JP2855792B2 - ドットラインプリンタ - Google Patents

ドットラインプリンタ

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JP2855792B2
JP2855792B2 JP2135752A JP13575290A JP2855792B2 JP 2855792 B2 JP2855792 B2 JP 2855792B2 JP 2135752 A JP2135752 A JP 2135752A JP 13575290 A JP13575290 A JP 13575290A JP 2855792 B2 JP2855792 B2 JP 2855792B2
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成規 末松
吉兼 松本
浩宣 小林
真一 坂本
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J9/00Hammer-impression mechanisms
    • B41J9/26Means for operating hammers to effect impression
    • B41J9/38Electromagnetic means

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Impact Printers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は行方向に沿って並べて設けられた複数のスプ
リングチャージ式ドット印字ハンマを保持したハンマバ
ンクを行方向に沿って往復移動させ、この往復移動の過
程で印字するドットラインプリンタに関するものであ
る。
〔発明の背景〕
板バネ状印字ハンマを永久磁石の磁気吸引力によって
非印字位置に保持し、釈放用電磁コイル(以下単に電磁
コイルという)に所定パルス幅の釈放電流を供給するこ
とによって前記印字ハンマを釈放飛行させて印字するス
プリングチャージ式印字ハンマにおいて、これを高速印
字化するためには次のような問題があった。
高速印字化するための一方法としてハンマの実装密度
を高めることが一般的に行われてきた。
一方、従来のコムヨークは、第5図に示す如く、コア
部と連結部とが一体で構成されケイ素鋼等の磁性材で作
られていた。コアは、実装されるハンマ数と同じかそれ
以上の数を備え、ハンマの並びと対応した位置に等間隔
(ピッチP1)で並んでいる。ここでハンマの実装密度を
高めるためには、ピッチP1を小さくする必要がある。し
かし、印字ハンマを吸引するためにはコア内に一定以上
の磁束を確保する必要があるためコムヨークの材料とし
てパーメンジュールのような高飽和磁束密度材を用いる
のが一般的である。しかし、パーメンジュールは高価で
ある(ケイ素鋼の10倍程度)ため、コムヨークを一体で
作った場合コスト高となる欠点があった。
また、高速印字化及びハンマの高密度実装により、ハ
ンマ部での単位空間当りの発熱量が増加するため、ハン
マバンク冷却が困難となる問題があった。
〔発明の目的〕 本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、
コムヨークの材料コスト増加を抑え、かつハンマバンク
での発熱量を低減すると共に印字ハンマの消費電力を低
減することである。
〔発明の概要〕
磁路断面積に制約のある電磁コイルが巻回されるコム
ヨーク先端のコア部の材料として高飽和磁束密度材を用
い、磁路断面積に余裕のある連結部において、前記高飽
和磁束密度材と安価な低飽和磁束密度材を積層すること
または低飽和磁束密度材のみを積層することで、積層効
果によりうず電流損が小さくなることに着目し、コムヨ
ークの構成を工夫したものである。
〔発明の実施例〕
以下実施例図面を参照して本発明を説明する。
第3図は本発明ドットラインプリンタの一例を示す斜
視図である。後述するドット印字ハンマ11を収納保持し
たハンマバンク3は、カム2を介してシャトルモータ1
により駆動され、シャトルモータ1が1回転すると1往
復移動するように構成されている。カム2の軸にはハン
マバンク3の位置を示すスリットを有するエンコーダ4
が装着され、また該スリットを検出するセンサ5がエン
コーダ4の近傍に設けられている。6はプラテン、7は
インクリボン、9は紙送りモータ10により駆動されてプ
ラテン6と共に用紙8を送るトラクタである。
第4図はスプリングチャージ式印字ハンマ及びその駆
動部を示すもので、印字ピン12及び磁性材からなるプラ
ンジャ13を自由端近傍に装着した板バネ状印字ハンマ11
の固定端はベース14の前面にフロントヨーク15を介して
螺ネジ16により固定される。プランジャ13が装着された
印字ハンマ11の背面は永久磁石17の磁気吸引力によりコ
ムヨーク18先端のコア部に吸引保持される。コムヨーク
18のコア部近傍には電磁コイル19が巻回されている。第
4図の構成及びその動作は周知のことでありこれ以上の
説明は省略する。
第1図は前記コムヨーク18の全体を第4図の矢印A方
向から見た平面図である。コムヨーク18は複数のコムヨ
ークブロック20から構成される。第2図は第1図のコム
ヨークブロック20の斜視図である。コムヨークブロック
20は11枚のコムヨーク21と1枚のコムヨーク23及び12枚
のコムヨーク22で構成され、これらの部材21〜23をレー
ザ溶接等の接合方法を用いて接合積層している。前記コ
ムヨーク21及びコムヨーク23の材質はケイ素鋼であり、
コムヨーク22の材質はパーメンジュールである。
すなわち、電磁コイル19が巻回され磁路断面積が制約
されるコア部は高飽和磁束密度材であるパーメンジュー
ルを使用することにより吸引に必要な磁束を確保し、か
つ磁路断面積に余裕のある連結部では、パーメンジュー
ルと該パーメンジュールより飽和磁束密度の低いケイ素
鋼との積層となっている。ケイ素鋼はパーメンジュール
より市価で約1/10であり材料コストを下げることができ
る。
また本発明者等の実験結果によれば、本実施例で示し
た構造のコムヨーク18と同一形状でパーメンジュールの
みで一体成形したコムヨーク18とで比較すると、本実施
例では電磁コイル19の消費電力で約12%低下し、かつハ
ンマバンクでの発熱量(コイル電流値低下によるジュー
ル損の低下とうず電流損の低下を合わせ)も10〜12%低
下することが確認された。
前記コムヨークブロック20において、印字ハンマ12桁
分を1つのモジュールとした理由は、積層時に各板厚精
度バラツキによる累積公差によってコア先端位置と対応
する印字ハンマ位置がずれるのを防止するためである。
すなわち、この種ドットラインプリンタにおいて、印
字ハンマ11は100個以上あるため、コムヨーク21、22も
夫々印字ハンマ11と同数の100枚以上並べて積層する必
要がある。今コムヨーク21、22の1枚の板厚の公差を±
10μmとすると、コムヨーク18の両端では最大2mm(100
枚×2×10μm)の寸法差が生じる。このため印字ハン
マ11を所定ピッチで並べようとすると、印字ハンマ11と
コムヨーク22先端との対応がとれなくなり、機能を果た
さなくなる。また板厚の精度を更に高くすることは、コ
スト高となり現実性がない。従って、第2図に示すコム
ヨークブロック20の如くモジュール化することにより上
記した問題を避けることができる。
また、コムヨーク22はコムヨーク21に比べて板厚を薄
くしてある。これはコムヨークブロック20を並べる時
に、上記累積公差で隣接コムヨークブロック20と干渉す
ることを防止するためである。
上記実施例においてコムヨーク21及び23をケイ素鋼と
したが、純鉄や他の磁性材で構成してもよい。また、コ
ムヨーク23を削除しても、同様の効果が得られると共に
構造を更に簡単にすることができる。
第6図はコムヨークブロック30の他の実施例を示すも
ので、連結部を低飽和磁束密度材からなるコムヨーク31
を行方向と直角の方向に積層して構成し、コア部を高飽
和磁束密度材からなるコムヨーク32で構成したものであ
る。
すなわち板厚が0.5〜1mmのケイ素鋼板からなるコムヨ
ーク31の7〜14枚を行方向と直角の方向に並べて積層
し、カシメまたは溶接等の手段により接合すると共にコ
ア部側側面に所定ピッチで凹溝を設け、該凹溝にコムヨ
ーク32の一端を挿入してロー付けまたは溶接等の手段に
よりコムヨーク32を固定したものである。
かかる構成とした場合、連結部の製作が容易になると
共に上記実施例で示した板厚精度バラツキによる累積公
差によってコア先端位置と印字ハンマ位置とがずれると
いう問題がなくなり寸法精度を向上できる。また高飽和
磁束密度材の使用量が少なくなるので、コムヨーク18を
安価に製作でき、結果として高価なドットラインプリン
タを提供することが可能となる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、コムヨークの一部をコストの安い材
料におきかえることによりコスト低減を図ることができ
ると共にコムヨークの連結部を積層したことにより、印
字ハンマの消費電力低減及びハンマバンクでの発熱量低
減を図ることができ、高速で安価なドットラインプリン
タを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を構成するコムヨークの一実施例を示す
全体平面図、第2図はコムヨークブロックの一実施例を
示す斜視図、第3図はドットラインプリンターの一例を
示す斜視図、第4図はスプリングチャージ式印字ハンマ
及びその駆動部を示す側面断面図、第5図は従来のコム
ヨークを示す平面図、第6図はコムヨークブロックの他
の実施例を示す斜視図である。 図において、1はシャトルモータ、2はカム、3はハン
マバンク、4はエンコーダ、5はセンサ、6はプラテ
ン、7はインクリボン、8は用紙、9はトラクタ、10は
紙送りモータ、11は印字ハンマ、12は印字ピン、13はプ
ランジャ、14はベース、15はフロントヨーク、16はネ
ジ、17は永久磁石、18はコムヨーク、19は電磁コイル、
20、30はコムヨークブロック、21〜23、31、32はコムヨ
ークである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−968(JP,A) 特開 昭62−146646(JP,A) 特開 昭62−249759(JP,A) 実開 昭60−137550(JP,U) 実開 平1−139540(JP,U) 実開 昭63−148428(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/245 B41J 2/235 B41J 2/28

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】行方向に沿って所定ピッチで並べて設けら
    れた複数個の板バネ状のドット印字ハンマと、該印字ハ
    ンマを非印字位置に保持するために磁気吸引力を発生す
    る永久磁石と、該永久磁石の上部に載置した連結部及び
    該連結部から前記各印字ハンマの上部背面に、対向する
    如く延びた櫛歯状のポール部からなるコムヨークと、該
    コムヨークのポール部に巻回された釈放用電磁コイル
    と、前記複数個の印字ハンマを保持し、行方向に沿って
    往復移動するハンマバンクとを備え、該ハンマバンクの
    往復移動の過程で前記印字ハンマを駆動して印字するド
    ットラインプリンタであって、 前記コムヨークを、連結部からポール部まで延びた高飽
    和磁束密度材及び連結部までの長さの低飽和磁束密度材
    を行方向に交互に積層して構成したことを特徴とするド
    ットラインプリンタ。
  2. 【請求項2】前記高飽和磁束密度材をパーメンジュール
    としたことを特徴とする請求項1記載のドットラインプ
    リンタ。
  3. 【請求項3】前記低飽和磁束密度材を純鉄またはケイ素
    鋼としたことを特徴とする請求項1記載のドットライン
    プリンタ。
  4. 【請求項4】前記コムヨークを複数に分割してブロック
    化したことを特徴とする請求項1記載のドットラインプ
    リンタ。
  5. 【請求項5】前記コムヨークの端面を構成する低飽和磁
    束密度材の厚みを、中央部の低飽和磁束密度材の厚みよ
    り薄くしたことを特徴とする請求項1記載のドットライ
    ンプリンタ。
  6. 【請求項6】前記コムヨークの端面を構成する低飽和磁
    束密度材を削除したことを特徴とする請求項5記載のド
    ットラインプリンタ。
  7. 【請求項7】行方向に沿って所定ピッチで並べて設けら
    れた複数個の板バネ状のドット印字ハンマと、該印字ハ
    ンマを非印字位置に保持するために磁気吸引力を発生す
    る永久磁石と、該永久磁石の上部に載置した連結部及び
    該連結部から前記各印字ハンマの上部背面に対向する如
    く延びた櫛歯状のポール部からなるコムヨークと、該コ
    ムヨークのポール部に巻回された釈放用電磁コイルと、
    前記複数個の印字ハンマを保持し、行方向に沿って往復
    移動するハンマバンクとを備え、該ハンマバンクの往復
    移動の過程で前記印字ハンマを駆動して印字するドット
    ラインプリンタであって、 前記コムヨークを、低飽和磁束密度材からなる薄板を行
    方向と直角の方向に積層して構成した連結部及び一端が
    連結部に装着され、他端が前記印字ハンマの上部背面ま
    で延びた高飽和磁束密度材からなるポール部により構成
    したことを特徴とするドットラインプリンタ。
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