JP2949503B2 - 印字ヘッド - Google Patents

印字ヘッド

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JP2949503B2
JP2949503B2 JP20969589A JP20969589A JP2949503B2 JP 2949503 B2 JP2949503 B2 JP 2949503B2 JP 20969589 A JP20969589 A JP 20969589A JP 20969589 A JP20969589 A JP 20969589A JP 2949503 B2 JP2949503 B2 JP 2949503B2
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昭夫 矢野
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【発明の詳細な説明】 〔概要〕 複層構造の電磁方式ワイヤドットプリンタで使用され
る印字ヘッドに関し、 高密度の印字でも安定した印字力,印字速度が得られ
るようにすることを目的とし、 コイルを含む複数の印字エレメントを有する複層構造
の電磁方式ワイヤドットプリンタ用印字ヘッドにおい
て、同時励磁される前記コイルが互いに異なった層の対
角となる組合せに配設するとともに、同時励磁される一
方の対のコイルの内の一方の層のコイルによって駆動さ
れるワイヤを第1列に配列し、他方の層のコイルによっ
て駆動されるワイヤを第3列に配列し、且つ、同時励磁
される他方の対のコイルの内の他方の層のコイルによっ
て駆動されるワイヤを第2列に配列し、一方の層のコイ
ルによって駆動されるワイヤを第4列に配列した構成と
する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は複層構造の電磁方式ワイヤドットプリンタで
使用される印字ヘッドに関するものである。
近年、ワイヤドットプリンタの高密度化,多ピン化に
伴い、電磁石の実装密度がますます高くなっている。こ
の場合、複数ピンを同時に励磁したときのコイル間の磁
気干渉による印字力低下,高速動作の阻害等の特性上の
問題が生じており、その対策が要望されている。
〔従来の技術〕
第4図は従来の複層構造(2層構造)印字ヘッドの構
造を示す側面図で、図中、1はA層の印字エレメント
群、2はB層の印字エレメント群である。各印字エレメ
ント群1,2は、それぞれ複数の印字エレメント3を円周
方向に等間隔に配設して成る。各印字エレメント3の構
成,作用を、第4図の左上のもの(B層)を例にとり説
明すると次の通りである。
印字エレメント3は、コア4と、アマチュア5と、永
久磁石6と、コイル7とを備えている。アマチュア5は
板ばね8により片持状に支持され、該アマチュア5に
は、印字用のピン91がビーム10を介し取り付けられてい
る。なお、図示を省略したが、アマチュア5の側方には
側磁路が設けられ、板ばね8の断面積が磁路として不十
分なのを補っている。非印字時には、コイル7には通電
されず、アマチュア5は、永久磁石6によりコア4等を
通り形成される磁束により板ばね8の賦勢力に抗しコア
4に吸着している。印字時には、コイル7に所定時間通
電する。これにより、上記磁束の一部が打ち消され、板
ばね8により賦勢されるアマチュア5は、コア4による
吸着を釈放されて第4図の反時計方向に所定量回動し、
この回動動作により、ピン91による印字が行われる。コ
イル7への通電は印字完了直前に停止され、印字を完了
したピン91は、コア4に吸着されるアマチュア5ととも
にもとの位置に復帰する。その他の印字エレメントの構
成,作用も同様で、92,93,94は印字用のピンである。
印字ヘッドのノーズ部11における各ピン91,92,93,94
の配列は第5図に示す通りで、各ピン列の間隔は次のよ
うになっている。但し、pはドットピッチ(印字分解
能)、l,m,nは整数である。
また、各印字エレメントの励磁のタイミングは第6図
のタイムチャートに示すように層別に分けられている。
Tは印字周期である。第4図においてB層のコイル7に
斜線を入れたのは、第6図の上のチャートの場合に同時
励磁されるコイルであることを示している。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述のように、従来の印字ヘッドでは、同時に印字さ
れるコイルが各層に集中しているため、密度の高いパタ
ーンの印字を行うとき等同時励磁のコイル個数が多い場
合、コイル間の磁気干渉により、印字力の低下,印字速
度の低下を招くという欠点があった。
本発明は、高密度の印字でも安定した印字力,印字速
度を得ることのできる印字ヘッドを提供することを目的
としている。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、本発明では、コイルを含
む複数の印字エレメントを有する複層構造の電磁方式ワ
イヤドットプリンタ用印字ヘッドにおいて、同時励磁さ
れる前記コイルが互いに異なった層の対角となる組合せ
に配設するとともに、同時励磁される一方の対のコイル
の内の一方の層のコイルによって駆動されるワイヤを第
1列に配列し、他方の層のコイルによって駆動されるワ
イヤを第3列に配列し、且つ、同時励磁される他方の対
のコイルの内の他方の層のコイルによって駆動されるワ
イヤを第2列に配列し、一方の層のコイルによって駆動
されるワイヤを第4列に配列した構成とする。
〔作用〕
同時励磁されるコイルが各層に分散しているため、コ
イル間の磁気干渉が低減され、従来の問題を解決するこ
とが可能になる。
〔実施例〕
以下、第1図乃至第3図に関連して本発明の実施例を
説明する。
第1図は本例の印字ヘッドの構造を示す側面図で、本
印字ヘッドでは、励磁のタイミングを層別に分けず、同
時励磁されるコイルが各層に分散するようになってい
る。その他は従来と同様である。
このような同時励磁されるコイル7の各層への分散
は、ノーズ部21における各ピン列の間隔を第2図のよう
に設定することにより実現される。本図に示したよう
に、各ピン列の間隔は次のようになっている。
すなわち、2,3列の間隔が従来と異なっており、この
ようにピン列間隔を設定することによって、B層の1列
とA層の3列とが同時励磁可能で、またA層の2列とB
層の4列とが同時励磁可能である。第3図はこのことを
示すタイムチャートで、同時励磁されるコイルは各層に
分散している。第1図において斜線を入れたコイルは、
第3図の上のチャートの場合に同時励磁されるものであ
ることを示している。
従って、高密度印字を行う場合に従来問題となってい
たコイル間の磁気干渉を低減することができる。
なお、本例では釈放型の印字ヘッドを示したが、本発
明は電磁吸引型の印字ヘッドにも適用可能である。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、同時励磁される
コイルが各層に分散され距離的に離れるため、磁気干渉
が低減され、安定した印字力,印字速度が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の、印字ヘッドの構造を示す側
面図、 第2図は同、ピン配列説明図、 第3図は同、各列ピンの印字タイミング説明図、 第4図は従来の印字ヘッドの構造を示す側面図、 第5図は従来のピン配列説明図、 第6図は従来の各列ピンの印字タイミング説明図で、 図中、 3は印字エレメント、 7はコイル、 91,92,93,94は印字用のピンである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コイル(7)を含む複数の印字エレメント
    (3)を有する複層構造の電磁方式ワイヤドットプリン
    タ用印字ヘッドにおいて、 同時励磁される前記コイル(7)が互いに異なった層の
    対角となる組合せに配設するとともに、 同時励磁される一方の対のコイル(7)の内の一方の層
    のコイル(7)によって駆動されるワイヤ(91)を第1
    列に配列し、他方の層のコイル(7)によって駆動され
    るワイヤ(93)を第3列に配列し、且つ、同時励磁され
    る他方の対のコイル(7)の内の他方の層のコイル
    (7)によって駆動されるワイヤ(92)を第2列に配列
    し、一方の層のコイル(7)によって駆動されるワイヤ
    (94)を第4列に配列したことを特徴とする印字ヘッ
    ド。
JP20969589A 1989-08-15 1989-08-15 印字ヘッド Expired - Lifetime JP2949503B2 (ja)

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