JP2006278499A - 点火コイル - Google Patents

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Abstract

【課題】高出力化及び性能の向上に寄与する比較的安価で優れた性能を発揮する中心コアを備えた点火コイルを提供すること
【解決手段】点火コイル1は、同心円状に巻回した1次コイル21及び2次コイル22と中心コア4とを備えた円筒部2と、円筒部2の先端部201に形成したスパークプラグを取り付けるためのプラグ取付部711とを有してなる。中心コア4は、軸方向の長さの両端からそれぞれ15%以上の端部分46を除く中央部分47において、中央部分47の全体又は一部に、端部分46に使用する第1軟磁性材料51よりも飽和磁束密度が高い第2軟磁性材料52を用いて構成してある。
【選択図】図1

Description

本発明は、スパークプラグからスパークを発生させるための点火コイルに関する。
車両等のエンジンにおいて、スパークプラグからスパークを発生させるために用いる点火コイルは、例えば、同心円状に巻回した1次コイル及び2次コイルと中心コアとを備えた円筒部と、該円筒部の先端部に形成したスパークプラグを取り付けるためのプラグ取付部とを有してなる。
上記点火コイルは、エンジンのECU(電子制御ユニット)からの点火タイミング信号がイグナイタに送信されると、1次コイルに電力が供給されて電流が流れる。これにより、1次コイルは中心コアを通過する磁束を発生させ、この磁束が2次コイルを鎖交することによって2次コイルに電磁誘導による誘導起電力(逆起電力)が発生する。そして、プラグ取付部に取り付けたスパークプラグからスパークを発生させることができる。このとき、1次コイルによって発生する磁束は、中心コアを通過させることで増大させている。
近年、点火コイルの性能を向上させるために、中心コアの性能を向上させる方法が提案されている(例えば、特許文献1)。しかしながら、点火コイルという特殊な用途において、これに最適な中心コアは未だ完成しているとは言えない。即ち、大幅なコストアップを抑制した上で、点火コイルの高出力化及び性能の向上に寄与できる最適な中心コアが求められている。
特開平8−167518号公報
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、高出力化及び性能の向上に寄与する比較的安価で優れた性能を発揮する中心コアを備えた点火コイルを提供しようとするものである。
本発明は、同心円状に巻回した1次コイル及び2次コイルと中心コアとを備えた円筒部と、該円筒部の先端部に形成したスパークプラグを取り付けるためのプラグ取付部とを有してなる点火コイルにおいて、
上記中心コアは、軸方向の長さの両端からそれぞれ15%以上の端部分を除く中央部分において、該中央部分の全体又は一部に、上記端部分に使用する第1軟磁性材料よりも飽和磁束密度が高い第2軟磁性材料を用いて構成してあることを特徴とする点火コイルにある(請求項1)。
本発明の点火コイルにおいて、上記中心コアは、軸方向の両端からそれぞれ15%以上の端部分に第1軟磁性材料を用い、上記端部分を除く中央部分の全体又は一部に第1軟磁性材料よりも飽和磁束密度が高い第2軟磁性材料を用いて構成してある。
ここで、上記点火コイルは、上記1次コイルに電力を供給することにより、上記中心コアを通過する磁束を発生する。このとき、上記中心コアにおける磁束密度は、該中心コアの軸方向中央に比べて、軸方向両端に近づくほど低くなる。これは、上記中心コアの軸方向両端に近づくほど、該中心コアを通過する磁束の外部への漏洩が大きくなるからである。
したがって、本発明の点火コイルのように、磁束を発生したときの磁束密度が高く、磁束の漏洩が小さい上記中心コアの上記中央部分に、上記端部分よりも飽和磁束密度の高い軟磁性材料を用いて構成することにより、上記中心コアを通過する磁束を効率よく、また効果的に増大させることができる。その結果、上記磁束に誘導されて上記2次コイルに生ずる誘導起電力(逆起電力)を大きくすることができると共に、スパークプラグから発生させるスパークを大きくすることができる。
また、一般に高価な高磁束密度材料の使用を必要範囲のみに限定しているため、上記中心コア全体を高磁束密度材料で構成する場合よりも、安価で高出力化及び性能の向上を図ることができる。
以上のごとく、本発明によれば、高出力化及び性能の向上に寄与する比較的安価で優れた性能を発揮する中心コアを備えた点火コイルを提供することできる。
また、上記第2軟磁性材料は、飽和磁束密度が2.0(T)以上であることが好ましい(請求項2)。
この場合には、上記中央部分において、充分な磁束密度を得ることができる。
上記飽和磁束密度が2.0(T)より小さい場合には、上記中央部分において、充分な磁束密度を得ることができないおそれがある。そのため、上記中心コアを通過する磁束を増大させる効果を充分に得られないおそれがある。
また、上記第2軟磁性材料はパーメンジュールであることが好ましい(請求項3)。
この場合には、上記中央部分において、より高い磁束密度を得ることができる。
ここで、パーメンジュールとは、軟磁性材料である鉄(Fe)及びコバルト(Co)の合金であり、コバルトを約50重量%含有したものである。
また、上記中央部分は、その全体が上記第2軟磁性材料よりなることが好ましい(請求項4)。
この場合には、上記中心コアを通過する磁束をより一層効率よく、また効果的に増大させることができる。
また、上記中央部分は、軸方向に複数部分に区画されており、上記第2軟磁性材料と上記第1軟磁性材料とを交互に配置して構成することができる(請求項5)。
また、上記中央部分は、径方向に複数部分に区画されており、少なくとも一部の部分が上記第2軟磁性材料よりなる構成とすることができる(請求項6)。
また、上記中央部分は、軸方向に対して傾いた2つの傾斜面によって区画された傾斜部分を有しており、該傾斜部分が上記第2軟磁性材料よりなる構成とすることができる(請求項7)。
いずれの場合においても、上記中心コアを通過する磁束を効率よく、また効果的に増大させることができる。
なお、上記中央部分は、その他様々な構成とすることができる。
また、上記中心コアは、圧粉コアよりなることが好ましい(請求項8)。
上記圧粉コアは、例えば、軟磁性材料の粉末粒子をコア型に充填し、圧縮成形することにより作製することができる。そして、上記コア型に充填する材料の充填位置を変えることにより、その材料の構成位置を容易に、かつ様々に変えることができる。つまり、上記中心コアを圧粉コアより構成することにより、上記中心コアにおける上記第1軟磁性材料及び上記第2軟磁性材料の構成位置を容易に、かつ様々に変えることができる。
また、上記コア型の型面形状を変化させることにより、上記中心コアの形状を自由に設定することができ、複雑な形状にも対応することができる。
なお、上記圧粉コアに用いる軟磁性材料としては、公知の、あるいは今後開発されるあらゆる材料を適用可能である。
(実施例1)
本発明の実施例にかかる点火コイルについて、図1、図2を用いて説明する。
本例の点火コイル1は、図1に示すごとく、同心円状に巻回した1次コイル21及び2次コイル22と中心コア4とを備えた円筒部2と、円筒部2の先端部201に形成したスパークプラグを取り付けるためのプラグ取付部711とを有してなる。
中心コア4は、図2に示すごとく、軸方向の長さの両端からそれぞれ15%以上の端部分46を除く中央部分47において、中央部分47の全体又は一部に、端部分46に使用する第1軟磁性材料51よりも飽和磁束密度が高い第2軟磁性材料52を用いて構成してある。
以下、これを詳説する。
図1に示すごとく、本例の点火コイル1において、円筒部2は、合成樹脂よりなるコイルケース20内に、外周コア23、1次コイル21、2次コイル22、及び中心コア4を挿通配設してなる。1次コイル21は、円筒状に成形された合成樹脂よりなる1次スプール211の外周面に絶縁被覆したワイヤを巻回してなる。また、2次コイル22は、同じく円筒状に成形された合成樹脂よりなる2次スプール3の外周面に1次コイル21よりも多い巻回数で絶縁被覆したワイヤを巻回してなる。なお、1次コイル21は、絶縁被覆したワイヤを円筒状に巻回した後、この巻回後のワイヤ同士を融着剤等によって結合して円筒状に形成したものを用いてもよい。
また、1次コイル21は、円筒状で金属製の外周コア23内に挿通されており、外周コア23は、コイルケース20内に挿通されている。2次コイル22は、1次コイル21の内周側に挿通されており、2次コイル22の内周側には、後述する圧粉コアよりなる中心コア4が配設されている。中心コア4の軸方向両端には、中心コア4の軸方向両端と略同径の永久磁石25が配設されている。なお、永久磁石25は、1次コイル21によって発生する磁束と逆方向の磁束が発生するような向きに配設する。また、1次コイル21によって発生する磁束は、中心コア4、外周コア23及び永久磁石25より形成される磁気回路を通過させて増大させることができる。
また、中心コア4と2次コイル22との間、2次コイル22と1次コイル21との間、1次コイル21と外周コア23との間の各隙間には、絶縁樹脂29が充填されている。なお、本例では、絶縁樹脂29としてエポキシ樹脂を用いた。
次に、中心コア4について、図2を用いて詳細に説明する。
図2に示すごとく、中心コア4において、軸方向の長さの両端からそれぞれ15〜25%の端部分46には、第1軟磁性材料51を用いて構成されている。また、端部分46を除いた中央部分47全体には、端部分46に使用する第1軟磁性材料51よりも飽和磁束密度が高い第2軟磁性材料52を用いて構成されている。
また、中心コア4は、軟磁性材料の粉末粒子を圧縮成形した圧粉コアより構成されている。上記圧粉コアよりなる中心コア4は、例えば、第1軟磁性材料51及び第2軟磁性材料52の粉末粒子をコア型の所定位置に所定量を充填し、加熱圧縮成形することにより作製することができる。中心コア4は、上記コア型に充填する第1軟磁性材料51及び第2軟磁性材料52の充填位置を変えることにより、両者の構成位置を容易に、かつ様々に変えることができる。
また、上記圧粉コアの外周面の形状は、上記コア型の型面形状により自由に設定することができる。そのため、中心コア4の外周面の形状が複雑となる場合には、上記圧粉コアより構成することが特に有効となる。
また、本例では、第1軟磁性材料51として、飽和磁束密度が1.6(T)の鉄系粉末を用いた。また、第2軟磁性材料52として、飽和磁束密度が2.3(T)の高磁束密度材料であるパーメンジュールを用いた。ここで、パーメンジュールとは、軟磁性材料である鉄(Fe)及びコバルト(Co)の合金であり、コバルトを約50重量%含有したものである。
また、図1に示すごとく、円筒部2の先端部201には、スパークプラグを取り付けるためのプラグ取付部711が形成されている。このプラグ取付部711には、スパークプラグと接触するコイルバネ712が配設されており、このコイルバネ712は、高圧端子713を介して2次コイル22の高電圧側端部と電気的に接続されている。
一方、同図に示すごとく、円筒部2の後端部202には、イグナイタ部72が形成されており、イグナイタケース721内に1次コイル21に電力を供給するイグナイタ722を配設してなる。そして、イグナイタケース721内は、イグナイタ722を配設した状態で絶縁樹脂29によって充填されている。また、イグナイタ722は、ECU(電子制御ユニット)からの信号によって動作するスイッチング素子等を用いた電力制御回路、及びイオン電流の検出を行うイオン電流検出回路等を備えている。
そして、上記構成の点火コイル1は、上記ECUからの点火タイミング信号がイグナイタ722に送信されると、イグナイタ722におけるスイッチング素子等が動作し、1次コイル21に電力が供給されて瞬間的に電流が流れる。これにより、1次コイル21は上記磁気通路を通過する磁束を発生させ、この磁束が2次コイル22に鎖交することによって2次コイル22に電磁誘導による誘導起電力(逆起電力)が発生する。そして、点火コイル1のプラグ取付部711に取り付けたスパークプラグからスパークを発生させることができる。
次に、本例の点火コイル1における作用効果について説明する。
本例の点火コイル1において、中心コア4は、軸方向の両端からそれぞれ15%以上の端部分46に第1軟磁性材料51を用い、端部分46を除く中央部分47の全体に第1軟磁性材料51よりも飽和磁束密度が高い第2軟磁性材料52を用いて構成してある。
ここで、点火コイル1は、1次コイル21に電力を供給することにより、中心コア4を通過する磁束を発生する。このとき、中心コア4における磁束密度は、中心コア4の軸方向中央に比べて、外部への磁束の漏洩が大きい中心コア4の軸方向両端に近づくほど低くなる。
したがって、本例の点火コイル1のように、磁束を発生したときの磁束密度が高く、磁束の漏洩が小さい中心コア4の中央部分47に、端部分46よりも飽和磁束密度の高い軟磁性材料を用いて構成することにより、中心コア4を通過する磁束を効率よく、また効果的に増大させることができる。その結果、発生した磁束に誘導されて2次コイル22に生ずる誘導起電力を大きくすることができると共に、スパークプラグから発生させるスパークを大きくすることができる。
また、一般に高価な高磁束密度材料の使用を必要範囲のみに限定しているため、中心コア4全体を高磁束密度材料で構成する場合よりも、安価で高出力化及び性能の向上を図ることができる。
また、本例において、中心コア4の中央部分47は、その全体が第2軟磁性材料52より構成されている。さらに、第2軟磁性材料52には、高磁束密度材料であるパーメンジュールを用いており、飽和磁束密度が2.3(T)である。そのため、中心コア4の中央部分47において、高い磁束密度を得ることができる。そして、中心コア4を通過する磁束をさらに効率よく、また効果的に増大させることができる。
なお、中心コア4の中央部分47は、その一部に第2軟磁性材料52を用いて構成することもできる。
また、第1軟磁性材料51には、鉄系粉末を用いている。鉄系粉末は、広く用いられている比較的安価な材料であると共に、良好な特性を有しているので、中心コア4の端部分46においても、充分な磁束密度を得ることができる。
また、中心コア4は、圧粉コアより構成されている。そのため、上記圧粉コアのコア型に充填する第1軟磁性材料51及び第2軟磁性材料52の充填位置を変えるだけで、中心コア4における両者の構成位置を容易に、かつ様々に変えることができる。
さらに、上記コア型の型面形状を変化させるだけで、中心コア4の形状を自由に設定することができ、複雑な形状にも対応することができる。
また、中心コア4の軸方向両端には、永久磁石25が配設されている。永久磁石25は、1次コイル21によって発生する磁束と逆方向に磁束が発生する。そのため、永久磁石25が発生する磁束によって逆バイアスをかけることができる。これにより、2次コイル22に生ずる誘導起電力を増大させることができる。また、永久磁石25は、その外径が大きければ大きいほど、上記の逆バイアス効果を発揮することができる。
なお、永久磁石25は、配設しない構成とすることもできる。
以上のごとく、本例によれば、高出力化及び性能の向上に寄与する比較的安価で優れた性能を発揮する中心コアを備えた点火コイルを提供することできる。
(実施例2)
本例は、図3、図4に示すごとく、実施例1の中心コア4において、第1軟磁性材料51及び第2軟磁性材料52の構成位置を変更した例である。
同図に示すごとく、中心コア4の中央部分47は、軸方向に複数部分に区画されており、第2軟磁性材料52と第1軟磁性材料51とを交互に配置して構成されている。中心コア4の端部分46は、第1軟磁性材料51よりなる。
その他は、実施例1と同様の構成であり、同様の作用効果を有する。
(実施例3)
本例は、図5、図6に示すごとく、実施例1の中心コア4において、第1軟磁性材料51及び第2軟磁性材料52の構成位置を変更した例である。
同図に示すごとく、中心コア4の中央部分47は、径方向に複数部分に区画されており、少なくとも一部の部分が第2軟磁性材料52よりなる。その他の部分は、第1軟磁性材料51よりなる。
つまり、図5では、中心コア4の中央部分47において、径方向の中心部471には第1軟磁性材料51を用い、一方、径方向の外周部472には第2軟磁性材料52を用いて構成してある。
また、図6では、中心コア4の中央部分47において、径方向の中心部471には第2軟磁性材料52を用い、一方、径方向の外周部472には第1軟磁性材料51を用いて構成してある。
その他は、実施例1と同様の構成であり、同様の作用効果を有する。
(実施例4)
本例は、図7に示すごとく、実施例1の中心コア4において、第1軟磁性材料51及び第2軟磁性材料52の構成位置を変更した例である。
同図に示すごとく、中心コア4の中央部分47は、軸方向に対して傾いた2つの傾斜面473によって区画された傾斜部分474を有しており、傾斜部分474が第2軟磁性材料52よりなる。その他の部分は、第1軟磁性材料51よりなる。
その他は、実施例1と同様の構成であり、同様の作用効果を有する。
(実施例5)
本例は、図8、図9に示すごとく、実施例1の点火コイル1において、点火コイル1の一部の構成、また2次スプール3及び中心コア4の形状を変更し、円筒部2の後端部202にサイドプレート61及びアッパープレート62を配設した例である。
図8に示すごとく、本例の点火コイル1において、2次コイル22は、1次コイル21の内周側に挿通されており、2次コイル22の内周側には、圧粉コアよりなる中心コア4が挿通されている。また、1次コイル21は、円筒状に成形された合成樹脂よりなる薄肉筒24の内周側に挿通されており、薄肉筒24の外周側には、円筒状で金属製の外周コア23が配設されている。そして、中心コア4と2次コイル22との間、2次コイル22と1次コイル21との間、1次コイル21と薄肉筒24との間の各隙間には、絶縁樹脂29が充填されている。
また、同図に示すごとく、円筒部2の後端部202には、中心コア4の軸方向後端部402が外周コア23よりも軸方向に後退して配置されており、中心コア4と外周コア23との間に径方向の重なりがない非重合領域60が形成されている。非重合領域60には、軟磁性材料よりなる円筒状のサイドプレート61が非重合領域60の一部を外周側から覆うように配設されている。
また、同じく円筒部2の後端部202には、軟磁性材料よりなる平板状のアッパープレート62がサイドプレート61の軸方向後端部612及び中心コア4の軸方向後端部402に対向するように配設されている。
また、図9に示すごとく、2次スプール3は、円筒部2の先端部201(図8)から離れるに従って、つまり、2次スプール3の先端部301から離れるに従って拡径する内周面を有するテーパ形状の第1テーパ内面部32及び第2テーパ内面部34と、内径が軸方向一定の内周面を有するストレート形状の第1ストレート内面部31、第2ストレート内面部33、及び第3ストレート内面部35とを有する。そして、2次スプール3の先端側から第1ストレート内面部31、第1テーパ内面部32、第2ストレート内面部33、第2テーパ内面部34、及び第3ストレート内面部35の順に設けられている。
また、2次スプール3の後端部302には、後述する中心コア4の径大部49と当接して中心コア4の軸心を調整可能な第1当接内面部38を有している。一方、2次スプール3の先端部301には、後述する中心コア4の第1ストレート外面部41と当接して中心コア4の軸心を調整可能な第2当接内面部39を有している。
また、同図に示すごとく、中心コア4は、円筒部2の先端部201(図8)から離れるに従って、つまり、中心コア4の先端部401から離れるに従って拡径する外周面を有するテーパ形状の第1テーパ外面部42及び第2テーパ外面部44と、外径が軸方向一定の外周面を有するストレート形状の第1ストレート外面部41、第2ストレート外面部43、及び第3ストレート外面部45とを有する。そして、外周コア4の先端側から第1ストレート外面部41、第1テーパ外面部42、第2ストレート外面部43、第2テーパ外面部44、及び第3ストレート外面部45の順に設けられている。
また、中心コア4の後端部402には、最も径の大きい径大部49を有する。本例では、第3ストレート外面部45が中心コア4の最も径の大きい部分、即ち径大部49となる。径大部49は、2次スプール3における2次コイル22を巻回した巻回領域よりも後端側に配置されている。また、中心コア4の軸方向両端には、中心コア4の軸方向両端と略同径の永久磁石25が設けられている。
そして、同図に示すごとく、中心コア4は、2次スプール3の内周側に配置されており、中心コア4の外周面409は、2次スプール3の内周面308に合致した形状となっている。即ち、2次スプール3及び中心コア4において、第1ストレート内面部31と第1ストレート外面部41、第1テーパ内面部32と第1テーパ外面部42、第2ストレート内面部33と第2ストレート外面部43、第2テーパ内面部34と第2テーパ外面部44、及び第3ストレート内面部35と第3ストレート外面部45は、互いに対向する位置に設けられている。
また、中心コア4の径大部49(第3ストレート外面部45)は、2次スプール3の第1当接内面部38に当接されており、また中心コア4の第1ストレート外面部41は、2次スプール3の第2当接内面部39に当接されており、互いに中心コア4の軸心を調整する役割を果たしている。
また、図8、図9に示すごとく、その他の基本的な構成は実施例1と同様であり、中心コア4は、軸方向の両端からそれぞれ15%以上の端部分46に第1軟磁性材料51を用い、端部分46を除く中央部分47の全体に第1軟磁性材料51よりも飽和磁束密度が高い第2軟磁性材料52を用いて構成してある。
この場合には、サイドプレート61及びアッパープレート62を配設することにより、非重合領域60を含む円筒部2の後端部202における磁束の漏洩を大幅に低減することができる。また、これにより、1次コイル21によって発生した磁束は、中心コア4、外周コア23、及び永久磁石25にサイドプレート61及びアッパープレート62を加えて形成される磁気回路を効率よく流通することができる。そして、点火コイル1の高出力化及び性能の向上を図ることができる。
また、2次スプール3は、従来から製造工程上の都合により、テーパ内面部32、34を有しており、中心コア4は、その外径を2次スプール3の内径の最も小さい部分に合わせて軸方向一定に設けてあった。そして、両者の間には2次スプール3の先端部301から離れるほど大きくなった隙間が形成されていた。
しかしながら、本例の中心コア4は、2次スプール3のテーパ内面部32、34に対向する位置にテーパ外面部42、44を有している。そのため、従来において2次スプール3のテーパ内面部32、34と中心コア4との間に形成されていた余分な隙間には、中心コア4のテーパ外面部42、44が配置される。そして、この部分において、中心コア4の外径は拡大され、断面積も大きくなる。ただし、これに伴って点火コイル1自体の寸法が変わることはない。
これにより、1次コイル21によって発生した磁束のうち、中心コア4を通過する量を増大させることができる。そして、全体の寸法を変えることなく、点火コイル1の高出力化及び性能の向上を図ることができる。また、性能を維持した状態で点火コイル1の小型化を図ることもできる。
また、中心コア4の後端部402には、最も径の大きい径大部49を有している。つまり、中心コア4を通過する磁束の漏洩が大きい部分である後端部402に、最も断面積の大きい径大部49を有している。そのため、磁束の漏洩を大幅に低減させることができると共に、中心コア4を通過する磁束を増大させることができる。
また、中心コア4の径大部49は、2次スプール3における2次コイル22を巻回した巻回領域よりも後端側に配置されている。そのため、径大部49の径をより大きくすることができると共に、中心コア4を通過する磁束をさらに増大させることができる。
また、2次スプール3の後端部302では、径大部49と第1当接内面部38とが当接されており、2次スプール3の先端部301では、第1ストレート外面部41と第2当接内面部39とが当接されている。そのため、点火コイル1の使用時において、中心コア4の軸心のずれを充分に抑制することができる。また、中心コア4を2次スプール3の内側に取り付けることが容易となる。
また、本例において、中心コア4の軸方向後端に配設された永久磁石25は、最も径の大きい径大部49と略同径である。永久磁石25は、その外径が大きければ大きいほど、上記の効果を発揮することができるため、逆バイアス効果をより一層発揮することができる。
以上のごとく、本例では、実施例1の作用効果、つまり、磁束を発生したときの磁束密度が高く、磁束の漏洩が小さい中心コア4の中央部分47に、端部分46よりも飽和磁束密度の高い軟磁性材料を用いて構成することにより、中心コア4を通過する磁束を効率よく、また効果的に増大させることに加えて、上記の作用効果を付加することができる。これにより、点火コイル1は、さらなる高出力化を実現し、より高い性能を有するものとなる。
(実施例6)
本例は、図10、図11に示すごとく、実施例5の点火コイル1において、2次スプール3及び中心コア4の形状を変更し、また円筒部2の後端部202にアッパープレート62を配設せず、サイドプレート61の形状を変更した例である。
図10に示すごとく、本例の点火コイル1において、円筒部2の後端部202に形成された非重合領域60には、軟磁性材料よりなる円筒状のサイドプレート61が配設されている。サイドプレート61は、その軸方向後端部612の一部から内方に屈曲させた屈曲端部614を有している。屈曲端部614は、その内周端が中心コア4の後端側に配設された永久磁石25の側面に対向するように設けられている。なお、永久磁石25を配設しない構成の場合には、屈曲端部614は、中心コア4の側面に対向するように設けておけばよい。
また、図11に示すごとく、2次スプール3は、2次スプール3の先端部301から離れるに従って拡径する内周面を有するテーパ形状の第1テーパ内面部311及び第2テーパ内面部312と、内径が軸方向一定の内周面を有するストレート形状のストレート内面部313とを有する。そして、2次スプール3の先端側から第1テーパ内面部311、第2テーパ内面部312、及びストレート内面部313の順に設けられている。
また、同図に示すごとく、中心コア4は、中心コア4の先端部401から離れるに従って拡径する外周面を有するテーパ形状の第1テーパ外面部411及び第2テーパ外面部412と、外径が軸方向一定の外周面を有するストレート形状のストレート外面部413とを有する。そして、外周コア4の先端側から第1テーパ外面部411、第2テーパ外面部412、及びストレート外面部413の順に設けられている。
そして、同図に示すごとく、中心コア4の外周面409は、2次スプール3の内周面308に合致した形状となっている。即ち、2次スプール3及び外周コア4において、第1テーパ内面部311と第1テーパ外面部411、第2テーパ内面部312と第2テーパ外面部412、及びストレート内面部313とストレート外面部413は、互いに対向する位置に設けられている。
また、図10、図11に示すごとく、その他の基本的な構成は実施例5と同様である。
この場合には、サイドプレート61の屈曲端部614が実施例5のアッパープレート62と同様の役割を果たす。そのため、アッパープレート62を配設する構成と同様に、円筒部2の後端部202における磁束の漏洩を大幅に低減し、発生した磁束を効率よく磁気回路に流通させることができる。
また、本例においても、従来において2次スプール3のテーパ内面部311、312と中心コア4との間に形成されていた余分な隙間には、中心コア4のテーパ外面部411、412が配置される。そして、この部分において、中心コア4の外径は拡大され、断面積も大きくなる。これにより、点火コイル1自体の寸法を変えることなく、中心コア4を通過する磁束の量を増大させることができる。
その他は、実施例5と同様の作用効果を有し、点火コイル1は、さらなる高出力化を実現し、より高い性能を有するものとなる。
実施例1における、点火コイルの構造を示す説明図。 実施例1における、中心コアの軸方向断面図。 実施例2における、その他の中心コアの軸方向断面図。 実施例2における、その他の中心コアの軸方向断面図。 実施例3における、その他の中心コアの軸方向断面図。 実施例3における、その他の中心コアの軸方向断面図。 実施例4における、その他の中心コアの軸方向断面図。 実施例5における、点火コイルの構造を示す説明図。 実施例5における、2次スプール及び中心コアを示す説明図。 実施例6における、点火コイルの構造を示す説明図。 実施例6における、2次スプール及び中心コアを示す説明図。
符号の説明
1 点火コイル
2 円筒部
201 先端部(円筒部の先端部)
21 1次コイル
22 2次コイル
4 中心コア
46 端部分
47 中央部分
51 第1軟磁性材料
52 第2軟磁性材料
711 プラグ取付部

Claims (8)

  1. 同心円状に巻回した1次コイル及び2次コイルと中心コアとを備えた円筒部と、該円筒部の先端部に形成したスパークプラグを取り付けるためのプラグ取付部とを有してなる点火コイルにおいて、
    上記中心コアは、軸方向の長さの両端からそれぞれ15%以上の端部分を除く中央部分において、該中央部分の全体又は一部に、上記端部分に使用する第1軟磁性材料よりも飽和磁束密度が高い第2軟磁性材料を用いて構成してあることを特徴とする点火コイル。
  2. 請求項1において、上記第2軟磁性材料は、飽和磁束密度が2.0(T)以上であることを特徴とする点火コイル。
  3. 請求項1又は2において、上記第2軟磁性材料はパーメンジュールであることを特徴とする点火コイル。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項において、上記中央部分は、その全体が上記第2軟磁性材料よりなることを特徴とする点火コイル。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項において、上記中央部分は、軸方向に複数部分に区画されており、上記第2軟磁性材料と上記第1軟磁性材料とを交互に配置して構成してあることを特徴とする点火コイル。
  6. 請求項1〜3のいずれか1項において、上記中央部分は、径方向に複数部分に区画されており、少なくとも一部の部分が上記第2軟磁性材料よりなることを特徴とする点火コイル。
  7. 請求項1〜3のいずれか1項において、上記中央部分は、軸方向に対して傾いた2つの傾斜面によって区画された傾斜部分を有しており、該傾斜部分が上記第2軟磁性材料よりなることを特徴とする点火コイル。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項において、上記中心コアは、圧粉コアよりなることを特徴とする点火コイル。
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