JPH0446348A - 感光体 - Google Patents

感光体

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JPH0446348A
JPH0446348A JP15585390A JP15585390A JPH0446348A JP H0446348 A JPH0446348 A JP H0446348A JP 15585390 A JP15585390 A JP 15585390A JP 15585390 A JP15585390 A JP 15585390A JP H0446348 A JPH0446348 A JP H0446348A
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photosensitive layer
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JP15585390A
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Hideaki Ueda
秀昭 植田
Shigeaki Tokutake
重明 徳竹
Masayuki Ito
公幸 伊藤
Yuuki Shimada
嶋田 有記
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はクマリン系蛍光増白剤を添加剤として含有する
感光体に関する。
従来の技術および課題 一般に電子写真においては、感光体の感光層表面に帯電
、露光を行なって静電潜像を形成し、これを現像剤で現
像し、可視化させ、その可視像をそのまま直接感光体上
に定着させて複写像を得る直接方式、また感光体上の可
視像を紙などの転写材上に転写し、その転写像を定着さ
せて複写像を得る粉像転写方式あるいは感光体上の静電
潜像を転写紙上に転写し、転写紙上の静電潜像を現像、
定着する潜像転写方式等が知られている。
この種の電子写真法に使用される感光体の感光層を構成
する材料として、従来よりセレン、鈍化ガドミウム、酸
化亜鉛等の無機光導電性材料が知られている。
これらの光導電性材料は数多くの利点、例えば暗所で電
荷の散逸が少ないこと、あるいは光照射によって速やか
に電荷を散逸できることなどの利点を持っている反面、
各種の欠点を持っている。
例えば、セレン系感光体では、製造する条件が難しく、
製造コストが高く、また熱や機械的な衝撃に弱いため取
、り扱いに注意を要する。硫化カドミウム系感光体や酸
化亜鉛感光体では、多湿の環境下で安定した感度が得ら
れない点や、増感剤として添加した色素がコロナ帯電に
よる帯電劣化や露光による光退色を生じるため、長期に
渡って安定した特性を与えることができないという欠点
を有している。
一方、ポリビニルカルバゾール 各種の有機光導電性ポリマーが提案されてきたが、これ
らのポリマーは、前述の無機系光導電材料に比べ、成膜
性、軽量性などの点で優れているが、未だ充分な感度、
耐久性および環境変化による安定性の点で無機系光導電
材料に比べ劣っている。
また低分子量の有機光導電性化合物は、併用する結着材
の種類、組成比等を選択することにより被膜の物性ある
いは電子写真特性を制御することができる点では好まし
いものであるが、結着材と併用されるため、結着材に対
する高い相溶性が要求される。
これらの高分子量および低分子量の有機光導電性化合物
を結着材樹脂中に分散させた感光体は、キャリアのトラ
ップが多いため残留電位が大きく、感度が低い等の欠点
を有する。そのため光導電性化合物に電荷輸送材料を配
合して前記欠点を解決することが提案されている。
また、光導電性機能の電荷発生機能と電荷輸送機能とを
それぞれ別個の物質に分担させるようにした機能分離型
感光体が提案されている。このような機能分離型感光体
において、電荷輸送層に使用される電荷輸送材料として
は多くの有機化合物が挙げられているが実際には種々の
問題点がある。
例えば、米国特許3,189,447号公報に記載され
ている2、5−ビス(P−ジエチルアミノフェニル)l
 、3.4−オキサジアゾールは、結着材に対する相溶
性が低く、結晶が析出しやすい。米国特許第3.820
.989号公報に記載されているジアリールアルカン誘
導体は結着材に対する相溶性は良好であるが、繰り返し
使用した場合に感度変化が生じる。また特開昭54−5
9143号公報に記載されているヒドラゾン化合物は、
残留電位特性は比較的良好であるが、帯電能、繰り返し
特性が劣るという欠点を有する。
このように感光体としての実用性を満足させるためには
、感度、帯電能のほかに繰り返し特性、光疲労特性ある
いはそれらの耐久性等に優れる必要がある。
しかし、有機感光体は、一般に繰り返し使用することに
より初期表面電位あるいは光減衰特性等が一定しない、
また光疲労が激しいという問題があり、耐久性に乏しい
感光体の光感度および耐久性を改善した技術としては例
えば特開昭60−191264号公報、あるいは特開昭
59−123845号公報が知られている。
特開昭60−191264号公報は、感光層中にヒドラ
ゾン化合物を含有させることにより、優れた光感度およ
び初期表面電位の繰り返し特性を達成することのできる
技術を開示する。この技術は、さらに光感度を増感させ
るために、アクリジン染料、チアジン染料あるいはオキ
サジン染料の添加が有効であることを開示する。しかし
、上記感光体は、繰り返し使用した場合、表面電位、残
留電位等の電子写真特性が安定しないという欠点がなお
存在する。
特開昭59−123845号公報は、電荷発生層と電荷
輸送層とを順次積層してなる電子写真感光体において、
電荷発生層に、例えばフェナジン、トリアゾールなどの
電子供与性物質を添加することにより、電荷発生層で発
生したキャリアの電荷輸送層への注入効率を高め、光感
度特性を改良する技術を開示するが、本願が開示しよう
きする感光体の上記繰り返し特性、耐久性等の解決ある
いは向上を目的とするものではない。
また、特開昭62−249167号公報は、感光層中に
チオキサントン系化合物を添加することで繰り返し特性
を安定化させることを、特開昭62−262053号公
報は、感光層にチウラムモノスルフィド系化合物を添加
することで繰り返し特性を安定化させることを、そして
特開昭62−30256号公報はトリフェニルメタン系
色素を添加することで繰り返し特性を安定化させること
を開示するが、さらに繰り返し特性、耐久性等の感光体
特性の改良が望まれる。
発明が解決しようとする課題 本発明は上記したような事情に鑑みなされたものであり
、繰り返し使用しても初期特性(感度、表面電位等)を
維持でき、劣化が少なく、安定した複写画像を形成でき
る感光体を提供することを目的とする。
かかる目的は、感光層にクマリン系蛍光増白剤ものであ
ればよいi 例えば、下記一般式[l] : を添加することにより達成される。
課題を解決するだめの手段 すなわち、本発明は導電性支持体上に電荷輸送物質を含
有する感光層を有する感光体において、該感光層にクマ
リン系蛍光増白剤を含有することを特徴とする感光体に
関する。
このように、クマリン系蛍光増白剤を電荷輸送物質を含
有する感光層に添加することにより、繰り返し使用して
も初期特性の変化の少ない、性能の良い感光体を得るこ
とができる。
本発明においてクマリン系蛍光増白剤とは、クマリンを
基本骨格とする各種の誘導体であり、蛍光増白剤として
使用されているものを意味し、蛍光増白剤であるといえ
るためには、その物質が日光のもとて蛍光を発し、目で
見たときの白さが増加する効果をもつような物質、より
詳しくは、紫外線域波長の光を吸収し、可視光域波長、
特に、波長420VII付近の青色光の蛍光を発するよ
うな[式中、 R,はアミノ基、 アルキル置換アミン 基、ヒドロキシル基、 を表し;R2は水素原子またはフッ化アルキル基を表し
;R8は水素原子、アルキル基またはアリール基を表す
] であられされる化合物を挙げることができるが、特にそ
れらのものに限定されるものでなく、その一般に市販さ
れているもの等各種のクマリン系化合物であって、蛍光
増白剤として使用されているものも使用することができ
る。
具体的には、下記構造式であられされる化合物を例示す
るこ2ができる。
”’+CJ、)z NiC,H,ノ2 本発明の感光体はクマリン系蛍光増白剤を1種または2
種以上含有する感光層を有する。
各種の形態の感光体は知られているが、クマリン系蛍光
増白剤はそのいずれの感光体の感光層に含有されていて
もよい。
例えば、支持体上に電荷発生材料と、電荷発生物質全樹
脂バインダーに分散させて成る感光層を設けた単層感光
体や、支持体上に電荷発生材料を主成分とする電荷発生
層を設け、その上に電荷輸送層を設けた所謂積層感光体
等がある。 単層型感光体を作製するためには、クマリ
ン系蛍光増白剤とともに、電荷発生材料の微粒子を樹脂
溶液および電荷輸送材料と樹脂を溶解した溶液中に分散
せしめ、これを導電性支持体上に塗布乾燥すればよい。
このとき電荷輸送材料は一般的にバインダー樹脂1重量
部に対して、0.01〜2重量部使用されるが、クマリ
ン系蛍光増白剤の添加量は、この電荷輸送材料に対して
0.1〜40重量%、好ましくは0.5〜30f量%、
より好ましくは1〜20f[量%である。40!i量%
より多いと、感度が悪くなり、残留電位が上昇する。0
.1重量%より少ないと本発明の効果を十分に得ること
ができない。
感光層の厚さは3〜30μm1好ましくは5〜20μm
がよい。使用する電荷発生材料の量が少な過ぎると感度
が悪く、多過ぎると帯電性が悪くなったり、感光層の機
械的強度が弱くなったりし、感光層中に占める割合は樹
脂1重量部に対して0゜01〜3!量部、好ましくは0
.2〜2重量部の範囲がよい。
積層型感光体を作製するには、導電性支持体上に電荷発
生材料を真空蒸着するか、あるいは、アミン等の溶媒に
溶解せしめて塗布するか、顔料を適当な溶剤もしくは必
要があればバインダー樹脂を溶解させた溶液中に分散さ
せて作製した塗布液を塗布乾燥した後、その上にクマリ
ン系蛍光増白剤、電荷輸送材料およびバインダーを含む
溶液を塗布乾燥して得られる。
電荷発生層をバインダー樹脂分散型で形成する場合は、
単層型感光層を形成する場合と同じ理由で、電荷発生材
料はバインダー樹脂1重量部に対して、0.1〜5重量
部を使用する。 電荷輸送層においては、該層中の電荷
輸送材料の割合はバインダー樹脂]M量部に対して0.
2〜2重量部、好ましくは、0.3〜1.3重量部であ
り、クマリン系蛍光増白剤の添加量は、単層型感光層の
ところで述べたと同様の理由により、この電荷輸送材料
に対して0.1〜40重量%、好ましくは0.5〜30
重量% より好ましくは1〜20重量%である。
電荷発生層の厚みは4μm以下、好ましくは2μm以下
がよく、電荷輸送層の厚みは3〜30μm1好ましくは
5〜20μmがよい。
本発明において、感光層形成に使用される電気絶縁性の
バインダー樹脂としては、電気絶縁性であるそれ自体公
知の熱可塑性樹脂あるいは熱硬化性樹脂や光硬化性樹脂
や光導電性樹脂等の結着剤を使用できる。
適当なバインダー樹脂の例は、これに限定されるもので
はないが、飽和ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ア
クリル樹脂、エチレン−酢酸ビニル樹脂、イオン架橋オ
レフィン共重合体(アイオノマー)、スチレン−ブタジ
ェンブロック共重合体、ポリカーボネート、塩化ビニル
−酢酸ビニル共重合体、セルロースエステル、ポリイミ
ド、スチロール樹脂等の熱可塑性樹脂;エポキシ樹脂、
ウレタン樹脂、シリコーン樹脂、フェノール樹脂、メラ
ミン樹脂、キシレン樹脂、アルキッド樹脂、熱硬化アク
リル樹脂等の熱硬化性樹脂:光硬化性樹脂;ポリビニル
カルバゾール、ポリビニルピレン、ポリビニルアントラ
セン、ポリビニルビロール等の光導電性樹脂である。
これらは単独で、または組合せて使用することもできる
これらの電気絶縁性樹脂は単独で測定して1×1012
Ω・cm以上の体積抵抗を有することが望ましい。
感光層形成に使用される電荷発生材料としては、ビスア
ゾ系顔料、トリアリールメタン系染料、チアジン系染料
、オキサジン系染料、キサンチン系染料、シアニン系色
素、スチリル系色素、ビリリウム系染料、アゾ系顔料、
キナクリドン系顔料、インジゴ系顔料、ペリレン系顔料
、多環キノン系顔料、ビスベンズイミダゾール系顔料、
インダスロン系顔料、スクアリウム環系顔料、アズレン
系色素、フタロシアニン系顔料等の有機物質や、セレン
、セレン壷テルル、セレン・砒素などのセレン合金、硫
化カドミウム、セレン化カドミウム、il化亜鉛、アモ
ルファスシリコン等の無機物質が挙げられる。これ以外
でも、光を吸収し極めて高い確率で電荷担体を発生する
材料であれば、いずれの材料であっても使用することが
できる。
真空蒸着に適用可能なものとしては、例えば無金属フタ
ロシアニン、チタニルフタロシアニン、アルミクロロフ
タロシアニンなどのフタロシアニン類が挙げられる 感光層形成に使用される電荷輸送材料としてはヒドラゾ
ン化合物、ピラゾリン化合物、スチリル化合物、トリフ
ェニルメタン化合物、オキサゾール、オキサジアゾール
化合物、カルバゾール化合物、スチルベン化合物、エナ
ミン化合物、オキサゾール化合物、トリフェニルアミン
化合物、テトラフェニルベンジジン化合物、アジン化合
物等色々なものを使用することができるが、例えばカル
バゾール、N−エチルカルバゾール、N−ビニルカルバ
ゾール、N−フェニルカルバゾール、テトラセン、クリ
セン、ピレン、ペリレン、2−フェニルナフタレン、ア
ザピレン、2.3−ペンツクリセン、3.4−ベンゾピ
レン、フルオレンlI2−ベンゾフルオレン、4−(2
−フルオレニルアゾ)レゾルシノール、2−p−アニソ
ールアミノフルオレン、p−ジエチルアミノアゾベンゼ
ン、カシオン、N、N−ジメチル−p−フェニルアゾア
ニリン、p−(ジメチルアミノ)スチルベン、9−(4
−ジエチルアミノスチリル)アントラセン、2.5−ビ
ス(4−ジエチルアミノフェニル)−1,3,5−オキ
サジアゾール、l −フェニル−3−(p−ジエチルア
ミノスチリル)−5−(p−ジエチルアミノフェニル)
ピラゾリン、l−フェニル−3−フェニル−5−ピラゾ
ロン、2−(p−ジエチルアミノスチリル)−6−ジエ
チルアミノベンゾチアゾール、2−(p−’;エチルア
ミノスチリル)−6−ジエチルアミノベンゾチアゾール
、ビス(4−ジエチルアミン−2−メチルフェニル)フ
ェニルメタン、1.1−ビス(4−N、N−ジエチルア
ミノ−2−エチルフェニル)へブタン、N、N−’;フ
ェニルヒドラジノー3−メチリデン−10−エチルフェ
ノキサジン、N、N−ジフェニルヒドラジノ3−メチリ
デン−1O−エチルフェノチアジン、1.1.2,2.
テトラキス=(4−N、N−ジエチルアミノ−2−エチ
ルフェニル)エタン、p−ジエチルアミノベンズアルデ
ヒド−N、N−ジフェニルヒドラゾン、p−ジフェニル
アミノベンズアルデヒド−N、N−ジフェニルヒドラゾ
ン、N−エチルカルバゾール−N−メチル−N−フェニ
ルヒドラゾン、p−ジエチルアミノベンズアルデヒド−
N−σ−ナフチルーN−フェニルヒドラゾン、p−ジエ
チルアミノベンズアルデヒド−3−メチルベンズチアゾ
リノン−2−ヒドラゾン、2−メチル−4−N、N−ジ
フェニルアミノ−β−フェニルスチルベン、a−フェニ
ル−4−N、N−ジフェニルアミノスチルベン、l、l
−ビス=(p−ジエチルアミノフェニル)−4,4−ジ
フェニル−1,3−ブタジェン等が挙げられる。 これ
らの輸送物質は単独または2種以上混合して用いられる
本発明の感光体はさらにバインダー樹脂とともに、ハロ
ゲン化パラフィン、ポリ塩化ビフェニル、ジメチルナフ
タレン、ジブチル7タレート、〇−ターフェニルなどの
可塑剤やクロラニル、テトラシアノエチレン、2,4.
7−1リニトロフルオンノン、5.6−ジシアツベンゾ
キノン、テトラシアノキノジメタン、テトラクロル無水
フタル酸、3.5−ジニトロ安息香酸等の電子吸引性増
感剤、メチルバイオレット、ローダミンB、シアニン染
料、ビリリウム塩、チアピリリウム塩等の増感剤を使用
してもよい。 また、酸化防止剤や紫外線吸収剤、分散
助剤、沈降防止剤等も適宜使用してもよい。
本発明の感光体に用いられる導電性支持体としては、銅
、アルミニウム、銀、鉄、亜鉛、ニッケル等の金属や合
金の箔ないしは板をシート状又はドラム状にしたものが
使用され、あるいはこれらの金属を、プラスチックフィ
ルム等に真空蒸着、無電解メツキしたもの、あるいは導
電性ポリマー酸化インジウム、酸化錫等の導電性化合物
の層を同じく紙あるいはプラスチックフィルムなどの支
持体上に塗布もしくは蒸着によって設けられたものが用
いられる。
なお、以上のようにして得られる感光体にはいずれも必
要に応じて接着層またはバリア層および表面保護層を設
けることができる。
中間層に用いられる材料としては、ポリイミド、ポリア
ミド、ニトロセルロース、ポリビニルブチラール、ポリ
ビニルアルコールなどのポリマーをそのまま、または酸
化スズや酸化インジウムなどの低抵抗化合物を分散させ
たもの、酸化アルミニウム、酸化亜鉛、酸化ケイ素など
の蒸着膜等が適当である。
また中間層の膜厚は、1μm以下が望ましい。
表面保護層に用いられる材料としては、アクリル樹脂、
ポリアリール樹脂、ポリカーボネート樹脂、ウレタン樹
脂などのポリマーをそのまま、または酸化スズや酸化イ
ジウム等の低抵抗化合物を分散させたものが適当である
また有機プラズマ重合膜も使用できる。該有機プラズマ
重合膜は、必要に応じて適宜酸素、窒素、ハロゲン、周
期律表の第三風、第5属原子を含んでいてもよい。
また表面保護層の膜厚は、5μm以下が望ましい。
なお、本発明の感光体は、レーザープリンター用感光体
にも使用可能である。
実施例1 下記化学式(A)で表されるビスアゾ化合物:[A] 1重量部(以下、重量部を「部Jと表す)、ポリエステ
ル樹脂(v−2oo:東洋紡績社製)1部をシクロへキ
サノン90部とともにサンドグライダ−により分散させ
た。得られt;ビスアゾ化合物の分散物を、アルミドラ
ム上に、乾燥膜厚が0.2g/がとなる様に塗布した後
乾燥させて、電荷発生層を形成した。
このようにして得られた電荷発生層の上に下記化学式[
B]で現されるブタジェン化合物:[B] 10部およびポリカーボネイト樹脂(パンライトに−1
300,音大化成社製)10部をテトラヒドロフラン8
0部に溶解し、クマリン系化合物[1]を0.5部添加
した塗布液を、ディッピング法により塗布し、乾燥して
、膜厚が約20μ口の電荷輸送層を形成した。この様に
して、2層からなる感光層を有する電子写真感光体を得
た。
実施例2〜4 実施例1において、クマリン系化合物〔1]の添加量を
0.25部、0.75部、1部とする以外は、実施例1
と同様に感光体を作製した。
比較例1 実施例1において、化合物[1]を添加しないこと以外
は実施例1と同様に感光体を作製した。
比較例2 実施例1において、化合物[1]の代わりに、2.5−
ジーter−ブチルーp−クレゾールを0.5部添加す
ること以外は実施例1と同様に感光体を作製した。
比較例3 実施例1において、化合物[1]の代わりに、トリーノ
リルフェニルフェニル−ホスファイトを0.5部添加す
ること以外は実施例1と同様に感光体を作製した。
比較例4 実施例1において、化合物[1]の代わりに、7エナジ
ンを0.5部添加すること以外は実施例1と同様に感光
体を作製した。
比較例5 実施例1において、化合物[1]の代わりに、2− (
2’ −ヒドロキシ−5″−メチルフェニル)ベンゾト
リアゾールを0.5部添加すること以外は実施例1と同
様に感光体を作製した。
実施例5 下記化学式〔C〕で表されるビスアゾ化合物:[C] 1部、ブチラール樹脂(BH−3:積水化学社製)1部
をシクロへキサノン90部とともにサンドミルにより分
散させた。得られたビスアゾ化合物の分散液をアルミド
ラム上に塗布後の膜厚が0.2g/m2となる様に塗布
した後乾燥させた。
このようにして得られた電荷発生層の上に下記化学式[
D]で表されるジスチリル化合物:H3 CB。
[D] 10部、ポリカーボネート樹脂cpc−z :三菱ガス
化学社製)10部をテトラヒドロ7ラン80部に溶解し
、クマリン系化合物[6]を0.3部添加した塗布液を
ディッピング法により塗布して、膜厚的20μmの電荷
輸送層を形成した。
以上のようにして2層からなる感光層を有する感光体を
得た。
比較例6 実施例5において化合物[6]を添加しないこと以外は
実施例5と同様にして感光体を作製した。
比較例7 実施例5において化合物[6]の代わりに、界面活性剤
ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテルを063部
添加すること以外は実施例5と同様にして感光体を作製
した。
実施例6 σ型チタニルフタロシアニン4.5部、ブチラール樹脂
(BX−1:積水化学社製)4.5部およびクマリン系
化合物[10] 0.45部をジクロルエタン500部
とともにサンドミルで分散させた。得られた分散液をア
ルミニウムドラム上に塗布液の膜厚が0.2g/m”と
なるように塗布した後、乾燥させた。
このようにして得られた電荷発生層の上に前記化学式[
B]で表されるブタジェン化合物10部および化学式[
E]で表されるヒドラゾン化合物:[E] 40部およびボリアリレート(U−100:ユニチカ社
製)50部をテトラヒドロ7ラン500部に溶解させた
溶液を塗布し、乾燥して、膜厚的15μmの電荷輸送層
を形成した。
このようにして、2層からなる感光層を有する感光体を
得た。
実施例7〜10 実施例6において化合物[IO]の添加量を0゜23部
、0.68部、0.9部、1.35部にした以外は実施
例6と同様にして感光体を作製した。
比較例8 実施例6において化合物[10]を添加しないこと以外
は実施例6と同様にして感光体を作製した。
比較例9 実施例6において、化合物[10]の代わりに、トリニ
トロフルオレノンを0.45部添加する以外は実施例6
と同様にして感光体を作製した。
比較例10 実施例6において化合物[10]の代わりにIHl、2
.4−トリアゾールを0.45部添加する以外は実施例
6同様にして感光体を作製した。
評廼 こうして得られた感光体を市販の電子写真複写機(EP
−50(50φ):ミノルタカメラ社製)を用い、−6
KVでコロナ帯電させ、初期表面電位ve(v)、初期
電位を1/2にするために要した露光量E +/*(l
ux−sec)、1秒間暗中に放置したときの初期電位
の減衰率D D Rr (%)を測定した。
結果を表1に示す。
さらに、感光体を複写機と同様の構成を有する感光体テ
スター(第1図)に取り付け、電子写真特性を測定した
すなわち、実施例および比較例で得られた感光体を感光
体ドラム(1)に取り付け、帯電器(2)で−500v
に帯電後、0.3秒後の感光体の初期表面電位(VO)
 、帯電後、ハロゲンランプよりの白色光(3)露光し
た後の表面電位(V l)および露光後、光イレーサー
(5)で除電した後の残留電位(V、)をグローブ(4
)により、それぞれ測定し、さらに上記工程を5000
回繰り返した後のVo、■、およびv2を測定し、繰り
返し特性を調べた。
結果を表2に示した。
表2 表 1CRき) 泣囚旦象! 本発明の感光体は、電荷保持機能を低下させることなく
、感度、繰り返し安定性を向上させることができ、高い
画像安定性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は感光体テスターの概略構成を示す図である。 特詐出願人 ミノルタカメラ株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、導電性支持体上に電荷輸送物質を含有する感光層を
    有する感光体において前記感光層にクマリン系蛍光増白
    剤を含有することを特徴とする感光体。
JP15585390A 1990-06-14 1990-06-14 感光体 Pending JPH0446348A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15585390A JPH0446348A (ja) 1990-06-14 1990-06-14 感光体
US07/714,716 US5294510A (en) 1990-06-14 1991-06-13 Photosensitive member containing specific coumarin fluorescent bleaching agent

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JP15585390A JPH0446348A (ja) 1990-06-14 1990-06-14 感光体

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0732629A1 (en) * 1995-03-17 1996-09-18 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Photoelectric sensor, information recording system, and information recording and reproducing method
JP2005015475A (ja) * 2003-06-05 2005-01-20 Mitsubishi Chemicals Corp アゾベンゼン誘導体、並びにそれを用いた電子写真感光体および画像形成装置
US6859364B2 (en) 2000-06-06 2005-02-22 Matsushita Refrigeration Company Portable information appliance
KR20170012202A (ko) 2014-05-30 2017-02-02 아사히 가라스 가부시키가이샤 진공 단열재

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