕
カバーと灯具のハウジングとを一体化するに
は、第4図に示すように軸1aの一端に鍋蓋状の
つまみ1bを形成すると共に、軸1aの中間に軸
と直交するアーム1cを形成したクリツプ1を用
い、これをカバー2の中央部とハウジング3の背
面中央部にそれぞれ形成した鍵穴状の穴2a,3
aに挿通し、アーム1cがハウジング3の穴3a
を通過した時点でクリツプ1を90°回転させ、そ
のつまみ1bとアーム1cの間にカバー2とハウ
ジング3を挟持固定している。
なお、カバー2を外す場合は、クリツプ1を逆
回転させてアーム1cとハウジング3の穴3aの
位置合せを行い、その状態で引き抜けばよい。
この従来例において、カバー2の穴2aの長軸
方向の両端部には一対の可撓性を有する係止片2
cが設けられ、この係止片2cはカバー2の穴2
aに対するクリツプ1のアーム1cの挿通の際に
は係止片2cを撓ませることにより挿通させ、ハ
ウジング3からカバー2を外した際にクリツプ1
がカバー2から脱落しないようになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前記構成を有する従来例では、
カバー2をハウジング3に固定する際、カバー2
をハウジング3に施蓋した後にクリツプ1を押込
んで固定することになり、そのクリツプ1の押込
みにおいて、目視できないハウジング3の穴3a
に対しクリツプ1のアーム1cが穴形状に合わな
いと挿通できないため、クリツプ1を押込みなが
ら右或は左に手さぐりの状態で回転させ、前記ア
ーム1cが穴形状に合つた時にハウジング3の穴
3aに挿通でき、カバー2がハウジング3に固定
されるが、前記手さぐりの状態での位置合せが意
外と厄介で時間が掛り、作業性が悪いという問題
点を有している。
〔問題点を解決するための手段〕
前記問題点を解決する具体的手段として本考案
は、カバーとハウジングとに夫々鍵穴状の穴を設
け、該穴に挿通してカバーとハウジングとを固定
するクリツプとからなるカバー取付構造におい
て、前記カバーの穴の内側縁部に穴の中心方向に
傾斜し且つ弾性を有する一対のリブを設け、前記
クリツプは断面が楕円状の軸と、その軸の後端に
つまみを設けると共に、軸先端の断面短軸方向に
フツクを設け、前記クリツプを前記カバーの穴に
挿着させ前記楕円状の軸に前記一対のリブが弾性
的に当接することで略90°回転して姿勢保持がな
され、その姿勢保持のまま前記ハウジングに対し
て前記カバーを施蓋し、前記クリツプを押し込む
ことにより前記フツクを前記ハウジングの穴に挿
通させて挟持固定したことを特徴とする車両用灯
具のカバー取付構造を提供するものであつて、ク
リツプがカバーに対して取付けられた状態でクリ
ツプの姿勢位置が保持され、ハウジングに対して
は単に押込むというワンタツチの作業だけで挟持
固定が可能になるのである。
〔実施例〕
次に、本考案を図示の実施例により更に詳しく
説明すると、図中、11はレンズ、12はハウジ
ング、13は電球、14は前記ハウジング12の
背面に位置するカバー、15は前記ハウジング1
2とカバー14とを一体化するためのクリツプで
あり、このクリツプ15は横断面が楕円をなす軸
15aの一端に鍋蓋状のつまみ15bを形成し、
他端にはフツク15cを形成したものである。フ
ツク15cは、前記軸15aの短軸両方向に該軸
の他端部より鏃状に突出させた一対の可撓性の係
止腕15c1,15c2を有している。
前記カバー14は、その平板状部に鍵穴状の穴
14aを形成すると共に、その内面側の左右周縁
に一対のリブ14bが対峙して形成されている。
この一対のリブ14bは、穴14aの中心方向に
向つて傾斜して起立し、適度の弾性が付与されて
いてて、前記クリツプ15の軸15aに対し弾性
的に係合してクリツプ15の姿勢保持がなされ
る。
一方、前記ハウジング12は、第3図のように
その背面中央部に前記カバー14の穴14aと略
同形状の穴12aを形成すると共に、その穴12
aの左右両縁の対角線上に前記クリツプ15を更
に正しくガイドするための一対のリブ12bを形
成してある。
本考案の取付構造は、上記のように構成されて
おり、クリツプ15をカバー14に挿着するに
は、第2図に示すようにカバー14の鍵穴状の穴
14aの長軸方向とクリツプ15の軸15aの短
軸方向即ちフツク15cの幅方向とを同一方向に
して押込んで穴14aを通過し、手を離すとリブ
14bの弾性により軸15aが略90°回転して、
前記フツク15cが横向きになつた姿勢でクリツ
プ15がカバー14に保持される。つまり、軸1
5aは横断面が楕円形をなしており、その楕円の
両頂部付近に前記一対のリブ14bが弾性的に当
接するので、クリツプ15を穴14aに挿通後手
を離すと、一対のリブ14bの弾性によつて強制
的にクリツプ15を略90°回転させ、前記楕円形
の最も直径が小さい位置で挟持するようになり、
その位置が姿勢保持の位置となるのである。
次に、このクリツプ15を挿着し姿勢保持がな
されたカバー14をハウジング12へ取付ける場
合には、前記したようにカバー14に挿着したク
リツプ15のフツク15cが一対リブ14bによ
つて略90°回転してカバー14の穴14aの長軸
径方向と直交する方向に位置している。この状態
でカバー14の穴14aとハウジング12の孔1
2aとを、その形状が一致するように対設させて
カバー14をハウジング12の裏面に当接配置
し、クリツプ15を押込み操作するだけでフツク
15cが撓みながらハウジング12の穴12aを
挿通し、その穴を抜けた時点でクリツプ15のつ
まみ15bとフツク15cの先端との間にハウジ
ング12及びカバー14が挟持固定される。
なお、カバー14をハウジング12から取外す
には、クリツプ15を反時計方向に回転させ、フ
ツク15cと穴12aの位置が合つた状態でクリ
ツプ15を引き抜けば、クリツプ15とハウジン
グ12の係合が解除され、カバー14は自由状態
となる。但し、クリツプ15は、カバー14に挿
着されたままの状態になつているのでカバーから
脱落することはない。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案に係る車両用灯具の
カバー取付構造は、カバーとハウジングとに夫々
鍵穴状の穴を設け、該穴に挿通してカバーとハウ
ジングとを固定するクリツプとからなるカバー取
付構造において、前記カバーの穴の内側縁部に穴
の中心方向に傾斜し且つ弾性を有する一対のリブ
を設け、前記クリツプは断面が楕円状の軸と、そ
の軸の後端につまみを設けると共に、軸先端の断
面短軸方向にフツクを設け、前記クリツプを前記
カバーの穴に挿着させ前記楕円状の軸に前記一対
のリブが弾性的に当接することで略90°回転して
姿勢保持がなされ、その姿勢保持のまま前記ハウ
ジングに対して前記カバーを施蓋し、前記クリツ
プを押し込むことにより前記フツクを前記ハウジ
ングの穴に挿通させて挟持固定した構成にしたこ
とにより、特にカバーの穴の周縁にクリツプの姿
勢を規制するための一対のリブを設けたので、カ
バーとハウジングを固定する際、先にカバーに対
してクリツプを挿着させるだけで、必然的にクリ
ツプの姿勢保持がなされ、次にカバーをハウジン
グに施蓋するようにあてがつて、クリツプを単に
押込むだけの操作、即ちワンタツチで、カバーと
ハウジングとを挟持固定できるようになり、この
ように単にクリツプを押すだけでの作業で、簡単
に挿着固定できるようになる。特に、車体側の作
業空間が小さく、カバーの取付時に、フツクを回
転させるスペースのない場合に有効であるなど、
優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車両用灯具のカバー取付
構造の一実施例を示す断面図、第2図は同実施例
におけるクリツプとカバーの嵌合関係を示す斜視
図、第3図はクリツプによるカバー及びハウジン
グの一体化を説明するための斜視図、第4図は従
来例を示す分解斜視図である。 11……レンズ、12……ハウジング、13…
…電球、14……カバー、12a,14a……
穴、12b,14b……リブ、15……クリツ
プ、15a……軸、15b……つまみ、15c…
…フツク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カバーとハウジングとに夫々鍵穴状の穴を設
    け、該穴に挿通してカバーとハウジングとを固定
    するクリツプとからなるカバー取付構造におい
    て、前記カバーの穴の内側縁部に穴の中心方向に
    傾斜し且つ弾性を有する一対のリブを設け、前記
    クリツプは断面が楕円状の軸と、その軸の後端に
    つまみを設けると共に、軸先端の断面短軸方向に
    フツクを設け、前記クリツプを前記カバーの穴に
    挿着させ前記楕円状の軸に前記一対のリブが弾性
    的に当接することで略90°回転して姿勢保持がな
    され、その姿勢保持のまま前記ハウジングに対し
    て前記カバーを施蓋し、前記クリツプを押し込む
    ことにより前記フツクを前記ハウジングの穴に挿
    通させて挟持固定したことを特徴とする車両用灯
    具のカバー取付構造。
JP19430584U 1984-12-21 1984-12-21 Expired JPH0447845Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19430584U JPH0447845Y2 (ja) 1984-12-21 1984-12-21

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19430584U JPH0447845Y2 (ja) 1984-12-21 1984-12-21

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Publication Number Publication Date
JPS61113315U JPS61113315U (ja) 1986-07-17
JPH0447845Y2 true JPH0447845Y2 (ja) 1992-11-11

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ID=30751753

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JP19430584U Expired JPH0447845Y2 (ja) 1984-12-21 1984-12-21

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0822511B2 (ja) * 1989-04-10 1996-03-06 昭和コンクリート工業株式会社 シャコ万力

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JPS61113315U (ja) 1986-07-17

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