JPH0445726A

JPH0445726A - 育苗箱洗浄装置

Info

Publication number: JPH0445726A
Application number: JP15637690A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Fujimoto; 弘藤本; Retsu Fujioka; 藤岡　烈; Kunio Kawakami; 川上　久仁雄
Original assignee: Kubota Corp
Current assignee: Kubota Corp
Priority date: 1990-06-13
Filing date: 1990-06-13
Publication date: 1992-02-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は育苗箱洗浄装置に関する。

〔従来の技術〕

育苗に使用された後の空の育苗箱は、その内部に土やゴ
ミ等が付着しているので、洗浄して清掃してから収納す
るようになるのであるが、従来では、実開昭６３−１５
８１５１号公報で示されたもののように、洗浄後の育苗
箱を、作業者が順次積み上げていくようにしていた。

〔発明か解決しようとする課題〕

しかしながら、多量の育苗箱を人為作業で積み上げるの
は労力的に負担であるとともに、能率の点についても芳
しいものではなかった。

本発明は育苗箱の洗浄作業の省力化・能率化を図ること
を目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は育苗に使用された後の空の育苗箱を積上げる積
載部、この積載部から育苗箱を１個ずつ繰り出す供給部
、繰り出された育苗箱を一定経路に沿って移送するコン
ベア、移送中の育苗箱を水洗する洗浄部、および洗浄後
の育苗箱を上下方向に所定段数積み重ねる集積部を備え
て育苗箱洗浄装置を構成することを特徴とする。

〔作　用〕

上記構成によれば、先ず積載部に使用後の空の育苗箱を
積み上げておけば、供給部がその積載部から空の育苗箱
を１個ずつ繰り出し、その繰り出された育苗箱はコンベ
アで移送中に洗浄部によって水洗されて付着した土やゴ
ミ等が取り除かれるようになる。そして、洗浄後の育苗
箱は集積部によって上下に積み重ねられるので、育苗箱
の積載部から集積部までに亘る洗浄およびその前後の段
取り工程等の一連の作業については自動的に行われるよ
うになる。

〔発明の効果〕

従って、従来人為作業で賄っていた洗浄後の育苗箱の積
み上げ作業をも自動化することにより、省力化による労
力の軽減や洗浄作業全体としての能率の向上が図れた。

又、本洗浄作業装置では集積部で洗浄後の育苗箱が積み
重ねられるので、例えば梱包工程等の後工程に育苗箱を
搬送し易い利点もある。

〔実施例〕

以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図に育苗箱洗浄装置が示されている。この育苗箱洗
浄装置は、育苗に使用された後の空の育苗箱（１）を積
上げる積載部（２）、この積載部（２）から育苗箱（１
）を１個ずつ繰り出す供給部（３）、繰り出された育苗
箱（１）を一定経路に沿って移送するコンベア（４）、
移送中の育苗箱（１）を水洗する洗浄部（５）、水切り
乾燥部（７）、および洗浄後の育苗箱（１）を上下方向
に所定段数積み重ねる集積部（６）を備えて構成されて
おり、この洗浄装置の後工程として所定段数（１０段）
重ねられた育苗箱（１）を紐掛けして梱包する自動梱包
部（８）か備えである。

前記コンベア（４）は遊転型や駆動型の多数のコンベア
ローラ（９）・・により水平移送路（Ｒ）を形成すると
ともに、供給部（３）から繰り出される育苗箱（１）を
順次水平移送路（Ｒ）に沿わせて集積部（６）に向けて
載置移送するように構成しである。ベルトコンベアで水
平移送路（Ｒ）を構成するも良い。

前記供給部（３）は、コンベア（４）始端部に人為供給
によって育苗箱（１）を上向きに積重ねて成る積載部（
２）のうちの最下段苗箱以外のものを支持する装置部分
（図示せず）を作用させながら最下段苗箱を送出し装置
部分（図示せず）によってコンベア（４）に送出するよ
うに構成してあり、積重ねを解除すると共に育苗箱（１
）を１箱ずつコンベア（４）の搬送始端部に自動−的に
繰り出し供給するようにしである。

前記洗浄部（５）は、コンベア（４）の下方から上向き
に噴水して主として育苗箱（１）の底を洗う下ノズル部
分（１０）と、搬送育苗箱（１）の上方から下向きに噴
水して主として育苗箱（１）の内部を洗う上ノズル部分
（１１）とで成るウォータジェット式としてあり、ポン
プ（Ｐ）によって高圧の水を各ノズル部分（１０）、　
（１１）に供給する。

前記水切り乾燥部（７）は、コンベア（４）の下方から
上向きに圧搾空気を噴出する下噴出部（１２）と、搬送
育苗箱（１）の上方から下向きに圧搾空気を噴出する上
噴出部（１３）とから成るエアジェツト式の水切り部（
１４）と、コンベア（４）の上下に配置したヒータ（１
５）、　（１５）で成る乾燥部（１６）とで構成されて
いる。

前記集積部（６）は、コンベア（４）終端の下方位置に
後下りの傾斜姿勢で台枠（１７）を配置して成り、コン
ベア終端から落下してくる育苗箱（１）を上向き姿勢の
ままで、かつ、前後端を揃えた状態で所定段数積み重ね
られるようにしである。

前記台枠（１７）の所定高さ位置の揃え面（１８）には
スイッチ（１９）が取付けてあり、育苗箱か設定数を越
えて尚も積み重ねられると、その過剰供給された育苗箱
（１）によってスイッチ（１９）が入り、洗浄装置全体
を停止させるようにしである。

つまり、台枠（１７）からの育苗箱洗浄装置の取り出し
忘れがあるとスイッチ（１９）が作動するのである。

そして、台枠（１７）に積み重ねられた所定段数の育苗
箱（１）を人為作業によって自動梱包部（８）に運び、
梱包するのである。

〔別実施例〕

第２図に示すように集積部（６）を構成しても良い。

すなわち、コンベア（４）終端から送出されてきた育苗
箱（１）を受は止め、そして、上方へ押し上げる昇降自
在なエレベータ棚（２０）を有した持上げ装置（Ａ）を
設け、この持上げ装置（Ａ）の上方部位に持上げられた
育苗箱を下から順次積み上げる支持枠（２１）、および
支持枠（２１）に積み重ねられた所定段数の育苗箱（１
）を後方へ押し出すブツシャ−（Ｂ）から集積部（６）
を構成する。

前記持上げ装置（Ａ）の育苗箱受止め面（２２）にはス
イッチ（２３）が備えられており、搬送されてきた育苗
箱（１）か該スイッチ（２３）を押し込むことによって
前記エレベータ棚（２０）か上昇する。

そして、支持枠（２１）下端には上方にのみ揺動可能な
片持ち状の一方面クラッチステー（２４）が設けてあり
、上昇してきた育苗箱（１）の上昇を許容するとともに
、積み重ねられた育苗箱（１）を、その下方への移動を
阻止して支持する部材としても機能する。

前記支持枠（２１）には所定段数積み重ねられたことを
検出するスイッチ（２５）か設けてあり、育苗箱（１）
がこのスイッチ（２５）を押すことによって、ブツシャ
−（Ｂ）が作動し、梱包部（８）の搬送上手側に設けら
れたストック部（Ｃ）に押し出すのである。

第３図に示すように、ブツシャ−（Ｂ）を省略し、替わ
りに支持枠（２１）上部に所定段数積み上げられたこと
を表示するマーキング（２６）を取りつけて集積部（６
）を構成しても良い。この場合では、育苗箱（１）がマ
ーキング（２６）高さに達すると人為的にその積層育苗
箱（１）　　・・をストック部（Ｃ）に送り出すのであ
る。

育苗箱（１）の移送状態を、平面視において移送方向に
対して傾斜させ、かつ、相隣る育苗箱（１）、　（１）
の前後端部か横方向でラップするようにしても良い。そ
して洗浄部（５）の噴水か横長に飛散するように構成す
ると好都合である。

また、洗浄部（５）は、コンベア（４）を−段下げてジ
ェット水流を生じさせた水槽中を育苗箱（１）か通過す
るようにして構成するも良い。

さらに、供給部（３）において育苗箱（１）を弾性保持
具によって支持しておき、先行する育苗箱との移送間隔
か設定値になるとリミットスイッチか作動するようにし
、このリミットスイッチの作動まで弾性保持具の支持状
態を維持するように構成しても良い。

尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係る育苗箱洗浄装置の実施例を示し、第
１図は全体構成図、第２図は別実施例の全体構成図、第
３図は第２図における集積部の別実施例を示す図である
。（１）・・・・・育苗箱、（２）・・・・・・積載部、
（３）・・印・供給部、（４）・・・・・・コンベア、
（５）・・・・・・洗浄部、（６）・・・・・・集積部
。

Claims

【特許請求の範囲】

育苗に使用された後の空の育苗箱（１）を積上げる積載
部（２）、この積載部（２）から育苗箱（１）を１個ず
つ繰り出す供給部（３）、繰り出された育苗箱（１）を
一定経路に沿って移送するコンベア（４）、移送中の育
苗箱（１）を水洗する洗浄部（５）、および洗浄後の育
苗箱（１）を上下方向に所定段数積み重ねる集積部（６
）を備えて成る育苗箱洗浄装置。