JP2867562B2 - 機能分離型感光体 - Google Patents
機能分離型感光体Info
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Description
層した機能分離型感光体に関する。
ン、硫化カドミウム、酸化亜鉛等の無機光導電性材料が
知られている。
適当な電位に帯電できること、暗所で電荷の散逸が少な
いこと、あるいは光照射によって速やかに電荷を散逸で
きることなどの利点をもっている反面、各種の欠点をも
っている。例えば、セレン系感光体では、製造する条件
がむづかしく、製造コストが高く、また熱や機械的な衝
撃に弱いため取り扱いに注意を要する。硫化カドミウム
系感光体や酸化亜鉛感光体では、多湿の環境下で安定し
た感度が得られない点や、増感剤として添加した色素が
コロナ帯電による帯電劣化や露光による光退色を生じる
ため、長期にわたって安定した特性を与えることができ
ない欠点を有している。
有機光導電性ポリマーが提案されてきたが、これらのポ
リマーは、前述の無機系光導電材料に比べ、成膜性、軽
量性などの点で優れているが、未だ十分な感度、耐久性
および環境変化による安定性の点で無機系光導電材料に
比べ劣っている。
種々の研究開発が行われているが、光導電性機能の電荷
発生機能と電荷輸送機能とをそれぞれ別個の物質に分担
させるように積層型あるいは分散型の機能分離型の感光
体が提案されている。このような機能分離型感光体は、
それぞれの物質の選択範囲が広く帯電特性、感度、残留
電位、繰り返し特性、耐刷性等の電子写真特性におい
て、最良の物質を組み合わせることによる高性能な感光
体を提供することができる。また、塗工で生産できるた
め、極めて生産性が高く、安価な感光体を提供でき、し
かも電荷発生材料を適当な選択することにより感光波長
域を自在にコントロールすることができる。例えば電荷
発生材料としては、フタロシアニン顔料、シアニン染
料、多環キノン顔料、ペリレン系顔料、インジゴ染料、
あるいは、スクェアリック酸メチン染料などの有機顔料
や染料が知られている。
アルコキシ基またはジアルキルアミノ基;mは1または2
の整数;Zは窒素原子に結合したフェニル基と結合して環
を形成する残基で、置換基を有してもよい] で表されるヒドラゾン化合物(以下、「ヒドラゾン化合
物[II]と呼ぶ)は耐光性に優れた化合物であり、特開
昭60−162259号公報にその一部が開示されている。
光性の点では優れているものの、繰り返しにより残留電
位が上昇するという問題が発生する。さらに、なお一層
の感度の改良が望まれている。
の目的とするところは、ヒドラゾン化合物[II]を使用
した機能分離型感光体において、その感光体が本来有す
る優れた電子写真特性を阻害することなく、より一層の
感度向上を達成し、かつ繰り返し使用による残留電位上
昇を生じない感光体を提供することにある。
合物[II]を他の特定のヒドラゾン化合物と組み合わせ
ることにより達成される。
輸送層を設けた機能分離型感光体において、電荷輸送層
が下記一般式[I]で表されるヒドラゾン化合物と、下
記一般式[II]で表されるヒドラゾン化合物とを含有す
ることを特徴とする機能分離型感光体に関する: [式中、R1およびR2はそれぞれアルキル基、アラルキル
基またはアリール基;R3は水素原子、アルキル基、ヒド
ロキシル基、アルコキシ基またはアラルキルオキシ基;n
は1〜2の整数;R4はアルキル基、アラルキル基または
アリール基をあらわす]; [式中、R5およびR6はそれぞれ水素原子、アルキル基、
アルコキシ基またはジアルキルアミノ基;mは1または2
の整数、Zは窒素原子に結合したフェニル基と結合して
環を形成する残基で置換基を有してもよい]。
ドラゾン化合物[II]を含有する電荷輸送層を電荷発生
層と組み合わせて感光体とすることによって、均一で良
好な感度、帯電性および繰り返し特性をより保証し、か
つ周辺光や取り扱い時の光照射に対して劣化を効果的に
防止した感光体が得られる。
ぞれ、メチル基、エチル基、プロピル基またはブチル基
等のアルキル基、ベンジル基等のアラルキル基、フェニ
ル基等のアリール基が好ましい。特にエチル基、プロピ
ル基、ベンジル基、フェニル基が好ましい。
キル基、ヒドロキシル基、炭素数1〜7のアルコキシ
基、ベンジルオキシ基等のアラルキルオキシ基が好まし
い。
ンジル基あるいはメトキシベンジル基等のアラルキル
基、フェニル基、メチルフェニル基あるいはナフチル基
等のアリール基が好ましい。
返し特性が改良に有効であり、また樹脂に対する相溶性
も良好となる。
て、水素原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、ジ
アルキルアミノ基、特にメトキシ基、エトキシ基、ジメ
チルアミノ基、ジエチルアミノ基、ジプロピルアミノ基
が好ましい。
形成するエチレン基、トリメチレン基、フェニレン基等
で置換基を有してもよい。置換基としては、メチル基、
エチル基、メトキシ基あるいはエトキシ基等が挙げられ
る。
[II]は、導電性基体上に少なくとも電荷発生層および
電荷輸送層からなる感光体の電荷輸送層に適用する。
化合物[II]を結着樹脂に分散させて形成すればよく、
特にその形成方法は限定されるものではない。
I]の添加量は結着樹脂100重量部に対し、10〜200重量
部、好ましくは20〜150重量部とするのが好適である。1
0重量部より少ない感度が低下し、200重量部より多いと
繰り返し特性の悪化や塗膜の欠損を招くことがある。
含有割合は、ヒドラゾン化合物[II]がヒドラゾン化合
物[I]1重量部に対して0.05〜21重量部の割合となる
ようにで使用される。ヒドラゾン化合物[II]の添加割
合が0.05重量部より少ないと光劣化等を引き起こすこと
があり、1重量部より多いと、特に繰り返し使用時に残
留電位の上昇を招く。
脂、ポリアミド樹脂、アクリル樹脂、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体、イオン架橋オレフィン共重合体(アイオ
ノマー)、スチレン−ブタジエンブロック共重合体、ポ
リカーボネート、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、セ
ルロースエステル、ポリイミド等の熱可塑性結着剤;エ
ポキシ樹脂、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂、フェノー
ル樹脂、メラミン樹脂、キシレン樹脂、アルキッド樹
脂、熱硬化性アクリル樹脂等の熱硬化性結着剤;光硬化
性樹脂;ポリN−ビニルカルバゾール、ポリビニルピレ
ン、ポリビニルアントラセン等の光導電性樹脂等が挙げ
られる。
・cm以上の体積抵抗を有することが望ましい。
上記ヒドラゾン化合物[I]、[II]および結着樹脂等
を適当な溶剤に溶解あるいは分散した塗布液を塗布、乾
燥することにより形成される。その際、電荷輸送層の膜
厚は5〜50μm、好ましくは7〜30μm、より好ましく
は10〜20μmである。50μmより厚いと電荷輸送層に吸
収される光量が大きくなり感度低下を起こし、5μmよ
り薄いと充分な帯電電位が得られない。
を真空蒸着するか、適当な溶剤もしくは必要があれば、
結着樹脂を溶解させた溶液中に分散させて作製した塗布
液を塗布、乾燥して得られるが、かかる方法に限定され
るものではなく、公知の種々の方法で形成すればよい。
アゾ系顔料、トリアリールメタン系染料、チアジン系染
料、オキサジン系染料、キサンテン系染料、シアニン系
色素、スチリル系色素、ピリリウム系染料、アゾ系顔
料、キナクリド系顔料、インジゴ系顔料、ペリレン系顔
料、多環キノン系顔料、ビスベンズイミダゾール系顔
料、インダスロン系顔料、スクアリウム塩系顔料、アズ
レン系色素、フタロシアニン系顔料等の有機物質や、セ
レン、セレン・テルル、セレン・砒素などのセレン合
金、硫化カドミウム、セレン化カドミウム、酸化亜鉛、
アモルファスシリコン等の無機物質が挙げられる。これ
以外でも、光を吸収し極めて高い確率で電荷担体を発生
する材料であれば、いずれの材料であっても使用するこ
とができる。
度等の点で好ましく、特にr型無金属フタロシアニン、
X型無金属フタロシアニンおよび下記一般式[III]で
表わされるチタニルフタロシアニンが好ましい。
基、アリールオキシ基、ニトロ基、シアノ基、水酸基、
ベンジルオキシ基、またはハロゲン原子を表わし、mは
1〜4の数字を表わす。] 本発明の感光体に用いられる導電性支持体としては、
銅、アルミニウム、銀、鉄、ニッケル等の箔ないしは板
をシート状またはドラム状にしたものが使用され、ある
いはこれらの金属をプラスチックフィルム等に真空蒸
着、無電解メッキしたもの、あるいは導電性ポリマー、
酸化インジウム、酸化錫等の導電性化合物の層を同じく
紙あるいはプラスチックフィルムなどの支持体上に塗布
もしくは蒸着によって設けられたものが用いられる。
ロゲン下パラフィン、ポリ塩化ビフェニル、ジメチルナ
フタレン、ジプチルフタレート、O−ターフェニルなど
の可塑剤やクロラニル、テトラシアノエチレン、2,4,7
−トリニトロフルオレノン、5,6−ジシアノベンゾキノ
ン、テトラシアノキノジメタン、テトラクロル無水フタ
ル酸、3,5−ジニトロ安息香酸等の電子吸引性増感剤、
メチルバイオレット、ローダミンB、シアニン染料、ピ
リリウム塩、チアピリリウム塩等の増感剤を使用しても
よい。
荷輸送層をこの順に形成したもの、ありは導電性基体上
に電荷発生層および電荷輸送層をこの順に形成した構成
のものいずれの構成であってもよい。
層、中間層、表面保護層を有していてもよい。
ため、レーザービームプリンタ用感光体にも適用するこ
とができる。
る。
ラール樹脂(エスレックBM−2、積水化学社製)1重量
部およびシクロヘキサノン100重量部をボールミルポッ
トに入れて24時間分散し、感光塗液を得た。
μmの電荷発生層を形成させた。
重量部、前記ヒドラゾン化合物[35]2重量部、ポリカ
ーボネート樹脂(パンライトK−1300;帝人化成社製)1
0重量部をテトラヒドロフラン180重量部からなる溶媒中
に溶解させた塗液を塗布、乾燥して厚さ15μmの電荷輸
送層を形成し、感光体を作製した。
−50;ミノルタカメラ社製)を用い、−6KVでコロナ帯電
させ、初期電位Vo(V)、初期電位を1/2にするために
要した露光量E1/2(lux・sec)、1秒間暗所に放置した
時の初期電位の減衰率DDR1(%)を測定した。
例1で用いたヒドラゾン化合物[8]およびヒドラゾン
化合物[35]を表1に示す様に夫々変化させた感光体を
作製した。
方法でVo、E1/2、DDR1を測定した。
ラール樹脂(エスレックBX−1;積水化学社製)2重量部
およびテトラヒドロフラン100重量部をボールミルポッ
トに入れて24時間分散し、感光塗液を得た。
μmの電荷発生層を形成させた。この電荷発生層上に前
記ヒドラゾン化合物[12]を8重量部、前記ヒドラゾン
化合物[37]を1重量部、ポリカーボネート樹脂(パン
ライトL−1250;帝人化成社製)10重量部をテトラヒド
ロフラン180重量部からなる溶媒中に溶解させた塗液を
塗布、乾燥して厚さ15μmの電荷輸送層を形成し、感光
体を作製した。
o、E1/2、DDR1を測定した。
例5で用いたヒドラゾン化合物[12]のかわりにヒドラ
ゾン化合物[2]を用いた感光体を作製した。
方法でVo、E1/2、DDR1を測定した。
なかったこと以外は実施例1と全く同様にして、感光体
を作製した。
o、E1/2、DDR1を測定した。
に黄色色素アセトゾールイエローを1重量部添加する以
外は実施例1と全く同様にして、感光体を作製した。
o、E1/2、DDR1を測定した。
チタニルフタロシアニン1重量部、ポリエステル樹脂
(バイロン200;帝人化成社製)1重量部およびシクロヘ
キサノン100重量部をボールミルポットに入れて24時間
分散し、感光塗液を得た。
μmの電荷発生層を形成させた。
量部、前記ヒドラゾン化合物[37]2重量部、ポリカー
ボネート樹脂(パンライトK−1300;帝人化成社製)10
重量部をテトラヒドロフラン180重量部からなる溶媒中
に溶解させた塗液を塗布、乾燥して厚さ15μmの電荷輸
送層を形成し、感光体を作製した。
−50;ミノルタカメラ社製)を用い、−6KVでコロナ帯電
させ、初期電位Vo(V)、初期電位を1/2にするために
要した露光量E1/2(lux・sec)、1秒間暗所に放置した
時の初期電位の減衰率DDR1(%)を測定した。
た。
円筒基板、(4)はボート、(5)は排気ポンプ、
(6)は電極、(7)はシャッター回転治具、(8)は
シャッターを示す。
るチタニルフタロシアニンを入れたボート(4)を電極
(6)に、Al円筒基板(3)を基板ホルダー(2)にそ
れぞれ取り付け、真空槽(1)内を排気ポンプ(5)に
より1×10-5Torr以下に減圧した。次に電極(6)を通
じてボート(4)に電流を流し、ボート温度400〜550℃
で5分間蒸着し、基板回転駆動装置(9)により回転し
ている基板(3)上に膜厚500Åの電荷発生層を形成し
た。なお、基板(3)上への蒸着量はシャッター回転治
具(7)によりシャッター(8)を開閉すること等によ
って調節することができる。
[7]10重量部、ポリカーボネート樹脂(PC−Z;三菱ガ
ス化学社製)10重量部およびヒドラゾン化合物[38]3
重量部をテトラヒドロフラン180重量部からなる溶媒中
に溶解させた塗液を塗布、乾燥して厚さ15μmの電荷輸
送層を形成し、感光体を作製した。
o、E1/2、DDR1を測定した。
脂(バイロン200;帝人化成社製)1重量部およびシクロ
ヘキサノン100重量部をボールミルポットに入れて24時
間分散し、感光塗液を得た。
μmの電荷発生層を形成させた。
量部、ポリアリレート樹脂(ユーポリマーU−100;ユニ
チカ社製)10重量部、ヒドラゾン化合物[45]5重量部
をテトラヒドロフラン180重量部からなる溶媒中に溶解
させた塗液を塗布、乾燥して厚さ15μmの電荷輸送層を
形成し、感光体を作製した。
ンター(NC−1;ミノルタカメラ社製)を用い、−6KVで
コロナ帯電させ、初期電位Vo(V)、初期電位1/2にす
るために要した露光量E1/2(erg/cm2)、1秒間暗所に
放置した時に初期電位の減衰率DDR1(%)を測定した。
脂(分子量40000)2重量部およびテトラヒドロフラン1
00重量部をボールミルポットに入れて24時間分散し、感
光塗液を得た。これをアルミニウム基体上に塗布、乾燥
し、厚さ0.3μmの電荷発生層を形成した。
6]10重量部、ポリカーボネート樹脂(PC−Z;三菱ガス
化学社製)10重量部およびジスチリル化合物[40]1重
量部をテトラヒドロフラン180重量部からなる溶媒中に
溶解させた塗液を塗布、乾燥して厚さ15μmの電荷輸送
層を形成し、感光体を作製した。
o、E1/2、DDR1を測定した。
積水化学社製)2重量部およびテトラヒドロフラン100
重量部をサンドグラインダーにて24時間分散し、感光塗
液を得た。
μmの電荷発生層を形成させた。
10重量部、ヒドラゾン化合物[22]を1重量部、ポリカ
ーボネート樹脂(ポリカーボネートZ;三菱ガス化学社
製)10重量部とテトラヒドロフラン100重量部からなる
塗布液を塗布し、乾燥して厚さ20μmの電荷輸送層を形
成し、感光体を作製した。
o、E1/2、DDR1を測定した。
例11で用いたヒドラゾン化合物[10]の量と、ヒドラゾ
ン化合物[22]の量をそれぞれ表2の様に変化させた感
光体を作製した。
のみを用いること以外は実施例11と全く同様に感光体を
作製した。
のみを用いること以外は実施例11と全く同様にして感光
体を作製した。
Vo、E1/2、DDR1を測定した。
の結果を表3に示す。
感光体テスター(第2図)に取り付け、電子写真特性の
測定を行なった。
ム(10)に取り付け、帯電器(11)で約−500Vに帯電
後、0.3秒後の感光体の初期表面電位(Vo′)、帯電
後、ハロゲンランプよりの白色光(12)で露光した後の
表面電位(Vi)および露光後、光イレーサ(14)で除電
した後の残留電位(Vr)をプローブ(13)によりそれぞ
れ測定した。
た後、蛍光灯下500luxのところに10分間放置させ、照射
後繰り返し100回行なった後の電子写真特性の測定を行
い照射前後の帯電能の変化、および照射後繰り返し安定
性を調べた。結果を表4に示す。
光等の前露光を受けた場合でも繰り返し使用時、残留電
位や表面電位の上昇による画像上のカブリ現象や、露光
直後における表面電位の低下による画像上の白抜け現象
が発生せず良好な画像を保つことができた。このことか
ら、本発明の感光体は製造時および使用時における光に
対する取り扱いが容易であり、あやまって周辺光を当て
た場合に生じる光疲労を極力おさえることができること
が確認された。
なく感度を向上させることができ、さらにLEDプリンタ
ーやLDプリンターに使用される場合、CT材料が光源に対
するフィルターとならず良好な特性を維持することがで
きるため好適である。
[I]およびヒドラゾン化合物[II]を含有する電荷輸
送層と電荷発生層からなる感光層を有する感光体とする
ことにより、より感度に優れ、帯電性およ繰り返し使用
特性をより保証した感光体が得られる。
Claims (1)
- 【請求項1】導電性基体上に電荷発生層と電荷輸送層を
設けた機能分離型感光体において、電荷輸送層が下記一
般式[I]で表されるヒドラゾン化合物と、下記一般式
[II]で表されるヒドラゾン化合物とを含有することを
特徴とする機能分離型感光体; [式中、R1およびR2はそれぞれアルキル基、アラルキル
基またはアリール基;R3は水素原子、アルキル基、ヒド
ロキシル基、アルコキシ基またはアラルキルオキシ基;n
は1〜2の整数;R4はアルキル基、アラルキル基または
アリール基をあらわす]; [式中、R5およびR6はそれぞれ水素原子、アルキル基、
アルコキシ基またはジアルキルアミノ基;mは1または2
の整数、Zは窒素原子に結合したフェニル基と結合して
環を形成する残基で置換基を有してもよい]。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5312190A JP2867562B2 (ja) | 1990-03-05 | 1990-03-05 | 機能分離型感光体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5312190A JP2867562B2 (ja) | 1990-03-05 | 1990-03-05 | 機能分離型感光体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03253862A JPH03253862A (ja) | 1991-11-12 |
JP2867562B2 true JP2867562B2 (ja) | 1999-03-08 |
Family
ID=12933972
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5312190A Expired - Lifetime JP2867562B2 (ja) | 1990-03-05 | 1990-03-05 | 機能分離型感光体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2867562B2 (ja) |
-
1990
- 1990-03-05 JP JP5312190A patent/JP2867562B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03253862A (ja) | 1991-11-12 |
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