JPH0229007Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0229007Y2 JPH0229007Y2 JP12904287U JP12904287U JPH0229007Y2 JP H0229007 Y2 JPH0229007 Y2 JP H0229007Y2 JP 12904287 U JP12904287 U JP 12904287U JP 12904287 U JP12904287 U JP 12904287U JP H0229007 Y2 JPH0229007 Y2 JP H0229007Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pivot
- pivot holder
- slit
- holder
- movable part
- Prior art date
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- Expired
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- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〓産業上の利用分野〓
本考案は車両用灯具に関するものであり、詳細
には照射方向の調整構造に係る。
には照射方向の調整構造に係る。
〓従来の技術〓
第２図に示すものは従来のこの種の車両用灯具
のジヨイント構造の例を示すもので、可動部であ
る反射鏡２１に略球状のピボツト２２を取付ける
とともに、スリツト２３ａの内面に設けられた球
状凹面受部２３ｂと止着部２３ｃとから成るピボ
ツトホルダ２３に前記スリツト２３ａの弾性を利
用し、このスリツト２３ａを拡げるようにして前
記ピボツト２２に嵌着し、前記ピボツトホルダ２
３を固定部であるハウジング２４に設けられた止
着部２４ａに螺子２５で螺着するものであるが、
このとき前記ピボツト２２とピボツトホルダ２３
とは前記したスリツト２３ａの弾性のみの嵌着で
は容易に脱落するものとなるので、嵌着後に止具
２６でスリツト２３ａが拡がることを防止するも
のである。
のジヨイント構造の例を示すもので、可動部であ
る反射鏡２１に略球状のピボツト２２を取付ける
とともに、スリツト２３ａの内面に設けられた球
状凹面受部２３ｂと止着部２３ｃとから成るピボ
ツトホルダ２３に前記スリツト２３ａの弾性を利
用し、このスリツト２３ａを拡げるようにして前
記ピボツト２２に嵌着し、前記ピボツトホルダ２
３を固定部であるハウジング２４に設けられた止
着部２４ａに螺子２５で螺着するものであるが、
このとき前記ピボツト２２とピボツトホルダ２３
とは前記したスリツト２３ａの弾性のみの嵌着で
は容易に脱落するものとなるので、嵌着後に止具
２６でスリツト２３ａが拡がることを防止するも
のである。
〓考案が解決しようとする問題点〓
しかしながら、前記した従来のジヨイント構造
では、第一にピボツトホルダ２３の構造が複雑化
する問題点を生じ、第二には前記反射鏡２１側に
前記ピボツトホルダ２３が回動自在な状態で取付
き位置不安定であり、このピボツトホルダ２３を
ハウジング２４の止着孔２４ａに正対させ螺着さ
せることが極めて繁雑で困難な作業となる問題点
を生ずるものであつた。
では、第一にピボツトホルダ２３の構造が複雑化
する問題点を生じ、第二には前記反射鏡２１側に
前記ピボツトホルダ２３が回動自在な状態で取付
き位置不安定であり、このピボツトホルダ２３を
ハウジング２４の止着孔２４ａに正対させ螺着さ
せることが極めて繁雑で困難な作業となる問題点
を生ずるものであつた。
〓問題点を解決するための手段〓
本考案は、前記した従来のジヨイント構造に生
ずる問題点を解決するための具体的手段として、
ハウジングなど固定部に設けられるピボツトホル
ダと反射鏡など可動部に設けられるピボツトと
で、前記可動部を前記固定部に対して上下左右に
回動可能に連接する車両用灯具のジヨイント構造
において、前記固定部には前記可動部の挿着方向
に沿い自由端側が狭くなるように夫々が傾斜し梯
形空間を形成する二本のリブとピボツトホルダ止
着部とを設け、前記可動部には前記ピボツトを止
着し、該ピボツトには長手方向と直交する断面が
前記梯形空間に嵌合し且つ前記長手方向に沿うス
リツトと該スリツト内部に設けられた球状凹面受
部と止着部とから成るピボツトホルダを嵌着し、
前記固定部と前記可動部との挿着時に前記リブと
前記ピボツトホルダとを嵌合、止着することを特
徴とする車両用灯具のジヨイント構造を提供する
ことで前記従来の問題点を解決するものである。
ずる問題点を解決するための具体的手段として、
ハウジングなど固定部に設けられるピボツトホル
ダと反射鏡など可動部に設けられるピボツトと
で、前記可動部を前記固定部に対して上下左右に
回動可能に連接する車両用灯具のジヨイント構造
において、前記固定部には前記可動部の挿着方向
に沿い自由端側が狭くなるように夫々が傾斜し梯
形空間を形成する二本のリブとピボツトホルダ止
着部とを設け、前記可動部には前記ピボツトを止
着し、該ピボツトには長手方向と直交する断面が
前記梯形空間に嵌合し且つ前記長手方向に沿うス
リツトと該スリツト内部に設けられた球状凹面受
部と止着部とから成るピボツトホルダを嵌着し、
前記固定部と前記可動部との挿着時に前記リブと
前記ピボツトホルダとを嵌合、止着することを特
徴とする車両用灯具のジヨイント構造を提供する
ことで前記従来の問題点を解決するものである。
〓実施例〓
つぎに、本考案を図に示す一実施例に基づいて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第１図に符号１で示すものは可動部である反射
鏡であり、この反射鏡１には球状のピボツト２が
取付けられ、このピボツト２にはピボツトホルダ
３が嵌着されている。以下に前記ピボツトホルダ
３について更に詳細に説明すると、このピボツト
ホルダ３には長手方向に沿うスリツト３ａと、こ
のスリツト３ａの内部に空洞状に設けられ前記ピ
ボツト２と嵌合する球状凹面受部３ｂとで成るホ
ルダ部３１と、このホルダ部３１の後端側に起立
しネジ孔３ｃが設けられた止着部３２とで成り、
更に前記ホルダ部３１の前記した長手方向と直交
する断面は外側が広い梯形とされている。
鏡であり、この反射鏡１には球状のピボツト２が
取付けられ、このピボツト２にはピボツトホルダ
３が嵌着されている。以下に前記ピボツトホルダ
３について更に詳細に説明すると、このピボツト
ホルダ３には長手方向に沿うスリツト３ａと、こ
のスリツト３ａの内部に空洞状に設けられ前記ピ
ボツト２と嵌合する球状凹面受部３ｂとで成るホ
ルダ部３１と、このホルダ部３１の後端側に起立
しネジ孔３ｃが設けられた止着部３２とで成り、
更に前記ホルダ部３１の前記した長手方向と直交
する断面は外側が広い梯形とされている。
一方の固定部であるハウジング４には、二本の
平行するリブ４ａ，４ｂが前記反射鏡１の挿着方
向に沿つて設けられ、更にこのリブ４ａ，４ｂは
夫々の自由端側が内側に傾斜され、リブ４ａとリ
ブ４ｂとに挟まれる空間は梯形空間となり、前記
ホルダ部３１はこの梯形空間に嵌合する梯形とさ
れているものである。尚、このときに図示のよう
に前記リブ４ａ，４ｂの開口部側を拡げるように
しておけば後の作業性を向上させることが出来、
好ましい。また前記ハウジング４の底面にはホル
ダ止着孔４ｃが設けられてピボツトホルダ止着部
４ｄとされている。
平行するリブ４ａ，４ｂが前記反射鏡１の挿着方
向に沿つて設けられ、更にこのリブ４ａ，４ｂは
夫々の自由端側が内側に傾斜され、リブ４ａとリ
ブ４ｂとに挟まれる空間は梯形空間となり、前記
ホルダ部３１はこの梯形空間に嵌合する梯形とさ
れているものである。尚、このときに図示のよう
に前記リブ４ａ，４ｂの開口部側を拡げるように
しておけば後の作業性を向上させることが出来、
好ましい。また前記ハウジング４の底面にはホル
ダ止着孔４ｃが設けられてピボツトホルダ止着部
４ｄとされている。
この様に形成された本考案のジヨイント構造で
反射鏡１とハウジング４とを止着するときには、
前記ピボツトホルダ３の後端部側、即ち止着部３
２が設けられた側を前記リブ４ａ，４ｂ間に挿入
しハウジング４の底面に当接するまで押込むこと
で前記ネジ孔３ｃとホルダ止着孔４ｃとは自動的
に対峙するものとなり容易に螺着が可能となり、
この様にすることで前記スリツト３ａはリブ４
ａ，４ｂ間に挟持され開くことがなくなり、前記
ピボツト２の脱落を防止する。
反射鏡１とハウジング４とを止着するときには、
前記ピボツトホルダ３の後端部側、即ち止着部３
２が設けられた側を前記リブ４ａ，４ｂ間に挿入
しハウジング４の底面に当接するまで押込むこと
で前記ネジ孔３ｃとホルダ止着孔４ｃとは自動的
に対峙するものとなり容易に螺着が可能となり、
この様にすることで前記スリツト３ａはリブ４
ａ，４ｂ間に挟持され開くことがなくなり、前記
ピボツト２の脱落を防止する。
〓考案の効果〓
以上に説明したように本考案により車両用灯具
のジヨイント構造を、ピボツトホルダの長手方向
に球状凹面受部を有するスリツトを設け、このピ
ボツトホルダをハウジングに反射鏡の挿着方向に
沿つて設けたリブで挟着するようにしたことで、
前記スリツトは反射鏡の挿着後は拡がることがな
くなり、前記ピボツトの脱落を防止することがこ
のための部品を使用せずに可能となり、部品点数
の削減と工数の低減に優れた効果を奏するもので
あり、更に前記リブを設けたことで前記反射鏡の
挿着時にこのリブがガイドとなり前記ピボツトホ
ルダとハウジングとが自動的に止着位置に対峙し
て事後の螺着を容易とし螺着時の位置合わせなど
繁雑な作業を解消する効果も併せて奏するもので
ある。
のジヨイント構造を、ピボツトホルダの長手方向
に球状凹面受部を有するスリツトを設け、このピ
ボツトホルダをハウジングに反射鏡の挿着方向に
沿つて設けたリブで挟着するようにしたことで、
前記スリツトは反射鏡の挿着後は拡がることがな
くなり、前記ピボツトの脱落を防止することがこ
のための部品を使用せずに可能となり、部品点数
の削減と工数の低減に優れた効果を奏するもので
あり、更に前記リブを設けたことで前記反射鏡の
挿着時にこのリブがガイドとなり前記ピボツトホ
ルダとハウジングとが自動的に止着位置に対峙し
て事後の螺着を容易とし螺着時の位置合わせなど
繁雑な作業を解消する効果も併せて奏するもので
ある。
第１図は本考案に係る車両用灯具のジヨイント
構造の一実施例を分解して示す斜視図、第２図は
従来例を分解して示す斜視図である。 １……反射鏡、２……ピボツト、３……ピボツ
トホルダ、３１……ホルダ部、３ａ……スリツ
ト、３ｂ……球状凹面受部、３２……止着部、３
ｃ……ネジ孔、４……ハウジング、４ａ，４ｂ…
…リブ、４ｃ……ホルダ止着孔、４ｄ……ピボツ
トホルダ止着部。
構造の一実施例を分解して示す斜視図、第２図は
従来例を分解して示す斜視図である。 １……反射鏡、２……ピボツト、３……ピボツ
トホルダ、３１……ホルダ部、３ａ……スリツ
ト、３ｂ……球状凹面受部、３２……止着部、３
ｃ……ネジ孔、４……ハウジング、４ａ，４ｂ…
…リブ、４ｃ……ホルダ止着孔、４ｄ……ピボツ
トホルダ止着部。
Claims (1)
- ハウジングなど固定部に設けられるピボツトホ
ルダと反射鏡など可動部に設けられるピボツトと
で、前記可動部を前記固定部に対して上下左右に
回動可能に連接する車両用灯具のジヨイント構造
において、前記固定部には前記可動部の挿着方向
に沿い自由端側が狭くなるように夫々が傾斜し梯
形空間を形成する二本のリブとピボツトホルダ止
着部とを設け、前記可動部には前記ピボツトを止
着し、該ピボツトには長手方向と直交する断面が
前記梯形空間に嵌合し且つ前記長手方向に沿うス
リツトと該スリツト内部に設けられた球状凹面受
部と止着部とから成るピボツトホルダを嵌着し、
前記固定部と前記可動部との挿着時に前記リブと
前記ピボツトホルダとを嵌合、止着することを特
徴とする車両用灯具のジヨイント構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12904287U JPH0229007Y2 (ja) | 1987-08-25 | 1987-08-25 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12904287U JPH0229007Y2 (ja) | 1987-08-25 | 1987-08-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6433442U JPS6433442U (ja) | 1989-03-01 |
| JPH0229007Y2 true JPH0229007Y2 (ja) | 1990-08-03 |
Family
ID=31382949
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12904287U Expired JPH0229007Y2 (ja) | 1987-08-25 | 1987-08-25 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0229007Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CZ306114B6 (cs) * | 2012-10-29 | 2016-08-10 | Ĺ KODA AUTO a.s. | Sestava axiálního pojištění kulového čepu |
-
1987
- 1987-08-25 JP JP12904287U patent/JPH0229007Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CZ306114B6 (cs) * | 2012-10-29 | 2016-08-10 | Ĺ KODA AUTO a.s. | Sestava axiálního pojištění kulového čepu |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6433442U (ja) | 1989-03-01 |
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