JPH0445891Y2 - - Google Patents

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JPH0445891Y2
JPH0445891Y2 JP60186U JP60186U JPH0445891Y2 JP H0445891 Y2 JPH0445891 Y2 JP H0445891Y2 JP 60186 U JP60186 U JP 60186U JP 60186 U JP60186 U JP 60186U JP H0445891 Y2 JPH0445891 Y2 JP H0445891Y2
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printing
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wire
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JP60186U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 コアの磁束と直交する断面積を、印字ワイヤ先
端が円筒状のプラテンに対向して生じるギヤツプ
量の増大に比例して増加するようにした。
〔産業上の利用分野〕
本考案はワイヤドツトプリンタの印字ヘツドに
係り、特に印字ワイヤのストロークをプラテンの
形状に対応して変化させる手段に関する。
近来、各種コンピユータの端末機や、ワードプ
ロセツサ等のプリンタとして各種のワイヤドツト
プリンタが実用化されている。
ワイヤドツトプリンタは、印字ヘツドを作動し
て印字ワイヤに依つてドツトを形成し、文字等の
印字を行う為に文字種類が多く、極めて便利であ
り且つ経済的である。
特にコンピユータの端末機としての用途が拡大
しており、装置の性能の向上及び高信頼化が要望
されている。
〔従来の技術〕
第3図は本考案が適用されるワイヤドツトプリ
ンタの概要を例示する平面図、第4図は第3図の
印字ヘツドを構成する印字マグネツトの側断面
図、第5図は印字ヘツドを示す側断面図、第6図
は第5図のA−B断面図である。
ワイヤドツトプリンタは第3図に示すようにサ
イドフレーム9を有しており、サイドフレーム9
には円筒状のプラテン10が回転自在に支持され
ている。
プラテン10には、印字用紙11が巻掛けられ
ており、印字用紙11はスプロケツト12a,1
2b等に依り図中矢印C方向に送られる。
一方、プラテン10の前面(図中下方)には、
キヤリア13がプラテン10と平行に設けられた
ガイドシヤフト15に摺動自在に嵌合しており、
又キヤリア13は同様にプラテン10と平行に設
けられた送りねじ16と螺合している。
送りねじ16は、ベルト17等を介してモータ
19に接続されており、従つて送りねじ16はモ
ータ19の正逆回転に依つてキヤリア13を図中
矢印D−Eの如く移動させる。
キヤリア13にはインクリボンカセツト20が
搭載されており、インクリボンカセツト20には
無端状のインクリボン20aがその一部をプラテ
ン10側に露出して内臓されている。
又、キヤリア13には印字ヘツド21がインク
リボンカセツト20に囲まれた形で設置されてお
り、印字ヘツド21にはドツトに依つて印字を形
成する複数個の印字マグネツト21aが設けられ
ている。
印字マグネツト21aは、第4図に示すように
コア1にコイル2が巻装されており、コア1に当
接するようにアマチユア3が配されている。
アマチユア3には先端に印字ワイヤ4を固定し
た保持部3aが取付けられており、又、アマチユ
ア3は磁性材より成り、板ばね5aに依つて弾力
的に支持されている。
磁路部6a,6bはその間に永久磁石7を挟
み、更に磁性材より成るスペーサ6cを挟んで磁
路部6dを配し、コア1とアマチユア3と共にル
ープ状の磁路を形成している。
従つて、印字マグネツト21aが作動していな
い時は、図示の如く永久磁石の磁力に依つてアマ
チユア3はコア1に吸着されている。
印字ヘツド21は第5図に示すように印字マグ
ネツト21aが中心部に印字ワイヤ4を集中させ
ており、中央部に突出したワイヤガイド8に依つ
て印字ワイヤ4がガイドされて整列している。
そして印字マグネツト21aのコア1は、第6
図に示す如くセンターGから略等距離の円形或い
は印字ワイヤセンターから等距離の楕円形になる
ように配されている。
このような構成であるので、印字ヘツド21の
矢印マグネツト21aに永久磁石7のNS極とコ
ア1の極が反対になるように電流を流すと、コア
1は電磁石となつて永久磁石7の吸引力を打ち消
すように働く。
この為にアマチユア3は、板ばね5aに蓄えら
れたエネルギーに依つて第4図の図中上方に跳ね
上がる。
すると同時に印字ワイヤ4も第5図に示すワイ
ヤガイド8から突出する。
このようにして、印字ヘツド21内の複数の印
字マグネツト21aを選択的に駆動しつゝ第3図
に示すように、印字ヘツド21をキヤリア13と
共に矢印D−E方向に移動させて印字用紙11へ
の印字動作を行う。
〔考案が解決しようとする問題点〕
以上説明した如く、印字ワイヤは板ばねの復元
力に依つてワイヤガイドから突出し、印字を行う
が、第6図に示す如くコアは印字ヘツドのセンタ
ーから同距離に配され且つ同一の吸引力でアマチ
ユアを吸引している。
そして又、印字ワイヤのストロークも同一てあ
る。
然し乍ら、対向するプラテンは第5図に示す如
く断面形状が曲率矢印Rの如き円形であり、この
為に印字ワイヤがプラテンに衝突する力は横方向
(軸長方向)に対して直交した上下方向に行く程
弱くなり、印字かすれ等を発生する問題点があつ
た。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は本考案の印字ヘツドを示す断面図であ
る。
本問題点は図示の如く、磁束と直交するコアの
断面積を、印字ワイヤ先端が円筒状のプラテンに
対向して生じるギヤツプ量の変化に応じて変える
ようにした本考案に依つて解決される。
〔作用〕
印字ワイヤ先端が円筒状のプラテンに対向して
生じるギヤツプ量の増大に比例して、コアの吸引
力が強くなり、印字ワイヤのストロークの増大
や、板ばねのバネ定数の増加に対処可能になり、
印字ワイヤのプラテンに対する衝突力を均一にす
ることが出来る。
〔実施例〕
第1図及び第2図は本考案の一実施例であつ
て、第1図は本考案の印字ヘツドを示す断面図、
第2図は第1図のA−B断面図である。
図に於いて、1a〜1xはコア、4a〜4xは
印字ワイヤ、21a〜21xは印字マグネツトで
ある。
全図を通じて同一部分には同一符号を付して示
した。
第1図及び第2図に示す如く、本考案の印字ヘ
ツド22に於いては、磁束と直交するコア1の断
面積を、印字ワイヤ4先端が円筒状のプラテン1
0に対向して生じるギヤツプ量の増大に比例して
増加するようにしたものである。
第1図に於いて、右側はプラテン10の軸長方
向即ち横方向に配された印字マグネツト21f,
g,r,sを示し、左側はプラテン10の軸長方
向に直交した即ち上下方向に配された印字マグネ
ツト21a,l,m,xを示す。
即ち、プラテン10の軸長方向である左右方向
の印字ワイヤ4f,g,r,sに対して、図示省
略した他の印字ワイヤ4b〜e、4h〜k、4n
〜q及び4t〜w夫々は、対向するプラテン10
の形状が矢印Rの曲率を為している為に、プラテ
ン10の軸長方向に直交して上下方向に配された
印字ワイヤ4a,l,m,xに近づくに従つてス
トローク不足を生じる。
このストローク不足は印字ずれに繋がり印字品
質を劣化させる。
従つて、この解消の為に例えばストロークを
徐々に増大するようにしていて、印字ワイヤ4
a,l,m,xで最大になるようにしている。
このストロークの増加方法としては、例えばア
マチユアの厚みを徐々に変えるか、コアの高さを
徐々に変化させる等の手段に依つて、対向する相
互の間隙寸法を徐々に変化させるようにすること
で実現する。
然し乍ら、ストロークのみ変化させてコアの吸
着力を従来の儘にしておくと、ストロークを増加
させたアマチユアに対する吸引力不足をもたらす
恐れがある。
この為に最大のストロークを有するアマチユア
を吸引するに充分なコアの断面積を全部のコアに
一律に付与すると、印字ヘツドが大型になるばか
りで無く、左右方向の印字ワイヤ4f,g,r,
s及び近傍の印字ワイヤでの板ばね5aの復旧力
に対する吸引力が大きくなり過ぎて、動作遅延す
る問題を生じる。
この為に本考案に於いては、第2図に示す如く
コアの断面積を左右方向のコア1f,g,r,s
に対して、他のコア1b〜e、1h〜k、1n〜
q及び1t〜w夫々は、印字ワイヤ4b〜e、4
h〜k、4n〜q及び4t〜wのストロークに対
応させて、上下方向に配されたコア1a,l,
m,xに近づくに従つて徐々に増加するようにし
ていて、コア1a,l,m,xで最大になるよう
になつている。
このようにすることに依つて、印字マグネツト
21f,g,r,sの印字ワイヤ4f,g,r,
sは印字マグネツト21a,l,m,xの印字ワ
イヤ4a,l,m,xに近づくに従つて徐々にス
トロークが増加すると共に、対応してコアの吸引
力も増加し、印字ワイヤの駆動は適正な力と、時
間で行われるようになる。
尚、上記説明は、24ドツトの印字ヘツドに付い
て行つたが、例えば16ドツトの如きドツト数の異
なる印字ヘツドに適用して同様の効果を奏するこ
とは勿論である。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案の印字ヘツドをプ
リンタに適用することに依り、印字ヘツドの動作
が確実になり、印字かすれ等を生じること無く印
字品質を向上させることが出来て、その産業上に
及ぼす効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の印字ヘツドを示す断面図、第
2図は第1図のA−B断面図、第3図は本考案が
適用されるワイヤドツトプリンタの概要を例示す
る平面図、第4図は第3図の印字ヘツドを構成す
る印字マグネツトの側断面図、第5図は印字ヘツ
ドを示す側断面図、第6図は第5図のA−B断面
図である。 図に於いて、1,1a〜xはコア、2はコイ
ル、3はアマチユア、3aは保持部、4,4a〜
xは印字ワイヤ、5aは板ばね、6a,6b,6
dは磁路部、6cはスペーサ、7は永久磁石、8
はワイヤガイド、21a〜xは印字マグネツト、
22は印字ヘツドである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 印字ワイヤ4を一端に保持し、放射状に配され
    たアマチユア3と、 前記アマチユア3を付勢する板ばね5aと、 前記アマチユア3に対向するコア1と、 前記アマチユア3を前記板ばね5aの付勢に抗
    してコア1に吸着する為の永久磁石7と、 前記永久磁石7の磁束を打ち消して前記アマチ
    ユア3を釈放す為に前記コア1に巻装したコイル
    2とからなるバネチヤージ型印字ヘツドであつ
    て、 前記コア1の磁束と直交する断面積を、前記印
    字ワイヤ4先端が円筒状のプラテン10に対向し
    て生じるギヤツプ量の変化に応じて変えたことを
    特徴とする印字ヘツド。
JP60186U 1986-01-07 1986-01-07 Expired JPH0445891Y2 (ja)

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JPS62111848U JPS62111848U (ja) 1987-07-16
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