JPH056269Y2 - - Google Patents

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JPH056269Y2
JPH056269Y2 JP1985187150U JP18715085U JPH056269Y2 JP H056269 Y2 JPH056269 Y2 JP H056269Y2 JP 1985187150 U JP1985187150 U JP 1985187150U JP 18715085 U JP18715085 U JP 18715085U JP H056269 Y2 JPH056269 Y2 JP H056269Y2
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seedling
conveyor
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box
elevator
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は播種装置により播種された育苗箱を多
数積込んで搬出する育苗施設における育苗箱積込
搬出装置に関する。
(ロ) 従来技術 従来の育苗施設における育苗箱積込装置は出芽
台を積込部にセツトし、積込後搬出していた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 前記既知の育苗施設における育苗箱積込搬出装
置は出芽台を育苗箱積込装置に出入れしていたの
で、出芽台を出入れする間その部位で積込むこと
ができず、所定時間内に積込能率を上げるために
は装置が著しく大型となり、コスト高になつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、播種装置の排出部に育苗箱積込装置
を連設し、該育苗箱積込装置における育苗箱を重
合して下降する積込エレベーターの下部に、押出
体を有する搬出コンベアを前記エレベーターから
延出させて配設し、該搬出コンベアの搬送終端に
それと略直交する台車コンベアを受継可能に設
け、前記搬出コンベアの終端回行部上に後端が前
記台車コンベア上の出芽台の上面側部に接近して
いて前記育苗箱及び押出体を支持案内する案内板
を設けて連設することにより積込んだ育苗箱を搬
出コンベアで搬出し、これを出芽台に移送するよ
うにして、高能率積込を可能となすと共に搬出コ
ンベアから出芽台への育苗箱の移行をスムーズに
かつ確実になして前述の諸問題を解決した。
(ホ) 作用 播種装置から搬出された育苗箱は積込エレベー
ターにより順次積重ねられ、所定数積重ねられる
と搬出コンベアが回動して積み重ねられた育苗箱
を搬送し、搬送終端では案内板に載つた育苗箱を
押出体が台車コンベア上の出芽台上に押し出し、
前記押出体が戻るとき、案内板はそれを支持案内
し、積込エレベーターは直ちに次の育苗箱を受止
めながら積込みを行なう。
(ヘ) 実施例 本考案の一実施例を図面について説明すると、
1は土入装置、均平装置、播種機、潅水装置及び
覆土装置等を有する播種装置のコンベアであつ
て、その終端には連続状態で搬出される育苗箱A
……を離間させる高速の送込コンベア2を連設し
てある。
3は機枠4の左右に上下2対前後方向にして支
承した回転軸……であつて、それらの回転軸3…
…の両端に装着したスプロケツト6……には多数
のL型桟7……を取付けてなる上下方向のチエン
8,8を張設して揚送エレベーター10を構成し
ており、左右の各L型桟7,7は育苗箱Aの横幅
(狭い側)を支持する間隔になつており、上方の
回転軸3,3の端部にはモーター11をウオー
ム、ウオームギヤ11b及びギヤケース11aを
介して連結してあり、前記送込コンベア2の終端
は第1図に示すように揚送エレベーター10の後
部まで突出している。
また、前記揚送エレベーター10の後部の機枠
5にも左右に上下一対の回転軸13……を支承
し、それらの回転軸13……に取付けたスプロケ
ツト15……には下降行程で育苗箱A……を支持
しながら30段積重ねるL型桟16,16が取付け
られたチエン20,20を張設し積込エレベータ
ー21に構成してあり、上方の回転軸13,13
にはモーター20aをギヤケース20bを介して
連動連結してある。
そして、前後の機枠4,5の上部間にはローラ
ーコンベア22を設けてあり、前方の機枠4の上
部に支承された横軸23に取付けた左右一対のス
プロケツト23a,23aと、後方の機枠5の上
部の前部寄に支承された横軸23に取付けた左右
一対のスプロケツト23a,23aとに左右一対
のチエンを張設し、これらのチエンに揚送された
育苗箱Aの後面に重合する2枚の押板24,24
を等間隔に取付けて縦送装置25に構成してあ
る。
更に、前後の機枠4,5間の下部に軸支したス
プロケツト26,26と、後方の機枠5の後方下
部に軸支したスプロケツト27,27にはチエン
コンベアからなる搬出コンベア28を張設してあ
り、この搬出コンベア28に乗架した押出板30
は基部が該搬出コンベア28の後部に連結された
押し棒31,31の先端部に取付けてあり、この
押し棒31,31の基部は待機状態で前記搬出コ
ンベア28の前部のスプロケツト26の近傍に位
置しており、後方の軸32aはモーター32に連
動連結されている。
また、前記搬出コンベア28の搬出側には出芽
台車33a(又は出芽台33)を載せて移動させ
る台車コンベア34を設けてあり、該台車コンベ
ア34は第3〜6図に示す如く台枠35の両端部
に軸支したスプロケツト36……に張設されてい
て、一方の軸37がモーター38により回転駆動
されるので回動し、前記台枠35の前側には前記
搬出コンベア28の後部に設けた案内板40を挾
んで長さLの前面枠41,41を立設し、後側に
は長さlの後面枠42を立設してあり、該後面枠
42と前記前面枠41,41の対向面には多数の
ガイドローラ43……を列状に軸支してある。
前述の育苗箱積込装置において、播種装置のコ
ンベア1から縦方向(長手方向)を前後方向にす
ると共に前後を衝合した状態で搬出された播種済
の育苗箱A……は送込コンベア2により前記コン
ベア1より高速で分離搬送されて停止している揚
送エレベーター10のL型桟7,7上に送込まれ
る。
そして、リミツトスイツチLS1が育苗箱Aを検
出すると、モーター11が起動して揚送エレベー
ター10が上昇回動し、位置感知センサーS1が1
ピツチ揚送されたことを感知すると前記モーター
11が停止すると共に縦送装置25のモーターが
起動し、揚送された最上段の育苗箱Aの幅の狭い
後面全体を押板24が押して積込エレベーター2
1に移行させる。この時、床土は育苗箱Aの上縁
より盛り上がつていて側壁の上面に載ることがあ
り、この状態で積重ねると不安定になるが、縦送
装置25により次に積み込まれる育苗箱Aの下面
が既に積み込まれた育苗箱Aの上面を摺動して余
分な床土を掻き落すので整然と安定した状態に積
み込むことができ、リミツトスイツチLS2は育苗
箱Aが所定の位置まで到達した(但し第1番目の
育苗箱AはL型桟16,16上に載る)ことを検
出し、それによりモーター20aが起動して積込
エレベーター21が下降し、育苗箱Aが下降して
リミツトスイツチLS2から外れてそれが非検出に
なると、モーター20aが停止し、結局積込エレ
ベーター21は1ピツチだけ下降作動して停止し
1段だけ積込んで受入れ姿勢(第2番目の育苗箱
Aは第1番目の育苗箱A上に載る)になり、LS2
の検出により他方の押板24が待機位置に到達し
て位置感知センサーS2が検出すると縦送装置25
は停止し、次いで前記リミツトスイツチLS1が育
苗箱Aを検出すると揚送エレベーター10が1ピ
ツチ揚送し次ぎの育苗箱Aが押し出される。
このような積込作動を反復して積込エレベータ
ー21に所定数、例えば30個の育苗箱Aが集積さ
れたことをカウンターが検出すると、積込エレベ
ーター21が回動して積上げられた育苗箱Aが搬
出コンベア28上に載り、L型桟16,16を位
置感知センサーS3が検出すると積込エレベーター
21が停止して受入体制となる。
前記搬出コンベア28は積上げられた育苗箱A
が載るとモーター32が起動して搬出し、搬出コ
ンベア28の終端部では育苗箱A……が案内板4
0上に載つて案内され、押出板30も案内板40
上に載つて積上げられた育苗箱A……を出芽台3
3(又は出芽台車33a)上に押し出し、リミツ
トスイツチLS4が所定の位置まで押出したことを
検出すると、モーター32が逆回転するので押出
板30が後退し、それをLS3が検出すると所定の
位置で停止する。
一方、前記台車コンベア34にフオークリフト
等で第4図において後面枠42の左側から供給し
た出芽台33を載せ、その右端部を前記搬出コン
ベア28と対面させて積上げた育苗箱A……を受
入れるようにし、後面枠42の前記搬出コンベア
28と対向する部位に育苗箱A……が出芽台33
上に移行したことを検出するリミツトスイツチ
LS5を設け、それを起点として前面枠41に出芽
台33が1箱分移動したことを検出するリミツト
スイツチLS6〜8を設けてあり、リミツトスイツチ
LS5が育苗箱Aを検出すると、モーター38が回
転し、それにより台車コンベア34が右側へ1箱
分移動してリミツトスイツチLS6が出芽台33を
検出するとモーター38が停止する。
この間に次の出芽台33を台車コンベア34に
載せておき、前の出芽台33を搬出すると、後の
出芽台33は、台車コンベア34により所定位置
に搬送される。
そして、前の出芽台33がLS8を検出して停止
したならば、この出芽台33をフオークリフト等
で出芽室に搬入する。
また、出芽台33を台車コンベア34上に載せ
る場合、台車コンベア34の設置面Bは第6図に
示す如く前記揚送エレベーター10及び積込エレ
ベーター21等を設置した床面Cより低くしてあ
り、出芽台33が台車コンベア34に載つた状態
で車輪33b……の下面が床面Cと一致している
ので、出芽台33を押し込んで台車コンベア34
に載せ、育苗箱A……を積込んだ出芽台33は他
側から引き出す。
なお、車輪ガイド45,45は台車コンベア3
4により移動する出芽台33の車輪33bを一定
方向にして案内する。
このような育苗箱積込み行程における揚送エレ
ベーター10から積込エレベーター21へ育苗箱
Aを移動させる時、及び所定数積上げた育苗箱A
を押し出す時等にその長い縦側板を押すことがな
く、短くて変形し難い横側板を押すので、育苗箱
A内の床土が圧縮されて側板の内側に間隙を生ず
ることがなく、育苗した苗を移植する時、欠株が
発生することがない。
しかも、積込エレベーター21が所定数の育苗
箱を積込むと、それが搬出コンベア28により搬
出され、積込エレベーター21は次の育苗箱を受
入れる態勢になつているので、連続的な積込みを
行なうことができる。
また、前記積込エレベーター21が積込んだ育
苗箱Aを搬出コンベア28により搬出する行程で
は育苗箱の供給方式と関係がないので、揚送エレ
ベーターを斜設したコンベア又はその他の手段に
置換しても本考案の目的を達成することができ
る。
また、従来のもののように長大な傾斜したコン
ベア、ローラーコンベアからなる広い仕分け搬送
フロア等を設けると移動中に育苗箱が振動し、そ
れにより床土が過度な圧縮鎮圧現象が生じるので
育苗中に苗が酸欠状態になり生苗を阻害される
が、本考案では送込コンベア2と縦送装置25と
により育苗箱Aを僅かな距離だけ移送し、他は多
数個(この例では7個)の育苗箱を一ピツチづつ
ゆつくり上昇させる揚送エレベーター10と育苗
箱Aの高さづつゆつくり下降させる積込エレベー
ター21で昇降させるので床土の圧縮現象が殆ど
発生せず、前記生育障害を生ずることがない。
更に従来の育苗箱積込装置は出芽台車をリフタ
ーにより昇降させて1個約7Kg程度の育苗箱を積
込むので、2〜4列目を積込む時、前に積込んだ
1〜3列目のものをも積込んだ状態で重量の大な
る出芽台車をも昇降させる必要があり、従つて極
めて大型のリフターを設置しなければならず、装
置全体が大型化してコスト高になると共に多大な
動力を要したが、本考案においては出芽台車33
a(又は出芽台33)は昇降させることなく待機
させておき一列として積込んだ育苗箱A……を搬
出して出芽台33に移行させるのでコストダウン
を図ることができると共に動力を著しく節減する
ことができる。
(ト) 考案の効果 本考案は、播種装置の排出部に育苗箱積込装置
を連設し、該育苗箱積込装置における育苗箱Aを
重合して下降する積込エレベーター21の下部
に、押出体を有する搬出コンベア28を前記積み
込みエレベーター21から延出させて配設し、該
搬出コンベア28の搬送終端にそれと略直交する
台車コンベア34を受継可能に設け、前記搬出コ
ンベア28の終端回行部上に後端が前記台車コン
ベア34上の出芽台33の上面側部に接近してい
て前記育苗箱A及び押出体を支持案内する案内板
40を設けたので、積込エレベーター21が所定
数の育苗箱Aを積込むと、それを搬出コンベア2
8が搬出して積込エレベーター21が直ちに受入
態勢になり、育苗箱積込装置を小型化し得てコス
トダウンを図ることができ、しかも、搬出コンベ
ア28が積み重ねられた育苗箱Aを搬出して台車
コンベア34に積み込む時、積み上げられた育苗
箱Aを上下で挟持しなくとも案内板40により支
持案内して整然と移行させることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであつて、
第1図は育苗箱積込装置の側面図、第2図は同上
平面図、第3図は同上背面図、第4図は台車コン
ベアの平面図、第5図は同上背面図、第6図は同
上側面図である。 10……揚送エレベーター、21……積込エレ
ベーター、28……搬出コンベア、30……押出
板、34……台車コンベア、40……案内板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 播種装置の排出部に育苗箱積込装置を連設し、
    該育苗箱積込装置における育苗箱Aを重合して下
    降する積込エレベーター21の下部に、押出体を
    有する搬出コンベア28を上記積込エレベーター
    21から延出させて配設し、該搬出コンベア28
    の搬送終端にそれと略直交する台車コンベア34
    を受継可能に設け、前記搬出コンベア28の終端
    回行部上に後端が前記台車コンベア34上の出芽
    台33の上面側部に接近していて前記育苗箱A及
    び押出体を支持案内する案内板40を設けたこと
    を特徴とする育苗施設における育苗箱積込搬出装
    置。
JP1985187150U 1985-12-04 1985-12-04 Expired - Lifetime JPH056269Y2 (ja)

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JP1985187150U JPH056269Y2 (ja) 1985-12-04 1985-12-04

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JP1985187150U JPH056269Y2 (ja) 1985-12-04 1985-12-04

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Publication Number Publication Date
JPS6296023U JPS6296023U (ja) 1987-06-19
JPH056269Y2 true JPH056269Y2 (ja) 1993-02-18

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ID=31137360

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JP1985187150U Expired - Lifetime JPH056269Y2 (ja) 1985-12-04 1985-12-04

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6274834A (ja) * 1985-09-26 1987-04-06 Yanmar Agricult Equip Co Ltd 育苗箱積出し装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6274834A (ja) * 1985-09-26 1987-04-06 Yanmar Agricult Equip Co Ltd 育苗箱積出し装置

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JPS6296023U (ja) 1987-06-19

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