JPH0717486Y2 - ワイヤドット印字ヘッド - Google Patents
ワイヤドット印字ヘッドInfo
- Publication number
- JPH0717486Y2 JPH0717486Y2 JP7402589U JP7402589U JPH0717486Y2 JP H0717486 Y2 JPH0717486 Y2 JP H0717486Y2 JP 7402589 U JP7402589 U JP 7402589U JP 7402589 U JP7402589 U JP 7402589U JP H0717486 Y2 JPH0717486 Y2 JP H0717486Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film sheet
- armature
- core
- print head
- wire dot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Impact Printers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔概要〕 ワイヤドットプリンタの印字ヘッドの構造に関し、 印字ヘッドの長寿命化を目的とし、 アーマチュアを印字マグネットのコアに吸着し、吸着し
たアーマチュアを釈放して印字を行うワイヤドット印字
ヘッドに於いて、アーマチュアとコアとの間にアーマチ
ュア側から順に耐磨耗フイルムシート、延性フイルムシ
ート、及び潤滑フイルムシートを重畳して介挿して構成
する。
たアーマチュアを釈放して印字を行うワイヤドット印字
ヘッドに於いて、アーマチュアとコアとの間にアーマチ
ュア側から順に耐磨耗フイルムシート、延性フイルムシ
ート、及び潤滑フイルムシートを重畳して介挿して構成
する。
本考案は、ワイヤドットプリンタの印字ヘッドの構造に
関する。
関する。
近年、データ処理装置の入出力端末機や、ワードプロセ
ッサ等にドットに依って文字等を印字するシリアルプリ
ンタが多用されている。
ッサ等にドットに依って文字等を印字するシリアルプリ
ンタが多用されている。
これらプリンタで用いられている印字ヘッドには、印字
の高速化、及び高印字品質化と共に長寿命化が要望され
ている。
の高速化、及び高印字品質化と共に長寿命化が要望され
ている。
〔従来の技術〕 釈放型の印字ヘッド1は、第2図の側断面図に示す如
く、その中央部に突出したワイヤガイド4にガイドされ
て集中整列された複数本の印字ワイヤ3を印字マグネッ
ト2に依って駆動し印字するように構成されている。
く、その中央部に突出したワイヤガイド4にガイドされ
て集中整列された複数本の印字ワイヤ3を印字マグネッ
ト2に依って駆動し印字するように構成されている。
印字マグネット2は、コア5にコイル6を巻装して成
り、コア5の端面にはアーマチュア7が当接するように
配されている。
り、コア5の端面にはアーマチュア7が当接するように
配されている。
アーマチュア7は磁性材料で作られ、コア5に対向する
ように板ばね8の先端に弾力的に固定されていて、更に
その先端には保持部9を介して印字ワイヤ3を固定して
いる。
ように板ばね8の先端に弾力的に固定されていて、更に
その先端には保持部9を介して印字ワイヤ3を固定して
いる。
マグネットベース10a及び磁路部10bは、その間に永久磁
石11を狭装し、更に磁性材料で成るスペーサ10cを挟ん
で磁路部10dを配していて、コア5とアーマチュア7と
共にループ状の磁路を形成し、印字マグネット2が作動
していない時は、永久磁石11の磁力でアーマチュア7は
コア5に吸着されている。
石11を狭装し、更に磁性材料で成るスペーサ10cを挟ん
で磁路部10dを配していて、コア5とアーマチュア7と
共にループ状の磁路を形成し、印字マグネット2が作動
していない時は、永久磁石11の磁力でアーマチュア7は
コア5に吸着されている。
ここで、印字マグネット2のコイル6に永久磁石11のNS
極とコア5の磁極が反対になるように電流を流すと、コ
ア5は永久磁石11の吸引力を打ち消すように働く。
極とコア5の磁極が反対になるように電流を流すと、コ
ア5は永久磁石11の吸引力を打ち消すように働く。
すると、アーマチュア7は、板ばね8に蓄えられた反力
に依って図中上方に跳ね上がり、印字ワイヤ3が同時に
ワイヤガイド4から突出し、印字を行う。
に依って図中上方に跳ね上がり、印字ワイヤ3が同時に
ワイヤガイド4から突出し、印字を行う。
印字はこのようにして、印字ヘッド1内の複数の印字マ
グネット2を選択駆動して行う。
グネット2を選択駆動して行う。
このコア5とアーマチュア7との間には、吸引の際の衝
突に依る相互の磨耗を防止する為に、例えばポリエステ
ル、ポリイミド等の薄いフイルムシート12が1乃至複数
枚介挿され、コア5の面に密着している。
突に依る相互の磨耗を防止する為に、例えばポリエステ
ル、ポリイミド等の薄いフイルムシート12が1乃至複数
枚介挿され、コア5の面に密着している。
あるいは、潤滑油を塗布する場合もある。
印字動作に伴って、フイルムシート12にアーマチュア7
に依る摺動磨耗が生じる。
に依る摺動磨耗が生じる。
然もフイルムシート12は、コア面に密着している為に、
アーマチュア7との接触点は同一個所となり、フイルム
シート12は局部的に磨耗し、耐磨耗効果が低減して印字
ヘッドの低寿命化を招くと言う問題点があった。
アーマチュア7との接触点は同一個所となり、フイルム
シート12は局部的に磨耗し、耐磨耗効果が低減して印字
ヘッドの低寿命化を招くと言う問題点があった。
これは、印字の高速化に伴ってその傾向が顕著であり、
一方、潤滑油方式の場合は印字性能の劣化を招く問題が
ある。
一方、潤滑油方式の場合は印字性能の劣化を招く問題が
ある。
本考案は、印字ヘッドの長寿命化を目的とするものであ
る。
る。
上記問題点は、第1図の要部拡大側断面図に示す如く、
アーマチュア7とコア5との間にアーマチュア側から順
に、耐磨耗フイルムシート13、延性フイルムシート14、
及び潤滑フイルムシート15を重畳して介挿したことに依
って解決される。
アーマチュア7とコア5との間にアーマチュア側から順
に、耐磨耗フイルムシート13、延性フイルムシート14、
及び潤滑フイルムシート15を重畳して介挿したことに依
って解決される。
アーマチュアがコアに衝突して生じる応力は、耐磨耗フ
イルムシートを介して延性フイルムシートが吸収する。
イルムシートを介して延性フイルムシートが吸収する。
又、潤滑フイルムシートに依り、フイルムシートとコア
間の滑りが良くなり、フイルムシート全体が移動し易く
なり、耐磨耗フイルムシートとアーマチュアとの接点が
移動する。
間の滑りが良くなり、フイルムシート全体が移動し易く
なり、耐磨耗フイルムシートとアーマチュアとの接点が
移動する。
上記に依り、耐磨耗フイルムシートの局所的な磨耗が軽
減する。
減する。
第1図は本考案の一実施例である。
全図を通じて同一部分には同一符号を付して示した。
本考案に於いては、第1図の要部拡大側断面図に示す如
く、アーマチュア7とコア5との間にアーマチュア側か
ら順に、例えばポリイミドフイルムで成る耐磨耗フイル
ムシート13、例えばモリブデンシートで成る延性フイル
ムシート14、例えばテフロンフイルムで成る潤滑フイル
ムシート15を重畳して介挿したものである。
く、アーマチュア7とコア5との間にアーマチュア側か
ら順に、例えばポリイミドフイルムで成る耐磨耗フイル
ムシート13、例えばモリブデンシートで成る延性フイル
ムシート14、例えばテフロンフイルムで成る潤滑フイル
ムシート15を重畳して介挿したものである。
上記各フイルムシートの厚さは、例えば25μmにしてい
る。
る。
このようにすることで、アーマチュア7がコア5に衝突
して生じる応力は、耐磨耗フイルムシート13を通じて延
性フイルムシート14に依って吸収される。
して生じる応力は、耐磨耗フイルムシート13を通じて延
性フイルムシート14に依って吸収される。
又、潤滑フイルムシート15に依り、フイルムシートとコ
ア5間の滑りが良くなり、フイルムシート全体が移動し
易くなる。
ア5間の滑りが良くなり、フイルムシート全体が移動し
易くなる。
この為、アーマチュア7の動作で耐磨耗フイルムシート
13とアーマチュア7との接点が移動する。
13とアーマチュア7との接点が移動する。
この移動に依り、耐磨耗フイルムシート13の局所的な磨
耗が軽減する。
耗が軽減する。
本考案に依って、耐磨耗フイルムシートの磨耗が少なく
なり、印字ヘッドの長寿命化が図れる等、経済上及び産
業上に多大の効果を奏する。
なり、印字ヘッドの長寿命化が図れる等、経済上及び産
業上に多大の効果を奏する。
第1図は本考案の印字ヘッドの要部拡大側断面図、 第2図は従来の印字ヘッドの側断面図、 第3図は第2図の要部拡大側断面図である。 図に於いて、 1は印字ヘッド、2は印字マグネット、3は印字ワイ
ヤ、4はワイヤガイド、5はコア、6はコイル、7はア
ーマチュア、8は板ばね、9は保持部、12はフイルムシ
ート、13は耐磨耗フイルムシート、14は延性フイルムシ
ート、15は潤滑フイルムシートである。
ヤ、4はワイヤガイド、5はコア、6はコイル、7はア
ーマチュア、8は板ばね、9は保持部、12はフイルムシ
ート、13は耐磨耗フイルムシート、14は延性フイルムシ
ート、15は潤滑フイルムシートである。
Claims (1)
- 【請求項1】アーマチュア(7)を印字マグネット
(2)のコア(5)に吸着し、吸着したアーマチュア
(7)を釈放して印字を行うワイヤドット印字ヘッドに
於いて、 前記アーマチュア(7)と前記コア(5)との間にアー
マチュア側から順に、耐磨耗フイルムシート(13)、延
性フイルムシート(14)、及び潤滑フイルムシート(1
5)を重畳して介挿したことを特徴とするワイヤドット
印字ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7402589U JPH0717486Y2 (ja) | 1989-06-23 | 1989-06-23 | ワイヤドット印字ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7402589U JPH0717486Y2 (ja) | 1989-06-23 | 1989-06-23 | ワイヤドット印字ヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0315142U JPH0315142U (ja) | 1991-02-15 |
JPH0717486Y2 true JPH0717486Y2 (ja) | 1995-04-26 |
Family
ID=31613358
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7402589U Expired - Lifetime JPH0717486Y2 (ja) | 1989-06-23 | 1989-06-23 | ワイヤドット印字ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0717486Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003026205A (ja) * | 2001-07-10 | 2003-01-29 | Sumitomo Chem Co Ltd | 液状農薬用の計量キャップ |
-
1989
- 1989-06-23 JP JP7402589U patent/JPH0717486Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0315142U (ja) | 1991-02-15 |
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